関ヶ原の豪華キャスト一覧！映画版とドラマ版の出演者を比較紹介【岡田准一】

2017年に公開された映画「関ヶ原」にはアイドルグループV6のメンバーである岡田准一をはじめ、豪華キャストが多く出演しています。今回は映画「関ヶ原」に出演したキャスト陣にスポットを当て、画像と共に現在での活躍などを詳しく一覧でまとめていきます。また1981年に3夜連続で放送されたドラマ版「関ヶ原」に出演したキャストに関しても一覧でまとめていき、映画版との役どころの違いも紹介していきます。

映画「関ヶ原」は原田眞人が監督と脚本を務め、2017年8月26日から公開されました。原作は司馬遼太郎による歴史小説「関ヶ原」で、ドラマ化を経て初めて映画化されました。徳川家康と石田光成の2人を主人公としており、天下分け目の戦いである「関ヶ原の戦い」に至るまでの歴史上人物のドラマを描いています。一覧で紹介するキャストには岡田准一や有村架純を起用しており、有村架純は本作で時代劇に初挑戦となりました。

映画「関ヶ原」の主人公であり、西軍を率いて徳川家康率いる東軍と最後まで戦った男・石田三成を演じたキャストは岡田准一です。大阪府出身で1980年11月18日生まれの現在37歳で、一覧で唯一のジャニーズ事務所所属のアイドルで、「V6」のメンバーとして活動しています。V6のメンバーの中でも多くの映画・ドラマに出演している演技派として知られており、2015年には最優秀主演男優賞・最優秀助演男優賞を受賞しています。

映画「関ヶ原」以外での俳優としての代表作に、2006年放送のドラマ「木更津キャッツアイ」のぶっさん役や、2012年公開の映画「図書館戦争」の堂上篤役などがあり、出演した作品では主演を演じる事が多くなっています。また声優としてもアニメ作品や吹き替えで活躍しており、スタジオジブリ作品「ゲド戦記」のアレン役や、「コクリコ坂から」の風間俊役など、宮崎吾朗監督作品に連続で出演しどちらも主人公を担当しています。

趣味は格闘技で、インストラクターの資格を3つ持っているという事です。格闘技にハマったきっかけは2007年から放送されていたドラマ「SP」シリーズに出演した事からで、「SP」で井上薫役を演じた際の激しいアクションシーンはすべてスタントを使わず本人が挑戦しているという事です。また岡田准一は私生活では2017年12月23日に女優の宮崎あおいと結婚した事を2人の連名でのファックスで発表しました。

映画「関ヶ原」のもう一人の主人公で、天下を取るために東軍を率いて石田三成と戦った戦国武将・徳川家康を演じたキャストは役所広司です。長崎県出身で1956年1月1日生まれの現在62歳で、難関と言われる俳優養成所「無名塾」の試験に合格したことで所属し、「無名熟」が主催している舞台などの活動を経て、1980年にNHK連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」に出演した事でテレビドラマデビューを果たしました。

役所広司が主演が主演を務め1996年に公開された映画「Shall we ダンス?」が大ヒットし、1997年には大ヒット映画「失楽園」にも出演するなど多くの話題作に出演しており、現在大御所俳優の1人となっています。2005年にはアメリカ映画「SAYURI」にも出演した事でハリウッドにも進出し、その後2006年公開の映画「バベル」ではブラッド・ピットと共演するなど、日本が誇る俳優として海外にも知られるようになります。

役者としての生活は30年を超え、長年の俳優業が評価された事で、平成24年に日本政府からそれぞれの分野の著名人に贈られる「紫綬褒章」が送られました。また役所広司の趣味はロードバイクで、専用の服を着ずに普段着で乗り回していることが多く、「無名塾」時代も自転車を使って通っていたという事で、現在乗っている高額な年代物のロードバイクも非常に大切に乗っているとの事です。

映画「関ヶ原」のヒロインで、石田三成に惹かれているくノ一である初芽を演じたキャストは有村架純です。兵庫県出身で1993年2月13日生まれの現在25歳で、一覧のキャストの中で一番の若手女優になります。高校生であった2009年に「FLaMme」のオーディションを受けて合格した事で2010年の4月に上京し、同年の5月にテレビドラマ「ハガネの女」に出演した事で女優としてデビューを果たしました。

その後2011年には映画「ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-」のあさみ役で映画初主演に抜擢され、さらに2013年にはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、主人公の母親の若き頃の役を演じた事で知名度と人気を爆発的に上げました。翌年の2014年にはVIPタイムズ社によるアンケートである「2014年にブレイクを期待するタレント」では1位を獲得し、注目の若手女優として世間から期待が集まりました。

性格は自分の意思をしっかりと持っているタイプで、中学生の時からテレビドラマを観ていると、「私ならこう演じる」など考えていたそうです。それから実際に自分が女優として活動するようになってからはさらに向上心を持って役を演じているようで、常にもっとプロ意識を高めようと思っていたと語っています。しかし自分の事を「真面目すぎるところも難点で、遊び心が無いんですよ」とも語っていました。

映画「関ヶ原」で、石田三成に仕えて西軍の猛将として活躍した島左近を演じたキャストは平岳大です。東京都出身で1974年7月27日生まれの現在44歳で、俳優の平幹二朗と女優の佐久間良子の息子として知られています。2002年に舞台「鹿鳴館」に出演して俳優としてデビューし、平と佐久間との親子共演も果たしています。もともと佐久間は息子の役者活動は反対していましたが、無事にデビューを迎えた事でOKを出したとの事です。

俳優業を中心に活動しており、代表作に2004年放送のドラマ「犬神家の一族」の犬神佐武役や、2012年公開の映画「逆転裁判」の御剣信役などがあります。趣味は長年やっているフラメンコで、経験を活かして舞台などでもフラメンコを披露すると、他の役者と比べて圧巻だと評価する観客が多く、レベルの高さがうかがえます。また私生活では2016年7月12日に一般女性との結婚を発表しました。

また役者を初めて間もない時期に猫を2匹飼いだしており、それぞれサンダーとサモンという名前だそうです。サンダーは浅草の雷門にいたホームレスの男性から託された猫で、飼いだした途端にNHKの大河ドラマの出演が決まったという事で平は招き猫と称しています。サモンは自分がいない時にサンダーが寂しいのではないかという事で飼いはじめ、その時期から平は俳優以外でもテレビ出演の機会が多くなっていったという事です。

映画「関ヶ原」で、もともとは豊臣秀吉の部下でしたが、途中で徳川家康に寝返った小早川秀秋役を演じたキャストは東出昌大です。埼玉県出身で1988年2月1日生まれの現在30歳で、高校在学時にファッション雑誌「メンズノンノ」のオーディションに合格した事で専属モデルとしてデビューを果たしました。2012年に映画「桐島、部活やめるってよ」に出演した事をきっかけにモデルを卒業し俳優業をメインに活動する事になります。

その後2013年に連続テレビ小説「ごちそうさん」に西門悠太郎役のキャストとして選ばれ、2014年には映画「クローズEXPLODE」で主人公である鏑木旋風雄役に抜擢されるなど活躍し、オリコンによる「ブレイク俳優ランキング」では4位という結果になりました。また私生活では「ごちそうさん」で共演した杏と結婚予定であることを2014年12月26日に発表し2015年の1月1日に地元である埼玉県の市役所に婚姻届を提出しました。

将棋を趣味としており、プロ将棋棋士の藤森哲也とは友人であるため、よく藤森が東出の自宅を訪れて将棋の指南をおこなっていたという事です。また2016年にノンフィクション映画「聖の青春」で羽生善治役を演じた際には実際に羽生が使用していた眼鏡を譲り受け、撮影にも使用していたとの事ですが、東出は将来「羽生善治記念館」が出来たらそこに所蔵されるべきものなので、それまで預かっている状態と語っていました。

映画「関ヶ原」で、関ヶ原の戦いの発端を作ったキーパーソンであり、石田三成とともに徳川家康を討とうとする直江兼続役を演じたキャストは松山ケンイチです。青森県出身で1985年3月5日生まれの現在33歳で、2002年にテレビドラマ「ごくせん」に出演した事で俳優デビューを果たしました。2004年には映画「ウイニング・パス」で主人公・小林健太役に抜擢され、映画「デスノート」ではL役に選ばれた事で知名度が広がりました。

2007年には「セクシーボイスアンドロボ」で主人公である須藤威一郎役を演じ、映画「神童」や「親指さがし」をはじめ6本の映画に出演するなど飛躍の年となりました。役作りの際には非常にストイックだとされており、映画「NANA」でベーシストのシン役を演じる時にはベースを一通り弾けるまで練習し、映画「GANTZ」に出演した時には役である加藤勝に合わせるために7キロもの体重を増量しました。

一覧の役者の中でも個性の強いキャラクターを演じる機会が多いため、「日本のジョニー・デップ」と呼ばれた事があり、ジョニー・デップ主演の映画「スウィーニー・トッド」のジャパンプレミアに招待された際にはジョニー・デップが気さくにファンにサインや握手をしているところをみて驚いたと語っています。また私生活では2011年に女優の小雪と結婚し、2018年現在3人の子供の父親となっています。

映画「関ヶ原」で、島左近の妻である花野を演じたキャストは中越典子です。佐賀県出身で1979年12月31日生まれの現在38歳で、専門学校在学時からファッション雑誌「ViVi」でモデルとして活動していました。高校卒業後の1999年に「天国のkiss」の佐藤碧役を演じた事で女優デビューを果たし、その後2003年に連続テレビ小説「こころ」で主人公・こころ役を演じました。以後女優業をメインに活動するようになります。

2005年にはドラマ「義経」の建礼門院徳子役を演じた事で大河ドラマデビューもし、バラエティ番組「サラリーマンNEO」にレギュラー出演していた時にはコントにも挑戦するなど活動の場を広げていきました。また私生活では「サラリーマン金太郎」シリーズで共演していた永井大と12月30日に婚姻届を提出し、2015年8月2日に披露宴をおこないました。2017年には男児を出産し、現在は第2子を妊娠中とのことです。

また2018年は世界40か国が参加している「世界バラ連合」の設立50周年を迎えたという事でバラの年と言われていて、中越典子は現在NHKの番組「バラと暮らす12か月」という番組の企画にレギュラー出演しています。内容はバラ初心者である中越典子が専門家などのアドバイスを受けながら1年間かけてバラを育成していくというもので、現在は第6回まで放送されており、現在ファンだけでなく主婦にも人気の番組になっています。

映画「関ヶ原」で、石田三成率いる西軍の島右近の幼馴染である尼僧の妙善を演じたキャストは壇蜜です。秋田県出身で1980年12月3日生まれの現在37歳で、29歳の時に芸能事務所にスカウトされたことで芸能界デビューし、一覧キャストの中で唯一のグラビアアイドル出身者になります。エロチシズムにこだわりを持っており、番組に出演した時の過激な発言などが目立つため、独特の雰囲気を持つ人物として世間に知られています。

2013年にドラマ「お天気お姉さん」に出演した事で役者としてデビューを果たし、それからは女優業にも力を入れていくようになります。テレビドラマでは2013年に「半沢直樹」の藤沢未樹役を演じ、映画では「地球防衛未亡人」で主人公である天野ダン役を演じました。また壇蜜は芸能界デビューする前に多くの資格を取得しており、「調理師免許」や「遺体衛生保全士資格」などをはじめ、様々なジャンルのものがあります。

そんな壇蜜の趣味は読書で、普段のまともな生活を保つにはまともではないものに出会う必要があり、本はまともではないものに出会う事が出来るから定期的に読むと語っています。漫画も好きで、さかもと麻乃が原作の「リスランタンプティフルール」という漫画にハマっており、ピュアな恋愛の物語も好きだという女性らしい発言もしていました。また主人公が猫などの動物が擬人化している漫画も癒されるから好きだという事でした。

映画「関ヶ原」で、徳川家康の部下として東軍の指揮をとっていた井伊直政役を演じたキャストは北村有起哉です。東京都出身で1974年4月29日生まれの現在44歳で、1998年に映画「カンゾー先生」に出演した事で俳優デビューを果たしました。それからはテレビドラマを中心に活動し、近年では連続テレビ小説「わろてんか」の月の井団真役や、「アンナチュラル」の宍戸理一役が記憶に新しいものとなっています。

俳優になろうと思ったきっかけは高校2年生の時の文化祭で「仁義なき戦い」の上演で脚本と出演を担当した事で、この事により女子生徒4人に同時に告白され、役者というものに興味を持ったと語っていました。また私生活では2013年に以前から交際していた女優の高野志穂と結婚し、翌年の2014年には第1子となる男児が誕生しました。高野志穂は優しくて頼りになる父親であると語っています。

映画「関ヶ原」で徳川家康に仕えるくノ一として活躍する蛇白役を演じたキャストは伊藤歩です。東京都出身で1980年4月14日生まれの現在38歳で、幼少の頃から家族が応援してくれていた事もあり女優を目指すようになり、1993年に映画「水の旅人-侍KIDS-」に出演した事で女優デビューを果たしました。それから役者として活動をしていく中で英語力の必要性を感じたことからニューヨークに10か月語学留学をしました。

代表作に妻や夫の不倫を描いた作品「昼顔」の北野乃里子役があり、夫に浮気される妻を熱演して世間の注目を集めました。その後2015年にはドラマ「その男、意識高い系。」で坪倉春子役を演じて連続ドラマ初主演を務めました。また近年は音楽活動も始めるようになりアーティストである「JUDY AND MARY」のYUKIやCHARAと共に「ミーン・マシーン」というバンドを組み、伊藤歩はボーカルを務めています。

役者を始めた時期から役作りにストイックであり、16歳の時に作品の中でヌードを披露し、映画「リリイ・シュシュのすべて」では頭が丸坊主のキャラクターを演じるために実際に頭を刈り上げていました。そんな伊藤歩の趣味は乗馬やサーフィンといったアウトドアなものが多く、アクティブに外に出る事が好きだという事です。しかしドラマなどで演じている役に差し支えないように日傘は欠かさないと語っていました。

映画「関ヶ原」で、天下統一を成し遂げ関白にまで上りつめた豊臣秀吉役を演じたキャストは滝藤賢一です。愛知県出身で1976年11月2日生まれの現在41歳で、もともとは映画監督を目指して高校卒業後に上京しましたが、映画「バレット・バレエ」のオーディションに合格した事をきっかけに俳優に興味が湧き、活動をしていくようになります。その後一覧で紹介した役所広司が在籍していた「無名塾」に所属する事になります。

「無名塾」時代は舞台を中心に活動していましたが、2008年に映画「クライマーズ・ハイ」に神沢周作役で出演し、演技力が認められたことで10年の区切りをつけて「無名塾」を退塾し、テレビドラマや映画の世界に活動の場を移すことになります。その後2009年にNHKドラマ「外事警察」にレギュラー出演が決まったため、今まで勤めていた居酒屋や運送会社などのアルバイト先を辞めて、俳優業に専念するようになります。

役者として非常にストイックであり、2014年に放送されたドラマ「S -最後の警官-」に出演した際にはゲスト出演という事にもかかわらず役作りのために10キロの減量をこなしたという事でした。また2010年に公開された映画「ゴールデンスランバー」では主人公の整形後を演じる事になり、自分は使わないはずの主役のセリフをすべて覚えたというエピソードもあります。私生活では2009年に無名塾時代の後輩の女性と結婚しました。

ドラマ「関ヶ原」で主人公である石田三成を演じたキャストは加藤剛です。静岡県出身で1938年2月4日生まれで、2018年6月18日に胆嚢がんのため80歳で亡くなりました。代表作にTBSのドラマ「大岡越前」の大岡忠相役があり、36年間同役を演じきりました。そのほかにも「三匹の侍」や「剣客商売」など多くの作品に出演し、2018年にテレビドラマ「事件」の熊倉喜久夫役が加藤剛の遺作となりました。

役者として信念を持って真面目に取り組んできており、たばこも吸わず酒も飲まず、ギャンブルも一切やらなかったそうです。仕事に没頭していたため世間の事に疎いところがあり、長男が1人暮らしを始めた際には普段は行かないスーパーに買い物に行き「焼かないでも食べられる珍しい焼きそばを買ってきた」とカップ焼きそばを差し出し、長男は「珍しくないよ」と言いたかったが言わずに2人で食べたというエピソードがあります。

ドラマ「関ヶ原」で、石田三成の部下のくノ一である初芽を演じたキャストは松坂慶子です。東京都出身で1952年7月20日生まれの現在66歳で、高校2年生の時にスカウトされた事で女優としてデビューする事になり、もともとは清純派女優として活躍していましたが、映画「事件」に出演した事で世間のイメージを覆し、1979年に出演した映画「配達されない三通の手紙」での演技が認められ、トップ女優の1人となりました。

近年では映画「牙狼-GARO- 〜蒼哭ノ魔竜〜」にジュダム役で出演し、激しいアクションやワイヤーシーンもこなしてみせ、還暦を迎えているとは思えない身のこなしで役をこなしました。アクションシーンは初めて演じ、以前からアクションはやってみたかったがやる機会が全くなかったと語っていました。また2018年に大河ドラマ「西郷どん」に出演した事で、女性としての大河ドラマ最多出演数9回を記録しました。

ドラマ「関ヶ原」で東軍を率いて天下をとるために石田三成と戦う武将・徳川家康を演じたキャストは森繁久彌です。大阪府出身の1913年5月4日生まれで、2009年の11月10日に都内の病院にて老衰で亡くなりました。生前は俳優業以外にもバラエティ番組への出演やシンガーソングライターとしての歌手活動など様々なジャンルで活躍していました。テレビ番組では独特なトークを繰り広げるため森繁節と呼ばれて人気となっていました。

没後は告別式に当時首相であった小泉純一郎をはじめ、親交のあった梅宮辰夫や樹木希林など多くの芸能人や政界関係者参列しました。また生前の芸能活動の功績が評価され、日本政府から国民栄誉賞が授与され、俳優での国民栄誉賞の受賞は4人目となりました。また森繁久彌は一覧の中で唯一のコメディアン出身であり俳優から転身したので、芸人から役者になりたがる人物の事を「森繁病」と称する事がありました。

ドラマ「関ヶ原」で、もとは豊臣秀吉の部下でしたが家康の東軍に寝返った小早川秀秋役を演じたキャストは国広富之です。京都府出身で1953年4月23日生まれの現在65歳で、1977年にドラマ「岸辺のアルバム」に出演した事で俳優デビューを果たし、八重歯が印象的な甘いルックスであったことから女性を中心にファンが増え、アイドル的な人気を得ました。その後「赤い絆」や「噂の刑事トミーとマツ」など人気作に出演しました。

大河ドラマに多く出演していましたが、1979年に放送されたドラマ「草燃える」で源義経を演じて好評を得てからは大河ドラマへ出演する事は無くなりました。しかし2012年にドラマ「平清盛」にゲスト出演した事で33年ぶりの大河ドラマ出演となりました。私生活では趣味に絵画がありプロ級の腕前で、1993年に画集を出版した事があります。また国広富之は1988年に一般女性と結婚し、2人の娘の父親となっています。

ドラマ「関ヶ原」で、石田家の重臣であり西軍の猛将として猛威を振るった島左近役を演じたキャストは三船敏郎です。中国・青島市出身の1920年4月1日生まれで、1997年12月24日に77歳で全機能不全のため亡くなりました。生前は三船プロダクションを設立し、俳優のほかに映画監督や映画プロデューサーとして多くの作品を手掛けてきました。俳優としての出演作は「七人の侍」や「男はつらいよ」シリーズが有名です。

また黒澤明監督の作品に多く出演しており、1948年に出演した「醉いどれ天使」ではヤクザ役を演じ、三船敏郎をスターに押し上げた作品となりました。黒澤明監督は撮影現場では妥協を許さない非常に厳しい人物として知られていましたが、三船敏郎に対してのみ自由に演じさせており、高い信頼を寄せていたことが分かります。しかし1965年公開の映画「赤ひげ」を最後に黒澤明監督の映画には出演しなくなります。

ドラマ「関ヶ原」で、石田三成の忠実な部下として活躍し、関ヶ原の戦いのきかっけを作った人物である直江兼続を演じたキャストは細川俊之です。福岡県出身の1940年12月15日生まれで、2011年1月14日に急性硬膜下血腫により70歳で亡くなりました。二枚目俳優として名を馳せており、なおかつ美声であったためパーソナリティーを務めていたラジオ番組「ワールド・オブ・エレガンス」は16年続く長寿番組となりました。

アニメ作品「あしたのジョー」の力石徹の声を担当している事も有名です。歌手としても活動しており、1973年にアラン・ドロンとダリダのデュエット曲である「あまい囁き」の日本語バージョンを中村晃子と共にカバーした際には細川の美声が話題になり、日本でも人気曲となりました。また2004年からは大阪芸術大学芸術学部で教授としても活動しており、1年に10回の講義を担当していました。

ドラマ「関ヶ原」で、徳川家康に仕え東軍の指揮をとっていた井伊直政役を演じたキャストは井上孝雄です。東京都出身の1935年3月21日生まれで、1994年10月16日に肝不全のため59歳で亡くなりました。役者として舞台を中心にテレビドラマや映画で活躍し、洋画の吹き替えなどでも活動するなど幅広い仕事をこなしていました。吹き替えでは「ジェームズ・フランシスカス」や「ロック・ハドソン」の担当声優となっていました。

時は戦乱の世、一覧で紹介したように豊臣秀吉が亡くなった事で官僚派であった石田三成が意志を継いでいました。その事で天下取りを目指す徳川家康と対立していくようになります。そのうち対立は戦いへと発展していき、石田三成率いる10万人の西軍と、徳川家康率いる7万人の東軍とで天下分け目の戦いと呼ばれる「関ヶ原の戦い」へとつながっていきます。世紀をかけた戦いと、一覧でも述べたように石田と初芽の恋愛にも注目です。

映画「関ヶ原」は何度も観たくなるという意見があります。一覧で紹介したように岡田准一をはじめとした豪華キャストが多く出演している事や、石田三成と初芽の恋も大きくピックアップしている事が理由の一つとされており、女性にも人気の映画となっています。ファンの中には試写会も含んで20回以上観たという視聴者もおり、映画「関ヶ原」の評価の高さがうかがえます。

映画「関ヶ原」のロケ地に高い評価をしている視聴者がいます。映画「関ヶ原」は東本願寺や清凉寺など、実際に存在するお寺などで撮影されており、原作を非常に忠実に再現している作品となっています。なかなか許可の下りないお寺での撮影を実現させ、高い再現度となった作品になったという事で感動した視聴者もいるようで、必見の映画と称するまでに評価しています。

映画「関ヶ原」のキャスト陣を中心に一覧でまとめ、あらすじや視聴者の評価などもまとめてきましたが、映画「関ヶ原」は石田三成を演じた岡田准一をはじめ、実力派の豪華キャスト陣の力によって名作になり、人気の話題作になっている事がわかります。今回の映画「関ヶ原」のキャストの一覧のまとめと、あらすじの紹介を読んだことによって読者様が映画「関ヶ原」をより一層興味深く観る事が出来たなら幸いです。