アベンジャーズの順番と時系列まとめ!マーベル映画はどう見るのが正解?

シリーズ作はどんな作品も長く続けば続く程後から観ようとするとどんな順番で追いかければいいのか分かりにくくなります。日本でも高い人気を集めるシリーズであるアベンジャーズもそんな分かりにくくなってしまっているシリーズの1つです。アベンジャーズを楽しむ為には時系列に作品を順番に追いかける必要があります。今回はこれからアベンジャーズを追いかけたいという人向けにアベンジャーズを時系列で観るにはどの順番で観ればいいのかをまとめていきます。

アベンジャーズの順番と時系列まとめ!マーベル映画はどう見るのが正解?のイメージ

目次

  1. アベンジャーズの見る順番・時系列をまとめて紹介!
  2. アベンジャーズとは?
  3. アベンジャーズは時系列の順番で見るのがおすすめ!
  4. アベンジャーズの見る順番・時系列まとめ:フェーズ1
  5. アベンジャーズの見る順番・時系列まとめ:フェーズ2
  6. アベンジャーズの見る順番・時系列まとめ:フェーズ3
  7. アベンジャーズの見る順番・時系列まとめ:フェーズ4(公開予定)
  8. アベンジャーズを時系列の順番で見て新作に備えよう!

アベンジャーズの見る順番・時系列をまとめて紹介!

アメリカの2大コミック出版社マーブルコミックを原作とした大人気映画シリーズ、それがマーベルシネマティックユニバースです。中でも多数のヒーローが登場し協力して敵を倒すアベンジャーズシリーズはアメリカはもちろん日本でも高い人気を誇っています。

それぞれ映画単体で観てもアメリカ映画らしい派手なアクションとヒーロー同士の連携、やりとりなど十分に面白い作品ですが、やはり関係性を掴む為にはこれまでのシリーズ作をある程度把握しておく必要があります。現在日本で公開されている最新作までで数えると全部で19作も公開されているシリーズであり、同時にタイトルがそれぞれのヒーロー別にナンバリングされている事からどんな順番で観たらいいか分かりにくいです。

今回はこれからアベンジャーズシリーズを追いかけたいという人向けに時系列を把握しやすい順番に見る方法、各作品で確認しておきたいポイントなどをまとめていきます。

マーベル公式|Marvel

アベンジャーズとは?

マーベルシネマティックユニバースとアベンジャーズの違いは?

見る順番を知ろうとアベンジャーズについて調べてみると必ずと言って良い程登場する言葉がマーベルシネマティックユニバースです。マーベルシネマティックユニバースとはマーベルコミックを原作とした映画の中でも最初から世界観を共有している前提でまとめられている作品群の事です。現在公開されている作品数は19作(アメリカでは20作)あり、それらの作品群の中の1つのシリーズがアベンジャーズシリーズです。

元々世界観を共有する前提で作られているのでとあるヒーローの映画に別のヒーローが登場する、或いはセリフや演出の中で示唆される事が頻繁に行われます。そしてそんなヒーロー達が一堂に集結し、協力して共通の強大な敵に挑むのが映画アベンジャーズシリーズです。アベンジャーズはマーベルシネマティックユニバースと呼ばれる作品群の1つという事を覚えておきましょう。

ヒーローが集結したスペシャルチーム!それがアベンジャーズ

アベンジャーズは映画のタイトルであると同時に作中に登場するヒーローチームの名前でもあります。ですがこのチーム「アベンジャーズ」は日本の戦隊物のヒーローと違い、色々な手段を用いて能力を得て最初は単独でヒーロー活動を行っています。その個人が持つには強すぎる力を取りまとめ、来るべき脅威に備える為に組織されたのがアベンジャーズです。

ただこのチームアベンジャーズも普段はそれぞれに活動地域が違い、1人、或いは少数で行動する事が多いです。それらの時期を描いているのが各ヒーロー単独の映画です。ヒーロー1人1人の考え方や思想、立場も異なります。時にはそれらの違いから衝突するような姿が描かれる事もあります。

アベンジャーズには非常に個性的なメンバーが揃っており、足並みが揃うタイミングは少ないです。ですが足並みが揃った時にはより強大な力を発揮する事ができます。

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アベンジャーズは時系列の順番で見るのがおすすめ!

時系列順に見るにはフェーズ単位で見るのがおすすめ!

アベンジャーズを含むマーベルシネマティックユニバースの作品達はそれぞれに単独のヒーローを描いている作品であっても密接に関係し合っています。なのでアベンジャーズをより楽しむためにはそれぞれのヒーローが描かれている作品を順番に見ていく必要があるわけです。マーベルシネマティックユニバースでは公式に「フェーズ」と呼ばれるテレビドラマでいう所のシーズンのような区切り方がされています。

なので単独ヒーローのナンバリング順に見ていくだけでは正しい追い方が出来ているとは言えません。多くのヒーロー単独映画がこのフェーズを跨いで展開されており、このフェーズで自身、或いは周りに起こった事はちゃんとそのヒーローにとって過去として描かれているからです。時系列を正しく追う為にはやはり公開された順番に見ていくのが一番スムーズになります。

もちろんヒーロー同士の関係性もフェーズを跨いで展開されます。ある映画で亀裂が生まれたヒーロー同士は次の映画でも亀裂がある状態からスタートしますし、恋人のような関係になったヒーロー同士はやはり次の映画でも恋人関係として描かれます。

現在マーベルシネマティックユニバースはフェーズ3を進行中です。既に公開が予定されている作品も含めてるとフェーズ3の終了と、フェーズ4へと継続する事は発表されています。最新作までを正しく理解する為にはまずはフェーズ1に含まれる作品から順に見ていくのがおすすめです。

2008年以前の作品は含まれない

もう1つ把握しておいてほしいのがマーベルコミックを原作とした映画であってもその全てがマーベルシネマティックユニバースに含まれているわけではないという事です。マーベルシネマティックユニバースに属する作品が初めて公開されたのは2008年の事なので、それ以前に公開されている作品とはまったく別物として扱われています。

キャプテンアメリカやハルクなど、マーベルシネマティックユニバースで登場するヒーローにはそれ以前にも映画化されているヒーロー作品も多数あります。ですがこれらの映画を見る必要は全くないです。同じヒーローではありますが設定等も多少違いがある場合もあるので、迷ったら映画の公開日を確認するようにしましょう。

分かりにくくしている原因作品を把握しよう

マーベルコミック自体が非常に有名でこれまで多くの映画が作られている事もまたマーベルシネマティックユニバースの作品群を把握する事を難しくしているのですが、中でもどういう状態なのか迷うヒーローがいます。それがスパイダーマンです。レジャー施設でアトラクションを持っているなど日本でも有名なスパイダーマンですが、マーベルシネマティックユニバース的には新参者だという事を覚えておきましょう。

スパイダーマンがマーベルシネマティックユニバースに絡む事が確認されたのがフェーズ2の終盤、正式にその姿を見せたのはフェーズ3に入ってからです。それも最初は単独映画ではなく別ヒーローのタイトル作品の中での登場でした。そして単独映画「スパイダーマン ホームカミング」が描かれる事になったのです。それ以前に公開されているスパイダーマンとは多少設定も異なるので別物として見る必要があります。

また正確には映画ではありませんが動画配信サービスなので展開されているテレビドラマシリーズにもマーベルシネマティックユニバースに属する作品があります。しかしこれらは映画の世界観を把握していればより楽しめるように作られている一方で映画には影響していない一方通行な展開がされています。アベンジャーズを楽しむという観点で見ればテレビドラマシリーズもまとめて網羅する必要はありません。

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アベンジャーズの見る順番・時系列まとめ:フェーズ1

マーベルシネマティックユニバース記念すべきフェーズ1に属する作品は6つの映画です。まだまだ登場メンバーも少なく、フェーズ1に属する単独映画はある程度独自路線なので、唯一連番になっているアイアンマンを除いて順番を気にせずに見る事が出来ます。ただ繋がりをより明確に把握する為にはやはり公開順に見るのがおすすめになります。

同時にフェーズ1のうちにそのヒーロー最初の単独映画は世界観の把握、どうしてヒーローになったのか、その力の源などに注目して見るようにすると以降のフェーズでもスムーズに楽しむ事が出来るようになります。いずれもマーベルシネマティックユニバースの核となるヒーローを主人公にしているのでしっかり把握しておきましょう。

1.アイアンマン

マーベルシネマティックユニバース第1作となるのが巨大企業の社長にして天才発明家トニースタークがアイアンマンになるまでとそのエネルギー源である「アークリアクター」について描かれている作品「アイアンマン」です。

アベンジャーズでも中心人物となりフェーズ1はもちろん、以降のフェーズでも活躍するアイアンマンのルーツを描く映画なので、まず初めに見る事をおすすめする映画です。

2.インクレティブル・ハルク

以降のマーベルシネマティックユニバース作品でも度々登場する実験「兵士強化実験」が初登場し、その失敗例として描かれるのが第2作「インクレディブル・ハルク」です。主人公であるバナーは研究者という意味では第1作のトニーに通ずる部分がありますが、その力は理性とは真逆の力であり、自らの感情で制御できない緑の巨人「ハルク」の誕生が描かれます。

ハルクは原作のマーベルコミックに登場するヒーローの中でも一際異質な存在です。力を発揮する時にはバナーの制御下を離れる必要があり、ヒーローとしては非常に危うい存在です。ですがその圧倒的なパワーで以降の作品でも活躍しますし、上記した超人兵士計画はとあるヒーローにも密接に関わってくる事になるので見る事をおすすめする作品です。

3.アイアンマン2

フェーズ1の3作目はフェーズ1で唯一連作が作られた「アイアンマン2」です。今作はアイアンマンの単独映画であると同時に、フェーズ1後の作品であるマイティソーやアベンジャーズ、さらにはフェーズ2以降の作品にも繋がっていく非常に重要な作品です。

アイアンマン2ではアイアンマンの弱点やヒーロー「ウォーマシン」の登場、アベンジャーズで本格的に登場するブラックウィドウも出演するなど、後のアベンジャーズを特に意識された展開になっています。フェーズ1でも起点の1つと言える作品です。

4.マイティソー

マーベルシネマティックユニバース4作目「マイティソー」は初めて地球以外の世界が登場した作品であり、以降の作品を広げる大きな要素になった作品です。あくまでも地球の科学的力でヒーローとなったアイアンマン、ハルクと違い、神々の国で生まれたソーは元々力を持っていたタイプのヒーローです。しかし今作ではその力に頼った驕りの為に父であり神々の国の王オーディンに力を奪われた上で地球に追放されます。

本作はソーの成長の物語であると同時にこれまでとは違う形で力を持ったヒーロー、さらには非科学的な魔法などが登場しています。以降のアベンジャーズ、特に敵側の力を知る上で重要な要素になる作品です。

5.キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

同じフェーズに含まれる作品はほぼ同時期を舞台としている中、唯一遡った時代を描くのが第5作「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」です。今作は現在公開されているマーベルシネマティックユニバース作品の中では最も古い時代である第二次世界大戦時代をメインの時代としています。それは主人公となるキャプテンアメリカの背景が密接に関わっているからです。

キャプテンアメリカは第二次世界大戦中にも行われており、インクレティブル・ハルクにて失敗例が描かれていた「兵士超人計画」の成功例です。今作はキャプテンアメリカが生まれる経緯やどうして現代に来る事になったのかを中心に描いており、まさに単独映画の色が強い作品になっています。ただ本作を知っている事は今後重要な要素になるので必ず視聴しておきましょう。

6.アベンジャーズ

5つの映画で4人のヒーローにスポットを当ててきたフェーズ1。その最後を締めくくるのが彼らが集結する「アベンジャーズ」です。これまでも各映画のエンドクレジット等で描かれていたヒーロチーム「アベンジャーズ」の結成と以降のフェーズの重要な要素となる「四次元キューブ」が描かれます。

チームが結成されるまでを描いてもいるのでアベンジャーズシリーズの原点とも言える作品です。今作まで登場した要素は多くがフェーズ2以降でも登場するので、フェーズ1の総決算をすると同時に理解出来ない部分があれば都度確認しながら見ていく事をおすすめします。

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アベンジャーズの見る順番・時系列まとめ:フェーズ2

アベンジャーズの公開と共に終焉したフェーズ1から後を継いで作られたフェーズ2に属する作品はフェーズ1にてそれぞれ単独映画が作られたアイアンマン、ソー、キャプテンアメリカの3人を軸に再び物語が展開されます。アベンジャーズを経た3人がどのような動きをするのかい注目するとフェーズ2の理解度は高くなります。

同時にガーディアンズオブギャラクシーやアントマンのようなフェーズ3を意識した映画も公開されており、フェーズ2はフェーズ1とフェーズ3をしっかりと連結する役割を担っています。フェーズ2はこの2つの軸が同時に展開されているので、少し難解になりがちです。このフェーズ2の流れを正しく理解する事がフェーズ3で混乱しない為にも重要でフェーズ1と同様6つの作品がフェーズ2としてまとめられています。

7.アイアンマン3

アベンジャーズを経ての苦悩を最も強く描いているのが7作目に当たる「アイアンマン3」です。アベンジャーズで死にかけた経験がトラウマとなっており、よりアーマーに依存するような非常に人間らしい姿のトニースタークが描かれています。もちろん人間ドラマとしてだけでなくヒーロー物としても非常に面白く仕上がっています。

今作が以降の作品に残した最も大きな要素としてはアイアンマンがパワードスーツである事、利用に人工知能を搭載している事を由来とした自動制御アイアンマン「アイアンレギオン」の登場があります。他にもアイアンマンスーツの特徴などがより色濃くまとめられている作品です。

8.マイティ・ソー/ダーク・ワールド

マーベルシネマティックユニバース第8作はソーを主人公に据えた「マイティソーダークワールド」です。ソー自身にはアベンジャーズの影響は見えにくい物の、その世界観はアベンジャーズの影響を色濃く反映してます。元々が北欧神話をベースとしているヒーローなので、他のヒーローでは不可能な複数の世界に渡っての行動を見る事も出来ます。

今作では以降の作品でも度々登場する事になるインフィニティストーンが初めて明確に描かれた他、ソーの成長、ロキの動きなどが注目のポイントです。特にロキの動きにはベースにある北欧神話のロキが悪戯の神、トリックスターである事を知らないと違和感を覚えやすいので注意が必要な作品でもあります。

9.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

ある種アベンジャーズからの流れを直系に受け継ぐ作品と言えるのが第9作「キャプテンアメリカウィンターソルジャー」です。アベンジャーズを作るに至った国際平和維持組織「SHIELD」とそのエージェントになったキャプテンアメリカの姿が描かれます。ファルコンやバッキーの初登場作でもあり、単純にヒーローが増えた作品でもあります。

キャプテンアメリカことスティーブはアベンジャーズから2年が経過した今でも現代への適応に苦しんでおり、ストーリーの合間にはそれらの姿を垣間見る事ができます。キャプテンアメリカ作品では以降も本人の苦悩と同時に関連する人物やヒーローを巻き込んだ展開がされるので注目しておく必要があります。

10.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

マーベルシネマティックユニバース第10作として公開されたガーディアンズオブギャラクシーはマーベルシネマティックユニバースの中でも異色な作品です。舞台は宇宙に飛び出している他、独自の世界観で多くの人間以外の種族が登場するなどしています。

作品自体は非常に面白い作品ですが、今作で登場するメンバーはいずれも次作であるアベンジャーズにも登場しないのです。ただし要素としては非常に重要な要素が描かれているので未視聴で良いかと言われるとそんな事はありません。アベンジャーズを追いかけるという意味では本作はむしろフェーズ3に入ってから見る方が良い作品です。

11.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

アベンジャーズ第2作にしてマーベルシネマティックユニバースでは第11作に当たるのがアベンジャーズエイジオブウルトロンです。本作のストーリーラインは第9作、キャプテンアメリカウィンターソルジャーからの流れを受けた形になっています。

上記にも書いたようにガーディアンズオブギャラクシーの面々は登場しないのでアベンジャーズのメンバー構成に大きな変化はなく、各作品で登場したサイドキックが登場するに留まっています。しかし作品としては以降の作品に影響が大きく、ターニングポイントの1つと言える作品です。

12.アントマン

マーベルシネマティックユニバース12作目は本作が初登場となる世界最小のヒーロー「アントマン」です。本作がフェーズ2ラストの作品です。アベンジャーズを区切りとして見ると違和感を感じますが、このアントマンは時系列的にはアベンジャーズエイジオブウルトロンと同時期であり、以降の作品と明確に時間軸が切り分けられている事からフェーズ2になっています。

原作コミックではアントマンはアベンジャーズ初期メンバーでもある事から実写化においてアントマンはいきなり初代から2代目に継承される物語がスタートします。アントマンはちょうどアントマン単独作2作目に当たるアントマン&ワスプの日本公開も控えているので必ずチェックしておきたい作品です。

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アベンジャーズの見る順番・時系列まとめ:フェーズ3

フェーズ3ではアベンジャーズは一気にそのメンバーに広がりを見せます。これまで軸となっていたメンバーに加えて新たに主役を張るヒーローも多数登場しており、現在も進行中です。今後の作品にも直結する映画が多数あるので基本的には全てを網羅しておく必要があります。

フェーズ3は公開されていない物も含めて9作品がまとめられており、作品数も多いので特に見る順番に迷う所ですが、一番シンプルなのはやはり映画公開順に観る方法です。ただフェーズ2で紹介したガーディアンズオブギャラクシーのような例もあるのでここでも各作品の特徴をまとめておきますので視聴の参考にしてみて下さい。

13.シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

マーベルシネマティックユニバース13作目、フェーズ3の開幕作にしてフェーズ3の展開に大きく影響しているのがシビルウォーキャプテンアメリカです。本作はキャプテンアメリカを主人公としながらもアベンジャーズ並みにヒーローが集結しています。同時にブラックパンサーやスパイダーマンなど本作が初登場となるヒーローも多数おり、後の単独作に繋がる作品でもあるのでまさにフェーズ3の起点となる作品と言えます。

今作で生まれるアベンジャーズに入った大きな亀裂、特にアイアンマンとキャプテンアメリカの対立は以降の作品の中でも解消されておらず、各ヒーローの立ち位置をしっかり把握しておく事がフェーズ3を楽しむ為に非常に重要になってきます。

14.ドクター・ストレンジ

マーベルシネマティックユニバース14作はこれまでまったく登場していなかった人間の魔術師を主人公にした「ドクターストレンジ」です。本作でアベンジャーズと接点を持たないという意味ではフェーズ2のガーディアンズオブギャラクシーと近い立ち位置にある作品ですが、フェーズ3の他作品にもにはしっかり登場するヒーローなのでこのタイミングでしっかり見る事をおすすめします。

基本的に科学によって生まれたヒーローの多いアベンジャーズには感知出来ない魔法的な脅威に立ち向かっているヒーローとして描かれているストレンジの存在はアベンジャーズ3での活躍を見ても、以降の作品でも重要な立ち位置になる事は間違いないキャラクターです。

15.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス

マーベルシネマティックユニバース第15作は再び舞台を宇宙に移しガーディアンズオブギャラクシーが返ってきます。タイトルに「リミックス」とありますが、フェーズ2のガーディアンズオブギャラクシーのリメイクというわけではなく、完全に続編に当たる作品です。フェーズ2の時点でガーディアンズオブギャラクシーをスキップした人は本作を見る前には確実に視聴しておく事をおすすめします。

フェーズ3では彼らもまたアベンジャーズと邂逅し、関係を持つ事になるのでここでは飛ばさずに観て置く事をおすすめします。

16.スパイダーマン:ホームカミング

マーベルシネマティックユニバース16作は、これまで単独で映画シリーズが展開されていたスパイダーマンがマーベルシネマティックユニバースの作品として登場します。シビルウォーの時にあったトニーからスカウトされた設定はそのままに、アベンジャーズの一員となる為に功績を焦るピーターが思春期である事を押しだした内容になっています。

流れとして完全にシビルウォーを継承している上に、以降の作品にも繋がる作品です。また本作の世界観にはこれまでフェーズ1、フェーズ2の影響が色濃く反映されているので本作はこれまでの作品を理解しているかどうかの試金石としても視聴する事ができます。

17.マイティ・ソー バトルロイヤル

マーベルシネマティックユニバース17作であるマイティソーバトルロイヤルは物語的にアベンジャーズ3に繋がる作品であると同時に、フェーズ2で行方不明になっていたハルクの再登場、ドクターストレンジとアベンジャーズの接点などこれまでの作品とこれからの作品を繋ぐパイプ役となる作品でもあります。

ソーはアベンジャーズの主力メンバーの中でも成長という面がしっかり描かれており、今作にて武器ムジョルニアや右目を失いながらもハンマーなしに自在に雷が操れるようになったり、ロキを出し抜くなど機転も利くようになっています。ストーリーが直接アベンジャーズに繋がる作品になるので必ず抑えておくべき作品です。

18.ブラックパンサー

マーベルシネマティックユニバースはシビルウォーに登場した謎の黒人ヒーローブラックパンサーを主人公にした映画です。これまで名前だけは度々登場していた超文明国「ワカンダ」やキャプテンアメリカの盾にも使われているヴィラブニウムなどこれまで語られてこなかった部分にも触れる作品になっています。

本作はこれまでの補完となる部分、そして次作にも繋がる部分が大きな要素になっているので確実に視聴しておく事をおすすめします。ちなみに本作登場まで、アメリカでは史上最高興行成績を収めたヒーロー映画はフェーズ1の初代「アベンジャーズ」でしたが、その記録を塗り替える程に絶大な人気を誇る作品です。

19.アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

現在日本で公開されている中では最も最新作に当たり、日本中に衝撃を与えた作品がマーベルシネマティックユニバース19作、アベンジャーズインフィニティウォーになります。フェーズに3に入って大きく描かれるようになったインフィニティストーンを巡ってこれまで裏で部下を操るだけだったアベンジャーズ最強の敵サノスが直接行動してきます。

本作まで視聴すれば現状ではアベンジャーズシリーズの最新作まで追いついたと言えます。本作にてこれまで接点の無かったガーディアンズオブギャラクシーも登場し、マーベルシネマティックユニバースの作品全てが繋がる事になりました。本作を理解するにはこれまでの作品をしっかり知っておく必要があるので、もし先に視聴したという人はフェーズ1から追いかけた後に改めて最後に視聴する事をおすすめします。

20.アントマン&ワスプ

マーベルシネマティックユニバース20作目はインフィニティウォーに登場しなかったアントマンを主人公にした作品です。今作では相方であるワスプも登場します。フェーズ2でもそうであったようにアベンジャーズインフィニティウォーの裏側で行われていたという時系列です。

本作は既にアメリカでは公開されており、日本でも2018年8月31日に公開が予定されています。これからアベンジャーズを追いかける人はまず本作公開までにある程度の作品を見るのが目標になります。

21.キャプテン・マーベルと22.アベンジャーズ4

ここからはさらに公開は発表されているけどまだ世界中どこでも公開されていない作品になります。21作目として現在も撮影が行われているのがアベンジャーズインフィニティウォーにて登場が示唆されたアベンジャーズ最強との呼び声も高いキャプテンマーベルです。

そして22作目にはフェーズ3の締めくくりとしてアベンジャーズ4が予定されています。インフィニティウォーからの流れ、さらに間に公開されるアントマン&ワスプ、そしてキャプテンマーベルがどう絡んでくるのか、アベンジャーズ4を持ってキャストが降板する事も発表されており今から注目が集まる作品となっています。

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アベンジャーズの見る順番・時系列まとめ:フェーズ4(公開予定)

マーベルシネマティックユニバースはしっかりとしたロードマップに沿って公開されているので現在進行中のフェーズ3の先、フェーズ4に関してもいくつかの情報が登場してます。ここからはフェーズ4に関する情報をまとめておきます。

公開が予定されている作品まとめ

まだ正式な発表があったわけではありませんが、現在24作目までの主人公はおおよそ発表されています。23作目がスパイダーマン、24作目がガーディアンズオブギャラクシーです。インフィニティウォーにて消えてしまった彼らがどのような形でスクリーンに戻ってくるのか、これはおそらくアベンジャーズ4で描かれる事になるはずです。

またさらなる先の作品としてはブラックパンサーの続編、キャプテンマーベルの続編、フェーズ1から登場し続けながら単独作がなかったブラックウィドウを主人公とした作品も作られる事も報じられています。マーベルシネマティックユニバースでは初めてフェーズを越えて1よりも古い時代が書かれるのではないかとも言われており、注目が集まる作品の1つです。

アベンジャーズは続くのか?

さらに注目が集まるのがアベンジャーズ4に続くアベンジャーズ5があるのかどうかです。アベンジャーズは4である種の大団円を迎える見込みである事、何より、何人かのキャストの降板も発表されているので続かないのではないかと言われています。

確かにフェーズ3の終了がマーベルシネマティックユニバースの1つの転換期になる事は間違いありません。マーベルの社長も「フェーズ4はまったく新しいものになる」という事を明言しています。しかしフェーズ4として発表されている作品にはこれまでに既に登場しているヒーローも多数おり、完全に切り離された関係になる事はあり得ません。

多数のヒーローが登場する以上、アベンジャーズもこれまでのストーリーなどとはまた違った形で展開されるのではないでしょうか。興行収入的にも非常に魅力のある作品である事は間違いないので、今後の発表に期待が持たれます。フェーズ4の詳細に関してはフェーズ3のラストアベンジャーズ4の公開後に詳細が発表される事になっています。

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アベンジャーズを時系列の順番で見て新作に備えよう!

アベンジャーズを含むマーベルシネマティックユニバースは最初に公開されたアイアンマンから数えて今年で10年目で作品数は20作近くに登ります。1つ1つの映画も壮大でそれぞれで見ても楽しめますが、元々長く続く事を想定した作りになっているのでやはり全体を使む為には全ての作品を網羅している必要があります。

まとめるで見ると改めてその壮大さに驚きますが、今回まとめた情報はあくまでも最低限の情報だけで、各作品にはより深く散りばめられています。今後公開が予定されている作品、それ以降の作品をより深く楽しむ為にもぜひ1からアベンジャーズを追いかけてみてはいかがでしょうか。

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