【ザ・ファブル】実写映画版の評価・感想はひどい?キャストや原作ファンの声を紹介

実写映画版「ザ・ファブル」はV6の岡田准一さんが主演を務めた作品ですが、実は映画を見たファンから「ひどい」「つまらない」という感想が寄せられているのをご存知でしょうか?実写映画版「ザ・ファブル」は同名の漫画を実写化したものですが、その内容がひどいと低評価が多く、大きな話題となりました。今回はそんな実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」「つまらない」という低評価の感想が多い理由について、あらすじのネタバレやキャストの紹介とともに解説していきます。

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目次

  1. ザ・ファブルの映画とは?
  2. ザ・ファブルの映画の評価・感想はひどい?つまらない理由を考察
  3. ザ・ファブルの実写映画キャスト一覧
  4. ザ・ファブルの映画が面白いといわれる理由
  5. ザ・ファブルの映画あらすじネタバレ
  6. ザ・ファブルの映画結末ネタバレ
  7. ザ・ファブルの映画に関する感想や評価
  8. ザ・ファブルの映画がひどいという評価や感想まとめ

ザ・ファブルの映画とは?

実写映画版「ザ・ファブル」は同名の漫画である「ザ・ファブル」が原作のアクション映画です。主演にV6の岡田准一さんを迎え、脇を固めているキャストも豪華な顔ぶれとなっている「ザ・ファブル」について、映画の作品情報や原作についてまず初めに解説していきます。

ザ・ファブルの映画の概要

実写映画版「ザ・ファブル」は2019年6月に公開されました。監督は「ガチ★星」や「めんたいぴりり」の江口カン監督が担当し、脚本を「20世紀少年」や「GANTZ」「MONSTERZ モンスターズ」などで知られている渡辺雄介さんが担当しました。実写映画版「ザ・ファブル」の主題歌はレディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」が起用され、スタイリッシュかつユーモラスなアクション映画となりました。

その後、第1作目のキャストを続投した続編「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」が2021年6月に公開されました。当初第2作目となる「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は2021年2月に公開予定でしたが、コロナウイルスによる影響を考え公開が延期されていました。第1作目からの変更点として、第2作目の脚本は「亜人」や「サイレント・トーキョー」などで知られている山浦雅大さんが起用され、江口カン監督と共同で制作されています。

ザ・ファブルの映画の原作

実写映画版「ザ・ファブル」の原作は南勝久先生による同名の漫画です。「ザ・ファブル」は「週刊ヤングマガジン」で2014年から2019年までに第一部が連載され、第二部となる「ザ・ファブル The second contact」は2021年から連載開始され、2021年7月現在も連載が継続されています。

そんな「ザ・ファブル」は2017年に「第41回講談社漫画賞」で一般部門を受賞し、2021年7月現在までに22巻(第一部)まで発売されている単行本の売り上げは、900万部を突破する大ヒット作品となっています。その後2019年に第1作目となる実写映画版「ザ・ファブル」が公開され、その2年後となる2021年に第2作目の実写映画版「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」も公開されています。

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ザ・ファブルの映画の評価・感想はひどい?つまらない理由を考察

V6の岡田准一さんが主演を務めた実写映画版「ザ・ファブル」ですが、実は低評価の感想が多い事をご存知でしょうか?低評価の感想の中には、「ひどい」や「つまらない」といった感想も多く、大人気漫画の実写映画版としては「大コケ」したとまで言われていました。次はそんな実写映画版「ザ・ファブル」が低評価の感想が多い理由について考察していきます。

ひどいと言われる理由①原作ファンからすると期待外れ?

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」と言われている理由1つ目は、実写映画版「ザ・ファブル」が原作ファンにとって「期待外れ」だった為と言われています。実際に実写映画版「ザ・ファブル」は、映画評論における評価では、低評価は少なくなっていました。しかしその中で、低評価を寄せているほとんどの感想が、原作ファンによるものでした。「ザ・ファブル」は元々漫画としての人気が高い作品です。

原作自体が高評価の多い作品である事から、実写映画化するに当たって多くの原作ファンは期待を寄せていました。しかし実際に映画化してみると、2時間という限られた時間の中にストーリーを詰め込んだような映画となっていました。原作「ザ・ファブル」における緻密に練られた展開と伏線がほとんど生かされず、映画の盛り上がりシーンもオリジナル脚本だった事が、低評価に繋がった大きな理由の1つと考察されています。

ひどいと言われる理由②ファブルの設定がおかしい?

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」と言われている理由2つ目は、ファブルの設定に違和感がある事です。原作の「ザ・ファブル」に登場する殺し屋・ファブルは、完全無欠の殺し屋で、全てに置いてパーフェクトな存在として描かれています。しかし実写映画版「ザ・ファブル」では、主人公・ファブルがピンチに陥るようなシーンもあり、無敵ではあるものの完全無欠の殺し屋ではありませんでした。

この大きな設定の違いが、原作ファンにとっては「崩してほしくないファブルの設定」を覆してしまっており、実写映画版「ザ・ファブル」を受け入れる事ができない理由となっているようです。実写映画化するに当たって、2時間の中でストーリーに起承転結が必要となり、ファブルに訪れるピンチは致し方ない脚本であったと言われていますが、原作ファンにとっては「ひどい」と感じてしまう原作改変であったと考察されています。

ひどいと言われる理由③本筋に全く必要ないシーンが多い

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」と言われている理由3つ目は、本筋に関係のないシーンが多い事です。実写映画版「ザ・ファブル」では、登場人物の中でストーリー展開に必要のないキャラクターも多いという感想が寄せられています。そしてそのストーリーに関係のないキャラクターの会話が無駄に多いという感想も同時に寄せられていました。これによって、映画が「だらけている」印象を受けていると言われています。

実写映画版「ザ・ファブル」に必要のないシーンの1つが、「明の妹・洋子が酒豪である」という設定です。「ザ・ファブル」に登場する洋子は酒豪である事がポイントとして描かれていました。その原作の設定が実写映画版でも描かれましたが、洋子が酒豪である意味が、全く本筋で生かされていませんでした。酒豪である事が物語のポイントになる事もなく、ただの酔っ払いとして描かれている事が低評価に繋がったと言われています。

ひどいと言われる理由④ファブルの幼少期の回想シーンが多い

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」と言われている理由4つ目は、ファブルの幼少期の回想シーンが多い事です。殺し屋ファブルこと佐藤明は、幼少期から殺し屋としての訓練を受けてきました。その訓練の成果もあって、伝説の殺し屋・ファブルとなり得た訳ですが、その工程を描く幼少期のエピソードが、実写映画版「ザ・ファブル」では、何度も回想シーンとして組み込まれています。

「ファブルが如何にして伝説となったのか」という工程を描くだけであれば、物語の冒頭シーンに回想を組み込めば良いところを、物語の中で事あるごとに回想シーンを組み込んでいます。この物語の構成が、「くどい」という印象を与えているようで、映画を見た人からは「何度も回想シーンがある必要があるのか?」という疑問も挙がっていました。この回想シーンの多用も、映画の評価を下げる要因の1つと言われています。

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ザ・ファブルの実写映画キャスト一覧

「ひどい」「つまらない」といった評価の多い実写映画版「ザ・ファブル」ですが、起用しているキャストは非常に豪華な顔ぶれである事が話題となっていました。アクションシーンに定評のあるV6の岡田准一さんを主演に迎え、脇を固める俳優陣も主役級のキャストとなっています。次はそんな実写映画版「ザ・ファブル」に出演している豪華なキャスト陣を詳しくご紹介していきます。

佐藤明・ファブル役/岡田准一

実写映画版「ザ・ファブル」のキャスト1人目は主人公・佐藤明(ファブル)役の岡田准一さんです。佐藤明は幼少期から訓練を受けた殺し屋で、その腕前は「伝説」と言われる程でした。そんなファブルを演じている岡田准一さんは、V6に所属するアイドルながら、高い身体能力を生かした「アクション俳優」としても活躍されています。

今回実写映画版「ザ・ファブル」でも体を張ったアクションシーンの数々に挑戦されており、スタントマンなしで取り組んだアクションシーンも多く、その迫力が高い評価を得ていました。そして実写映画版「ザ・ファブル」では、コメディー要素も多く、普段はクールな印象の強い岡田准一さんが演じるギャグシーンも、大きな話題となっていました。

佐藤洋子役/木村文乃

実写映画版「ザ・ファブル」のキャスト2人目は、明の妹・佐藤洋子役の木村文乃さんです。木村文乃さんは人気上昇中の女優で、様々な役柄をこなすオールマイティーな印象の強い女優の1人と言われています。実写映画版「ザ・ファブル」では伝説の殺し屋・ファブルの相棒を演じ、作中でもファブル程ではないものの、アクションシーンの数々をこなしています。

主にファブルの補佐役として指示を出す事がメインではあるものの、人質を救う為自身も敵地に乗り込むなど、男前な性格をした洋子は、酒豪である事が明かされています。強いお酒を好む洋子は、人を酔い潰す事が好きで、自身も酔っ払って他人に絡むなどお茶目で可愛らしい一面も持っています。特に、岬役の山本美月さんとのシーンが姉妹のようで、微笑ましいという感想も寄せられていました。

清水岬役/山本美月

実写映画版「ザ・ファブル」のキャスト3人目は、明のバイト先となるデザイン事務所で働いている清水岬役の山本美月さんです。岬は明と偶然出会い、その後仕事を探していた明に自身の働くデザイン事務所を紹介しました。明の妹・洋子とも仲良くなり、佐藤兄妹と親交を深めていく岬ですが、実は岬にはヤクザ絡みでトラブルに巻き込まれた過去がありました。

そんな過去のトラブルが災いとなり、再びトラブルに巻き込まれてしまった岬を、明は救う為「殺さず」の掟を胸に敵のアジトへと潜入を試みます。このように実写映画版「ザ・ファブル」の中で、岬はヒロイン的な立ち位置のキャラクターで、そんな岬を演じたのは、若手女優の中でも実力派として有名な山本美月さんです。そして芯が強く優しい女性である岬を、山本美月さんは見事に演じていると評価されていました。

フード役/福士蒼汰

実写映画版「ザ・ファブル」のキャスト4人目は、ファブルを付け狙う謎の男・フード役の福士蒼汰さんです。フードは「伝説の殺し屋・ファブル」の正体を追っており、彼に心酔していました。ファブルと殺し合う為、ファブルを追っており、自身は殺しも請け負う「何でも屋」としてヤクザに雇われていました。そしてフードは、ファブルへの報復を目論む雇い主に依頼され、ファブルの命を狙っていました。

実写映画版「ザ・ファブル」の中で、ファブルの強敵として登場するフードを演じたのは、若手俳優の福士蒼汰さんでした。福士蒼汰さんは、「実力派俳優」としても有名で、端正な顔立ちを生かした「眼光」の演技は一定の評価が寄せられている俳優です。今回福士蒼汰さんは、実写映画版「ザ・ファブル」で、ファブルとの体を張ったアクションにも挑戦しており、長い手足を生かしたダイナミックなアクションが高評価を得ていました。

小島役/柳楽優弥

実写映画版「ザ・ファブル」のキャスト5人目は、ファブルのボスが親交のある暴力団・真黒組の舎弟である小島役の柳楽優弥さんです。小島は、ファブルの正体を知る少ない人間の中の1人である海老原の直属の舎弟にあたり、殺人罪によって服役していました。実写映画版「ザ・ファブル」では、服役を終えて出所した小島が、風俗業を開業しようとし、商売敵であるヤクザの舎弟を殺してしまった事からトラブルが始まっていきます。

実写映画版「ザ・ファブル」において、台風の目となる重要な役どころである小島を演じたのは、子役時代から多くの賞を受賞していた演技派俳優の柳楽優弥さんです。小島は乱暴で粗雑な性格をしていますが、素直で真っ直ぐな一面もありどこか憎めない難しい人物です。そんな小島を柳楽優弥さんは見事に演じており、「つまらない」などという低評価が多い本作の中で、「小島役は素晴らしい」と高評価が多く寄せられていました。

砂川役/向井理

実写映画版「ザ・ファブル」のキャスト6人目は、ファブルを敵対視している真黒組幹部・砂川役の向井理さんです。砂川は顔に傷がある男で、真黒組の幹部を担っていました。砂川は主に風俗関係の取り締まりを行なっており、その腕っ節から次期組長の声も寄せられる将来有望な人物です。しかし小島によって自身の舎弟を殺され、真黒組にも不信感を抱いた砂川は、以降真黒組を乗っ取る事を画策するようになりました。

ファブルにとって敵対組織のリーダーとなる砂川役を演じた向井理さんは、爽やかなイメージの強い俳優ですが、今回実写映画版「ザ・ファブル」では下剋上を目論むヤクザとして、イメージとは真逆の悪役を見事に演じています。フードなどと違いアクションシーンは少なめですが、鬼気迫る演技が評価され、完全無欠の伝説の殺し屋・ファブルをピンチに陥れた敵役を熱演されていました。

コード役/木村了

実写映画版「ザ・ファブル」のキャスト7人目は、ファブルを追う謎の男・フードの相棒、コード役の木村了さんです。コードはフードの相棒で、主に雇い主などとの連絡を行なっている人物です。フードのような圧倒的な強さやオーラはなく、「町のごろつき」程度のチンピラ風の男ですが、フードと共にファブルを追い詰めていく重要なキャラクターです。

フードに比べると脇役感のあるキャラクターのコードですが、コードもフード同様に殺しも厭わない何でも屋で、実写映画版「ザ・ファブル」では小島や人質の岬を追い詰める悪役となっています。そんなコードを演じるキャストの木村了さんは、小柄ながら演技派俳優として活躍されており、ヤクザ者から正統派王子風の役まで幅広く演じており、本作でも「ハマり役」と評価され、福士蒼汰さん同様に高評価が寄せられていました。

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ザ・ファブルの映画が面白いといわれる理由

前述してきたように、実写映画版「ザ・ファブル」は「ひどい」「つまらない」といった評価が原作ファンからは多く寄せられていました。しかし、一方で「ひどい」「つまらない」といった感想だけでなく、実写映画版「ザ・ファブル」が「面白い」という評価も一定数あるようです。次はそんな実写映画版「ザ・ファブル」の「ひどい」「つまらない」だけではなく「面白い」と言われている理由をご紹介していきます。

面白いといわれる理由①主人公の強さをセリフでなく動きで最初に描く

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」「つまらない」だけではなく「面白い」と言われている理由1つ目は、ファブルの強さをセリフではなく動きで冒頭に描いた事です。ファブルは伝説の殺し屋と言われている人物です。その強さは凄まじく、ファブルは「相手を6秒以内に殺す事ができる」と言われています。そんな強さを示す為に、実写映画版「ザ・ファブル」では冒頭にとあるシーンが描かれています。

その冒頭シーンというのが、ヤクザの会合に潜入したファブルが、サイレンサー付きの拳銃で次々とターゲットを殺していくというものでした。そのスピードが凄まじく、「ターゲットを6秒以内に殺す」というファブルの天才的な殺しのテクニックを見せつけるシーンとして、スマートな演出がされています。この演出はCM監督出身の江口カン監督ならではと言われており、「面白い」と感じさせる理由の1つになっているようです。

面白いといわれる理由②舞台の大阪へ場所を移すまでの経緯

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」「つまらない」だけではなく「面白い」と言われている理由2つ目は、物語の舞台となる大阪までファブルが移動する経緯の演出です。ファブルはボスの命令で「普通の生活を送る」というミッションを課せられます。これによってファブルは大阪へ移動するのですが、そこまでの経緯が非常にスマートにまとまっていると言われていました。

ファブルが一仕事終え、ボスの元へ向い、ボスからミッションを課せられるシーンへ繋がっていくのですが、その所々で、ファブルがどのような人間なのかという事が盛り込まれています。ファブルの猫舌という弱点と、お笑いのセンスが人とはずれている事など、「ファブルという人間」を知ってもらう為のシーンがコンパクトにまとまっており、物語の本筋である大阪までスマートに移動していて分かりやすいと高評価を得ていました。

面白いといわれる理由③キャストの演技

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」「つまらない」だけではなく「面白い」と言われている理由3つ目は、キャストの演技力です。実写映画版「ザ・ファブル」には豪華なキャストが揃っており、演技派俳優として評価を得ている俳優も起用されています。その1人として、小島役を演じた柳楽優弥さんが特に高い評価を得ていました。小島はファブルの同僚岬を陥れようとしたり、組の構成員を独断で殺したりと破茶滅茶な人物です。

そんな性格である事から、小島は本作においてトラブルメーカーという立ち位置にある人物でした。そんな小島を柳楽優弥さんはコミカルかつ狂気的に演じています。この柳楽優弥さんの秀でた演技力によって、実写映画版「ザ・ファブル」はより人を惹きつける作品となっており、「ひどい」「つまらない」という低評価が多いものの、一方で「面白い」と感じさせる作品になっていると言われていました。

面白いといわれる理由④アクションシーン

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」「つまらない」だけではなく「面白い」と言われている理由4つ目は、アクションシーンが盛り込まれていた事です。実写映画版「ザ・ファブル」はアクション映画に位置付けられており、主演の岡田准一さんの身体能力を生かしたスピーディーなアクションシーンが目玉となっています。このアクションシーンの質の高さが、視聴者を惹きつける魅力の1つとなっているようです。

伝説の殺し屋と呼ばれているファブルが、目にも止まらぬ速さで銃を撃つガンアクションや、壁を伝って建物に侵入するアクロバティックなアクションシーンなど、見どころが盛りだくさんに詰め込まれていました。特に、クライマックスになるゴミ処理場でのアクションシーンは、手に汗握るカットも多く、視聴者を飽きさせない工夫がされていました。そんなアクションシーンが実写映画版「ザ・ファブル」の最大の魅力と言われています。

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ザ・ファブルの映画あらすじネタバレ

ここまで実写映画版「ザ・ファブル」の「ひどい」「つまらない」と評価されている理由と、逆に「面白い」と評価されている理由をそれぞれご紹介してきました。次はそんな賛否両論ある実写映画版「ザ・ファブル」がどのような内容の作品なのか、物語のあらすじをネタバレ紹介していきます。

あらすじネタバレ①普通の生活をしようとする明

実写映画版「ザ・ファブル」のあらすじネタバレ1つ目は「普通の生活をしようとする明」です。ファブルと呼ばれる伝説の殺し屋・佐藤明はある日、ボスから「1年間普通の生活を送る」というミッションを課せられました。それには理由があり、1年間普通に生活する事ができれば、ファブルはより強い殺し屋になる事ができるというものでした。

幼少期から殺し屋として生活してきた明にとって普通の生活を送る事は簡単なことではありませんでした。しかしボスはこのミッション中に人を殺した場合、ボスがファブルを殺すとルールを設けました。これによってファブルはいかなる状況でも殺しをする事ができない制約ができてしまいました。殺し屋として生きてきた明にとって「誰も殺さない生活」への挑戦がこうして始まりました。

あらすじネタバレ②海老原の誘い

実写映画版「ザ・ファブル」のあらすじネタバレ2つ目は「海老原の誘い」です。明はボスの命令で、大阪へ向かいました。大阪にはファブルが世話になっている「真黒カンパニー」がファブルに住む場所を用意していました。こうして大阪にやって来た明を海老原が誘い出しました。そして海老原は、明に借金を抱えたプロレスラーの男を殺すように命じました。

ボスから殺しを止められているファブルは、そのプロレスラーの男をたった3秒で戦闘不能状態にし、海老原に好きにするように言いました。しかし海老原は男を殺さなかったファブルに対し銃を向けます。明はそこで海老原に頭を下げ、「1年間この街で普通の生活をさせて欲しい」と頼みました。そんなファブルに、海老原は命について問いました。この海老原の問いに明は「ボスからもらったインコを大切にしたい」とだけ答えました。

あらすじネタバレ③小島の出所

実写映画版「ザ・ファブル」のあらすじネタバレ3つ目は「小島の出所」です。小島は海老原の弟分で、浮気された事に腹を立てて自分の妻を殺し、8年間服役していました。そんな小島が出所し、出所してすぐに自分が金を貸していた風間という男の元へ向かいました。そしてそこで小島は風間をいとも簡単に殺してしまいました。これによって小島は砂川に目をつけられる事になってしまいました。

あらすじネタバレ④仕事を始める明

実写映画版「ザ・ファブル」のあらすじネタバレ4つ目は「仕事を始める明」です。海老原に普通の生活とは仕事もこなす事だと言われ、明は仕事を探し始めました。しかし殺し屋の仕事しか知らない明は、面接での受け答えで、答えなくてもいい事まで話してしまい、なかなか仕事が見つかりませんでした。そんな明が街を歩いていると、少し前に喧嘩に巻き込まれた明を手当てしてくれた岬と再会します。

仕事を探している明の姿を見た岬は、明を自分の職場に連れていきました。そしてすぐに社長と面接し、そこで社長の提示した安い賃金でも良いという明を即採用しました。こうして明は晴れてデザイン事務所のアシスタントという仕事が決まり、「普通の生活」への第一歩を踏み出していきました。

あらすじネタバレ⑤海老原の入院

実写映画版「ザ・ファブル」のあらすじネタバレ5つ目は「海老原の入院」です。明は以前に岬の境遇について海老原から聞いており、自分達のような人間が関わっていい人間ではないと釘を刺されていました。しかし岬が家の鍵を無くしたという事で、妹と同居していた明の家に泊まらせる事になりました。関わってはいけないと言われていた海老原の忠告に背く事を詫びる為、明は海老原の元を訪ねていきます。

しかし家から出て来たのは出所したばかりの小島でした。小島は明に敵意をむき出しにし、ナイフを突きつけます。しかしそんな状況でも明は動じる事はありませんでした。そんな明の様子を見た小島はナイフをしまいました。そして小島は海老原を呼びに行きますが、そこには不整脈による心筋梗塞で倒れている海老原の姿がありました。そして意識を失っていた海老原は、病院に運ばれ、入院する事になってしまいました。

あらすじネタバレ⑥拉致された小島とミサキ

実写映画版「ザ・ファブル」のあらすじネタバレ6つ目は「拉致された小島と岬」です。小島は風俗業を開業しようと目論んでおり、その店のナンバーワンとして過去にアダルトビデオへの出演経験がある岬を誘っていました。当初断っていた岬ですが、母親を人質に取られ、仕方なく岬は小島の元へ向かいます。しかしそこで、小島を拉致しようと乗り込んできたフードとコードに鉢合わせし、小島と岬は拉致されてしまいました。

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ザ・ファブルの映画結末ネタバレ

結末ネタバレ①戦う決意を固める明

砂川による真黒カンパニー転覆計画の一環で、海老原を社長の座から引き摺り下ろす為に利用された小島は、たまたまその場に居合わせてしまった岬と共に拉致されてしまいました。岬が拉致された事を知った明は、救出に向かう覚悟を決めました。ボスからの命令で武器も全て手元にない明は、ホームセンターなどで手に入るものを使って武器を作っていきます。

ボスからの命令に背こうとしている兄を止めていた妹の洋子ですが、岬を救う為決意を曲げない明の姿を見て、洋子も明を手伝う覚悟を決めました。明は岬にたくさん借りがある事から、岬が困っていたら助けるのは「普通」の事だと思っていました。その為にボスの命令に背く事になっても、岬を救出することが最優先だと明は腹を括っていました。

結末ネタバレ②ミサキの救出

小島と岬が捕らえられているゴミ処理場に潜入した明は、部屋に閉じ込められ、襲われそうになっていた岬を見つけ出し、物陰に隠れるように指示しました。岬を隠した明は次に小島の元へ向かいますが、小島の周りにはファブルを待ち構えている砂川の手下が大勢待機していました。そんな敵の陣地の真ん中へファブルは飛び込んでいき、ゴミを処理する穴に落ちそうになっていた小島をギリギリのところで救出しました。

小島を救出した明は岬を連れて脱出しようと、岬の隠れる場所へ向かおうとしますが、追って来ていたフードに捕まってしまい一騎討ちとなりました。その間に隠れ場所を離れていた岬の元へフードが向かいますが、岬を追い詰めていたフードを洋子が倒しました。しかし岬は足場の悪い場所へ逃げ込んでしまい、足を滑らせて落下してしまいました。そんな岬を、寸前のところでフードを倒した明が救出し、無事岬を助ける事ができました。

結末ネタバレ③普通の生活へ

命懸けの救出劇が終わり、岬は自分の部屋で目が覚めました。起きてすぐに岬は明と洋子の元を訪れますが、そこには普段通りお酒を楽しんでいる2人の姿がありました。そして明は岬に約束していた似顔絵をプレゼントします。その似顔絵を見て岬は思わず泣いてしまいました。死んでしまうかもしれないような状況から無事脱する事ができた安堵と、明の約束を守る健気な性格に岬は心打たれ、しばらく今手元にある幸せを噛み締めました。

一方で救出された小島は、生きた状態で海老原の元へ明によって運ばれました。自分が退院するまで大人しくするようにと指示されていたにも関わらず、勝手な行動を取り、周囲の人間を巻き込んだ落とし前として、海老原の手によって小島は始末されました。そして明達が倒したフードとコードは、命までは奪われておらず、明はボスとの約束を守っていた事が判明します。こうしてやっと明の「普通の生活」が再びスタートしていきました。

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ザ・ファブルの映画に関する感想や評価

こちらは実写映画版「ザ・ファブル」の映画オリジナル脚本部分が「つまらない」と感じた方の投稿です。原作の「ザ・ファブル」ファンにとっては、不満要素は多いようで、「つまらない」という評価は多く寄せられていました。

こちらは実写映画版「ザ・ファブル」の「つまらない」要因は、コメディー要素と考察されている方の投稿です。実写映画版「ザ・ファブル」では、所々でコメディー要素が散見しています。そんな状況が原作ファンには特に受け入れがたく、結果として「つまらない」評価につながっている言われていました。

こちらは実写映画版「ザ・ファブル」を面白いと感じた方の投稿です。「ひどい」「つまらない」という低評価が多い本作ですが、一方で「面白い」という感想も寄せられています。その中でも特に、ほとんどスタントなしで挑んだ岡田准一さんのアクションシーンは目を奪うものがあり、高評価へと繋がっていました。

ザ・ファブルの映画がひどいという評価や感想まとめ

実写映画版「ザ・ファブル」が「ひどい」と言われている評価や感想についてのまとめはいかがだったでしょうか?本作は岡田准一さんのアクションシーンをメインにした作品と言われており、魅力的なアクションシーンは高評価がつけられていました。しかしあらすじでもご紹介して来ましたが、無駄な会話やシーンも多く、物語の構成について低評価をつけている感想も多いようです。

特に原作ファンにとっては実写映画版「ザ・ファブル」は「ひどい」出来だと言われており、映画としての評価は低い事が多くなっています。そんな原作ファンにとっては低評価の作品ではありますが、一方でアクションシーンなどが魅力的で、「面白い」と感じる要素も多くなっているようです。そんな実写映画版「ザ・ファブル」をご覧になった事がない方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?

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