2018年06月09日公開
2022年11月14日更新
ワンピースのモンキー・D・ガープ中将の強さは?過去や伏線・謎を考察
ワンピースに登場する海軍中将ガープの強さはどれほどなのか?ワンピースのガープは麦わらのルフィのおじいさんであり、革命家ドラゴンのお父さんでもあります。ワンピースの主人公と血の繋がりのあるガープが持つ強さは計り知れないものがありました。またガープには過去に幾多の謎とされる説が存在します。強さのみでなく、人柄も良いガープの過去に秘められた謎とは何なのか?ワンピースの伏線に潜むガープの都市伝説とは?ガープの強さや、過去の謎、伏線について徹底解説していきます!
目次
- モンキー・D・ガープの登場するワンピースとは?
- ワンピースに登場するモンキー・D・ガープとは?
- ワンピースのガープ中将の性格とは?
- ワンピースのガープが見せる厳しい孫育て
- ワンピースのガープ中将の肉体的強さ
- ワンピースのロジャーとガープの関係
- ワンピースのガープが初めて登場したとき
- ワンピースのガープの強さ
- ワンピースのガープ中将が使う必殺技
- ワンピースにおけるガープの活躍
- ワンピースのリュウグウ王国でのガープ中将の活躍
- ワンピースのガープ中将に秘められた謎とは?
- ワンピースのガープの奥さんは誰?
- ワンピースのガープはなぜ自由な立場にこだわるのか?
- ワンピースのガープが孫たちを海兵にしなかった謎
- ワンピースのガープとドラゴンとの謎
- ワンピースのガープに漂う都市伝説
- ワンピースのガープは過去に悪魔の実を食べてない?
- ワンピースのガープの家族との関係
- ワンピースのガープの息子の革命家ドラゴン
- ワンピースのガープの孫モンキー・D・ルフィ
- ガープの孫ポートガス・D・エース
- ワンピースのプロトタイプでも登場していたガープ
- ガープ中将の強さや過去の謎、伏線を知ってよりワンピースを楽しもう
モンキー・D・ガープの登場するワンピースとは?
ワンピースとは尾田栄一郎さんが1997年から週刊少年ジャンプ34号にて連載を始めた少年漫画のことを指します。ワンピースの主人公モンキー・D・ルフィは仲間たちと共にひとつなぎの大秘宝、またの名をワンピースを探すために大冒険をしていく漫画作品です。20年以上にわたる長期連載漫画のワンピースにはこれまで様々なキャラクターが登場してきましたが、主人公ルフィと血縁関係にある人物がいます。
それがモンキー・D・ガープです。ガープは革命家と呼ばれたドラゴンや麦わらのルフィと血のつながりがあるので、それだけでも重要キャラクターな事を感じさせます。そんなガープは多くの謎に包まれたキャラクターだと言われています。
謎が多いだけでなく強さも半端でないガープの、過去や伏線も含めて徹底解説していきます。ワンピースのガープに興味のある方はどうぞ最後までチェックしてください。
ワンピースに登場するモンキー・D・ガープとは?
ワンピースに登場するモンキー・D・ガープは海軍本部の中将であり、センゴクと一緒に海賊王ロジャーをあと一歩のところまで追い詰めた伏線も持つ伝説的な存在です。ガープはそのお手柄から海軍の英雄と称えられています。またガープは革命家ドラゴンのお父さんであり、麦わらのルフィのおじいさんでもあります。
つまりガープはドラゴンやルフィと血の繋がった系譜にあるのです。そんなガープは27年前に元帥のコングから大将になるように言われてる伏線がありました。しかし中将のガープの望みは自由に生きることにあります。そのため中将から大将に昇格する気はなくて拒否してきた伏線があります。ガープ中将は大将になる実力はありながらも、自らの意思により中将のままで居続けているキャラクターなのです。
ワンピースのガープはまたの名前をゲンコツのガープと呼ばれることがあり、誕生日は5月2日です。またワンピースの世界では76歳から78歳にかけて年をとりました。ガープの部下にはボガードやコビー、ヘルメッポがいます。
海軍中将ガープはワンピースの中でも年齢を重ねている人物です。しかし少なくともワンピースのZや海軍超新星編に登場したガープを見れば、2年後編においても大きな外見的変化はないと考えられます。ワンピースのアニメではボルサリーノやつるがそれほど外見に変化をきたさなかったように、ガープも2年後編で目立って老いこむような外見にはならないと考察出来るのです。
ワンピースのガープ中将の性格とは?
ワンピースに登場するモンキー・D・ガープの性格はおおらかで豪快な気質を持っています。麦わらのルフィも相当おおらかな性格ですが、おじいさんに当たるガープはルフィを越えて自由主義者だといえます。ガープは海軍において中将という偉い立ち位置にありながらも、地位を鼻にかけるようなことはせず、部下に対しても気さくな態度を見せてくれます。
そのためガープは部下たちから慕われており、楽しくコミュニケーションを取ったり、一緒に仕事を手伝ってもらったりしています。海軍上層部はガープほど人当たりが良くない人が多いので、ガープは海軍の中でとても目立つ存在です。そんなガープの人柄を表わすように、「ぶわっはっはっは」と笑います。
ガープは稀に見る人柄の良さから部下以外の人に慕われることもありました。かつて海軍本部で大将をしていたクザンもその一人で、ガープに対して敬意を持って接しています。ガープは海賊に対しては手厳しい見方をする海軍中将です。海賊には同情する必要はないという思想をもっており、容赦しない性格なのですが、血のつながりのあるルフィ達に対してはやや見方が甘い面もあります。
以前麦わらのルフィがインペルダウン入りした時は、ガープが喜んで大笑いしていたので、センゴクから激しく注意された事伏線もありました。またガープはルフィのみならずエースに対しても特別な見方をしています。かつてマリンフォード頂上決戦のとき、ガープはルフィと対峙したことがあります。
この時ガープはエースを助けたいルフィに対して手を抜いて戦ったために、強く殴られた事もありました。またエースを亡き者にしようとするサカズキに向かってガープは怒り心頭に発してしまい、センゴクにストップをかけられた事もあります。
ワンピースのガープが見せる厳しい孫育て
ワンピースのガープは孫のルフィ達を育てる時に、とても厳しい訓練を課すことで有名です。例えばガープはまだ幼いルフィをジャングルへ連れていき、危険な動物にさらすような事をしました。他の人が見たら孫をいじめていると見られてもおかしくないような仕打ちをするガープですが、その分ガープに鍛えられた人物は屈強な存在になるともいえます。
他にもガープはルフィを育てるために千尋の谷に落としたり、ルフィに風船をつけて空高く飛ばしたりといった危険極まる育て方をしました。しかしどんな修行を課そうともガープはルフィを殺す意思はなかったと言っています。
ガープの望みは孫のルフィに気に入ってもらいたいのであり、いじわるをしようとしていたわけではないのです。またルフィはガープから尋常でない鍛え方をしてもらったために、あそこまで強くなれたともいえます。そんなガープは孫を海賊の道に引きずり込んだ赤髪のシャンクスの事をマイナスな思いで考えているようです。
またガープは海軍中将の座にあって忙しいので、ゆっくりルフィの修行に当たっている時間もなかったと考えられます。そのため早く成長してほしくて過酷すぎるような修行を課したのでしょう。他にもガープは肉体のみでなく心の部分も鍛えるために、あえて孫を人気のない場所に送り込み孤独な状況を味あわせることもあったといいます。
ワンピースのガープ中将の肉体的強さ
ワンピースに登場するガープは見た目が筋肉もりもりでいかにも強さを持ったキャラクターに見えます。これだけの肉体を持ちながらガープは年を重ねてきているので、若い頃よりは力が減っているといいます。
年は取っていますが、その力は尋常でなく砲弾を腕の力だけで高速で投げられたり、軍艦以上に大きな鉄球を投げることが出来るなど、人間離れした強さの持ち主です。またガープは覇王色の覇気も使えるなど、年齢なんて気にしないでいいほどの強さを誇ります。
ワンピースのロジャーとガープの関係
ワンピースのガープと言えば、以前海賊王ゴールド・ロジャーを何度もあと一歩の所までピンチに追いつめたことで有名です。ガープはまもなく処刑されるロジャーに、エースのことをよろしく頼むと任された経験があります。ロジャーから頼まれたガープはエースが生まれる時に立会人になったこともありました。
生誕したエースと麦わらのルフィをダダンの元に置くと、ガープは二人に修行をつけてくれるようになります。ガープにとってエースは人の子供ですがルフィのように孫として扱い、みっちり訓練をつける伏線もありました。ガープはルフィやエースを海兵にしたいという思いもあったのかもしれません。
ガープは海軍本部に攻撃を仕掛けてきた金獅子のシキをセンゴクと手を組んで捕まえた功績もありました。
ワンピースのガープが初めて登場したとき
海軍中将ガープがワンピースに初めて登場したのは表紙連載の扉絵です。ワンピースには漫画の扉絵に連続的に絵を描く事により、キャラクターの伏線を表紙連載として見せてくれるところがあります。海軍中将のガープはこの扉絵表紙連載で初めてお目見えしたのです。
初登場したタイトルはコビメッポ奮闘記。コビメッポ奮闘記という伏線ではモーガンが脱走した事件が起こるのですが、これをきっかけにコビーとヘルメッポはガープと出会います。ガープは二人を連れて帰り、みっちりと修行を付けてくれるのです。
ワンピースのガープの強さ
ワンピースのガープは恵まれた肉体を持っているので怪力が半端でなく、ロジャー海賊団とも戦った経験があります。ガープはその強さが最強だった若い頃は、山を相手に拳闘を行い、8個の山を打ち砕いたこともありました。また覇気を使えるガープは八宝水軍のチンジャオの必殺技を打ち破り鉄拳の元に倒した伏線もありました。
ガープはルフィと再会した時に頭を殴ったことがありますが、これは孫に対する愛のムチであり覇気を使ったわけではありません。ガープはそんなことが出来てしまえるほどに孫思いなおじいさんの中将なのです。
ワンピースのガープ中将が使う必殺技
ガープの必殺技:拳骨隕石(ゲンコツメテオ)
ワンピースのガープ中将が使う技に拳骨隕石(ゲンコツメテオ)があります。拳骨隕石(ゲンコツメテオ)とは飛んできた大砲の球を素手でキャッチして、敵に向かって投げ返すという必殺技です。この技の凄いところは大砲として飛んできた球以上の速さと攻撃力を持ってしまうところにあります。ガープが若くて力が有り余っていた頃には、拳骨隕石(ゲンコツメテオ)の破壊力はもっと上をいっていたと言います。
ガープの必殺技:拳骨流星群(ゲンコツりゅうせいぐん)
ワンピースのガープ中将が使う技に拳骨流星群(ゲンコツりゅせいぐん)があります。拳骨流星群(ゲンコツりゅせいぐん)は拳骨隕石をたくさん投げ込む技であり、年を取った今のガープでも最大1000発は投げ込めると言っています。拳骨流星群(ゲンコツりゅせいぐん)は砲弾があればあるだけ投げ込めるので、敵からしたら何としても避けたい危険な必殺技だと言えます。
ワンピースにおけるガープの活躍
海軍中将のガープがワンピースの漫画本編に初めて登場したのがウォーターセブンの頃です。麦わらの一味がCP9とのバトルをした末に現れたのがガープ中将でした。この時ガープはヘルメッポとコビーを連れてきており、ルフィとゾロに戦わせてみました。またガープ中将は白ひげ海賊団が関わったマリンフォード頂上決戦にも登場して、その強さを見せてくれました。
エースの命がまもなくという時、エースに対して情のあるガープ中将は悲しみで泣いた伏線もありました。このようにガープ中将は強さを持っているのですが、情に弱い面があり、そこを逆手に取られて負けてしまう伏線も存在します。ガープ中将はマリンフォード頂上決戦後はセンゴクと一緒に現役を離れて、後輩たちを育てることに力を使います。
ワンピースのリュウグウ王国でのガープ中将の活躍
ワンピースのガープは黒いスーツを着てリュウグウ王国の送り迎えをしていたこともあります。ガープは人当たりが良いので、リュウグウ王国のお偉方からしても関わりやすい人物でした。ガープとリュウグウ王国の上層部は仲良くなることが出来たのです。しかしガープはステリ―には口汚くののしったことがありました。
センゴクとガープの関係
ワンピースの海軍中将ガープはセンゴクと行動を共にすることがありますが、ガープとセンゴクはどんな関係にあるのでしょうか?ガープとセンゴクは海軍における同期に当たります。そのために、ガープはセンゴクと共に行動する事があり、ガープがピンチの時にはセンゴクが間に入ってくれたりするのです。
ワンピースのガープ中将に秘められた謎とは?
ワンピースに登場する海軍中将ガープは、濃厚な個性を持つキャラクターですが同時に伏線などに謎を秘めたキャラクターでもあります。ワンピースの主人公のおじいさんであったり、年の割には強さを持つキャラクターなので、その裏となる伏線には謎があってもおかしくはないでしょう。ここからガープ中将が秘める謎について考察していきます。
ワンピースのガープの奥さんは誰?
ワンピースのガープ中将は海軍において大将クラスの実力を持っており、部下からの信頼も厚いキャラクターなので、結婚をするだけの経済力は持ち合わせているはずです。ガープには息子や孫がいるので、パートナーとなった女性がいるのは間違いがありません。しかしガープ中将の奥さんが誰なのかは謎となっているのです。ワンピースの噂として、ガープの奥さんは四皇に属するビッグマムなのではないかという説があります。
しかしこれは推測であり、確たる証拠は存在しません。しかしガープの奥さんが誰かを知っているであろう人物は特定できるでしょう。それはセンゴク、ダダン、コングの三人です。この3名はガープと深い関係にある人物なので、ガープの奥さんが誰かを知っていてもおかしくはないのです。またガープと言えば豪快で、恐るべき怪力を持つ男なので、奥さんとなった女性も普通の人では勤まらないのではと考察できます。
ワンピースのガープはなぜ自由な立場にこだわるのか?
ワンピースのガープ中将は海軍において中将の位置にいますが、かつて何度も大将になるようにコング元帥から言われたことがありました。しかしガープは自らの自由な立場を守りたいために、せっかくの大将の位置を断ってしまいます。ここで疑問となるのが、どうしてガープは海軍大将の立場を断ってまで、自由を追い求めるのかという事です。
ガープは大将になることによる名誉がそれほど欲しいわけではないのでしょう。しかしガープの自由な立場にとどまりたい意思の裏にはどんな伏線があるのかはとても気になるところです。ガープは大将になった末に五老星などの上司から監視されるのが嫌だと思っていた伏線が考えられます。なぜならガープというキャラクターは、自分の意思で行動する事が好きで、人に指図されることを好んでいない印象を受けるからです。
海軍大将にもしなったとしたら、天竜人からの細かい指図は避けられないと考えたのかもしれません。面倒くさい立場になるくらいなら、自由な立場のある中将の方が居心地が良いと思ったと考察できます。
ワンピースのガープが孫たちを海兵にしなかった謎
ワンピースのガープがルフィやエースたちをどうして海兵にしなかったかという謎もあります。ルフィやエースと言えばどちらも親が海賊であり、お互い親を持たなかったという共通点があります。ルフィとエースは海賊を親に持つ事から犯罪者の子供という目で世間から見られているのです。またルフィとエースの親となった海賊はどちらも名高い存在なので、その子供達であればガープが海兵にしてもおかしくはないでしょう。
ガープがルフィとエースを海兵にしなかった謎はワンピース本編で一切語られていません。しかしガープは情を持ってルフィやエースを育てていたので、海兵になってもあまり得がないからあえて勧めなかったというのが謎の答えかもしれません。ガープはルフィやエースが海兵になっても未来は明るくないと考えたと考察できるのです。ガープは海軍大将にも匹敵する実力を持つので、海兵になった者の未来が予測できたのかもしれません。
他にもガープが所属する海軍自体が天竜人や世界貴族によって操られていると考えることも出来ます。そんな理由からルフィとエースをあえて海兵にしなかったというのが謎の真相だと考察できます。
ワンピースのガープとドラゴンとの謎
ワンピースのガープと言えば人情深いキャラクターであり、血の繋がっていないエースがマリンフォード頂上決戦で赤犬にやられた時も感情に駆られて怒り狂ってしまいました。このように情の深いガープからすれば、実の息子であるドラゴンに対して、深い関係があるのではという謎があります。ワンピースでマリンフォード頂上決戦偏から新世界編に舞台が変わりましたが、以前ガープが現れる気配がありません。
ガープの事ですからおおらかな性格で島を回りつつ自由に過ごしているのかもしれません。しかし実の息子ドラゴンとの関係が経たれているとは考えづらいのです。血の繋がっていないエースに情を見せたのだから、ドラゴンに対してももっと深いかかわり方をすると考えられますしかしガープとドラゴンはワンピースの世界で海軍と革命軍と相反する立場にあり、お互い敵同士とも言えます。
このためにあからさまにガープがドラゴンと会う事は厳しいのではないかと考えられます。ワンピースの表立っての関りは見えませんが、ガープとドラゴンは分からない部分で連絡をとっていると考察できるでしょう。
ワンピースのガープに漂う都市伝説
ワンピースに登場するガープには都市伝説があると噂されています。ガープの伏線や謎に絡んでくるかもしれない都市伝説とは、ガープと世界貴族が裏で手を結んでいるという説です。ワンピースにおいて新世界編に入った後のガープは一度も登場しなくなりました。ガープほどのキャラクターですから、2年間の時が経てば、何らかの成長をしており、その実力を見せに来てもおかしくはないでしょう。
しかしワンピースの伏線にも表れてこないガープが一体何をしているかという謎から都市伝説が出てきました。ガープは麦わらのルフィと同じようにおおらかでのびのびした性格です。自由に世界を動き回っていると考えられるのです。しかしワンピースの世界を支配しているのは世界貴族だという事も事実です。
いくらガープが自由奔放なキャラクターでも、世界貴族を無視しては生きていけないでしょう。でもガープが自由にして生きていけるというのはガープが世界貴族にバックから支援されていると考察できるのです。ワンピースの今後の伏線で世界貴族の謎などが登場すると考えられるので、ガープに漂う都市伝説の謎が暴かれる日も近いのかもしれません。
ワンピースのガープは過去に悪魔の実を食べてない?
ここからワンピースのガープの過去を見ていくのですが、ガープは悪魔の実を食べたことがあるかどうかは、本編では語られていません。ということはガープは過去に悪魔の実を食べていない、一般の人間であるという事が分かります。にもかかわらずガープは過去、強豪海賊たちと体を張って激闘してきた経験があるのです。
なぜガープが過去に海軍を先導して実績を上げてこれたのかと言えば、怪力を持つ恵まれた肉体にあると言えます。過去に悪魔の実を食べていないガープは、素のままの人間として戦ってきたという経歴を持っていたのです。
ワンピースのガープの家族との関係
ワンピースに登場するガープは海軍の英雄と呼ばれるほどの強者ですが、同時にガープの身近の人にはルフィのような犯罪者とみられる存在が多い傾向があります。つまり政府から見たらガープとは既存権力に逆らう危険な人物と関係している存在だと見えるのです。ワンピースの世界観を考える時、世界を統治したい政府としたら、危険人物ガープをほっておくとは考えづらいと言えるでしょう。
もしかしたら処刑されてもおかしくないキャラクターがガープなのです。ガープの身近に犯罪者がいるにも関わらず、海軍における英雄と呼ばれる辺りはガープの強さや過去の栄光を表わしています。ここからガープと血の繋がったキャラクターの紹介をしていきます。
ワンピースのガープの息子の革命家ドラゴン
ガープを危険人物とみなす原因として犯罪者が身内にいるという事実がありますが、革命家のドラゴンはこれに当てはまります。ワンピースの主人公の父親でもある革命家ドラゴンは世界最悪の犯罪者と呼ばれているのです。なぜならガープの息子ドラゴンは世界で起こる全ての革命に裏で関わっており、天竜人を始末しようと企てるキャラクターです。
ドラゴンは世界に散らばる奴隷制度と格差のある社会をただすために活動をしており、そのため戦争を起こしたりします。なので一般市民からの応援を受けることもあるドラゴン。しかし政府のやり方に背くドラゴンは、世界政府にとって目の仇であり滅ぼしたいキャラクターの代表でもあります。
ワンピースのガープの孫モンキー・D・ルフィ
ワンピースの主人公であるモンキー・D・ルフィはガープの孫であり、政府たちから犯罪者とみられている人物でもあります。ルフィは新しく出てきた海賊であり、海軍における重要な基地を攻撃してきました。それはエニエスロビーであり、インペルダウンであり、マリンフォードの3基地です。ルフィはワンピースの世界で五人目の皇帝になるかもしれないとみなされています。
ガープの孫ポートガス・D・エース
ワンピースのガープにとって血は繋がっていないですが孫的な関係に当たるキャラクターがエースです。エースはロジャーからガープに託された子供であり、ガープによって修行を付けられて育てられたキャラクターです。白ひげ海賊団との戦争ではエースが大活躍しており、その他海賊たちにとってエースの意思は大切なものとなりました。
ワンピースのプロトタイプでも登場していたガープ
ワンピースに登場するガープはワンピ―スが世の中に出る前の読み切り漫画作品「ROMANCEDAWN」の時に登場しています。ガープはワンピースが生まれる元となった過去の作品に出ていたキャラクターだったのです。まさにワンピースの過去をさかのぼった時、最も古い時期からいたキャラクターがガープでした。「ROMANCEDAWN」に出ていた頃のガープはやはりルフィのおじいさん役であり、顔に傷がついてるのも一緒です。
ただし今のガープと過去のガープでは異なる点が存在します。それはガープが海軍であるかどうかです。現在のガープは海軍に属していますが、過去のガープは海賊をやっていました。海軍と海賊と言えば正反対の立ち位置にあります。また「ROMANCEDAWN」に登場していた時のガープは名前がガープではありませんでした。他にも過去に登場したガープはルフィのように麦わら帽子をかぶっている所も異なります。
過去のガープがこのような設定だったのには訳がありました。それはジャンプの増刊号に掲載された「ROMANCEDAWN」には赤髪のシャンクスが登場していることが挙げられます。「ROMANCEDAWN」が連載されたとしたら、ジャンプのみを読んでいる読者にシャンクスのことを秘密にするために、ガープというキャラクターが起用されたと言われています。
ガープ中将の強さや過去の謎、伏線を知ってよりワンピースを楽しもう
ワンピースに登場する海軍中将のガープについて見てきました。ガープと言えば何と言ってもワンピースの主人公と血がつながっており、革命家ドラゴンを生んだ重要なキャラクターだと言えます。そんなガープは海軍において英雄と称えられる実績を過去に残してきました。部下からも慕われる人間性を持つガープは海賊に対しては酷な見方をしますが、血の繋がりのあるルフィ達には情をもって接してくれました。
またガープの過去には謎が存在し、それは漫画の中で明らかになっていません。謎どころか過去に都市伝説さえ漂わせるのがガープなのです。そんな強さと謎を秘めたガープが今後ワンピースでどんな活躍をするかは注目の的です。海軍中将ガープを知る事で、今後のワンピースをもっと楽しんでいきましょう!