ジョジョの実写版映画はひどい？あらすじや原作との違いは？ファンの評価・感想まとめ

ジョジョの実写映画の感想や評価、またあらすじなどを紹介していく前に、ジョジョの奇妙な冒険の原作情報を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険とは、1987年に週刊少年ジャンプにて連載を開始した少年漫画作品です。独特の擬音や個性豊かなキャラクターなどが人気を博し、長くシリーズ化している大ヒット作品です。ジョジョの奇妙な冒険の原作漫画は、第1部から始まり最新シリーズは第8部まで続いています。

ジョジョの奇妙な冒険は、1987年～2004年までは週刊少年ジャンプにて連載し、第7部からは月刊誌であるウルトラジャンプに掲載を移しています。ジョジョの奇妙な冒険の特徴として、主人公たちはみんな第1部に登場するジョースター家の血統を受け継いでいる事、愛称が「ジョジョ」になる事などがあります。実写映画化されたジョジョの奇妙な冒険のエピソードは、原作漫画の第4部にあたる部分です。

ジョジョの奇妙な冒険は、ここで紹介する実写映画の他にも、スピンオフ作品、ゲーム作品、テレビアニメ作品なども制作されており、非常にメディアミックスが盛んな作品として知られています。連載開始から30年以上経ったジョジョの奇妙は、コミックスは累計100巻以上刊行されています。ジョジョの奇妙な冒険は今なお衰えない人気を誇っており、過去のシリーズもアニメ化されるなど、注目度の高い作品となっています。

ジョジョの実写映画の情報を紹介します。ジョジョの実写映画は、2017年に公開された作品です。ジョジョの原作では杜王町が舞台となり、東方仗助が主人公を務める第4部が映画化される事となりました。実写映画の監督を務めたのは、三池崇史。主人公仗助を演じたのは人気俳優の山﨑賢人であり、その他にも豪華なキャストが集合している事でも話題となりました。

ジョジョの実写映画のあらすじやファンの評価を紹介していく前に、ジョジョの実写映画がひどいと言われている理由をいくつか紹介します。ジョジョの実写映画がひどいと言われる理由に、作品がそもそも実写化にむいていないという点が挙げられます。ジョジョの奇妙な冒険では、超能力を具現化したスタンド能力同士のド派手なバトルが展開され、キャラクタービジュアルも個性的なものばかりです。

ジョジョの奇妙な冒険自他のキャラクタービジュアルがド派手すぎるため、実写映画のキャスト情報が報じられた際は、選ばれたキャストもひどいと話題を集めていました。ジョジョの原作ファンにとっては、独特の世界観を持つジョジョの奇妙な冒険は実写映画には向かないと評されていました。

ジョジョの実写映画を見たファンの感想では、原作を知らない人は楽しめないという感想も挙がっていました。ジョジョの実写映画にはスタンド能力や矢の存在など、深く説明しなければ理解しがたい要素がたくさんあります。ジョジョの実写映画では、原作ファンの為にセリフなどをあまり改変しておらず、そこが逆に原作未読の人にとっては理解しにくいストーリー展開となってました。

ジョジョの奇妙な冒険の原作漫画の内容は、2時間のストーリーに短縮するのは不可能なボリュームです。その為、原作のストーリーとは大幅に変更された内容となっていました。大まかな流れは一緒なのですが、重要な設定が無視されている部分もあり、原作ファンからはストーリーを変更した結果ひどい内容になっているという低評価も集めていました。

ジョジョの実写映画がひどいと言われる理由には、重要キャラクターである康一が転校生になっているという点もあります。転校生である康一の世話係になっていたのが由花子なのですが、原作では由花子はスタンド使い同士惹かれあって康一に執着するようになります。しかし、実写映画では康一が転校生なので、由花子は出会ってすぐに康一につきまとっている事になり、不自然さが目立ちます。

ひどいクオリティだとも評されている、実写映画ジョジョの奇妙な冒険のあらすじを紹介します。実写映画ジョジョの奇妙な冒険の舞台となるのは、賑やかに人々が行き交う杜王町です。平和に見える杜王町でしたが、実は凶悪な殺人犯も潜んでいる、闇を抱えている街でもありました。杜王町には、連続殺人犯である通称アンジェロも、警察から逃れつつ身を隠しています。そんな杜王町に、広瀬康一は転校してきました。

康一は転校早々に不良たちに絡まれてしまい、そこを東方仗助に助けられました。強烈な印象の仗助に惹かれつつ、康一は学校では由花子に付きまとわれるのでした。そんなある日、康一は仗助を訪ねてきた空条承太郎という男と出会います。成人男性の承太郎でしたが、血縁上では仗助の甥にあたる人物です。承太郎は、彼の祖父で仗助の父親にあたる人物の話をしに来たのですが、父親に興味のない仗助は聞き流すのでした。

承太郎の元を立ち去ろうとした仗助でしたが、自分の髪型に触れられた事で激怒。承太郎に襲いかかります。承太郎は、仗助に「スタンド能力」がある事を確信するのでした。仗助のスタンド能力は、壊れたものを治すというものでした。承太郎は仗助に殺人犯アンジェロの存在を教えます。アンジェロは水を操るスタンド使いであり、仗助の家にも忍び寄っていました。

仗助の母親と祖父がアンジェロに襲われてしまい、母親は救出しましたが祖父は死亡してしまいます。仗助の能力では、身体の傷は治しても命は治せないのです。仗助と承太郎は家の中の水を自在に操って襲ってくるアンジェロと戦います。仗助は機転を利かせ、水の姿となったアンジェロをゴム手袋に閉じ込めます。アンジェロを岩の中に封印した仗助。その後、祖父の葬儀で何者かの視線を感じるのでした。

葬儀で仗助を見ていた青年の後を追いかけていくと、古い屋敷にたどり着きました。仗助について康一もやってきましたが、そこでスタンド使いの青年・億泰に襲われます。屋敷の窓からは葬儀場に現れた青年・形兆が矢を放ち、康一を射抜きます。康一を助けようとした仗助ですが、億泰に阻まれてしまいます。億泰もスタンド使いでしたが、強力な能力の割に頭が悪かった為、自分の能力があだとなって倒されました。

屋敷に連れ去られた康一を追う仗助は、形兆とも対峙します。形兆が仗助に仕掛けた攻撃は、後を追いかけてきた億泰に当たってしまいます。仗助は億泰を能力で治して形兆の元へ向かいます。矢で射抜かれた康一は瀕死の状態でした。形兆が持っている矢は、スタンド能力を開花させられる物でしたが、素質が無いものは死亡してします。仗助は形兆に攻撃されながらも、康一を治しました。

素質が無く死亡すると思われた康一でしたが、スタンド能力を授かる事が出来ました。そのおかげで仗助は形兆を倒します。傷を負った形兆は屋敷のある部屋に入っていき、仗助たちはそこで化け物の姿を見つけます。形兆はその化け物は自身の父親だと言い、不死身の化け物となった父を殺せるスタンド使いを探しているのだと打ち明けました。

仗助の能力では化け物となった父親は殺す事が出来ませんでした。仗助は形兆に父親を治せるスタンド使いを探し出すと約束します。しかし、そんな時突然形兆は何者かの攻撃を受け、矢はどこかへ行ってしまいました。その後、仗助に助けられた億泰と康一は仗助と一緒に行動するようになりましたが、スタンド使いを生み出す矢はまだ杜王町のどこかに存在しているのでした。

ジョジョの実写映画のキャストを原作と比較していきます。まず、数々の実写映画化作品に出演している、山﨑賢人です。主人公仗助を演じた山﨑賢人は、キャスト情報が公開された時は仗助には見えないと評価されていました。しかし、実写映画ではキャラクタービジュアルがこだわって再現されていたため、意外と高評価を獲得していました。

ジョジョの実写映画のキャストで、転校生として仗助と出会う康一役を演じたのは、神木隆之介です。神木隆之介は子役から人気のある俳優であり、高い演技力が評価されています。康一役でも見事な演技を披露していました。

ジョジョの実写映画のキャストで由花子を演じたのは、モデルとしても人気の小松菜奈です。モデルと女優を両立させ、非常に人気の高い小松菜奈ですが、スタンド使いで康一に執着している由花子役をしっかりと演じきっていました。

スタンド使いを生み出す矢を使い、ジョジョの実写映画では敵キャラクターとして登場した形兆を演じたのは、岡田将生です。岡田将生が演じる形兆は原作漫画に比べると顔立ちが幼く優しすぎると評価されていました。

ジョジョの実写映画で億泰を演じたのは、新田真剣佑です。二枚目俳優として人気の新田真剣佑なので、馬鹿で三枚目キャラクターである億泰を演じる事にはファンから不安の声が上がっていました。しかし、新田真剣佑は億泰というキャラクターを見事に再現して高評価を獲得しました。

ジョジョの実写映画で、仗助の母親・東方朋子役を演じたのは観月ありさです。観月ありさ演じる東方朋子は、原作漫画にはないセリフも追加されており、重要な役割を果たしていました。

ジョジョの実写映画で主人公仗助の祖父・東方良平を演じたのは、ベテラン俳優の國村隼です。実写映画の國村隼は様々な設定が追加されており、原作漫画より大幅にキャラクターが立っていると評価されていました。

ジョジョの実写映画で、序盤の敵キャラクターだった片桐安十郎通称アンジェロを演じたのは、山田孝之です。非常に幅の広い役を演じている俳優・山田孝之ですが、アンジェロ役でもその演技力を発揮して違和感のない仕上がりにしていました。

ジョジョの実写映画で人気キャラクター・空条承太郎を演じたのは伊勢谷友介です。伊勢谷友介は高身長ですが原作の承太郎に比べると線が細いと評価されていました。承太郎に関しては帽子と髪の毛の境目をどう表現するのか注目を集めていましたが、実写版の承太郎のビジュアルは完成度が高いと高評価を獲得しました。

ジョジョの実写映画が面白いと言われるポイントを紹介します。ジョジョの実写映画では、康一の部屋に原作漫画でも登場するピンクダークの少年が並べられており、細かな伏線となっていました。原作ファンには嬉しいポイントでした。

ジョジョの実写映画では、原作漫画に比べてキャラクターの装飾品などは大幅に省略されています。しかし、それでもビジュアルはこだわって作られており、スペインの街並みに溶け込んでいたと評価されていました。

ジョジョの実写映画で杜王町を再現するのにロケ地に選ばれたのはスペインでした。スペインの異国情緒あふれる街並みで撮影した事により、奇抜なビジュアルのキャラクターとも親和性が高かったと言われています。

ジョジョの実写映画に関する感想をいくつか紹介していきます。ジョジョの実写映画に関しての感想では、違和感がすごかったという感想が多くなっています。もともと実写向きではないと言われているジョジョの奇妙な冒険なので、実写にはどうしても違和感を感じると言う感想が見られています。

ジョジョの実写映画に関しての感想では、多少のシナリオや設定の変更を除けば、普通に面白かったという感想も見られていました。実写映画にする際、ストーリーは多少変更されていましたが、一つの映画作品として楽しめたという感想も多く挙がっていました。

ジョジョの実写映画に関する感想では、キャストが良かったという感想も多くなっています。キャラクタービジュアルにはこだわって作られたジョジョの実写映画。それぞれのキャラクターがしっかりと再現されていたという感想も集めていました。

ここでは、ジョジョの実写映画がひどいと言われる理由をまとめました。また、ジョジョの実写映画のあらすじやキャスト情報も紹介しています。是非ジョジョの実写映画をチェックして、あらすじやキャストの原作との違いに注目して見てください。