2018年05月27日公開
2018年05月27日更新
ワンピースの徹底考察・最新まとめ!伏線から今後の展開や最終回も予想
ワンピースには多くの伏線が有り、対する考察記事もまた多数存在している事をご存知ですか?今回の記事ではワンピース連載初期から今も残る大きな伏線や、最新のワノ国編にまつわる伏線、更に最終回の展開に大きく関係する伏線などをまとめました。そして、これらの伏線に対する考察もあわせて紹介していきます。尚、今回の記事には多くネタバレ要素が有りますので、ワンピースを未読の方はご注意下さい。
目次
- 人気作品ワンピースは第1話目から伏線が盛りだくさん?
- ワンピース第1話から考察する最終回とは?
- 主人公ルフィーの仲間に関する「数字」の伏線と考察
- ワンピース最大の謎の1つ「Dの意思」の伏線と考察まとめ
- ワンピース最大の謎の1つ「空白の100年」の伏線と考察まとめ
- 主人公ルフィーが「幼少期に叫んだ夢」の伏線と考察
- ワンピースに描かれる「悪魔の実の謎と悪魔の実の覚醒」の伏線と考察
- ワンピース史上初!悪魔の実を2つ食べた男「黒ひげ」の伏線と考察
- ワンピース最高の天才科学者「Drベガパンク」の伏線と考察
- イワンコフが語る「クロコダイルの弱み」の伏線と考察
- ワンピース史上「最大の戦争」に敗れた「白ひげ海賊団」の伏線と考察
- 総本部壊滅?「革命軍の動向」の伏線と考察
- ワンピース最後の海軍大将?「緑牛」の伏線と考察
- ワンピース最後の王下七武海?「エドワードウィーブル」の伏線と考察
- 海賊王に会っている?「モモの助の発言」伏線と考察
- ワノ国編のボス?「四皇カイドウ」の伏線と考察
- ワンピース最終回は天竜人との戦争?「マリージョアの重大な国宝」の伏線と考察
- ワンピース800話で語られた「歴史に名を残す一大事件」の伏線と考察
- ワンピース最終回は「4つに分かれた海がONE PIECEになる」
- まだまだあった!ワンピース初期から続く伏線の数々とは?
人気作品ワンピースは第1話目から伏線が盛りだくさん?
ワンピースとは?
人気作品ワンピースは1997年から現在も週刊少年ジャンプで連載が続く、海洋冒険ロマンが描かれた作品です。多くの伏線や謎がちりばめられたワンピースは、最新刊が88巻まで発売されており、読んで楽しいだけでは無く、伏線や謎を考察する楽しみが有る作品として、幅広い世代に愛されています。今回の記事では、今注目が集まる伏線を中心に、その考察まで紹介していきます。
「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」は実在するのか?
人気作品ワンピースには、多くの伏線や謎が存在しています。そしてそれは、ワンピース第1話の1ページ目に描かれた、「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ・・・探してみろ、この世の全てをそこに置いてきた」という海賊王ゴールDロジャーの言葉でした。ワンピース第1話1ページ目に描かれたこの言葉の中に、20年以上続く最大の伏線と謎が描かれています。
「海賊王ゴールDロジャーが残した宝とは?」「宝の在り処は?」この20年以上続いている伏線は現在も明確な答えが描かれていません。海賊王ゴールDロジャーが残した宝が「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」である事は後の描写で描かれますが、それが一体どういうものなのか?と言う点については一切描かれていません。
また、「宝の在り処」についても「偉大なる航路グランドライン」の最果ての地「ラフテル」の事ではないか?と言う考察がされているだけで、謎のままとなっています。現在ワンピースで描かれている最新長編「四皇編」では、ラフテルへ向かう為の「ロードポーネグリフ」を巡る攻防が描かれ始めています。
しかし、作中に描かれた「ラフテル、偉大なる航路グランドラインの最終地点であり、歴史上にもその島を「確認」したのは海賊王の一団だけだ」というセリフから、海賊王ゴールDロジャーは、ラフテルを目視できる所までは行ったが上陸していないのではないか?上陸していないのならばラフテルに宝は無いのではないか?と言う考察も有ります。
更に、「ひとつなぎの大秘宝はラフテルには無い」と言う事を暗示させる様な1話完結のショートストーリーが、ワンピース初期の第22話「あんたが珍獣」に描かれています。「あんたが珍獣」に描かれている内容は、宝の地図を手に入れ、宝の在り処に辿り着いたものの、宝は無かった。と言うものです。
これを最新のワンピースに当てはめると、ロードポーネグリフと言う地図を手に入れ、宝の在り処ラフテルへ辿り着いても、そこに宝は無い。と言うことになる為、現在主流の考察ではラフテルに宝(ひとつなぎの大秘宝ワンピース)は無いとされています。最新のワンピースでは、麦わらの一味が2つのロードポーネグリフを入手し四皇カイドウがいるワノ国へ向かっていますが、ラフテルへは誰が辿り着き、そこで何が描かれるのでしょうか?
主人公の名前に含まれる「D」とは?
ワンピースの主人公の名前が初めて描かれたのは第1話の9ページでした。ワンピースがスタートした時点で、主人公「モンキーDルフィー」と言う名前の「D」に注目していた読者がどれほどいたでしょうか?この「D」もまた、第1話から現在まで続いている大きな伏線であり、謎とされています。
主人公の名前にも含まれる「D」が注目されるキッカケとなったのが、第154話で描かれたDrクレハの「生きていたのかDの意志は・・・」というセリフからと言われています。その後も、考古学者ニコロビンなどから「D」或いは「Dの意思」という言葉が度々登場しています。
ワンピース第301話では、海賊王ゴールDロジャーと主人公モンキーDルフィーが、似たような空気を持った人物である事が描かれ、これにも「D」が関係しているというシーンが描かれています。この「D」「Dの意思」については様々な考察がされていますが、現在までワンピースの作中で決定的な解答となるシーンは描かれていません。
シャンクスは何故左腕を失ったのか?
ワンピース第1話では、海王類に襲われる少年ルフィーを護り、シャンクスが左腕を失うシーンが描かれています。第1話は最新ワンピースから12年前であり、この当時シャンクスが四皇であったかは不明ですが、少年ルフィーを襲った海王類を一睨みで退けている事から、シャンクスはこの時点で覇気を使えたと考察されています。では何故、覇気を使えるほど強かったシャンクスが左腕を失う事になったのでしょうか?
シャンクスが少年ルフィーを助けた「動機」については描かれていますが、左腕を失った「理由」については一切描かれていません。この理由については、海賊を夢見る少年ルフィーに海の厳しさを教える為に敢えて左腕を失ってみせたのではないか?悪魔の実の能力を発動した反動で一瞬動けなかったのではないか?など様々な考察がされていますが、先述の通り作中に答えは描かれておらず、今後描かれるかどうかも不明と言われています。
麦わら帽子はいつ返されるのか?
第1話の後半では、左腕を失ったシャンクスが次の海を目指して出向する際に「おれの大切な帽子だ。いつかきっと返しに来い。立派な海賊になってな」と少年ルフィーに麦わら帽子を託すシーンが有ります。この麦わら帽子もワンピースに長く続く伏線となっています。
この麦わら帽子は、実は海賊王ゴールDロジャーの物であり、ロジャーから受け継いだシャンクスが更に主人公モンキーDルフィーに託した、と言う事が後に描かれます。そして、シャンクスがルフィーに託した際に言った「立派な海賊になって返しに来い」というセリフが、現在も伏線として続いています。
主人公の仲間は10人?
ワンピース第1話の最後に描かれるのが、10年後の成長した主人公が海賊王になる事を夢見て出航するシーンなのですが、この時の「まずは仲間集めだ。10人はほしいなぁ!」というセリフが今も続く伏線となっています。最新のワンピースでは、麦わらの一味に加わる10人目としてジンベェが確定的と言われています。
しかし「10人はほしい」という言葉は、主人公を除いた仲間が10人なのか、主人公を含めて10人なのか、どちらなのでしょう?現在までに麦わらの一味になっているのが、ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミ、チョッパー、ニコロビン、フランキー、ブルックの8名です。これに確定的だと言われているジンベェを入れて9人。主人公モンキーDルフィーを含む場合は10人ですが、この点も不明なままとなっています。
ワンピース第1話から考察する最終回とは?
20年以上連載が続いている人気作品ワンピースですが、原作者尾田栄一郎氏は当初ワンピースの連載は5年を想定していたようです。しかし、上の画像に有るように描きたい物を描き足して行った結果、現在も続く長寿作品になった様です。更に尾田栄一郎氏は、連載開始当初からワンピースの展開や最終回を考えている、とも発言しています。
この事から、ワンピース第1話の伏線として紹介したものが、最終回の展開に大きく関係するではないか?とする考察が有ります。その考察と言うのが、「10人の仲間と共に、大恩人であるシャンクスを倒して麦わら帽子を返し、ひとつなぎの大秘宝ワンピースを手に入れ、主人公が海賊王になる」と言うものです。
現在描かれているワンピースの最新長編「四皇編」では、1人目のビッグマムを倒し、2人目のカイドウ打倒へ動き出しています。更に黒ひげティーチと赤髪のシャンクスが残っているわけですが、第1話に最終回の伏線が詰まっているのだとすると、最後のシャンクスとの戦いに勝って「ロードポーネグリフ」を揃え、ひとつなぎの大秘宝ワンピースが眠ると言われるラフテルへ到達するのではないか?
そして、「Dの意思」を継承した主人公モンキーDルフィーが、世界をひっくり返すような事を成し遂げ、海賊王になるのではないか?と考えられています。この考察は、あまり支持はされていないようですが、20年以上続く人気作品ワンピースの最終回が第1話の伏線の回答となっているとしたら、とてもロマンがあるのではないでしょうか?このように様々な考察があるワンピースの伏線を、次章から更に紹介していきます。
主人公ルフィーの仲間に関する「数字」の伏線と考察
ワンピース作中に描かれる数字には伏線がある?
ワンピースの主人公モンキーDルフィーには、10人の仲間が加わるという伏線と考察をすでに紹介していますが、この他にも仲間となるキャラクターと数字に関する考察が多く存在しています。ここではそんな考察の中から、主人公と仲間の絆を暗示する数字と、麦わらの一味の能力者にまつわる数字の説を紹介します。
ワンピース各話タイトルに隠された数字の意味とは?
ワンピースの各話タイトルには、主人公モンキーDルフィーと仲間となるキャラクターの絆の深さが隠されているという説があります。すでに紹介したとおり、最新のワンピースではゾロ、ウソップ、サンジ、ナミ、チョッパー、ニコロビン、フランキー、ブルックの8名と、確定的と言われているジンベェと言う仲間が存在しています。
一番最初に仲間となったゾロは、第6話に「1人目」というタイトルが付けられています。ワンピースの作中では、次に仲間となったのはウソップでしたが、ウソップが仲間になった話には「2人目」と言うタイトルが付きませんでした。これは、後に仲間となるナミがウソップよりも先に登場していた事に関係していると考えられており、実際にナミが仲間となった話に「2人目」と言うタイトルが付きました。
このようにワンピースの各話タイトルには、主人公モンキーDルフィーと深い絆で結ばれた話に「○人目」というタイトルが付けられるという考察があります。最新話までに各話タイトルに「○人目」と付いているのは、「1人目」ゾロ、「2人目」ナミ、「3人目」ウソップ、「4人目」サンジ、「7人目」フランキー、「8人目」ブルックの6人だけです。
では何故7人目、8人目よりも前の、5人目、6人目という各話タイトルが最新話まで付けられていないのでしょうか?5人目6人目とは、すでに仲間となっているチョッパーとニコロビンを指していると考えられます。しかし各話タイトルになっていない事から、今後のワンピースで2人には何かが起こり、現在よりも深い絆で結ばれた時にこの各話タイトルが付くのではないか?と言われています。
麦わらの一味と悪魔の実の能力に隠された数字とは?
主人公モンキーDルフィーが率いる麦わらの一味には、悪魔の実の能力者がルフィーを含め4名います。この4名が持つ能力の名前を数字化すると、ルフィーのゴムゴムの能力は「5656」、チョッパーのヒトヒトの能力は「110110」、ロビンのハナハナの能力は「8787」、ブルックのヨミヨミの能力は「4343」となり、「2」「9」に変換できる能力者が居れば1から10までの数字が揃います。
この事から、新たに仲間になるキャラクターは2と9に関連する能力者ではないか?現在まで能力者ではないゾロ、サンジ、ナミ、ウソップ、フランキーの誰かが2と9に関連する能力者になるのではないか?という考察が有ります。果たして考察どおり2と9の関連する能力者が、麦わらの一味に現れることになるのでしょうか?
ワンピース最大の謎の1つ「Dの意思」の伏線と考察まとめ
出典: http://iqune.com
ワンピースの作中に度々登場する「Dの意志」とはどのような意味なのでしょうか?第1話に描かれた主人公モンキー「D」ルフィーという名前から始まるこの壮大な伏線は、現在描かれている最新話まで謎のままとなっています。
「Dの意志」についても多くの考察がされており、主流となっている考察は「数百年分の歴史を背負ったDを名に持つDの一族が、世界中を巻き込む巨大な戦いを起こし、世界をひっくり返す」というものです。そして、このDの意志が巻き起こす巨大な戦いこそが、ワンピース最終章で描かれるのではないか?と言われています。
ワンピース最大の謎の1つ「空白の100年」の伏線と考察まとめ
ワンピース最大の謎とも言われる「空白の100年」とは、世界政府が出来た800年前から更に100年前までの空白の歴史期間を指します。ワンピースの作中では、「空白の100年」にはある巨大な王国が存在していた事が判明しており、この王国の存在が世界政府にとって脅威である事も描かれています。
この「空白の100年」は、「偉大なる航路グランドラインの最終地点ラフテル」や「Dの意志」そして「世界政府」や「天竜人」など、多くの謎や伏線を巻き込んで解明されるのではないか?と考察されています。
主人公ルフィーが「幼少期に叫んだ夢」の伏線と考察
ワンピースの主人公モンキーDルフィーが、幼少期にエースやサボの前で叫んだ夢がワンピースの最終回への伏線になっているのではないか?という考察が有ります。この時ルフィーが叫んだ夢が、「海賊王になる」と言うものだった場合、エースやサボがこれほど唖然とはしないと考えられており、ワンピースの最終回は海賊王となったルフィーが更に何かを成し遂げるのではないか?と考えられています。
ワンピースに描かれる「悪魔の実の謎と悪魔の実の覚醒」の伏線と考察
ワンピースの作中に登場する「悪魔の実」は、食べた者に特別な能力を与える代わりに、海に忌み嫌われると言う事がわかっています。最新のワンピースでは、この「悪魔の実」に更に上のステージがあり、それを「悪魔の実の覚醒」と呼ぶ、と言う事までは判明しています。
「悪魔の実の覚醒」については、ワンピースの作中に描かれたクロコダイルのセリフと、ドフラミンゴの戦闘から、超人系(パラミシア系)と動物系(ゾオン系)の悪魔の実の能力で発現する事は判明していますが、自然系(ロギア系)の「悪魔の実の覚醒」については現在まで描かれていません。
この「悪魔の実の覚醒」が今後のワンピースに大きな影響を与えるのは間違いないと考察されており、注目されています。また、悪魔の実については覚醒以外にも多くの謎が残っています。その謎とは、銃火器などの武器に悪魔の実の能力を持たせる技術や、能力者が死亡した場合に起こる悪魔の実の再生条件などです。これらも、ワンピースの伏線と考えられており、今後のワンピースに影響を与えると言われています。
ワンピース史上初!悪魔の実を2つ食べた男「黒ひげ」の伏線と考察
先述した以外にも、悪魔の実にまつわる大きな伏線が有ります。それはワンピースの作中にこれまで描かれていた「悪魔の実を2個食べると身体が消滅する」という定説を、黒ひげティーチが覆した事です。黒ひげティーチは、白ひげ海賊団4番隊隊長サッチを殺害し1つ目の悪魔の実を食べ、大海賊白ひげを殺害し2つ目の悪魔の実を食べています。
しかし、黒ひげティーチは現在も健在です。この事から、黒ひげティーチはケルベロスであり、3個まで悪魔の実を食べられるとする考察が生まれている他、悪魔の実の摂取の仕方によっては、複数個の悪魔の実を食べる事ができるのではないか?など多くの考察がされています。悪魔の実の能力を複数持てるのか?というこの伏線は、悪魔の実の覚醒と共に高い注目を集めています。
ワンピース最高の天才科学者「Drベガパンク」の伏線と考察
ワンピースの作中にしばしば名前が上がるDrベガパンクとは、海軍科学班の科学者のトップであり、シーザーやジャッジなどと縁のある人物です。ベガパンクの正体については、革命軍の一員説などの考察が生まれていますが、具体的な姿は描かれておらず多くの謎を秘めた人物です。しかし、「人工悪魔の実」や「無機物に悪魔の実を食べさせる技術」などを発明をしている事から、いずれ詳細は明かされるだろうと言われています。
イワンコフが語る「クロコダイルの弱み」の伏線と考察
上の画像はインペルダウン編の1コマです。元王下七武海の1人であるクロコダイルに対して、イワンコフが弱みを握っている事が描かれています。この「弱み」が、今後のワンピースに影響を与える伏線と言われ、多くの考察が生まれています。イワンコフはホルホルの実の能力者で、傷を癒す能力と性別を変換する能力を持っています。
このことから、クロコダイルの「弱み」とは女性から男性への性転換を、イワンコフに依頼した過去にあるのではないか?と考察されています。この考察が正しい場合、クロコダイルは元は女性であった事になります。クロコダイル女性説についても考察されており、高い支持を得ているのがクロコダイルのピアスに注目した説です。
クロコダイルは右耳だけにピアスを付けています。この右耳だけにピアスをつける行為は、男性の場合ゲイの印と言われています。しかし、女性の場合は成人女性を表す意味となる事から、クロコダイルは元々女性だったのではないか?と考えられています。クロコダイルはイワンコフの能力を借りて性転換を行ったのか?についての真偽は現在も不明ですが、もし考察が正しかった場合、性転換の前例を作ることになります。
現在ワンピースの最新話では、ワノ国を舞台にした四皇カイドウとの戦いが描かれ始めていますが、女性である事を嘆き、ワノ国とも縁があると考えられているキャラクターに注目が集まっているのをご存知でしょうか?そのキャラクターとは、幼少時に死亡した事になっている「くいな」です。くいなの父親であるコウシロウは革命軍との繋がりが噂されている人物で、イワンコフとも面識が有る可能性が有ります。
コウシロウと娘くいなはワノ国に大きく関わる重要人物であり、娘くいなを護る為に死を偽装し、クロコダイル同様に性別を変換しているのではないか?という考察が、ワノ国に注目が集まる今、まことしやかに流れています。ワノ国ではワンピースの準主役とも言われる麦わらの一味ゾロの活躍も噂されていますので、剣の師コウシロウと幼馴染くいなの再登場があるのかもしれません。
ワンピース史上「最大の戦争」に敗れた「白ひげ海賊団」の伏線と考察
ワンピース最新話までに描かれた戦闘の中で、ワンピース史上、最大規模で描かれた戦闘が、白ひげ海賊団と海軍本部との全面戦争を描いた頂上戦争です。この頂上戦争では、大海賊白ひげと火拳のエースと言う最強クラスの海賊が命を落としています。頂上戦争に敗れた白ひげ海賊団は、頂上戦争から1年後に「落とし前戦争」を起こしますが、黒ひげティーチに敗れています。
この「落とし前戦争」に敗れた白ひげ海賊団が、ワンピース最新長編「四皇編」の伏線になっていると考えられています。頂上戦争で船長である大海賊白ひげを失い、落とし前戦争でも敗れている現在の白ひげ海賊団ですが、四皇カイドウの打倒を目指す忍者海賊ミンク侍同盟によって捜索がされており、ワノ国での戦闘で再登場するのではないか?と考察されています。
現在の白ひげ海賊団は、動物系幻獣種不死鳥の能力を持ったマルコが指揮していますが、落とし前戦争で黒ひげティーチに能力を奪われているのではないか?と言う考察も有り、どの様な戦力で再登場するのか注目されています。
総本部壊滅?「革命軍の動向」の伏線と考察
ワンピース初期から度々登場するものの、未だ全容が明らかになっていない「革命軍」ですが、ワンピース最新長編「四皇編」への突入に前後して俄かに慌しくなって来ています。この革命軍は、主人公モンキーDルフィーとの繋がりが深い組織として、ワンピースの作中に描かれています。
革命軍を率いるのが父であるモンキーDドラゴンであり、参謀総長を義兄であるサボが務めている他、命の恩人であるイワンコフも革命軍の幹部メンバーです。最新のワンピースでは革命軍の本部が壊滅する中、各地で革命軍をまとめていた大幹部に召集令が出され、続々と革命軍の大物が集まり始めています。
ワンピース最新長編「四皇編」は、ワノ国を根城としているカイドウとの戦闘と合わせて、ワノ国の開国へ向けての動乱が描かれ始めている事から、革命軍の本部壊滅はワノ国で革命軍が登場する伏線なのではないか?と考察されています。
ここまでに紹介してきた幾つかの考察をまとめると、ワノ国では四皇カイドウ、麦わらの一味、白ひげ海賊団、革命軍が入り乱れる大規模な戦闘になる事が予想される為、頂上戦争を超える戦闘になるのではないか?と言う考察も生まれているようです。
ワンピース最後の海軍大将?「緑牛」の伏線と考察
ワンピース「ドレスローザ編」で、その存在と強さについて明言されていた最後の?海軍大将が、最新のワンピースでついにベールを脱ぎ始めました。ドレスローザ編で存在が確定して以降、様々な考察と原作者尾田英一郎氏のコメントなどで盛り上がってきたこの緑牛(りょくぎゅう)ですが、ワンピース最新長編「四皇編」で、どの様な活躍をみせるのでしょうか?
緑牛の存在が確定して以降、長く正体が明かされなかった為、ゾロの剣の師であるコウシロウ説やマゼラン説がありましたが、新キャラクターのようです。まだまだ謎の多い新海軍大将緑牛ですが、その強さは海軍大将藤虎と同等以上とも言われている事や、動物系(ゾオン系)の悪魔の実の能力者であり、覚醒の能力者とも考察されている事から、海賊達の大きな脅威になるだろうと言われています。
ワンピース最後の王下七武海?「エドワードウィーブル」の伏線と考察
先述の新海軍大将緑牛と共に、世界政府側の新戦力として注目されているのが、新たに王下七武海に加わったエドワードウィーブルです。自称大海賊白ひげの息子を名乗るエドワードウィーブルは、現在白ひげ海賊団の残党やマルコ、そして主人公モンキーDルフィーを狙って暗躍していると考察されていますが、正確な動向はワンピース最新話まで描かれていません。
ワノ国を巡る戦闘には、現在の白ひげ海賊団や主人公を含む麦わらの一味が登場すると考察されている為、このエドワードウィーブルの登場もあるのではないか?と考えられています。新王下七武海エドワードウィーブル、新海軍大将緑牛と言う新たな戦力を加えた海軍本部の動向にも注目が集まっています。
海賊王に会っている?「モモの助の発言」伏線と考察
現在ワンピースで描かれているワノ国を巡るストーリーでは、四皇カイドウとの戦いやワノ国の開国、ロードポーネグリフの行方などに高い注目が集まっていますが、密かに注目されているのが、上の画像のモモの助の発言です。モモの助はワノ国の大大名の跡取り息子で現在8歳とされています。ワンピースの作中で海賊王と呼ばれているのは、24年前に処刑されたゴールDロジャーだけのはずですが、面識が有るような口ぶりです。
このモモの助の発言から感じる時間のズレは、何に起因するのでしょうか?更に上の画像に有るように、海賊王ゴールDロジャーはワンピースの作中で「死なねぇ」と発言しています。海賊王の処刑から始まったワンピースと言う作品を、「土台からひっくり返す可能性すら感じる」と言われているこの伏線は、ワノ国を巡るストーリーにどのような影響を与えていくのでしょうか?
ワノ国編のボス?「四皇カイドウ」の伏線と考察
現在ワンピースで描かれている最新長編「四皇編」で、ワノ国を巡るストーリーの最大の敵と考察されているのが、四皇カイドウです。このカイドウは、40回行われたと言う死刑執行でも死ねなかった「不死身」の男と言われています。上の画像は、自殺を図ったカイドウが結局死ねなかったと言うシーンです。そしてこのシーンで注目されているのが、カイドウの巨大な肉体と、腹に残る大きな傷跡です。
上の画像は、大海賊白ひげが絶命する頂上戦争編で描かれた1コマですが、四皇シャンクスと四皇カイドウが戦っていた事を暗示させるシーンです。この事からカイドウの腹の傷は、四皇シャンクスによって付けられてものではないか?と言う考察が高い支持を得ています。そして、この頂上戦争でのシーンが、四皇カイドウ打倒に動く勢力に、四皇シャンクスが加勢する伏線なのではないか?とも考察されています。
ワンピース最終回は天竜人との戦争?「マリージョアの重大な国宝」の伏線と考察
上の画像は、ワンピース「ドレスローザ編」で描かれた1シーンです。この1シーンが、ワンピースの最終回へ繋がる伏線だと言う考察が有ります。聖地マリージョアとは、空白の100年の後に、天竜人によって世界政府が設置された政治の中心であり、天竜人が移り住んだ場所とされています。この聖地マリージョアにある「重大な国宝」とは?そして「存在自体が世界を揺るがす」とは一体どういうことでしょうか?
この、「世界を揺るがす、重大な国宝」についても様々な考察がされていますが、多くの支持を集めているのが「国宝とは陽樹イヴであり、悪魔の実を実らせる樹である」と言う説です。この説の根拠は、火拳のエース死亡後に再誕生したメラメラの実をドフラミンゴが入手していた点や、聖地マリージョアの真下に位置する魚人島に、根が届くほどの巨大樹の根が存在している点などが上げられています。
その他にも、ひとつなぎの大秘宝ワンピースが国宝だとする説や、空白の100年を記録した物が国宝だとする説など、多くの考察が存在しています。国宝がどの様な物であっても、世界を牛耳る天竜人が隠す国宝を巡って、ワンピースの最終回は天竜人VS海賊の戦闘が描かれるのではないか?とも言われています。
ワンピース800話で語られた「歴史に名を残す一大事件」の伏線と考察
ワンピース「ドレスローザ編」の最後に描かれた大宴会のシーンが「引き寄せられてか、図らずか。この先各個に成長を遂げ、いずれ歴史に名を残す「一大事件」を引き起こすのだが、今はまだ誰もしらない物語」と言うナレーションで幕を下ろします。
このナレーションに書かれた「歴史に名を残す一大事件」が、大きな話題となり奴隷解放説やマリージョア強襲説、世界政府打倒後の新たな七武海説など、多くの考察が生まれました。現在もこの伏線の回答は描かれていませんが、「歴史に名を残す一大事件」が今後のワンピースに大きな影響を与えるだろうと考えられています。
ワンピース最終回は「4つに分かれた海がONE PIECEになる」
「ジョイボーイ」の伏線と考察
ジョイボーイとは、ワンピース「魚人島編」でポーネグリフに記載されていた人物であり、「空白の100年」に実在した人物として描かれています。このポーネグリフは「魚人島との約束を破った事」への、ジョイボーイからの謝罪が記されていました。更にこのポーネグリフには、いつかジョイボーイに代わって約束を果たす者が現れると記されていました。
魚人島の王族は「約束を果たす者」が現れる事を信じて「ノア」を護り続けており、「約束を果たす者」が現れた時「ノア」は動き出す、とワンピースの作中では描かれています。ジョイボーイが魚人と交わした約束とは、魚人島を太陽の光が直接当たる海上へ移動させる事だろうと考察されています。
「ノアに関係する一族」の伏線と考察
魚人島の王族によって護られ続けてきた「ノア」ですが、ワンピース「魚人島編」で損傷してしまった事が描かれ、海王類達の「直すにはあの一族の力が必要だ!」という発言が描かれています。「ノア」を直せる一族とは一体誰なのでしょうか?この「ノア」と「ノアを直す一族」と言う伏線がどうワンピースに影響していくのでしょうか?現在もこの伏線は謎のままとなっています。
「世界に起きる大きな変化」の伏線と考察
更にワンピース「魚人島編」では、「しらほし」が古代兵器ポセイドンの正体である事が分かる他、「しらほし」を導く者が世界に大きな変化をもたらすと言う伝承についても描かれています。「しらほし」を導く者とは一体誰なのでしょうか?この伏線も謎のままとなっています。
「マダムシャーリーの占い」の伏線と考察
ワンピース「魚人島編」で最も衝撃的と言われている伏線が、魚人島編の序盤に描かれたマダムシャーリーの「絶対に外れない占い」で、主人公モンキーDルフィーが「魚人島を滅ぼす」と言う占い結果です。この占い後に、ルフィー達麦わらの一味が魚人島を救った為に現在のワンピースでは棚上げ状態となっていますが、この伏線は現在も生きているとする考察が非常に多く存在しています。
魚人島編に残された伏線から見えてくるワンピースの最終回とは?
ワンピースの世界は、レッドラインと呼ばれる大地と偉大なる航路グランドラインによって4分割の海に分断された世界です。魚人島は、世界政府の中枢が集まり聖地マリージョアと呼ばれるレッドラインに有る土地の、海底深くに有るとされています。この地理条件が正しく、この章で紹介してきた多くの伏線が最終回を導く伏線だった場合の考察が有ります。
その考察が導く最終回とは「4つに分かれた海がONE PIECEになる」と言う説です。この説では、ジョイボーイが記した「約束を果たす者」と、オトヒメが語った「しらほしを導き、世界を大きく変化させる者」は同一人物であり、その人物こそ「Dの意志」を持つ主人公モンキーDルフィーなのではないか、と考察しています。そして「ノアを直す一族」とは、麦わらの一味の中にいるのではないか、と考察しています。
この説では、「約束を果たすもの」とは「Dの意志」を持つ者であり、「しらほしを導く者」とは海王類の声を理解出来る者であるとし、それは主人公モンキーDルフィーを置いて他には居ないだろうと結論づけています。では、この考察から導かれる最終回とはどの様なものになるのでしょうか?この考察では、この章で紹介してきた伏線をまとめ、次ぎのような最終回を考察しています。
ジョイボーイが記した「約束を果たす者」主人公ルフィーが、魚人達の悲願である地上での生活の為に、「しらほしを導き」魚人島の直上に有る世界政府(天竜人)の聖地マリージョアを含むレッドラインを破壊する。レッドラインが破壊された事で、聖地マリージョアの国宝「陽樹イヴ」が倒れ、更に海流にも大きな変化が生まれる。主人公ルフィーのこの行動から起きた海流の変化は、マダムシャーリーの占い結果と同様に魚人島を破壊する。
しかし、海中に残された魚人達は長く護ってきた「ノア」と共に海上へ生還する。大きな変化が生まれた海流は、偉大なる航路グランドラインにも大きな影響を与え、4つに分断されていた海は1つの海へと変貌する。これこそが「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」であり、オトヒメが語った「世界に大きく変化をもたらす」結果であり、「Dの意志」を持つ者が世界をひっくり返した結果だろうと考察しています。
更にこの考察では、1つの海となったワンピースの世界で、主人公は海賊王となり、ゾロは文字通り世界一の剣豪になり、サンジはオールブルーを見るのではないか、ウソップ、ナミ、チョッパー、ニコロビン、フランキー、ブルックも夢や野望を叶えているのではないか、と考察しています。この考察は、多くの読者から海洋冒険ロマンを描くワンピースに相応しいものとして、一定の評価を受けているようです。
まだまだあった!ワンピース初期から続く伏線の数々とは?
ワンピース未回収の伏線はまだまだある?
ワンピースの作中には、膨大な伏線があると言われています。但し、作中に描かれる伏線とは、物語が進んだ結果「あの時のアレがここに繋がるのか」と言うように見えてくるもので、原作者尾田栄一郎氏が明確に「これが伏線です」とコメントしているわけではありません。この章では、伏線の可能性が高いと言われているものをまとめて紹介していきます。
ワンピースの脇役達にまつわる伏線まとめ
アラバスタ国王コブラの「語られぬ歴史は紡ぐことが出来るのか?・・・ならばなぜ我々は・・・」と言うニコロビンとの会話と、その後の「世界政府に問うてみたい事があった」と言うセリフは、何を意味しているのか?そして、ネフェルタリ家は何故マリージョアに移り住まなかったのか?など、アラバスタ国王コブラにまつわる伏線をまとめると、世界政府に繋がっていきそうだと考えられています。
元海軍大将青雉(クザン)は、黒ひげティーチと同行しているという噂もありますが、今後どの様に物語に影響していくのでしょうか?更にニコロビンを気にかけている節が多く描かれている点などをまとめると、麦わらの一味側に付く可能性があるのでしょうか?今後の動向に注目が集まっているようです。
王下七武海として登場後、人間兵器となったバーソロミューくま(パシフィスタ)は、革命軍の一員だった経歴があります。そんなバーソロミューくまがなぜ人間兵器となったのか?革命軍リーダードラゴンの命令だったのか?ベガパンクとの関係は?など、バーソロミューくまが持つ謎をまとめると再登場の可能性が有りそうですが、今後どの様に描かれていくのでしょうか。
年齢を操ると言われているジュエリーボニーの正体とは?空島編登場後消息不明のエネルに再登場はあるのか?エニエスロビー編以降登場が無かったサイファーポールの暗躍が少しづつ描かれているのはなぜか?など、これ以外にも脇役として登場したキャラクターの謎や伏線をまとめると相当な数があると言われています。
ワンピース空白の100年にまつわる伏線まとめ
ニコロビンがバーソロミューくまによって飛ばされた地「テキーラウルフ」が行っている島をつなぐ橋とは、どこを繋ごうとしているのか?700年前から行われているこの事業は空白の100年と関係があるのか?ワンピース「ゾウ編」で登場した象主(ズニーシャ)が大昔に犯した罪とは?その罪は空白の100年に犯したものなのか?
ビッグマムの過去の回想で描かれたエルバフの国に有った巨大なものとは?空白の100年との関連は?などなど、空白の100年に関係するとされている伏線をまとめると、多くのものが存在します。
今回の記事では、ワンピース最新長編「四皇編」や最終回に影響しそうな伏線をまとめて紹介してきましたが、まだまだまとめきれない謎や伏線がワンピースの作中には埋もれています。最終回へ向けて加速しているワンピースを、今回まとめて紹介してきた伏線や謎にも注目して、楽しんでみてはいかがでしょうか。