【ジョジョ】ヌケサクのスタンド能力と強さは？本名や名セリフ・最後を紹介

ヌケサクは、「ジョジョの奇妙な冒険Part3」に登場するDIOの手下です。スタンド使いではありませんが、頭の後ろに女の顔を出現させ、体型や髪型を自由に変化させたり、関節を回したりする能力を持っています。戦闘向きではない上、本人の愚鈍な面も合わさり、仲間内からは見下されていました。ヌケサクは、仲間がつけた蔑称であり、本名は別にあるといいます。

「ジョジョの奇妙な冒険Part3スターダストクルセイダース」は、第2部から50年ほど経過した時の物語になります。1989年16号から1992年19号まで集英社が刊行する「週刊少年ジャンプ」で連載されていました。単行本コミックスは全16巻あり、話数は全152話になります。

テレビアニメは、前半が2014年4月から9月、後編にあたるエジプト編が2015年1月から6月にかけて放送されました。制作はデイヴィッドプロダクション、監督は「planetarian～星の人～」「妖狐×僕SS」などの監督作品でも知られる津田尚克でした。

1988年、悪霊に取り憑かれたジョースター家の末裔である空条承太郎は、悪霊に取り憑かれ自分から留置場に入ります。悪霊と思っていたものは、精神の力が目に見える形で現れたスタンドというものでした。同じくスタンド使いである祖父のジョセフ・ジョースターは、友達のモハメド・アヴドゥルを連れて承太郎を迎えにやってきました。ジョセフは、ジョースター家の宿敵であるDIOの存在を話しはじめます。

「ジョジョの奇妙な冒険Part3」に登場するヌケサクは、DIOの館に住む手下の1人です。正体は人間ではなく、DIOから血液を分け与えられた不死身の吸血鬼でした。後頭部に女の顔を出現させたり体型や髪型を変化させることもできる能力を持ちますが、作者曰くスタンド使いではないとのことです。自分の能力や強さに過剰な自信を持っており、最強の能力であると自負していました。

戦闘能力はなく愚鈍であるため仲間たちから見下されており、ヌケサクという名前もそうした要素を馬鹿にした蔑称のようです。自身もヌケサクと呼ばれることを嫌っていますが、本名は作中に登場しておらず不明です。

ヌケサクは、後頭部に女の顔を出現させたり、髪の長さ、体型、関節の向きを変えるなどの能力です。テレンス・T・ダービー、ケニーG、ヴァニラ・アイスらが倒された後にジョジョたちに近づき、DIOに捕らえられた一般人女性を装って油断させたところを倒そうと考えます。しかし、両手の向きを変えることを忘れていたため、DIOの仲間であるとすぐにバレてしまいスタープラチナによって殴りつけられました。

ヌケサクは、頭の後ろに女の顔を出現させたり、髪の長さや体型を変化させたり、関節を動かすことができる能力です。作者曰く、ヌケサクはスタンド使いではないとのことでした。DIOから血液を分け与えられたことから吸血鬼になったようですが、いつどういった経緯でこの能力を手にしたのかは不明です。

ヌケサクという名前は本名ではなく、テレンス・T・ダービー、ケニーG、ヴァニラ・アイスら仲間がつけたあだ名です。愚鈍で役に立たない能力を持っていることなどを表した蔑称のようで、本人もこのあだ名で呼ばれることを嫌っていました。本名は別にあるようですが、「ジョジョの奇妙な冒険Part3」の作中において、ヌケサクの本名は登場しておらず、現在も不明のままです。

DIOの館に侵入したジョジョたちは、テレンス・T・ダービー、ケニーG、ヴァニラ・アイスを倒します。ヌケサクは、手柄を立てるため能力を使ってDIOに捕まった一般人女性のフリをしてジョジョたちを倒そうと試みます。しかし、両手の向きを変えることを忘れていたことから、すぐにDIOの手下とバレてしまい承太郎のスタープラチナに殴られました。承太郎は、会ったばかりのヌケサクの名前を呼びます。

なぜ自分のあだ名がヌケサクだと知っているのかと聞くと、承太郎は呆れたような表情を浮かべていました。このことから、本人のあだ名と知っていて呼んだわけではなく、適当につけて呼んだ名前が偶然にもあだ名だったということのようです。

ヌケサクは、DIOの館に住む手下の1人です。戦闘能力を持たないことから、本名ではなく蔑称で呼ばれ、仲間内でも馬鹿にされていました。手柄を立てるためにジョジョたちに近づき、油断させたところで倒そうと画策しますが、失敗に終わります。ジョジョたちに捕まった後は、DIOのいる部屋までの案内役を命じられます。ここでは、ヌケサクの活躍や名言などを紹介していきます。

テレンス・T・ダービー、ケニーG、ヴァニラ・アイスらは、DIOの館にやってきたジョジョたち一行に倒され死亡しました。変身の能力しか持たないヌケサクは、彼らから散々馬鹿にされていました。ジョジョたちがDIOの館にやってきた時、ヌケサクも手柄を立てるために戦いに参加しようとします。

しかし、テレンス・T・ダービー、ケニーG、ヴァニラ・アイスらは、ヌケサクの能力では太刀打ちできないとし、余計なことをすれば始末するとまで言われてしまいます。3人が倒されたことを心から喜び、今度は自分がジョジョたちを倒そうと意気込みます。

DIOの館に乗り込んだジョジョたち一行は、テレンス・T・ダービー、ケニーG、ヴァニラ・アイスといったDIOの手下を倒していきます。ヌケサクも手柄を立てるため、捕まった一般人のフリをしてジョジョたちに近づき、隙を見て倒そうとします。しかし、両手の向きを変えるのを忘れていたことから敵だと正体を見破られ、あっさり倒されてしまいます。

スタープラチナにコテンパンに殴られた後、DIOのいる部屋に案内するよう命じられます。長いものに巻かれるタイプのヌケサクは、館の構造やDIOの行動パターンなどをペラペラと教えていました。DIOは、昼はいつも一番上にある部屋で過ごしているといいます。承太郎は、スタープラチナでその部屋の窓を壊します。明かりが差し込み、部屋の中央にDIOが眠る棺が置かれていました。

ジョジョたちは、捕虜として捕らえたヌケサクに、DIOの入っている棺を開けるよう命令しました。あとで咎められることを恐れながらもジョジョたちに刃向かう勇気もなく、ヌケサクは、怯えながらもDIOの棺に近づきこのセリフを口にしました。

ヌケサクは、能力を使って捕まった一般人になりすまし、油断させたところでジョジョたちを倒そうとします。しかし、両手の関節を回すのを忘れていたことから、あっさりDIOの仲間だと見破られます。スタープラチナにボコボコに殴られたあと、捕らえられ館の案内を命じられました。館の構造や、DIOがいつも過ごす場所など聞かれた質問に素直に答えていきます。

DIOが昼間いつも過ごしているという館の最上階の部屋には、中央に棺が置かれていました。DIOが入っていると予想され、ジョジョたちはヌケサクに棺を開けるよう命令します。制裁を恐れ言い訳をしながらヌケサクは、棺の蓋を開けました。しかし、中には先ほど蓋を開けていたはずのヌケサクが、斬り刻まれた状態で入っていました。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でヌケサク役を演じた声優は、2000年代から活動開始したケンユウオフィスに所属する奈良徹でした。埼玉県出身、5月7日まれの牡牛座、趣味に長くお風呂に入ることや、一人旅、読書などをあげています。

代表的な出演作に「スイートプリキュア♪」ファルセット役、「僕のヒーローアカデミア」砂藤力道役、「ゾイドワイルド」キャビア役、「つくもがみ貸します」野鉄役、「BECK」桜井裕志役、「NARUTO-ナルト-」少年時代の自来也役、「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」立木惇役、「ビューティフル ジョー」赤い水餃子のシャルル役、「爆球Hit! クラッシュビーダマン」政雄役、「ケロロ軍曹」メガタン役などがあります。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」で女の顔の時のヌケサク役を演じた声優は、東京俳優生活協同組合に所属する山村響でした。福岡県出身、1988年2月10日生まれの水瓶座です。趣味・特技に漫画やイラストを描くことをあげており、ファンの間でも絵がうまい声優として有名です。2010年に歌手として活動をはじめ、ファーストシングル「爪痕」をリリースしています。

声優としての主な出演作に、「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」ハルナ役、「炬燵猫」ゼロ役、「熱走! 亀1グランプリ」キャサリン役、「けいおん!!」瀧エリ役、「輪るピングドラム」藤代万里役、「アラタカンガタリ〜革神語〜」キクリ役、「トリコ」小麦生地役、「地下すぎアイドル あかえちゃん」モモ役、「Go!プリンセスプリキュア」天ノ川きらら役、「あんハピ♪」萩生響役、「キズナイーバー」園崎法子役などがあります。

ゲームソフト「ジョジョの奇妙な冒険」オールスターバトルでヌケサク役を演じた声優は、青二プロダクションに所属する根本幸多でした。茨城県出身、1980年8月5日生まれの獅子座で、こーたなどの愛称で親しまれています。声優養成所の青二塾東京校第23期生であり、2003年から活動を開始しました。

根本幸多の代表的な出演作に、「仮面ライダー バトライド・ウォー創生」仮面ライダースーパー1役「デジモンサヴァイブ」ドラクモン役、「誰ガ為のアルケミスト」ルシード役、「デジモンストーリー サイバースルゥース」ジミィKEN役、「ゴッドイーター2」プレイヤーボイス役、「新・剣と魔法と学園モノ。刻の学園」ベック役、「スカーレッドライダーゼクス」近江マコト役、「drastic Killer」イヴァ役などがあります。

ヌケサクは、スタンド使いではありませんが、自分の頭の後ろに女の顔を出現させたり、関節を回したり髪や体型を変化させる能力を持ちます。戦闘向きではなく、仲間内からも見下されていました。しかし、当の本人は、自分の能力は無敵であると自負していました。ヌケサクの精神の強さに感服する感想も多く見られました。

ヌケサクは、どういった経緯でDIOの手下になったのか、なぜ血液を分け与えてもらったのかなど明かされていません。頭の後ろに女の顔を出現させる能力もいつ手に入れたのか、もともと持っていたものなのかなどもわかっていません。能力はもともと持っており、DIOが興味を持ったから血を与えられ手下に加えられたのではないかといった意見もありました。

ヌケサクの能力は、頭の後ろに女の顔を出現させたり、関節を自在に回したり、髪型や体型を変化させることができる能力ですが、スタンド使いではありませんでした。スタンド使いではないのにこうした超人的な能力を持っていることがすごいという意見もありました。

ヌケサクは、長いものに巻かれるタイプで、自分より強いものに従います。能力が弱かったことから仲間内では見下され、手柄を立てることもできませんでした。また、最後まで本名は登場せず、蔑称で呼ばれています。ヌケサクに同情する感想も散見されました。

「ジョジョの奇妙な冒険Part3」に登場するDIOの手下の1人であるヌケサクの作中での活躍や能力、本名などを紹介してきました。能力は頭の後ろに女の顔を出現させ、関節を回したり体型や髪型を変化させるというものでした。超人的な能力ですが、スタンド使いではありません。