2018年06月04日公開
2022年11月15日更新
ワンピースのマルコの現在と再登場の可能性は?その強さや黒ひげ惨敗後は?
白ひげ海賊団1番隊隊長マルコは、ワンピースに登場する多くのキャラクターの中でも高い人気を誇り、希少種と言われる動物系幻獣種の能力者です。ワンピース史上最大の戦争と言われる頂上戦争で見せたマルコの戦闘シーンや能力を中心に、頂上戦争敗走後のマルコの動向や、頂上戦争後に起こった落とし前戦争の概要、更に再登場の可能性と黒ひげティーチとの再戦の可能性までを紹介していきます。
目次
- 20年以上も連載が続く人気作品ワンピースとは?
- ワンピース最強クラスの海賊とも言われるマルコとは?
- ワンピースに2人だけ?マルコが持つ動物系幻獣種の能力とは?
- マルコはワンピース最強の覇気耐性を持っていた?
- ワンピース最強海賊団「白ひげ海賊団」1番隊隊長マルコの強さとは?
- ワンピースには描かれていないマルコの懸賞金とは?
- ワンピース最大の戦争で見せたマルコの強さとは?
- マルコの親父を殺した男!ワンピースラスボス説も有る黒ひげとは?
- 頂上戦争敗走後はマルコが船長?
- ワンピースに描かれていない頂上戦争後に起きた最大規模の戦争とは?
- マルコは能力を奪われた?落とし前戦争最悪のシナリオとは?
- ワンピースから姿を消したマルコは墓守をしている?
- 四皇シャンクスの傘下に?マルコ率いる白ひげ海賊団の現在とは?
- マルコに迫る王下七武海の魔の手とは?
- マルコを探す「忍者海賊ミンク侍同盟」とは?
- マルコの再登場はワンピースワノ国編?
- 海賊王を巡る戦争でマルコは再登場する?
- マルコの再登場はワンピース第1話から続く伏線に関係する?
- マルコはワンピース最後の大戦争で再登場する?
- マルコの再登場は無い?ワンピースの今後とは?
20年以上も連載が続く人気作品ワンピースとは?
ワンピースは1997年から20年以上週刊少年ジャンプで連載が続いている大人気漫画です。ワンピースは、海賊王を目指す主人公ルフィを中心に海洋冒険ロマンが描かれた作品で、アニメ化や映画化もされている人気作品です。
今回の記事では、ワンピースに登場する多くのキャラクターの中でも高い人気を誇り、最強クラスの海賊とも言われる白ひげ海賊団1番隊隊長マルコの強さや能力、再登場の可能性や黒ひげティーチとの再戦の可能性までを、まとめて紹介していきます。
ワンピース最強クラスの海賊とも言われるマルコとは?
マルコは、ひとつなぎの大秘宝ワンピースに最も近い男と言われ、ワンピース最強の海賊とも言われた四皇白ひげが率いる白ひげ海賊団の1番隊隊長を任されている人物です。マルコは、四皇白ひげを親父と呼び、自分達を息子と呼ぶ白ひげに強い恩義を感じています。マルコは、白ひげ海賊団のメンバーから実力や人格を高く評価され、大きな信頼を得ています。
最強の海賊団とも言われる白ひげ海賊団の実質的なNO2となっているマルコは、最強クラスの海賊の1人とも考えられています。その大きな根拠となっているのが、マルコが持つ不死鳥の能力と言われています。マルコが持つこの不死鳥の能力とは一体どの様なものなのでしょうか?
ワンピースに2人だけ?マルコが持つ動物系幻獣種の能力とは?
ワンピース最高の希少種「動物系幻獣種」とは?
マルコを最強クラスの海賊と言わしめる大きな根拠となっているのが不死鳥の能力です。この不死鳥の能力は、動物系幻獣種という悪魔の実に分類され、ワンピースの作中ではマルコと海軍元帥センゴク(現在は大目付センゴク)の2人しか描かれていない、希少な悪魔の実の能力と言われています。
マルコが持つこの動物系幻獣種とは、伝説上の生物に自身を変化させる事が出来ると言うもので、ワンピースの作中で希少種と呼ばれている自然系(ロギア系)の悪魔の実よりも更に希少性が高いと言われています。
マルコが持つ不死鳥の能力とは?
ワンピースの作中で最も希少性が高いと言われている動物系幻獣種の能力者であるマルコは、不死鳥に起因する能力を持っています。マルコが持つ不死鳥の能力とは、自身の身体を不死鳥に変化させ、青い炎を纏ったマルコはいかなる攻撃を受けても即座に再生できるようになります。
マルコは武装色の覇気の使い手でもあり、不死鳥の能力とあわせて高い次元で攻防のバランスがとれている事から、最強の海賊の1人と考えられています。ワンピース史上最大規模の戦争と言われている頂上戦争でも、不死鳥の能力と共にマルコの強さが多く描かれています。
マルコはワンピース最強の覇気耐性を持っていた?
武装色の覇気の使い手であり、希少種と言われる不死鳥の能力を持つマルコは、覇気の耐性も最強クラスと言われています。根拠となっているのが、頂上戦争の原因ともなった黒ひげとエースの一件について、四皇シャンクスが白ひげ海賊団を訪れた際のシーンです。
四皇白ひげが乗る主力艦に乗り込んだ四皇シャンクスは、周囲に覇気を撒き散らせながら白ひげと対面します。この時白ひげが乗る主力艦の船員達が、次々とシャンクスの覇気にあてられて倒れていきます。そんな中でも、マルコはいつも通りの飄々とした姿で、シャンクスに抗議しています。
四皇に名を連ねるシャンクスの覇気に対しても、いつもと変わらない様子で受け流している事から、マルコは高い覇気の耐性を持っていると考えられています。また、このシーンには四皇シャンクスがマルコを勧誘する1コマがあり、シャンクスがマルコの強さを高く評価していることが伺えます。
ワンピース最強海賊団「白ひげ海賊団」1番隊隊長マルコの強さとは?
マルコが親父と慕う四皇白ひげは、ワンピース最強の海賊団とも言われた白ひげ海賊団を率いています。この白ひげ海賊団には、16の分隊が有りそれぞれに個性豊かな隊長が存在します。2番隊隊長のエースは火拳のエースと言う異名を持ち、希少であり最強と言われる自然系(ロギア系)の能力者です。3番隊隊長のジョズはダイヤモンドジョズという異名を持ち、世界最強の剣士と言われる鷹の目のミホークと互角に剣を交える実力者です。
そんなエースやジョズなどからなる白ひげ海賊団の1番隊隊長を任されているのがマルコである事から、エースやジョズらよりもマルコの実力は上だろうと考えられています。この事もまた、マルコが最強クラスの海賊の1人だという根拠となっています。
ワンピースには描かれていないマルコの懸賞金とは?
ワンピースの作中には、キャラクターの強さの指標となる懸賞金が度々描かれていますが、白ひげ海賊団1番隊隊長であるマルコの懸賞金については、現在までに1度も描かれていません。マルコの懸賞金については様々な考察がされていますが、多くの説では6億から10億ベリーの間ではないか?としています。
マルコの懸賞金についての様々な考察では、四皇白ひげの懸賞金を30億から50億ベリーと想定し、白ひげ海賊団2番隊隊長エースの懸賞金が5億ベリー以上である点と、四皇ビッグマムの最大戦力であるカタクリの懸賞金が、10億ベリーを越えている点を根拠としているようです。これらの考察が正しい場合、マルコの懸賞金は現在描かれているワンピースの中でも、トップ10に近い懸賞金と言うことになります。
ワンピース最大の戦争で見せたマルコの強さとは?
ワンピース史上最大の戦争と言われている「頂上戦争」とは?
ワンピース前半の物語は「超新星編」と呼ばれ、主人公ルフィが多くの仲間と出会い、麦わらの一味が偉大なる航路グランドラインの前半の海を冒険する物語が描かれています。この超新星編の最後に描かれたのが、ワンピース史上最大の戦争と言われている頂上戦争です。
頂上戦争とは、白ひげ海賊団の中で仲間殺しを行った黒ひげティーチと、逃走した黒ひげティーチを追う2番隊隊長エースとの間に起きた戦闘に端を発し、この戦闘に敗れ海軍に拘束されたエースを処刑しようと画策する海軍本部と、エースの救出を目論む四皇白ひげが率いる白ひげ海賊団との間に起こった全面戦争のことを指します。
海軍大将黄猿と互角以上の強さを見せたマルコ
海軍本部に乗り込んだ白ひげ海賊団は、開戦と同時に海軍との激しい戦闘を始めます。そんな中、四皇白ひげに襲い掛かったのが海軍大将黄猿でしたが、1番隊隊長マルコがこの海軍大将黄猿の急襲を退け、その後も不死鳥の能力によって高い再生力を得たマルコは、自然系(ロギア系)ピカピカの実の能力を持つ海軍大将黄猿と互角以上の戦闘を繰り広げます。
海軍大将青雉からルフィを救い出したマルコ
更にマルコは、親父と慕う四皇白ひげが発した「麦わらの小僧を援護しろ!」と言う大号令を受け、ルフィの援護に向かいます。海軍大将青雉に苦戦するルフィーを援護し、海軍大将青雉との戦闘でも互角の強さを見せたマルコでしたが、不死鳥の能力を使いエースの居る処刑台に迫った場面では、海軍中将ガープによって退けられてしまいます。
海軍大将赤犬からルフィとエースを護るマルコ
エースの救出に失敗した後、一瞬の隙をつかれ海楼石の手錠によって絶体絶命のピンチを迎えたマルコでしたが、この危機を何とか免れ、海軍大将赤犬によって致命傷を受けたエースを護る為、白ひげ海賊団を先導しながらも海軍大将赤犬と決死の戦闘を続けて行きます。しかし、親父と慕った四皇白ひげが黒ひげティーチに殺され、エースも命を落とした事から、四皇シャンクスの終戦の呼び掛けに従い決死の敗走の末、戦場を後にします。
白ひげ海賊団1番隊隊長マルコは、頂上戦争で全ての海軍大将と渡り合う強さを見せ、白ひげの絶命後は白ひげ海賊団を指揮し無事に戦場からの敗走を完遂します。偉大なる航路グランドライン前半の海までを描いたワンピース超新星編では、海軍大将の強さは飛び抜けた強さとして描かれていた為、頂上戦争で互角に渡り合ったマルコの強さは、多くの読者に強烈な印象を残したと言われています。
マルコの親父を殺した男!ワンピースラスボス説も有る黒ひげとは?
したたかで姑息な男ティーチとは?
後に黒ひげと名乗り、黒ひげ海賊団の船長となるティーチは、若い頃から四皇白ひげと言う大看板に隠れるように白ひげ海賊団に所属しています。ティーチが白ひげ海賊団に所属していた理由は、欲する悪魔の実の入手率が、最強と言われた白ひげ海賊団が一番高いと計算した為でした。
そして、ティーチが欲する悪魔の実を白ひげ海賊団4番隊隊長サッチが入手したことを知り、ティーチはサッチを殺害し悪魔の実を強奪すると、白ひげ海賊団を脱退し逃亡を図ります。ティーチが行った仲間殺しは、白ひげ海賊団の中で最も禁忌とされる行為だった為、ティーチが配属されていた2番隊の隊長だったエースがティーチ討伐に動き出します。
仲間殺しティーチを追い、決闘に挑んだエースでしたがティーチに敗れてしまいます。この時5億越えの賞金首だったエースを捕らえた事で、ティーチはその功績から王下七武海へと加わります。王下七武海となったティーチは、更に凶悪犯罪者の収容所インペルダウンを襲撃するという暴挙に出ます。このインペルダウンの襲撃を成功させたティーチは、黒ひげ海賊団に凶悪な犯罪者を加え強大な海賊団を組織していきます。
ワンピース最大の戦争でマルコの親父死す!
インペルダウンの襲撃を成功させたティーチは、頂上戦争へも乱入しマルコが親父と慕う四皇白ひげを殺害します。更にティーチは、四皇白ひげが持つグラグラの実の能力を奪いワンピース作中で不可能と言われている「2個目の悪魔の実を食べる」という愚行を行いますが、五体満足なまま2つ目の能力を身につけます。
姑息でしたたかなティーチという男には多くの謎がありますが、中でも最大の謎とされているのが、この悪魔の実を2つ食べても無事だったという点です。ワンピースの作中では悪魔の実は1人1つまでしか食べれないとされ、2つ食べると身体が消滅するとされています。なぜティーチは2つの悪魔の実を食べる事ができたのでしょうか?この謎は現在描かれているワンピースでも、詳細は明かされていません。
黒ひげティーチがワンピースのラスボス?
黒ひげティーチは現在までに、四皇白ひげや火拳のエースと言ったワンピースの中でも人気の高いキャラクターを次々と殺害しています。そして黒ひげティーチは、海賊王とは限定していないものの、何らかの形で世界を牛耳りたいと言う野望を持っているようです。黒ひげティーチの野望や、黒ひげティーチが殺害したエースが主人公ルフィの義兄である点などから、黒ひげティーチとルフィの間で戦闘が起こると考えられています。
ティーチVSルフィの戦闘に関しては多くの考察が有り、一説では先に海賊王となったティーチをワンピース最終章でルフィが倒し、ルフィが真の海賊王になるとしています。この説の信憑性は不明ですが、読者からあまり好かれていないこの姑息でしたたかなティーチと言う男が、ワンピースのラスボスとなる可能性は有ると言われています。
頂上戦争敗走後はマルコが船長?
白ひげ海賊団2番隊隊長エースの奪還を目指し頂上戦争に挑んだ白ひげ海賊団でしたが、船長である四皇白ひげが黒ひげティーチに殺害され、エースは海軍大将赤犬から受けた致命傷から絶命してしまいます。大きな損害を受け、敗走を余儀なくされた白ひげ海賊団をこの時指揮していたのがマルコでした。この事から、現在の白ひげ海賊団はマルコを船長とし再起を計っていると考えられています。
ワンピースに描かれていない頂上戦争後に起きた最大規模の戦争とは?
マルコを船長とし再起を計る白ひげ海賊団の面々は、親父と慕った白ひげを殺害した黒ひげティーチの打倒に動き出します。白ひげ海賊団と黒ひげ海賊団の戦争は、頂上戦争から1年後に起こりますが、ワンピースの作中に詳細は描かれず、その事実のみが作中に描かれています。
この白ひげ海賊団と黒ひげ海賊団の間で起きた戦争は落とし前戦争と呼ばれ、両陣営とも持てる最大戦力を全て使った大規模な総力戦だったとされています。この落とし前戦争でマルコ率いる白ひげ海賊団は、黒ひげ海賊団に敗れてしまいます。現在のワンピースには落とし前戦争後の白ひげ海賊団の様子は描かれていません。
マルコは能力を奪われた?落とし前戦争最悪のシナリオとは?
このマルコ率いる白ひげ海賊団と黒ひげ海賊団との間に起きた落とし前戦争には、最悪のシナリオと言われている説があります。最悪のシナリオと言われる説では、黒ひげティーチがマルコの持つ不死鳥の能力を奪っていると考えています。黒ひげティーチは、仲間殺しの末にヤミヤミの能力を手に入れ、頂上戦争では四皇白ひげを殺害しグラグラの能力を手に入れています。
黒ひげティーチが仲間殺しの末に手に入れたヤミヤミの能力は、希少であり高いポテンシャルを持つと言われる自然系(ロギア系)の悪魔の実の能力であり、悪魔の実の歴史上、最も凶悪な悪魔の実とも言われています。そして、頂上戦争で四皇白ひげから奪ったグラグラの能力は、世界を滅ぼす力と言われるほど高い攻撃性を有した能力です。
ヤミヤミとグラグラの能力と言う強力な悪魔の実の能力を持つ黒ひげティーチが、更にマルコから不死鳥の能力を奪っていた場合、高い再生力まで手に入れた事になり、無敵状態に近い強さになっているだろうと考えられています。現在描かれているワンピースの作中には、黒ひげティーチやマルコの動向が描かれていない為、この説の真偽は不明となっています。
ワンピースから姿を消したマルコは墓守をしている?
頂上戦争に続き、落とし前戦争にも敗れた白ひげ海賊団は、四皇編を描く現在のワンピースには1度も姿を見せていません。ある説では、落とし前戦争に敗れたマルコ率いる白ひげ海賊団の残党は、白ひげとエースを埋葬した偉大なる航路グランドラインのとある島で、2人の墓を護りながら傷を癒しているのではないか?と考えています。
四皇シャンクスの傘下に?マルコ率いる白ひげ海賊団の現在とは?
またある説では、落とし前戦争に敗れたマルコ率いる白ひげ海賊団の残党は、四皇シャンクスの傘下に加わり英気を養っているのではないか?と考えています。この説の根拠は、かつてシャンクスがマルコを勧誘した経緯がある点や、白ひげとエースを埋葬したシーンでマルコとシャンクスが親しげに会話をしている点などにあるようです。
マルコに迫る王下七武海の魔の手とは?
四皇編が描かれている現在のワンピースで、動向が不明となったままのマルコ率いる白ひげ海賊団ですが、頂上戦争後に王下七武海に加わったエドワードウィーブルに付け狙われているようです。このエドワードウィーブルは、自称白ひげの息子を公言しており、自称白ひげの愛人を公言するミスバッキンの指示の元で、白ひげ海賊団傘下の海賊を16人も倒しています。
自称白ひげの息子を公言するエドワードウィーブルは、海軍大将黄猿が「強さだけなら若い頃の白ひげにもひけをとらない」と言うほどの強さを持っています。そして、エドワードウィーブルは黒ひげティーチを仇敵と考えている節もあり、動向が注目されています。しかし現在のワンピースでは、白ひげの遺産を奪おうと目論むミスバッキンに従っている為、マルコやルフィを見つけ出し戦おうとしているようです。
マルコを探す「忍者海賊ミンク侍同盟」とは?
四皇編が描かれている現在のワンピースで、動向が不明となったままのマルコ率いる白ひげ海賊団ですが、ワノ国の開国と四皇カイドウの打倒を目指す「忍者海賊ミンク侍同盟」の面々から、その戦力を期待され捜索されています。王下七武海エドワードウィーブルと忍者海賊ミンク侍同盟の、どちらが先にマルコ率いる白ひげ海賊団と接触するかに注目が集まっています。
マルコの再登場はワンピースワノ国編?
ワノ国の開国を巡り、ルフィと四皇カイドウの激突が必死と言われている現在のワンピースですが、四皇カイドウはプレジャーズとギフターズと言う強大な下部組織を率いている為、ルフィら麦わらの一味だけではあまりにも劣勢な状況だと言われています。
マルコの不死鳥の能力は無事なのか?現在の白ひげ海賊団がどの程度の戦力を有しているのか?そして、マルコ率いる白ひげ海賊団の再登場はあるのか?など、多くが謎となっている現在の白ひげ海賊団ですが、現在物語が進むワノ国編では、忍者海賊ミンク侍同盟がマルコの行方を探し始め、麦わらの一味の劣勢が囁かれている事から、再登場の期待が高まってきています。
新世界編突入以後、動向が不明なままの白ひげ海賊団には、再登場を期待する声が多くあり、白ひげ海賊団の再登場に関する様々な考察が行われています。次章からは、白ひげ海賊団再登場に関する説を幾つか紹介していきます。
海賊王を巡る戦争でマルコは再登場する?
マルコ率いる白ひげ海賊団の再登場については、現在描かれているワノ国編での可能性が最も高いと言われていますが、ワノ国編以外にも再登場の可能性がある局面が考察されています。その1つが、仇敵黒ひげ海賊団との再戦と言われています。落とし前戦争で1度黒ひげ海賊団に敗れている白ひげ海賊団ですが、ルフィとティーチの間に起こる海賊王を巡る戦争に、麦わらの一味の援軍として再登場するのではないか?と考えられています。
このルフィとティーチの間で起こる戦争は、ワンピース最終戦争とも考えられている為、新世界突入後全く姿を見せていない白ひげ海賊団が、満を持して再登場する事でこの戦争を大きく盛り上げるのではないか?と言われています。マルコとルフィの両名にとって、ティーチは仇敵となる事からも、この説は広く支持されているようです。
マルコの再登場はワンピース第1話から続く伏線に関係する?
更に、白ひげ海賊団再登場の可能性として上がっている1つの説が、シャンクスVSルフィと言う麦わら帽子を巡る戦闘で、四皇シャンクスと行動を共にする白ひげ海賊団が再登場するというものです。この説は、ワンピース第1話から続く麦わら帽子を巡る伏線に、マルコ率いる白ひげ海賊団も登場して欲しいという希望的な側面が強い説のようです。
しかし、落とし前戦争で敗れた白ひげ海賊団が、壊滅的な被害を受けている可能性がある点や、マルコがティーチに能力を奪われている可能性がある点などから、四皇シャンクスと行動を共にしている可能性がある為、四皇編のラストに描かれるといわれている、シャンクスVSルフィの麦わら帽子を巡る戦いに登場する可能性は、少なからず有るのかもしれません。
マルコはワンピース最後の大戦争で再登場する?
ワンピース最終長編は世界政府との大規模戦争が描かれる?
マルコ率いる白ひげ海賊団の再登場説の中で、ワノ国編についで支持されているのが、世界政府との大規模戦争を描く最終章での再登場説です。この説の根拠は、ワンピースと言う作品が前半の海を描いた「超新星編」と、後半の海を描いた「新世界編」の、2部作となっている点にあるようです。
ワンピースと言う作品の考察には、「超新星編」と「新世界編」には長編ストーリーが展開される順番に共通性があると言う考えが有ります。例えば、超新星編最初の強敵となった魚人アーロンと、新世界編最初の強敵となった魚人ホーディジョーンズや、超新星編で王国の覇権をめぐる争いとして初めて描かれたアラバスタ王国編と、新世界編で王国をめぐる争いが描かれたドレスローザ編などです。
この様に超新星編と新世界編には、ストーリ展開の共通性があるとするこの考察では、超新星編の最後に描かれた長編が、海軍本部との大規模戦争を描いた頂上戦争編だった事から、新世界編の最後に描かれる長編は、世界政府との大規模戦争になるだろうと推察しており、頂上戦争にも参戦していた白ひげ海賊団が、世界政府との大規模戦争にも参戦するのではないか?と考察しています。
この事から、マルコ率いる白ひげ海賊団の再登場は、ワンピースの最終長編に描かれる世界政府との大規模戦争ではないか?と考えられています。しかし、この説はワンピースの最終回を考察する説でもある事から、ワノ国での再登場説が現在最も有力とされているようです。
マルコの再登場は無い?ワンピースの今後とは?
マルコはすでに死んでいた?白ひげ海賊団再登場しない説とは?
最後に紹介するのが、マルコ率いる白ひげ海賊団は再登場しない説です。この説は、落とし前戦争最悪のシナリオの章で紹介した内容を根拠としています。黒ひげティーチは自身の欲する悪魔の実の能力を得る為には、手段を選ばないという残虐性が描かれています。そしてマルコが持つ悪魔の実の能力は、ワンピースの作中で最も希少性の高い悪魔の実の能力と言われています。
これらの事から、落とし前戦争に勝利した黒ひげティーチが、マルコから不死鳥の能力を奪わない道理が無いと言われています。この考察が正しかった場合、四皇白ひげと同様にマルコも黒ひげティーチに殺害され、不死鳥の能力を奪われている事になります。頂上戦争で四皇白ひげと2番隊隊長エースを失っている白ひげ海賊団が、1番隊隊長であったマルコまで失っていた場合、再登場の可能性や必要性はほぼ無いだろうと言われています。
そして、黒ひげティーチがマルコの不死鳥の能力を奪う理由は他にも有ると言われており、その答えがワンピースのラスボスは誰か?と言う謎の中に有ると言われています。現在ワンピースのラスボスとして名前が上がっているのはどんな人物(組織)でしょうか?
ワンピースのラスボスは誰なのか?名前が上がる人物一覧
ワンピースのラスボスとして名前が上がっているのが、主人公ルフィの義兄の仇である海軍元帥サカズキ。サカズキと同様の理由を持ち、海賊王候補の一人とも言われている黒ひげティーチ。ワンピースの作中で世界を牛耳る世界政府(主に五老星と海軍本部)。その世界政府の始祖とも言われている天竜人(世界貴族)。この4名(組織含む)が、現在有力とされているワンピースのラスボス候補です。
週刊少年ジャンプから見えてくるラスボス像とは?
この4名の候補の中で、誰がワンピースのラスボスとなるのでしょうか?ラスボスに関する考察もまた非常に多く存在していますが、今回は黒ひげティーチがワンピースのラスボスだとする説を紹介します。黒ひげティーチをラスボスとする根拠はとても多く存在しています。1つは先述の通り主人公ルフィの仇敵である点であり、海賊王を目指すライバルである点です。
2つ目に、食べ物の好みやDの意志に関連する思想など、多くの点で主人公ルフィと対照的なキャラクターとして描かれている点です。更に3つ目の理由として、ワンピースが連載を続けている週刊少年ジャンプの多くのヒーローが、残虐非道で悪の化身のようなキャラクターを倒して最終回を迎えている点です。
他にも多くの理由が有ると言われていますが、これらの理由から黒ひげティーチがワンピースのラスボスとして、現在最有力候補となっているようです。現在までにワンピースの作中で確定している黒ひげティーチの能力は、ヤミヤミの能力とグラグラの能力ですが、2つとも攻撃性に特化したものであり、ラスボスとしては隙が大きいのではないか?とも言われています。
しかし、黒ひげティーチが落とし前戦争でマルコを殺し、不死鳥の能力を奪い高い再生力を手に入れていたとすれば、まさに最強のラスボスとしてワンピースの最終回を大きく盛り上げる存在になるだろう、と考えられています。これらの事から、黒ひげティーチがラスボスだった場合、マルコはすでに死亡している可能性があり、マルコまで失った白ひげ海賊団は、ワンピースの作中に再登場する事は無いだろうと考えられます。
現在ワンピースが描くワノ国編では、マルコの消息や動向に注目が集まっていますが、マルコは無事なのか?白ひげ海賊団はどういう状態なのか?再登場はあるのか?最終章へ向けて加速するワンピースから、まだまだ目が離せないようです。