白い巨塔2019のキャストとあらすじ!主演・岡田准一版の感想と評価は?

白い巨塔2019を知っていますか?山崎豊子原作の小説をであり、これまで何度も映像化された白い巨塔が2019年に岡田准一主演キャストとしてスペシャルドラマ化されました。白い巨塔2019で主演の岡田准一が財前を演じ、その他の役も実力のある俳優ばかりの豪華キャスト陣となっています。今回は白い巨塔2019のキャストや白い巨塔のあらすじ、そして白い巨塔2019スペシャルドラマの感想や岡田准一演じる財前の感想、評判を紹介します。それでは白い巨塔2019について紹介していきます。

白い巨塔2019のキャストとあらすじ!主演・岡田准一版の感想と評価は?のイメージ

目次

  1. 白い巨塔2019とは?
  2. 白い巨塔2019の登場人物とキャスト
  3. 白い巨塔2019の視聴率とあらすじネタバレ
  4. 白い巨塔2019の最終回視聴率とあらすじネタバレ
  5. 白い巨塔2019のロケ地
  6. 白い巨塔2019の主題歌や音楽
  7. 白い巨塔2019に関する感想や評価
  8. 白い巨塔2019のネタバレまとめ

白い巨塔2019とは?

白い巨塔2019の概要

白い巨塔2019はテレビ朝日開局60周年記念として5夜連続のスペシャルドラマとして放送されました。これまでも山崎豊子原作の白い巨塔は映画化、ドラマ化されており、今回も新たなリメイク版として放送されることとなりました。財前を演じるのは岡田准一でその他豪華キャスト陣で描かれています。原作は昭和30年代の設定だが、2019年へと時代設定が変更されて放送されることとなりました。

白い巨塔2019の放送日

白い巨塔2019の放送日は2019年5月22日の水曜日、21時から5夜連続で最終回は2019年5月26日の日曜日21時から放送されました。2019年5月22日から24日までは84分、土曜日と日曜日にあたる2019年5月25日、26日は放送時間が延長された130分の内容で放送されました。元号が変わり、令和になって初めての白い巨塔として、そして2013年に山崎豊子が亡くなってから初の白い巨塔の放送として大きな話題を呼びました。

白い巨塔2019の監督や脚本

これまで何度か映像化され話題となった白い巨塔ですが、白い巨塔2019の監督、脚本は誰が務めているのでしょうか。監督は悟西行の妻の鶴橋康夫、緊急取調室の常廣丈太が務めています。脚本はフラガールやマッサン、黒革の手帖の羽原大介、民王の本村拓哉、小円真が務めています。有名な作品に携わっている監督、脚本家であり、白い巨塔2019の感想も絶賛されている声が多くありました。

白い巨塔2019の原作

白い巨塔2019の原作は山崎豊子原作の長編小説で同じタイトルである白い巨塔です。白い巨塔の舞台は大学病院医学部であり、当時社会問題ともなった医局制度の問題や医学界の権力争いなどの患者を顧みず、自らの権力を誇示するための腐敗を描く小説です。山崎豊子の小説は「華麗なる一族」、「沈まぬ太陽」など数々の名作がありますが、その中でもこの白い巨塔は特に評価が高く、山崎豊子の小説の中で一番の評価を受けています。

1963年から1965年まで連載されており、白い巨塔の名場面である医療裁判の第一審で一度完結しました。しかし社会的な反響が大きく、続編を希望するファンの声も多かったため、1967年から1968年にかけて約1年間、当初構想になかった続編を連載しました。社会現象ともなった白い巨塔は医学界にも大きな影響を与え、インフォームドコンセントの重要性を世間に認知するきっかけともなりました。

白い巨塔2019の見所

これまで何度も映像化されている白い巨塔ですが、その中でもドラマ白い巨塔2019の見どころとしては原作者の山崎豊子が亡くなってから初の白い巨塔映像化であることや元号が変わり、2019年令和初の白い巨塔としても話題になっています。また主演キャストに岡田准一、松山ケンイチ、沢尻エリカなど実力のある俳優陣が揃ってキャスティングされており、新たな白い巨塔として生まれ変わっています。

白い巨塔2019のあらすじは原作と同様に野心溢れる財前五郎と患者優先の里見脩二という対照的な意思を中心に、大学病院という大病院の中で出世や名声を得るための権力争いに明け暮れる医師たちを描いています。しかし原作は1960年代の医局を舞台に描かれていますが、ドラマ白い巨塔2019は2019年を舞台として物語が展開されており、新しい世界観の白い巨塔としてリメイクされている点がみどころです。

白い巨塔の過去のドラマ作品の主演

白い巨塔は1966年に初めて映画化されました。その後1967年に初のテレビドラマ化され、1978年に田宮二郎主演でドラマ化されます。1990年に全2回のスペシャルドラマとして村上弘明主演でドラマ化されたのち、2003年に映像化された中で最高傑作と評される唐沢寿明主演でドラマ化されました。そして2019年、岡田准一主演で全5回のスペシャルドラマとして再びドラマ化されることが決定しました。

5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子『白い巨塔』|テレビ朝日

白い巨塔2019の登場人物とキャスト

財前五郎役/岡田准一

白い巨塔2019の主人公である財前五郎を演じるのは岡田准一です。岡田准一はジャニーズ事務所に所属しておりV6のメンバーとしても活動しています。ジャニーズだけでなく芸能界の中でも屈指の演技力と評されており、またその肉体を駆使してアクション映画にも多く出演しています。代表作は木更津キャッツアイ、SP、永遠の0などです。

里見脩二役/松山ケンイチ

財前の同期であり友である心優しき医師里見脩二を演じるのは松山ケンイチです。松山といえば業界屈指の演技は俳優であり、その役作りのも決して手を抜くことが無く、役に合わせて容姿をも変えてしまう程役に染まる演技を見せてくれます。代表作としてデスノートのL役、大河ドラマ平清盛の主演を務めるなどしています。

花森ケイ子役/沢尻エリカ

財前五郎の愛人である花森ケイ子を演じるキャストは沢尻エリカです。沢尻エリカは一時期芸能界を干されていましたが、元々の女優としての演技力は高く評価されており、ここ数年精力的に活動をしています。役に入り込んでしまうため、体調を崩すなどすることもありました。代表作は1リットルの涙、タイヨウの歌、ヘルタースケルターなどです。

東貞蔵役/寺尾聰

財前五郎のを目の上のたん瘤のような存在として快く思っていない前任教授東貞蔵を演じるのは寺尾聰です。言わずと知れた大スターであり、数々のドラマや映画に出演し、高い演技力を見せてくれたベテラン俳優です。歌手としても活動しておりルビーの指環は自身最大のヒット曲であるとともに、日本レコード大賞を受賞しています。

白い巨塔2019のその他キャスト

その他白い巨塔2019には岸部一徳、松重豊、小林稔侍、小林薫などの大物ベテラン俳優や満島真之介、八嶋智人、美村里江、夏帆などの実力派俳優が出演しています。中でも医療裁判のきっかけとなった佐々木傭平演じる柳葉敏郎の演技は視聴者をゾッとさせるほどのもので、放送当時大きな話題を呼びました。

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白い巨塔2019の視聴率とあらすじネタバレ

視聴率とあらすじネタバレ①第一夜

第一話は12.5%の視聴率を記録しました。あらすじは腹腔鏡のスペシャリストである財前五郎は浪速大学の準教授として活躍していました。そんなある日上司である東教授の患者の依頼により自身でオペし、命を救います。また上司の鵜飼の誤診を里見経由で知ることとなり、財前は教授戦に不利になるとのことで最初は里見の告発を無視します。患者を横取りされた東は不快感を感じていました。

そのため次期教授戦で財前を指名せず。他の医師を教授戦に指名します。指名が得られなかった財前は教授になるために財前はあらゆる汚い手を使っていきます。その一つが鵜飼の誤診患者をオペして名声を高めることで、患者がシングルマザーで財前自身とも重ね合わせ東教授の同情を誘うようにに頼み込み、鵜飼のいない間に東が執刀するとのことでオペが決定します。しかしこれは全て財前の策略だったのです。

視聴率とあらすじネタバレ②第二夜

第2話の視聴率は11.8%でした。あらすじは財前は鵜飼とのトラブルを避けつつ、東教授にオペを依頼することに成功します。東教授が鵜飼の誤診患者をオペを開始します。しかし癒着が強く難しいオペとなってしまい、集中力の切れた東教授はミスを犯します。術前検査の怠慢を指摘し、財前がオペをその場で変わって行い、オペは成功します。財前は鵜飼と東教授両方の地位を下げることに成功したのです。
 

オペ後教授戦が開始し、財前側の汚い工作が始まります。財前の義理の父のコネも使い、鵜飼の支持を得ようと奔走します。また自身が教授になった際に一定の地位を与えると所構わず支持を集めるといい財前の支持は拡がるとともに、東教授は財前の汚さを目の当たりにしてさらに溝が深まります。数々の賄賂が行われた教授戦でしたが、ついに投票の日がやってきます。

視聴率とあらすじネタバレ③第三夜

第3話の視聴率は12.2%です。あらすじは汚職だらけの教授戦で決選投票となり、野坂教授の7票を巡って醜い争いが繰り広げられます。財前は野坂の妹の手術が自身にしかできないことを脅しに7票を得ようとします。決選投票の結果、財前は教授に選ばれます。東教授は財前が教授になったために失脚し、さらに別の病院から教授を立候補させ、敗れたため再就職先まで失ってしまいます。教授になった財前は栄華を極めることとなります。

ドイツ国際学会から招待され公開オペが決定します。そんな中財前の同期の里見は教授戦には目もくれず、日々患者の診療に取り組み、この日もかかりつけ医院の紹介できた佐々木傭兵を診察していました。里見は佐々木の検査結果を財前に相談し、財前にオペを依頼します。財前は承諾するが、ドイツ国際学会のことで準備で多忙と精神的に浮かれており、詳細な検査をしないまま佐々木のオペを行い、その後すぐにドイツに向かいます。

視聴率とあらすじネタバレ④第四夜

第4話の視聴率は13.5%です。あらすじは財前がドイツで公開オペを成功させますが、時同じくして浪速大学では財前がオペした佐々木が死亡していました。死因は肝不全であり、財前がオペ前検査やオペ中の処置を誤ったためでした。病理解剖を勧める里見の提案を受け、遺族はそれを承諾し、結果肝不全が原因とはっきりします。すい臓のみの問題と財前が言っていたこともあり、遺族は担当医である柳原に説明を求めます。

はっきりした説明がされないことへの不信感から、遺族は裁判を起こします。財前の医療ミスということで大スキャンダルとなります。示談しようと財前側は最高1億6000万を準備しますが、真実が知りたいと遺族が拒否し、裁判が始まります。一方で財前は保身のために担当医である柳原にカルテの改ざんを強要し、証拠隠滅、そして証言者の買収を図っていき、自身の保身のために奔走していきます。

白い巨塔2019の最終回視聴率とあらすじネタバレ

白い巨塔2019の最終回視聴率

白い巨塔2019の最終回である第5話の視聴率は15.2%を記録し、平均視聴率約13%と現在のテレビ業界では上々の結果でした。ちなみに最高傑作と言われている2003年の白い巨塔は最高視聴率32%越えを記録するなど、他に類を見ない大ヒットを記録しました。白い巨塔2019も近年の視聴率ではヒットといえる数字を記録しています。それでは白い巨塔2019最終回の気になるあらすじをネタバレ紹介します。

最終回ネタバレ①君子の証言

最終回のあらすじです・舞台は医療裁判であり、医療ミスした財前はそれを隠すために奔走し、佐々木側は中々証言を得られません。そんな中ナースの亀山君子が当初証言する気はなかったのですが、財前側の汚いやり方に憤りを感じ、財前が担当医の柳川が手術前にPET検査を勧めたことを無視したことを証言します。しかし財前の弁護士である河合に前外科教授の東と君子の嘘の不倫関係を仕立て上げられ、平行線のまま審理が終了します。

最終回ネタバレ②財前の裏切り

財前は自分が不利にならないようすべての責任を担当医である柳原に押し付けるよう裁判で証言します。これを受けて柳原はこれまで大学病院で生き残るために財前の顔色を窺っていたが、裏切られたことで怒りに狂い、これまでの証言が嘘であり。財前のミスを証言します。さらに改竄したカルテの原本記録があると証言し、証拠も提出します。これにより財前は一気に不利になってしまいます。

最終回ネタバレ③膵臓がん

結果的に柳原の証言と証拠により財前は医療裁判で敗訴となり、損害賠償を命じられます。裁判所の外でマスコミに囲まれた財前は即刻上告することを明言し、自身に非が無いことを弁明します。しかしその場で財前は自身の意見を主張しながら倒れてしまいます。なんと財前は末期のすい臓がんと判明します。当初家族の意向で財前には内緒であったが、周りの様子がおかしいことから自身の病態が思わしくないことを察します。

最終回ネタバレ④新たな旅立ち

柳原は大学病院を追われ、医者のいない無医村で医者を続けることを決断します。東教授の娘である佐枝子も親の助けのない世界で生きる決断をして、里見と会わない決断をします。そんな中財前は自身の診察を里見に頼みます。里見は財前が末期のすい臓がんであることを告知します。財前は手術の可能性を探る中、里見は抗がん剤による化学療法を勧めます。

ショックを受けながらも冷静に診断結果を確認する財前は里見の「僕ならお前(財前)に切ってもらう」との言葉を聞き、喜びとともに命が他人にゆだねられたこの状況に初めて患者の気持ちが分かったと言います。そして財前は治療を里見に、手術を東教授に頼みたいと里見に話します。凄腕の外科医でありながらすい臓がんになってしまった財前を想い悔しがる里見と、帰宅して死にたくないと叫ぶ財前が姿がありました。

最終回ネタバレ⑤手術の結果

東は里見の説得に心を打たれ、財前の執刀を決意します。しかし手術を行うと財前のがんは手遅れなほど進行しており、インオペ(手術中止)となります。財前は術後の自身の状態から手遅れであったことを知り、毎日診察に来るという東前教授の言葉に執刀医が診察してくれることの安心感を初めて知りました。財前が死に向かっていくことを受け入れ、妻の杏子は財前の母キヌや財前の愛人であるケイ子に財前の容態を知らせます。

しかし母キヌは婿に出した時から財前家の息子であるとのことで見舞いを拒否します。ケイ子は財前を見舞いに行き、財前は良くなるから待っててと言い、ケイ子と別れます。徐々に容態が悪くなっていく財前は抗がん剤の副作用で半身麻痺になってしまい、もう手術できないため死んでるも同然となげきます。そんな中母キヌに電話をして「母に会いたい、あと少しで楽になる」と言い母のキヌは財前の死が近いことを悟ります。

最終回ネタバレ⑥財前の死と遺書

自らの死が近いと悟る財前は遺書を里見へ渡した後、二度目の脳出血を起こし、ついに死んでしまいます。遺書には自らの死をがん治療の研究に役立ててほしい。すい臓がんの病態の解明につなげてほしいとの要望と財前の死因ががん治療の副作用である血栓症が致命的となったこと、しかしこれを起こさないよう治療する指標を開発することなど今後のがん治療の展望についても書かれていました。

このような治療を里見先生と自らの手で行えなかった後悔とがん治療の第一人者でありながらがんを早期発見できなかったことへの不甲斐なさを詫びる文言書かれていました。最後に友人として里見に死を待つ身体になっても、里見と一緒に治療に携わることができ、医師としての使命を遂行できたことを誇りに思うとともに里見今までありがとうという言葉で財前の遺書は締めくくられていました。

白い巨塔2019のロケ地

ロケ地①倉敷市(水島コンビナート)

岡山県倉敷市にある水島コンビナートは白い巨塔2019で岡田准一演じる財前と財前を婿養子として送り出した母、黒川キヌが電話で話すシーンの撮影でロケ地として撮影に使用されました。権力に溺れる財前が唯一心を許し、本音で話すことができるのが財前の母キヌであり、特に財前の余命が宣告された後の電話のシーンは感動したとの感想が多く、話題となりました。

ロケ地②首都大学

首都大学は東京都八王子市にある大学で白い巨塔2019のメインの舞台となり、最も多く登場する浪速大学医学部としてロケ地に選ばれ、撮影に使用されました。まだ白い巨塔2019が公式発表される前やキャストが発表される前に首都大学で岡田准一や松山ケンイチが目撃され、ファンの驚いた感想などがTwitterに投稿されるなどで話題となりました。

ロケ地③千葉大学病院

千葉大学病院は千葉大学医学部と併設されている大学病院でこちらも白い巨塔2019の浪速大学医学部病院としてロケ地に選ばれて撮影に使用されました。千葉大学病院は米倉涼子が主演キャストを務めるドクターXのロケ地としても有名であり、度々医療ドラマ撮影に使用されている大学病院です。撮影時には岡田准一など豪華キャスト陣の目撃情報もあり、撮影されていることへの驚きの感想が多くSNSにあげられました。

ロケ地④川崎市立川崎病院

川崎市立川崎病院は白い巨塔シリーズの中でも最も評価の高く、最高の視聴率を記録した2003年版の白い巨塔で使用されたロケ地です。主人公の財前五郎を唐沢寿明、そして財前の同期である里見脩二を江口洋介が演じるなど現在も活躍する実力のある俳優陣がキャスティングされており、川崎市立病院での撮影時にキャスト陣の目撃情報が相次ぎ、大きな話題を呼びました。

ロケ地⑤富士通・川崎工場

富士通の川崎工場もまたも前作白い巨塔2003で浪速大学病院の前庭、玄関、会議室などの撮影で使用されたロケ地です。さらのこちらは大人気ドラマ、そして映画でもある主演キャスト木村拓哉のHEROや水谷豊演じる右京さんが人気の相棒シリーズ、ドクターXでもロケ地として使用されています。

ロケ地⑥ビルケナウ収容所

ビルケナウ収容所は人類負の遺産とも呼ばれているアウシュビッツ収容所です。ナチスドイツのユダヤ人迫害の歴史として今もなお負のイメージが付きまとっています。白い巨塔2003では唐沢寿明がこのビルケナウ収容所に向かう線路に立ち尽くすシーンが話題となりました。ビルケナウ収容所に向かう線路は2つあり、ガス室行きと収容所行きとどちらも死ぬ未来となり、財前の今後の行く末を暗示した演出となっています。

ロケ地⑦平河町ひさご本店

平河町ひさご本店は白い巨塔2003で財前演じる唐沢寿明と義父演じる西田敏行が財前がこれから大学病院内で地位向上し、教授として上り詰めるために話し合う場として高級料亭「扇屋」の撮影で使用されたロケ地です。撮影当時創業100年以上の老舗として営業していましたが、現在は東京秋葉原へ移転しており、元の場所はビルが建っています。

ロケ地⑧第二井上ビル

白い巨塔2003で財前が医療裁判で訴えられた際に原告側の弁護士として登場する上川隆也演じる関口仁の弁護士事務所の撮影場所としてロケ地になったのが第二井上ビルです。東京都中央区日本橋にあり、大正時代の関東大震災後に建てられたビルで歴史のある強固な造りのビルです。現在はオーガニックイタリアンのお店などがテナントとして入っています。

ロケ地⑨八王子市役所

白い巨塔といえば財前が訴えられる医療裁判のシーンが有名です。白い巨塔2003 で医療裁判が行われた大阪高等・地方裁判所の外観として撮影されていたのが八王子市役所です。実際の裁判所ではなく市役所が外観とは意外との感想が多くありました。ここで財前は自身の保身のために奔走し、没落していくこととなりました。

ロケ地⑩茨城県庁

白い巨塔2003で浪速大学附属高度がん医療センターの撮影のロケ地に選ばれたのが茨城県庁です。茨城県庁はとても立派な建物造りとなっており、県庁とは思えないほどの外観で、地元の人以外はどこかの病院で撮影されているものと思われていました。茨城県庁がロケ地と知って驚きの感想の声をあげたファンが多く、茨城県庁の知名度を一気に高めることとなりました。

ロケ地⑪関根ウィメンズクリニック

白い巨塔2003で財前五郎の義理の父である財前又一が院長を務める財前マタニティクリニックのロケ地に選ばれたのが関根ウィメンズクリニックです。五郎を財前家の養子として迎え、又一の野望であった教授にするために財前五郎を権力争いに巻き込むことになります。白い巨塔2003で財前又一は西田敏行が演じていました。

ロケ地⑫川崎市民ブラザ

白い巨塔2003の第8話で財前の同期であ里見脩二が後援していたシーンの撮影に使用されたのが神奈川県にある川崎市民プラザです。里見は財前の同期であることから優秀な外科医でありながら権力闘争のために患者に目もくれず教授になることばかりになってしまった財前に唯一しっかりと正面切って向き合っていた人物です。白い巨塔2003では江口洋介が演じていました。

ロケ地⑬神奈川大学

白い巨塔2003で唐沢寿明演じる財前五郎が教壇に立ち、講義を行うシーンで使用されたのが神奈川大学です。正確には神奈川大学横浜キャンパス10号館1041講堂です。当時白い巨塔2003は大ヒット、高視聴率を記録しており、神奈川大学が使用されたことを知った神奈川大学生たちからも喜びの感想が聞かれたほどです。

ロケ地⑭綿谷邸

白い巨塔2003で財前が教授となる前の前任の教授であった東教授が生活している家として撮影されたのが綿谷邸です。綿谷邸は洋室、和室、庭園が備わっており、また世田谷区に敷地1000坪というとんでもないスケールの豪邸であり、様々なドラマに使用されてきました。東教授の権力を誇るかのような大豪邸であり、白い巨塔2003でもたびたび登場しました。

ロケ地⑮スゲタマンション

財前の同期である里見が家族と住んでいるマンションとして撮影に使用されたのが世田谷区にあるスゲタマンションです。里見が家族と仲良く済んでいましたが、東教授の娘である佐枝子と里見の妻である三知代が出会ってしまい、夫婦関係、家族関係がギクシャクしてしまいます。大学病院の権力争いから逃れられ、里見の唯一の心の拠り所として描かれていました。

ロケ地⑯聖アンナ教会

白い巨塔2003で財前がワルシャワ国際学会に招待された際に撮影で使用されたのが、ポーランドにある聖アンナ教会です。教授となった財前の栄華に満ちた時をこの時は過ごしていました。また財前の愛人である花森ケイ子と別れ話をした場所でもあります。花森は黒木瞳が演じていました。

ロケ地⑰文化科学宮殿

白い巨塔2003で財前が浪速大学医学部外科教授としてポーランドのワルシャワ国際学会で講演を行った場所の外観として使用されたのが文化科学宮殿です。文化科学宮殿はポーランドの首都ワルシャワにある建物で高さ400m以上ある非常に高い建物でソビエト連邦のスターリンからポーランドへ寄贈する形で建てられた歴史ある建物です。

ロケ地⑱ワジェンキ公園

白い巨塔2003でポーランドのワルシャワ国際学会に招待された財前と愛人である花森ケイ子が一緒に歩いていたシーンで撮影されたのがポーランドにあるワジェンキ公園です。大統領府に隣接しており、公園内も非常に綺麗で東欧の観光におススメの場所です。

白い巨塔2019の主題歌や音楽

白い巨塔2019の音楽担当は兼松衆

白い巨塔2019の音楽担当は兼松衆です。兼松は1988年生まれの30歳で、ジャズピアニストとして活躍しています。奈良県で生まれ育った後、国立音楽大学作曲家を卒業します。その後音楽家としての活動を本格的にスタートさせ、代表的な活動として下町ロケットや映画チアダン、NEWS23への音楽提供をしており、嵐をはじめとするジャニーズなどにも楽曲提供を行っています。

白い巨塔2019のサウンドトラック

白い巨塔2019のサウンドトラックは2019年5月22日に3500円で発売されました。スペシャルドラマ白い巨塔2019も2019年5月22日から5夜連続の放送のため、放送開始とサウンドトラックの発売開始が同日となり、話題となりました。主演キャスト岡田准一演じる財前の盛者必衰の物語やその心情をより深く表現しており、その他のキャストの心情や白い巨塔の作風に会ったサウンドトラックとなっています。

白い巨塔2019に関する感想や評価

白い巨塔2019の感想を紹介します。主演を務めた岡田准一に対する感想です。一部批評家の方が岡田准一は財前を演じるには身長が低すぎると評していましたが、岡田准一演じる財前は様々なコンプレックスを抱え、それを解消するために権力にしがみつきます。原作にはない財前のコンプレックスをも演技に取り入れた岡田准一の演技力に驚きと感動の感想が多く聞かれました。やはり岡田准一の演技力は素晴らしいといわれています。

続いての白い巨塔2019の感想です。財前演じる岡田准一と同期の里見演じる松山ケンイチは二人とも超実力派俳優として素晴らしい演技力を持っています。あらすじのネタバレになりますが、権力にしがみつき、人間味を失っていく財前と最後まで患者と向き合い、病に倒れ、一度は見放した財前でさえも全力で治療する里見の信頼しあう関係性に感動する視聴者が多くいました。お互いが最高の医者として信頼し合う姿も感動を呼びました。

最後の白い巨塔2019の感想です。こちらは日本ドラマ史上最高傑作との呼び声の高い前作の白い巨塔2003も見ていた視聴者の感想です。白い巨塔2019は5夜連続ドラマということで、連続ドラマで描かれた2003とはどうしても尺が短くなってしまう中でも、2019版では展開の早い中で醜い権力争いや財前の栄華を極めた後からの没落などの様子を見事に描いており、重厚なドラマとの感想も多く聞かれました。

白い巨塔2019のネタバレまとめ

いかがでしたか?主役である財前五郎を岡田准一が演じる白い巨塔2019のキャストやあらすじをネタバレ紹介するとともに感想や評価も紹介しました。岡田准一は演技力に定評があり、白い巨塔でもその演技力は絶賛されています。またその他の松山ケンイチや沢尻エリカなどの主要キャストも実力者ぞろいであり、白い巨塔のあらすじからも分かるその世界観を豪華キャスト陣がしっかりと演じ切って高い評価、感想を得ています。

また白い巨塔はこれまで何度も映像化されており、その中でも評価の高く、傑作との感想が多い唐沢寿明主演の2003年版のあらすじや田宮二郎主演の1978年の白い巨塔もあらゆる面で注目を浴び、様々な感想をもたらしているため、あらすじも是非チェックすることをおすすめします。岡田准一主演の白い巨塔2019も負けず劣らずの評判と感想の声が多くあります。皆さんも是非白い巨塔2019を見てみてください。

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