2021年11月04日公開
2021年11月04日更新
【さんかく窓の外側は夜】非浦英莉可の正体は呪い屋?能力・過去や実写版キャストは?
「さんかく窓の外側は夜」は、作者・ヤマシタトモコによって連載されていた漫画で、2021年1月に実写映画が公開されました。ここでは、「さんかく窓の外側は夜」に登場する非浦英莉可(ヒウラエリカ)について紹介します。非浦英莉可の正体は「呪い屋」と言われていますが、その能力や呪いを掛ける方法などを紹介します。また、非浦英莉可の過去に迫り、なぜ「呪い屋」になったのか?貯金箱とは?についても見ていきます。また、実写映画の非浦英莉可のキャスト・平手友梨奈について紹介します。
非浦英莉可とは?
さんかく窓の外側は夜の作品情報
「さんかく窓の外側は夜」は、月刊「MAGAZINE BE×BOY」で2021年1月号まで連載されていたホラー・ミステリー漫画です。原作者はヤマシタトモコで、コミックは全10巻が発売され、発行部数は200万部以上となっています。また、2021年10月からテレビアニメ版がTOKYO MX他で放送されています。
漫画「さんかく窓の外側は夜」を原作として実写映画「さんかく窓の外側は夜」が製作されました。公開は2021年1月で、主要キャストは、主人公・冷川理人役に岡田将生、三角康介役に志尊淳、そして非浦英莉可役を平手友梨奈が演じました。
さんかく窓の外側は夜の概要
「さんかく窓の外側は夜」は、除霊師の探偵と霊視ができる書店員がペアを組んで除霊や殺人事件を解決するホラー作品です。ホラー、ミステリー要素に加えてボーイズラブ的な要素もある作品となっています。この漫画「さんかく窓の外側は夜」を原作として、「ワタナベエンターテインメント」と「松竹」の共同プロジェクトとして誕生したのが実写映画です。実写映画版はPG12指定となっています。
さんかく窓の外側は夜のあらすじ
書店員の三角康介は子どもの頃から霊が見える体質です。ある日、書店を訪れた除霊師の冷川理人が三角康介の能力を見抜き、自身が営む除霊事務所の助手に抜擢します。除霊の仕事を手伝うことになった三角康介は、様々な経験を積んでいきます。そんな中、半澤という刑事から、1年前に発生した連続殺人事件の謎について話を聴いた二人は、事件の謎に迫ります。
非浦英莉可のプロフィール
「さんかく窓の外側は夜」の登場人物・非浦英莉可(ひうらえりか)は女子高校生で「呪い屋」です。冷川理人と三角康介のコンビと出会い、彼らが追う事件に関わる重要人物です。
非浦英莉可の正体は呪い屋?能力をネタバレ
「さんかく窓の外側は夜」の非浦英莉可は高校生ですが、正体は呪い屋だということで、ここからは、非浦英莉可の呪い屋としての能力をネタバレで見ていきます。
考察①呪いをかけるときは標的に話しかける
非浦英莉可は人を呪う方法は、呪いを掛けようと決めた人(標的)に話しかけることから始めます。例えば、標的が道を歩いていたら道を尋ねるなど、ちょっとした言葉を掛けて振り向かせます。そして、何気なく道を尋ねながら、常人には聞こえない声で呪いの言葉を掛けます。
考察②呪いをかけるときに名乗る
非浦英莉可が標的を呪うとき「私は非浦英莉可です」と、自身の名前を告げます。呪いの声なので、外に聞こえることはありません。ただし、教団の先生からは名乗ることは危険が伴うので止めるように指導されています。しかし、危険を伴うことで呪いの効果が上がるということと、呪いを掛けられた標的は死んでしまうので、英莉可は名乗ることを続けています。
実写映画「さんかく窓の外側は夜」では、非浦英莉可の呪いで死んだ霊が「ヒウラエリカに騙された」と言ったことから事件が動きます。
考察③逆木はボディーガード?
逆木は暴力団の構成員で、教団では非浦英莉可のボディーガードをしています。逆木はボディーガードといっていますが、実は先生からの指示で英莉可を監視する役を務めています。霊感のない逆木は英莉可の能力の影響を受けることがほとんどないからです。先生からの指示で監視役を担う逆木ですが、英莉可とは距離を保ちながらも親しくなっていきます。英莉可が心を開いて話せる唯一の人物です。
考察④呪いの貯金箱を作る
非浦英莉可は教団の先生の指示で貯金箱を作っています。貯金箱とは、憎しみ、恨みなどの人の悪意を貯めた箱のことです。貯金箱は人が多く集まる場所、例えば繁盛している店などに置いておくことで簡単に悪意を貯金箱に貯めることができます。先生は、お金を出してでも殺して欲しいと考える者が大勢いると言います。そして、貯金箱に貯まった悪意が英莉可の呪いの力にもなるということです。
非浦英莉可としては貯金箱を使って人の悪意を集め、更にお金も集めるという先生のやり方は良いことではないと思っています。しかし、強大な先生の力の前に逃げることもできず、先生の言う通りに人を呪うことを止められずにいます。
非浦英莉可の過去・幼少期や両親
「さんかく窓の外側は夜」の非浦英莉可の呪い屋としての能力や、呪いを掛ける方法などをネタバレで見てきました。ここからは、非浦英莉可が呪い屋として目覚めるきっかけになったエピソードを見ていきます。
非浦英莉可は幼少期に霊感があると気づいた
非浦英莉可が自分自身に霊感があることを悟ったのは、幼少期です。きっかけは、友達と遊び終わって別れた後、一人で帰っていると、後から黒い人影がついてくることに気づきました。英莉可が「ダメだよ」と声を掛けてみても、ついてくるのを止めません。とうとう英莉可は家に連れて帰ってきました。母に「お客さんだ」と紹介しますが、母には姿が見えないようです。
それ以来、黒い人は英莉可の家の近くにいて、英莉可に「いれて」と声を掛けます。英莉可は、つい「いいよ」と答えるのですが、その夜はいつも悪夢になります。この黒い人は家に入るのが目的ではなく、英莉可の心の中に入ることが目的のようです。黒い人を受け入れる度に英莉可は彼らの「死」を体験し、英莉可の心の中に残されていくのでした。
非浦英莉可のお母さんの死
非浦英莉可が「呪い屋」になるきっかけとなった出来事は、母の死です。ある日、英莉可は母と一緒にショッピングに出かけます。その最中、ナイフを持った男が突然現れ、母に襲い掛かりました。英莉可を守ろうとして盾になった母は男に背中から斬りつけられ、死亡してしまいます。次に男は英莉可に狙いを定め、向かってきます。英莉可は男に対して憎悪を込めて、母よりも痛い目に遭って永遠に苦しむがいい、と願います。
英莉可が強く願ったことで、英莉可の中に潜んでいた「死」が出現し、男の内部へと侵入。男の目から黒い血潮が溢れ、全身が震え始めました。以来、男は牢の中で狂い続けているということです。
非浦英莉可のお父さんは先生と出会う
母の死にすっかり落ち込んだ父は「掌光の教え」という教団の先生に出会います。それ以来、精神の落ち着きを取り戻した父は、何となく気づいていた英莉可の霊能力について先生に相談。英莉可と会った先生は、一目見て彼女の能力に気づきます。人の役に立つことができるだろうと言う先生に従い、父は英莉可をその教団に入団させます。こうして、英莉可は先生の指示で次々と人に呪いを掛ける「呪い屋」になったということです。
非浦英莉可の実写キャスト
ここまで「さんかく窓の外側は夜」の非浦英莉可が「呪い屋」になったきっかけのエピソードを見てきました。ここからは、実写映画「さんかく窓の外側は夜」で非浦英莉可を演じているキャスト・平手友梨奈について紹介します。
平手友梨奈のプロフィール
「さんかく窓の外側は夜」の実写版キャスト、平手友梨奈は2001年6月25日生まれ、血液型・O型、愛知県出身です。2015年から欅坂46のメンバーとして活動、2020年に脱退。その後はソロ歌手として「ダンスの理由」をリリース、また、ドラマや映画に出演するなど、女優として活動を開始しました。
平手友梨奈の主な出演作品
「さんかく窓の外側は夜」の実写版キャスト、平手友梨奈の主な出演作品は、2016年欅坂46主演作「徳山大五郎を誰が殺したか?」平手友梨奈、2017年「残酷な観客達」葉山ゆずき、2021年「ドラゴン桜(第2シリーズ)」岩崎楓、「風の向こうへ駆け抜けろ」芦原瑞穂。映画では、2018年「響-HIBIKI-」鮎喰響、2021年「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」佐羽ヒナコ。
非浦英莉可に関する感想や評価
さんかく窓の外側は夜はBLだし愛の話ですよ!!まぁ私が好きなのはそこだけじゃなくて迎くんの幅広い親愛と世渡り上手なところと英莉可ちゃんの超かっこいいところなんですが……英莉可ちゃんマジで主人公と言っても過言ではないので
— やきやき (@subcullove) October 25, 2021
「さんかく窓の外側は夜」はボーイズラブ的なところが好きですが、それだけでなく占い師の迎系多や、かっこいい非浦英莉可が好きだということです。特に非浦英莉可は、主人公のような存在だという感想です。
さんかく窓の外側は夜、
— だいまる🍎✨ (@rad258374727) January 23, 2021
見てきました!
凄い面白かった!人間の怖さ、人を信じる勇気とか色々なことを考えさせられた映画だった!
あとみんなの演技がうますぎる…
あの映画にいたのは平手友梨奈ではなくヒウラエリカだった!表情凄くて感情を揺さぶれました👶
「さんかく窓の外側は夜」の実写映画の感想です。とても面白く、人間の怖さや信じる勇気などを考えさせられたということです。また、キャストの演技が上手いということで、特に非浦英莉可役を演じた平手友梨奈の演技が良かったという感想です。
さんかく窓の外側は夜を読んでた時から、ヒウラエリカは芸能人で言うと平手ちゃんっぽいな、って思ってた。凄く嬉しいし、しっくりくる。楽しみ。漫画も面白いのでおすすめ、ぜひ。
— 凪海 (@sgnm___) March 4, 2020
「さんかく窓の外側は夜」の漫画を読んで、ヒウラエリカ(非浦英莉可)の役は平手友梨奈が合うと考えていたということです。実写映画が楽しみだということと、漫画版も面白く、お薦めしたいそうです。
非浦英莉可まとめ
いかがでしたか?「さんかく窓の外側は夜」の非浦英莉可(ヒウラエリカ)の呪い屋としての能力や呪いの方法、過去や呪い屋になったきっかけを見てきました。非浦英莉可は幼少期に霊感に気づきますが、人を呪うきっかけになったのが、母の死でした。貯金箱に集めた人の悪意を力に、非浦英莉可は呪いの能力を強めていきました。
2021年1月に公開された実写映画「さんかく窓の外側は夜」で、非浦英莉可役のキャストは平手友梨奈です。ここでは平手友梨奈のプロフィールや主な出演作品を紹介しました。ツイッターでは平手友梨奈の演技が良かったという感想が寄せられていました。これからも、漫画とともに実写映画での非浦英莉可に注目して、「さんかく窓の外側は夜」をお楽しみください。