ルフィの現在の年齢はいくつ？ワンピースの登場人物・キャラクターの歳一覧

ワンピースは『週刊少年ジャンプ』に1997年34号から連載されている尾田栄一郎さんによって描かれた少年漫画です。国内累計発行部数は2017年10月時点で3億6000万部を突破しておりこれは日本の漫画史上最高記録です。海外でも7000万部を突破するなど今や世界中で人気を集めています。『週刊少年ジャンプ』では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の約40年の連載に続いて約20年の連載となっており単行本は88巻まで出ています。

時は大海賊時代です。この世の全てを手に入れた男「海賊王」ゴールド・ロジャーが海軍に捕まり、ローグタウンで処刑されることになりました。その処刑される直前にゴールド・ロジャーは「俺の財宝か？探せ！この世のすべてをそこに置いてきた！」と言い放ちます。「海賊王」の処刑によって大海賊時代は終わりを迎えると考えられていましたが、彼のこの言葉により、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る戦いが始まります。

そんな海賊王の言葉を聞いて、海賊に憧れた少年のモンキー・D・ルフィがワンピースの主人公です。ルフィは東の海(イーストブルー)のフーシャ村に住んでいました。当時のルフィーの年齢はわずか7歳です。フーシャ村に長期滞在していた海賊「赤髪」シャンクスとルフィは仲良くなり、自分を海賊として海へ連れて行ってほしいとシャンクスに言いました。しかし「ガキは連れて行けない」とシャンクスに適当にあしらわれてしまいます。

ある日誤ってゴムゴムの実を食べてしまったルフィはカナヅチになる代わりに全身伸縮自在のゴム人間になってしまいました。ルフィはシャンクス達をばかにする山賊に喧嘩を売り、捕えられます。山賊により、ルフィは海に投げ捨てられます。巨大魚に食べられる寸前にシャンクスが右腕を犠牲にしてルフィを助けました。麦わら帽子を預け、立派になって返しに来いと約束します。年齢17歳となったルフィはついに海賊として出航します。

そんな大人気の＜ワンピース＞で今回注目するのは登場人物の「年齢」です。ワンピースの登場人物は海軍もしくは海賊団の一員であることがほとんどですが、同じ所属でも年齢が全く違うことが多々あります。また、見かけによらず実際は幼いキャラクターもいれば、見た目からは考えられないほど年老いているキャラクターも存在します。今回はそんなワンピースの登場人物が本当は何歳なのか、「年齢」を一覧にして紹介していきます。

ドレスローザのコリーダコロシアム剣闘士であったレベッカの年齢は16歳です。容姿は大人びていてスタイルも良く、とても10代には見えません。ドレスローザ編の登場人物の中ではヒロイン的存在です。ドフラミンゴを倒すために力が必要となり、コロシアムの優勝賞品の「メラメラの実」を狙っていました。見聞色の覇気を使うことができ、敵の技を見切って敵の動きや体重を利用して後ろの水路に叩き落とす戦法を得意としています。

ルフィとの出会いはコリーダコロシアムです。ドフラミンゴを倒すためにレベッカがメラメラの実を狙うように、ルフィも兄・エースの形見であるメラメラの実を狙っていました。レベッカはルフィの強さを知り、暗殺しようと考えましたが、あっさりとルフィに防がれます。しかし、弁当をおごってくれたという理由でレベッカを許し、友達になります。その後はレベッカの事情を知り、ドフラミンゴ討伐のために力を合わせて戦います。

魚人島・リュウグウ王国の王女にして巨魚ビックキスの人魚であるしらほしの年齢は16歳です。大きさのせいで見た目は何歳か全くわかりませんが、まだ高校1年生と同じ年齢です。魚人島編のヒロイン的存在でその正体は「古代兵器ポセイドン」です。海王類と会話ができるという能力を持っていますが、本人に自覚がないのでコントロールができません。10年も軟禁生活をしていたこともあり、臆病かつ弱虫ですぐに泣いてしまいます。

ルフィとの出会いは魚人島の硬殻塔にルフィが入り込んだ時でした。最初はバンダー・デッケンから狙われている事もあって、敵と勘違いして大泣きしたしらほしでしたが、そのバンダー・デッケンの攻撃からルフィが守ったことで味方と理解してくれました。その後は、「海の森」に行きたいというしらほしの願いをかなえるために、ルフィが護衛を引き受け、連れて行きます。出航する時は、1人で一味に駆け寄り、再会を約束しました。

ルフィの5人目の仲間(実際はビビ)で、ワンピースの登場人物の中でも数少ない動物の能力者であるトニー・トニー・チョッパーは見た目からは何歳か見当もつきませんが、17歳です。これはコミックス75巻のSBSコーナーで尾田栄一郎さんが人間と考えると15歳(2年前)と言っています。しかし、実際のトナカイの寿命は約15年であるため、ヒトヒトの実を食べた時点で寿命も人間と同様になっているのではないかと考えられています。

ルフィがチョッパーと出会ったのは冬島です。ナミが高熱を出し、医者を探していたところ、Dr.くれはのいる冬島にたどり着きました。チョッパーはそこの助手的な立ち位置でした。もともとは＜藪医者＞と言われていたDr.ヒルルクに拾ってもらい、共に自称・医者として行動していましたが、ヒルルクが死んだあとはDr.くれはに正しい医学を学んでいました。ワポルを倒すためにルフィと共闘し、医者として仲間になる決意をしました。

アラバスタ王国王女で麦わらの一味の実質的5人目の仲間であるネフェルタリ・ビビは18歳です。アラバスタ編で出会ったときはまだ僅か16歳でした。さらにバロックワークスに潜入したときの年齢は何歳かというとなんと13歳です。このように若くして様々なところで活躍しています。アラバスタ編のヒロインであり実質的5人目の仲間で今後の一味に大きく影響を与えていくと考えられます。レヴェリーでどのように動くのでしょうか。

初めてルフィと出会ったのはバロックワークスの戦闘員の時で、ミス・ウェンズデーとして一味の前に現れました。しかし、バロックワークスに自分がアラバスタ王国の王女であることがばれ、狙われることになったところ、一味がアラバスタまで送ることになりました。その後はクロコダイル撃破まで仲間として活躍します。ルフィ役声優の田中真弓さんは「ルフィはビビが好き」という設定で演じたようですが、実際はどうなのか不明です。

ワンピースの主人公であるモンキー・D・ルフィは現在19歳です。中身の子供っぽさを考えると何歳かはわかりませんが、見た目の青年さを考えると妥当と言える年齢と思えます。初回登場時はわずか7歳でしたが出航したのが17歳、そして新世界編で19歳となり現在ワンピースの中で懸賞金が判明している登場人物の中ではトップの15億ベリーです。ビッグ・マムから逃れたことから「5番目の海の皇帝」と言われるようになりました。

革命軍のモンキー・D・ドラゴンの子供として生まれ、ルフィの年齢が7歳になった時はイーストブルーのフーシャ村で兄弟のサカヅキをかわし「義兄弟」となったポートガス・D・エース(当時10歳)とサボ(当時10歳)と訓練・修行や悪さを繰り返していました。皆で海賊になろうと誓いますがサボは家庭事情により早まって出航したことで他界(本当はドラゴンに助けられ、革命軍幹部になっています)、エースと二人になってしまいました。

ルフィが14歳、エースが17歳の時ついにエースが出航します。そして3年後、17歳になったルフィも7歳のころ自分が食べられそうになった近海の主(巨大魚)を殴り倒し、海賊デビューします。その後活躍はワンピースファンなら知っての通り、多くのキャラクターと戦い、たくさんのキャラクターを味方に加え、懸賞金も無名から3億ベリーまで跳ね上がります。CP9や王下七武海も撃破し、「最悪の世代」の一人として数えられました。

新世界に入ったルフィの勢いはとどまるところを知りません。魚人島でホーディ・ジョーンズらを倒したことを始まりにパンクハザードやドレスローザでも活躍し、王下七武海・ドフラミンゴを監獄送りにします。またドレスローザではずっと昔に死んだとされていたサボと再会を果たしました。ビッグ・マムに喧嘩を売り、カポネ・ギャング・ベッジと協力してホールケーキアイランドから脱出し、懸賞金は現在15億ベリーとなっています。

ルフィの3人目の仲間で麦わらの一味で狙撃手を担当しているウソップはルフィと同じ19歳です。実はウソップは麦わらの一味で唯一ルフィと同じ年齢です。他の登場人物が何歳であるかはまた後で紹介していきます。ネガティブで臆病であることからいつもルフィの無茶ぶりに嫌そうな顔をしています。しかし、やるときはやる男でここ一番のガッツは一味でも随一です。その活躍もあり、ドレスローザで懸賞金は2億ベリーになりました。

実は赤髪海賊団の狙撃手・ヤソップの実の息子であるため、ルフィはウソップに会う前にフーシャ村で父の方に会っています。ウソップに出会ったのはシロップ村です。カヤの暗殺計画を阻止するために、百計のクロとそのクロネコ海賊団を協力して倒しました。「自分が船長なら一味に入団してやろう」といったり、ゴーイングメリー号の件で一味を一度離脱したりとなにかともめ事をおこしていましたが、最近はおとなしくしています。

ルフィの2人目の仲間で、一味で航海士を担当しているナミの年齢は20歳です。どちらかというと「お姉さん」のようなイメージがありますが、ルフィより1歳年上です。別名が「泥棒ネコ」なだけあって、一味に入団するまでは海賊専門の盗人をやっており、一味に加入した現在もお金には目がくらみます。サポートに回ることが多いですが、ウソップが発明した「天候棒(クリマ・タクト)」を使うと雑魚キャラなどは一掃する力をもちます。

ルフィと最初に出会ったのはオレンジ村です。そこから故郷かつ拠点であるココヤシ村まで「協力関係」として行動を共にしました。しかし、ナミは実はアーロン海賊団の幹部で、ココヤシ村に帰るやいなや一度ルフィらを裏切り、アーロン海賊団に戻ります。しかし自分がアーロンに利用されていただけであることを知ると、泣いてルフィに助けを請いました。その後ルフィらがアーロン海賊団を撃破したことで正式に仲間に加わりました。

ルフィの4人目の仲間で、麦わらの一味のコックを担当しているサンジの年齢は21歳です。見た目は「おっさん」で何歳かわかりにくいですが、実は21歳と日本でいう大学生と同じ年齢です。料理人は「手」が命ということで、武器等は一切持たずに自分の「足」だけで戦うキャラクターです。ワンピースの登場人物の中でもトップクラスの女好きで女の強敵に出くわすと顔などを蹴ることができないため、苦戦または敗北を強いられます。

ルフィとサンジが最初に出会ったのは海上レストラン・バラティエでのことです。ここで副料理長をしていたのがサンジです。クリーク海賊団がバラティエを訪れた上にミホークの乱入により戦闘が激化したところをルフィと協力して収めました。仲間に誘われ最初はオーナー・ゼフの恩義を忘れずに断りましたが、そのゼフや仲間たちが入団をほのめかしたため、ゼフや仲間たちに御礼と別れを告げ麦わらの一味に入団することになりました。

ルフィの初めての仲間であり、麦わらの一味・戦闘員筆頭の三刀流剣豪ロロノア・ゾロの年齢は21歳です。あれほど数々の敵キャラクターを刀だけでねじ伏せてきたゾロは何歳かと思えば、なんと現在21歳で、出会ったときはまだ未成年の19歳でした。実力は認め合っているものの、サンジと特に仲が悪いですが、同年齢と思えば納得です。ワンピースの登場人物の中で一番の方向音痴で、1人にすると何をしでかすか全くわかりません。

ゾロとルフィが初めてであったのはシェルズタウンです。当初、イーストブルーで「魔獣」とも言われていた賞金稼ぎがゾロでした。しかし、海軍大佐である斧手のモーガンによって捕らえられ、処刑寸前になっていたところを仲間になることを交換条件にルフィに助けてもらいます。寡黙な上に人と慣れ合うことを嫌うゾロですが、一味やルフィのことは信用しており、バーソロミュー・くまに遭遇した際も、たった一人で事を修めました。

ルフィの義兄弟であり、白ひげ海賊団二番隊隊長のポートガス・D・エースの年齢は新世界編に換算すると22歳です。しかしエースは頂上戦争で亡くなっているため死亡した年齢は20歳です。父は伝説の海賊王であるゴール・D・ロジャーです。主要登場人物の中で初めて死亡したキャラクターでありその最期はファンの中でも衝撃が走りました。20歳にして懸賞金は5億5000万ベリーと高額で、一体何歳でこの金額がついたのでしょうか。

エースがワンピースに登場するのは、アラバスタ編が最初ですが、頂上戦争後の回想シーンであるように、エースとルフィ、そしてサボは幼い頃から共に育ち、サカヅキを交わした義兄弟であるため実質ルフィーと一番最初に深くかかわっている登場人物であると言えます。義兄弟で別の海賊団に所属していたとはいえ、お互いに存在や無事を気にしており、絆は本当の兄弟以上のものでした。最期もルフィを守る代わりに死んでしまいます。

ルフィにとってエースともう一人の義兄弟であり、現在は革命軍のNo.2であるサボの年齢は22歳です。顔の傷や黒に包まれた服装から見た目からは何歳か予想がつきませんが、エースと同じ年齢です。ずっと「死んだ」と思われていたキャラクターでしたがドレスローザ編でまさかの再登場を果たしました。ドレスローザではコリーダコロシアムで見事賞品となっていたエースの形見であるメラメラの実を勝ち取り、能力者になりました。

サボはルフィとエースと共にゴア王国のグレイ・ターミナルで過ごしていました。しかし、貴族出身のサボはその貴族の考え方に反発し、一人出航したところ、天竜人に目を付けられ死んだとされていました。ドレスローザで再会後は「革命軍」としてではなく「ルフィの兄」として麦わらの一味をサポートすると言っていました。ルフィの実の父であるモンキー・D・ドラゴンに拾われて育てられたという点でも何か特別な縁を感じます。

最悪の世代の1人で、その登場人物の中でも最もキーマンとなっているハートの海賊団船長のトラファルガー・ローの年齢は26歳です。ルフィとは7歳違うため、最悪の世代と言われる登場人物は何歳から何歳までがいるのかも気になるところです。「トラファルガー・ロー」と言われていますが、本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」と「D」を持っています。現在はワノ国に向かっており、今後の活躍に注目が集まります。

ローの初登場はシャボンディー諸島で最悪の世代が集まったところです。当初から最悪の世代の登場人物の中でも麦わらの一味と関わりが多いキャラクターでした。シャボンディー諸島でキッドやルフィらと共に暴れたほか、頂上戦争ではルフィを預かり、命の恩人になるなどルフィは何かとお世話になっています。新世界編でもパンクハザードで行動を共にしたり、ドフラミンゴ̪に私怨があった縁で、ドレスローザでもルフィと共闘しました。

年齢はついに30代に入ります。バロックワークスの副社長であるミス・オールサンデーでありルフィのもう一人の6人目の仲間であるニコ・ロビンの年齢は30歳です。ナミやビビと比べると外見も内面も大人びていることから30歳という年齢にも納得です。懸賞金は何歳でついたかというとなんと僅か8歳でつきました。「歴史の本文(ポーネグリフ)」を研究している危険性から、幼い子供の頃から破格の7900万ベリーのがついています。

ロビンが初めて登場したのはアラバスタ編で、その時は敵キャラクターでした。バロックワークスの副社長・ミス・オールサンデーというコードネームでMr.0こと王下七武海・クロコダイルと共に一味の前に立ちはだかりました。しかしクロコダイルの裏切りに遭い、死にそうになっていたところをルフィに助けられます。一時はCP9に連行されて、仲間を外れるも「生きたい」という気持ちを示し、正式に一味に入団することになりました。

王下七武海に所属していて世界でも有数の美女と評される九蛇海賊団船長のボア・ハンコックは何歳かというとなんと31歳です。ハンコックといい、ロビンといいワンピースの登場人物は30代でも美しさが衰えません。その美しさにぴったりの能力であるメロメロの実を食べたメロメロ人間で、自分にときめいた者の一部、またはすべてを石化させる能力をもっています。とはいえルフィはハンコックに惚れていないため攻撃はききません。

初めてワンピースに登場したのは女ヶ島「アマゾン・リリー」編で、女しかいない島に男のルフィが乱入したことが原因で、敵キャラクターとして登場しました。しかし、元天竜人の奴隷であったことがばれたり、ルフィの男らしさに胸を打たれ、現在は作中もっともルフィの事を愛しているキャラクターになっています。「インペルタウン」までの輸送を手伝うなど、王下七武海という政府側の人間でありながらルフィと助け続けています。

ルフィの7人目の仲間で、一味の船大工を担当しているフランキーの年齢は36歳です。改造人間(サイボーグ)であるため、ぱっと見何歳なのかわかりません。しかも、船大工ということもあり、メカやビームなどキラキラするものが好きで、ユニークな遊び心満載の兵器を開発するなど心はまるで子供のようです。本名は「カティ・フラム」で、現在麦わらの一味が乗っている「サウザントサニー号」もフランキーが造ったものとなっています。

フランキーが初めて登場したのはウォーターセブン編です。最初はウソップからお金を奪うなど敵側の登場人物でした。しかし古代兵器「プルトン」の設計図を持っていることがばれ、CP9にロビンと共にエニエス・ロビーに連行されます。ロビンの救出とフランキーの救出の利害が一致し、フランキー一家と共闘してエニエス・ロビーに乗り込みました。エニエス・ロビーの件で懸賞金がかけられ、麦わらの一味に入団することにしました。

ワンピースでルフィの原点ともいえる登場人物で、トレードマークの「麦わら帽子」の持ち主である四皇の一人・シャンクスの年齢は39歳です。ルフィとの年齢さは何歳かというと20歳です。幼少期は海賊王・ゴール・D・ロジャーの船で雑用係として過ごしていたことから、ルフィが生まれる前からすでに海賊をしていたことがわかります。冷静で淡々としており、仲間思いで常識人です。ルフィ一番の憧れのキャラクターでもあります。

ワンピースで一番最初に海賊として登場したキャラクターであり、幼少期のルフィの命の恩人でもあります。また、ルフィがゴム人間となる原因の「ゴムゴムの実」を持っていたのもシャンクスです。麦わら帽子を渡した際には、「立派な海賊になって返しに来い」と約束しました。その後、現在までに何度か顔を合わせる機会がありましたが、「今会ったら約束が違う」と言って、いまだにルフィとシャンクスは幼少期以来会っていません。

年齢は40代に入ります。元白ひげ海賊団2番隊の隊員であり、現在は黒ひげ海賊団船長、そして四皇の一人として数えられている黒ひげことエドワード・D・ティーチは40歳です。シャンクスよりフランキーよりも随分老けて見えるため、何歳かと問われれば50代前後に見えますが、実はシャンクスと1歳しか変わりません。ヤミヤミの実と白ひげから奪ったグラグラの実の能力を併せ持ち、その圧倒的力で現在の地位まで上り詰めました。

ワンピースに初めて登場したのは空島に行く直前のジャヤの酒場です。ベラミーに「空島に行く」と言ったことをばかにされたルフィに「人の夢は！終わらねぇ！」と告げた男でもあります。味方キャラクターかと思えばルフィが賞金首と知ると、追いかけてきます。その後はエースをインペルタウン送りにするなど、なにかとルフィの逆鱗に触れる言動をおこします。これから先もルフィに立ちはだかるキャラクターになると予想されます。

タイヨウの海賊団船長で、元王下七武海のジンベエの年齢は46歳です。魚人なので見た目では何歳なのか見当もつきません。落ち着いた言動や特徴的な話し方から何となく年齢がいっていることは感じられます。義理人情に厚く、魚人島を荒した「海賊」そのものを嫌っていますが、白ひげ海賊団や麦わらの一味など助けてもらった者には好意を抱いています。魚人空手の使い手で水中戦や海上戦ではもちろん、地上戦でも引けをとりません。

最初に登場したのはアーロンの拠点・ココヤシ村に向かう途中のヨサクの会話です。ここでは「アーロンを世に排出した悪い男」として認識していましたが、実際のジンベエが現れたのはインペルタウンです。なぜインペルタウンにいたかというと、政府が白ひげ海賊団と全面戦争を行うといった際ジンベエは参加拒否をするどころか大暴れしたからです。その後ルフィがインペルタウンに現れるとクロコダイルらと共に脱獄に成功しました。

ここからは年齢50代以上のキャラクターを紹介します。ここ最近でルフィらと死闘を繰り広げたビッグ・マム海賊団の首領で四皇の一人であるビッグ・マムことシャーロット・リンリンの年齢は68歳です。子供のころから大型で、見た目では何歳かわかりませんが、68歳と意外と高齢でした。幼少時代で5億ベリーという破格の懸賞金をかけられており現在の懸賞金は判明していませんが、部下の将星ですら10億ベリーを越えています。

初めて登場は魚人島でのことです。ホーディ・ジョーンズとの戦いに勝利した麦わらの一味でしたが、そこにビッグ・マムの部下であるタマゴ男爵とペコムズがお菓子を徴収しにやってきます。しかしお菓子を修めることができず、ルフィは電話でビッグ・マムに喧嘩を売ります。魚人島を見逃す代わりに、自分たちが標的になりました。その後ホールケーキアイランド編では知っての通り無事に脱出し、ルフィは15億の賞金首になりました。

伝説の海賊で、元四皇の一人、そして白ひげ海賊団船長の「白ひげ」ことエドワード・ニューゲートの年齢は死亡時で72歳です。2年後の現在に換算すると74歳になります。「海賊王」ゴール・D・ロジャーと唯一互角に戦った男と称されていましたが、頂上戦争でスクアードの裏切りに始まり、黒ひげことティーチとの戦闘もありその人生に幕を下ろしました。72歳でこの世を去ったことから「人間であれば」人生を全うしたとも言えます。

ワンピースでルフィと白ひげが直接接触したことはほとんどありません。どちらかといえばルフィの義兄弟であるポートガス・D・エースの親玉であるという印象が強いです。マリンフォード頂上戦争では「麦わらのルフィを全力援護しろ」と白ひげ海賊団に告げ、一時はエースの奪還に成功します。その後はエースらを守るために自分はここに残ると豪語します。しかしエースは死に、白ひげも赤犬と黒ひげ海賊団の攻撃により死亡しました。

麦わらの一味の一員で、音楽家兼剣士を務めるブルックの年齢は90歳です。ブルックは一度死んでいます。しかしヨミヨミの実の能力で死後魂となってさまよい、自分の体を見つけた時には白骨化していたことから今のような状態になりました。そのため90歳といわれてもピンとこないのは当たり前です。2年後に再集合したときには「ソウルキング」という全世界で話題のミュージシャンになっていましたが、引退し一味に戻りました。

ワンピースにブルックが初登場したのはスリラーバーク編です。骸骨姿でピアノを弾いているところを一味に発見され、一時は恐れられるも事情を説明し共闘することになりました。ゾロがサムライ・リューマを破ったことで影が自分のもとへ帰ってきて自由になります。モリア撃破後にラブーンの話になり、再びラブーンに会うために麦わらの一味に入団しました。利点はなさそうですが、骨で軽いため、水面を走ることなどができます。

今回は数あるワンピースの登場人物の中でも、年齢に注目して特集してきました。実はルフィは麦わらの一味で2番目の年齢(1番若いのはチョッパーの17歳)で、ウソップと同期でした。まだ二十歳にも満たない少年に仲間たちはついて行っていることがわかります。現在ホールケーキアイランドから逃れ、ルフィは19歳で懸賞金15億ベリーがつきました。「5人目の皇帝」と称されたルフィの今後の活躍に注目です！