【るろうに剣心】実写映画の巴役は有村架純！ファンの反応やその他キャストも紹介

『るろうに剣心』の巴は作中で最も人気のある女性キャラであり、その儚さは実写化不可能ともいわれたキャラクターとなっています。漫画史に残るエピソードである『追憶編』では圧倒的な存在感を見せていて、実写映画化の際にはキャスティングや演技なども注目されています。ここではまずメガヒット漫画として知られる『るろうに剣心』の基本的な情報をまとめていきましょう。

『るろうに剣心』は圧倒的な人気を獲得している作品であり、子供だけでなく大人にも人気の高いメガヒットコンテンツとして知られています。ここでは実写映画も注目されている『るろうに剣心』の概要と簡単なあらすじを紹介します。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)』は『武装錬金』などで知られる漫画家・和月伸宏の代表作であり、1994年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された歴史漫画です。アニメ化や実写映画化、舞台化、ゲーム化など数多くのメディアミックスが行われて、いずれもが大ヒットを記録していることでも知られています。

巴が登場する追憶編についても紹介します。『るろうに剣心 追憶編』はテレビアニメ終了後に制作されたOVA第1作であり、原作の『追憶編』を映像化しています。DVD版では全4巻あり、主人公・緋村剣心が『人斬り抜刀斎』になるまでと人斬り抜刀斎として暗殺をしていた頃のストーリーが静かなタッチで描かれる作品としてアニメ界に大きな影響を与えたOVAとなっています。

幕末に「人斬り抜刀斎」として数多くの人を斬った緋村剣心は明治の世になり、贖罪として全国を旅していました。明治維新後は「不殺（ころさず）」を誓っており、刃が逆さについた『逆刃刀』を手に、人助けをしていました。そんな剣心は江戸に立ち寄った際に、剣術道場の娘である神谷薫と出会い、仲間たちと共に新たな生き方を考えていくことになります。

雪城巴のプロフィールを見ていきましょう。『るろうに剣心追憶編』で初登場し、『人誅編』では物語のカギを握るキャラクターとなっています。緋村剣心の元妻であり、緋村巴を名乗っています。元々は幕府側の武士であった清里明良の許嫁でしたが、清里明良を抜刀斎によって殺されたため、復讐を目的として間者（スパイ）になりました。15歳の抜刀斎と出会い、2人は互いに惹かれ合っていきました。

ここからはメガヒットを記録している実写映画シリーズ『るろうに剣心』の巴の実写映画キャストを見ていきましょう。巴の実写映画キャストに起用されたのは清純派女優として圧倒的な人気を誇る有村架純であり、ファンの間ではキャスティングが合っているか合っていないかという議論が巻き起こりました。イメージと違うというファンも多かった有村架純に関しては様々な意見が飛び交っています。

『るろうに剣心』の実写映画第四弾で巴の登場が分かると、ネット上では予想する声も過熱していました。2020年3月19日に巴役のキャストが発表されて、有村架純が起用されるというアナウンスがありました。それと同時に、ヴィジュアルも発表されており、その再現度の高さには多くのファンが驚きの声を上げました。ここではそんな巴の実写映画キャストである有村架純のプロフィールと出演作品をまとめます。

有村架純のプロフィールを見ていきましょう。有村架純は1993年2月13日生まれの28歳(2021年現在)の女優であり、兵庫県伊丹市出身、身長は160センチ、血液型はB型、『フラーム』所属と公表されています。2010年から芸能活動を始めており、タレントをしている姉・有村藍里も知られています。連続テレビ小説 『あまちゃん』で大ブレイクを果たしており、現在最も活躍している若手女優の一人となっています。

有村架純は『ハガネの女』シリーズや『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』シリーズなどで若手女優として頭角を現すと、『あまちゃん』や『スターマン・この星の恋』などで一躍人気女優となりました。その後は『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で月9および民放連続ドラマで初主演を果たし、2017年前期連続テレビ小説『ひよっこ』でヒロインに抜擢され、国民的女優となりました。

巴役の有村架純はイメージが違うという声もあり、キャスティングが合わないと酷評の声も挙がっています。有村架純は美女ではありますが、儚く大人っぽいイメージの巴とはイメージが合わないというファンが多くいました。イメージが違うと言われるのは有村架純が健康的なイメージすぎるためという意見が最も多くありました。儚く弱弱しい美女である巴のイメージに合わないと酷評され、落胆の声も少なくありませんでした。

伝説の最後編で登場した巴の実写キャストは誰だったのかを見ていきましょう。実は第三弾にあたる『るろうに剣心 伝説の最後編』では巴も登場しています。剣心の回想シーンで人斬り抜刀斎時代に切った男の婚約者が登場し、これが巴だと言われています。この時点では第四弾、第五弾の制作は決まっていなかったので無名の女優が起用されていました。今回の実写化で第三弾とは違う女優が起用されたことも話題になりました。

『るろうに剣心 伝説の最後編』に巴役として登場していたのは若手女優の渡辺菜月です。渡辺菜月は大阪府出身、1992年04月05日の29歳(2021年現在)の若手女優です。2008年からアイドルグループ「SKETCH」のメンバーしており、『るろうに剣心 伝説の最後編』の巴役に抜擢されています。渡辺菜月がキャスティングされる可能性もありましたが、それでもイメージが合わないとも言われていたと考えられています。

ここからは『るろうに剣心』のその他の実写キャスト一覧などを見ていきましょう。近年の実写化作品の中でも最もブレイクした作品と言われているのはキャスティングが合っているからだともいわれています。数多くのイケメン俳優が出演していて、『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』も今最も売れているイケメン俳優の一人である新田真剣佑がキャスティングされて大きな話題になりました。

るろうに剣心のその他の実写キャスト一覧①は緋村剣心役の佐藤健です。主人公である緋村剣心役に選ばれたのはイケメン俳優の佐藤健であり、スピード感のあるアクションシーンが絶賛されました。ファンからもこのキャスティングは絶賛されていて佐藤健にとって代表作となりました。第1回ジャパンアクションアワードを受賞するなど、佐藤健の高い身体能力を生かしたアクションシーンは業界内でも高い評価を獲得しています。

本作で圧倒的な支持を獲得した佐藤健の代表作に『天皇の料理番』や連続テレビ小説『半分、青い。』、『義母と娘のブルース』、『恋はつづくよどこまでも』などがあります。また佐藤健は漫画の実写化作品にも数多く出演していて『いぬやしき』や『亜人』、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』への出演も話題になりました。

るろうに剣心のその他の実写キャスト一覧②は神谷薫役の武井咲です。本作のヒロインである神谷薫を演じたのは若手女優として人気の高い武井咲です。第一作『るろうに剣心』では第36回日本アカデミー賞新人俳優賞や第25回日刊スポーツ映画大賞新人賞、第24回山路ふみ子映画賞新人女優賞など数多くの賞を総なめにして本作で最も高い評価を獲得したキャストとなりました。

本作で大きく評価を上げた武井咲の代表作に『大切なことはすべて君が教えてくれた』や『戦力外捜査官』シリーズ、『ゼロの真実〜監察医・松本真央〜』などがあります。さらに実写化作品としては『今日、恋をはじめます』や『クローバー』、『テラフォーマーズ』などがあります。

るろうに剣心のその他の実写キャスト一覧③は雪代縁役の新田真剣佑です。第四弾『るろうに剣心 最終章 The Final』の敵キャラクターである雪代縁役に抜擢されたのはアクション俳優としても高い評価を獲得している新田真剣佑です。日本を代表するアクション俳優である千葉真一の息子として知られていて、幼少期から格闘技経験が豊富なので雪代縁にはピッタリだと称賛されました。

新田真剣佑はその甘いマスクから近年では多くの実写化作品にも出演していて『ちはやふる』シリーズや『チアダン』、『イチケイのカラス』などで高い評価を獲得しています。巴を演じた有村架純はイメージと合わない、イメージが違うと言われていましたが、新田真剣佑はファンには好意的に受け止められていました。

ここからは『るろうに剣心』の巴と剣心の関係やアニメ「追憶編」での活躍を紹介していきます。アニメ「追憶編」はアニメ界で絶賛された作品であり、美しい映像や静かなタッチで描かれる悲恋などがいまでも語り継がれている伝説のアニメとして知られています。巴と剣心の関係性は少年漫画の域を超えたものと絶賛されていて、『生と死』というものを深く描いたテーマ性がファンの心に残り続けています。

巴と剣心の関係を見ていきましょう。二人の出会いは人斬り抜刀斎時代の剣心が人を斬っている現場を巴に目撃されてしまったことに端を発します。この時、剣心は目撃者を殺そうかと考えていましたが、巴は『あなたは本当に血の雨を降らすのですね』と言って気絶してしまいます。剣心は宿へと連れて帰りますが、巴は行くところがないとその宿で働き始めます。そしていつしか二人は惹かれ合っていきました。

巴の存在で徐々に人斬りとしての生き方に変化が生じ、巴と共に暇をもらい農村で夫婦としての生活を始めました。しかし、巴は人斬り抜刀斎に婚約者を殺され、抜刀斎を殺すために間者として『闇乃武』から送り込まれたことを隠していました。すでに抜刀斎への憎しみはなくなり、剣心と共に生きたいと願っていた巴ですが、『闇乃武』は容赦なく襲撃を開始し、その最中で満身創痍になった剣心は巴を誤って斬ってしまいます。

自らの妻を斬り殺した剣心は自分の罪を背負って生きることを決めて、戊辰戦争に参加します。そして、明治の世になり、巴とその婚約者につけられた頬の十字傷と心の傷を抱えながら贖罪の旅に出るのでした。

巴のアニメ「追憶編」での活躍を見ていきましょう。1996年のテレビアニメ『るろうに剣心』では「人誅編」まで描かれなかったので、放送終了後に発売されたOVA「追憶編」で巴とのエピソードが描かれました。このOVAではコミカルでポップな作りであったテレビアニメとは違い、時代劇のテイストが濃くなっており、静かなタッチが増えて大人向けのアニメとなっていました。

また一部のシーンが原作と違う細かい改変が加えられています。『追憶編』の最大の変更点は剣心の傷跡が作られる経緯です。原作コミックスでは巴が剣心に付けた傷は剣心が巴を斬った際に巴の小刀が偶然剣心の頬に傷をつけるというモノでした。この経緯がOVAでは違うモノに変更されており、巴が死の間際に自分の意志で剣心の頬に傷を残すというモノに変更されています。

『追憶編』の巴は原作よりも儚く描かれていて、原作ではコミカルなシーンもあったものの、『追憶編』では作品全体のイメージに合わないため、こうしたシーンは抑えめに描かれています。そのことがより巴を儚くしており、アニメファンに絶賛されるキャラクターとなりました。

ここからは『るろうに剣心』の巴のアニメ声優を見ていきましょう。アニメ『るろうに剣心』のOVA作品『追憶編』はアニメ界に大きな影響を与えた作品として知られていて、アニメ声優は巴の魅力を最大限に引き出したとして声優ファンに絶賛されています。『るろうに剣心』の巴のアニメ声優に起用されたのはベテラン声優として圧倒的な実力を持っている岩男潤子です。

有村架純がイメージと合わないや違うという声が多く出てしまうのは岩男潤子の演技が素晴らしすぎたためともいわれています。アニメファンの中で岩男潤子の演じる巴が絶賛されていることでどんな女優がやってもイメージと合わない、イメージが違うと必ず言われてしまうと言われていたので、『追憶編』は長らく実写化不可能と言われていたほどです。

『るろうに剣心』の巴のアニメ声優に起用された岩男潤子のプロフィールを見ていきましょう。岩男潤子は岩(がん)ちゃんという愛称でも知られ、大分県出身、1970年2月18日生まれの51歳(2021年)、血液型はAB型と公表されています。声優だけでなく、歌手やアイドルとしても活動していました。事務所はフリーであり、キャリア初期の頃には『いわお潤』や『潤』という名義も名乗っていました。

女性アイドルグループ「セイントフォー」の妹分としてデビューしていて、アイドルから歌手へ転向を図りますが上手くいかずに「歌える声優を探しているから応募してみては」という関係者からのアドバイスで1994年テレビアニメ『モンタナ・ジョーンズ』への出演を決めて、声優としての活動を開始します。その後は歌唱力の高い声優として、声優アーティストの先駆け的な存在の一人となりました。

岩男潤子の主な出演作品をみていきましょう。1994年『カラオケ戦士マイク次郎』の海や『キャプテン翼J』の青葉弥生などでテレビアニメ声優としてデビューを果たします。1995年には『新世紀エヴァンゲリオン』の洞木ヒカリで知名度を大きく上げており、その後には『カードキャプターさくら』の大道寺知世や『デビルマンレディー』不動ジュンなどで声優としての地位を確立しました。

キャリア中期には体調不良で休養していた時期がありますが、近年では声優として精力的に活動しています。2018年には長年演じている『カードキャプターさくら クリアカード編』の大道寺知世や『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』洞木ヒカリ、洞木コダマ、洞木ノゾミの三役、2021年『進撃の巨人』のサシャの母など数多くのキャラクターを演じています。

ここでは『るろうに剣心』の巴に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。『るろうに剣心』の巴は漫画ファン・アニメファンに絶賛されていて、アニメ界屈指の儚い美女として語り継がれています。実写化された際には、巴役に選ばれた有村架純への感想も数多く挙がっていました。そのため巴に関する感想や評価などはネット上でも数多く見つけることができます。

巴に有村架純は合わないという声もかなり多くあります。ネット上には『演技力でカバーできるかは別として、配役としてはミスキャストでは？』という声や『るろ剣実写観る気になれない。 というのも雪代巴はやっぱり有村架純じゃないんだよなぁ』という声、『有村架純ちゃん好きだけど、巴さんは別の女優さんがよかったな。影のある役は似合わない。』という声が挙がっています。

剣心と巴の関係性は数多くのファンに絶賛されています。剣心と巴の純粋で、儚すぎる関係性は多くのファンの心に感動と深い傷を残したと言われています。ネット上には『抜刀斎時代の剣心と巴のエピソード好きなんですよね。二人の関係性が好きすぎる』という声や『原作の中でも剣心と巴の話が一番好きなので、楽しみです』という声、『剣心と巴さんの2人ほんと好き』という声が挙がっています。

原作の巴は超えられないという声も圧倒的に多い意見です。『追憶編』は超人気エピソードのため、ネット上には『追憶編を読んだ僕は巴に幸せになって欲しすぎて何回も読み返したわ』という声や『巴さん斬られて欲しくない、そして斬って欲しくないと思うけどこれが2人の運命なのかなとも思う』という声、『漫画の追憶編読んだけど漫画の方が2人とも可愛いし巴さんも漫画の方が好きだ』という声が挙がっています。

実写版のイメージが違う、合わないと言われてしまうのはアニメ声優を担当した岩男潤子が凄すぎるからだと言われています。ネット上には『特に岩男潤子さんの雪代巴が最高！』という声や『『るろうに剣心 追憶編』は雪代巴役・岩男潤子さんの演技力でおよそ80%占められる』という声、『追憶編好きだからちょっと気になるけど、岩男潤子を超える巴は無理だよな』という声が挙がっています。

今回は『るろうに剣心』の巴の実写キャストについてイメージが合わない、イメージが違うと言われてしまう理由や有村架純の基本情報、アニメ担当声優、剣心との関係、ネット上の感想などを紹介してきました。イメージが合わない、イメージが違うと言われてしまうのは巴というキャラがあまりにも魅力的に描かれているからだと言われています。巴の実写キャストにも注目して、『るろうに剣心』シリーズをお楽しみください。