ワンピースの「編」の時系列順番・何巻で読めるか一覧！人気ランキングも紹介

人気作品ワンピースは1997年から現在(2018年4月)も週刊少年ジャンプで連載が続く大人気漫画を原作とする人気作品です。原作漫画ワンピースの連載は20周年を越え、週刊少年ジャンプ連載漫画としては「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次ぐ長寿連載漫画です。単行本は88巻まで発売されており、全世界で4億部を超える売り上げを記録しています。

海賊王ゴールDロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)｣を巡り、多くの海賊達が覇権を賭けて群雄割拠する海賊時代を背景に、主人公麦わらのルフィーことモンキーDルフィーら麦わらの一味が、それぞれの夢や野望の為に多くの敵と戦いながら成長していく物語です。今回は連載20年を越えたワンピースに存在する○○編と呼ばれる人気ストーリーを、時系列の順番で紹介すると共に、○○編人気ランキングまでまとめました。

超新星編とは、主人公ルフィーが東の海ドーン島のフーシャ村から海賊としての第1歩を踏み出す東の海編から、義兄エースや大海賊白ひげが命を落とす頂上戦争編までを総称した呼び名です。麦わらの一味となる多くの人気キャラクターとの出会いや、人気作品ワンピースを支える多くの謎や伏線が描かれています。超新星編は、単行本1巻から61巻まで描かれています。

今回の記事では、主人公ルフィーがフーシャ村を出発する1巻「冒険の始まり」から、グランドラインへ突入する12巻「伝説は始まった」までを東の海編とします。この東の海編では、主人公麦わらのルフィーが剣士ゾロ、航海士ナミ、狙撃手ウソップ、コックのサンジを仲間にし、海賊王になるという野望に向けてグランドラインへ向けて出航します。

東の海編は、ルフィーとゾロの出会いと仲間になるまでを描いたシェルズタウン編、ナミとの出会いを描いたオレンジの町編、ウソップとの出会いと仲間になるまでを描いたシロップ編、サンジとの出会いと仲間になるまでを描いたバラティエ編、ナミが仲間に加わるアーロンパーク編、そして仲間と共にグランドラインへ出航するローグタウン編で構成されています。

東の海編では麦わらの一味以外にも、四皇に名を連ねるシャンクスや、後に王下七武海に加わる海賊バギー、麦わらのルフィーの父親とされる革命家ドラゴン、そして主人公麦わらのルフィーとは別軸で成長を続けていく、海軍所属のコビーやスモーカーなどの初登場も描かれています。更に、麦わらの一味の序盤の航海を支えるゴーイングメリー号が初登場するのもこの東の海編です。

主人公麦わらのルフィーと大剣豪になる事を野望とする剣士、ロロノアゾロの出会いから仲間になるまでが描かれています。このシェルズタウン編で海兵を目指すコビーも登場します。

ロロノアゾロを仲間に加えた麦わらのルフィーが、後に仲間になる航海士ナミと出会うストーリーが描かれています。また、後に王下七武海に加わる海賊バギーの初登場も描かれています。

主人公麦わらのルフィーと狙撃手ウソップの出会いと仲間になるまでが描かれています。このシロップ村編で、序盤の航海を支えるゴーイングメリー号も初登場します。このゴーイングメリー号は「エピソードオブメリー～もうひとりの仲間の物語～」として、特別アニメが放送されるほどの人気をもつ小型の海賊船です。

主人公麦わらのルフィーとコックのサンジとの出会いと仲間になるまでが描かれています。また、王下七武海であり、最強の剣士と言われる鷹の目のミホークが初登場し、ゾロと鷹の目のミホークに縁を作った重要なシーンも描かれています。

航海士ナミを仲間に加える為、東の海最高額の懸賞金が賭けられていたアーロンと麦わらのルフィーらが激しい戦闘を繰り広げます。アーロンを打破ったルフィーはナミを仲間に加えますが、この戦闘の結果麦わらのルフィーに懸賞金3000万ベリーが賭けられ、指名手配の海賊となります。

ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミを仲間に加えた麦わらのルフィーは、グランドラインを目指し出航します。この時立ち寄った、始まりの町ローグタウンは海賊王ゴールDロジャーに縁のある町であり、海賊王ゴールDロジャーと麦わらのルフィーに初めて共通点が描かれます。また、海軍所属のスモーカーやたしぎ、そして麦わらのルフィーの父親とされている、革命家ドラゴンが初登場します。

今回の記事では、グランドラインを進む主人公ルフィーがアラバスタの王女であるビビと出会う12巻から、王下七武海の1人クロコダイルを倒しアラバスタ王国を出航するまでを描いた23巻までをアラバスタ編とします。このアラバスタ編では、麦わらのルフィーの義兄である火拳のエースが初登場します。

アラバスタ編は、アラバスタ王国の王女ビビとの出会いを描いたウィスキーピーク編、巨人族が初めて登場するリトルガーデン編、船医チョッパーとの出会いと仲間になるまでを描いたドラム編、王下七武海の1人クロコダイルとの死闘が描かれたアラバスタ王国編で構成されています。

このアラバスタ編はとても人気が高く、アラバスタ編を構成するドラム編やアラバスタ王国編は、劇場版としてリメイクされています。またアラバスタ編の最終盤には、王女ビビとの別れや、麦わらの一味にニコロビンが加わるストーリーが描かれます。

グランドラインを進む麦わらの一味が、アラバスタ王国の王女ビビと出会うストーリーが描かれています。また、ゾロと王下七武海の1人クロコダイルが社長を務める、バロックワークスとの接点が描かれています。ゾロとバロックワークスの接点は、時系列の順番では麦わらのルフィーとゾロが出会う前の事になる為、1巻よりも以前の出来事と言うことになります。

後に仲間になるニコロビンが初登場します。そして人気作品ワンピースの中に初めて巨人族が登場します。アラバスタ王国を目指す麦わらの一味と、王女ビビの暗殺を目論むバロックワークス、そして巨人族エルバフの戦士2人による決闘が、それぞれの思惑と共に絡まりあうストーリーが描かれています。

主人公麦わらのルフィーと船医チョッパーの出会いと仲間になるまでが描かれています。このドラム島編で、人気作品ワンピースの最大の謎であり最大の伏線とも言われる「Dの意志」と言う言葉が初めて描かれます。また、劇場版「エピソードオブチョッパー～冬に咲く奇跡の桜～」は、このドラム島編をリメイクして作られています。

王下七武海の1人クロコダイルの謀略により危機に直面するアラバスタ王国を舞台に、麦わらの一味とクロコダイル率いるバロックワークスの全面対決が描かれています。また、人気作品ワンピースの謎の1つとされている「古代兵器」について初めて語られている他、「歴史の本文(ポーネグリフ)｣が初めて描かれており、人気作品ワンピースの大きな伏線がこのアラバスタ編から始まっていきます。

このアラバスタ王国編は人気作品ワンピースの開始から初めてとなる、麦わらの一味が同時進行的に多方面で分断しての大規模戦闘が描かれており、時系列に順番をまとめられませんが、ゾロをはじめ麦わらの一味がそれぞれに活躍するストーリーとして人気が高いようです。更に劇場版「エピソードオブアラバスタ～沙漠の王女と海賊たち～」は、このアラバスタ王国編を中心にリメイクされて作られています。

今回の記事では、アラバスタ王国を出航する24巻から、空島で神ゴッド･エネルを倒す32巻までを空島編とします。この空島編では、宿敵となる黒ひげことマーシャルDティーチや、王下七武海の1人であるドンキホーテドフラミンゴなどが初登場します。

アラバスタ王国を出航した麦わらの一味でしたが、突如「空島」にログポースの指針を奪われた事から空島を目指す事になります。その際に立ち寄ったジャヤで、主人公麦わらのルフィーが1億ベリーと言う高額の懸賞金が賭けられている事が判明します。更に、宿敵となる黒ひげや、王下七武海の1人であるドフラミンゴなどの主要キャラクターの初登場が描かれています。

猿山連合の助力を得て無事に空島に到達した麦わらの一味と、先住民シャンディア、神ゴッドエネルら神の軍団との間で、三つ巴の戦闘が繰り広げられます。この空島編では、海賊王ゴールDロジャーの足跡や「ワンピース史」として400年前の情勢なども描かれています。

この「ワンピース史」もまた、人気作品ワンピースの伏線であり、謎を解く鍵として作中に度々描かれています。ワンピース史は作中に色々な意味合いをもって描かれるのですが、その時系列や順番はばらばらです。作中に描かれている最初のワンピース史は、海賊王ゴールDロジャーが処刑された様子が描かれた24年前のシーンとされています。

今回の記事では、空島を無事に脱出する32巻から、エニエスロビーから麦わらの一味であるニコロビンを救出する46巻までをウォーターセブン編とします。このウォーターセブン編では、主人公麦わらのルフィーと狙撃手ウソップとの決別や、ゴーイングメリー号の解体、そして船大工フランキーの加入と新たな船サウザンドサニー号の入手など、「超新星編」において大きな意味を持つ事柄が多く描かれています。

フォクシー海賊団とのデービーバックファイトによる決闘を中心に、麦わらの一味の絆が試されて行きます。また、海軍大将の1人である青キジが初登場し、ニコロビンの過去についても少しづつ語られ始めていきます。

東の海からグランドラインの航海を続けていたゴーイングメリー号は、損傷の激しさから造船都市ウォーターセブンで修復作業を行おうとしますが、航海不能状態で有る事が判明してしまい、これを起因として主人公麦わらのルフィーと狙撃手ウソップが決別してしまう事になります。更に、ニコロビンが世界政府の1組織である「CP9(シーピーナイン)」に連行されてしまいます。

ニコロビンの真意を知った麦わらのルフィーら麦わらの一味は、世界政府へ宣戦布告しCP9と全面対決に突入します。ニコロビンを無事に救出した麦わらの一味にバスターコールによる窮地が迫る中、ゴーイングメリー号最後の航海が、麦わらの一味を絶体絶命の窮地から救います。無事に逃げ延びた麦わらの一味は、ゴーイングメリー号に別れを告げ、サウザンドサニー号と船大工フランキーを新たに仲間に加え魚人島を目指し出航します。

このエニエスロビー編では、人気作品ワンピースの謎の1つである「空白の100年」について初めて語られます。また、「空白の100年」を研究していたオハラの考古学者が初めて登場しました。ちなみにウォーターセブン編で別れる事となるゴーイングメリー号については、スペシャルアニメ「エピソードオブメリー～もうひとりの仲間の物語～」として放送されています。

今回の記事では、次の目的地である魚人島を目指しウォーターセブンを出航する46巻から、王下七武海の1人であるゲッコーモリアを撃破し、音楽家ブルックを仲間に加える50巻までをスリラーバーク編とします。このスリラーバーク編では、音楽家として麦わらの一味に加わるブルックの初登場や、王下七武海のゲッコーモリア、バーソロミューくま等も初登場します。

スリラーバーク編には細分化された「編」は無く、時系列に沿って順番に物事が描かれていきます。音楽家ブルックとの出会いから麦わらの一味に加わるストーリや、王下七武海の1人であるゲッコーモリアとの戦闘が中心に描かれています。

今回の記事では、王下七武海の1人ゲッコーモリアを倒しシャボンディー諸島に向けて出向する50巻から、頂上決戦に敗れ「2年後にシャボンディー諸島へ集合」する事を誓い、それぞれが修行を行う事となる61巻までを頂上決戦編とします。この頂上決戦編が「超新星編」最後の「編」となります。頂上戦争編では多くの主要キャラクターが命を落とし、主人公麦わらのルフィーが初めて完全敗北します。

「偉大なる航路グランドライン」を中間点であるシャボンディー諸島に到着した麦わらの一味でしたが、世界貴族とのトラブルから海軍の追撃を受け、麦わらの一味は世界各地に離散してしまう事になります。このシャボンディ諸島編では「11人の超新星(最悪の世代)」と言われる、懸賞金が億を越える大物ルーキー海賊が初登場するほか、海賊王ゴールDロジャーの右腕と言われたシルバーズレイリーなどが初登場します。

シャボンディー諸島編でちりじりとなった麦わらの一味ですが、麦わらのルフィーは女ヶ島に辿り着く事になり、王下七武海の1人であるボアハンコックと出会います。また、この女ヶ島で義兄である火拳のエースが、マリンフォードに有る海軍本部で航海処刑されることを知ります。

義兄エースの処刑が迫っている事を知った麦わらのルフィーは、ボアハンコックの助力を得て義兄エースが幽閉されている大監獄インペルダウンへ潜入します。ここで、革命軍の1人であるイワンコフや、王下七武海の1人であるジンベイなどが初登場します。またアラバスタ編では敵として登場していた元王下七武海のクロコダイルが再登場し、以後麦わらのルフィーに協力的な姿勢を見せます。

インペルダウンで義兄エースを救えなかった麦わらのルフィーらは、火拳のエースを奪還するべく動き出した大海賊白ひげが率いる白ひげ艦隊と共に、海軍本部と全面戦争に突入します。この頂上戦争の結果、大海賊白ひげやエースが命を落とすほか、麦わらのルフィーも完全敗北し、絶望のうちに戦場を後にする事になります。生き延びた麦わらのルフィーは「2年後にシャボンディー諸島へ集合」と言うメッセージを残し修行を開始します。

新世界編とは、主人公ルフィーが頂上戦争編で多くの物を失い、再起を目指して壮絶な修行を行った「2年後」が舞台となります。この「2年後」について時系列の認識が混乱する方が多いと言われています。超新星編が描かれた1巻から61巻は、時系列としては1年も経過していない事がその理由のようです。新世界編は、単行本61巻から最新刊(2018年4月)である88巻まで描かれており、最終回が描かれるまで続くと言われています。

また、新世界編は○○編を構成する一覧となるような細かな「編」が無いため、構成一覧は記載しません。また、四皇編についてはゾウ編、ホールケーキアイランド編とに分ける場合も有るようですが、時系列としては同時進行とされているシーンも多く有る事から、今回の記事では四皇編のみの記載とします。

頂上戦争から2年後、麦わらのルフィーら麦わらの一味はそれぞれに強さを得て、シャボンディー諸島で再集結します。そして「偉大なる航路グランドライン」後半の海とされる新世界へと出向します。ここで、時系列の順番としてはウォーターセブン編で目指していた「魚人島」に立ち寄る事となり、ホーディジョーンズが率いる新魚人海賊団との戦闘に突入していきます。

この魚人島編では、人気作品ワンピースの謎の1つとされる「古代兵器」についても徐々に判明していきます。ネタバレになりますが、魚人島編で登場するリュウグウ王国の王女である「しらほし」こそが古代兵器「ポセイドン」であり、古代兵器「ポセイドン」とは海王類と会話をする事が出来る「しらほし」が、海王類を先導して起こす甚大な災害や脅威を指している事が判明します。

この海王類と会話が出来る能力とは少々異なりますが、海賊王ゴールDロジャーと麦わらのルフィーには「海王類の言葉が分かる」と言う能力が描かれています。この能力がワンピースのクライマックスに影響すると言われています。また、時系列の順番としては大分先になりますが、四皇編に描かれるホールケーキアイランド編の伏線として「玉手箱(爆弾)｣が、この魚人島編が描かれる66巻の652話に描かれています。

魚人島を出向した麦わらのルフィーらは、新世界の海で初めて上陸するパンクハザード島で、頂上決戦編で命を救われたトラファルガーローと再会し、四皇の1人である「百獣のカイドウ」を倒す為同盟を結ぶ事になります。新世界編のキーマンとも言われる科学者シーザーが初登場し、麦わらの一味の前に立ち塞がりますが、これを一蹴し四皇カイドウ打倒に向けて次の1手を進めていきます。

ドレスローザに到着した麦わらのルフィーら麦わらの一味とトラファルガーローは、王下七武海の1人であるドフラミンゴの打倒に向けて動き出します。このドレスローザ編も時系列の順番を理解するのが少々大変と言われています。3チームに分かれて同時進行的に繰り広げられていく多面戦闘がその理由のようです。

時系列の順番が複雑と言われるドレスローザ編ですが、王下七武海の1人であるドフラミンゴを倒し、その後7つの組織が麦わら海賊団の傘下に加わり、総勢5600人を越える大海賊団「麦わら大船団」が結成されます。また、このドレスローザ編では頂上戦争編で命を落とした火拳のエースの形見であるメラメラの実が、麦わらのルフィーのもう1人の義兄であるサボに引き継がれます。

ドレスローザを無事に出向した麦わらのルフィーらは、四皇の1人であるカイドウを打倒するべく「ゾウ」へと舵を取ります。このゾウとは1000年生き続けている「象」であり、象の背中にはモコモ公国と言う国まで存在します。ここで、麦わらのルフィーらは四皇カイドウの圧政に苦しむモコモ公国とワノ国の現状を知り、打倒カイドウを目指し、更に同盟を広げていきます。

ドレスローザ編から複数のチームに分かれて行動する麦わらの一味は、上記と同時進行でもう1人の四皇であるビッグマムとの因縁にも巻き込まれていきます。WIKIや読者の間では、時系列の順番を整理するためにゾウ編(80巻～82巻)と、ビッグマムとの抗争を軸とするホールケーキアイランド編(82巻～最新刊)とに分けて考察する場合も有るようです。

このカイドウとビッグマムの他に四皇の地位にいるのが、麦わらのルフィーの恩人でもあるシャンクスと、宿敵である黒ひげになります。四皇編がどのように人気作品ワンピースに影響していくのか、非常に高い注目が集まっているようです。

このウォーターセブン編は人気作品ワンピースの中でも重要な要素が多く描かれており、また麦わらの一味がどういう関係性を持って繋がっているのかが浮き彫りになっている点など、多くの読者から支持を得ているようです。

ウォーターセブン編で描かれている内容は大きく分けて4点あります。1つはワンピースの最序盤から苦楽を共にしてきたウソップとの決別(一時的な)。1つはウソップとの決別理由にもなっているゴーイングメリー号の甚大な損傷。1つはアラバスタ編以降麦わらの一味として行動しているニコロビンが本当の意味で仲間になるストーリー。最後に、新たに仲間となる船大工フランキーとサウザンドサニー号のストーリーです。

これだけ大きな4要素で構成されているウォーターセブン編が、人気が高いのは納得できるのではないでしょうか?アニメ版ワンピースでも2013年に「エピソードオブメリー～もうひとりの仲間の物語～」として、再編集された特別放送が行われるなど、とても人気の高いシリーズの1つです。そして時系列の順番としても、麦わらの一味が一丸となって行動する事から理解しやすいと言われているようです。

単行本としては10巻にも上るこのドレスローザ編がランキング4位となりました。頂上戦争編で敗れた麦わらのルフィーが、王下七武海の1人であるドンキホーテドフラミンゴと対決するこのシリーズもまた非常に人気が高いようです。

時系列の順番で振り返ると「偉大なる航路(グランドライン)」に突入し、空島に向かう道中からその存在が描かれていたドンキホーテドフラミンゴですから、相当引張られたキャラクターでも有ります。このドフラミンゴと、ある意味で再起戦とも言える麦わらのルフィーの対決や、トラファルガーローとコラソンの挿話、更には義兄エースの形見であるメラメラの実にまつわるストーリーなど、内容が豊富な点が評価されているようです。

ランキング3位となった頂上戦争編もまた、ボリュームのある内容が詰め込まれたシリーズです。主人公麦わらのルフィーの義兄であり、白ひげ海賊団2番隊隊長でもある火拳のエースが命を落とし、ワンピース最大の謎と言われる「D」について大海賊白ひげが多くを語り絶命、更には主人公麦わらのルフィーの完全敗北など、人気作品ワンピースの超新星編(前半部分)のクライマックスと言われる壮大で壮絶な内容が描かれています。

この主人公麦わらのルフィーの完全敗北や多くの人気キャラクターの死は、読者の間でも賛否が分かれたようですが、「2年後」に再集結し、再出発する麦わらの一味の強さを見て、この頂上戦争編は無くてはならないストーリだったと考えるファンが多いようです。また、この頂上戦争編後の2年間にスポットを当てた「３D２Y、エースの死を超えて!ルフィー仲間との誓い」という特別ストーリーが2014年に放送されています。

人気○○編ランキング第2位は東の海編としました。多くのワンピースファンサイトや、考察記事などを見るとランキング1位と2位は同率1位と言っても良いほど、どちらも人気が高いようです。この東の海編は、ワンピースに描かれる時系列の順番で一番最初に来るストーリになります。この東の海編の最大の人気理由は、主人公の船出から麦わらの一味となる多くの出会いが描かれている点にあるようです。

第1巻から時系列に仲間になる順番は、ゾロ、ウソップ、(ゴーイングメリー号)、サンジ、ナミとなります。この東の海編は非常に人気が高く、ナミとの出会いを描いた「エピソードオブナミ～航海士の涙と仲間の絆～」や、主人公麦わらのルフィーがゾロ、ウソップ、サンジ、ナミらとの出会いをまとめた「エピソードオブ東の海～ルフィーと4人の仲間の大冒険～」がスペシャルアニメとして放送されています。

人気○○編ランキング第1位はアラバスタ編です。巨人族エルバフの戦士の決闘や、麦わらの一味にチョッパーが加わるドラム編、主人公麦わらのルフィーら麦わらの一味が初めて王下七武海と戦うアラバスタ王国編など、内容が充実している点と軽快なリズムで読み進められると言った点などが人気の理由のようです。そして、アラバスタ王国編の最後に描かれる、王女ビビと麦わらの一味の誓いと別れのシーンが絶大な人気理由のようです。

このアラバスタ編では、ドラム編をリメイクした「エピソードオブチョッパー～冬に咲く奇跡の桜～」や、アラバスタ王国編をリメイクした「エピソードオブアラバスタ～沙漠の王女と海賊たち～」が、劇場版として公開されており、両作とも9億円を超える興行収入を記録しています。

人気作品ワンピースの○○編を時系列の順番で一覧にまとめてみましたが、いかがでしたか?ワンピースを考察される方の間では、この時系列の順番に並ぶ○○編の一覧を、超新星編と新世界編で比較する考察が話題となっています。超新星編の一覧で時系列の順番で見たとき一番上に来る「東の海編」と、新世界編の一覧で時系列の順番で見たとき一番上に来る「魚人島編」がシンクロすると言う考察です。

東の海編では、麦わらの一味に加わる多くの出会いが描かれ、最後には魚人であるアーロンと対決します。一方で、魚人島編では頂上戦争から2年後に再集結する麦わらの一味が描かれ、魚人であるホーディジョーンズと対決します。このようなシンクロが、○○編の一覧を比較すると他にも様々有るようです。

最終回に向かっていると言われている人気作品ワンピースですが、残された謎や伏線は数多く有ります。最終回に向けて、謎や伏線の確認をしてみるのも良いかもしれません。どの様な最終回となるのか、まだまだ人気作品ワンピースから目が離せないようです。