2020年03月23日公開
2020年03月23日更新
【ジョジョ】ラング・ラングラーのスタンド能力と強さを考察!名前の由来・元ネタは?
大人気漫画シリーズの『ジョジョの奇妙な冒険』をご存知でしょうか?『ジョジョの奇妙な冒険』は荒木飛呂彦先生によるアクション漫画で1987年の連載開始から2020年3月現在まで連載されている超大作として世界中で愛されている作品です。今回はそんな『ジョジョの奇妙な冒険』第6部に登場するラング・ラングラーについてご紹介します。ラング・ラングラーの強さや、スタンドの能力、さらには名前などの元ネタについても合わせてご紹介します。
ラング・ラングラーとは?
ジョジョの奇妙な冒険6部の作品情報
『ジョジョの奇妙な冒険』第6部の作品情報です。荒木飛呂彦先生による『ジョジョの奇妙な冒険』第6部は『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』というタイトルで2000年から2003年にかけて連載され、単行本は第64巻から第80巻の全17巻に渡って掲載されています。
ジョジョの奇妙な冒険6部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険』第6部の概要です。『ジョジョの奇妙な冒険』第6部はジョジョシリーズの中で初の女性主人公のストーリーとなりました。シリーズの中でも特に親子の絆について描かれた作品で、Part3でメインキャラクターだった空条承太郎の娘である空条徐倫が物語の主人公になっています。
承太郎と徐倫が戦うのは承太郎がPart3で倒した敵・DIOの残党達です。DIOとの戦いはPart1から続く、ジョジョシリーズの中でも因縁の戦いとなっており、『ジョジョの奇妙な冒険』第6部では遂に1世紀もの長期間に渡って繰り広げられたジョースター家とDIOとの戦いに決着が着きました。
ジョジョの奇妙な冒険6部のあらすじ
『ジョジョの奇妙な冒険』第6部のあらすじです。2011年のアメリカで空条徐倫はDIOの残党による陰謀で、冤罪によって州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所に収監されてしまいました。父である承太郎から譲り受けた「矢」の破片によってスタンドを発動させる事に成功した徐倫は承太郎の助言を得て、脱獄する為画策していきます。
しかしそこに正体不明のスタンドが現れて、承太郎から記憶とスタンド能力を奪ってしまいました。徐倫は承太郎の記憶とスタンド能力を取り戻す為、刑務所内で知り合った仲間達と共に、DIOの親友で強敵であるエンリコ・プッチ神父との戦いに挑んでいく事になりました。
ラング・ラングラーのプロフィール
『ジョジョの奇妙な冒険』第6部に登場するラング・ラングラーのプロフィールです。ラング・ラングラーは殺人によって刑務所に収監されていた囚人です。囚人番号は「MA13022」で、ホワイトスネイクの策略によってエンリコ・プッチ神父の手腕として徐倫に立ちはだかりました。
スタンドの能力を使う為に個性的な服装をしており、ラング・ラングラーの指先はカエルの様に吸盤状に変化しています。ラング・ラングラーの性格は冷静で論理的ですが、一度キレると自身の雇い主であるホワイトスネイクに対しても、「倒せる」と宣言するビッグマウスの持ち主です。
ラング・ラングラーの活躍シーン
ラング・ラングラーの活躍シーンをご紹介します。ラング・ラングラーはエンリコ・プッチ神父の命令によって徐倫達の記憶やスタンド能力を奪う為に襲いかかってきます。ラング・ラングラーはスタンドの能力によって徐倫達を追い詰め、承太郎の記憶とスタンド能力を奪う事に成功しました。
しかし徐倫達に合流したウェザー・リポートの妨害に遭い、記憶とスタンド能力を奪う事に失敗し、自身のスタンド能力を逆手に取られて徐倫の「オラオララッシュ」によって致命傷を負って敗北してしまいました。
ラング・ラングラーの名言
このビンの中の「酸素」みてーにどんどん湧いてくるぜッ!久々に人をブッ殺してぇというあの時の気持ちがよオオオオオオオオオーッ くらえッ!てめーの白い皮膚にガラスで墓碑銘を刻み込んでやるッ!
ラング・ラングラーの名言をご紹介します。上記のセリフは、普段は冷静で落ち着いた性格のラング・ラングラーがキレてしまった時の攻撃的なセリフになっています。まるで別人の様に凶暴な口調で徐倫を挑発する名言となっています。
この世で俺に出来ない事はないかもしれん オレの未来はバラ色だ
上記はラング・ラングラーの性格がよく分かる名言です。ラング・ラングラーは自身のスタンドの能力に絶大な自信を持っていました。ホワイトスネイクすらも倒す事ができると豪語する程心酔していたラング・ラングラーは上記の様な大口を叩くシーンが多く登場します。
実際にラング・ラングラーは自身のスタンドの能力によって承太郎や徐倫を絶体絶命のピンチまで追い詰めますが、仲間の応戦によって返り討ちに遭ってしまいました。任務遂行後はエンリコ・プッチ神父すらも裏切ろうとしていたラング・ラングラーの悲しい名言となりました。
ラング・ラングラーのスタンド能力と強さ
スタンド能力はジャンピン・ジャック・フラッシュ
ラング・ラングラーのスタンドについてご紹介します。ラング・ラングラーのスタンド能力は「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」です。「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」は鉄輪で目元を隠した姿をしたスタンドです。ラング・ラングラーが吐いたツバによって周囲の空間を無重力にする能力があります。
無重力にできる空間は半径20メートル程で、空間に触れたものも無重力下に支配する事ができます。そして無重力の空間が長時間に渡ると周囲は真空状態となっていきます。真空状態になる事で空間の内側にいる人物は身体中の血管が破裂し、出血多量や真空状態による酸欠によって死亡してしまいます。
ジャンピン・ジャック・フラッシュの強さ
ラング・ラングラーの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の強さについてご紹介します。ジャンピン・ジャック・フラッシュの強さは近距離のパワー型の中では普通レベルの強さのスタンドです。持続力は高いものの、破壊力やスピード、射程距離は劣ってしまいます。
ジャンピン・ジャック・フラッシュは手首の入れ物に釘やネジを入れて高速回転させ、まるで弾丸の様に撃ち出す事ができる様になっていますが、無重力空間内でしか精密性はなく、敵を無重力下に置けなければ能力を使う事ができない欠点があります。
ラング・ラングラーの名前の由来・元ネタ
ラング・ラングラーの名前の由来
ラング・ラングラーの名前の元ネタをご紹介します。ラング・ラングラーの名前はとあるファッションブランドの名前が元ネタとなっています。その元ネタとなったブランドが、アメリカにあるジーンズのブランドである「ラングラー(Wrangler)」であると言われています。
ラング・ラングラーのスタンドの元ネタ
ラング・ラングラーのスタンドの元ネタをご紹介します。ラング・ラングラーのスタンド「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」の元ネタは、伝説的ロックバンドであるローリング・ストーンズの楽曲「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」であると言われています。
「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」は1968年に発売され、ローリング・ストーンズの楽曲の中でも「サティスファクション」などと並ぶ代表曲の1つとして有名になっています。正統派なハードロック路線にシフトチェンジした曲で、UKチャートでは1位、USAチャートでは3位を獲得した名曲となっています。
ラング・ラングラーに関する感想や評価
ジョジョ6部を読んでいます。ラング・ラングラーかっけええええ!
— pe(spresso) (@pe_spresso) September 24, 2018
こちらは『ジョジョの奇妙な冒険』第6部を読んで、ラング・ラングラーがかっこいいと感じた方の投稿です。ラング・ラングラーは個性的な宇宙服の様な服装をした奇抜なキャラクターですが、クールな性格と壮大なスタンド能力によって人気のあるキャラクターです。
アプリでジョジョ6部のラング・ラングラー戦を読んでたもんだから昨日からずーーーーーーーっと脳内でジャンピン・ジャック・フラッシュがヘヴィロテで止まらん。
— zima (@__zima__) March 9, 2018
こちらは『ジョジョの奇妙な冒険』第6部を読んでから「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」が脳内で鳴り止まないという方の投稿です。ラング・ラングラーのスタンドの元ネタとなった「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」は名曲として有名で、その名前に聞き覚えのある方も多く、思わず曲が再生されるというファンも多いようです。
本誌で初めて読んだジョジョが6部ラング・ラングラー戦だったので「えっなにこのグロ漫画は・・・(ドン引き)」という印象で封印してしまった
— わさはんぞー (@wasahanzo) June 28, 2015
こちらは『ジョジョの奇妙な冒険』第6部のラング・ラングラーと徐倫の戦いを初めて見て、あまりのグロテスクな描写に読むのを止めてしまったという方の投稿です。ラング・ラングラーのスタンドは真空状態によって血管を破裂させるなど、衝撃的な描写の多いスタンドです。
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの中でもスタンドの能力自体は強く、優秀ではあるものの、使用環境によって勝敗が別れてしまうスタンドの為、ラング・ラングラーは惜しくも徐倫に敗北するという展開となってしまいました。
ラング・ラングラーのスタンド能力と強さまとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』第6部に登場する敵キャラクターのラング・ラングラーに関するまとめいかがだったでしょうか?ラング・ラングラーは空間を無重力にするというスタンド能力を駆使して、脱獄を試みる徐倫達の前に立ちはだかりました。「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の能力によって徐倫達を追い詰めるも、寸前のところで返り討ちに遭ってしまいます。
敵キャラクターでありながら、かっこいい容姿とスタンドを持っているラング・ラングラーはファンからも人気が高いキャラクターの1人です。そんなラング・ラングラーが登場する『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズをまだご覧になった事がない方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?