ゼロ一攫千金ゲームの最終回までのあらすじ・感想まとめ!ラストの結末もネタバレ

アイドルグループNEWSの加藤シゲアキさん主演でドラマ化されたのがゼロ一攫千金ゲームです。「アカギ」や「カイジ」で知られる福本伸行さん原作の漫画「賭博覇王伝 零」が原作という事で、そのあらすじと出演するキャストの豪華さで注目を集めました。今回はゼロ一攫千金ゲームのあらすじを各話単位で最終回の結末までネタバレありで紹介しつつ、既に視聴した人の感想を紹介していきます。

ゼロ一攫千金ゲームの最終回までのあらすじ・感想まとめ!ラストの結末もネタバレのイメージ

目次

  1. ゼロ一攫千金ゲームとは?
  2. ゼロ一攫千金ゲームのあらすじネタバレ
  3. ゼロ一攫千金ゲームの結末ネタバレ
  4. ゼロ一攫千金ゲームのキャスト・キャラクター
  5. ゼロ一攫千金ゲームの回答ネタバレ
  6. ゼロ一攫千金ゲームの原作・ドラマの違い
  7. ゼロ一攫千金ゲームのスピンオフドラマ
  8. ゼロ一攫千金ゲームを観た人の感想や評価は?
  9. ゼロ一攫千金ゲームのネタバレまとめ

ゼロ一攫千金ゲームとは?

ゼロ一攫千金ゲームの作品情報

ゼロ一攫千金ゲームは2018年7月から放送されたドラマです。アイドルグループNEWSの加藤シゲアキさんがゴールデンドラマ初主演を務め、またNEWS結成15周年という節目もあって多数のジャニーズからの出演で注目を集めたドラマです。

ゼロ一攫千金ゲームの原作

ゼロ一攫千金ゲームは原作のあるドラマになっています。ゼロ一攫千金は「賭博覇王伝 零」というタイトルの漫画を原作としています。「賭博覇王伝 零」は2007年に週刊少年マガジンで連載が開始された漫画で、第一部完から休載を挟みながらも2013年まで連載された作品です。

描いたのは「アカギ」「カイジ」などの作品でも知られる福本伸行さんで、ギャンブル漫画を得意とした漫画家さんです。青年誌で連載した「アカギ」「カイジ」に比べれば少年誌連載の「博打覇王伝 零」は暴力表現等を抑え、謎解きをする要素を強めに盛り込んだ作品となっていました。

ゼロ一攫千金ゲームの放送概要

ゼロ一攫千金ゲームは2018年夏クールのドラマとして7月15日から9月16日までの間、全10話で放送されました。また製作が日本テレビという事もあって、各話の放送終了直後から日本テレビが出資している有料動画配信サービスHuluでも配信を開始、さらに最終回の放送終了後には最終回での結末から1年後の主要登場人物の様子を描いたオリジナルエピソードが追加されています。

有料動画配信サービスHuluでは2019年3月現在もゼロ一攫千金ゲーム全10話で最終回を迎え、プラスする形でオリジナルエピソード4話の計14話が全て公開中となっています。

ゼロ一攫千金ゲームの主題歌

ゼロ一攫千金ゲームは主演をジャニーズ系アイドルグループNEWS所属の加藤シゲアキさんが務めるという事もあってNEWSが主題歌を担当しています。「生きろ」と名付けられた主題歌はNEWSの24枚目のシングルとして最終回放送直前の2018年9月12日にCD、DVDが発売しています。またこの主題歌は同時にNEWS15周年の楽曲でもあり「生きろ」15th Anniversary BOXという特典付きのバージョンも発売されました。

ゼロ一攫千金ゲームのあらすじネタバレ

ゼロ一攫千金ゲーム1話のあらすじネタバレ

正体不明の義賊「ゼロ」が話題になっている中、ヤクザの末崎さくらは振り込め詐欺で得た5千万というお金を奪われてしまうという出来事が起こります。さくらはすぐに実行犯であったチカラ、ヒロシ、スナオの3人を捕まえますが、ゼロという男が首謀者であった事を聞かされます。そのお金を渡されるはずだったさくらの弟セイギに説明する形で事の顛末が語られる事になります。

まずさくら達がよく注文する中華料理店の出前持ちに扮したチカラが玄関に置きっぱなしになっていた事務所の鍵を使って合鍵を作ります。さらに鍵を戻す際に鍵についていたキーホルダーに盗聴器を仕込み、暗証番号を聞き出すという方法でお金を盗み出したのです。さくらのミスだと怒るセイギに対し、さくらはチカラ達3人を売り飛ばして金を作ると答えます。

そこに3人が捕まった事に気づいたゼロが救出に現れます。そもそもチカラ達3人は集団自殺をしようと集まったメンバーで最後に現れたゼロに義賊としてのしごとを依頼されて行動していたのでした。ゼロは彼らに致死量の猛毒が入ったガムを渡していましたがそのガムに発信機を仕込んでおり、捕まった事に気づいたのです。さらにゼロは情報漏えいをネタにさくらに3人を開放させる事にも成功します。

無事にさくらの元から開放されたゼロ達の前に在全と峰子が現れます。資産100兆円を超える実業家である在全は在全グループの後継者を決める選抜ゲームにゼロ達を参加させようとゼロ達を買いにきたのでした。そうしてゼロ達はゲーム会場、ドリームキングダムに向かう事になります。ドリームキングダムでは入場前に趣旨が説明され後継者に指名されれば王として100億が与えられる事が説明されます。

ドリームキングダムに入場する前、入場券として最初のゲームが行われる事になります。「鉄球サークル」と名付けられたゲームはサイコロの目に応じて落ちてくる鉄球を避けるゲームです。しかしそのゲームの本質は鉄球とサークルの間に出来る隙間を見つける事が出来るかの観察力を競うゲームでありゼロと仲間たちはなんとかゲームをクリアし、このドリームキングダムで生き残る事を決意します。

ゼロ一攫千金ゲーム2話のあらすじネタバレ

ドリームキングダムの本戦に勝ち進んだゼロ達。20個以上あるゲームをクリアし、3種類ある難易度別に手に入るリングを4つ集めると晴れて在全の後継者として王になれるという説明を受けます。早速ゲームに挑みますが皆一番安全な難易度の物にしか挑もうとしません。一方で他者から力づくで奪うという手段に出たセイギとユウキとゼロ達は対立する事になります。

ゼロ達が揉めている間に標が真ん中の難易度のゲームに挑戦してクリアすると在全がゼロと標を主催者特権で直接対決させると言い出します。在全は2人に王の器を見たのでした。そして2人は「クォータージャンプ」というゲームに挑む事になります。50メートル上空から4方向の声の主を頼りに1方向だけにあるセーフエリアにジャンプするというゲームで、失敗すれば即死は免れないゲームでした。

まず挑む事になったゼロ、4方向にはそれぞれゼロに特別な思いを抱くプレイヤー達が呼びます。彼らも自分の方にゼロを呼べればリングが1個もらえる事になっていたのです。ゼロはヒロシに扮した黒服の声を頼りにまずは1方向セーフエリアではない方向を見抜きました。2話はもう1方の声の主がゼロの高校の同級生で、ゼロに激しい嫉妬心を覚えていたカズヤが立っているのが分かる時点で結末となっています。

ゼロ一攫千金ゲーム3話のあらすじネタバレ

3話は2話の続きゼロのクォータージャンプからです。カズヤの方向も違うと見抜いたゼロ、残りの2方向には2話で揉めたセイギと、在全の秘書である峰子が立っていました。ゼロはコインを使ってその方向を確かめ、さらには在全が言葉を発した事からセーフエリアを断定、在全に落下させられそうになりますがそれすらも見破って無事にジャンプを成功させました。

一方対戦相手である標はなんと45秒でこの問題をクリアしてしまいます。セーフエリアからしか絶対に見えないエリアを作り出しそのエリアに隠す親指の形を答えさせる形であっさりセーフエリアを見破ってしまったのです。ゼロは標を称賛しながらも自分と比較して落ち込む事になるのでした。

ゼロ一攫千金ゲーム4話のあらすじネタバレ

次に行われたゲームは3人チームで挑む事になる「迷宮トライアングル」というゲームでした。ゼロは末崎、おセイギのチーム、3話でゼロに勝った標はユウキとスナオとチームを組む事になります。そしてチームのうち一人は人間柱時計としてゲーム開始から25分後に水没する水槽の中に入れられてしまう事になり、ダイスで負けたゼロ、そして標は柱時計役となってしまいます。

制限時間30分以内に1チームでもクリアとなるルールのゲームでしたが、ゼロ達のチームのチームワークは最悪です。セイギは元々賞金よりもゼロを潰す事を目的としている上に、さくらとセイギの仲も決して良好とは言えません。4話の中では辛うじて閉じ込められた部屋が2等辺三角形である事が分かるだけで手詰まりになってしまいました。

ゼロ一攫千金ゲーム5話のあらすじネタバレ

追い詰められていく中各チームが1度だけしか無い回答権を失っていき残ったのはゼロと標のチームだけになってしまいます。天井がガラス張りであった事からほぼ同時に「星」という回答に辿り着いたゼロと標でした。標はなんとか回答を送信しますが、ゼロはそれが間違いである事に時間ギリギリで気づきました。末崎が答えを送信すると無事に給水が止まります。

時間は26分、既に水没しており、ゼロは意識を失ってしまいました。ゼロの他者を思いやる気持ちに触れたセイギは触発されたように開放されたゼロに人工呼吸と心臓マッサージを行います。辛うじて生還したゼロ達。そしてついにゼロはリングを1つゲットする事になるのでした。

ゼロ一攫千金ゲーム6話のあらすじネタバレ

ゲーム開始前、ゼロは標から2人で在全を倒さないかと誘われますが、守るべき仲間がいるゼロはその提案を受ける事はありませんでした。6話で開始された第3のゲームが「ザ・アンカー」です。ゼロ達はまず、台の上に寝かされて固定されます。その中でこのゲームの進行役である小太郎が現れました。ゼロはユウキ、ヒロシの3人でアンカーが行き来する中でクイズを答える事になります。

クイズはアルファベットが描かれたパネルから選ぶ形で問題に応じて設定されたポイントがあり、不正解が続くとアンカーが下がっていくという残酷なゲームでした。しかも回答は順番制である為、全問ゼロが答えるような事もできなくなっています。しかも小太郎はあえてルールを後付で説明するという卑怯な手段に出ます。

問題の中にアンカー問題という問題を忍ばせておき、その問題を答えた時に初めてアンカーが動作するというのでした。アンカー問題の回答次第では上がる事もありますが不正解ならその分アンカーが自分達に近づくという極限状態の中で問題に答えていく事になります。ゼロはその中でもアンカー問題が6問である事から「ANCHOR」の6文字がそれぞれアンカー問題になっていると予測するのでした。

ゼロ一攫千金ゲーム7話のあらすじネタバレ

それぞれの問題は非常に理不尽な問題も多くユウキやヒロシはもちろんゼロでさえも間違えるような問題が多くなっていました。しかしそんな中でもゼロは諦めない事から小太郎は焦っていきます。峰子の指摘を受けてアンカー問題の位置を変更し、さらにゼロの正解する問題は全部ポイントを少なく設定するなど姑息な手段に出ます。

そしてユウキがアンカー問題を引き当ててしまいます。その時点で溜まっているポイント的にここで間違えてしまうと間違いなくゼロ達の首が飛ぶ状態です。ユウキは諦めないゼロの姿勢に感化されてなんとか答えようとしますが他ならぬゼロが死の恐怖に絶叫してユウキの答えを妨害、不正解になってしまいます。

大喜びする小太郎でしたがすべてはゼロの演技でした。アンカーはゼロ達が寝ている台に衝突してしまったのです。これはゼロが綿密に計算した結果でした。ゼロは事前にアンカーまでの距離や自身の身体の各所の長さを計る事で導き出していたのでした。そしてゼロの目論見通り、クイズは続行不可能となってしまいます。

ルールを変更してゲームを続行しようとする小太郎でしたがそれを在全が止めました。このゲームは最後までやると必ず死ぬように作られていたのです。その為ゼロは勝てなくても生き残る事を優先したのでした。ゼロがここまで読んだ事に関心した在全はゼロ達に暫定クリアとしてリングを与えるのでした。

ゼロ一攫千金ゲーム8話のあらすじネタバレ

合計2つのリングを獲得したゼロ。そんなゼロに末崎はゼロについていけばリングが取れると21人の参加者が必要な「魔女の館」の挑戦者を集めてしまいます。他人任せな挑戦者達にゼロが不安を覚える中、「魔女の館」が開始されます。21人が協力する必要あるルールであるにも関わらず、問題についていけない一部の参加者がゼロに反乱を起こします。

しかもそこに21人に紛れ込んでいたセイギとユウキが今言う必要が無いことをペラペラと話す為にバラバラになりかけます。さらに突然壁から無数の槍が飛び出し参加者の一人、石田が負傷してしまった事で参加者は完全にパニックに陥ってしまいました。ゼロはそんな中でもなんとか回答を送信しますがなんと不正解になってしまいさらに挑戦者達からバッシングを受ける事になってしまうのでした。

ゼロは仲間達から守れら、励まされながら必死に問題を考えてなんとか回答を導き出します。しかし問題はそれだけではありませんでした。今度は壁に矢が装填され時間内に解かなければ矢が打たれるという状態になってしまいます。ゼロはすぐに鉄板を使って垣根を作る事を思いつき全員で作業しますが、槍で負傷していた石田だけが垣根の中に入れずにいました。

ゼロが助けに飛び出しますが大柄な体格の石田はゼロだけでは支えきれません。そんなゼロの行動に感化されたセイギ、ユウキの行動もなんとか石田を含めて垣根の中に収まる事が出来たゼロ達。なんとか魔女の館をクリアする事ができゼロのリングは3つになりましたが、時を同じくして標が4つ目のリングを集めきっていました。

ゼロ一攫千金ゲーム9話のあらすじネタバレ

標が先にクリアとなる4つ目のリングを手にしてしまった事に落胆を隠せないゼロでしたが在全の思いつきで全員に20分の延長が認められます。そんな中で標の計画を聞いたゼロは標を止めるべくまだ誰もクリアしていない「失われたリング」に挑み無事にゲームをクリア、4つのリングを手にする事になります。

そして行われる事になったゼロvs標のサシでの勝負は心理戦「ブレークダウン」で戦う事になります。当初こそ標が有利に勝負を進めますが、ゼロの説得にも似た心理戦で標はゼロに譲る形でゼロに勝たせます。ゼロは勝利者として在全の元に案内される事になりますが、なんと在全は倒れてしまっていました。

ゼロ一攫千金ゲームの結末ネタバレ

ゼロ一攫千金ゲームの最終回ネタバレ

最終回にしてゼロの「眼の前の命は必ず守る」という正義感の理由が明らかになります。それが過去にゼロのせいで人生を失い、行方不明となっていた友人ミツルの存在があったからです。なんとミツルは在全グループに匿われていました。なんと、峰子がミツルの姉だったのです。そしてそんな峰子はゼロに在全グループの全権が移る事を恐れて一騎打ちの勝負を仕掛けます。

勝負は変則ポーカー「デイ&ナイト」で行われます。3回行われる勝負の初戦は峰子が圧倒的に勝利します。しかし病床にあった在全の命令で峰子だけに「負けたら弟を殺す」というメッセージが届けられます。2,3回戦、ゼロの奮闘と峰子の動揺もあって同点に持ち込んだゼロ。しかし勝負の最中から峰子の様子がおかしい事は感じ取っていました。

当初の取り決め通り同点の場合はカードの引き勝負をする事になりますがゼロはイカサマを仕掛けて自ら負けを選ぶのです。そしてドリームキングダムは結末を迎えました。最終回の結末はそこから少し先の未来、それぞれの1年後の姿が描かれる形の結末です。

ヒロシ、チカラ、スナオの3人は引っ越し屋でアルバイトをし、さくらはヤクザから足を洗って弁当屋を初め、セイギは就職活動中、在全グループの社長には峰子が就任し、ユウキは在全グループに就職しました。ゼロはといえば優勝賞金だった1000億はゲットした為、ヒロシ達にセイギとユウキを加えた6人で義賊として活動しながら、元々の夢だった宇宙物理学者を目指して大学の研究室に戻っていました。

賭博覇王伝・零の第一部ネタバレ

ここまでがドラマゼロ一攫千金ゲームとしてのあらすじのネタバレですが、原作となる賭博覇王伝・零とドラマゼロ一攫千金ゲームではその終わり方には明確な違いがあります。第1部では予選参加者を乗せたリムジンバスが崖下に落下し、誰も出てこないという状態で終わっていたのです。これは在全の考える「ドロップ・リムジン」というゲームでした。

在全いわく、王になるなら運も必要で本物の王ならばこの程度のことでは死なないという事なのですが、結果としては誰も出てくる事なく、第1部の最終回でも誰もはいでてくる事なく、在全が心の中で「終わり?まさかお前等、ここで終わり?終わり?」と繰り返して終わるという結末になっています。ドラマの最終回の結末とは大きく異なる続編を匂わせるような内容となっています。

賭博覇王伝・零の第二部ネタバレ

2部開始時は実は怪しいと思って乗っていなかったという標が生き残っていた事が分かります。もちろんゼロも生き残っていました。そこからはそれぞれに独自のシナリオが展開される形であり、ドラマにはなっていない部分となっています。ゼロ一攫千金ゲームのあらすじといえるのは1部の途中までといえる状態になっています。ただ詳しくは後述しますがゲームに関しては一部ルールを変更する形で導入されるなどしています。

第二部自体は既にドラマよりもさらに少し先の時間軸、最終回の結末で描かれている1年後の姿よりもさらに先のあらすじを書いているものなので一概に繋がっていないとも言えませんがそもそもドラマ版はキャラ設定なども異なるキャラクターが多いので関係していないといえるのではないかと言えます。

ゼロ一攫千金ゲームのキャスト・キャラクター

ゼロ一攫千金ゲームの相関図

ゼロ一攫千金ゲームは出演者が多いように見えて主要な登場人物は意外と少ないです。ゼロ達の義賊グループと在全グループのメンバー、その他一部サバイバルゲームの参加者の中で目立つものがいる程度になっています。その他には各話に登場するゲスト出演者で構成されており、それらゲスト出演者は相関図には含まれていません。

宇海零/加藤シゲアキ

ゼロ一攫千金ゲームの主人公がゼロこと、宇海零です。普段は進学塾の講師を務めていますが、裏では弱者を救うために義賊として邁進しています。天才的な勝負感を持ち、自分の勝利や命よりも他者を救うことを優先しています。最終回の結末でも描かれているように元々は宇宙物理学者を目指していた過去があります。

演じた加藤シゲアキさんはアイドルグループNEWSに所属しながらこれまでもドラマに多数出演してきた俳優さんでもあります。これまでには「トラブルマン」「華和家の四姉妹」「失恋ショコラティエ」「傘をもたない蟻たちは」「時をかける少女」「嫌われる勇気」などのドラマに出演しています。

末崎セイギ/間宮祥太朗

ドラマオリジナルのキャラクターになるのが末崎セイギです。当初はゼロの前に立ちはだかる存在でしたが、次第にゼロに惹かれ協力的な姿勢を取るようになります。基本的にはリアリストで自分の信念を強くもっています。

そんなセイジ役を演じたのが俳優の間宮祥太朗さんです。読者モデルから活動を開始し、2008年に俳優としてデビューしました。最近特に出演作が多く、「ニーチェ先生」「早子先生、結婚するって本当ですか?」「お前はグンマを知らない」「僕たちがやりました」「今からあなたを脅迫します」「半分、青い。」などに出演している他、映画にも多数の作品に出演しています。

氷川ユウキ/小関裕太

セイギと共に行動する参加者の一人が氷川ユウキです。原作にも登場するキャラクターですが、性格などはドラマに合わせて作られたもので実質的にオリジナルキャラクターです。頭脳派でクールなキャラクターですが、自分の命を軽視する側面を持ち合わせています。

演じた小関裕太さんは2003年に子役としてデビューして以来俳優として活躍しており、これまでに多数の作品に出演しています。ドラマでは「ビター・ブラット~最悪で最強の親子刑事~」「ごめんね青春!」「ホテルコンシェルジュ」「恋がヘタでも生きてます」「特命刑事カクホの女」などに出演しており映画でも活躍しています。

真鍋チカラ/加藤諒

ゲーム前からのゼロの仲間の一人が真鍋チカラです。普段はフリーターでお金に強い執着を持っています。ゲームで同じチームになるシーンなどはありませんでした。そんなチカラ役を演じた加藤諒さんはバラエティー番組「あっぱれさんま大先生」で芸能界入りし、ドラマなどにも出演して知名度を高めた俳優さんです。これまでには「とと姉ちゃん」「真田丸」「東京タラレバ娘」などに出演しています。

佐島ヒロシ/岡山天音

ゲーム前からのゼロの仲間の一人でザ・アンカーではチームメイトとなるのが佐島ヒロシです。普段は真面目な会社員ですが、不器用であまりうまくいっていませんでした。演じた岡山天音さんは2009年に芸能界入りを果たすと、「ひよっこ」「I''s」「ゆうべはお楽しみでしたね」などに出演して知名度を高めています。

早乙女スナオ/杉野遥亮

ゲーム前からのゼロの仲間の一人が早乙女スナオです。普段はフリーターをしていて優柔不断な性格をしています。演じたのは2016年に俳優としてデビューした杉野遥亮さんです。「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で俳優としてデビューするとほぼ毎クールのようにドラマに出演を続けています。

末崎さくら/ケンドーコバヤシ

ゼロ達に資金を盗まれたヤクザが末崎さくらです。なし崩し的にゲームに参加していますが、原作でさくらが行った行動を他のキャラに置き換えられたりしているので活躍のシーンが少なくなっています。そんなちょっと損な役を演じたのがお笑い芸人であると同時に俳優としても多数の作品に参加しているケンドーコバヤシさんです。

在全無量/梅沢富美男

総資産100兆円を超える資産家でゼロ一攫千金ゲームの本題と言えるドリームキングダムを開催したのが在全無量です。傲岸不遜な性格ながら言動の重厚さが強調されたキャラクターになっていました。また最終回の結末では社長の座こそ峰子に譲っていますが復調してトップの座に居座り続けています。

演じた梅沢富美男さんは俳優と同時に現在はコメンテーターとしても活躍するタレントさんです。現在でも演劇を優先した活動をしていますが、ドラマや映画にも度々出演しています。

後藤峰子/小池栄子

在全の右腕としてゲームを進行させているのが後藤峰子です。何かにつけてゼロを目の敵にして偽善者呼ばわりしています。最終回の結末で描かれているように在全グループの社長となりました。演じたのはグラビアアイドルとして活躍し、現在はタレントとして活躍する小池栄子さんです。女優としてもこれまでに「マッサン」「5人のジュンコ」「世界一難しい恋」「下北沢ダイハード」「ヘッドハンター」などに出演しています。

ゼロ一攫千金ゲームのゲスト出演者

ゼロ一攫千金ゲームはNEWSに所属する加藤シゲアキさんが主演するという事でその他のNEWSのメンバーもそれぞれに友情ゲスト出演という形で数話に限り登場しています。ゼロの同級生である山口カズヤ役として増田貴久さん、「ザ・アンカー」の進行役、城山小太郎役として手越祐也さん、最終回で明らかになるゼロの過去に関わる重要なキャラクターである後藤ミツル役として小山慶一郎さんが出演しています。

天才少年・標役について

標は原作では天才中学生という設定である為、誰が演じるのかと注目が集まっていました。大きく年齢設定が変更されているキャラクターもいますが標に関してはそのイメージを優先してか、設定を変えられる事なく演じられています。標役を演じたのはジャニーズJrのユニット「東京B少年」に所属する佐藤龍我さんです。この標役に関しては本人達にも内緒のオーディション企画という形で決定される事になりました。

ゼロ一攫千金ゲームの回答ネタバレ

回答ネタバレ「迷宮のトライアングル」

迷宮のトライアングルの問題は「部屋はすべて同じ。君達は何?」という問題です。ゼロ達はこの時二等辺三角形の部屋に入れられており、同じようにゲームにエントリーした10組がそれぞれに全く同じ部屋にいる状態でした。標はここで「星」という答えを導き出しますが「すべて同じ」である事から答えは「風車」という答えになるのでした。
 

回答ネタバレ「ザ・アンカー」

多数の問題が繰り広げられる事になるザ・アンカーですが、ザ・アンカー自体の回答はゼロが導き出した「勝てはしないが生き残る」という回答だと言えます。小太郎は姑息で色々な罠を仕掛けており、最後には必ず死ぬように設定されていました。それぞれの問題は基本的に原作通りですが、唯一、小山太郎の髪型に関しては演じる手越祐也さんに合わせてバーナーで焼いた文字という設定に変わっています。

回答ネタバレ「魔女の館」

魔女の館に関してはひらめきの後は完全に計算問題です。問題は「正しい道には兵隊が砲丸の左に1人、右に11人並んでいて砲丸の9番目と10番目がこのままでは「4」「2」それが今この部屋の運命。チャンスは2回。100分の2」という問題になっています。この問題は√2の数字の9番目と10番目を導き出し、さらには11番目の値を四捨五入する事で導き出されます。

計算は非常にややこしいですが結果「24」という数字が浮かび上がります。さらに2個目の問題に続きます。問題は「おめでとう。そう「24」が正解。よく辿り着いたわ。素晴らしい。でもまだまだ皆さんには死んでもらいますね。さてみなさんが辿り着いた「24」そして、皆さんの人数「21」実はこの2つはちょっとした関係があるの。さてどんな関係かしら?その答えが自ずと生き残りのカギネ」という問題です。

この問題を解く鍵はカタカナになっている「カギネ」の部分にありました。実はカギネのギは手紙の下地であり、実際にはカキネと書いてあったのです。つまり垣根を作って防壁を作れという回答なのでした。

回答ネタバレ「失われたリング」

失われたリングは部屋の中からリングを探し出すというシンプルなルールです。このゲームのミソはルールを部屋の前扉が開いた状態で行う事にあります。答えとしてはその説明の時点では確かに部屋の中にある外側のドアノブの中というのが答えです。ドアノブを閉めてしまうとどうやっても見つける事が出来ないというゲームになっていました。

回答ネタバレ「ブレークダウン」

ブレークダウンはゲームの内容から名前に至るまで原作とドラマでは大きくことなっています。原作におけるジャックルームに相当するゲームです。ドラマではリングの入った箱を8枚の鉄板入りの蓋で守り、守られていない箱を見破ってリングを叩ければ勝ちというルールです。ゲームは全部で3回戦で蓋は使い捨てである為、どこかでは必ずガードしない部分を作るしかないというルールになっています。

回答ネタバレ「デイ&ナイト」

デイ&ナイトも原作では100枚ポーカーだったゲームで、またこのゲームが行われたのはドリームキングダム以降のあらすじになっています。ドラマでは峰子とゼロがそれぞれに赤札と黒札を持ち、その中からポーカーの5つの役を作り、ぶつけ合うルールで、ぶつけた役に応じて加点されるというルールになっていました。

同じ数字のカードが2枚しかない関係上、フルハウスやスリーカードが出ないルールで作れる役は全部で7種類あり、同じ役を作ってはいけないというルールもありました。こちらのゲームも勝った役に応じて点数をえる点数計算方式なので明確な回答はないゲームです。

ゼロ一攫千金ゲームの原作・ドラマの違い

ゼロ一攫千金ゲーム各話の原作との違い

ゼロ一攫千金ゲームのあらすじはゲームの内容などにはドラマに合わせて変更が加えられているもののおおよその流れ自体は基本的に相違がないように作られています。ただ違いも確かに多く、原作では3つだったリングを集める数が4つであったり、ゲームが行われる順番、ゲームの参加メンバー、など各話それぞれに原作と違う点があります。

ゼロ一攫千金ゲームの全体的な原作との違い

全体的な違いで大きいのは義賊という設定を前面に押し出した作りになっているという点が挙げられます。ドラマ版がヒロイックでコミカルな雰囲気が強いのに対し原作では時に指を賭けたりする必要があるなど大金が掛っているリアルさを前面に押し出した作品になっていました。

ゼロ一攫千金ゲームのスピンオフドラマ

エピソードZERO 山口カズヤ編

高校時代にゼロに何もかもで負け続けた記憶を持っている山口カズヤが主人公のこのエピソードでは、社会に出て成功を収めていました。しかしアメリカからヘッドハンティングされてきた向井シオンの出現によってカズヤの立場は追い込まれていく事になります。そんな追い込まれる中でカズヤはゼロとの屈辱の記憶を蘇らせてしまうのでした。

エピソードZERO 城山小太郎編

城山小太郎は友達をレンタル会社を経営していました。仲間との関係も良好で会社自体も好調でした。しかしとある客が友達として撮った写真をSNSに上げたところ、小太郎が過去にいじめられた事が明るみに出る事になります。客の男から恥をかいたから謝れとまで言われてしまい、小太郎は客の男を殴り飛ばしてしまいます。結果仲間の信頼までも失う事になってしまうのでした。

エピソードZERO 後藤ミツル編

ミツルは当時写真家を目指しながらペンションを経営していました。そこに現れたのが大学院生で毎年恒例の星の観察をしにきたゼロです。ミツルはゼロの立会いの元、思いを寄せていた恵にプロポーズしました。そして幸せそうな写真を何枚も撮りその中の1枚がコンクールで大賞を撮ってしまうのです。しかしその裏ではとんでもない出来事が起こっていました。

実はプロポーズの日、ミツルは一度指輪を忘れてゼロにカメラを預けて取りに行ったのですが、その時ゼロがなにげに撮った恵の写真がコンクールで選ばれた1枚だったのです。ペンションを売って上京する事を決めたミツルでしたが、才能を疑われる事になり、さらにはその写真の異変にも気づいてしまうのでした。

ゼロ一攫千金ゲームを観た人の感想や評価は?

本編の最終回の結末、さらにはスピンオフのあらすじまで紹介したところでここからは既に視聴した人の感想を紹介していきます。原作から大きな変更点もあるとゼロ一攫千金ゲームですが、変更点にはそれぞれに賛否両論あるものの基本的には好意的に受け取られ、楽しめたという感想が多くなっています。

上記でも既に触れているようにキャラの設定やゲーム内容など原作と比べるまでもなく違う点も多いですが、元々原作が第一部の時点で中途半端な結末で終わっていた事もあり、ドラマの最終回でその結末をしっかり描いたという点で評価をしているという感想も多いです。また原作未読の人であってもあらすじもしっかりとまとまっていてそれぞれのゲームでしっかり楽しめたとする感想も多くなっています。

また各話時点での感想を見ていくと多いのがゲームに関しての感想です。順番が並べ替えられた事から「映像的に難しいか」と考える原作読破済みの人もいたようで、形は変わってもその後に出てきてよかったという感想が見られます。特にその描写から難しいと思われていたジャックルームがブレークダウンとしてルールを変更しながらも実行した事には驚いたとする感想も多くなっています。

盛り上がりという意味では最終回の結末はもちろんですが、それまでの対決姿勢の描き方もあり9話でのブレークダウンのゼロ対標を上げる感想が多いです。それ以外にもセイギやユウキなど各話にゼロ以外にそれぞれにスポットを当てる話があったためにそれらが盛り上がったと触れる感想も多くなっています。

キャストに関しては主演である加藤シゲアキさんを推す感想が多い一方で、数を伸ばしているのが城山小太郎役を演じた手越祐也さんです。元々インパクトのある城山小太郎というキャラクターに手越祐也さん自身の持つイメージさえも取り入れて演じた事で非常に良かったとする感想が多くなっています。

一方で賛否両論あるのが峰子を演じた小池栄子さんです。そもそも小池栄子さんが演じた後藤峰子という役は、原作では後藤利根雄という初老の男性でありそのイメージが強い人もいた事から性別から年齢まで変わってしまった事で戸惑いを覚えたとする感想も見られました。一方で迫真の演技で良かったという感想もあるので拒絶されているわけではありませんが原作との違いを多く指摘される感想となっています。

ゼロ一攫千金ゲームのネタバレまとめ

ゼロ一攫千金ゲームはギャンブル漫画を多数手がける福本伸行さんさんの賭博覇王伝零を原作としたドラマです。そのあらすじは原作を大きくは逸脱しないまでもしっかり1つのドラマとしてまとまるように変更されています。最終回は完全にオリジナルと言っていい内容になっていますが、原作自体が中途半端な結末を迎えていただけにドラマのあらすじも良かったとする感想が非常に多いです。

ジャニーズ推しが指摘される本作ですが、元々俳優としても活躍するメンバーも多いだけに違和感はなく、あらすじやその結末から見てもそれぞれのキャストの個性を活かしているという感想も見られます。まだ視聴していないという人はぜひ視聴してみてはいかがでしょうか?

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