【ジョジョ】ブチャラティはディアボロとの戦いでゾンビ化した？かっこいい最期も紹介

ブローノ・ブチャラティは30年以上続いている漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」に登場するメインキャラクターの一人で「ジョジョ」全般を通じても屈指の人気を誇っているキャラだと言われています。ここではブチャラティがストーリー中でなぜゾンビ化したのか、その理由を考察していきます。ラスボスであるディアボロとの関わりや名言・最期の死亡シーンなども紹介しながらブチャラティの魅力に迫っていきます。

「ジョジョの奇妙な冒険」は1986年に週刊少年ジャンプで第1部「ファントムブラッド」が連載開始されました。2020年10月現在第8部「ジョジョリオン」がウルトラジャンプ誌上で連載中です。ここでは特に高い人気を獲得していると言われている第5部「黄金の風」の概要を紹介していきます。

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」は週刊少年ジャンプ1995年52号から1999年17号まで連載されました。コミックスは47巻から63巻まで、文庫版は30巻から39巻までとなっています。テレビアニメ化されていて2018年10月から2019年7月まで放映されました。Blu-ray化・DVD化されていて容易に鑑賞が可能です。ギャングの美少年6人組を中心にしたストーリーはより多くの女性人気を獲得した理由だと言われています。

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のあらすじ紹介です。主人公ジョルノ・ジョバーナはイタリアのネオポリスに住んでいます。彼の父親は第3部のラスボスDIOでした。悲惨な少年時代を過ごしていたジョルノは、自分を守ってくれた名も知らぬギャングに感化されてギャングスターになるという夢を持ちました。そして2001年、彼はイタリアの裏社会を支配する組織パッショーネとトラブルを起こし追われる身となりました。

ジョジョ第5部の中でも屈指の人気を誇るメインキャラ、ブローノ・ブチャラティのプロフィールを紹介します。ブチャラティはパッショーネに所属するギャングでチームリーダーの一人です。年齢は20歳で血液型はA型です。おかっぱ頭と多数のジッパーが付いた白いスーツが特徴です。スタンド使いでスタンドの名前は「スティッキィ・フィンガーズ」です。殴った物体にジッパーを取り付けて切断・接着したり空間を作れるスタンドです。

ジョジョ第5部「黄金の風」の人気キャラクターの一人ブローノ・ブチャラティは本編のラスボスであるディアボロとの初対決でゾンビ化したと言われています。致命傷を負い、痛感覚や食欲など動物としての本能を失いながらも生きていたからです。ここではディアボロとの対決後になぜブチャラティがゾンビ化していったのか、その理由について考察していきます。それでは考察結果をご覧ください。

ブチャラティがなぜゾンビ化したのか、その経緯を紹介していきます。上司ポルポの死後にブチャラティはパッショーネの幹部に昇格しました。ブチャラティチームはボス（ディアボロ）の娘であるトリッシュの護衛をしていました。しかし、ディアボロの目的がトリッシュの保護ではなく殺害であることを知ったブチャラティはディアボロの裏切り行為に憤慨し、反旗を翻しました。トリッシュを奪還する際二人は初対決しました。

ブチャラティはなぜゾンビ化したのでしょうか？理由を考察しています。ブチャラティはディアボロとの初対決で背後から身体を貫かれて致命傷を負いました。しかし、逸早く異変に気づいて駆けつけたジョルノのゴールド・エクスペリエンスで傷を治療されました。本来であればその時点で死んでいたのですが、なぜかジョルノのスタンドが奇跡を起こし、肉体は死んでも精神が生き残るゾンビ化状態となって蘇ったのだと言われています。

ブチャラティはディアボロとの戦闘で致命傷を負った後、肉体が滅んでもなぜか生き続けるゾンビのような状態となりました。それでもチームのリーダーとしてメンバーを牽引し続けました。ブチャラティは再度ディアボロとのラストバトルに赴くことになります。ここではゾンビ化したブチャラティの最期についてかっこいいと評価された死亡シーンなどを紹介しながら考察していきます。

ジョルノのスタンドに助けられたという理由でゾンビ化したブチャラティはディアボロを倒す鍵となる弓と矢を持つ人物（ポルナレフ）に会うためにチームを率いてコロッセオへ向かいました。しかし、そこにはドッピオ（ディアボロ）も既に到着していました。ポルナレフのスタンドが暴走し、そこにいる人々の精神が入れ替わるという混乱状態の中でブチャラティチームとディアボロのラストバトルが繰り広げられます。

ブチャラティチームとディアボロの最終決戦は熾烈を極めました。弓と矢を手に入れるべくキング・クリムゾンの能力を駆使するディアボロでしたが、ブチャラティはポルナレフのスタンド暴走を収拾させるべく、そして弓と矢をジョルノに託すために最後の力を振り絞ってディアボロを阻止しました。弓と矢はジョルノの手に渡りましたが、それと引き換えに戻る肉体を失ったという理由でブチャラティの魂は天国へと昇華していったのです。

ブチャラティはジョジョ第5部に登場するキャラクターの中でも特に人気が高いことで知られています。なぜブチャラティは人気があるのでしょうか？ここでは理由の一つであると言われいるブチャラティのかっこいい魅力について紹介していきます。

なぜブチャラティは人気があるのか、その理由である彼のかっこいい魅力について紹介していきます。最初に挙げられるのはブチャラティが強さと優しさを兼ね備えていることです。ブチャラティは任務に忠実ですが、自分の信念を曲げることなくボスに反逆するという精神的強さを持っています。それでいて常に自分の部下や弱い立場の市民に対して気を配れるという優しさを持っています。ギャングの幹部に相応しいと評価されています。

ブチャラティの幼い頃に両親が離婚しました。この時母親はブチャラティが自分と一緒に暮らすことを望んでいると思っていましたが、彼はなぜか父親と暮らす選択をしました。理由は母親は自分がいなくても一人でやっていける女性でしたが、父親は自分がいないとダメになってしまうと考えたのです。少年の時点で既に思慮深い優しさを持っていたブチャラティが素晴らしいと高く評価されたエピソードだと言われています。

ゾンビ化しても生き続ける運命を背負ったブチャラティですが、そのきっかけとなったのはボスであるディアボロが娘トリッシュを殺すという真の目的を知った時です。この時ブチャラティはディアボロのことを「吐き気をもよおす邪悪」と非難しました。ブチャラティは反旗を翻して間もなくキング・クリムゾンの能力で一度死んでしまいますが、ジョルノに助けられゾンビ状態となりながらもディアボロと対峙し続けていきます。

トリッシュを護衛するブチャラティとトリッシュ奪還を目論む暗殺者チームのプロシュートの対決は第5部の中でも屈指の名勝負だと言われています。ともにどんな手段を使ってでも任務を遂行しようとする強い信念の持ち主であり、お互いのイデオロギーが衝突する激闘は多くのファンを魅了したと言われています。この戦いに命懸けで臨み辛くも勝利したブチャラティはとてもかっこいいとその魅力を高く評価されました。

ゾンビ状態になっても生き残ったブチャラティには多くの名言が存在し、ファンを魅了していると言われています。ここではブチャラティの名言をいくつか紹介していきます。死ぬほどの傷を負ってもなおゾンビ化してディアボロと戦い続けたブチャラティにはどのような名言があるのでしょうか？それではご覧ください。

ゾンビ化しても生き残って最期まで戦い続けたブチャラティの名言を紹介しています。最初に挙げるのはブチャラティがラッシュする時の雄叫びです。「アリアリ…」と叫びながらラッシュを決める姿にはファンも多く、特に最後にトリッシュを道連れしようとしたペッシに浴びせたアリアリラッシュが印象深いと言われています。決めの台詞「アリーヴェデルチ」と合わせて有名なブチャラティの名言です。

肉体がゾンビ状態となっても魂が生き残ったブチャラティの名言紹介です。パッショーネのボスであるディアボロに反旗を翻した際、ボスから合理的でないと批判された時に言い返した一言です。組織の一員であるブチャラティは命令に忠実に働きますが、彼には揺るぎない信念があります。それを汚されたことで反抗しますが、その思いはディアボロには絶対に理解できないと言うのです。ゾンビ化しても彼の信念は変わりませんでした。

ジョジョ第5部の登場キャラクターの中でも特に人気が高いことで知られているブチャラティですが、彼を演じた声優はなぜかテレビアニメ版とゲーム版で異なっていることも有名です。ここではそれぞれのメディアでブチャラティを演じた声優を紹介していきます。

2002年に発売されたプレイステーション2のゲームソフト「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風」でブチャラティを演じた声優は櫻井孝宏です。櫻井孝宏は1979年6月13日生まれで2020年10月時点で41歳です。出身地は愛知県岡崎市で血液型はA型です。多くのアニメ作品でメインキャラクターを演じる人気声優の一人でジョジョ第4部「ダイヤモンドは砕けない」のテレビアニメ版では岸辺露伴を演じたことで知られています。

部を越えたキャラクターの競演が話題となり大ヒットしたゲーム版「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」と「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」でブチャラティを演じた声優は杉山紀彰です。杉山紀彰は1974年3月9日生まれ、2020年10月現在46歳です。デビュー当初は吹き替えが多かった彼は「NARUTO-ナルト-」のサスケ役でアニメファンに注目され、以降多くのアニメ作品やゲーム作品に出演しています。

ジョジョ第5部「黄金の風」のテレビアニメ版でブチャラティを演じた声優は中村悠一です。1980年2月20日生まれで2020年10月現在40歳です。落ち着いた張りのある声質が特徴だと言われていてゾンビ化してもなお目的に向かって生き続けるブチャラティを見事に演じたと評価されています。他にも「おおきく振りかぶって」の阿部隆也役、「ハイキュー!!」の黒尾鉄朗役など多くの作品でメインキャラを演じています。

ここではブチャラティに関する感想や評価を紹介します。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきますが、ブチャラティはどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

5部アニメ版第32話をご覧になった方のツイートです。セッコと久しぶりに単独の戦いに臨むブチャラティがとてもかっこいいという感想をお持ちです。

第5部テレビアニメ版でブチャラティの最期をご覧になった方のツイートです。ジョルノに全てを託して天に昇って行く様子がとてもかっこいいという感想をシンプルにツイートされています。

ジョジョ第5部テレビアニメ版のファンだと思われる方のツイートです。登場キャラクターの中でブチャラティが一番かっこいいという感想をお持ちです。

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」の人気キャラクター、ブローノ・ブチャラティがなぜゾンビ化したのか、そして彼のかっこよさや名言、死亡シーンなどを紹介してきました。シリーズ屈指の人気を誇るブチャラティの魅力に是非一度触れてみてください。