2018年07月04日公開
2018年07月04日更新
ワンピースのドレークの過去・正体!カイドウとの関係や海軍から海賊になった理由
週刊少年ジャンプで好評連載中のワンピースには、実に様々なキャラクターが登場します。今回紹介するのはX・ドレークというキャラクター。ワンピースのシャボンディ諸島編で初めて登場したキャラクターとなります。最悪の世代と呼ばれる海賊の中でも、懸賞金が億を超えるルーキー海賊として大きな注目を集めたキャラクターでもあります。今回の記事ではそんなドレークの過去や正体、そしてカイドウとの関係や海賊になった理由についてみていきます。
目次
- ワンピースに登場するドレーク
- ドレークが初登場したのはワンピースのシャボンディ諸島編!
- ワンピースに登場するX・ドレークの基本プロフィール
- ワンピースに登場するドレークのモデルとなった実在の人物とは?
- アニメワンピースでドレークの声を担当したのは?
- ワンピースで活躍するドレークの能力
- ワンピース本編に描かれたドレークの戦績
- ドレークはワンピース本編で海賊として活躍!でも元は海軍兵だった?
- ワンピースで描かれたドレークの過去とは?
- ワンピース本編で描かれたドレークの父の姿
- ワンピースにおけるドレークと彼の父との関係
- ドレークはワンピースドレスローザ編のボス『ドフラミンゴ』のことをどう思っている?
- ワンピースで活躍するドレーク!どうして彼は海軍から海賊になったのか
- ワンピースシャボンディ諸島編以降のドレークの動き
- ドレークは何故ワンピース最強生物と噂の「カイドウ」の手下になった?
- ワンピースでドレークが手下になったと噂のカイドウとは?
- ドレークがカイドウの傘下に入ったのはワンピースでも珍しいドレークの能力が関係?
- ワンピースファンの間で囁かれる「ドレークスパイ説」!
- ドレークはいつ頃ワンピースに再登場するのか
- これからもドレークのワンピースでの活躍から目が離せない!
ワンピースに登場するドレーク
国民的な人気漫画作品『ワンピース』。1997年から現在に至るまで、実に20年以上に渡って『週刊少年ジャンプ』で連載されている大人気漫画です。長期にわたる連載にも関わらず、その人気は未だ衰えることがなく、アニメ化はもちろん、数回にわたって劇場版も公開されています。
ワンピースには実に様々なキャラクターが登場します。その中でも主人公・ルフィをはじめとする麦わらの一味はファンから大人気となっています。しかし、ワンピースの人気キャラクターは、もちろんルフィ達だけではありません。中にはライバルキャラクターや敵キャラクターとして登場したにも関わらず、大人気となったキャラクターもいます。
そんな中でも人気なのは『最悪の世代』として登場したキャラクターです。シャボンディ諸島編で登場して以降物語の要所で登場することが多く、ファンから注目されているキャラクターとなっています。今回紹介するのは、そんな『最悪の世代』の1人、『X(ディエス)・ドレーク』。顎の部分にあるX型の傷が特徴的なキャラクターです。
ドレークは最悪の世代の中でもとりわけ謎が多く、今後の活躍が注目されているキャラクターでもあります。今回の記事ではそんなドレークの過去や正体、そしてカイドウとの関係や海賊になった理由についてみていきます。
ドレークが初登場したのはワンピースのシャボンディ諸島編!
冒頭でも触れましたが、ドレークがワンピースに初めて登場したのはシャボンディ諸島編でした。主人公であるルフィ達と同時期にシャボンディ諸島に到着したルーキー海賊の内、懸賞金が億を超える『超新星』の1人として登場しています。
初登場時には、同じく超新星として登場したウルージとキラーの喧嘩の間に割っています。初登場の際にも話題にはなりましたが、物語が進むにつれ、ウルージやキラーの実力が明らかになり、その後ますますドレークは「相当な実力の持ち主では?」とファンから注目を集めることとなりました。
実はドレーク含め、シャボンディ諸島で登場した超新星達について、誕生秘話ともいえるエピソードがインタビューで明らかとなっています。超新星達はこの後ワンピースにおける物語の要所で登場し、活躍することとなりますが、ワンピースの原作者である尾田先生が曰く、超新星達はなんと3時間程度でデザインしたそうです。
尾田先生へのインタビュー記事では、本来ワンピースのシャボンディ諸島編ではルフィ達が麦わらの一味がバラバラになる事は予定されていたようですが、新キャラを出すことに決めたのはその後だったことが明らかにされています。今でこそファンから愛され、注目されている超新星達ですが、尾田先生が言うには本来活躍する予定ではなかったそうです。
ワンピースに登場するX・ドレークの基本プロフィール
ここからはドレークの基本プロフィールについて紹介していきます。ドレークのフルネームは『X・ドレーク』。ディエス・ドレークと読みます。身長・体重については不明となっていますが、新世界に入った後の年齢は33歳ということが判明しています。誕生日は公式データブックである「Blue Deep」では10月10となっていますが、コミックスのSBSでは10月24日となっていますので、正確には24日ではないかとされています。
「赤旗」の異名を持ち、ドレーク海賊団を率いる船長として活動。故郷は北の海となっています。好きな食べ物はチキンライスで、嫌いな食べ物は卵。趣味は天体物理学とかなり教養のある人物であることが分かっています。また、同時に爬虫類マニアでもあるそうです。また、詳細については不明ですが動物系古代種に関する悪魔の実の能力を持っているようで、戦闘中に大型肉食恐竜へと変身した場面も描かれていました。
また、戦闘の際には悪魔の実の能力の他に、武器を使用している姿が描かれています。剣と、斧のような特殊な武器を一本ずつ手に持ち、攻撃を受け流す姿がシャボンディ諸島編で確認できます。
ワンピースに登場するドレークのモデルとなった実在の人物とは?
連載が20年以上も続いていることもあり、ワンピースには実に数多くのキャラクターが登場します。中でも海軍や海賊として登場するキャラクターが非常に多いのですが、そんなキャラクターにはモデルや名前の由来となった実在の人物が存在するという事は皆さんご存知でしょうか?ドレークにも勿論モデルとなった実在の人物が存在しています。
ドレークのモデルとなったのは、イギリス海軍に所属しながらも、イギリス政府公認の元敵国の船を襲い財産を奪う「私掠船」の船長でもあった「フランシス・ドレイク」という人物です。歴史の教科書に史上初めて地球一周を試みた人物として掲載され、有名なマゼランが亡くなった後、人類で初めて地球一周を成功させた人物としても有名です。
因みに彼は、ワンピースに登場するバジル・ホーキンスのモデルとなった「ジョン・ホーキンス」とは従兄にあたる人物であり、イギリス軍がスペインの無敵艦隊を破ったとこで有名なアルマダの海戦へ共に参戦した占有でもあります。今のところ特に伏線はありませんが、ひょっとするとこの先、この事実が何らかの形でワンピースに反映される可能性もあるのかもしれません。
アニメワンピースでドレークの声を担当したのは?
超新星として登場したものの、まだまだ謎が多く正体不明なドレーク。では、アニメで彼の声を担当したのは一体誰でしょうか?それは声優の竹本 英史さんでした。実に様々な役柄をこなされていますが、元々が海外の吹き替えを希望されていた声優さんだそうで、アニメでのメインキャラクターについては数が限られているそうです。
ワンピース以外のキャラクターで有名なのは『ギャグマンガ日和』の『小野妹子』や、『ハンターハンター』における『ウボォーギン』等、その他エキストラキャラクター等も多数担当されています。音域が幅広い為、こなす役柄も実に様々。イケメンとされている青年キャラクターや、渋いおじ様とされるキャラクターまで担当されているようです。
出典: https://festy.jp
声優としての演技力は勿論ですが、イベントなどのトークにも定評があるらしく最近ではナレーターとしても活動されているとのこと。これからますます活躍が期待できる声優さんのようです。
ワンピースで活躍するドレークの能力
ワンピースの中でファンから注目を浴びている「超新星」達。しかし、物語の要所で登場するとは言え、登場回数そのものとしてはまだまだ出番が少ないキャラクターも沢山います。ドレークもそんなキャラクターの内の1人で、登場シーンは決して数多い方ではありません。その為、ドレークにはまだまだ謎が多く残されています。
しかしながら、謎の多いドレークについて既に明らかになっている数少ない情報の中には、「ドレークは動物系古代種の悪魔の実の能力者である」というものがあります。この事が明らかになったのは、シャボンディ諸島でパシフィスタとドレークが対立した場面でした。
ヒューマンオークションでルフィ達が大暴れしたのをきっかけに、シャボンディ諸島には続々と海軍があつまりました。その際、海軍と対立したドレークは、この悪魔の実の能力を発動し、大型肉食恐竜へと変身しています。大型肉食恐竜へと変貌したドレークの攻撃力は強大なようで、当時異様な強さを誇っていたパシフィスタを流血させるに至っています。
ワンピースの海賊の中には、悪魔の実の能力者が多く登場しますが、どうやらドレークのような動物系古代種の能力はかなり珍しいようです。ドレークが変身する様子をたまたま見ていたスクラッチメン・アプーは「初めてみた…!」と驚きを顕わにしていました。
ワンピース本編に描かれたドレークの戦績
まだまだ謎の多いキャラクター、ドレーク。ここからはドレークの戦績についてみていきます。まずドレークが初めて登場したシャボンディ諸島編でドレークはパシフィスタと黄猿の両名と戦うことになりました。先程も少し触れましたが、ドレークはここで能力を使い、パシフィスタに大ダメージを与えています。
パシフィスタへの攻撃の内、初撃についてはパシフィスタの実力を図るためだったことが後から明らかになっています。そしてその初撃を見舞ったとこにより、パシフィスタ同様シャボンディ諸島へとやってきた黄猿と遭遇してしまいました。この時ドレークは「黄猿と出逢うつもりはなかった」と語っています。
その後黄猿と戦うことになりましたが、バジル・ホーキンスやウルージ、スクラッチメン・アプー同様敗北してしまいます。しかしながら黄猿の目標は麦わらの一味だった為、その後無事にシャボンディ諸島を後にしていました。シャボンディ諸島編での登場の後、ドレークが戦闘を行ったと思われるシーンが描かれたのは四皇の1人「カイドウ」のナワバリの中でした。
詳細については語られていませんが、この後ドレークはカイドウのナワバリの見張りをしていた人物と対峙。その後カイドウの傘下へと下っています。また扉絵連載ではカリブーと戦い、カリブーを連行する様子も描かれていました。黄猿との戦いの後は、詳細は描かれていませんが、戦いには連続して勝利したと考えて良いでしょう。
ドレークはワンピース本編で海賊として活躍!でも元は海軍兵だった?
謎の多い人物であり、未だ正体不明であるドレーク。しかし彼についての情報として、ドレークの正体は元・海軍兵であったことが明らかにされています。この情報が開示されたのはやはりシャボンディ諸島編でした。パシフィスタの実力を計るために攻撃を行ったドレークでしたが、先程も説明した通り、そこで黄猿と予期せぬ出遭いを果たします。
ドレークを見た黄猿は、そこで「ドレーク少将」とドレークの名を呼んでいます。また、その後「元少将」と言い直していました。どうやらドレークの正体は元々海軍の人間だったにも関わらず、その後海賊へと転身した人物ようです。
ワンピースで描かれたドレークの過去とは?
元海軍兵だったにも関わらず、海賊になってしまったドレーク。ワンピースのコミックスに収録されているSBSには、ドレークの幼少期の姿が描かれています。そのイラストを見る限りでは詳細は不明ですが、ドレークは幼い頃から海軍兵士に憧れていたようにも見えます。
出典: https://festy.jp
では、小さい頃から海軍に憧れ、実際に海軍兵となった上に少将にまで上り詰めた彼が、どうして海賊になってしまったのでしょうか?ドレークの過去に、一体何がおきたのでしょう。ここからはドレークの過去についてみていきます。
ワンピース本編で描かれたドレークの父の姿
ワンピースのコミックスに掲載されているSBSで描かれた、ドレークの過去の姿。しかしその詳細についてはしばらくの間謎のままとされていました。ワンピース本編でようやく彼の過去について描かれていましたが、それはドレスローザ編でのトラファルガー・ローの回想シーンの中でした。
ドレークの過去について、まず登場したのは彼の父親の姿でした。どうやらドレークの父も元海軍兵であったようで、海軍将校から海賊へと転身したキャラクターであることが分かっています。ドレークの父が一体何故海軍から海賊になったのはについても、ワンピース本編ではまだ描かれていません。
しかし回想シーンを見る限りでは海賊として活動している彼の姿はかなり荒んでおり、更に息子であるドレークに酷い暴力を振っているようでした。また、ドレークの父はどうやら後々トラファルガー・ローが食べる事になる悪魔の実『オペオペの実』を手に入れており、世界政府と取引を行おうとしていた様子が描かれています。
ワンピースにおけるドレークと彼の父との関係
元海軍兵でありながら、海賊となってしまったドレークの父。現在のドレークとよく似た境遇のようにも見えますが、ドレークと彼の父の関係とは一体どのようなものだったのでしょうか。ワンピースで語られたトラファルガー・ローの回想シーンでは、当時ドフラミンゴが展開した『鳥かご』にドレークの父が率いるバレルズ海賊団の一味が捕らえられてしまった様子が描かれています。
その際ドレークは運よく外にいたようで、その場から立ち去り、その後海軍に保護されたことが分かっています。ドレークは立ち去る際に、バレルズ海賊団の一味と思われる人物から助けを求められていましたが、それを無視して走り去っています。先の項目で触れましたが、この頃のドレークは父親から暴力を受けていたことが明らかにされています。
日頃から父の暴力を受けていたドレークからすれば、この事態は父の元から脱出するチャンスだったのかもしれません。この頃ドレークは19歳であり、少年というには違和感のある年齢だとファンからは言われていましたが、この頃のドレークは日頃から父に暴力を振われ、怯えていた為に海軍には少年のように弱々しく小さく見えたのだと、ワンピースの原作者である尾田先生が語っています。
ドレークはワンピースドレスローザ編のボス『ドフラミンゴ』のことをどう思っている?
常日頃父から暴力を受けていたドレーク。そんな彼ですが、ドフラミンゴが鳥かごを展開した事により、思いがけず解放されることになりました。では、ドレークの父はその後一体どうなったのでしょうか。それについてはドレスローザ編の終盤で、センゴクの口から明らかにされました。センゴクはドフラミンゴが鳥かごを展開したあの日、消えたものの1つとしてドレークの父が率いる『バレルズ海賊団』の名前を挙げています。
このことから考えて、ドレークの父含め、バレルズ海賊団は壊滅してしまったと考えてまず間違いないようです。壊滅しただけであって死亡したかどうかまでは不明ですが、更にこの後、ドフラミンゴについてドレーク自身が「父親はドフラミンゴに殺された」と口にしたと思われる場面が描かれています。
こうした様子が描かれているのですから、おそらくドレークの父はあの日に亡くなってしまったのでしょう。ドフラミンゴに対してドレークの内心は複雑なものだろうとファンから推測されていますが、ドフラミンゴについて「恨んじゃいない」と語っており、その他には特にコメントを残していません。
ワンピースで活躍するドレーク!どうして彼は海軍から海賊になったのか
ドレスローザ編でのトラファルガー・ローの過去回想シーンで、過去の一部が明らかになったドレーク。暴力的な父の元から抜け出し海軍に保護された彼ですが、では何故ドレークは一旦海軍兵となったにも関わらず、海賊になってしまったのでしょうか。ファンの一部からは「父の元から保護され、更に幼い頃から海軍兵となる事を夢見ていたドレークが、海賊になるのは不自然」という声も上がっています。
しかしこれについては、シャボンディ諸島編で描かれたドレークのセリフや考えにヒントがあると考えるファンも。シャボンディ諸島ではパシフィスタと交戦したドレークが、その精度に驚いている様子や、黄猿から「内情を知っている分…絶望もデカイと思うがねェ」と言われている様子が描かれています。この2つの事から、「ドレークは海軍の暗部や汚い部分を見てしまったのでは?」と推測するファンもいるようです。
ワンピースシャボンディ諸島編以降のドレークの動き
ドレスローザ編で描かれたトラファルガー・ローの過去回想シーンにより、複雑な過去を抱えていたことが明らかになったドレーク。彼が何故海軍兵から海賊となったのかは、現在のところ公式では明らかにされていません。では、海賊となったドレークは、現在どうしているのでしょうか。ここからはシャボンディ諸島以降のドレークの動きについてみていきます。
黄猿から逃げ延び、シャボンディ諸島から脱出したドレーク。その後ドレークが再登場したのはマリンフォード頂上戦争編でした。マリンフォードでの戦争を見届けたドレークは「海軍もまた…変わらざるを得ない…!」とコメントを残しています。更にその後、新世界に足を踏み入れたドレークは、四皇の1人・カイドウのナワバリへ現れた様子が描かれていました。
カイドウのナワバリに現れたドレークは、カイドウの手下と対峙したようですが、その時の様子については描かれていません。しかしその後ドレークは一体どういう経緯を辿ったのか、カイドウの傘下に下ったようでした。カイドウの傘下となったドレークが再登場したのは扉絵連載でのことです。
扉絵連載でドレークは反乱軍を引き連れて行動していたカリブーと対立。その戦いに勝利しました。扉絵連載では、その後敗北したカリブーを連行している様子までが描かれています。カイドウの元へと戻ったドレークは再び本編に登場。そしてそこでドフラミンゴが敗北したことを知ったようです。
ドレークは何故ワンピース最強生物と噂の「カイドウ」の手下になった?
途上回数こそ少ないものの、度々その姿が描かれているドレーク。最近では四皇の1人であるカイドウの傘下となったことが明らかにされています。四皇とはワンピースに登場する海賊の内、トップクラスの実力者とされる4人を指していますが、カイドウもその中の1人。ワンピース本編では『生物最強』とまで言われています。
そんな四皇に数えられるカイドウに、何故ドレークは下ったのでしょうか。ワンピース本編で『新世界で生き残るには四皇に従うか、抵抗し続けるかと言われており、ドレークはその言葉に従って傘下へ下ったという見方がファンの間では一般的のようです。しかしながら、ドレークは過去カイドウの縄張りに現れた際、そこを襲撃していました。
これについて、ファンの間では「カイドウに実力を示す為だったのでは?」という説や「カイドウへ挑むつもりで襲撃したがその後結局敵わないと判断した」という説が存在しているようです。しかしいずれにせよ推測であり、現時点では何を目的としてドレークがカイドウの傘下へ下ったのか詳細は不明のままとなっています。
ワンピースでドレークが手下になったと噂のカイドウとは?
色々と謎は残っていますが、ドレークがカイドウの傘下に下ったという事だけは確定した情報であるようです。では、カイドウというのはどういう人物なのでしょうか。現時点で確認できるカイドウの登場シーンは非常に少なく、ドレーク同様カイドウについても明らかになっていることはごく一部しかありません。
ワンピースの話が進むにつれ、徐々に情報は明らかになっていますが、現在の時点でカイドウの情報が1番多く描かれていたのはドレスローザ編終盤での、カイドウ初登場シーンとなっています。そこで描かれていた情報をかいつまんで紹介するなら、カイドウは海軍に18回捕まり、1000もの拷問を受けた上、40回もの死刑執行を受けているにも関わらず生き延び続けている人物であるということです。
また、カイドウは百獣海賊団の船長を務めているようです。趣味は自殺であり初登場シーンでも投身自殺を試みていました。しかし自殺を望む一方自身の強さにもかなりの自信を持っているようで、自分に歯向かう人間には容赦しません。トラファルガー・ローからは「話の通じる男じゃない」と評価されています。
ドレークがカイドウの傘下に入ったのはワンピースでも珍しいドレークの能力が関係?
百獣海賊団の船長を務めているカイドウ。実はドレークがカイドウの傘下へ下った理由について、ドレークの悪魔の実の能力が関係しているという噂があります。カイドウが船長を務める百獣海賊団はかなり規模が大きいようで、部下の人数も相当数いるようです。数あるカイドウ所有の舞台の中、物語で大きく取り扱われたのが、ドフラミンゴとの取引により生まれた数百人の動物系能力者部隊でした。
一方ドレークの悪魔の実の能力は動物系古代種。カイドウの部下『ジャック』の悪魔の実の能力と重なる部分があります。このことにより、ファンの一部からは「カイドウに挑んだ時、ドレークの能力を見たカイドウがドレークのことを気に入ったのでは?」と推測されているようです。
ワンピースファンの間で囁かれる「ドレークスパイ説」!
未だその正体について謎の多いドレーク。カイドウの傘下へと下った理由についても未だ謎のままとなっています。しかし、ドレークの正体やカイドウの傘下となった理由について「海軍からのスパイなのでは?」と推測するファンもいるようです。その理由としてはカイドウの傘下へと下る事になった経緯が挙げられています。ドレークはカイドウの縄張りであることを知りながら、「話が早い」と言ってその場を荒らしました。
しかしそれにも関わらず、その後カイドウの部下に収まっています。また、ドレークの海賊旗について指摘するファンもいます。ドレークが率いる海賊団の海賊旗は上の画像の通りとなっていますが、一般的にみられる海賊旗とは異なり、髑髏が描かれていません。このことからドレークの正体は海賊のふりをした海軍兵であると考えるファンもいるようです。
ドレークはいつ頃ワンピースに再登場するのか
ファンからは海軍のスパイであるとも噂されているドレーク。では彼は今後、いつ頃再登場するのでしょうか。現時点ではワノ国編で再登場するのではという話が1番有力であるようです。それというのも、現在カイドウが潜伏しているのがワノ国であることが分かっているからです。
ワンピースの主人公であるルフィ達は、パンクハザード編からゾウ編にかけての部分でワノ国の出身者であるモモノ助や錦えもん、雷ぞうと出会っており、話の流れから今後ワノ国へ向かうことがわかっています。その事から、ルフィは今後カイドウと接触することが予想されています。
また、ドレークと同じくシャボンディ諸島で超新星として登場したユースタス・キッドがカイドウとの戦闘に敗北したようで、ワノ国と思われる場所で幽閉されている姿も描かれています。キッドは同じく超新星であるバジル・ホーキンスやスクラッチメン・アプーと同盟を組んでいましたが、同盟の内の1人、アプーが2人を裏切ったと思われるシーンも描かれていました。
そうなるカイドウの部下となったドレークが登場したとしても不思議ではありません。この情報から、ワノ国編ではシャボンディ諸島で登場した超新星達が多く登場するのではと予想するファンが多いようです。
これからもドレークのワンピースでの活躍から目が離せない!
今回の記事ではドレークの過去や正体、そしてカイドウとの関係や海賊になった理由についてしょうかいしてみました。ドレークはまだ出番が少ないキャラクターであり、まだまだ謎の多い人物となっています。現在はカイドウの傘下へと下っているようですが、果たしてドレークが何を目的としてカイドウの部下となったのかはまだ分かっていません。
彼の悪魔の実の能力は動物系古代種であることが分かっていますが、その正体についてもはっきりと言及されていません。また、彼の過去についてもトラファルガー・ローの回想シーンで描かれた本の一部しか描かれておらず、まだまだ不明な点が多く残っています。
スパイであるという噂も流れているドレークですが、今後描かれると予想されているワノ国編でいよいよ再登場すると見込まれています。その中でドレークの過去や正体について詳細が明らかになる可能性も高いとされており、ファンからは期待が高まっているのではないでしょうか。これからドレークの素性についての描写や活躍が描かれることを楽しみにしながら、ワンピースを見守っていきましょう。