大奥のドラマの歴代キャストと視聴率まとめ!シリーズを見る順番は?

沢山の作品が作られている大奥ですが、今回はフジテレビで2003年から放送され、全作品で高視聴率を取得した大人気テレビドラマ『大奥シリーズ』についてまとめました。ドロドロの女の戦いと女の人生に焦点を置いた壮絶ストーリーであるドラマ『大奥シリーズ』の歴代キャスト達を順番に紹介します。更に歴代大奥のあらすじ、視聴率や、いまさら聞けない大奥シリーズの見る順番についても紹介します。

大奥のドラマの歴代キャストと視聴率まとめ!シリーズを見る順番は?のイメージ

目次

  1. 大奥ドラマの歴代キャストや視聴率をご紹介!
  2. 大奥ドラマとは?
  3. 大奥ドラマの歴代キャストや相関図を紹介!
  4. 大奥ドラマのあらすじは?
  5. 大奥ドラマの視聴率について
  6. 大奥ドラマシリーズを見る順番は?
  7. 大奥ドラマの主題歌はあの有名なロックバンドが歌っていた?
  8. 大奥ドラマの歴代キャストや視聴率まとめ

大奥ドラマの歴代キャストや視聴率をご紹介!

大奥と一言に言ってもたくさんの作品が制作されていますが、今回は2003年よりフジテレビで制作そして放送された時代劇シリーズであるテレビドラマ『大奥シリーズ』に焦点を当ててみました。大奥シリーズは壮大な女の戦いと人生を描いており、制作すれば絶対に高視聴率を取れると言われるほどの大人気シリーズになりました。

大奥シリーズは豪華な衣装に豪華なキャストが多く使われており、時代劇ファンだけではなく、多くの女性がくぎ付けになりました。今回は歴代大奥に出演した豪華な歴代キャスト達を順番で紹介していきます。更に、歴代大奥のあらすじや平均視聴率も紹介します。更に大奥シリーズは多くの作品が制作されているので、いまさら聞けない歴代大奥の見る順番についてもまとめてみました。

大奥 第一章 - フジテレビ

大奥ドラマとは?

ドラマ大奥シリーズは2003年『大奥』から始まり、2004年『大奥~第一章~』、2005年『大奥~華の乱~』、2006年『大奥スペシャル~もうひとつの物語~』と2016年『大奥第一部~最凶の女~』と『大奥第二部~悲劇の姉妹~』と歴代全6作品がフジテレビで制作及び放送されたれた時代劇シリーズです。歴代大奥すべてが、平均視聴率14%以上を取得した大ヒット作品シリーズになりました。

全歴代大奥すべてがスペシャル版も制作されました。歴代大奥には時代劇出演歴の少ない役者が多く起用されたり、豪華な衣装や女優陣に、更には時代劇なのにロックバンドが主題歌を歌ったりと、時代劇好きだけではなく多くの女性も虜にしました。

更に大奥シリーズは制作させた順番と歴史上の順番が入り混じっており、後から制作された大奥の中に前作大奥の伏線が入っていたりと、大奥シリーズを見る順番を『歴史での順番』や『放送された順番』で見ても楽しめるようになっています。

大奥ドラマの歴代キャストや相関図を紹介!

大奥天璋院篤子役/菅野美穂

大奥シリーズ1作目の『大奥』の主人公を務めるのは篤子という女性です。薩摩藩士の娘でのびのび薩摩で育った篤子でしたが、薩摩藩主の政治的発言を増やすために十三代将軍徳川家定の正室御台所として大奥に送り込まれるのでした。好きな人と引き離された篤子は、いつか大奥を出て薩摩に帰るという思いを抱き大奥入りしましたが、厳しいルールの中で自由にトイレや起床もできない生活に全くなじむことは出来ませんでした。

非人的ルールを押し付けて、更に田舎者をバカにする大奥総取締役である瀧山と対立していくのでした。しかし篤子の大奥と結婚生活は、十三代将軍家定が急死したことにより2年も満たなく終わりました。その後は、薩摩に戻ることなく江戸で暮らし天璋院殿従三位敬順貞静大姉、通称天璋院と戒名し出家しました。

大奥シリーズ1作目の主人公篤子を演じたのは、女優、歌手、そしてタレントとして活躍する菅野美穂さんです。1992年にテレビ番組のユニットでデビューし、翌年に女優デビューしました。1996年に放送されたテレビドラマ『イグアナの娘』の主人公役で、演技派女優となりました。テレビドラマ『大奥』の篤子役で初時代劇出演になりました。その後は多くの時代劇にも出演するようになりました。

大奥瀧山役/浅野ゆう子

大奥で篤子と火花を散らすのは、大奥総取締役である瀧山です。瀧山は大奥の権力を握り、将軍家定にさえ対等に会話ができる存在です。父親が犯罪者で身売り寸前だった時に、大奥御年寄に美貌を買われて大奥入りを果たし大奥総取締役までに女のキャリアを駆け上がりました。大奥と将軍を守るために大奥を厳しいルールで縛り、奥女中を締め付けていきます。自身が身分の低い出であることを隠し、他人の不幸を喜ぶ面があります。

歴代大奥の総取締役ではまり役と言われた瀧山を演じたのは、ベテラン女優の浅野ゆう子さんです。アイドル歌手としてデビューし、第16回日本レコーダー大賞新人賞も受賞しました。1980年代からキャンペーンモデルや女優としても活躍します。ドラマ『抱きしめたい!』で浅野温子とW浅野を言われ、多くの女性がW浅野をマネするなど一大ブレイクを起こし、一躍『トレンディドラマの女王』と言われるようになりました。

大奥まる役/池脇千鶴

ドラマ大奥に登場するまるは、大奥の話の語り手でもあり、篤子付小姓です。もともと町人出身で大奥に上がりましたが、十三代将軍家定の正室御台所として大奥入りしたばかりだった篤子に、大奥で唯一心がある人物と言われ篤子付小姓になります。その後は天真爛漫で努力化な性格で篤子と身分を超えた友情を育み、篤子と瀧山が火花を散らすなかで篤子の支えになります。平凡だった少女でしたが、大奥と歴史に翻弄されます。

大奥で篤子付小姓まるを務めるかキャストは、女優池脇千鶴さんです。1997年に第8代三井のリハウスのリハウスガールとして芸能界デビューし、1999年『大阪物語』で女優デビューと共に数々の新人賞を獲得しました。その後は、NHK連続テレビ小説に出演したり、スタジオジブリの映画『猫の恩返し』で主人公吉岡ハル役で声優デビューも果たしました。演技は女優として数々の映画賞を受賞しています。

大奥~第一章~春日局役/松下由樹

ドラマ大奥~第一章~の主人公である春日局は、もともとおふくという名前で稲葉正成と結婚しており3人の子供もいました。しかし夜盗に襲われた夜、子供を守るために夜盗を殺したため夫である稲葉正成に離縁されてします。大奥で家光の乳母の仕事の募集をみて、乳母として大奥入りをします。

その後が不幸を糧に大奥を総取締役までにのし上がります。その後、男狂いの家光に跡継ぎを作らせるために、お万、お楽やお夏などを独断で大奥入りさせました。最後は幻のお江与との約束を果たすために薬は服用を拒み、お万に家光の寵愛を得ていたことを妬んでいたと謝るとともに次期総取締役を引き継ぎ亡くなりました。

ドラマ大奥~第一章~の主役である春日局を演じているキャストは、松下由樹さんです。1990年のテレビドラマ『想い出にかわるまで』で姉の恋人を奪う妹役が、はまり役で一大ブレイクをし、その後恋愛ドラマ、サスペンスやコメディードラマなどと幅広く活躍しました。大奥~第一章~で時代劇での新境地を開きました。代表作品には、『ナースのお仕事』『おとり捜査官・北見志穂』などがあります。

大奥~第一章~お万役/瀬戸朝香

ドラマ大奥~第一章~に登場するお万の方は、元々伊勢にある尼寺・慶光院の院主でした。院主のあいさつで三代将軍徳川家光に謁見した際に、家光に見初められ、大奥総取締役の春日局によって大奥入りを果たします。尼だったため髪が伸びるまで外部との接触を禁止され閉じ込められます。

その際心の支えになったのは、家光に命じられて館の下で半井隼人の笛の音でした。春日局によって妊娠しないように薬を食事に盛られており、家光に寵愛されるが子供はできませんでした。春日局の死後は、春日局の遺言により大奥総取締役に就任し、大奥の支配者になりました。

お万の方を演じているキャストは、女優瀬戸朝香さんです。1993年コーセーの化粧品のCMで注目され、その後のフジテレビ月9枠のヒロインに抜擢され、一大ブレイクを果たしました。10代のころはアイドル女優でしたが、19歳に演じた役以降は女優として開花しました。2007年にジャニーズ事務所所属の井ノ原快彦さんと結婚し、現在は2児の母親でもあります。

大奥~第一章~徳川家光役/西島秀俊

ドラマ大奥~第一章~の将軍は、徳川三代将軍徳川家光です。家光は生まれてすぐに母親お江与の方から引き離され、乳母であるおふく、のちの春日局に育てられます。息子を取られた寂しさからお江与は、家光に冷たく当たってしまいます。そのせいで家光は政治の能力は優れていましたが、人間嫌いで男狂いでわがままな性格に育ってしまいました。謁見に訪れた慶光院の院主、のちのお万の方を見初め大奥入りさせます。

ドラマ大奥~第一章~の三代将軍徳川家光を演じているキャストは、イケメン演技派俳優と話題の西島秀俊さんです。テレビドラマ『はぐれ刑事純情派5』で俳優デビューを飾り、その後は新興宗教にはまる役や同性愛者の役などをこなし注目を浴びます。その後は、癖のある役もこなす演技派俳優となり、数多くの賞でも受賞されています。2014年に一般人の女性と結婚した際は、『西島ロス』という言葉が生まれました。

大奥~華の乱~安子役/内山理名

ドラマ大奥~華の乱~の主人公である安子は、宮使えの牧野成貞を父に持ち、牧野成住の妻で幸せに暮らしていました。しかしある日牧野家に五代将軍綱吉が来たことによって人生が変わります。母は綱吉に我が物にされたことで自殺を図り、自身は綱吉の側室として大奥に上がることになりました。復讐を誓って大奥に上がった安子は、両親を貶めたのは綱吉ではなく、綱吉部下である柳沢と母桂昌院だと気が付き復讐を目指すのでした。

ドラマ大奥~華の乱~の主人公安子を演じているキャストは、女優内山理名さんです。1998年フロムエーのCMで芸能界デビューを飾りましたが、デビュー当初は女優の仕事に興味がなく、現場から逃げ出してスタッフを困らしていたというエピソードがあります。この大奥~華の乱~で連続ドラマ初主演をになりました。その後は女優業の傍ら、ヨガ講師としても活躍しています。

大奥~華の乱~徳川綱吉役/谷原章介

ドラマ大奥~華の乱~の将軍は、徳川5代将軍徳川綱吉です。綱吉の時代は徳川及び大奥の最盛期でありました。綱吉はほとんど母である桂昌院のいいなりでしたが、母の思惑を無視して部下である牧野成貞の妻を我が物にし、その娘を離縁させてまで自分の側室に輿入れさせました。

五代将軍綱吉を演じたキャストは、俳優、タレント、そして司会者とし活躍する谷原章介さんです。1992年にメンズノンノの専属モデルでデビューし、2005年公開の映画『花より男子』道明寺司約で俳優デビューしました。もともとは二枚目のな役柄を多く演じていましたが、28歳以降はハンサムながら気取った嫌味な男など一癖ある役も演じるようになりました。またイケメンながら庶民的な印象もあるため、司会業も多く行っています。

大奥~華の乱~お伝の方役/小池栄子

ドラマ大奥~華の乱~に登場するお伝の方は、徳川五代将軍である綱吉の側室になります。出身は身分の低い出ですが、綱吉の母である桂昌院のお気に入りで、綱吉との間には世継ぎとなる徳松と姫の鶴姫を生んでいます。綱吉の公家出身の正室御台所である信子とは対立関係にありました。

ドラマ大奥~華の乱~のお伝の方を演じているキャストは、小池栄子さんです。小池栄子さんは今は無き芸能事務所イエローキャブの社長にスカウトされて、グラビアモデルとして芸能界デビューをしました。しかしもともと女優を目指していた小池栄子さんは、所属していたイエローキャブが倒産したとき、グラビアモデルを引退し女優に転向しました。その後は多くのドラマや映画に出演しています。

大奥スペシャル~もうひとつの物語~おまん役/深田恭子

ドラマ大奥スペシャル~もうひとつの物語~の主人公は、武家の娘である三枝ゆきと言います。ゆきは貧しい実家を救うために、好きな人をあきらめて奥女中として奉公に上がり、大奥総取締の滝川に『おまん』という名前を貰います。失敗ばかりして周りを呆れさせていますが、単純で素直な性格をしています。最後は大奥総取締役・滝川付きの部屋子になります。

おまんを演じているキャストは深田恭子さんで、大奥スペシャル~もうひとつの物語~のナレーションも兼任しています。深田恭子さんは、ホリプロ所属の女優兼タレントで、深キョンの愛称で親しまれています。多くのドラマや映画などに出演しており、26回以上色々な賞に受賞歴のある女優です。

大奥スペシャル~もうひとつの物語~おしの役/貫地谷しほり

大奥スペシャル~もうひとつの物語に出てくるおしのは、主人公おまんが大奥入り後に初めてできた友達です。おしのも奥女中として大奥で奉公していましたが、大奥内の独事件で大奥を走り回っている時に六代将軍徳川家宣の目に留まり側室になります。しかしおしのは心を通わせている男が実はおり、側室に上がることを心から喜んではいませんでした。

おしのを演じたキャストは、しーちゃんや貫ちゃんの愛称で愛される貫地谷しほりさんです。新宿でスカウトされ芸能界入りを果たし、2002年に『修羅の群れ』で女優デビューしました。NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』で初主演を務めました。出演作品には『ちりとてちん』『風林火山』『龍馬伝』『八重の桜』などがあり、大ヒット時代劇にも多く出演しています。

大奥第一部~最凶の女~お美代役/沢尻エリカ

十代将軍徳川家治と側室美乃の間に生まれたお美代でしたが、家斉を将軍につけたい一派に両親を殺され、智泉院に預けられることにあります。両親の無念を晴らすために、第十一代将軍家斉の大奥へ入ること決めるのでした。復習のために女の武器を使い家斉に近づき、子を産むのでした。

大奥に復讐のために入り、力をつけるために女の武器もフルで使うお美代を演じたキャストは女優沢尻エリカさんです。日本人とアルジェリア系フランス人との間に生まれた沢尻エリカは小学6年生の時に芸能界入りしました。多くの役を演じられる演技派女優ですが、過去には問題発言や態度で芸能活動を休止していた時期もありました。問題発言の際の態度から『エリカ様』の愛称で呼ばれています。

大奥第二部~悲劇の姉妹~梅役/沢尻エリカ

第二部~悲劇の姉妹~の主人公の1人である梅は、町で一番の美人姉妹でした。姉の梅は人目を惹く美人なルックスを持っていましたが、純粋で優しい性格の人物でした。大奥入りになった際は許嫁と別れることになりましたが、家と妹を守るために大奥入りを決めました。しかし妹も大奥入りをした際に、姉妹間で確執が生まれてしまいます。最後は自身で自殺を図ります。

第二部~悲劇の姉妹~の姉である梅を演じているキャストも、沢尻エリカさんです。沢尻エリカさんは2週間の大奥で悪女と聖女を演じると放送前から話題になり、放送後は全く真逆の役を見事演じ切った演技派と更に話題になりました。沢尻エリカはこの大奥が時代劇初出演でした。代表作品には、『パッチギ!』『阿修羅城の瞳』『1リットルの涙』や『ヘルタースケルター』があります。

大奥第二部~悲劇の姉妹~歌役/蓮沸美沙子

第二部~悲劇の姉妹~の主人公の1人である歌は、弓が得意な男勝りの女性でした。美人姉妹の梅と歌でしたが、姉の梅が大奥で豪華絢爛な生活をしているのを見て、姉に嫉妬と対抗心を燃やし自身も大奥入りを果たします。女の武器で将軍家斉を虜にする歌でしたが、家斉に愛されることで、自身の立場が一番高いと勘違いし始めます。姉と同じように将軍の子を身ごもった歌でしたが、実は妄想妊娠だったのでした。

勝ちにこだわった人生を歩んだ歌を演じたキャストは、蓮佛美沙子さんです。第1回スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスで優勝し芸能界入りを果たしました。2006年『犬神家の一族』で女優デビューをし2007年には映画のコンクールで新人女優賞を受賞しています。代表作品には、映画『バッテリー』、ドラマ『七瀬ふたたび』『37.5℃の涙』、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』があります。

大奥ドラマのあらすじは?

ドラマ大奥あらすじ

時は、黒船来航から3年後の安政3年、薩摩藩士である島津忠剛の娘・敬子は恋人を別れさせられて、薩摩藩主の立場を上げるために、名前も篤子となり十三代将軍徳川家定の正室御台所として大奥にいりを果たします。薩摩で自由に生きていた篤子にとって1000人以上の女性のみで成り立っている大奥でも生活はしきたりばかりで、起床やトイレも1人で自由にできない堅苦しい生活でした。

隠していた鎧通しを大奥総取締役・瀧山に取り上げ、更に取り返そうとすれば謀反の疑いがかかると脅され唇を噛むしかできない篤子でしたが、将軍徳川家定との初夜を迎えた篤子は名実共に正室として、大奥総取締役・瀧山に宣戦布告をするのでした。

ドラマ大奥~第一章~あらすじ

時は徳川幕府開府から40年の寛永16年、三第将軍徳川家光の天下には1000人の奥女中がいる男子禁制の大奥がありました。その大奥を統括するのが、大奥総取締役の春日局であります。威光に包まれる春日局でしたが、彼女の過去には並々ならぬ不幸と苦難がありました。約35年前まだ春日局がおふくと呼ばれているころ、3人の子供達を守るために夜盗を殺してしまいました。

旦那の稲葉正成は夜盗殺しの妻は自分の評判にかかわると言い、おふくと離縁を言い渡し、おふくは3人の子供を置いて出ていかざるおえませんでした。置いてきた子供たちのためにも、負け犬のままでは人生終われないと誓ったおふくは、大奥で乳母の仕事を勝ち取るのでした。乳母になったおふくに待ち受ける大奥での暮らしとはいったいどのようなものだったのでしょうか?

ドラマ大奥~華の乱~あらすじ

時は元禄元年、五代将軍徳川綱吉は歌舞音曲を楽しむ日々を過ごし、実の母である桂昌院の言いなりでした。正室御台所の信子との間には子供はできず、側室であるお伝の方は徳松と鶴姫をもうけたが、大奥で実権を握っている桂昌院はお伝が低い身分出身な事と世継ぎが徳松のみなことを気にしていました。桂昌院は綱吉に若い側室を作らせようとします。

しかし綱吉は初恋の人である、元奥女中で現在は自分の部下である牧野成貞の妻を我が物にするのでした。ご機嫌の綱吉とは変わって、牧野成貞家族は宮使えのため、その状況を耐え忍ぶしかありませんでした。更に、綱吉は牧野成貞の1人娘である安子を側室に迎え入れると命じるのでした。夫がいた安子でしたが、家族の復讐のために、夫と離縁して側室として大奥に入るのでした。

大奥スペシャル~もうひとつの物語~あらすじ

時は宝永7年、六代将軍徳川家宣の大奥に武家の娘である三枝ゆきは好きな人とあきらめて、奥女中として奉公に上がることになります。大奥総取締の滝川に『おまん』という名前を与えられ、失敗もするが大奥で同じ奥女中である『おしの』と友達になり楽しく過ごしていました。

ある日大奥内で起こった毒事件で、上様である徳川家宣と偶然出会ったおしのは上様に気にいられて側室に上がることになりました。異例の出世に喜ぶかと思いきや、おしのは実は心を通わせている男の人がいるのでした。そんな中、おまんは大奥で今度は上様暗殺計画があることを知るのでした。

大奥第一部~最凶の女~

大奥「第一部〜最凶の女〜」は第十一代将軍である徳川家斉の時代です。家斉には10人以上の側室と50人以上の子供がいました。その側室たちの中で壮大な力を持っていたのはお美代とう側室でした。お美代は実は十代将軍である徳川家治と側室だった美乃の子でした。しかし徳川家斉を将軍にしたい一派に家治と美乃は殺されてしまったのでした。その事実を知ったお美代は、両親の仇を取るために大奥入りを決めるのでした。

大奥第二部~悲劇の姉妹~

時は第十一代将軍である徳川家斉がまだ青年だったころの話です。家斉は正室がいましたが、移り気激しく多くの女性に手を付けていました。しかしなかなか跡継ぎは生まれず、周りの者は世継ぎを生んで、家斉の気持ちをつなぎとめて置ける姫を探しているのでした。

その中で町一番の美人姉妹の噂を聞いた部下が、家斉にお目通しをすることにしました。正反対の性格をしているが仲の良かった姉妹ですが、将軍家斉と出会ったことで2人の運命は激しく動くのでした。

大奥ドラマの視聴率について

大奥の平均視聴率は14.5%

2003年に放送されたテレビドラマ『大奥』は、フジテレビの火曜日8時から放送される、通称『時代劇枠』で『スーパー時代劇シリーズ』として放送されました。第一部と第二部の2部構成で全11話のドラマ『大奥』は、時代劇出演のあまりない俳優や女優が多く起用され話題を呼び平均視聴率14.5%と記録しました。最も視聴率が高かった回は、第1話『将軍の女たち~運命の出逢い~』の回で、視聴率16.7%を記録しました。

最低視聴率でも第5話『京から来た姫君』の10.3%で、すべて11話を10%以上の視聴率を記録しました。更に最終回の翌週には、特別スペシャルドラマ『明治篇~新しい命~』が放送されました。更に翌年スペシャルドラマ『大奥スペシャル~幕末の女たち~』も放送され、特別スペシャルドラマの『明治篇』と『大奥スペシャル~幕末の女たち~』は、どちらも視聴率17.3%を記録しました。

大奥~第一章~の平均視聴率は17.6%

1作目テレビドラマ『大奥』の反響を得て制作された2作目大奥シリーズは、2004年10月から木曜日の夜10時から放送の通称『木曜劇場』の枠でテレビドラマ『大奥~第一章~』が放送されました。木曜劇場で時代劇が放送されることは、史上初の事で放送前から話題を呼びました。全11話の『大奥~第一章~』は平均視聴率が17.6%と、前作『大奥』よりも3%も上回り、歴代『大奥』の中で最高平均視聴率を記録しました。

更に全11話の中での最高視聴率は、最終話『命果つるとも』の回では20.3%を記録し、『大奥~第一章~』は最低視聴率でも15.2%となっており、最低視聴率でも前作『大奥』の平均視聴率を上回っています。更に2時間半スペシャルドラ『大奥スペシャル桜散る』も視聴率17.5%を記録しました。『大奥~第一章~』は2004年の全チャンネルドラマ視聴率ランキングでも第8位を獲得しています。

大奥~華の乱~の平均視聴率は15.6%

大奥ドラマシリーズ3作目は2005年『大奥~華の乱~』です。『大奥~華の乱~』は2作目『大奥~第一章~』と同じのフジテレビ木曜夜10時からの『木曜劇場』の枠で放送されました。『大奥~華の乱~』は前回の『大奥~第一章~』よりやや平均視聴率は下がるものの、平均15.6%という視聴率を獲得しています。

全10回の放送の中での最高視聴率は18%の第2話『伏魔殿』の回で、最低視聴率は14.5%の第1話『修羅場』と第3話『仇の子』の回です。『大奥~華の乱~』は2005年の全チャンネルのドラマ視聴率で17位を獲得しました。

大奥スペシャル~もうひとつの物語~の視聴率は15.2%

ドラマ大奥の4作品目『大奥スペシャル~もうひとつの物語』は、タイトルの通り1話だけのスペシャルドラマで、フジテレビ金曜日夜9時から放送の『金曜プレステージ』で2006年に放送されました。『大奥スペシャル~もうひとつの物語』は視聴率15.2%を獲得しました。

大奥ドラマシリーズを見る順番は?

放送・公開順編

大奥シリーズをドラマと映画含めて見る順番を作ると、放送・公開の順番で見る方法と時代の流れの順番で見る2通り出来ます。一つ目である放送・公開の順番で見るときの順番をここでは紹介します。公開順で見る場合は、菅野美穂や浅野ゆう子主演キャストの2003年放送ドラマの『大奥』→松下由樹や瀬戸朝香主演キャストの2004年放送ドラマ『大奥~第一章~』となります。

次に、内山理名や藤原紀香主演キャストの2005年放送ドラマ『大奥~華の乱~』→仲間由紀恵主演キャストの2006年公開映画『大奥』→深田恭子主演キャストの2006年放送スペシャルドラマ『大奥スペシャル『もうひとつの物語』→沢尻エリカ主演キャストの2006年放送スペシャルドラマ『大奥第一部~最凶の女~』と『大奥第二部~悲劇の姉~』の順番になります。

時系列順編

大奥シリーズを見る順番を時代の歴代の時系列に見るのも、後から作成された大奥の伏線やのちの大奥で重大になるポイントやルールの理由を見ながら楽しめます。映画版の大奥を含めで歴代の時系列なら、見る順番は以下の通りになります。徳川第三代将軍・徳川家光を中心とした話である2004年のドラマ『大奥~第一章~』→徳川第五代将軍・徳川義経が中心の話である2005年のドラマ『大奥~華の乱~』となります。

次に来る話は、徳川七代将軍・徳川家継の時代の話である2006年公開の映画『大奥』→徳川11代将軍・徳川家斉が中心の2006年スペシャルドラマ『大奥第一部~最凶の女~』と『大奥第二部~悲劇の姉~』→徳川第十三代将軍・徳川家定から第十五代将軍・徳川慶喜までをえがく2003年のドラマ『大奥』の順番になります。最初に制作された菅野美穂が主演キャストの大奥が最後の順番の話になります。

大奥ドラマの主題歌はあの有名なロックバンドが歌っていた?

大奥ドラマの主題歌はサザンオールスターズが歌う

2004年10月より放送されたドラマ『大奥~第一章~』の主題歌は、日本を代表するロックバンド・サザンオールスターズが歌う『愛と欲望の日々』でした。『愛と欲望の日々』はサザンオールスターズの50枚目のシングル曲で、オリコンチャートで通算12作目の首位取得作品となりました。『愛と欲望の日々』は1980年代のディスコを意識した曲調で、歌詞には和洋折衷の言葉遊びや実在したディスコの名前が多く登場しています。

ドラマ大奥~華の乱~の主題歌は東京事変が歌う

2005年にフジテレビより放送されたドラマ『大奥~華の乱~』の主題歌は、ロックバンド東京事変が歌う『修羅場』という曲です。東京事変はシンガーソングライター椎名林檎を中心に2003年~2012年まで活動されました。『修羅場』は打ち込みのリズムとガットギターが特徴なダンスミュージックな楽曲になったおり、歌詞には言いたいことを古風な言い回しでオブラートに包んで表現しています。

大奥ドラマの歴代キャストや視聴率まとめ

フジテレビで制作及び放送された大奥は、5作のテレビドラマ及び映画になるなど大人気時代劇シリーズとなりました。女の壮絶な戦いを描いた大奥は、主役から脇役まで豪華な女優や俳優がそろっていました。

今回は歴代を大奥のメインキャストと歴代ドラマ順番も『放送順番』と『歴史的順番』の2つともまとめてみました。更に歴代大奥のあらすじ、視聴率そして主題歌についても歴代大奥シリーズの順番で紹介しました。壮絶なバトルを繰り広げる大奥を見直してみるのもいいかもしれません。

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