ジョジョ4部の名言集!仗助や露伴の有名なセリフ・名シーンをまとめて紹介

ジョジョ4部こと「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない」は、M県S市の杜王町に暮らす高校生・東方仗助と仲間たちの活躍と奮闘を描いたジョジョシリーズの人気作品です。本文では、「ジョジョ4部」に登場した名言や名セリフ・名シーン、ジョジョ4部の人気キャラクター・岸辺露伴やラスボス・吉良吉影の名言や名セリフなどを、ランキング形式でまとめて紹介します。

ジョジョ4部の名言集!仗助や露伴の有名なセリフ・名シーンをまとめて紹介のイメージ

目次

  1. ジョジョ4部とは?
  2. ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP30~21
  3. ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP20~11
  4. ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP10~4
  5. ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP3
  6. ジョジョ4部の主な登場人物
  7. ジョジョ4部に関する感想や評価
  8. ジョジョ4部の名言集まとめ

ジョジョ4部とは?

M県S市杜王町に住む高校生・東方仗助の活躍を描いたジョジョ4部こと「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」は、荒木飛呂彦先生のジョジョシリーズ・4作目であり、シリーズ初となる日本を舞台にした作品です。以下では、個性的なキャラクターの登場や、ラスボス・吉良吉影との熾烈な戦いが注目されたジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーンTOP30をランキング形式で紹介します。

ジョジョ4部の概要

漫画家・荒木飛呂彦先生の人気シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない」は、ジョジョ初の日本を舞台にした作品で、1992年~1995年にかけて、「週刊少年ジャンプ」で連載されました。また、ジョジョ4部では、人気キャラクターが主人公を務める外伝「岸辺露伴は動かない」も刊行されており、露伴が取材先で体験したエピソードを元にした内容となっています。

男性だけでなく、女性からも高い人気を誇るジョジョ4部は、2017年8月4日に実写映画版「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」が公開され、東方仗助役の山﨑賢人さんを始めとする、豪華俳優陣の出演が話題となりました。

ジョジョ4部のあらすじ

DIOとのエジプト決戦から10年以上が経過した1999年、杜王町を訪れた空条承太郎は、まだ見ぬジョセフの息子・東方仗助と出会います。承太郎から父・ジョセフのことを聞かされたことや、祖父・良平が邪悪なスタンド使いに殺害されたことを機に、杜王町の平和を守るべく戦いに挑みます。そして、弓と矢で覚醒したスタンド使いや実父・ジョセフとの出会いを経た仗助は、杜王町に潜伏するスタンド使いの殺人鬼の存在を知ります。

調査の結果、殺人鬼の正体を突き止めた仗助たちは、吉良吉影に近づき始めるも、異変を察した吉良は、自身の顔と指紋を川尻浩作の物と入れ替え、他人に成りすまします。しかし、浩作の息子・早人に、父親が偽物であることを見抜かれたことや、最終決戦での仗助たちの奮闘により、吉良吉影は敗れ、杜王町に平和が訪れました。

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ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP30~21

これまでのジョジョシリーズとは異なり、個性豊かなスタンド使いや、多彩な能力の登場がジョジョ4部の魅力です。以下では、ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP30~21を紹介します。

30位:「人間関係…」

東方仗助と実父ジョセフ・ジョースターの初対面は、ジョジョ感動の名シーンであると同時に、仗助の複雑な心境を反映した名言も登場しました。ジョセフの存在は、母・朋子から聞かされていたものの、まだ見ぬ父親に対する不安や複雑な人間関係から、状況を受け入れられない仗助の心の内を表現した名言でしょう。

人間関係「無理なもんは無理」
ってヤツだよなぁ~~

29位:「人は『入れ!』と…」

鉄塔で生活するスタンド使い・鋼田一豊広が、仗助たちを鉄塔の中に引き入れた際の名言です。鋼田一のスタンド・スーパーフライは、鉄塔と一体化したスタンドで、中に1人以上残っていないと、外へ脱出することが不可能な能力です。また、鋼田一の名言には、禁止されたことをやりたくなる人間の心理を利用した、カリギュラ効果が見られ、鋼田一のしたたかさが垣間見える名言でしょう。

人は『入れ!』と言うと用心して入らない
『入るな』と言うとムキになって『入ってくる』

28位:「表現できたぜ…」

ジョジョ4部の敵キャラの1人で、ギターをこよなく愛するロッカー・音石明のロック魂がさく裂した名言です。劇中では、レッド・ホット・チリ・ペッパーの特性を生かした戦法で、仗助たちに苦戦を与えたスタンド使いの1人でした。一方で、仗助に指を折られながらも、その怒りをギターで表現するなど、音石明のロックに対する、並みならぬ情熱がかっこいいキャラクターです。

表現できたぜ……おれのハートを!究極の怒りを! ……表現できたぜェ~~~ 万雷の拍手をおくれ、世の中のボケども

27位:「料理人にとって…」

スタンド・パール・ジャムの能力を取り入れた料理で、人々の体を健康にしていきたい、イタリア人料理人・トニオ・トラサルディーの強い信念が表現された名言です。また、料理人・トニオのこだわりは、厨房の中でも見られ、手を洗わずに侵入してきた仗助に、厨房の清掃を命じるなど、徹底した衛生管理が描かれました。

料理人にとって
他に何があるっていうのでショウ?
ソレがワタシの生きガイでス
ワタシの望む全てデス

26位「だって康一君の…」

いままでは、広瀬康一を振り向かせるべく、あらゆる手を尽くしてきた山岸由花子に、本当の恋心が芽生えた名言です。辻彩のスタンド能力が維持できなくなり、顔が崩れかかった由花子は、無数の顔から自分の顔を選ぶように迫られ、その選択を康一に託します。康一を本当に愛する由花子の覚悟の名言は、やがて両想いへと発展しました。

だって康一君の選んだものなら…あたしそれがどんな顔だろうとどんな運勢だろうとそれで満足だわ…それに従えるわ…後悔だってないんだもの……

25位「やかましいッ!…」

自分に言い寄ってくる女性に対して発した空条承太郎の名言です。この名言は、ジョジョ3部でも登場しており、賑やかな女性を苦手とする承太郎の性格を表しているでしょう。

やかましいッ!おれは女が騒ぐとムカつくんだッ!

24位「新しい…」

遠隔操作型スタンド使い・噴上裕也との熾烈な戦いを制した、仗助の清々しい気分が伝わる名言です。噴上のハイウェイ・スターは、本体に直接攻撃を下さないと、ダメージを与えることが出来ない、厄介なスタンドでした。そして、紆余曲折を経て噴上を倒したシーンは、仗助だけでなく、読者の心もスカッとさせたジョジョの爽やかな名シーンです。

新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ〜ッ

23位「ほ~~ら我が軍隊の…」

ジョジョ4部序盤の敵キャラ・虹村形兆の几帳面な性格がよく表れた名言です。形兆のスタンド・バッド・カンパニーは、米陸軍をモチーフにしたミニチュア軍隊です。一見、おもちゃのように見えるが、本物さながらの高い攻撃力と、形兆の命令に忠実にしたがうミニチュア軍隊の正確な動きは、侮れません。

ほ~~ら我が軍隊の美しい幾何学模様が出来てるだろう~~?

22位「「リアリティ」だよ!…」

面白い漫画を描くには、リアリティを追求することが必要と説く、売れっ子漫画家・岸辺露伴の名言です。露伴のあくなき追求は、蜘蛛を舐める行為や、山を6つも買って破産するなど、普通の人なら絶対に真似できない行為に現れています。

「リアリティ」だよ!「リアリティ」こそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり「リアリティ」こそがエンターテイメントなのさ

21位「この『吉良吉影』…」

ジョジョ4部のラスボス・吉良吉影の処世術が垣間見られる名言です。会社では、仕事熱心ではなく、人付き合いも悪いと評する吉良吉影ですが、細やかな気配りと行動力さえあれば、それなりに上手くやっていけると考える、現実世界でも通用しそうな名言でしょう。

この『吉良吉影』………
自分で常に思うんだが
強運で守られてるような気がする
そして細やかな「気配り」と
大胆な「行動力」で対処すれば…
けっこう幸せな人生をおくれるような気がする

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ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP20~11

ジョジョの名言と言えば、スタンドに関するものが多い一方で、現実世界にも通用する名言も多数見られます。以下では、ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP20~11を紹介します。

20位:「暗い美人より明るいブス」

エステティシャン・辻彩は、シンデレラのスタンド能力で、人相や手相を変えることで、多くのお客さんに愛の出会いをもたらしてきました。しかし、康一との恋に悩む由花子に対して放ったこの名言は、外見だけでなく、内面の美しさも、恋を引き寄せる大切な要素であることを教えているでしょう。

暗い美人より明るいブス

19位:「質問を質問で…」

欲求不満による苛立ちから、些細なきっかけで頭に血がのぼってしまった吉良吉影の名言です。人を殺したい欲求を必死に抑えながらも、その苛立ちを他人にぶつけてしまった吉良吉影の行動は、ジョジョのその後の展開を示唆しているでしょう。

質問を質問で返すなあーっ!!疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?

18位:「理解不能…」

吉良吉影の犠牲者となった重ちーこと矢安宮重清の名言です。ジョジョでは、外見より幼い印象の重ちーですが、難しい単語を発するギャップの大きさが魅力的なキャラクターです。また、重ちーは、原作者・荒木先生のお気に入りキャラとしても知られています。

理解不能 理解不能 理解不能 理解不能

17位:「深い理由なんかねぇよ。…」

敵対関係にあった虹村億泰の窮地を救った仗助のかっこいい名言です。目的の為なら、実の弟を手にかけることも厭わない兄・形兆の非情さと、反射的に億泰を助けた仗助の優しさが見られ、億泰と仗助の友情関係が生まれた名シーンでもあります。

 深い理由なんかねぇよ。なにも死ぬことはねーさっきはそー思っただけだよ

16位:「どうして…」

辻彩のエステを受けたことで、康一とのデートも順調に進んだ由花子は、幸せの絶頂にいました。しかし、エステの効果が解除される30分後には、様々なトラブルに見舞われ、康一とのデートも台無しになってしまいます。以下の名言からは、由花子の恋愛運のなさだけでなく、スタンド能力で恋を成就させようとする、由花子の他力本願な性格が指摘されます。

どうして『30分』だけなのよォオオオ〜〜~~~ッ!!

15位:「この岸辺露伴が…」

漫画家としてのプライドを見せつけた岸辺露伴のかっこいい名言です。連載中の漫画「ピンクダークの少年」のヒットにより、杜王町へ大豪邸を建てた露伴の暮らしぶりは、誰もがうらやむものでした。しかし、露伴にとって、漫画は富や名声を得る為ではなく、純粋に自分が描きたいものを書いた結果であったことが、以下の名言から感じ取れるでしょう。

この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いていると思っていたのかァーッ!!

14位:「ひとつの闘いに…」

一見すると、殺人鬼らしからぬ吉良吉影の名言ですが、自分が置かれた状況を正確に判断する、吉良の冷静さを感じさせます。無駄な争いからは何も生まれない、吉良吉影の合理的な性格を表した名言でしょう。同時に、どうすれば平穏な生活を送ることはできるのか、吉良吉影の知られざる苦悩も見られます。

ひとつの闘いに勝利する事は簡単だ…
だが、次の闘いのためにストレスがたまる…
愚かな行為だ。他人と争うのは、
きりがなくムナしい行為だ。

13位:「いいや!…」

バイツァ・ダストの発動条件を満たすべく、ギリギリまで自分を追い付めた吉良吉影の現界が感じられる名言です。ジョジョ4部の終盤で描かれた、決して諦めようとしない吉良吉影の奮闘ぶりも、ジョジョの名シーンです。

いいや!「限界」だッ! 押すねッ! 『今だッ』!

12位:「無敵の『スタープラチナ』で…」

吉良吉影の父・吉廣との戦いに手も足も出ない仗助が、承太郎に助けを求めた名言です。スタンド・アトム・ハート・ファーザーの能力によって、仗助たちを追い込んだ吉廣でしたが、承太郎に能力の弱点を見抜かれたことで、スタンドが無力化し捕らえられました。しかし、持ち前の話術と奇策で逃走に成功し、その後も息子・吉影を守るべく、仗助たちを妨害し続けました。

無敵の『スタープラチナ』で何とかしてくださいよォーッ!!!

11位:「このヘアースタイルが…」

特徴的なリーゼントヘアをけなされた仗助の怒りの名言です。スタンドの耐性がなく、高熱に苦しむ仗助は、母・朋子共に、病院へ向かいました。しかし、大雪の影響で車輪が雪にとられてしまい、足どめを喰らって強います。その時、謎のリーゼントヘアの青年が朋子の車に近づき、親子の窮地を救いました。その後、朋子がその青年にお礼を言うべく、行方を捜しましたが、そのような人物は杜王町にいないことが発覚します。

しかし、大雪で出会ったリーゼントヘアと学ランの青年は、仗助の憧れの存在として彼の記憶にとどまり、仗助の現在の出で立ちに反映されました。そして、仗助のリーゼントヘアは、かつての憧れた学ランの青年に対する尊敬の念が込められており、髪型をけなす行為は、その青年に対する侮辱として、仗助の怒りを誘発させています。

このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォ?

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ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP10~4

ジョジョ4部では、スタンドに関する名言も多く登場しています。以下では、ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP10~4を紹介します。

10位:「いいかい!…」

ジャンケン小僧こと大柳賢と露伴のジャンケン対決にて、逆転の一手を見出した露伴の名言です。露伴のジャンケンの強さだけでなく、トラックの目の前に飛び出したジャンケン小僧を、自身の強運で回避させた露伴の神業が光る名シーンでもあります。

いいかい! もっとも『むずかしい事』は! 『自分を乗り越える事』さ!ぼくは自分の『運』をこれから乗り越える!!

9位:「グレートだぜ…」

「グレート」は、ジョジョ4部の主人公・東方仗助の名言かつ口癖であり、劇中では「Good」と似たような意味で使用されています。一方で、透明な赤ちゃんの存在に気が付いたジョセフの異変に、ジョセフに対する危機感に対しても使用されています。

グレートだぜ…

8位:「激しい「喜び」は…」

平穏な人生を求め続けた吉良吉影の切実な想いが込められた名言です。川尻浩作の正体が、吉良吉影であることを仗助に見抜かれた際に発したセリフで、自分が望んでいた平穏な人生を台無しにした、仗助に対する怒りが込められています。

激しい「喜び」はいらないそのかわり深い「絶望」もない「植物の心」のような人生を そんな「平穏な人生」こそ私の目標だったのに

7位:「スタンド使い同士ってのは…」

ジョジョのスタンドシリーズでは馴染深いこれらの名言は、間田敏和が発したセリフです。スタンド使いが惹かれ合うシーンは、ジョジョシリーズでも数多く描かれましたが、このセリフが登場するシーンは、4部以外ではほとんど確認されません。

『スタンド使い同士ってのは……どういう理由か…… 正体を知らなくても…知らず知らずのうちに引き合うんだ…』

6位:「やはり『スタンド』の…」

スタンドの本質を見抜く吉良吉廣が、噴上裕也に対して放った名言です。スタンドは、本体の精神を具現化させたもので、スタンドの強さも、本体の精神的な強さが影響します。

やはり『スタンド』の能力は精神力の強さッ!
『ハングリー』なヤツほど強いッ!

5位:「おまえに味方する「運命」なんて…」

川尻浩作の正体が吉良吉影であったことを見抜き、吉良を追い付けていく川尻早人の覚悟の名言です。自分の勝利を確信する吉良は、運は自分の味方だ、チャンスは必ず訪れるなどと、根拠のない自信を見せつけます。同時に、父親を失った早人も、自身に宿った正義の心を信じて、吉良に挑みます。ストーリーを追うごとに成長していく早人のかっこいい名シーンでもあります。

おまえに味方する「運命」なんて おまえが乗れるかどうかの「チャンス」なんて 今!ここにある「正義の心」に比べればちっぽけな力なんだッ!確実にここにある!!今確かにここにある「心」に比べればなッ!

4位:「父親・ジョセフを見送る仗助」

ジョジョ4部のラストは、アメリカに戻るジョセフと承太郎、透明の赤ちゃんとの別れが描かれ、ラスト1ページで描かれた仗助の姿は、ジョジョの名シーンとなっています。同時に、クレイジーダイヤモンドでジョセフの財布を小遣いと称してすくねてしまうなど、ジョセフと仗助が親子であることを、再認識させるシーンも描かれました。

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ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP3

ジョジョ4部のテーマは、「人の心の弱さ」を掲げており、これまでにない独特のホラー要素が注目されました。以下では、ジョジョ4部の名言や名セリフ・名シーン集ランキングTOP3を紹介します。

3位:「やかましい!生きたんなら…」

一度は死んだと思われていた億泰の生存を喜ぶ、仗助の感動的な名言です。ジョジョ4部のラスボス・吉良吉影によって、致命傷を負った億泰は、仗助のクレイジーダイヤモンドで傷の手当てを受けるも、目覚める様子がなく、億泰の死が示唆されました。しかし、仗助のピンチに、復活した億泰が助けに入り、仗助の驚きと親友の生存を喜ぶ名セリフとなりました。

やかましい!生きたんならよォ~さっさと目を醒ませ~コラァ~ッ

2位:「ぼくは生まれて初めて…」

父・川尻浩作に成りすました殺人鬼から母親を守るべく、吉良吉影と戦う決意を固めた川尻早人少年の覚悟の名言です。父親の不審な行動から、吉良の存在に気が付くも、同時に、吉良にその確証がばれてしまい一度殺害されてしまいます。しかし、吉良の時間を巻き戻す能力によって生還を果たします。最終決戦では、仗助たちに共闘し、吉良吉影の撃破に貢献しました。

川尻早人の名言は、少年とは思えない惨酷な内容ですが、母親を守ろうとする早人の正義感や、殺人鬼・吉良吉影に挑む度胸が表現されているでしょう。ジョジョ4部では、スタンド能力を持たない一般人でしたが、吉良を追い詰めた早人の奮闘や、母親と共に父・浩作の帰りを涙ながらに待つ姿は、ジョジョの名シーンに数えられます。

ぼくは生まれて初めてマジに心の底から神様にお祈りした。どうかこの僕に人殺しをさせてください。

1位:「だが断る…」

ジョジョの名言でもっとも知られる「だが断る…」は、ジョジョ4部で登場した、岸辺露伴の名セリフです。この名言は、ハイウェイ・スターの能力によって、露伴がトンネル内に閉じ込められた際に登場しました。噴上のスタンド能力によって、栄養を奪われて命が危ぶまれる露伴の元へ、偶然にも仗助がトンネル内に侵入します。

仗助の登場にチャンスを見出した噴上は、露伴の命を助ける代わりに、仗助を身代わりとして差し出す条件を突き出します。しかし、自分より強い者に対して、あえて「NO」を突き出すことを信条とする露伴は、噴上の要求を断わります。その後、仗助の奮闘により命が助かった露伴でしたが、2人の関係は、相変わらず犬猿の仲のままでした。

ジョジョ名言では最も知られた露伴の名セリフは、ネット上でも頻繁に見かける一方で、間違った使い方が指摘されます。露伴の名セリフ「だが断る」の本来の使い方は、「自分によって有利な話でありながら、わざとその要求を突っぱねる」場合に用います。

そして、相手の要求が自分にとって最も都合の良い内容であり、断る理由がない場合や、要求を突き出してきた相手の立場や関係が強い場合に使用することで、強烈なダメージを与えることができます。

だが断る
この岸辺露伴が最も好きな
事のひとつは
自分で強いと思っている
やつに「NO」と
断ってやる事だ…

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ジョジョ4部の主な登場人物

ジョジョ4部は、日本を舞台にした親しみやすい作風に加えて、日常生活でも使いたい名言や名セリフ、感動の名シーンが生み出されました。以下では、かっこいい名言・名セリフを生み出したジョジョ4部の主な登場人物を紹介します。

登場人物①東方仗助

ジョジョ4部の主人公・東方仗助は、1983年生まれの高校一年生、家族構成は、教師である母・東方朋子と、警察官の祖父・東方良平の3人です。特徴的なリーゼントヘアと、派手な装飾を施した学ラン姿とは対照的に、明るく温厚で、正義感溢れた性格の持ち主です。一方で、髪型をけなされることを非常に嫌い、相手が上級生であろうと関係なく、攻撃を繰り出しています。

ジョジョでは、ジョセフ・ジョースターが61歳の時に、日本で不倫関係にあった東方朋子との間に生まれた子供とされ、仗助自身は、母親の話から父親のことを聞かされていました。一方、ジョセフは、自身の遺産整理・調査の過程で発覚するまで、仗助の存在を知らされていませんでした。

東方仗助のスタンド・クレイジーダイヤモンドは、触れたものを元通りに修復する能力と、相手を叩き込むラッシュ攻撃が特徴です。クレイジーダイヤモンドのスペックは、破壊力:A・スピード:A・射程距離:D・持続力:B・精密動作性:B・成長性:Cで、スタープラチナに匹敵するパワーとスピードを誇る一方で、精密性に欠ける面が、欠点でしょう。

登場人物②広瀬康一

仗助の友人・広瀬康一は、ジョジョ4部の語り部として登場し、後に虹村形兆のスタンドの矢を受けて、スタンド使いとなった経緯の持ち主です。家族構成は、両親と姉、老犬・ポリスの4人と1匹で暮らしており、仗助たちより身長が低いことが特徴です。当初は、頼りない性格であったものの、仗助との出会いやスタンド使いとの戦いを通じて、頼もしい姿を見せるようになりました。

普段行動を共にすることが多い仗助や億泰、承太郎から信頼を寄せられている一方で、癖の強いキャラに好かれやすい体質の持ち主でもあります。山岸由花子とは、当初は、彼女の熱烈な求愛ぶりに困り果てていたものの、後に両想いに発展しました。また、ジョジョ5部では、承太郎の依頼により、ジョルノ・ジョバーナと接触し、後にイタリアのスタンド使いと共闘しました。

広瀬康一のスタンド・エコ―ズは、対象物・者に文字(擬音)を貼り付けて精神的なダメージを負わせたり、擬音の効果を発揮させるなど、エコ―ズの形態によって能力が変わるスタンドです。エコ―ズは、ACT1~3の形態があり、康一の精神的成長と共に脱皮と進化を遂げました。エコ―ズ・ACT3のスペックは、破壊力:B・スピード:B・射程距離:C・持続力:B・精密動作性:C・成長性:A、で構成されています。

登場人物③虹村億泰

仗助の友人・虹村億泰は、ジョジョ4部序盤の敵キャラの1人で、改心後は仗助・康一と行動を共にするスタンド使いです。当初は、DIOの肉の芽で怪物化した父親を殺害するべく、それらを実行できるスタンド使いを捜していたが、仗助の登場により、父親を治すことが出来るスタンド使いの捜索を決意します。その直後、兄・形兆が、音石明のスタンドで命を落とす事件に見舞われます。

吉良吉影との決戦では、猫草の攻撃により重傷を負うも、クレイジーダイヤモンドによる修復と、兄・形兆との邂逅を経て、戦線に復帰し、味方の勝利に貢献しました。億泰の性格は、気が良い一方で、物事を深く考えたり、決断力の低さが難点でしょう。また、恋愛にも一定の興味があり、康一と由花子の関係を悔しがり、涙を浮かべることもありました。

虹村億泰のスタンド・ザ・ハンド(手)は、強度・硬度に関係なく、あらゆるものを右手で掴み、その箇所を空間ごと削り取ってしまう能力です。ザ・ハンドのスペックは、破壊力:B・スピード:B・射程距離:D・持続力:C・精密動作性:C・成長性:Cであり、一部のスタンド使いからは、その驚異的な能力を恐れられています。また、空間を削り取ることで、瞬間移動が出来る応用技も可能です。

登場人物④岸辺露伴

岸辺露伴は、杜王町に住む漫画家・スタンド使いです。16歳で漫画家デビューし、代表作「ピンクダークの少年」のヒットにより、大豪邸に住んでいます。性格は、うぬぼれかつわがままな一面が目立つものの、広瀬康一に対しては、友情と尊敬の念を抱いています。一方で、身内の危険を察すると、その都度戦いに応じるなど、露伴なりの正義感を持ち合わせています。

劇中では、仗助の髪型をけなしたことで手を負傷し、その影響で休載を余儀なくされた挙句、自宅が半焼に遭うなど、仗助に対して良いイメージをもっていません。しかし、幼少期に遭遇した殺人事件の被害者・杉本鈴美との出会いや、重ちー殺害を受けて、仗助たちと共に吉良吉影の捜索に加わります。

岸辺露伴のスタンド・ヘブンズ・ドアー(天国への扉)は、対象者の身体の一部を本に変化させて、記憶を読んだり、情報を書き加えることができる能力です。ヘブンズ・ドアーのスペックは、破壊力:D・スピード:B・射程距離:B・持続力:B・精密動作性:C・成長性:Aであり、幽霊や一定の知能を持つ動物、露伴自身にも有効です。しかし、本体の昔の記憶や運命が読めないことが、欠点でしょう。

登場人物⑤空条承太郎

海洋冒険家となった空条承太郎は、ジョジョ3部の主人公であり、ジョジョ4部ではジョセフの隠し子・仗助に会うことと、杜王町にあるスタンドの弓と矢を回収するべく、ジョセフより一足先に訪れました。東方仗助とは、年上の甥・年下の叔父という関係であるものの、お互いに「仗助」「承太郎さん」と呼び合っています。

劇中では、ワイルドな風貌ながら知性的で物静かな態度と言われており、年相応の振舞いを見せています。また、スタンドに関する知識や、実戦経験の豊富さから、仗助たちからは一目置かれている一方で、スタープラチナの威力から、吉良吉影を始めとする敵のスタンド使いから警戒されています。東方邸を訪ねた際に、仗助の母・朋子からジョセフと見間違えられています。

空条承太郎のスタンド・スタープラチナ(星の白金)は、圧倒的なパワー・スピードと、精密動作性・動体視力を有する近距離パワー型スタンドで、作中最強のスタンドと言われています。スタープラチナのスペックは、破壊力:A・スピード:A・射程距離:C・持続力:A・精密動作性:A・成長性:Aで、掛け声と同時に連打される強烈な拳撃が特徴です。

登場人物⑥吉良吉影

吉良吉影は、ジョジョ4部のラスボスで、表向きは平凡なサラリーマンを装う、連続殺人鬼です。吉良によって殺害された被害者は、鈴美ら杉本一家、手の綺麗な女性・48人、重ちー、川尻浩作、辻彩が確認されています。吉良の犯行は、キラークイーンによって証拠隠蔽されるため、吉良の被害者は行方不明者として扱われていたものの、幽霊となった杉本鈴美の登場により、吉良吉影の犯行が露伴たちに知れ渡るようになりました。

劇中では、重ちー殺害を実行したスタンド使いとして、仗助たちに正体がバレたことを受け、顔と右手の指紋を川尻浩作のものと交換し、行方をくらませます。その後は、川尻浩作として生活していたものの、浩作の息子・早人に、父親の偽物だと勘付かれた挙句、スタンドによる爆殺をビデオ録画される失態を犯します。一度は、早人に手をかけるも、時間の巻き戻す能力の発動により、早人殺害の事実を打ち消すことに成功します。

そして、バイツァ・ダストを手に入れた吉良吉影は、その能力を利用して仗助たちの全滅を目論むも、早人の奮闘や仗助たちの尽力により形勢を逆転され、最期は、救急車に轢かれて絶命しました。自ら「吉良吉影」と名乗ったことや、歯型は吉良のままだったため、遺体は吉良吉影として処理され、川尻浩作は行方不明として処理されました。その後の川尻家では、夫の帰りを待つ早人と母親の様子が描かれました。

吉良吉影のスタンド・キラークイーンは、爆弾を用いたスタンドで、快楽殺人後の証拠隠蔽や口封じに使用、スぺックは、破壊力:A・スピード:B・射程距離:D・持続力:B・精密動作性:B・成長性:Aです。ジョジョでは、サブ技として、第一・二・三の爆弾が登場し、触れたものを爆弾に変えるタイプ、自動追尾機能が備わった戦車型、ターゲットの爆死後、時間が巻き戻される能力が登場しています。

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ジョジョ4部に関する感想や評価

感想1:日常を舞台した作風が良い

以下では、個性豊かなキャラクターの活躍や、バラエティに富んだスタンド能力が魅力のジョジョ4部に関する感想や評価を紹介します。

ジョジョ3部までの舞台は、ヨーロッパやエジプトまでの旅路のように、海外での出来事を描いた作風でした。一方、ジョジョ4部は、原作者・荒木先生の出身地をモデルにした日本を舞台にした作風で、仗助たちの日常やスタンド使いとの交流が高く評価され、ジョジョファンから高い人気を得ています。そして、ジョジョ4部の人気は日常だけでなく、ギャグ要素の多さも、作品に対する親しみやすさを生み出しています。

感想2:髪型を褒めた時の仗助の反応が気になる

ジョジョ4部の名言集で紹介したように、仗助に対して髪型をけなす行為は、危険極まりないこととされています。しかし、劇中では、仗助のリーゼントヘアを褒めるセリフは、一切登場しておらず、様々な憶測が飛び交っています。もし、仗助が髪型を褒められるシーンが描かれたら、新たなジョジョ名言が誕生することでしょう。

感想3:露伴の名言がかっこいい

天才漫画家・岸辺露伴は、癖の強い性格や救済を余儀なくされた経緯から、東方仗助とは犬猿の仲として描かれる一方、ジョジョファンの間では、そのキャラクター性が注目されています。そして、露伴の名言「だが断る」は、ジョジョを読んだことが無い方にも使用されており、高い認知度と自身の信念を貫く姿勢がかっこいいと称されています。

感想4:吉良吉影の誕生日を祝福

ジョジョ4部のラスボス・吉良吉影は、杜王町の凶悪な殺人鬼でありながら、平穏な生活を望む名言を生み出すなど、ギャップの大きさがたまらない人気キャラクターの1人です。劇中では、爪の伸び具合を記録したり、切った爪を収集するなど、気味の悪い趣味・嗜好の持ち主として吉良でしたが、SNS上では、吉良吉影の誕生日を祝福する投稿が寄せられており、多くのファンに親しまれるジョジョ・ラスボスの1人です。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』公式サイト

ジョジョ4部の名言集まとめ

ジョジョ4部の名言や名言・名シーン集ランキングTOP30を紹介しました。シリーズを通じて、数多くの名言を生み出してきたジョジョシリーズでしたが、その多くは、ジョジョ4部から誕生しました。そして、ジョジョ4部の名言は、日常生活で使える名セリフや、人間の心の弱さを表現した奥深い名言が見られます。

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