【ジョジョ】ドナテロ・ヴェルサスの強さとスタンドを考察！名前の由来・元ネタは？

ジョジョの奇妙な冒険6部に登場するドナテロ・ヴェルサスに関して、その強さやスタンド能力について紹介する前に、ジョジョの奇妙な冒険の作品情報を紹介します。ドナテロ・ヴェルサスが登場するジョジョの奇妙な冒険6部は、ストーン・オーシャンというタイトルが付けられています。日本の漫画家荒木飛呂彦による作品で、ジョジョの奇妙な冒険シリーズには欠かせない、スタンド使いによる熱いバトルが描かれる作品です。

ジョジョの奇妙な冒険6部は、2000年から週刊少年ジャンプにて連載されていました。エピソードは全158話。単行本は全17巻で完結しています。ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、1980年代から1部がスタートし、それ以降も連続して続編が連載されている人気の作品シリーズです。ジョジョの奇妙な冒険の主人公は愛称がジョジョである事、1部主人公ジョナサン・ジョースターの血統を受け継いでいる事が特徴です。

ジョジョの奇妙な冒険6部ストーン・オーシャンの主人公、空条徐倫は、3部の主人公空条承太郎の娘です。ジョジョの奇妙な冒険シリーズでは、初の女性主人公となっています。ジョジョの奇妙な冒険6部では、刑務所内での脱獄計画やスタンド能力による激しいバトルが描かれて、ファンの間でも人気のエピソードです。ここで紹介するドナテロ・ヴェルサスなど、個性的な敵キャラクターも多数登場しました。

ジョジョの奇妙な冒険6部のあらすじを紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険6部の主人公は、アメリカに住む空条徐倫という少女です。空条徐倫は無実の罪を着せられ、州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所に収監されます。面会に訪れた空条承太郎は、徐倫が収監されたのは因縁の敵・ディオの陰謀であると告げ、脱獄するようにと伝えます。

空条承太郎は突如現れた謎の敵スタンドに記憶のディスクを奪われてしまいます。徐倫は父のディスクを取り戻すため、刑務所内で敵の正体を探っていく事になります。また、徐倫も父親から差し入れられたペンダントに入っていた、スタンドの矢でスタンド能力ストーン・フリーを発現させます。徐倫は仲間となるエルメェスやフーファイターズらと共に、陰謀に立ち向かっていきます。

ジョジョの奇妙な冒険6部に敵として登場したドナテロ・ヴェルサスのプロフィールを紹介します。ドナテロ・ヴェルサスは25歳の男性で、非常に不幸な生涯を送ったキャラクターです。食べた料理の素材を全て当てられるという特技を持っています。ドナテロ・ヴェルサスは、ジョジョの奇妙な冒険に登場する、ジョースター家の因縁の敵ディオの実の息子です。

ジョジョの奇妙な冒険5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナもディオの息子ですが、彼と同様ドナテロ・ヴェルサスの母親は彼を産んだ後再婚しています。再婚したドナテロ・ヴェルサスの母親は、継父が連れていた妹たちばかりを愛するようになります。継父もドナテロ・ヴェルサスに無関心であり、家庭内で放置されることとなったドナテロ・ヴェルサス。そんな家族に嫌気がさし、ドナテロ・ヴェルサスは13歳の時家出します。

家出後、ドナテロ・ヴェルサスは空から落ちてきた靴を見つけ、履いていたところ窃盗罪の罪で逮捕されてしまいます。ドナテロ・ヴェルサスは一方的に靴を盗んだと決めつけられ、更生施設へと送られてしまいました。更生施設でも散々な目に合ったドナテロ・ヴェルサスは、真犯人が表れた事で6か月後に釈放されましたが、心身ともにボロボロになってしまいました。

ドナテロ・ヴェルサスのスタンド能力と強さについて紹介していきます。ドナテロ・ヴェルサスのスタンド能力アンダー・ワールドは、「地面の記憶を掘り起こす」能力です。アンダー・ワールドの能力は厄介なもので、ドナテロ・ヴェルサスは作中でその強さを見せつけました。アンダー・ワールドの能力では、地面を車が通った、地面に飛行機が墜落したなどの記憶を呼び起こして再現することが出来ます。

ドナテロ・ヴェルサスは徐倫たちとの戦いで、墜落する飛行機を再現し、彼女たちを中に送り込んで始末しようとしていました。しかし、徐倫たちの機転で脱出され、一度は倒されそうになります。そこでドナテロ・ヴェルサスはプッチ神父から奪ったウェザー・リポートの記憶ディスクを、ウェザー・リポートに投げて戻します。覚醒したウェザー・リポートの能力で町にカタツムリが溢れた混乱に乗じ、逃げ出しました。

プッチ神父によってスタンド能力を覚醒させたドナテロ・ヴェルサスは、彼に感謝していましたが、自分に指示だけ与えて何もしないプッチ神父に苛立つようになります。プッチ神父を出し抜いて、彼の目的「天国へ行く方法」を自分が手に入れようとし、プッチ神父にも徐倫にも味方せずに行動することになります。

ドナテロ・ヴェルサスのアンダー・ワールドは、ジョジョの奇妙な冒険5部に登場した、レオーネ・アバッキオのスタンドムーディー・ブルースに似ているとも言われています。ムーディー・ブルースは、特定の空間の時間を巻き戻して再生出来る能力です。ムーディー・ブルースにより、過去の出来事を再生することが出来るため、様々な場面で活躍する汎用性の高いスタンド能力です。

ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターは、名前に元ネタがあるものも多いです。主に洋楽などのアーティスト名や楽曲名が使用されることが多いのですが、ジョジョの奇妙な冒険6部には、ファッションブランドの名前が元ネタとなるキャラクターも多いです。ドナテロ・ヴェルサスの名前の元ネタは、ファッションブランドの「ドナテラ・ヴェルサーチ」からきています。

ドナテロ・ヴェルサスの名前はファッションブランドのドナテラ・ヴェルサーチが元ネタとなっていました。ドナテロ・ヴェルサスのスタンド能力アンダー・ワールドの名前の元ネタは、イギリスのテクノグループ「Underworld」となっています。

ジョジョの奇妙な冒険6部に登場するドナテロ・ヴェルサスに関しての感想や評価を紹介していきます。ドナテル・ヴェルサスに関しては、人間臭い所が好きだという感想が多いです。不運に見舞われた散々な人生だったドナテロ・ヴェルサスですが、そのせいで世の中に対する恨みつらみを持っています。そんなドナテロ・ヴェルサスは、意外とファンが多いキャラクターなのです。

ドナテロ・ヴェルサスに関しては、スタンド能力アンダー・ワールドのデザインがかっこよくて好きだという感想も見られます。地面に残された記憶を再現するアンダー・ワールド。そのトリッキーな戦いや、見た目のかっこよさが評価されています。

ドナテロ・ヴェルサスに関しては、不幸すぎて同情してしまうという感想も多いです。ジョジョの奇妙な冒険の作者荒木飛呂彦も、幸せになって欲しいものだとコメントしているほど、ドナテロ・ヴェルサスは悲惨な人生を歩んだキャラクターです。

ここでは、ジョジョの奇妙な冒険6部に登場した、ディオの息子ドナテロ・ヴェルサスについて詳しく紹介しました。ドナテロ・ヴェルサスは非常に悲惨な人生を送ったキャラクターでした。自身のスタンド能力アンダー・ワールドによって不運の連続だったドナテロ・ヴェルサスは、プッチ神父によってスタンド能力を開花させ、協力するようになります。しかし、天国へ行く方法を自分のものにしようと暗躍していました。

地面の記憶を呼び覚ますアンダー・ワールドの能力で、徐倫たちをおいつめたドナテロ・ヴェルサス。しかし最後には倒されてしまいました。ここでは、ドナテロ・ヴェルサスの名前やスタンド能力の名前の元ネタも紹介しています。是非、ジョジョの奇妙な冒険6部をチェックして、ドナテロ・ヴェルサスの登場シーンにも注目してみてください。