ジョジョの奇妙な冒険4部のアニメOP主題歌まとめ！曲名やアーティストも紹介

「ジョジョの奇妙な冒険」は1986年から足かけ30年以上連載され続けている人気漫画です。現在は第8部である「ジョジョリオン」のストーリーが展開されていますが、ジョジョの中で人気の高い部として知られているのが第4部「ダイヤモンドは砕けない」です。個性的なキャラクター、スタンドやそれまでのジョジョの中では異質だとも言われる日常の中でのストーリー展開が大きな話題を呼びました。

ここでは「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のテレビアニメ版OP主題歌について紹介していきます。ジョジョ4部のテレビアニメ版はクールごとにOP主題歌が変わったことでもよく知られており、それぞれのクールごとのOP主題歌がストーリーを絶妙に表現していることでファンのみならず高評価を得たと言われています。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のクール毎OP主題歌はどのような楽曲なのでしょうか?クールごとの楽曲の魅力を取り上げていくのとともに1クール目のOP主題歌を歌ったユニット「THE DU」について、その他のアーティストについても紹介していきます。それではジョジョ4部OP主題歌の魅力をお楽しみください。

「ジョジョの奇妙な冒険」は荒木飛呂彦原作の人気漫画作品です。1986年に「週刊少年ジャンプ」にて第1部「ファントムブラッド」が発表されて以降、その独特の世界観・ストーリー・絵柄・擬音などが話題を呼びジャンプを代表する作品となりました。2005年に掲載誌が「ウルトラジャンプ」へと変わり2019年6月現在第8部「ジョジョリオン」が好評連載中です。

また「ジョジョの奇妙な冒険」は様々なメディアミックスが行われていることでも知られています。特に2012年に第1部「ファントムブラッド」と第2部「戦闘潮流」がテレビアニメ化された時は大変な話題を呼び、新たなファンの開拓に成功したと言われています。その後も部ごとにテレビアニメ化されており、2019年6月現在ジョルノ・ジョバァーナを主人公とした第5部「黄金の風」が放映中です。

「ジョジョの奇妙な冒険」は大人気となったテレビアニメ化の他にもOVA化・アニメ映画化・ゲームソフト化・小説化など多くのメディアミックスがなされています。さらに第4部「ダイヤモンドは砕けない」は2017年に初の実写映画化がなされて賛否両論を呼んだとも言われています。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のあらすじを紹介します。舞台は1999年の日本、S市杜王町です。第3部の主人公である空条承太郎はジョセフ・ジョースターの隠し子東方仗助に会うためにこの町へとやって来ました。後に頼もしい仲間となる広瀬康一の導きによって仗助と承太郎は出会いました。承太郎には杜王町にやってきたもう一つの重大な目的がありました。

それはこの杜王町に邪悪なスタンド使いが潜んでいるということでした。射抜かれて生き延びた者にスタンドが発現する「弓と矢」がこの町のどこかにあるからです。杜王町には既に多くのスタンド使いが出現していました。その中には後に仗助たちの仲間となる虹村億泰・岸辺露伴・山岸由花子・矢安宮重清らもいましたし、仗助たちと戦う片桐安十郎や音石明などもいました。しかし、そのさらに先にラスボスが存在しました。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のラスボスは吉良吉影です。吉良吉影は生まれつき持っている殺人衝動と病的なまでの手フェチをこじらせて、そのスタンド能力で美しい女性の手を狙う連続殺人鬼となっていました。仗助と承太郎は仲間を失いながらも吉良を追い詰めていき、大激闘となる最終決戦へと繋がっていくのです。

ここでは「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のアニメOP主題歌楽曲について紹介していきます。また、第1クールの主題曲を歌った謎のユニット「THE DU」についても取り上げていき、その正体に迫っていきます。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のテレビアニメ版のOP主題歌は全3曲です。第4部のテレビアニメの放映話数は全39話なので1クールごとにOP主題歌が変更されたことになります。これは非常に異例なことであると言われていますが、逆に制作陣のジョジョ第4部に対する意気込みが非常に強く感じられるとファンの間で好意的に評価されました。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のOP主題歌3曲は1クールごとに変更されました。その3曲全てにおいてジョジョ第4部の世界観を見事に表現していると高く評価されています。詞によってストーリー展開を表していることはもちろん、楽曲によって日常生活が非日常の世界へと一変するところまで表現されていると言われています。

ここでは「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のOP主題歌を3曲全て紹介するとともにアーテイストについても取り上げていきます。特に謎のユニット「THE DU」についてはメンバーの正体やプロフィールについても紹介していきます。ジョジョ第4部のOP主題歌3曲はどのようなものなのでしょうか?

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」アニメ版第1クールのOP主題歌は謎のユニット「THE DU」が歌う「Crazy Noisy Bizarre Town」です。「THE DU」については別項で詳しく紹介しますのでここでは「Crazy Noisy Bizarre Town」を細部まで紹介していきます。

「Crazy Noisy Bizarre Town」はジョジョ第4部「ダイヤモンドは砕けない」のテレビアニメの第2話で初登場しました。第8話と第9話では別アレンジである「～EDM arrange Ver.～」にて放映されました。また、ストーリー展開の都合上だと言われていますが第10話では演奏されていません。

「Crazy Noisy Bizarre Town」はポップで明るい曲調であることからそれまでの部のアニメOP主題歌に顕著だったジョジョのヒーロー性を感じさせる雰囲気が薄れたことで当初は賛否両論を呼んだと言われています。しかし、回数を重ねていくごとにジョジョ第4部の特徴の一つである「日常性」を、さらにそこから邪悪なスタンド使いの存在所謂「非日常」を感じさせる見事な曲であると評価を上げていくことに成功しました。

また、OP映像も話題を呼びました。それまでのジョジョアニメのOP映像を担当していた神風動画からdavid productionへと変更されたことと登場人物がダンスをする映像が楽曲同様賛否両論を呼びました。しかし、これらの映像も回を重ねるごとにジョジョ4部の「日常性」を上手に表現した名映像であると評価が改まっていったと言われています。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」の第2クールOP主題歌はロックバンドbattaによる「chase」です。初登場となったのは第15話からで第26話まで放映されました。ストーリーの展開の都合で第17話・第20話・第25話ではオミットされています。

「chase」はbattaが持っているパンクの要素と吉良吉影が登場したことでストーリーが一気に日常から 非日常へと激変したことが絡み合ったことで緊張感と疾走感溢れるOP主題歌であると評価されています。battaはホシノタツ（ボーカル・ギター）を中心とした3人組ロックバンドで先述したようにパンクの要素を生かした荒っぽい演奏が特徴です。

ジョジョ4部の2クール目のOP主題歌「chase」はその疾走感溢れるパンクっぽい楽曲も評価されていますが、殺人鬼ラスボス吉良吉影が跋扈する非日常な世界観を描いた、そしてラスボス吉良吉影を追い詰めんとchaseする東方仗助たちを描いた映像も合わせて高い評価を得ることとなりました。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」テレビアニメ版3クール目のOP主題歌は青木カレンとハセガワダイスケのデュエットによる「Great Days」です。1クールの日常性、2クールの非日常性の両面を掬い上げながら大きな未来へ向かって突き進む杜王町の人々（仗助たち）を表現した楽曲として非常に高く評価されています。

「Great Days」は第27話から第38話まで放映されました。最終回第39話ではエンディングでそれまでのジョジョの主題歌を歌ったミュージシャンが一同に会した「-Units Ver.-」が披露されました。青木カレンはジャズシンガー、ハセガワダイスケはアニメ作品を中心としたシンガーソングライターとして知られており、2人の共演は大きな話題となり、ジョジョ制作陣の意気込みがまた高く評価されたと言われています。

「Great Days」が非常に高く評価されている要因の一つに楽曲の完成度があると言われています。舞台となった時代の1990年代のJ-Popを彷彿とさせるポップでオシャレな楽曲に4部の世界観をこれでもかと入れ込んだ歌詞がマッチしたことと、同様に4部の最終的な物語世界を見事に表現した手の込んだOP映像が相まってファンだけではなく広く受け入れられることとなりました。

さらにジョジョ第4部3クール目のOPで大きな話題を呼んだのが第36話・第37話で使用された特殊映像です。「バイツァ・ダスト版OP」と呼ばれているこの映像は「Great Days」の大サビの部分を使い、OP映像を逆回転させた映像を交えて再編集したもので、日本だけではなく海外のジョジョファンからも非常に高い評価を得ていると言われています。

ここでは「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」の1クール目の主題歌を歌った謎のユニット「THE DU 」について紹介していきます。THE DUとは果たしてどのようなメンバーで構成されているのでしょうか?

THE DUの名前の由来はジョジョ4部のサブタイトルである「ダイヤモンドは砕けない」の英訳「Diamond is Unbreakable」の頭文字から取ったものだと言われています。彼らは3人組ユニットです。それではTHE DUのメンバーを紹介していきます。

メンバーの一人目は城田純です。俳優城田優の兄として知られています。城田純は16歳の時からモデルとして活動しており、その後俳優活動を行い活躍していましたがTHE DUを機に2017年以降は声優と歌手としての活動を中心としています。
 

THE DUメンバーの二人目は和田泰右です。ヒップホップ中心のストリートダンスでその存在を知られ、その後ボーカル＆パフォーマンスグループDIAMOND☆DOGSに加入しました。グループとしての活動を継続しながらミュージカル俳優としても頭角を現しています。

THE DU三人目のメンバーはJeityです。クラブでのライブ活動でミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせました。現在はミュージシャン・DJ・舞台俳優のほかYou Tuber「ノーブルマン」としても知られており幅広い活動をしています。

「THE DU」は城田純・和田泰右・Jeityの3人の実力派ミュージシャンによるユニットでジョジョ4部1クール目の主題歌「Crazy Noisy Bizarre Town」のために結成された期間限定ユニットです。

ここでは「ジョジョの奇妙な冒険」第4部に関する感想や評価を取り上げていきます。ジョジョ第4部はTwitter上でどのような感想や評価を持たれているのでしょうか?

THE DUのJeityとYou Tuberのノーブルマンが同一人物であることを知って驚かれた方のツイートです。図らずも両方のファンだったようで感動している様が伝わってきます。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のテレビアニメ版主題歌を素晴らしいと評価されている方のツイートです。シンプルなツイートであるが故に思いが伝わってきます。

ジョジョ4部のOP主題歌の中で「Great Days」が一番好きだという方のツイートです。楽曲と映像の融合や原作者荒木飛呂彦の趣味まで捉えておられます。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」のアニメOP主題歌を紹介してきました。ジョジョ4部の世界観を見事に表現してみせたと言われる全3曲の魅力に触れて、楽曲を楽しんでください。