2018年10月25日公開
2018年10月25日更新
白い巨塔の豪華キャスト一覧!2003年版と1978年版を比較紹介【唐沢寿明】
今回の記事では、ドラマ「白い巨塔」に出演している豪華キャストについて紹介していきます。ドラマ「白い巨塔」は2018年10月現在までに6作の映像作品が制作されています。今回の記事では、その中でも特に秀逸だと言われている2003年版「白い巨塔」と1978年版「白い巨塔」に出演しているキャストを一覧にまとめて比較・紹介していきます。また、2003年版「白い巨塔」について、あらすじなどをネタバレ紹介していきます。
目次
白い巨塔の唐沢寿明などのドラマキャストが豪華だと話題に!
今回の記事では、2003年版「白い巨塔」と1978年版「白い巨塔」に出演しているキャストを一覧にまとめ、比較・紹介していきます。2003年版「白い巨塔」では、主人公・財前五郎役に唐沢寿明さんがキャストされており、もう一人の主人公・里見脩二役には江口洋介さんがキャストされています。この他にも、石坂浩二さんや伊武雅刀さん、さらには伊藤英明さんや矢田亜希子さんなどの豪華キャストが多数出演しています。
白い巨塔の原作小説とは?
「白い巨塔」とは新潮社から1965年に出版された社会派小説であり、1966年の映画化を皮切りに2018年10月現在までに6作品にも及ぶ映像作品を生み出した名作小説でもあります。「白い巨塔」を書き上げた山崎豊子さんは、1958年に「花のれん」と言う作品で第39回直木賞を受賞し、この他にも数々の賞を受賞している女流作家です。また、発表した多くの作品が映像化されており、近年では「沈まぬ太陽」と言う作品が映像化されています。
白い巨塔のドラマキャストを一覧で紹介!2003年版と1978年版を比較!
白い巨塔に登場する財前五郎とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている財前五郎(キャスト・唐沢寿明)は、国立浪速大学医学部付属病院第一外科助教授と言う立場から物語が始まり、卓越した医療技術と義父の強い影響を受けた政治力、そして自信家な性格などから教授への出世を目指して奔走すると言った人物になります。また、この出世レースと共に医療過誤事件にも巻き込まれていき、医療現場以外の場でも戦いを余儀なくされていきます。
1978年版白い巨塔での財前五郎(キャスト・田宮二郎)と2003年版白い巨塔での財前五郎(キャスト・唐沢寿明)を比較すると、専門医療分野が腹部外科医と言う設定から、食道外科医と言う設定に変更されているほか、国立浪速大学医学部付属病院第一外科医医局員・柳原弘の処遇が大きく変更されています。尚、唐沢寿明さんと田宮二郎さんを比較すると、どちらもスマートでクールな時代を反映したキャストとなっている事が分かります。
白い巨塔キャスト一覧!財前五郎役/唐沢寿明/田宮二郎
出典: https://thetv.jp
2003年版ドラマ「白い巨塔」で主役・財前五郎役にキャストされているのは、唐沢寿明さんです。唐沢寿明さんは、1963年6月3日生まれのA型で、東京都の出身です。公表されている身長は175cmです。唐沢寿明さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、2008年から公開された映画「20世紀少年シリーズ」や2009年に放送されたドラマ「不毛地帯」などの人気作品に多数出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」で主役・財前五郎役にキャストされているのは、田宮二郎さんです。田宮二郎さんは、1935年8月25日生まれのB型で、京都府京都市の出身です。公表されている身長は180cmです。田宮二郎さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1960年代を代表する映画「犬シリーズ」などの作品に出演しています。尚、1978年版「白い巨塔」が放送される中、田宮二郎さんは自殺されています。
白い巨塔に登場する里見脩二とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている里見脩二(キャスト・江口洋介)は、国立浪速大学医学部付属病院第一内科助教授と言う立場から物語が始まります。里見脩二は、患者を第一に考える正義感の強い医師であり、財前五郎とは対照的に出世欲が全く無い人物になります。また、財前五郎と里見脩二は医学部時代の同窓生であり、終生のライバルでもあります。そして、財前五郎の最後を見届けた人物でもあります。
1978年版白い巨塔での里見脩二(キャスト・山本學)と2003年版白い巨塔での里見脩二(キャスト・江口洋介)を比較すると、最終的な立場が大きく異なります。1978年版の里見脩二は、近畿癌センター第一診断部次長と言う立場で完結するのに対して、2003年版の里見脩二は、千成病院内科医長と言う立場で完結します。尚、キャストを比較した場合、身長が約20cm違います。
白い巨塔キャスト一覧!里見脩二役/江口洋介/山本學
2003年版ドラマ「白い巨塔」でもう一人の主役・里見脩二役にキャストされているのは、江口洋介さんです。江口洋介さんは、1967年12月31日生まれのO型で、東京都豊島区の出身です。公表されている身長は185cmです。江口洋介さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1999年から放送されたドラマ「救急病棟24時シリーズ」や2018年に放送されたドラマ「BG~身辺警護人~」などの人気作品に多数出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」でもう一人の主役・里見脩二役にキャストされているのは、山本學さんです。山本學さんは、1937年1月3日生まれのB型で、大阪府茨木市の出身です。公表されている身長は167cmです。山本學さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1964年放送のドラマ「1964年版・愛と死を見つめて」や1984年放送のドラマ「不良少女と呼ばれて」などの作品に出演しています。
白い巨塔に登場する東貞蔵とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている東貞蔵(キャスト・石坂浩二)は、国立浪速大学医学部付属病院第一外科教授と言う立場であり、主人公・財前五郎(キャスト・唐沢寿明)の上司と言う立場から物語が始まります。東貞蔵は、定年による退官が近づく中で自身が育ててきたと自負していた財前五郎の言動に不快感を募らせて行き、退官に伴う次期教授に財前五郎を指名せず、他大学の教授を後任に据えようと画策する人物になります。
1978年版白い巨塔での東貞蔵(キャスト・中村伸郎)と2003年版白い巨塔での東貞蔵(キャスト・石坂浩二)を比較すると、最終的な立場が微妙に異なります。1978年版の東貞蔵は、近畿労災病院院長と言う立場で完結するのに対して、2003年版の東貞蔵は、近畿労共病院院長と言う立場で完結します。尚、キャストを比較した場合の共通項はほとんどありません。
白い巨塔キャスト一覧!東貞蔵役/石坂浩二/中村伸郎
2003年版ドラマ「白い巨塔」で東貞蔵役にキャストされているのは、石坂浩二さんです。石坂浩二さんは、1941年6月20日生まれのO型で、東京都中央区の出身です。公表されている身長は177cmです。石坂浩二さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、2000年から放送されているドラマ「相棒シリーズ」や1994年から放送されているバラエティ番組「なんでも鑑定団」などに出演しています。
出典: http://hurec.bz
1978年版ドラマ「白い巨塔」で東貞蔵役にキャストされているのは、中村伸郎さんです。中村伸郎さんは、1908年9月14日生まれで、北海道小樽市の出身です。中村伸郎さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1974年放送のNHK大河ドラマ「勝海舟」や1975年放送のNHK大河ドラマ「元禄太平記」などの作品に出演しています。尚、中村伸郎さんは1991年7月5日に82歳と言う年齢で他界されています。
白い巨塔に登場する鵜飼良一とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている鵜飼良一(キャスト・伊武雅刀)は、国立浪速大学医学部付属病院第一内科教授であり、医学部長と言う立場から物語が始まります。鵜飼良一は、教授選に強い影響力を持つ人物であり、自身の私利私欲の為に財前五郎(キャスト・唐沢寿明)を教授に押し上げた人物になります。その一方で、自身に利が無いと判断した相手に対しては容赦なく縁を切る面も持っています。
1978年版白い巨塔での鵜飼良一(キャスト・伊武雅刀)と2003年版白い巨塔での鵜飼良一(キャスト・小沢栄太郎)を比較すると、最終的な立場が大きく異なります。1978年版の鵜飼良一は、浪速大学医学部長と言う立場で完結するのに対して、2003年版の鵜飼良一は、浪速大学学長と言う立場で完結します。尚、キャストを比較した場合の共通項はほとんどありません。
白い巨塔キャスト一覧!鵜飼良一役/伊武雅刀/小沢栄太郎
2003年版ドラマ「白い巨塔」で鵜飼良一役にキャストされているのは、伊武雅刀さんです。伊武雅刀さんは、1949年3月28日生まれのA型で、東京都中野区の出身です。公表されている身長は175cmです。伊武雅刀さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、2005年放送のドラマ「Mの悲劇」や2008年放送のドラマ「交渉人~THE NEGOTIATOR~」などの人気作品に多数出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」で鵜飼良一役にキャストされているのは、小沢栄太郎さんです。小沢栄太郎さんは、1909年3月27日生まれで、東京都港区の出身です。小沢栄太郎さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1972年放送のNHK大河ドラマ「新・平家物語」や1975年放送のNHK大河ドラマ「元禄太平記」などの作品に出演しています。尚、小沢栄太郎さんは1988年4月23日に79歳という年齢で他界されています。
白い巨塔に登場する大河内清作とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている大河内清作(キャスト・品川徹)は、国立浪速大学医学部病理学科教授と言う立場から物語が始まります。大河内清作は、鵜飼良一の前任の医学部長であり、大きな発言力を持った人物になります。また、東貞蔵退官後に行なわれた教授選で選考会の委員長を務めた人物でもあります。そして、里見脩二に目をかけている人物でもあります。
1978年版白い巨塔での大河内清作(キャスト・加藤嘉)と2003年版白い巨塔での大河内清作(キャスト・品川徹)を比較した場合、役どころとしての違いはほとんどありません。また、キャストを比較した場合の共通項もほとんどありません。
白い巨塔キャスト一覧!大河内清作役/品川徹/加藤嘉
2003年版ドラマ「白い巨塔」で大河内清作役にキャストされているのは、品川徹さんです。品川徹さんは、1935年12月14日生まれのB型で、北海道旭川市の出身です。品川徹さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1997年放送のドラマ「ラブジェネレーション」や2008年放送のドラマ「Tomorrow」などの人気作品に出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」で大河内清作役にキャストされているのは、加藤嘉さんです。加藤嘉さんは、1913年1月12日生まれで、東京都港区の出身です。加藤嘉さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1971年放送のドラマ「春の坂道」や1975年放送のドラマ「前略おふくろ様」などの作品に出演しています。尚、加藤嘉さんは1988年3月1日に75歳という年齢で他界されています。
白い巨塔に登場する今津昭二とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている今津昭二(キャスト・山田明郷)は、国立浪速大学医学部付属病院第二外科教授と言う立場から物語が始まります。今津昭二は、退官する東貞蔵第一外科教授と親しい人物になり、主人公・財前五郎(キャスト・唐沢寿明)の教授就任を阻むべく様々な画策をする人物です。
1978年版白い巨塔での今津昭二(キャスト・井上孝雄)と2003年版白い巨塔での今津昭二(キャスト・山田明郷)を比較した場合、役どころとしての違いはほとんどありません。また、キャストを比較した場合の共通項もほとんどありません。
白い巨塔キャスト一覧!今津昭二役/山田明郷/井上孝雄
2003年版ドラマ「白い巨塔」で今津昭二役にキャストされているのは、山田明郷さんです。山田明郷さんは、1949年3月22日生まれのA型で、愛知県の出身です。公表されている身長は176cmです。山田明郷さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、2005年放送のドラマ「大奥~華の乱~」や2009年放送のドラマ「不毛地帯」などの作品に多数出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」で今津昭二役にキャストされているのは、井上孝雄さんです。井上孝雄さんは、1935年3月21日生まれで、東京都渋谷区の出身です。井上孝雄さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1964年放送のNHK大河ドラマ「赤穂浪士」や1990年放送のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」などの作品に出演しています。尚、井上孝雄さんは1994年10月16日に59歳という年齢で他界されています。
白い巨塔に登場する野坂耕一郎とは?
出典: http://spysee.jp
2003年版の白い巨塔で描かれている野坂耕一郎(キャスト・山上賢治)は、国立浪速大学医学部付属病院整形外科教授と言う立場から物語が始まります。野坂耕一郎は、東貞蔵退官に伴う教授選で主人公・財前五郎(キャスト・唐沢寿明)を推す事無く、第三の教授候補を擁立した人物になります。
1978年版白い巨塔での野坂耕一郎(キャスト・小松方正)と2003年版白い巨塔での野坂耕一郎(キャスト・山上賢治)を比較した場合、役どころとしての違いはほとんどありません。また、キャストを比較した場合の共通項もほとんどありません。
白い巨塔キャスト一覧!野坂耕一郎役/山上賢治/小松方正
出典: http://gree.jp
2003年版ドラマ「白い巨塔」で野坂耕一郎役にキャストされているのは、山上賢治さんです。山上賢治さんは、1961年1月23日生まれのAB型で、大阪府堺市の出身です。公表されている身長は175cmです。山上賢治さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、2006年放送のドラマ「功名が辻」や2009年放送のドラマ「白洲次郎」などの人気作品に多数出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」で野坂耕一郎役にキャストされているのは、小松方正さんです。小松方正さんは、1926年11月4日生まれで、長野県松本市の出身です。小松方正さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1968年公開の映画「絞首刑」や1988年公開の映画「マルサの女2」などの作品に出演しています。尚、小松方正さんは2003年7月11日に76歳という年齢で他界されています。
白い巨塔に登場する柳原弘とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている柳原弘(キャスト・伊藤英明)は、国立浪速大学医学部付属病院第一外科医局員と言う立場から物語が始まります。柳原弘は、主人公・財前五郎(キャスト・唐沢寿明)に憧れる医者の卵であり、病院内で繰り広げられる出世争いや派閥争いに疎い人物になります。また、白い巨塔で描かれる医療過誤問題の発端となる「佐々木庸平の死亡」を引き起こした人物でもあります。
1978年版白い巨塔での柳原弘(キャスト・高橋長英)と2003年版白い巨塔での柳原弘(キャスト・伊藤英明)を比較すると、最終的な立場が大きく異なります。1978年版の柳原弘は、懲戒免職に等しい「即刻除籍」と言う厳しい処遇で完結するのに対して、2003年版の柳原弘は、医局に残留する形で完結します。尚、キャストを比較した場合の共通項はほとんどありません。
白い巨塔キャスト一覧!柳原弘役/伊藤英明/高橋長英
2003年版ドラマ「白い巨塔」で柳原弘役にキャストされているのは、伊藤英明さんです。伊藤英明さんは、1975年8月3日生まれのO型で、岐阜県岐阜市の出身です。公表されている身長は183cmです。伊藤英明さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、2012年公開の映画「悪の教典」や2004年から映画公開、ドラマ放送がされている「海猿シリーズ」などの人気作品に多数出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」で柳原弘役にキャストされているのは、高橋長英さんです。高橋長英さんは、1942年11月29日生まれのAB型で、神奈川県横浜市の出身です。公表されている身長は171cmです。高橋長英さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1977年放送のドラマ「新撰組始末記」や2015年放送のドラマ「限界集落株式会社」などの作品に出演しています。
白い巨塔に登場する東佐枝子とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている東佐枝子(キャスト・矢田亜希子)は、東貞蔵の一人娘と言う立場から物語が始まります。東佐枝子は、主人公・財前五郎(キャスト・唐沢寿明)をはじめとする浪速大学付属病院の医師に医者としての違和感を感じており、そんな医師たちの中で異彩を放つ里見脩二に特別な感情を抱いている人物になります。また、医療過誤問題が起こった際には遺族側の弁護士・関口仁のサポートをしている人物でもあります。
1978年版白い巨塔での東佐枝子(キャスト・島田陽子)と2003年版白い巨塔での東佐枝子(キャスト・矢田亜希子)を比較した場合、役どころとしての違いはほとんどありません。また、キャストを比較した場合の共通項もほとんどありません。
白い巨塔キャスト一覧!東佐枝子役/矢田亜希子/島田陽子
2003年版ドラマ「白い巨塔」で東佐枝子役にキャストされているのは、矢田亜希子さんです。矢田亜希子さんは、1978年12月23日生まれのO型で、神奈川県川崎市の出身です。公表されている身長は164cmです。矢田亜希子さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、2003年放送のドラマ「僕の生きる道」や2006年放送のドラマ「トップキャスター」などの人気作品に多数出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」で東佐枝子役にキャストされているのは、島田陽子さんです。島田陽子さんは、1953年5月17日生まれのO型で、熊本県熊本市の出身です。島田陽子さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1974年放送のドラマ「華麗なる一族」や1984年放送のNHKドラマ「山河燃ゆ」などの作品に出演しています。
白い巨塔に登場する関口仁とは?
2003年版の白い巨塔で描かれている関口仁(キャスト・上川隆也)は、自身の弁護士事務所をたたむ寸前と言う立場から物語が始まります。関口仁は、主人公・財前五郎(キャスト・唐沢寿明)が関わる医療過誤事件の遺族側の弁護を引き受けた人物になります。また、関口仁は多くの医療裁判に関わってきており、「医者は最低だ」という持論を持った人物でもあります。
1978年版白い巨塔での関口仁(キャスト・児玉清)と2003年版白い巨塔での関口仁(キャスト・上川隆也)を比較した場合、役どころとしての違いはほとんどありません。また、キャストを比較した場合の共通項もほとんどありません。
白い巨塔キャスト一覧!関口仁役/上川隆也/児玉清
2003年版ドラマ「白い巨塔」で関口仁役にキャストされているのは、上川隆也さんです。上川隆也さんは、1965年5月7日生まれのA型で、東京都の出身です。公表されている身長は175cmです。上川隆也さんは2003年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、1999年放送のドラマ「お水の花道」や2011年から放送されているドラマ「遺留捜査シリーズ」などの人気作品に多数出演しています。
1978年版ドラマ「白い巨塔」で関口仁役にキャストされているのは、児玉清さんです。児玉清さんは、1933年12月26日生まれのO型で、東京都北区の出身です。公表されている身長は178cmです。児玉清さんは1978年版ドラマ「白い巨塔」以外にも、2001年放送のドラマ「HERO」や2010年放送のNHK大河ドラマ「龍馬伝」などの作品に出演しています。尚、児玉清さんは2011年5月16日に77歳という年齢で他界されています。
白い巨塔の2003年版ドラマあらすじをネタバレ!
2003年版「白い巨塔」前半部分!第一外科教授選編
すでに主要キャスト一覧紹介でも少々触れていますが、2003年版「白い巨塔」は前半部分「第一外科教授選編」と後半部分「医療過誤裁判編」の2編によって構成されています。この項では、その前半部分「第一外科教授選編」のあらすじを簡単にネタバレ紹介していきます。
国立浪速大学医学部付属病院第一外科助教授の立場にある主人公・財前五郎(キャスト・唐沢寿明)は、上司であり恩師でもある第一外科教授・東貞蔵の退官に伴い自身が第一外科の教授になれるものと考えており、財前五郎の義父(嫁の父親)であり大阪市医師会で副会長を務める財前又一もまた義息・財前五郎が教授になると確信しています。
しかし、東貞蔵は自身の医療技術に溺れ傲慢な態度が目につく財前五郎を教授の後任に推す事をやめ、石川大学医学部に勤める菊川教授を後任に推す事を発表します。これにより、第一外科の次期教授を巡る「教授選」が開かれる事になります。これまで東貞蔵に尽くし、教授になれるものと考えていた財前五郎は、義父・財前又一と共に、鵜飼良一医学部長を抱きこみ教授選を戦っていきます。
財前五郎をはじめとする3人の新教授候補の激しい選挙戦が繰り広げられますが、鵜飼良一医学部長を抱きこむ事に成功した財前五郎が新教授に就任する形で教授選は幕を閉じます。こうして国立浪速大学医学部付属病院第一外科教授となった財前五郎は、その後も国際的な学会で高い評価を受けるなど名声を高めていき、新たに建造される浪速大学病院系列の癌センターでセンター長を任される事となります。
がんセンターのセンター長に内定した財前五郎は、がんセンターの建造を心待ちにしながら第一外科の教授として日々満たされた時間を過ごしていきます。そんなある日、財前五郎は弁当屋を営む佐々木庸平という患者を診断します。財前五郎はこの時「食道がん」と診断し、もう一人の主人公・里見脩二(キャスト・江口洋介)や周囲の警告を聞かず、詳細な検証を行なわないままに「食道がん」の手術を実施します。
2003年版「白い巨塔」後半部分!医療過誤裁判編
出典: https://thetv.jp
すでに主要キャスト一覧紹介でも少々触れていますが、2003年版「白い巨塔」は前半部分「第一外科教授選編」と後半部分「医療過誤裁判編」の2編によって構成されています。この項では、その後半部分「医療過誤裁判編」のあらすじを簡単にネタバレ紹介していきます。
新たに建造されるがんセンターのセンター長に内定し、意気揚々と佐々木庸平の「食道がん」を手術した財前五郎でしたが、術後佐々木庸平の容態が急変しあっけなく佐々木庸平は死亡してしまいます。佐々木庸平の妻や息子は、佐々木庸平の急死に折り合いがつけられず、紆余曲折を経た上で財前五郎と国立浪速大学医学部付属病院を相手取った民事裁判を起こします。
この医療過誤事件の裁判は、医療過誤など無かったと主張する財前五郎や大学病院側と、医療過誤の事実を立証する里見脩二や関口仁弁護士をはじめとする遺族側の戦いとなり、最終的には第一外科医局員・柳原弘の証言などにより遺族側が勝利します。この裁判結果から、順風満帆だった財前五郎の人生は大きく方向を変えていきます。果たして、財前五郎の運命は?次章では、2003年版「白い巨塔」の最終回について紹介します。
白い巨塔の2003年版ドラマ最終回のあらすじをネタバレ!
佐々木庸平の死を巡る医療過誤裁判に敗れた財前五郎は、裁判の結審直後に気胸で倒れ昏倒し、後に行なわれた検査で「肺がん」である事が明らかになります。しかし、財前五郎には病名が伝えられず、財前五郎は悶々とした日々を過ごす事となります。一方で、医療過誤裁判で遺族側を支援した里見脩二は、大学病院での職を失い、千成病院へと職場を変える事となります。
その後、財前五郎は自身の容態から癌である事に気づき、名医として尊敬しながらも袂を分かつ結果となった東貞蔵に手術を依頼します。財前五郎の生への執着を感じた東貞蔵は手術を実施しますが、開胸と同時にがんが全身に転移している事を見定めると、苦悶の表情のまま閉胸します。この結果を受けた財前五郎の周囲の人間達は、財前五郎に真実を伝える事無く「手術は成功した」と伝えます。
しかし、周囲の人間達の様子や自身の容態から異変に気づいた財前五郎は、里見脩二が働く千成病院を訪れ、里見脩二に検査を依頼します。検査を終えた里見脩二は、財前五郎に真実を伝え「癌が脳にまで転移している。余命は3ヶ月だ」と宣告します。大学病院に戻った財前五郎は「僕に不安は無い。ただ無念だ」「里見。やっと僕のがんセンターで内科部長を引き受けてくれる気になったか」などのうわ言を残して息を引き取ります。(完)
白い巨塔にはモデルが存在していた?
今回紹介している作品のタイトルでもある「白い巨塔」とは、そもそも大学病院や大学病院内にある医局を意味しており、日本の医学会に大きな影響力を持つ事から「白い巨塔」と揶揄されるようになったと言われています。つまり、今回紹介しているドラマ「白い巨塔」でいえば、舞台となっている国立浪速大学医学部付属病院(或いは、国立浪速大学医学部付属病院内の医局)こそが「白い巨塔」と言えるわけです。
この、白い巨塔=国立浪速大学医学部付属病院には、モデルが実在すると言われています。その大学病院とは、国立大阪大学医学部付属病院です。なぜ、国立浪速大学医学部付属病院のモデルが、国立大阪大学医学部付属病院と言われているのか?この点については、映像化作品1作目となる映画版・白い巨塔でほとんどの主要キャストが関西弁を使用している為と言われています。
また、主要キャスト一覧紹介でも先述していますが、主人公・財前五郎(キャスト・唐沢寿明)が巻き込まれていく医療過誤事件の被害者・佐々木庸平が関西弁を使用していることも根拠の一つと言われています。ちなみに、ドラマ「白い巨塔」で描かれる大学名は、東都大学が東京大学、洛北大学が京都大学をモデルにしていると言われています。
白い巨塔の豪華キャスト一覧まとめ!
今回の記事では、2003年版「白い巨塔」と1978年版「白い巨塔」に出演しているキャストを一覧にまとめ、比較・紹介してきましたが如何でしたか?2019年には2019年版「白い巨塔」が岡田准一さん主演で放送予定となっており、早くも2003年版「白い巨塔」で主演している唐沢寿明さんやキャスト一覧と2019年版「白い巨塔」を比較する声が聞こえてきています。まだまだ広がりを見せる名作「白い巨塔」に今後も注目です!