2018年05月31日公開
2018年05月31日更新
ワンピースのバルトロメオの正体や強さは?イカれたルーキーの残虐性を考察
ワンピースに登場するキャラクター、バルトロメオ。ワンピースには色んなキャラクターが登場しますが、その中でもバルトロメオは『今最も消えてほしい海賊No.1』や『残忍無比のイカレたルーキー』と呼ばれる悪名高いキャラクター。新世界に入って僅か1年で懸賞金が1億を超えた大物ルーキー海賊だとされています。今回はそんなバルトロメオの正体や強さ、残忍性について見ていきます。
目次
- ワンピースに登場するキャラクター『バルトロメオ』
- ワンピース登場キャラクターのバルトロメオの基本情報
- ワンピースのキャラ、バルトロメオの声を演じるのはあの大物声優!
- バルトロメオが登場したのはワンピース『ドレスローザ編』
- ワンピースの物語の中で明らかに!バルトロメオの能力とは?
- ワンピース本編で登場したバルトロメオの技
- ワンピース本編で確認できるバルトロメオの強さ
- 実はワンピースキャラ1番のルフィのファン!バルトロメオの正体
- バルトロメオがワンピース1番のルフィファンとなった経緯
- バルトロメオが出場した理由は?ワンピース『ドレスローザ編』の闘技大会
- ワンピースの中で1番海に不慣れ?バルトロメオの所属する『バルトクラブ』
- ワンピースの中でも残忍無比とされていたバルトロメオの性格
- ワンピースの中でどうしてバルトロメオは残忍無比と言われているのか
- ワンピースのドレスローザ編で大暴れ!バルトロメオの活躍
- VSドフラミンゴファミリー!ワンピースキャラでは珍しくサポートも戦闘もできるバルトロメオ
- ワンピース初!ルフィに子分が?バルトロメオが麦わら大船団の傘下へ加入した『子分杯』
- ワンピースの中でも1番ルフィの乗っている船っぽい?バルトロメオの母船『ゴーイングセンパイ号』
- 実はワンピースのキャラクターで今後大ピンチに陥る可能性が1番高い!扉絵連載に描かれたバルトロメオの現在
- 今後ワンピースの中でバルトロメオはどう活躍するのか
- 再登場する可能性大!ワンピースからもバルトロメオからも目が離せない
ワンピースに登場するキャラクター『バルトロメオ』
現在『週刊少年ジャンプ』で連載中の『ワンピース』。連載開始から20年以上経った現在も国民的な人気を保ったまま連載を続けています。長期間連載されているにもかかわらず、ストーリーの展開が劣化せず、それどころかますます盛り上がる一方。魅力あるキャラが次々と登場し、ファンの数も増え続けています。今回紹介するのは、そんなワンピースのキャラクターの1人、『バルトロメオ』です。
ワンピースの『ドレスローザ編』に、「今最も消えてほしい海賊No.1」や「残虐無比のイカレたルーキー」と言われる海賊として登場しました。ドレスローザ編で描かれた闘技大会では大暴れ。その見た目のインパクトはもちろん、能力や強さに驚くファンが続出しました。見た目からは想像がつかない性格をしており、そのギャップに心を掴まれたファンが数多くいます。
登場時から話題になっていたバルトロメオですが、ドレスローザ編終盤ではワンピースという物語において大きな役割を担いました。本記事では驚異のルーキー、バルトロメオの強さや残虐性、そしてその正体に迫っていきます。
ワンピース登場キャラクターのバルトロメオの基本情報
まずはバルトロメオの基本情報についてみていきましょう。バルトロメオは東の海出身のルーキー海賊で、『人食いのバルトロメオ』という異名を持っています。わずか1年で懸賞金1億を超えた『残忍無比の"イカレた超新星(ルーキー)"』としてドレスローザ編の闘技大会に登場。画像の通り、目元には隈取りがあり、鼻・口にはピアス、そして肉食動物のように尖った牙を持っています。
身長も220cmと大き目で、その外見はまるで鬼のようです。登場時には「今最も消えて欲しい海賊No.1」として紹介され、読者へインパクトを与えました。また、口調も「~だべ」と東北弁のような言葉遣いをしており、特徴的。誕生日は10月6日で、登場時の年齢は24歳であることがSBSで明らかにされています。
また、登場時の懸賞金は1億5000万ベリー。悪名を轟かせ始めて僅か1年のルーキーがこの金額まで上り詰めた事実だけでも驚愕ですが、その後ワンピースのストーリーが進むとともに、懸賞金額は更に上昇しています。2018年5月現在の時点で、懸賞金額は2億ベリー。今後の活躍によっては、更に金額が跳ね上がるかもしれません。
ワンピースのキャラ、バルトロメオの声を演じるのはあの大物声優!
ここからはルーキー海賊・バルトロメオの声を務める声優さんについて紹介します。バルトロメオの声を演じるのは、有名声優・森久保祥太郎さん。元々タレントとして活動されていた方で、画像のように整った顔立ちをされています。バルトロメオ以外にも数々のキャラクターを演じられており、その多くが主人公並みに目立つキャラクター。有名なところでは『NARUTO』の奈良シカマルを演じられています。
出典: http://festy.jp
他にも『テニスの王子様』の切原赤也や、『弱虫ペダル』の巻島裕介、『魔術師オーフェン』のオーフェン役等。どちらかと言えば渋いというより、独特の尖った声を活かして青年や少年を演じることが多いようです。画像を見る限り、非常に若い方のようにも思えますが、生年月日は1974年2月25日。すでに40歳を超えているという事実に驚かれる方も沢山いらっしゃるようです。
出典: http://festy.jp
また、歌唱力も非常に高い為、歌手としても活動されています。森久保祥太郎さんの名義でのCDはもちろん、キャラクターソングも多数担当。普段はロック調の曲を歌われているようですが、キャラクターソングについては他ジャンルの曲も担当されているようです。気になる方は是非1度聴いてみてください。
バルトロメオが登場したのはワンピース『ドレスローザ編』
ではここで、バルトロメオが初めてワンピースに登場した状況について見ていきましょう。バルトロメオが初めて登場したのは、ワンピースで『ドレスローザ編』と呼ばれる部分。メラメラの実を優勝賞品とした闘技大会の出場者の1人として登場しました。その際には冒頭で紹介した通り、司会者から「残忍無比の"イカレた超新星(ルーキー)"」「『今最も消えて欲しい海賊』No.1」として紹介されています。
登場してからのバルトロメオは大暴れともいえるような大活躍をして見せました。画像でも分かるように、外見からして強そうに見えるキャラクターですが、実際その通りかなりの強さの持ち主。偽名を語り闘技場へと現れた海軍中将を相手に圧勝して見せています。また、闘技での予選でも、魚人空手百段かつ師範代であるハックや、かつてルフィとも戦った事のあるベラミーに勝利。圧倒的な強さで予選を勝ち抜いていました。
ドレスローザ編で突然現れ、ルーキーでありながら圧倒的な強さを見せるバルトロメオの姿は、もちろんファンの間で話題に。バルトロメオはドレスローザ編が終わるまでの間に様々な活躍を見せました。最終的にはドフラミンゴが治めるドレスローザの秘密を知ることとなり、ルフィ達と共にドフラミンゴファミリーと対立。麦わらの一味をサポートしたり、直接ドンキホーテファミリーと対戦したりと、縦横無尽の活躍を見せています。
中には、上の画像のようにベラミーを守ったり、麦わらの一味であるロビンのピンチを救った場面も。バルトロメオはドレスローザ編という物語に置いて重要な役割を果たすこととなりました。
ワンピースの物語の中で明らかに!バルトロメオの能力とは?
ルーキー海賊でありながら、ドレスローザ編で異様な強さを見せたバルトロメオ。その強さの正体は、彼の持っている能力に由来します。ここで彼の能力について見ていきましょう。彼の能力はそのものズバリ『バリア』。彼の正体は悪魔の実である『バリバリの実』を食べた『バリア人間』でだったのです。バリバリの実の能力は作品中最高の硬度と思われる『バリア』を自在に展開できるもの。
闘技大会の予選ではこの能力によって数々の猛者を撃破しています。先程少し触れましたが、魚人空手百段で師範代でもあるハックの攻撃もこの能力によって完全に無効化。それどころか、攻撃を仕掛けたハックが自身の攻撃によって腕を折ってしまう結果となっています。更には、当たりさえすれば四皇でさえ打ち沈められると言われているエリザベロー2世の必殺技『キング・パンチ』をも無効化。大会予選を無傷で勝ち抜きました。
この能力は防御力に特化したものにも見えますが、実際にはかなり応用範囲の広い能力です。次の項目ではバリバリの実の能力を使った、バルトロメオの技について見ていきましょう。
ワンピース本編で登場したバルトロメオの技
ワンピース『ドレスローザ編』の各所で見られた、バリバリの実の能力を活かしたバルトロメオの技。では、どんなものがあったでしょうか?数ある技の中でも、ワンピース本編で目立ったものを紹介します。まず最初に挙げられるのは基本技である『バーリア』。形状はバルトロメオの意志によって自在に操れるようですが、基本的には下の画像の通り板状のようです。名前の通りバリアを展開し、敵の攻撃から身を守ることができます。
基本技の『バーリア』を応用し、攻撃として活用したのが次に紹介する『バリアクラッシュ』。『バーリア』で展開したバリアをそのまま相手へ向けて飛ばします。単純な技にも見えますが、かなりの硬度をもつバリアを飛び道具として使用する為、その威力はかなりのもの。この技を受けたエリザベロー2世は1撃でKOされてしまっています。
他にも『バリアクラッシュ』と似た技としては『バリア突進牛(ブルズ)』があり、こちらはバリアを展開したまま前方へ突進。ブルドーザーのように自身の前方にあるもの全てを蹴散らすことのできる技となっています。バリアの形状を変化させた必殺技もあり、その中でもワンピースの物語で目立ったのが『流動防壁(バリアビリティ)』による『階段(ステアーズ)』です。
画像のように『流動防壁(バリアビリティ)』によってバリアの形状を変形させ、階段状にして使用する技として登場しています。攻撃する技ではなく、あくまでサポート用の技ではありますが、バルトロメオの能力の応用性を示した良い例となっています。他にもワンピース本編で様々な技が登場していますが、それは是非ご自身の目で確認してください。
ワンピース本編で確認できるバルトロメオの強さ
かなり応用性のある『バリバリの実』の能力者であるバルトロメオ。しかし、彼の強さは能力によるものだけではありません。自身の能力をよく理解した上での行動にあると言えます。バルトロメオの能力は応用性がありますが、決して攻撃に特化した強さはありません。しかし、それにもかかわらず彼は闘技大会の予選を無傷で突破しています。
「無傷で」というのは確かにバリバリの実の能力によるところが大きいのかもしれませんが、問題は「勝ち抜いた」というところにあります。ただバリアを展開しているだけでは攻撃を防ぐだけで、予選を勝ち抜くことはできません。では、何故彼は勝ち抜けたのか。それはバルトロメオの能力の活かし方にあるのではないでしょうか?
バルトロメオは登場初期、「『今最も消えて欲しい海賊』No.1」という呼び声に相応しく、とても挑発的な行動ばかりしていました。闘技予選本番でも画像の様に場内で寝そべったり、突然観客席の方へ向かって用を足し始めたりしています。しかし、それはバリバリの実の能力が攻撃的な能力ではないことが原因でしょう。例えバリアをはっていていも敵が自分に気付かなければ意味がありません。
自分から攻撃をしかけても、バリアをはるタイミングが悪ければ自分が傷つく可能性は大いにあり得ます。しかしバルトロメオは挑発的な行動をとることによって、敵から注目を浴び、あらかじめ展開しておいたバリアを使って敵を自滅させています。これはバルトロメオが自分の能力の強さと弱さを両方正しく理解し、それに基づいて行動しているからではないでしょうか。
実はワンピースキャラ1番のルフィのファン!バルトロメオの正体
バリバリの実の能力を見事使いこなしているバルトロメオ。その強さと見た目の派手さが印象的であり、初登場時には『新たな敵キャラクターでは?』と思っていたファンの方も多くいました。しかし、実際には彼は敵キャラクターではりません。実のところを話すと、彼の正体は麦わら一味の猛烈なファンなのです。
ただのファンというには思い入れが強さはかなりのもので、特にルフィについては直視することができない程。上の画像のように、ルフィの遠目に姿を見ただけで、感激のあまり涙してしまう場面もありました。ファンとしては古株且つかなりマニアックなようで、麦わら一味の動向は逐一チェックしているようです。
ロビンとウソップの2人に会った時には、エニエス・ロビーでの出来事と合わせて『「エニエス・ロビー撃じぬきコンボ」だべ~!』と大興奮。ルフィの兄であるサボには『マニア野郎』、魚人のハックには「こんなのに私は腕を…!」と半ば呆れたたような強めのツッコミを入れられてしまっていました。
バルトロメオがワンピース1番のルフィファンとなった経緯
初登場時からファンの注目を浴びていたバルトロメオ。その正体はルフィの強烈なファンでした。では、何故バルトロメオはルフィのファンとなったのでしょうか?それはワンピース本編に描写されていました。なんとバルトロメオは過去、ルフィが処刑されそうになっていた際、ローグタウンの処刑台付近にいたのです。
ルフィの公開処刑の瞬間に立ち会ったバルトロメオでしたが、ルフィが今わの際に放った言葉と、ルフィが思わぬ落雷で奇跡的に助かった瞬間を目の当たりにして、一気にルフィのファンになったようです。そこからはずっと麦わらの一味の動向を新聞記事でチェック。元々は地元における150もの暗黒街を取り仕切るボスでしたが、ルフィに憧れて海へと飛び出したとのことです。
元々暗黒街のボスだったということから、強さは充分にあったのかもしれません。しかし海に出て1年程度で懸賞金が1億を超えるというのはやはり異様と言えます。ルフィのファンだという事で、物語においては味方キャラクターとなっていますが、能力や麦わらの一味に関する情報量の多さから考えて、敵に回すと1番やっかいなキャラクターなのかもしれません。
バルトロメオが出場した理由は?ワンピース『ドレスローザ編』の闘技大会
バルトロメオの正体はルフィのファンでした。しかし何故彼はドレスローザで行われた闘技大会に出場したのでしょう。それには闘技大会の優勝賞品に深く関わりがありました。ドレスローザの闘技大会優勝賞品は、なんとメラメラの実。元々はルフィの兄であるエースがその能力を有していましたが、エースが死亡したことにより、悪魔の実が再びこの世に現れたのです。
ルフィの大ファンだったバルトロメオは、エースの形見とも言えるメラメラの実をルフィに届けるためだけに闘技大会へ参加。ルーキー海賊とは言え、元々暗黒街のボスをしていたので自身の強さについても或る程度把握していたのでしょう。ひょっとすると、闘技大会予選での必要以上の煽りは何が何でも大会で優勝しようという意気込みの表れだったのかもしれません。
ドフラミンゴとの戦いもあり、闘技場から外へ出る必要があったルフィは、バルトロメオの意向を聞いて外へ出る事を思案。結果的にはルフィはもう1人の兄であるサボが登場したことにより、メラメラの実の事については自分以外の人間へ任せると決意していましたが、ルフィにとっては思わぬ味方が現れる形となりました。
この事がきっかけとなり、バルトロメオは本格的にルフィの味方として振る舞うようになります。闘技大会の後、本格化したドフラミンゴの戦いでも、バルトロメオは大いに活躍。ドレスローザでの戦いには欠かせない重要な役割を担うようになりました。
ワンピースの中で1番海に不慣れ?バルトロメオの所属する『バルトクラブ』
ではここで、バルトロメオが船長を務める、海賊団・『バルトクラブ』について紹介します。バルトクラブは元々はバルトロメオ同様、陸のギャングをしていた人物ばかりが集まった海賊団で、その全員が麦わらの一味の大ファン。幼馴染同士の集まりという事もあり、海賊団というよりは麦わらの一味のファンクラブといった面が大きいようです。
出典: http://iqune.com
また、元々が陸のギャングであった為に海に対する知識はなく、航海士もいないようです。いざという時には田舎の祖母に電伝虫で知恵を借りるという一面も。ただし、その祖母からの知恵はあまり役にたっていないようで、ゾロからは、「よく(そんなので)今まで生き残ったな」等と呆れながらのツッコミを入れられてしまっています。もしかすると、どの海賊団よりも運の強さが目立つ海賊団なのかもしれません。
全員がギャングということもあり、船員たちの強さにも期待できますが、今のところ名前・姿がはっきり分かっているのは下の画像の人物『ガンビア』のみとなっています。ガンビアは『宣教師』という異名を持っているのですが、その正体は『ルフィ先輩教の宣教師』。麦わらの一味の奇跡的な魅力について説いて回ることから宣教師という異名を持ったようです。
残念ながらガンビアについて、能力や強さについては詳しく分かっていません。ただ、登場して間もなく海軍本部中将であるメイナードに敗北しており、その後バルトロメオがメイナードを倒しているところから考えると、バルトロメオ程の強さはもっていないと考えて良いでしょう。
ワンピースの中でも残忍無比とされていたバルトロメオの性格
ルフィに憧れて暗黒街のボスから海賊の船長となったバルトロメオ。ここからはバルトロメオの性格について触れていきます。闘技大会では登場時、司会者から『今最も消えてほしい海賊No.1』や『残忍無比のイカレたルーキー』として紹介されていました。闘技大会の予選本番では観客を煽ったり、他の選手を挑発する姿が目立っています。
しかしそれは自分の能力を活かすための振る舞いであって、『性格』といってしまうには少し難しいとも思えます。ワンピース本編では憧れの対象であるルフィはもちろん、1度闘技で戦ったと言う理由からベラミーを敵から守った姿も描かれています。評判はどうあれ、気に入った相手や仲間等、認めた人物を大切にする、義理堅いところのある人物なのでしょう。
ワンピースの中でどうしてバルトロメオは残忍無比と言われているのか
認めた相手は大切にする、義理堅いところのあるバルトロメオ。では彼は何故残忍無比と悪名を轟かせているのでしょうか。それについては、認めた相手は大切にする半面、認めていない相手に対しては無関心という面があるからでしょう。また、仲間を大切にする分、仲間に攻撃した相手には容赦しません。
ガンビアが海軍中将メイナード(=キャップマン)に倒されてしまった後、バルトロメは上の画像のように、メイナードに重傷を負わせています。また、憧れている人物をけなした人間にも非常に攻撃的で、ルフィをけなしていた相手に対しては、下の画像のように制裁を加えていました。情が深い分、大切にしている人間が馬鹿にされたり、危害を加えられたりすることが我慢できない性格なのでしょう。
そういった性格により、バルトロメオにとって大切ではない人物から見ると、バルトロメオはやはり残忍に見えてしまうのかもしれません。戦闘の際には自分の能力を活かす為、非常に挑発的且つ傍若無人に振る舞います。『今最も消えてほしい海賊No.1』という評価は、バルトロメオという人物を客観的に見てみると納得できるものなのかもしれません。実際、闘技の際には、爆弾に見せかけたボールを観客席へと投げ込む等しています。
おまけに、パニックに陥った人間をみて「醜い」といった発言まで。人間の本質を見抜く為の行動なのかもしれませんが、観客にとっては非常に迷惑な人物と認識されても不思議ではありません。複雑な経緯をたどりながらも、芯の通った人間にだけは優しく、一般人に対しては無関心というのがバルトロメオという人物の性格の正体なのでしょう。
ワンピースのドレスローザ編で大暴れ!バルトロメオの活躍
バリバリの実の能力を活用し、ドレスローザ編で大暴れしたバルトロメオ。憧れのルフィ達を目の前にしてからは更にヒートアップし、その強さや能力の応用性を読者へと知らしめました。ここからはドレスローザ編におけるバルトロメオの活躍について紹介していきます。何度か触れた通り、バルトロメオが登場したのは闘技大会開始後。選手の1人として登場しました。
予選を勝ち抜き、そこでルフィと出会った後は、ルフィの行動を全面的にサポート。闘技大会場に現れたドフラミンゴファミリーの幹部の1人、デリンジャーがベラミーを殺害しようとした時には、ベラミーをその能力で守っています。その後決勝戦に参戦しますが、ルフィから頼まれ、その際にはレベッカの護衛にあたりました。大会後は、ルフィを手助けする為本格的にドフラミンゴファミリーと対立していくこととなります。
VSドフラミンゴファミリー!ワンピースキャラでは珍しくサポートも戦闘もできるバルトロメオ
闘技で無事レベッカを守り抜いたバルトロメオ。ここからはドフラミンゴファミリーと対立した際見せた、彼の活躍について見ていきましょう。VSドフラミンゴファミリーでバルトロメオがまず活躍したのは、地下貿易港へと潜入した後。ドンキホーテ海賊団最高幹部トレーボルとの戦いで重傷を負ったウソップやロビンを護衛して地上へ移動するサポートをしてみせました。
地上に移動してからもバルトロメオの活躍は止まりません。混乱する戦場の中でバリバリの実の能力を活かし、ウソップ、ロビンがルフィと合流するまで見事守り抜きました。合流した後はピーカの能力でせり上がった王宮へ、能力によって作られた階段を渡すことでサポート。更にルフィが階段を上っている最中には、自分にバリアを張れない状況にもかかわらず、敵からの攻撃を自分の体を盾にすることによって護衛しています。
また、実際にドンキホーテファミリーの幹部であるグラディウスと直接対決した際にも、ロビンを守る為、上野画像のように自分ごとディアマンテをボール状のバリア内に閉じ込めることに成功。グラディウスの攻撃により、重傷を負いますが、その後ルフィの『ゴムゴムの銃(ピストル)』を模した技『バリバリの銃(ピストル)』によって、グラディウスを倒しています。
グラディウスを倒した後も、バルトロメオの活躍は続きます。戦いで重傷を負ったにもかかわらず、その後更に麦わらの一味をサポート。終盤では『階段』を展開し、ひまわり畑にいたロビン達の逃走の手助けしたり、ドフラミンゴによる『鳥かご』をバリアを利用して、他のコロシアム出場者やドレスローザの国民たちと共に押し出したりして、ルフィ達を手助けしています。ルーキー海賊とは思えない、縦横無尽の活躍ぶりと言えます。
ワンピース初!ルフィに子分が?バルトロメオが麦わら大船団の傘下へ加入した『子分杯』
ドレスローザ編で、ルーキー海賊とは思えないほどの活躍を見せたバルトロメオ。無事ドフラミンゴファミリーとの戦いに勝利すると、今度は麦わら大船団に加わることを決意します。そもそも闘技大会でもルフィの舎弟となる事を目標としていたので、何ら不自然な流れではありませんが、ルフィにとっては寝耳に水。ルフィは「海賊王になりたいのであって、偉くなりたいわけではない」とこれを拒否します。
ルフィの言い分に、バルトロメオは一旦納得したようですが、「それなら勝手に忠誠を誓う」として、下の画像のように他の海賊団員達と共に、勝手に子分杯を上げてしまいます。子分杯を上げた後は、ルフィ達を自分たちの船へと招待。ルフィ達を何とかゾウへと送り届けました。
ゾウに到着した際には、ルフィ達に付いて行って、麦わらの一味が全員揃うところを見たがってはいましたが、「神々の冒険のお邪魔はでぎねェ」とマナーの出来ているファンとして、引き際の良いところを見せていました。ちなみに、この際バルトロメオは自分の船の食糧庫にある食料を全て渡してから、ゾウに上陸するルフィ達を見送っています。
ワンピースの中でも1番ルフィの乗っている船っぽい?バルトロメオの母船『ゴーイングセンパイ号』
ルーキー海賊でありながら、見事ドンキホーテファミリーの幹部に勝利したバルトロメオ。ドレスローザでの激闘の後、ルフィ達を自身の船でゾウへと送り届けていますが、その船もかなり特徴的でした。ここではバルトロメオの船についても紹介していきます。バルトロメオが船長を務める『バルトクラブ』の母船の名前は『ゴーイングセンパイ号』名前だけでも大体の方にはお察しいただけるかと思いますが、外見は下の画像の通りです。
バルトロメオのルフィへの敬愛の念が表に現れすぎていて、ルフィが乗っている船だと勘違いされそうな外装になっています。バルトクラブの正体が麦わらの一味のファンクラブであることが原因なのでしょうが、ウソップからは強めにツッコまれてしまっています。内装については下の画像の通り。麦わらの一味のサインはもちろん、手配書さえも額に入れて飾っています。
ここまで徹底しているキャラクターも稀ですが、ワンピースファンからのバルトロメオの評価はなかなかに好調のようです。中にはバルトロメオのことを「俺達(読者)の代弁者だな」「男版ハンコックだな」と認定するファンも。ルフィを追いかけるのに一生懸命なバルトロメオの姿に和んだファンも多いのかもしれません。
実はワンピースのキャラクターで今後大ピンチに陥る可能性が1番高い!扉絵連載に描かれたバルトロメオの現在
ルーキー海賊でありながら、ドレスローザ編での活躍を経て、読者へと強烈な印象を与えたバルトロメオ。しかし、そんな彼が、今後大ピンチに陥る可能性が高いと噂されているのをご存知でしょうか。どうしてそんな噂がながれているのかというと、それはワンピースの扉絵連載で描かれたバルトロメオの姿にあります。
バルトロメオはルフィ達をゾウへ送り届けた後、どうやら上の画像のように、どこかの町に降り立ったようです。そして、おそらくそこを根城にしていただろう海賊を倒してしまいます。その後はその街で麦わらの一味のグッズをばらまき、麦わらの一味の魅力を布教していました。最終的には元々その町に滞在していた海賊たちの旗を燃やしてしまいます。
その様子が描かれているのが下の画像なのですが…燃えている海賊旗は左目に3本の傷がはしっています。…見覚えはありませんか?多くのファンは気付いたのでしょうが、バルトロメオが燃やしてしまった海賊旗は、四皇の1人『赤髪のシャンクス』の海賊旗なのです。
バルトロメオはルーキー海賊だった為に、その事実を知らなかったのでしょう。この後バルトロメオがどうなったのかは分かっていませんが、ファンの間では「バルトロメオがやらかした」「大丈夫か?」と彼を心配する声が多く上がっています。シャンクスは比較的温厚な性格をしているのですが、さすがにバルトロメオのこの振る舞いにどう対応するのかは分かりません。できる事なら元気な姿で再登場してほしいものです。
今後ワンピースの中でバルトロメオはどう活躍するのか
今回は『今最も消えてほしい海賊No.1』や『残忍無比のイカレたルーキー』として悪名高いルーキー海賊、バルトロメオの正体や強さ、残忍性について紹介してみました。いかがだったでしょうか。バルトロメオはドレスローザ編で登場し、登場終盤では半ば強引にルフィの子分となり、海へと再び旅立ちました。扉絵連載では、彼の振る舞いを見て肝を冷やしたファンもいらっしゃることでしょう。
再登場する可能性大!ワンピースからもバルトロメオからも目が離せない
思わぬ形で知らず知らずのうちに現在ピンチに陥っている可能性がありますが、今後再登場する可能性は十分にあり得ます。ルフィのファンということもあり、バルトロメオに感情移入しているファンも数多くいるはず。できる事ならまた元気な姿で再登場してほしいものです。いつバルトロメオが再登場するのかは未だ不明ですが、再登場の可能性がある限り、ワンピースから目を離せません。これからも楽しみに見守っていきましょう。