2018年05月19日公開
2022年11月14日更新
ワンピースの海軍大将・緑牛の正体はコウシロウ?能力やモデルを考察
ワンピース最後の海軍大将緑牛(リョクギュウ)とは?ドレスローザ編でその存在だけが明らかになった緑牛ですが、四皇編に突入した現在もその正体や、能力については不明なままとなっています。緑牛の正体と共に、ドレスローザ編から引張られてきたワノ国編がいよいよ本格的に始まろうとしている今、緑牛の正体としてワノ国出身?のコウシロウに高い注目が集まっています。「緑牛の正体はコウシロウ説」を中心に、緑牛の正体や能力、ワンピースの今後の展開についてまとめました。
目次
- 人気作品ワンピースとは?
- ワンピースに登場する海軍大将とは?
- ワンピース最後の海軍大将?緑牛とは?
- ワンピース原作者尾田栄一郎氏が語る緑牛とは?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛のモデルは三船敏郎?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛のモデルは原田芳雄?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛は風系の能力者?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛は植物系の能力者?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛の正体とは?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛の正体はサクラ王国の国王?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛の正体はゾロの師匠?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛はコウシロウ説
- ワンピース緑牛の正体と言われるコウシロウの実力とは?
- ワンピース緑牛の正体と言われるコウシロウの謎とは?
- ワンピース緑牛の正体と言われるコウシロウのモデルとは?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛がコウシロウだった場合の今後の展開とは?
- ワンピース最後の海軍大将緑牛と藤虎の関係とは?
- ワンピース緑牛と黄猿による内部抗争勃発の可能性とは?
- ワンピース緑牛と黄猿はどちらが勝利する?
- ワンピース海軍大将緑牛の初登場回はワノ国編で確定?
人気作品ワンピースとは?
人気作品ワンピースは1997年から現在(2018年5月)も週刊少年ジャンプで連載が続き、単行本は88巻まで発売されており、その売り上げは全世界で4億部を超えると言われています。ワンピースとは、主人公麦わらのルフィーら麦わらの一味がそれぞれの野望を叶える為、偉大なる航路(グランドライン)を舞台に多くの強敵と戦いながら成長していく、大海賊時代を描いた作品です。
ワンピースに登場する海軍大将とは?
ワンピースに描かれる海軍大将とは、偉大なる航路(グランドライン)の三大勢力の1つである海軍本部において「海軍本部最高戦力」と称される3名の総督を指します。連載初期は赤犬、黄猿、青雉の3名が海軍大将として描かれていました。現在は赤犬が海軍元帥に昇格し青雉が海軍を退役した為、世界徴兵によって新たに加わった藤虎、緑牛と黄猿の3名が海軍大将の座に就いています。
ワンピース最後の海軍大将?緑牛とは?
海軍元帥赤犬が行った世界徴兵によって、新たに藤虎と緑牛が海軍大将の座に就き、藤虎はすでにドレスローザ編から登場しています。新海軍大将である藤虎は海軍大将として「海軍本部最高戦力」の名に負けない実力が描かれていますが、緑牛(リョクギュウ)については、ドンキホーテドフラミンゴのセリフから存在だけは確定していますが、正体や能力など全てが謎のままとなっています。
ドンキホーテドフラミンゴのセリフから緑牛の実力も藤虎と同様に、海軍大将として相応しい強力なもので有る事は間違いないようですが、ドレスローザ編が終わり四皇編が進む現在も正体不明のままとなっています。ワンピースの作中では一切描かれてこない緑牛ですが、ワンピースの原作者尾田栄一郎氏のコメントなどから、多くの考察が生まれているようです。
ワンピース原作者尾田栄一郎氏が語る緑牛とは?
単行本70巻の表紙折込に描かれた人物が緑牛?
原作者尾田栄一郎氏は単行本70巻の表紙の折込に、上画像のような緑牛を想起させる人物画を載せています。そして、やはり緑牛を想起させる牛のネタを文章の中に残しています。これまでに登場している海軍大将は、菅原文太(赤犬)や田中邦衛(黄猿)、松田優作(青雉)、勝新太郎(藤虎)などの、昭和の名俳優をモデルとしている事から、ここで描かれた人物画こそ緑牛のモデルとなった人物ではないか?と考えられています。
新海軍大将緑牛はメチャメチャカッコイイ?
そして、原作者尾田栄一郎氏は単行本73巻の中でも、読者とのやり取りとして「もうデザインは考えてある。メチャメチャカッコイイからな、緑牛!早く描きたい」というコメントを残しています。この時読者が提示した緑牛のデザインについて、否定的な感想を述べています。たしかに単行本70巻で原作者が描いた人物画と、73巻で読者が描いた緑牛には大きな隔たりがあります。
出典: http://festy.jp
しかし、801話に描かれた緑牛と考えられているシルエットは、原作者尾田栄一郎氏が単行本70巻で描いた人物画と合致するでしょうか?この点についても様々な意見が有り、能力を使用した時の姿ではないか?緑牛は女性ではないか?など様々です。未だ謎のままになっている緑牛のモデルとは一体誰なのでしょうか?多くの考察記事から有力とされているモデルとなった2人の俳優を紹介していきます。
ワンピース最後の海軍大将緑牛のモデルは三船敏郎?
海軍元帥赤犬が行った世界徴兵によって新たに緑牛と言う海軍大将の存在が原作ワンピースで確定して以降、緑牛の正体に迫ろうとする多くの考察記事が読者によって作られてきました。その中でも、緑牛のモデルとなった人物は三船敏郎なのではないか?と言う説が有力説として取り上げられています。
出典: http://dng65.com
緑牛のモデルが三船敏郎だとする根拠は、先述している通り、これまでワンピースの中で描かれている海軍大将の多くが、昭和の名俳優をモデルとしている点にあります。また、すでに紹介している通り、単行本70巻の表紙の折り返し部分に描かれている人物画が三船敏郎に似ているのではないか?と考えられている事も根拠の1つとなっています。
ワンピース最後の海軍大将緑牛のモデルは原田芳雄?
出典: https://ciatr.jp
緑牛と言う新たな海軍大将の存在が確定して以降、緑牛のモデルについて三船敏郎説と並び有力と考えられているのが、緑牛のモデルは原田芳雄だと言う説です。この説も、三船敏郎説と同様、海軍大将が昭和の名俳優をモデルとしている事が多い点や、単行本70巻の表紙の折り返しに描かれている人物画が根拠となっています。
更に、原田芳雄説はもう1つ根拠となる事柄が有ります。それは、現在までにすでに登場している海軍大将のモデルとなった人物との繋がりにあります。現在海軍大将として原作ワンピースの中で描かれているのは、黄猿(田中邦衛)、藤虎(勝新太郎)の2名です。この2名の海軍大将のモデルとなっている人物が共演している映画作品に、浪人街と言う作品があります。
この浪人街と言う映画作品で主演だった俳優こそが原田芳雄です。この浪人街と言う作品での原田芳雄の髪型は独特な癖っ毛である事から、原作ワンピースの801話に描かれたシルエットとも一致すると言われています。緑牛のモデルとなった人物とは一体誰なのでしょうか?三船敏郎なのか、原田芳雄なのか、或いは全く異なる俳優なのか。緑牛の正体に注目が集まっています。
ワンピース最後の海軍大将緑牛は風系の能力者?
出典: http://ranpo.co
正体不明の新海軍大将緑牛について、キャラクターデザインとなった人物と共に考察が多く行われているのが、緑牛の能力に関するものです。これまでに描かれている海軍大将は、名前に含まれる色に能力のヒントがあると言われています。赤犬はマグマで有り、黄猿は光、青雉は氷に特化した海軍大将でした。
新たに加わった藤虎については、読者の間でも賛否が分かれており、紫(藤色)と重力に互換性が乏しくないか?とも言われていますが、黒ひげが持つヤミヤミの能力に黒と言うイメージが強く突いている為、仕方なく紫(藤色)にしたのではないかと言われています。では、緑牛の名前に含まれる緑とは、一体どういった能力なのでしょうか?
緑の能力としてゲームやライトノベル等の作品で多く描かれるのが、風を操ると言う能力です。この事から、緑牛は風に特化した能力を持った海軍大将なのではないか?と言われています。この風を操る能力と言うのが、実は多くのゲームやライトノベル等の作品で、全く異なる能力として描かれる事が多い為、多くの読者を悩ませているようです。
多くの考察記事では、緑が風を意味しているならば台風やタツマキなどの攻撃性の強い能力ではないか?と考えているようです。しかし、風の能力のもう1つ多く描かれる特性に回復能力と言うものが有り、緑牛が操る風の能力は海軍を護り回復させる能力なのではないか?と考える考察も多く存在しています。
新たに新海軍大将として加わる緑牛の能力が風を操る物だった場合でも、攻撃性の高い能力なのか、サポート性の強い能力なのかで、今後のワンピースに描かれる戦闘シーンの状況は一変するとも言われています。これまでのワンピースでは、どちらかが倒れるまで殴りあう、というような戦闘シーンが多く描かれています。
しかし、サポート能力の高い海軍大将として緑牛が登場した場合、長期的且つチーム戦としての要素が高くなるのではないか?と考えられています。緑牛の緑が意味するのは言ったどういう能力なのでしょうか?風を意味していた場合も、その風はどういう能力なのでしょうか?緑牛の能力にも注目が集まっているようです。
ワンピース最後の海軍大将緑牛は植物系の能力者?
新たに海軍大将として加わる緑牛の緑が意味する能力について、風では無く植物だとする説も多く存在しています。これも、先述の風の能力と同様にゲームやライトノベル等の作品で、緑の能力として多く描かれる能力が植物である点が根拠となっています。
緑牛の能力が植物だった場合、サポート性の高い能力ではないか?と言われています。主人公麦わらのルフィーと共に旅を続けている、狙撃手ウソップがこれまでの戦闘で見せている植物の能力は足止めや妨害が多い為、緑牛が植物を操る能力者だった場合も同様ではないか?と考えられている為です。一方で、狙撃手ウソップと緑牛の能力が被ることは無いのでは?と言う声も少なくありません。
多くの考察記事では、緑牛の緑が意味する能力は風とされいます。しかし、海軍本部と麦わらの一味の構成から、赤犬とルフィー(因縁有り)、藤虎とゾロ(剣術家)、黄猿とサンジ(蹴りが得意)となり、仲間になった順番からウソップの相手は緑牛ではないか?と言う考察があります。緑牛が植物の能力者だった場合、緑牛とウソップ(植物能力者)と綺麗にまとまる為、緑牛の能力が植物とする説もまた根強く支持されているようです。
ワンピース最後の海軍大将緑牛の正体とは?
ここまでに、緑牛のモデルとなった人物や能力についての考察を紹介してきましたが、緑牛とはそもそもどんな人物なのでしょうか?原作者尾田栄一郎氏のコメントでは「メチャメチャカッコイイからな!緑牛」と言われていますが、見た目がカッコイイということか、今後描かれていくエピソードがカッコイイということか、原作者の真意は判明していません。
赤犬が行った世界徴兵によって召集された緑牛とは一体何者なのでしょうか?緑牛の正体を探る考察もまた非常に多い為、その中でも有力とされる説を2つ紹介していきます。1つ目は「見た目が牛」と言う観点から考察された説。2つ目は海軍大将が持つ「本名」に注目した説です。有力と言われるこの2つの説から見えてくる緑牛の正体とは?
ワンピース最後の海軍大将緑牛の正体はサクラ王国の国王?
新たに海軍大将として登場する緑牛の正体について、名前に含まれる「牛」に注目した説として、緑牛の正体をサクラ王国の新国王であるドルトンとする説があります。このドルトンと主人公麦わらのルフィーら麦わらの一味との関係性はすでに描かれています。ドルトンは、麦わらの一味に船医チョッパーが加わる人気シリーズ「ドラム島編」で、初登場します。
ドルトンはドラム王国(現サクラ王国)の守備隊長として初登場し、悪政を行うワポルに反旗を翻し国民の為に命がけで戦おうとする、高潔なキャラクターとして描かれています。麦わらの一味の活躍によってドラム王国が打倒された後、ドルトンは新たに生まれ変わったサクラ王国の初代国王となります。
ドルトンは動物系(ゾオン系)の悪魔の実である「ウシウシの実、モデル野牛(バイソン)」の能力を取得しており、能力を開放すると「見た目が牛」となる性質があります。この牛の姿に注目したのが「見た目が牛」と言う説の最大の根拠です。
しかし、ドルトンが持つ能力が、海軍大将の条件と考えられている自然系(ロギア系)では無く、動物系(ゾオン系)である事や、ドラム島編で描かれた黒ひげによる襲撃で、ドルトンが敗れている点などから、緑牛の正体がドルトンであるとするこの説には、否定的な意見も非常に多いようです。
ワンピース最後の海軍大将緑牛の正体はゾロの師匠?
これまでに登場している海軍大将には、黄猿にはボルサリーノ、藤虎にはイッショウと言う本名が有ります。別名と本名には特別な法則性は無いと考えられていますが、緑牛の正体を考察する上で本名に着目した説では、本名にウシが付いている人物こそが緑牛ではないか?と言う考えを下に考察を進めているようです。
そして、これまでに登場した多くのキャラクターの中で、ウシが付く名前を持ち謎の多い人物として、麦わらの一味であるゾロの初代師匠にあたる、コ「ウシ」ロウが緑牛の正体なのではないか?と言う考察が注目されています。
ワンピース最後の海軍大将緑牛はコウシロウ説
緑牛の正体はコウシロウ説については、否定的な意見も多く有ります。否定派意見の最大の根拠は、海軍大将の別名と本名にこれまで特別な法則性が無いと考えられている点です。更に、否定派意見の根拠としては、原作者尾田栄一郎氏の「もうデザインは考えてる。メチャメチャカッコイイからな!緑牛」と言うコメントから、緑牛は完全新作キャラクターだと考えられる点に有るようです。
では、何故コウシロウ説が今も支持されているのでしょうか?コウシロウ説を肯定する根拠は、麦わらの一味にまつわるエピソードに有るようです。これまで、麦わらの一味である主要キャラクターには、それぞれを深く掘り下げたエピソードが存在します。
航海士でありヒロインとも言われているナミには、アーロンパーク編。船医でありマスコットキャラクター的なチョッパーにはドラム島編。コックであり主力戦闘員であるサンジにはバラティエ編やホールケーキアイランド編。考古学者であり準ヒロインと言われているロビンにはウォーターセブン編。といった形で、それぞれに深く掘り下げられた長編エピソードが存在します。
船大工フランキーや音楽家ブルックについても同様に、深く掘り下げられた長編エピソードが存在します。しかし、主人公麦わらのルフィーの右腕とも、副船長とも言われる剣士ゾロについては、深く掘り下げられた長編エピソードが存在していません。一番最初に仲間になったキャラクターであり、一番多くの苦楽を共にしてきているのにも拘らずです。
この準主役とも言われるゾロに長編エピソードが無い点と、今後描かれると言われているワノ国編が日本を連想させる点から、ワノ国編こそゾロの長編エピソードとなるだろうと考えられており、そこに海軍大将緑牛として剣の師匠であるコウシロウが登場するとすれば、大きな盛り上がりになるのではないか?と言うのが、コウシロウ説を肯定する根拠のようです。
ワンピース緑牛の正体と言われるコウシロウの実力とは?
新たに海軍大将として登場する緑牛の正体と言われているコウシロウとは、海軍大将に相応しい強さを持っているのでしょうか?原作ワンピースの中で、コウシロウの登場回は極めて少なく、その強さを具体的に示す事柄は描かれていません。これまでに描かれているコウシロウは、ゾロの剣の師匠である事と、ゾロと深い絆を持つ「くいな」の父親であるという事だけです。
しかし、ワンピースの世界で最弱の海と言われる東の海イーストブルーで育てたゾロが、瞬く間に東の海イーストブルーで恐れられる剣士となり、偉大なる航路グランドラインに突入後も多くの剣士と渡り合ってきている点から、師匠であるコウシロウの実力も間違いなく高い次元のものだろうと考えられています。
偉大なる航路グランドライン突入後のアラバスタ王国編では、Mr1に苦戦するゾロが「いいかい、世の中にはね何も斬らない事ができる剣士がいるんだ」と語る師匠コウシロウの言葉を思い出し、その後「鉄をも斬る力」に目覚めるなど、コウシロウの教えはグランドライン突入後もゾロの中で活かされています。
更にコウシロウは「最強の剣とは、守りたいものを守り、斬りたいものを斬る力。触れるものみな傷つける様な剣はね、剣だとは思わない」と語るシーンが描かれている事から、剣の「極意」或いは「真髄」を知る人物なのではないか?とも考えられています。コウシロウが緑牛の正体かは不明ですが、本格展開され始めたワノ国編にコウシロウが登場すると言う噂も囁かれており、注目が高まっているようです。
ワンピース緑牛の正体と言われるコウシロウの謎とは?
新たな海軍大将緑牛の正体として囁かれているコウシロウには、強さ以外にも多くの謎が有ります。最弱の海と言われる東の海イーストブルーの小さな道場に、何故「大業物21工、和道一文字」と言う名刀が有ったのか?そして、何故それを娘くいなの形見としてゾロに託したのか?更に、ゴア王国編で描かれた革命軍への食糧援助を何故したのか?など、数少ない登場回数の中でコウシロウは多くの謎を残しています。
コウシロウが緑牛の正体とは無関係だった場合も、謎や伏線の回収に定評の有るワンピースと言う作品が、コウシロウを描かずに終わる事は考えにくいと言われており、ワノ国編でのコウシロウの再登場は間違いないとも言われています。コウシロウがワノ国編で登場するという考察に、コウシロウのモデルとなったと考えられている人物が関係しているのをご存知でしょうか?次の章では、モデルとなった人物とその考察を紹介します。
ワンピース緑牛の正体と言われるコウシロウのモデルとは?
ワノ国編の本格展開を前に高い注目を浴びているコウシロウですが、コウシロウにはモデルとなった人物がいる?と言う考察が実しやかに流れ、高い支持を得ているようです。この考察では、コウシロウのモデルを木戸孝允としています。木戸孝允とは、剣豪名として桂小五郎と言う名を持ち、練兵館塾の筆頭を務めた剣の達人であり、明治天皇が示した新政府の基本方針を書き記した五箇条の御誓文にも関与した人物です。
ワノ国編では「鎖国」「開国」がキーワードと言われており、コウシロウが明治維新に深く関係した木戸孝允がモデルであるとすれば、ワノ国編の開国後の展開に大きく関係するのではないかと考えられています。
ワンピース最後の海軍大将緑牛がコウシロウだった場合の今後の展開とは?
ここまでに紹介してきた考察内容が少なからず正しかった場合、新たに登場すると言われている海軍大将緑牛は、今後どの様にワンピースに影響を与えるのでしょうか?緑牛の正体がコウシロウであり、ワノ国編から登場するとなれば麦わら一味とどのような関係性になるのでしょうか?これらの疑問についても多くの考察がされています。
コウシロウが剣の達人であり、明治維新に深く関わった木戸孝允がモデルであり、緑牛の正体だった場合、原作者尾田栄一郎氏がこれまで見せてきた、裏設定をしっかり守る作風や伏線をきちんと回収する作風から、海軍大将緑牛は世界政府や海軍本部が目指す絶対的正義とは異なる行動をとるのではないか?と考えられています。
多くの考察記事では、ワノ国編での海軍の行動はワノ国を治めているカイドウを援護するものになるのではないか?と考えられており、衝突する勢力としては鎖国を維持しようとする「カイドウと海軍」、開国へ向かう「麦わらの一味と革命軍」となるのではないかと言われています。
新海軍大将である緑牛は当然海軍所属ですから鎖国維持に動くのが本筋ですが、コウシロウが緑牛の正体であった場合、革命軍側に鞍替えする可能性が噂されています。また、ワノ国編はゾロにまつわる長編エピソードとなるのではないかと言われており、コウシロウが緑牛の正体であった場合、コウシロウとゾロの共闘か、或いはコウシロウとゾロの対決が見られるのではないか?と期待感が高まっているようです。
新海軍大将緑牛の正体がコウシロウでは無かった場合も、緑牛は海軍の行動に反旗を翻すのではないか?と言う考察があるのをご存知ですか?この反旗を翻す緑牛に、世界徴兵によって緑牛と同様に召集された藤虎が大きく関与すると言われています。この2人の新たな海軍大将が、海軍に対して反旗を翻すとはどういう事でしょうか?次の章からは、海軍本部の内部分裂、内部抗争についての考察を紹介します。
ワンピース最後の海軍大将緑牛と藤虎の関係とは?
原作ワンピースの物語初期から君臨していた海軍三大将は、赤犬、黄猿、青雉の3名でしたが、赤犬が元帥へと昇格し青雉は海軍を去っています。空席となった海軍大将の2席に藤虎と緑牛が世界徴兵によって加わり、黄猿、藤虎、緑牛が現在の海軍三大将となっています。
この海軍大将の変遷に、十干十二支図(じっかんじゅうにしず)を当てはめた考察が、大きな話題となっています。上画像の通り、初期の海軍大将と新たに加わった2人の海軍大将は、対極の位置に記されている事がわかります。一説では初期海軍大将の方角を桃太郎(正義)とし、新たに加わった海軍大将の方角は鬼門(正義と反する者)と言われているようです。
この十干十二支図を用いた考察は、単行本76巻に原作者と読者のやり取りとして掲載されており、原作者尾田栄一郎氏は「正解とも不正解とも言わないけども、かなり動揺」とコメントしています。すでに登場している新海軍大将藤虎は、ドレスローザ編で元帥赤犬と激しい舌戦を繰り広げており、対立が少しづつ描かれています。
未だ正体不明の新海軍大将緑牛が、この十干十二支図と同様に藤虎と思考や思想に近いものを持つ存在だった場合、海軍本部の中で大きな抗争が起きるのではないか?と考えられています。更にワノ国編で描かれると言われている、ワノ国の鎖国や圧制を重ねてみるとどうなるでしょうか?
すでに紹介している通り、海軍は絶対的正義の為にワノ国と言う小国の鎖国が、例え圧制が敷かれた状況であっても、海賊(革命軍)の手で開国されるわけには行かないと考え、麦わらの一味ら開国を目指す勢力を潰そうとするだろうと考えられています。元帥赤犬を筆頭にこうした思考を持った海軍が行動を起こした場合、対極に位置する藤虎と緑牛はどのような行動を取るのでしょうか?
多くの考察ではドレスローザ編で見せた藤虎の義を重んじた行動を根拠として、藤虎と緑牛は反旗を翻すのではないか?影ながら海賊達を支援するのではないか?と考えているようです。今後描かれていくワノ国編を含む幾つかの物語は、物語初期に描かれていた「海軍本部、王下七武海、四皇が偉大なる航路グランドラインの三大勢力」と言う概念を覆していくと考えられており、新海軍大将である藤虎と緑牛の動向に注目が集まっています。
ワンピース緑牛と黄猿による内部抗争勃発の可能性とは?
新海軍大将である緑牛と藤虎。ワンピース初期から登場する赤犬と黄猿。この海軍本部の強さの象徴とも言える4人が内部抗争と言う形で対決する可能性はあるのでしょうか?すでに紹介している通り、ワノ国編或いはそれ以降のストーリーの展開としては、可能性は十分あるだろうと考えられています。これは、緑牛の正体がコウシロウやドルトンだった場合以外にも同様だと考えられているようです。
この直接対決については必ずしも2人VS2人と言うことでは無く、海軍VS海賊などの大規模戦闘の際に対立勢力に身を置くのではないか?と言う意味を含むようです。この考察の根拠は、人気作品ワンピースに迫っている最終回に有ると言われています。最終回へ向けて加速していると言われている中で、主人公麦わらのルフィーが戦わなければならない「敵」が多すぎると言うのが最大の理由のようです。
主人公麦わらのルフィーは、義兄エースの仇として黒ひげや赤犬と言う強大な敵と戦うと考えられており、更には五老星や世界政府、天竜人などとも戦うのではないか?と言う考察も生まれている事から、緑牛や藤虎まで相手にしていると、ワンピースの最終回は5年後10年後と先に伸びてしまうと言われています。この事から緑牛や藤虎が麦わらの一味側に付くのではないか?赤犬、黄猿と対決するのではないか?と考えられています。
ワンピース緑牛と黄猿はどちらが勝利する?
元帥赤犬、海軍大将である黄猿、藤虎、緑牛の強さについては、読者の多くが一度は考えた事があるのではないでしょうか?海軍に所属する最強のキャラクターを考察する記事も非常に多く存在しています。この現在海軍本部に籍を置く4名は、ワンピースの中でも最強クラスの実力者ですが、その中でも元帥赤犬こそが最強だろうと言われています。
赤犬はこれまでに、大海賊白ひげを圧倒する強さを見せ、主人公の義兄である火拳のエースを絶命させ、海軍大将だった青雉にも勝利しています。赤犬が持つマグマ化の能力は、自身の身体をマグマ化させる事が出来る他、マグマによる遠距離、広範囲への攻撃も可能な為、藤虎の重力を操る能力にも対応できると考えられています。
緑牛の能力がこれまでに紹介したような、植物や風に特化した能力だった場合、マグマに勝てるほど強力なものでしょうか?相性として考えると、一目瞭然に分が悪い事が伺えます。今後のストーリー展開の中で、悪魔の実の能力者を苦しめる海楼石のような特殊な新要素が無い限り、赤犬には勝てないだろうと考えられているようです。
ワンピース海軍大将緑牛の初登場回はワノ国編で確定?
新海軍大将緑牛の正体や能力に関する説を紹介してきましたが、緑牛の初登場回はワノ国編で確定なのでしょうか?ワノ国編以降と考える読者もいるようですが、多くの読者がワノ国編での初登場に期待しているようです。四皇の1人であるカイドウが治めるワノ国の「開国」を巡るストーリーが予想されている事から、ドレスローザ編と同等以上の大規模な戦闘が描かれると考えられており、緑牛の登場は確定だろうと言われているようです。
すでに紹介しましたが、これまでワンピースの作中には麦わらの一味に関する長編エピソードが其々に描かれており、主人公麦わらのルフィーの右腕と言われるゾロの初長編エピソードが、このワノ国編と言われています。これまでにゾロの過去として描かれているのは、単行本1巻に描かれた幼少期の剣術道場のシーンだけです。そして、この道場の師範がコウシロウでした。
ゾロの衣装が和装なのは、コウシロウの影響からなのか?ワノ国の出身だからなのか?この点は現在も不明なままですが、コウシロウやゾロがワノ国の出身者だとしたら、何故最弱の海と言われる東の海イーストブルーで生活していたのでしょうか?
コウシロウの娘であり、ゾロが世界一の剣豪を目指すキッカケとなった「くいな」の死は本当なのでしょうか?海軍中将スモーカーに付き従う、くいなに瓜二つな「たしぎ」の正体は?ホールケーキアイランド編でサンジに懸賞金を抜かれたゾロの懸賞金は、誰を倒して跳ね上がるのか?などなど、ワノ国編がゾロに関する長編エピソードを含むものだった場合、これらの多くの謎が明らかになっていくと言われています。
新海軍大将緑牛の初登場が確定的と言われ、麦わら海賊団No2であるゾロ初の長編エピソードと言われるワノ国編は、かつてないボリュームで描かれると言われています。そして、先述の通りこれまで謎とされてきた多くの事が明らかになって行くと言われています。緑牛の正体やゾロのエピソードと共に、ワノ国編が描くワンピースの壮大なストーリーを是非楽しんでみてはいかがでしょうか?