2018年05月24日公開
2018年05月24日更新
ワンピースのシャンクスは悪魔の実の能力者?赤髪海賊団メンバー一覧・強さも紹介
大人気漫画ワンピースに登場人物で、ワンピースの物語と主人公のルフィに影響を与えたキーマンでもあるシャンクス。赤髪海賊団のキャプテンを務め、頂上決戦にも姿を現したシャンクスですが、その強さと実力は未だ謎に包まれています。そして、近年シャンクスは悪魔の実を食べていて、悪魔の実の能力者なのではないかと言う推測が広まっています。今回は、シャンクスは悪魔の実の能力者なのか、シャンクスが率いる赤髪海賊団のメンバーの強さや懸賞金、ワンピースにおける知っておきたいワードをを紹介していきます。
目次
- 大人気漫画「ワンピース」とは?
- ワンピースのあらすじ
- ワンピースの物語のキー・悪魔の実とは?
- ワンピースの物語のキー・覇気
- ワンピースの海賊たち
- ワンピースに登場する組織:世界政府
- ワンピースの三大勢力:海軍
- ワンピースの三大勢力:王下七武海とは?
- ワンピースの三大勢力:四皇とは?
- ワンピース・赤髪海賊団大頭のシャンクスのプロフィール
- ワンピース・シャンクスの強さと戦闘能力
- ワンピースの主人公・ルフィに影響を与えたシャンクス
- ワンピース・偉大なる航路篇でのシャンクスの動向
- ワンピース・新世界篇でのシャンクスの動向
- ワンピースでシャンクスはなぜ悪魔の実の能力者と推測されているのか
- ワンピースでシャンクスが食べた候補とされている悪魔の実は?
- シャンクス率いる赤髪海賊団
- シャンクス率いる赤髪海賊団の副船長・ベン・ベックマン
- シャンクス率いる赤髪海賊団の幹部・ラッキー・ルウ
- シャンクス率いる赤髪海賊団の幹部・ヤソップ
- シャンクス率いる赤髪海賊団のその他の船員
- まだまだ謎の多いシャンクスとこれからのワンピースの展開
大人気漫画「ワンピース」とは?
尾田栄一郎による1997年から週刊少年ジャンプにて連載されている海洋冒険ロマンを題材にした少年漫画作品です。夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として人気を博しています。また、長年に渡りながら深く練り込まれた壮大な世界観や功緻な設定のストーリー、張り巡らされた伏線なども特徴です。
2018年3月で単行本は第88巻まで刊行されていて、週刊少年ジャンプ歴代作品のなかでは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次ぐ長期連載となっています。国内累計発行部数は2017年10月時点で、日本の漫画では最高となる3億6000万部を突破していて、第67巻初版発行部数405万部、第66巻は初動週間売上227万5000部の国内出版史上最高記録を樹立するなど、出版の国内最高記録をいくつも保持しています。
2015年6月15日、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されています。また、長年ジャンプの看板作品であった「NARUTO-ナルト-」同様、海外での人気も高く、海外では翻訳版が42以上の国と地域で販売されていて、海外でのコミックス累計発行部数は2017年10月時点で7000万部を突破していて、全世界の累計発行部数は2017年10月時点で4億3000万部を突破しています。
アニメ版ワンピースもロングラン作品
1999年10月に放送が始まったアニメ版は、東映アニメーション制作の単体アニメ最長の作品です。アニメの放送から半年後に映画化され、2012年に公開された「ONE PIECE FILM Z」では、68.7億円の興行収入を記録し、東映映画史上最高記録となっています。その他にも土曜プレミアムなどで特別編を放送したりと好調が続く作品です。
また、アニメやゲームの他にも連載10周年の年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンでプレミアショーを開催したり、スーパー歌舞伎Ⅱとして歌舞伎での公園も果たしています。
ワンピースのあらすじ
かつて唯一偉大なる航路(グランドライン)を一周し、この世の全てを手に入れた伝説の男、海賊王・ゴールド・ロジャー。処刑時に彼が言い遺した「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやる…」という言葉から、幾多の海賊たちへが海の覇権を賭けて争う「大海賊時代」が到来しました。
そんな時代に「東の海」のフーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは、村に滞在していた海賊"赤髪のシャンクス"と親しくなり、海賊へのあこがれを募らせます。ある日ルフィは、「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べ、一生泳げない体になる代わりに、全身が伸び縮みするゴム人間になってしまいました。それから暫くして、シャンクスを貶める山賊たちから怒りを買い海に投げ込まれてしまい、更に「近海の主」に食べられそうに…
そんな絶体絶命のルフィを、シャンクスは片腕を犠牲にしながらもルフィを助け出し、ルフィに何かを見出したシャンクスはフーシャ村を去る際にルフィに大切な麦わら帽子を託し、将来立派な海賊になって再開することを約束します。シャンクスの別れから10年、17歳になったルフィは海賊王を目指しフーシャ村を旅立ちます。
ワンピースの物語のキー・悪魔の実とは?
悪魔の実は「海の悪魔の化身」ともいわれる特殊な能力を宿した実のことで、一口食べるだけでその特殊な能力を得ることが出来ます。悪魔の実は様々な色や形をしていて、皮は唐草模様です。悪魔の実から得られる能力は自然系・超人系・動物系の3種類に分けられます。悪魔の実が新しく実るには既存の使用者が死ぬことが1つの条件となっています。
悪魔の実を食べると一生泳げない体になってしまい、海水などの水溜りに浸かったり、海楼石と呼ばれる石に触れると全身の力が抜けきってしまうデメリットがあります。また、悪魔の実の能力者は2つ目の悪魔の実を食べると、「体が跡形も無く飛び散って死ぬ」ということが政府の調べでわかっています。例外として黒ひげだけは2つ目の能力を手にしています。
条件等の詳細は不明ですが、悪魔の実の能力は稀に「覚醒」するらしく、「覚醒」するとより強力な能力を使用することが出来ます。作中で「覚醒」について明言されたのは、ドンキホーテ・ドフラミンゴ、ギルド・テゾーロ、シャーロット・カタクリ、インペルダウンの獄卒獣たちです。超人系の例を見ると、元は自分の体にのみ作用する能力を、周囲に作用させることができるようになっています。
ワンピースの物語のキー・覇気
新世界を拠点にしている多くの強豪海賊や海兵が会得している覇気と呼ばれる特殊能力。新世界の進出後に会得した海賊も多く、新世界進出などをはじめ、実力者として見られるかどうかの1つのラインで、能力者でも覇気を会得していないければやっていけない言われるほど重要な能力です。覇気は武装色の覇気・見聞色の覇気・覇王色の覇気と3つに分類されます。
武装色の覇気
見えない鎧を纏った感覚に近い覇気で、より強力な鎧は攻撃力にも転じる。覇気使いといえば基本的にこの覇気を使う者を指すことが多く、武装色の覇気の使い手同士が激突した場合、より強力な覇気の使い手のほうの攻撃が通ります。また、更に熟練した使い手になると身体や手に持った武器を黒光りする鋼鉄のような姿に強化し、相手に強烈な一撃を加えることが可能で、これを武装硬化と呼びます。
悪魔の実の能力者の実態を捉えて攻撃することができ、自然系能力者への代表的な対抗手段として挙げられます。この覇気の登場から、鉄板化されていた自然系=基本無敵という考えは終わりを迎えました。一方、三大将などの覇気を会得している自然系能力者は、武装色の覇気の使い手の攻撃をある程度無効化している描写もあることから、武装色の覇気は同等以上の覇気で相殺できると思われます。
見聞色の覇気
生物の発する心の声を聞く能力。生まれつきこの覇気を持つ者やショックで覚醒する者もいて、強力な素質を持つ者は周囲の人間の思いを理解することが可能になります。生まれつきやショックで持つ者は、常に人間の心の叫びが聞こえるために感受性が高くなり、苦しむ者の声に心を痛めることも多いです。修得者の場合は、ある程度自発的に覇気を発動しなければ周囲の探知は難しいそう。
戦闘に応用すれば、相手の意志を見抜き攻撃を先読みして避けることも可能です。鍛え上げすぎて「数秒先の未来が見える」とまでに相手の行動を予測することが出来る者もいます。ただし、あくまでも自分が相手の意志を読むため、動揺したりして読むことが出来なければ、著しく精度は落ちます。また、意識すれば自分の一定範囲にある生物の存在や、心力から人物・強さを見抜くことも出来ます。
覇王色の覇気
覇気のなかでも特殊な種類の覇気。数百万人に1人しか素質を持っていませんが、レイリーによると、世界で名を挙げている大物はおおよそこの素質を備えているそう。"王の資格"を持っているとされ、敵を威圧し気絶させることも可能です。物理的な破壊力の有無についてはまだわかっていませんが、ドレスローザ編で「覇王色同士の衝突」という現象が描写されています。覇気を込めた攻撃には電流のような演出が入ることもあります。
また、制御は出来ても他の2つの覇気と違って鍛錬による強化は不可能で、当人自身の人間性の成長でしか強化されません。ただし、制御が出来ない状態のままでいると、激情になどに駆られて暴発するようにこの覇気が出てしまい、敵味方関係無く周囲の人間を威圧するため非情に危険で、どのみち制御ができるように鍛錬することは不可欠です。
ワンピースの海賊たち
作中では航海者のうち、海賊旗を掲げた集団を総じて「海賊」と定義していて、そこに略奪行為などの明確な犯罪行為がなくても海賊として成立します。海賊として旗揚げをしたその瞬間から、その者は略奪、奴隷、殺人などの被害に遭っても文句を言えない人権を失った犯罪者の立場になります。
ワンピースの世界では2種類の海賊に分けられる
海賊王の処刑を期に爆発的に海賊が増え、始まった大海賊時代。悪魔の実の能力を持つ者や、能力を持たずに己の強さのみで名をあげる者など様々な海賊が登場し、海軍から危険視されれば懸賞金を掛けられ、懸賞金が高いほど脅威になるほどの強さがあるという基準にもなります。また、海賊もモーガニアと呼ばれる略奪行為を行う海賊と、ピースメインと呼ばれるモーガニアに対して略奪行為を行う2種類に分類されています。
主人公のルフィが率いる麦わらの一味はピースメインに分類される海賊なのですが、ピースメインであっても海軍や世界政府にとって都合が悪く脅威になりうる強さを感じれば懸賞金を掛けられ、懸賞首になるようです。現在主人公のルフィの懸賞金が15億ベリーになり、麦わらの一味の懸賞金も更新されています。
ワンピースに登場する組織:世界政府
ワンピース世界における国連のような組織であり、空島を除いた超広域に影響力を持つ国際組織で、加盟国は170ヶ国以上にも及びます。今から800年前に20人の王によって創立されたのですが、その創立の経緯は政府が調査禁止にしているため不明です。本拠地はレッドラインにある聖地マリージョアで、4年に1度、世界中の加盟国の王を集めて世界会議が開かれます。また海軍を通して懸賞金を決めるのもこの世界政府です。
また、マリージョアには政府設立に関わった王達の末裔の世界貴族(通称"天竜人")の居住地域もあります。彼らは800年前の政府設立の際に元の領地を別の王族に明け渡して移住してきた19人の王とその一族で、非情に強大な権力を持っていて、世界の頂点に君臨しています。彼らの言うことには一般人はもちろん、政府機関の人間ですら逆らうことが出来ません。
五老星
世界政府の最高権力者である5人の老人男性で、顔ぶれは20年以上前から変わっていません。「空白の100年」の真実について知っている様子。世界の支配と秩序のために危険因子と判断したものを徹底的に排除しています。22年前、「空白の100年」について研究していたオハラを敵とみなして、バスターコールをかけて壊滅させました。また「D」についてもなにか知っている様子で、頂上決戦でその名が人目についたことを警戒していました。
世界政府全軍総帥
政府のトップには、世界政府最高権力である5人の老人男性"五老星"と呼ばれる人物たちが存在していて、その下には海軍などの軍事組織のすべてを統括する"世界政府全軍総帥"のコングがいます。世界政府総帥は、海軍を始めとする軍隊やサイファーポール、エニエスロビー、インペルダウン、そして王下七武海などといった行政・公安組織を統括する役職であることがわかっています。
ワンピースの三大勢力:海軍
国際統治機関世界政府直属の軍隊として「絶対的正義」を掲げて世界中の海の治安維持を行っています。主な職務は海賊などの犯罪者の取り締まりですが、政府にとって都合が悪いものを隠すために非情な行いをするときもあります。少尉以上の海兵は海軍将校を呼ばれ、背中に「正義」の文字を刻んだコートを着用することが許されます。海軍本部と海軍支部では戦闘レベルが大幅に異なっているため階級システムも差別化されています。
世界中を活動範囲とする海軍のうち、偉大なる航路をメインに活動する海軍本部は、世界の均衡を守る、偉大なる航路を航海する海賊たちの行く手を阻む三大勢力と呼ばれる括りの一角を占めています。残りの2勢力とは、新世界を拠点とする4人の超強豪海賊"四皇"と、世界政府公認の7人の海賊"王家七武海"のことで、勢力図としては、四皇の暴走を海軍本部と王下七武海が抑えているという形になっています。
巨大な組織がゆえ、ねずみやモーガンなど、末端では腐敗する人間も見られることもありますが、海軍本部レベルとなると海賊と渡り合える実力が第一に必要とされるため、ネズミたちのような不正は少ないです。また、海軍内にも悪魔の実の能力者がいて、主要の階級持ちは能力者が多いです。
ワンピースの三大勢力:王下七武海とは?
世界政府によって公認された7人の海賊たち。大海賊時代に突入し、爆発的に数が増えた上に強力な海賊も増えたことから海軍の手が回らなくなってしまい、指名手配と懸賞金の解除、収穫の何割かを政府に納めることが義務付けられる代わりに、海賊および未開の地に対する海賊行為が特別に許可されるなどの交換条件で、他の海賊たちへの抑止力として設立されました。海軍本部、四皇と並ぶ偉大なる航路の三大勢力の一角です。
メンバーの選定の基準は、他の海賊たちへの抑止力になりうる「強さ」と「知名度」が重要視されています。七武海の顔ぶれには世界レベルの大海賊が名を連ねていて、一般の海賊からは恐れられています。また、七武海に加盟した海賊は上記の指名手配の取り下げの他にも、配下の海賊への恩赦も与えられます。七武海を脱退すると、再度懸賞金が掛けられます。
一方、海賊でありながら政府に与する立場であるため、「政府の狗」と揶揄されることもあります。名目上は政府と協力関係にあるものの、実際には各メンバーは政府の監視の外で思うままに行動している者も多いです。海軍からの召集があっても全員が揃うことは滅多に無く、たとえ揃ったとしても力を合わせることはまず考えられていません。これは政府・海軍側でも周知事項のようで、互いに信頼関係は見られません。
緊急事態になっても政府に非協力的な態度を取り続けると、政府との協定決裂を理由に七武海の称号剥奪をされることもあるそう。何らかの理由で欠員が生じた場合、政府によって新たに認められた海賊が後継者になります。メンバーの勧誘は「伝書バット」による文書などが用いられます。公認の選定では、政府からの勧誘を受けた者が加盟する場合と、七武海入りを望む者が政府に働きかけて加盟する場合があります。
ワンピースの三大勢力:四皇とは?
ワンピースのなかでも海賊王に最も近い存在たち
偉大なる航路の後半部・新世界に君臨する4人の大海賊の通称です。いずれも幾つもの傘下、拠点を持っていて戦闘の規模は戦争と言われるほど。四皇には「"白ひげ”エドワード・ニューゲート」「"赤髪の”シャンクス」「"百獣の”カイドウ」「"ビッグ・マム”シャーロット・リンリン」が名を連ねていましたが、「白ひげ」の死亡後は「"黒ひげの”マーシャル・D・ティーチ」が「白ひげ」の縄張りを奪う形で枠に収まっています。
また、前四皇の白ひげを含めカイドウ、ビッグ・マム、黒ひげ、シャンクスのいずれも懸賞金は発表されていませんが、ルフィやビッグ・マムの幹部のシャーロット・カタクリの懸賞金が10億ベリーを超えていることから、四皇の面々はもっと高い懸賞金を掛けられているのでは?との声も上がっています。
ワンピース・赤髪海賊団大頭のシャンクスのプロフィール
赤髪海賊団の船長。左目の上に、マーシャル・D・ティーチに鉤爪で付けられた三本の傷があり、異名と団名にもついているように頭髪は赤く、ルフィを助けた際に失ったことで隻腕になっているのが特徴。懸賞金は今の所不明ですが、四皇であることから恐らく10億ベリーはくだらないのではと言われています。出身は西の海。誕生日は3月9日で年齢は偉大なる航路篇では37歳、新世界篇では39歳になっています。
普段は脳天気に見えるほど大らかで、自分への無礼や嫌がらせは平気な顔で見過ごしますが、自身の友や仲間を傷つける者には強い怒りを露わにします。大海賊としての圧倒的な風格も併せ持ち、海軍のセンゴクからも一目を置かれています。五老星からは「暴れさせればこそ手に負えんが、自分から世界をどうしようという男でもない」と評されています。見習い時代には、世界を自分の目で見て回ることが望みと語っていました。
ワンピース・シャンクスの強さと戦闘能力
シャンクスは剣術を得意としている
剣術を得意としているシャンクスは、「グリフォン」と呼ばれるサーベルを駆使しています。腕前は、かつて世界最強の剣士として知られる七武海のジュラキュール・ミホークと互角の戦いを繰り広げるほどの強さを持っています。利き腕を失ったシャンクスにミホークが決着を付けることに興味を失い、ライバルから友人になっています。利き腕を失った後でも、その実力と強さは圧倒的です。
シャンクスは覇王色の覇気の体得者
白ひげと斬撃をぶつけ合った際にその余波で空を覆っていた雲が割れたり、赤犬のマグマの拳を剣一本で容易く受け止めるなど、その圧倒的な強さの片鱗が垣間見られるシーンが幾つかあります。また、覇王色の覇気の覚醒者で白ひげ海賊団のクルーの若輩達が次々に倒れるほど。まだ本当の強さや戦闘能力は謎に包まれていますが、風格と威圧感は正しく四皇の名にふさわしくワンピースの最高峰とも言える大海賊です。
かつてロジャー海賊団に所属していたシャンクス
少年時代、ロジャー海賊団の雑用として過ごしていました。この頃にはロジャーに認められていたようで、彼の麦わら帽子を貰っている他、エドワード・ニューゲートととも何度も交戦し顔馴染みになっていたようです。また、元バギー海賊団船長で現バギーズデリバリー社長のバギーとはロジャー海賊団での雑用仲間で喧嘩仲間です。ロジャーの処刑後に1人で仲間集めを始め、赤髪海賊団を旗揚げしています。
ワンピースの主人公・ルフィに影響を与えたシャンクス
出典: http://festy.jp
本編より10年前、ルフィの住む東の海にあるフーシャ村に訪れていたシャンクス率いる赤髪海賊団。ある日、悪魔の実を食べてしまったルフィが山賊のヒグマによって海に落ち、「近海の主」と呼ばれる海王類から片腕を失いながらもルフィを守りました。また、このときシャンクスが悪魔の実の能力者がなるカナヅチではなかったため、この時点では悪魔の実の能力者ではないことは明らかです。
当時から大海賊として名を挙げていて剣術を得意としていたシャンクスですが、腕を失ったことに一切悔いは見せず、ルフィを守れたことを心から喜んでいました。また、ロジャーと「同じある言葉」を口にし、「海賊王」を目指すルフィに「新しい時代」見出したシャンクスは、ロジャーから貰った大切な麦わら帽子を託し、フーシャ村を旅立ちます。
ワンピース・偉大なる航路篇でのシャンクスの動向
ワンピース・マリンフォード頂上戦争でのシャンクスの活躍
いつからかは不明ですが、この頃には四皇として呼ばれるようになっています。そして、ワンピースの読者に衝撃を与えた頂上戦争が始まるより前に、ティーチの危険性を知るシャンクスは最悪の事態が起こる前にエースを止めるよう白ひげに頼んでいます。白ひげもティーチの危険性を知っていましたが、既にエースは船を飛び出た後でエースの面子を重んじた白ひげは「自分が命じた」と偽り提案は拒否され交渉は失敗に終わります。
結果、シャンクスと白ひげの不安通りにティーチはエースを捕まえ王下七武海に加わり、エースの処刑が行われるマリンフォードで海軍と白ひげ海賊団の全面戦争が始まります。一方シャンクスは、マリンフォード頂上戦争に乗り込もうとしたカイドウを新世界で足止め。戦争終盤にマリンフォードに到着したシャンクスは白ひげとエースの死を知り、終戦を宣言し、白ひげ海賊団の面々と共に2人の墓を作って弔いました。
ワンピース・新世界篇でのシャンクスの動向
現時点ではこれといった活躍は確認されていませんが、ドレスローザでの一件のあと、ある荒廃した島で誰かの結婚式に出席したルフィの記事を眺めているシーンがあります。現在、四皇の「"ビッグ・マム"シャーロット・リンリン」と「"百獣の"カイドウ」がだんだん本誌で出ているので、シャンクスが本誌で出てくる日も近いかもしれませんね。
ワンピースでシャンクスはなぜ悪魔の実の能力者と推測されているのか
ポイントはシャンクスが"新世界"でカイドウを足止めしていたこと
シャンクスがマリンフォードに現れたときの海軍の発言に、「"四皇"のカイドウとの小競り合いはつい昨日の事」「その当人がもうここに…!?」とありました。これは海軍側からすると、ここに来ることが出来ないはずなのにこの場にいる事自体が有りえないという考えからの発言で、もしもカイドウを振り切れたとしても場所と時間的にもどうやってこれたのかが分からないということでしょう。
ルフィがインペルダウンに向かう際に立ったアマゾンリリーという島からインペルダウンまでに1週間かかっています。なので新世界にいるシャンクス率いる赤髪海賊団がカイドウを足止めしながらものの1日でマリンフォードに着いているのも疑問が生じます。
ワンピースでシャンクスが食べた候補とされている悪魔の実は?
シャンクスはトキトキの実の能力者?
ネット上では、シャンクスの瞬間移動のように現れる異様さが目立つ戦闘描写に、様々な推測から「時間を操る実の能力者なのでは?」と噂されるようになり、食べたのは「トキトキの実」ということまで推測・考察されています。ただし、物語の展開的にもパワーバランス的にも、時を永久に止めるものではないと推測されています。
シャンクスが実を食べた時期は?
出典: https://life.tw
また、シャンクスが悪魔の実を食べたのは恐らくフーシャ村を旅立ったあとだとも言われています。これはルフィが海王類に襲われかけたのを助けたシャンクスが海に溺れなかったことが裏付けています。一部では「地面に足がついていたのでは?」という意見もありましたがそんな浅瀬に海王類が来るでしょうか?いずれにしろどれも決定的な証拠はなく、あくまでも推測です。
シャンクス率いる赤髪海賊団
ワンピースの世界において世界の均衡を守る三大勢力の1つ四皇の一角"赤髪"が率いる海賊団です。海賊旗は左目に三本の傷が描かれたドクロマーク。船の名前は"レッド・フォース号"で、船首は竜を象っています。船長は比較的若めですが世界への影響力は絶大で、世界政府最高機関の五老星すら赤髪の動向を気にしていて、別の四皇への接触に厳戒態勢を取るほどです。
マリンフォード頂上決戦を終戦へと導いたのもこの赤髪海賊団がマリンフォードに直接現れて交渉を行ったためで、頂上決戦時の海軍側からも発言に対する信頼を得ているのが伺えます。また、詳しい船員の人数は不明で、船長と副船長、そして数人の幹部から指揮統制が成り立っている模様。その他の船員の強さなども不明です。
シャンクス率いる赤髪海賊団の副船長・ベン・ベックマン
赤髪海賊団副船長。誕生日は11月9日。懸賞金は不明。白っぽい髪色に顔に十字の傷があるのが特徴。少し抜けたところのある船長を的確に補佐するシャンクスの右腕的存在です。武器は平凡なライフル銃ですが、マリンフォード頂上戦争時に構えただけで海軍本部大将・黄猿の動きを一時的に止めていることから覇気を体得していると思われます。
シャンクス率いる赤髪海賊団の幹部・ラッキー・ルウ
出典: http://festy.jp
赤髪海賊団幹部。誕生日は7月6日。懸賞金は不明。でっぷりと太った体型をしていて、緑色と白色のストライプ模様の服装とゴーグルを付けているのが特徴。かなりの大食漢のようで、基本的に骨付き肉を持っています。武器は平凡な拳銃とされています。基本的に陽気ですが、海賊団の幹部らしく有事には落ち着き払い戦いに徹しています。船長に銃を向けた山賊を躊躇いなく射殺するなど敵に対して容赦しない一面があります。
シャンクス率いる赤髪海賊団の幹部・ヤソップ
赤髪海賊団幹部。誕生日は8月2日。懸賞金は不明。非常に高度な狙撃の腕を持っている狙撃手で、ドレッドヘアーが特徴です。基本的に陽気な性格なようですが、有事には幹部らしく堂々たる風格を放って戦います。武器は平凡な銃ですが、遠方の林檎を簡単に撃ち抜く凄腕で、当人曰く蟻の眉間にも銃弾を撃ち込めるとのこと。麦わらの一味の狙撃手のウソップは息子です。
シャンクス率いる赤髪海賊団のその他の船員
船員・ロックスター
強さは不明ですが、懸賞金額は9400万ベリーで赤髪海賊団では下っ端の模様。初登場時は"新入り"として、白ひげに手紙を届ける使いをしていました。新世界篇の扉絵シリーズ連載・5億の男篇最終話「ある荒廃した島での結婚式」でも姿が確認されています。赤髪海賊団のクルーで唯一懸賞金がわかっている人物です。
その他の名前のわかっていないクルー達
赤髪海賊団にはまだ幹部らしきクルーも登場しているのですが、名前だけがわかっていない状態です。剣を持った長髪にサングラスを掛けた男、坊主でサルを連れている男、剣を持った額に傷のある髪を結んでいる男、長身で首に龍の刺青がありサングラスを掛けている男が登場しています。いずれのクルーも懸賞金や強さは不明です。
まだまだ謎の多いシャンクスとこれからのワンピースの展開
いかがだったでしょうか?未だに懸賞金や正確な強さに不明な点が多い赤髪海賊団のクルーたちと、悪魔の実の能力者なのか不明のシャンクス。原作でも登場が少ない面々なだけあって情報の無さから、「能力者はシャンクスではなく他のクルーなのでは?」との推測もあり、これからの展開も読めない状況ですがシャンクスや赤髪海賊団のクルーの強さや懸賞金がわかる日が待ち遠しい方も多いようです。