君の膵臓をたべたいの名言集!心に刺さる感動のセリフや格言を厳選まとめ

住野よるのベストセラー小説『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』は、2017年に豪華キャストで実写化された映画です。実写化では原作には無い設定で、教師として働く志賀春樹が12年前の山内桜良と過ごした日々を思い出すという形で物語が展開されていました。そこで見られる切なくて甘酸っぱい2人のやり取り。そんな中で残された名言に、元気を貰った方や「生きる意味」を考えさせられた方はきっと多いことでしょう。当記事では、そんな『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の名言集・名セリフを厳選してまとめていきます。

君の膵臓をたべたいの名言集!心に刺さる感動のセリフや格言を厳選まとめのイメージ

目次

  1. 君の膵臓をたべたいとは?
  2. 君の膵臓をたべたいの僕(志賀春樹)の名セリフや名言集
  3. 君の膵臓をたべたいの山内桜良の名セリフや名言集
  4. 君の膵臓をたべたいの実写映画キャスト
  5. 君の膵臓をたべたいに関する感想や評価
  6. 君の膵臓をたべたいの名言まとめ

君の膵臓をたべたいとは?

君の膵臓をたべたい(キミスイ)の原作情報

『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』は小説家・住野よるの青春小説です。2016年のオーディオドラマ化を皮切りにメディアミックスもおこなわれ、2017年には実写映画化されています。

実写映画公開後の累計発行部数は2017年8月時点で200万部、2020年8月時点で300万部を突破しました。また、「読書メーター読みたい本ランキング」1位、「2016 TSUTAYA BOOKS 上半期ランキング総合部門」1位に輝くなど高く評価されています。

君の膵臓をたべたい(キミスイ)のアニメや実写映画の概要

『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の実写映画とアニメ映画は、それぞれ実写映画が2017年7月28日、アニメ映画が2018年9月1日に公開されています。なお、アニメ企画は原作小説が出版される前から考案されているようで、本作の出版社「双葉社」から送られてきたサンプル本を読んだ際にアニメ化することを決めていたとのことです。そして、アニメ映画は作映画のぴあ映画初日満足度ランキングで1位に輝きました。

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君の膵臓をたべたいの僕(志賀春樹)の名セリフや名言集

志賀春樹の名言①「一番辛いはずの…」

「一番辛いはずの当人が悲しい顔を見せないのに、他の誰かが代わりに泣いたりするのってお門違いだから」

志賀春樹が残した名言集の1つ目は、桜良の病気を知った時に放った上記のセリフです。桜良は病気のことを春樹に知られた時に「動揺したり引いたりするでしょ」と言いますが、それに対して春樹が返したセリフでした。人と関わることを避けている春樹ですが、相手の気持ちを理解しようと努める思いやりのある人物だということがこの名言から分かります。

志賀春樹の名言②「受信した方の感受性に…」

「言葉は往々にして、発信した方ではなく受信した方の感受性に意味の全てがゆだねられている。」

志賀春樹が残した名言集の2つ目は、「言葉は往々にして…」から続く上記のセリフです。この名言から言葉はいつでも受け取る人のためにあるということが分かります。春樹は自己主張が少ない人物ですが、彼は1つ目の名言集の時のように相手の気持ちを理解しようと努めるところがありました。だからこそ、春樹は自分本位の言動をするのではなく、しっかりと相手に寄り添ったセリフを言うことができるのでしょう。

志賀春樹の名言③「死ぬ素振りなんて見せずに…」

志賀春樹が残した名言集の3つ目は、「死ぬ素振りなんて見せずに…」から続く下記のセリフです。春樹は桜良の病気を知って余命僅かだと頭では理解していましたが、それでも本当に桜良が死ぬということを実感できない様子でした。

「気づく、全ての人間がいつか死ぬようになんて見えないってことに。僕も、犯人に殺された人も、彼女も、昨日生きていた。死ぬ素振りなんて見せずに生きていた。そうか、それが誰の今日の価値も同じということなのかもしれない」

しかし、桜良は突如通り魔に刺されたことで亡くなってしまいます。この名言からは、桜良が言っていた「今日の価値はみんな同じ」という言葉を理解し、「死ぬ」と「生きる」ということとしっかり向き合おうとしているのが伝わってきます。

志賀春樹の名言④「知らなかった…」

「知らなかった。誰かに怒りを向けることがこんなに誰かを傷つけるなんて。こんなに自分を傷つけるなんて。」

志賀春樹が残した名言集の4つ目は、「知らなかった…」から続く上記のセリフです。桜良と関わるまでの春樹は人との関わり合いを避けてきました。だからこそ春樹は誰かに怒るような機会が無かったわけですが、桜良との時間を過ごしていく内に喜怒哀楽を自覚するようになります。春樹は繊細な心の持ち主だからこそ、相手も自分も大切にしようとしているでしょう。

志賀春樹の名言⑤「君の魂はとても騒がしそうだ…」

「君の魂はとても騒がしそうだ。」

志賀春樹が残した名言集の5つ目は、「君の魂は…」から続く上記のセリフです。この名言は普段から大人しい春樹だからこそ、せわしなく動く桜良の様子が強く印象に残ったのかもしれません。そして春樹自身も「君の膵臓をたべたい」と言っているように、明るく快活な彼女に憧れていたため、一緒に時間を過ごす時間がとても楽しかったはずです。

志賀春樹の名言⑥「お門違いなのは分かっているんです…」

志賀春樹が残した名言集の6つ目は、「お門違いなのは…」から続く下記のセリフです。この名言が残されたシーンでは、桜良のお母さんが春樹に向かって「あなたのおかげであの子はしっかり生きることができた」と言ったことで、春樹がこらえていた涙と思いが溢れていました。

「お母さん、お門違いなのはわかってるんです。でもごめんなさい。もう泣いていいですか。」

春樹は辛いのが桜良本人であること、そして目の前にいる母親であることを理解していたからこそ泣けずにいました。しかし「共病文庫」を読んで彼女と過ごした思い出の日々を振り返ったことで、桜良に対する想いが溢れ返っている春樹の気持ちに涙すること間違いなしです。

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君の膵臓をたべたいの山内桜良の名セリフや名言集

山内桜良の名言①「私の今日の価値は変わらない…」

「死ぬまでにやりたいことはあるでしょう?でも今、それをやってないじゃん。私も君も。もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ、きっと。一日の価値は全部一緒なんだから。何をしたかの差なんかで、私の今日の価値は変わらない。」

山内桜良が残した名言集の1つ目は、「私の今日の価値は…」から続く上記のセリフです。この名言は、春樹が「残り少ない時間を本の分類なんかに使っていいの?」と言ったことに対して桜良が応えたセリフでした。実際に余命宣告されているのにも関わらず、それでも前向きに今を一生懸命生きようとする桜良の強さが分かります。

山内桜良の名言②「死に直面してよかったこと…」

「死に直面してよかったことといえば、それだね。毎日、生きてるって思って生きるようになった。」

山内桜良が残した名言集の2つ目は、「死に直面して」から続く上記のセリフです。多くの人は、自分が死ぬということに対して実感が湧かないのかもしれません。桜良のように毎日生きていると思いながら生きると、日常生活で当たり前だと思うような些細なことにも感動を覚えるようになったりするのでしょうか?

山内桜良の名言③「真実なら…」

山内桜良が残した名言集の3つ目は、「真実なら…」から続く下記のセリフです。桜良の提案で春樹はお泊り旅行することになりました。その夜、トランプの数が多い方が勝つ「真実か挑戦かゲーム」をすることになります。

「真実なら、私の可愛いところを3つ挙げたまえ。挑戦なら、私をベットまで運んで」

これは勝った方が質問に嘘偽りなく答える「真実」とお願い事をする「挑戦」を選ばせることができるというもの。上記の名言はそのゲームで春樹が負けた時に桜良が選ばせた内容です。名言が残された旅行シーンは2人のやり取りを見て思わず笑顔になってしまった方が多いのではないでしょうか?

山内桜良の名言④「桜はね、散ったふりして…」

山内桜良が残した名言集の4つ目は、「桜はね、散ったふりして…」から続く下記のセリフです。桜に関する言葉は出会いと別れを表現する時に使う場合が多いのですが、桜良は別れを表現する「散る」を「咲き続ける」と言っています。

「桜はね、散ったふりして咲き続けてるんだって。」

おそらくこれは、桜良がみんなの中で生き続けたいという切実な思いを伝えたかったのではないでしょうか?普段は余命僅かだということを悟らせないように明るく振舞っている桜良ですが、本当は怖くてどうしようもない気持ちと、まだ生きていたいという気持ちがこの名言から読み取れます。

山内桜良の名言⑤「ほら、天国で会おうよ…」

山内桜良が残した名言集の5つ目は、「ほら、天国で会おうよ…」に続く下記のセリフです。桜良が言った「どうせいつかはみんな死ぬ」というセリフは、生きることの意味を考えるきっかけになるのかもしれません。

「どうせいつかはみんな死ぬんだし。ほら、天国で会おうよ。」

桜良は余命宣告を受けて生きることの意味を考えたことでしょう。桜良は何気なくこの名言を放っているのですが、彼女のセリフは1つ1つが深く心に響きます。生きることの意味をしっかりと考えているからこそ、名言を多く残していると言えるでしょう。

山内桜良の名言⑥「それが生きる…」

「誰かと心を通わせること・・かな。誰かを認める、好きになる、嫌いになる。誰かと一緒に居て、手を繋ぐ、ハグをする、すれ違う。それが生きる。自分一人じゃ生きてるってわからない。好きなのに嫌い、楽しいのに鬱陶しい。そういうまどろっこしさが、人との関わりが私が生きてるって証明だと思う。だから、こうして君と居られて良かった。君がくれる日常が私にとっての宝物なんだ。」

山内桜良が残した名言集の6つ目は、「それが生きる…」に続く上記のセリフです。桜良の生きる、生きてると思う瞬間の全ては誰かと関わることで抱く感情を意味しています。この名言は、人と心を通わすことの喜びを思い出させてくれるセリフと言えるのではないでしょうか?人と関わることで生じる煩わしさやまどろっこしさに辟易している方は、桜良が思う生きる意味を心に留めておくと良いでしょう。

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君の膵臓をたべたいの実写映画キャスト

山内桜良役/浜辺美波

実写映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の山内桜良役を演じたキャストは、芸能事務所「東宝芸能」に所属する浜辺美波です。2011年に「東宝シンデレラオーディション」で芸能界入りを果たしています。そして、同年公開の映画『アリと恋文』の主演を務めて女優デビューを飾りました。浜辺美波の出演作品には『咲-Saki-』の宮永咲役、『センセイ君主』の佐丸あゆは役、『映画 賭ケグルイ』の蛇喰夢子役などがあります。

志賀春樹(学生時代)役/北村匠海

実写映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の志賀春樹(学生時代)役を演じたキャストは、芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属する北村匠海です。2006年にスカウトされ、その後100回以上のオーディションを受けてCMデビューを果たしています。

そして2009年には、テレビドラマ『太陽と海の教室』で初主演を務めていました。北村匠海の出演作品には『君は月夜に光り輝く』の岡田卓也役、『サヨナラまでの30分』の窪田颯太役、『さくら』の長谷川薫役などがあります。

滝本恭子(学生時代)役/大友花恋

実写映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の滝本恭子(学生時代)役を演じたキャストは、芸能事務所「研音」に所属する大友花恋です。女優以外にもファッションモデルやタレントとしても活動しており、小学6年生の時にオーディションを受けたことを契機に、読者モデルとして活動をスタートさせています。

その後、2013年から『夫のカノジョ』に出演するなど女優としての活動を広げていました。大友花恋の出演作品には『案山子とラケット 〜亜季と珠子の夏休み〜』の松丘珠子役、『悪夢ちゃん The 夢ovie』の近藤七海役などがあります。

宮田一晴(学生時代)役/矢本悠馬

実写映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の宮田一晴(学生時代)役を演じたキャストは、芸能事務所「ソニー・ミュージックアーティスツ」に所属する矢本悠馬です。

2003年に公開された映画『ぼくんち』で俳優デビューを果たし、2015年には『ブスと野獣』で連続ドラマ初主演を務めていました。矢本悠馬の出演作品には『センセイ君主』の東宝役、『レディ in ホワイト』の太秦役、『新解釈・三國志』の黄蓋役などがあります。

宮田一晴(12年後)役/上地雄輔

実写映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の宮田一晴(12年後)役を演じたキャストは、芸能事務所「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」に所属する上地雄輔です。2007年にフジテレビ系列にて放送されていた『クイズ!ヘキサゴンII』でブレイクしています。

それ以降は本格的に歌手や俳優として活動をスタートさせていました。上地雄輔の出演作品には『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』のさとり役、『のぼうの城』の石田三成役などがあります。

滝本恭子(12年後)役/北川景子

実写映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の滝本恭子(12年後)役を演じたキャストは、芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属する北川景子です。2003年に「ミスSEVENTEEN」でモデルデビューを果たしています。

そして同年、テレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』の火野レイを務めたことで女優デビューも果たしていました。北川景子の出演作品には『Dear Friends』の 高橋リナ役、『瞬 またたき』の園田泉美役、『ルームメイト』の萩尾春海役などがあります。

志賀春樹(12年後)役/小栗旬

実写映画『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』の志賀春樹(12年後)役を演じたキャストは、芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」小栗旬です。小栗旬は俳優業だけでなく、CMやアニメ、ゲームとマルチに活動しています。

1998年に連続ドラマ『GTO』の吉川のぼる役で初めてレギュラー出演していました。小栗旬の出演作品には『しあわせ家族計画』の広瀬章太役、『羊のうた』の高城一砂役、『隣人13号』の十三役などがあります。

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君の膵臓をたべたいに関する感想や評価

こちらでは『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』で登場する名言の1つ「自分で選んでここまで来た…」に心を動かされたと言われています。この名言は桜良と春樹の仲に亀裂が入った時のシーンで残されているので、これを機にチェックしてみてください。

こちらでは『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』で登場する名言の1つ「一日の価値は全部一緒…」が好きと言われています。この名言は、桜良が死ぬということを直視しているからこそ残されたセリフと言えるでしょう。気持ちが焦っている時や何かに失敗して落ち込んでいる時にこの名言を思い出すと良いのではないでしょうか?

こちらでは『君の膵臓をたべたい(キミスイ)』には名言が多いと言われています。特に春樹が残した名言「もう泣いてもいいですか?」が印象に残っているようです。この名言・名シーンでは多くの方が感動し涙したはず。

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君の膵臓をたべたいの名言まとめ

『君の膵臓をたべたい』の名言集・名セリフを紹介してきましたがいかがでしたか?春樹と桜良の性格は正反対と言っても良さそうですが、そんな2人だからこそお互いに無いものを補う関係となっていたのかもしれません。

桜良が病気だという設定上、切ないシーンが多い映画ですが、桜良の「生きる」ことに対する前向きな姿勢や言動に元気付けられたり、考えさせられたりする素敵な映画となっていました。当記事で興味を持たれた方はぜひ『君の膵臓をたべたい』をご覧になってください。

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