2018年07月08日公開
2018年07月08日更新
ワンピースのヴィンスモーク・ジャッジとは?目的や仮面をつけている理由は?
ワンピースのヴィンスモーク・ジャッジとはどんなキャラクターなのか?サンジの父親であるジャッジは天竜人も驚くほどのクズな性格で有名な人物です。ジャッジとサンジには因縁深い確執がありますが、ジャッジがサンジを非難するのには理由がありました。またジャッジには人生を賭けて達成したい野望があります。ジャッジが常に装着している仮面にはどんな意味があるのか?サンジやレイジュとの関係とは?ワンピースに登場するヴィンスモーク・ジャッジについて徹底解説していきます!
目次
- ジャッジの登場するワンピースとは?
- ワンピースに登場するヴィンスモーク・ジャッジとは?
- ワンピースのジャッジの性格
- ワンピースのジャッジの野望とは?
- ワンピースのジャッジの持っている気味の悪い写真画像
- ワンピースのジャッジの考え方は天竜人に似ている
- ワンピースのジャッジの家族に対する態度
- ワンピースのジャッジはサンジにつらく当たる
- ワンピースのジャッジがサンジにしたこと
- ワンピースのジャッジの信念
- ワンピースのジャッジの若い頃
- ワンピースのジャッジの強さ
- ワンピースのジャッジの必殺技は電磁クラック(デンジクラック)
- ワンピースのジャッジの必殺技は電磁シャフト(デンジシャフト)
- ワンピースのジャッジの声優は誰?
- ワンピースのジャッジの娘が他の兄弟と違うのはなぜか?
- ワンピースのジャッジとレイジュの関係をもっと考察
- ワンピースでジャッジが顔画像に仮面をつける目的とは?
- ワンピースのジャッジがルフィを批判した理由
- ワンピースでジャッジの批判に対するルフィの反応
- ワンピースのジャッジとルフィの掛け合いに託された意味とは?
- ワンピースのジャッジは目的を叶えるためなら何でもする?
- ワンピースのジャッジの人生
- ワンピースのジャッジの新世界編での活躍
- ワンピースのジャッジのホールケーキアイランド編での活躍
- ワンピースのジャッジがビッグマム海賊団に立ち向かう
- ジャッジの目的や仮面の意味、サンジとの関係を知ってよりワンピースを楽しもう!
ジャッジの登場するワンピースとは?
ワンピースは週刊少年ジャンプで1997年34号から始まり、現在まで続いている少年漫画の事を指します。主人公の海賊ルフィがひとつなぎの大秘宝であるワンピースを求めて、仲間たちと冒険をする物語になっています。ワンピースはこれまで長く続いてきており、中でも伏線の入り乱れる深いテーマ性を持つ物語が魅力です。
今回ご紹介するヴィンスモーク・ジャッジは麦わらの一味、サンジの父であり、両者には親子の確執が存在します。天竜人を超える程外道な性格を持つジャッジとはどんな人物で目的を持っているのか?またジャッジを演じる声優とは誰なのか?ジャッジが仮面をつけている画像の理由やサンジとの関係、ジャッジの声優や声優画像を含めて徹底解説してきます。ワンピースのジャッジに興味のある方はどうぞ最後までご覧ください。
ワンピースに登場するヴィンスモーク・ジャッジとは?
ワンピースに登場するヴィンスモーク・ジャッジはサンジの実の父親であり、ジェルマ王国を先導するヴィンスモーク家の長です。ジャッジが統括するジェルマ王国とは世界政府に加盟された国であり、海洋国家として有名です。またジャッジはジェルマ66という国王兼化学戦闘部隊を率いる総帥の立場にもある人物です。
ジャッジの見た目画像で印象的なのは上に跳ね上がった長めのひげと、黄色い長髪にあります。ジャッジの外見画像は仮面をかぶっている事から、顔全体が分からない人でもあります。ジャッジの出身地は北の海であり、その外見画像から怪鳥(ガルータ)というあだ名で呼ばれることもあります。
ワンピースのジャッジの性格
ワンピースに登場するジャッジの性格は権力欲にまみれた強欲な人間です。自分の事にしか興味がなく、自らの目的のためなら部下でも息子でも道具扱いにするような性質があります。例えばジャッジは部下を盾に使ったことがあるのですが、そのまま構わず部下もろとも串刺しにしたことがありました。天竜人でさえかわいく見えるほどジャッジの性格はクズだと言われており、人間性が壊滅したような印象を持つキャラクターです。
ワンピースのジャッジの野望とは?
ワンピースのヴィンスモーク・ジャッジは北の海を支配したいという野望があります。そんなジャッジはジェルマ66という自らの戦闘部隊を持っており、ワンピースの中でジェルマ66は悪の軍隊という呼ばれ方もしています。ジャッジが統率するジェルマ王国は特定の国土を持たない国家となっており、300年前はジェルマ帝国として北の海を支配していた時期がありました。
しかしジェルマ帝国の支配下はたった66日間で終焉を迎えて、土地を立ち去る事になりました。ジェルマ王国にはこのような過去がある為、ジャッジはもう一度北の海を支配して、先祖たちの夢をかなえてあげたいという明確な目的があります。
ジャッジは北の海をもう一度自分たちの支配下に置く事だけを考えて、この目的に向かっている人物です。自分の目的のためなら非道な事も平気でする性格のジャッジに対して、娘のヴィンスモーク・レイジュも辟易しています。またジャッジは北の海をもう一度支配するために、息子のサンジをビッグマムの娘と結婚させようとする作戦も行いました。。
ワンピースのジャッジの持っている気味の悪い写真画像
ワンピースのジャッジは気味の悪い画像が映っている写真を飾っています。それは自分が打ち取った4人の人物の生首画像が映っている写真です。かつてジャッジはノースブルーにいる4人の王様を倒したことがあります。これは四国斬り事件と呼ばれており、写真に写っている4つの生首画像はこの時に打ち取った王様たちかと思われます。
ワンピースのジャッジの考え方は天竜人に似ている
ワンピースに登場するジャッジの考え方は天竜人に似ている所があり、徹底した支配者目線を持っています。王族というのは他の民から特別に扱われて奉仕される立場にあって、人に奉仕をする必要はないという考え方をジャッジはしているのです。
これは天竜人と共通する思想です。ジャッジは上のような考え方を持っているために、サンジが料理人をやっていることを軽蔑するような目で見ています。ジャッジからしたらサンジは料理を人にふるまう事によって人に奉仕しているので、王族としてふさわしくないという風に感じたのです。サンジの目的とジャッジの目的とが違うので仕方のないことだと言えます。
ワンピースのジャッジの家族に対する態度
ヴィンスモーク家の当主であるジャッジにはサンジなど家族がいますが、それほど家族を大切に思っていません。北の海を再度支配するというジャッジの目的に比べたら、家族の重要度は低いのです。そんなジャッジは子供と共にジェルマ帝国の再建に燃えています。
ジャッジは敵との戦いに勝利するために自分の子供達を改造してもいます。もともとジャッジは人を改造出来る科学力を持っており、全能力を傾けて子供たちを戦闘マシーンのような存在にしてしまいました。ジャッジによって改造された子供は恐怖や人に対する優しさの欠片もなくなり、ただ戦うために生きるような存在になってしまったのです。
ジャッジによって改造された人物にヴィンスモーク・イチジやヴィンスモーク・ヨンジ、ヴィンスモーク・ニジがいて、彼らは戦闘員としては強いですが、人間としての心を失っています。自分たちが死ぬことも怖くないし、敵を殺す事もなんとも思わない人物になってしまったのです。
ジャッジは自らが作った改造人間の非人間的な要素を見て、自分でも驚いたくらいです。ジャッジが改造した子供にレイジュがいますが、彼女は他の兄弟とは画像も性質もやや異なります。レイジュは母親であるソラやサンジに対する優しさを持っており、心までは完全に改造されていないようなのです。
ワンピースのジャッジはサンジにつらく当たる
ワンピースで仮面をかぶっているジャッジは息子のサンジに厳しく当たる性質があります。その裏には妻であるヴィンスモーク・ソラが関係していました。ソラはジャッジが4人の息子の心にまで改造手術をしようとした時やめるよう申し出たことから、二人はもめ合いになりました。子供たちの母であるソラは心にまで改造手術を加えるのは避けたかったのです。
結局ジャッジは息子達の心に手を付けてしまうのですが、ソラは夫にやめさせるために強い薬を飲んでしまいます。これによってサンジは普通の人間として生誕する事になりましたが、劇薬を飲んだソラは身体の調子を崩して亡くなってしまいます。
ジャッジにとってサンジは笑顔がソラに似ていて、ソラが心の改造手術を反対したために生まれた子供です。そのためジャッジにとってサンジはソラを思い出させる厄介な存在となっていました。ジャッジはソラの死を受け入れることが難しいために、妻の死と関りのあるサンジに対して厳しく当たるようになります。ジャッジはまだ幼いサンジに対して虐待のような扱いをしていたのです。
ソラが死んだことで意気消沈してしまえばジャッジが人生をかけてきたジェルマ帝国の再興が夢となってしまいます。ソラが死んだことでジェルマ帝国をもう一度再建するというジャッジの野望と、より強く向き合う事になったのです。ジャッジにとっての目的は北の海にもう一度ジェルマ帝国を打ち立てることなので、家族が死んだくらいの事で落ち込んでなどいられませんでした。
ワンピースのジャッジがサンジにしたこと
ワンピースで仮面をかぶっているのが特徴のジャッジは、ほとんどサンジに対する愛を示しませんでした。ジャッジがサンジに対して思っていた唯一の事は、自分の手で息子を殺さない事でした。サンジの笑顔が妻のソラに似ていたことから、幼い頃のサンジの顔を見ないために監禁したこともあります。目に見える暴力はありませんでしたが、サンジにだけはお客さん用の食べ物をあげていました。
サンジがジェルマ王国から出ることになった時も、好きなように生きて野垂れ死ぬようにというメッセージをジャッジは残しています。ジャッジがサンジにお願いしたのは、誰にもヴィンスモーク家の名前を言うなという事でした。ワンピースのサンジに対してジャッジは自分の子供と認識していないようで、あくまで道具としてみなしています。
ジャッジは傲慢な人物であり、息子のサンジも部下も人間として見ていなく、道具として利用するものと考えていました。サンジはそんな父親の事が嫌いで、かつてジャッジに絶交することを言うとさすがのジャッジも傷ついたようでした。ジャッジは非道な性格をしていますが息子から直に縁を切ると言われれば、心が傷つく程度にはまともさを持っていました。
自分は子供や部下を裏切るけど、自分が裏切られると動揺するという性質がジャッジにはあるようです。ジャッジは立場的にジェルマの王様なので強気でいますが、そのような肩書を省けば意外と人間らしい感情も持っているのかもしれません。
ワンピースのジャッジの信念
ワンピースで仮面をかぶっているジャッジは「男は拳で語るもの」という信念を持っており、自らもいざとなれば戦場で戦います。。ジャッジはかつてサンジに剣の使い方を教えたことがあるのですが、結局サンジは蹴り技使いになってしまいました。そんなサンジとジャッジが戦ったことがあり、サンジは父親に蹴り技をいれた事があります。
ジャッジは息子に蹴りを入れられたので、さすがにムッとしていました。またジャッジは四皇のビッグマムに対しても言うべき事を言う勇気があります。ジャッジはどうして万国に巨人がいないのかとビッグマムに質問したことがあり、これが原因でビッグマムに不快感を与えました。このようにジャッジは度胸のある言動をしたり、仮面をかぶったまま戦う事が好きなキャラクターなのです。
ワンピースのジャッジの若い頃
ワンピースに登場するジャッジは若い頃に科学者として活躍していました。ジャッジはベガパンク達と一緒に研究活動をしていて、血統因子の理論を実用化するという快挙を成し遂げました。これによりジャッジは悪魔の実を改造したり、クローン兵士をたくさん作ったりと、科学者としてとても優秀に働いています。またジャッジはシーザー・クラウンとも研究を共にしていました。
しかしシーザーとジャッジは相性が良くなくて仲はイマイチだったようです。仮面をかぶるジャッジは実戦で戦っても強いのみでなく、科学者として優れたキャラクターだったのです。
ワンピースのジャッジの強さ
ワンピースのジャッジは敵と戦う時はレイドスーツを装着します。自分の子供たちのように改造人間ではないジャッジは、得意の科学力を活用しているのです。ジャッジはレイドスーツを着ると空を飛ぶことが出来るのですが、その画像から異名で怪鳥(ガルーダ)と呼ばれるようになりました。ジャッジは自分の科学力を武器にも仕込んでおり、電流の走る槍を持って戦います。
またジャッジの繰り出す蹴りにも電流が走るので攻撃力が高くなっています。このようにジャッジはレイドスーツで空を飛びながら電流の走る槍で攻撃をするという戦法が得意です。他にもジャッジは覇気を使用することも出来ます。成人したサンジが、子供の時に使えなかった覇気を使う所を見てジャッジは驚いたことがありました。
ジャッジの強さの秘密はレイドスーツにあるようで、サンジと戦った時もレイドスーツのおかげで互角の実力を見せてくれました。レイドスーツを着ている画像状態ならビッグマム海賊団の戦闘部隊とも戦うことが出来るので、ジャッジにとってレイドスーツは欠かせないアイテムだと言えます。さすがにジャッジは悪の軍隊と言われるジェルマ66の親分だけあって相応の強さを持っています。
ワンピースのジャッジの必殺技は電磁クラック(デンジクラック)
ワンピースのジャッジは電磁クラック(デンジクラック)という必殺技を使います。ジャッジの電磁クラックとは相手に蹴りを入れる時に靴に電流が通り、電流+蹴りのダブルダメージを与えられる必殺技です。他にも電磁クラックの後に追撃で靴から放射するブラスターもあります。
ワンピースのジャッジの必殺技は電磁シャフト(デンジシャフト)
ワンピースのジャッジの必殺技に電磁シャフト(デンジシャフト)があります。電磁シャフトはジャッジの持つ槍に電流が走り、敵を攻撃する技となっています。
ワンピースのジャッジの声優は誰?
ワンピースに登場するジャッジは、アニメ版では堀秀行さんが声優をやられています。ワンピースのテレビアニメでは793話にてジャッジが登場して声優の声が披露されました。ジャッジの声優を担当する堀秀行さんは1954年3月23日生まれで、青二プロダクションに所属している声優です。声優になる前の堀秀行さんは板前として腕を磨くのですが、やがて劇団に入る事になります。
出典: https://festy.jp
その後たくさんの声優が属する青二プロダクションとの出会いを経て声優になりました。堀秀行さんの声優としての特徴は幅広い役柄をこなせる所にあります。敵役からお笑いキャラの声優、シリアスキャラからヒーローの声優、情熱的なキャラから冷静なキャラの声優など、声優として色んなキャラクターを幅広く演じることのできる人です。
堀秀行さんが声優として仕事をしたアニメ作品に聖闘士星矢や北斗の拳、ドラゴンボールZやキン肉マン、ダイの大冒険などがあります。ワンピースのジャッジの他にも様々な性格を持つキャラクターを声優として演じられるのが堀秀行さんなのです。声優として声のバラエティの多さから、七色の声を持つような声優だと言えるでしょう。
ワンピースのジャッジの娘が他の兄弟と違うのはなぜか?
ワンピースのジャッジは自分の息子を改造する事で心まで機械のようにしてしまった人物です。しかし同じ子供でも娘のレイジュは他の兄弟とは画像だけでなく違っているところがありました。レイジュは母のソラやサンジに対して優しさを持つ要素を残していたのです。ではどうしてレイジュのみは他の兄弟と異なっているのでしょうか?
一つの考察としてレイジュもジャッジの、ある目的のために作られた子供だという説があります。レイジュ以外の4人の兄弟の目的はもっぱら戦闘部隊だと言えます。レイジュの眉毛画像は片方が髪の毛で隠れており、眉毛画像の形を見ても他の兄弟と同等の遺伝子を持っていると考察できます。ここから考察できるのはレイジュが生まれた目的は、子孫を残すためという説が存在するのです。
ワンピースのジャッジとレイジュの関係をもっと考察
ワンピースでジャッジの4人の息子は心も体も改造したのに、レイジュのみは心に人間らしさを残しておいた理由についてより深く考察していきます。ジャッジの眉毛画像はサンジと似ており、性格も両者ともに自らを落ちこぼれ的な見方をしています。この点でサンジとジャッジの間には遺伝的繋がりがあると考察できます。
一方レイジュはジャッジの息子達を生んだお母さんであり、母親の遺伝子を使って誕生したキャラクターです。サンジのことがキッカケで死んでしまった母が、クローン人間として蘇ったのがレイジュだと捉えられます。そうなるとレイジュとは、ジャッジやジャッジの息子の子供を産んでもらう事が目的で作られた存在だと考察できるのです。
ワンピースの中でレイジュの存在の意味が語られていないので分かりませんが、ひょっとしたら母親をクローン人間化して子供を産んでもらうという目的があったかもしれません。
ワンピースでジャッジが顔画像に仮面をつける目的とは?
ワンピースのジャッジと言えば顔に付けた仮面が特徴ですが、彼が仮面をつける目的とは何でしょうか?例えば戦闘する時のみ仮面をつけているのであれば、防具として仮面の目的があると分かります。しかしジャッジの場合いつも仮面をつけているので、仮面には防具以上の意味があると考えられます。
ジャッジがいつも仮面をつけている理由として一つ考えられるのが、ジャッジは自分の顔を見られたくないということです。ジャッジには何らかの顔を見られてはマズい理由があって仕方なくいつも仮面をつけているのではないかと考察出来るのです。もしくは仮面をつけている自分の顔が好きだという理由なのかもしれません。どちらにせよ常に仮面をつけているジャッジには仮面に対する何らかの思いがあるでしょう。
ワンピースのジャッジがルフィを批判した理由
ワンピースのジャッジはルフィを強く批判した事がありました。それは899話のエピソードで、なぜルフィは落ちこぼれのサンジを助けようとするのか?という批判でした。このジャッジの批判の裏には作者である尾田栄一郎さんの思いも隠されているのではという予想も存在します。
ワンピースでジャッジの批判に対するルフィの反応
ワンピースの899話にてサンジを救出したルフィ達は危機に陥るのですが、そこにジェルマ66が救援に来てくれました。この時にジャッジはルフィに対して批判しました。ジャッジとしては四皇の一人であるビッグマムの危険な領域に、わざわざ不出来なサンジを助けるためにやってくるルフィが理解できないようでした。
ジャッジはサンジの事をジェルマの失敗作という言い方をしており、料理人として人に仕えている事にも、ヴィンスモーク家の誇りを持っていない事にも呆れていました。そんなサンジに対して情をかけて、命を危険にさらして助けに来るというのがジャッジには理解できなかったのです。
ジャッジからしたらサンジは戦闘兵士として完全な落ちこぼれと映っていたのです。このジャッジの見方に対してルフィは「じゃあな、援護ありがとう」という言葉で返しました。ジャッジの言葉はルフィにはサンジを褒める言葉にしか聞こえなかったのです。このルフィとジャッジの掛け合いは数ページに渡って描かれているので何らかの意味や目的を感じさせます。
ルフィとジャッジのセリフは物語に影響を与えるものではないですが、なぜ描かれたのかというと尾田栄一郎さんからのメッセージなのではないかという説なのです。
ワンピースのジャッジとルフィの掛け合いに託された意味とは?
ワンピースでジャッジがサンジの悪いところを言った時に、ルフィは全てサンジの長所だと受け止めました。このエピソードに作者である尾田栄一郎さんがどんな意味を託したのかを考察する時に出てくるのが、「どんな人でも自分を受け入れてくれる居場所はある」という事です。ジャッジからするとサンジは落ちこぼれで、良いところのない存在です。
しかしルフィ達から見たらサンジは絶対に必要な人物になっています。ルフィ自身もサンジがいないと自分は海賊王になれないと言っているので、サンジの存在は必須な事が伺えます。このように同じ人でも関わる相手が違うだけで受け入れられたり拒否されたりするという事を意味していたのではないかと言われています。
ワンピースの作者尾田栄一郎さんはジャッジとルフィのセリフを通して、大切なメッセージを伝えていたのかもしれません。
ワンピースのジャッジは目的を叶えるためなら何でもする?
ワンピースのジャッジは自分の目的を達成するためなら卑怯な手も使うキャラクターです。例えばジャッジはビッグマムとお近づきになりたいために、息子のサンジをビッグマム家の娘と結婚させようと目論みました。初めジャッジの提案を拒否するサンジですが、ゼフの写真画像を突き付けられます。ジャッジはサンジにとって大切なゼフを人質にとっていたのです。こうしてサンジは仕方なくジャッジの言う通りにすることになりました。
ワンピースのジャッジの人生
ここからはワンピースのジャッジの人生を振り返っていきます。ジャッジは若い頃に科学者として血統因子など大切な発見をしていたのですが、彼の研究は世界政府から危険だと判断されてしまいます。ジャッジと共に研究をしたベガパンク達は世界政府に捕まってしまうのですが、ジャッジのみは逃亡に成功しました。
やがて北の海を再度支配しようと考えたジャッジは自分の子供達を改造しました。妻であるソラの死後はサンジを虐待し、鉄仮面をかぶせて牢屋に入れてしまいます。サンジはその後レイジュによって牢屋から救われました。
ワンピースのジャッジの新世界編での活躍
ワンピースのジャッジは北の海を支配する為の第一手としてビッグマム海賊団と手を結ぼうという作戦を考え出します。しかしジャッジの子供を危ないビッグマムの元に送りたくないジャッジは、死んでも構わないと思っているサンジを使おうとしました。
これはサンジをビッグマムの娘と結婚させようという発案です。サンジは賞金首になっていたので、それを張り紙で知ったジャッジは、海軍と結託してサンジを捕まえることに成功しました。
ワンピースのジャッジのホールケーキアイランド編での活躍
ワンピースのジャッジはゼフを人質にとってサンジを説得すると、ビッグマムの娘婿になる作戦に駆り出します。こうしてホールケーキ城にてシャーロット・プリンとサンジの結婚式が行われました。ビッグマムはジャッジ達を殺そうと伺っているのも知らずに結婚式を楽しんでいました。しかし途中ルフィ達が結婚式に乱入して騒動が起こると、ジャッジや子供達はシャーロット・ペロスペローに捕まってします。
ここでジャッジはビッグマムに裏切られた事を知ります。ジェルマ帝国の再興という目的がビッグマムによって邪魔されたために、ジャッジはとても悲しみました。しかしそんなジャッジを息子のサンジが助けてくれます。ここからジャッジは麦わらの一味とカポネ・ベッジに手を貸して、共にビッグマムと戦う方向に回りました。
出典: http://buyee.jp
ジャッジはさんざんひどい扱いをしたサンジにどうして自分を助けたのかと聞きました。サンジは例え酷い親であっても、見殺しにするような心を持てなかったのです。サンジは二度と自分の前に現れるなという事をジャッジに言っています。ジャッジは断固たる息子の宣言を聞いて、サンジや東の海に今後近づかない事を約束してくれました。
ワンピースのジャッジがビッグマム海賊団に立ち向かう
ジャッジはベッジ達の護衛役に回りながらビッグマム海賊団との戦いに挑んでいきます。ジャッジはビッグマムに裏切られたために起こした失態を恥じながらもビッグマムと戦うのですが、ゼウスの攻撃をまともに受けて負けてしまいました。ジャッジ達はビッグマム海賊団の前に敗れて後は処刑されるのを持っている時、ラッキーなことが起こります。
ホールケーキ城が崩れ出したことにより、ジャッジは子供達に助け出されたのです。その後ビッグマム海賊団はジェルマ王国にヌストルテの刺客を向かわせますが、ジャッジ達が倒します。こうしてジャッジ一行は目的であるカカオ島に到着しました。
ジャッジの目的や仮面の意味、サンジとの関係を知ってよりワンピースを楽しもう!
ワンピースのジャッジのキャラクターや目的、サンジとの関係などについて見てきました。ジャッジはサンジの父親ですが父親らしいことはほとんどせず、息子を落ちこぼれと考えて酷い扱いをする人物です。ジャッジの目的はジェルマ帝国の再興であり、彼にとって家族との幸せや子供のことなどそこまで大切なものではありませんでした。
ジャッジが仮面をつけている外見画像の明確な理由は分かりませんが、顔を隠したい何らかの事情があると考察できます。ジャッジの事を知って今後もワンピースを楽しんでいきましょう!