2018年05月28日公開
2018年05月28日更新
ワンピースのサボの正体と強さは?懸賞金やエースを助けに行かなかった理由は?
ワンピースに登場するサボは、主人公のルフィにとっても、死んでもなお絶大な人気を誇るエースの義兄弟です。しかし、彼は登場した過去回で死亡してしまい、ルフィたちも読者もそう思っていました。ところが、ドレスローザ編で電撃的に再登場しました。成長したサボは、ルフィも読者も驚く強さを見せつけます。今回はワンピースに登場するサボの正体や強さ、懸賞金の額や謎などを、画像を交えて紹介します。
目次
- ワンピースに登場するサボとは?
- ワンピースに登場するサボの幼年期
- ワンピースに登場するサボの幼年期の仲間
- ワンピースに登場するサボの正体
- ワンピースに登場するサボに起きた悲劇
- ワンピースに登場するサボとの驚きの再会
- ワンピースに登場するサボの目的
- ワンピースに登場するサボの強さ
- ワンピースに登場するサボの正体
- ワンピースに登場するサボの所属する革命軍とは
- 革命軍に所属するドラゴンの画像と強さと懸賞金
- 革命軍に所属するバーソロミューくまの画像と強さと懸賞金
- 革命軍に所属するイワンコフの画像と強さと懸賞金
- 革命軍に所属するコアラの画像と強さと懸賞金
- 麦わら海賊団に所属するニコ・ロビンの画像と強さと懸賞金
- ワンピースに登場するサボが義兄弟のピンチに助けに行けなかった理由
- ワンピースに登場するサボが義兄弟の活躍を知らなかった謎
- ワンピースに登場するサボの新たな誓い
- ワンピースに登場するサボの革命軍が壊滅?
- いよいよ始まる世界会議編
- ワンピースの物語はこれからどんどん面白くなってくる!
ワンピースに登場するサボとは?
週刊少年ジャンプで好評連載中の「ONE PICE(ワンピース)」は、グランドラインという未知の海を舞台に仲間たちが夢を追いかける物語です。
手に汗握る熱いバトルと、謎に満ちたストーリーに加えて、魅力的なキャラクターが数多く登場します。味方にしろ敵にしろ、熱い信念と譲れない目的のために戦う姿は多くのファンを引き付けます。そんな中でも、これからのワンピースにおいて注目されるキャラクターがいます。
サボというキャラクターは、ワンピースの主人公ルフィにとっても、そして死んでもなお絶大な人気を誇るエースにとっても重要なキャラクターです。今回はそんなサボの正体や謎、強さなどを画像を交えて紹介します。
ワンピースに登場するサボの幼年期
ワンピースに登場するサボの画像
サボはシルクハットにジャボという胸飾りを着けた、オシャレな格好をしています。同じように山暮らしをしているルフィやエースと比べると、育ちの良さが伺えます。一方で武器としている鉄パイプは、大人や猛獣も吹き飛ばします。
ワンピースに登場するサボはルフィとエースの義兄弟
海賊にあこがれるルフィが7歳の頃に祖父である海軍のガープによって、コルボ山を根城にする山賊ダダンの元へ教育と称して預けられます。そこに一緒に暮らしていたのがエースとサボです。
ルフィよりも3つ年上のエースとサボは、ルフィと出会う5年前から一緒に行動をしていて固い信頼で結ばれています。最初は、後から来たルフィをのけ者としていましたが、ある騒動を通じて義兄弟の契りを交わします。
ワンピースに登場するサボの夢は世界中を回る海賊になること
サボがエースと共に、街のチンピラや悪党から金品を奪っていたのは将来の夢のためです。いつか自分の海賊船を手に入れて、世界中を見て回り本にするという夢を持っています。エースと集めた金はそのための海賊貯金です。
ワンピースに登場するサボは子供だけど荒くれ者や猛獣を倒せる強さ
エースと出会ったことで、サボは体を鍛えこみ、悪党たちから金品を巻き上げる過程で子供とは思えないほどの強さを身に着けます。ゴムゴムの実を食べたルフィでさえ、歯が立たないほどの強さです。
ワンピースに登場するサボの幼年期の仲間
義兄弟エースの画像と強さと懸賞金
ポートガス・D・エースはサボとルフィの義兄弟です。父親はあの海賊王ゴールド・ロジャーということもあり、生まれてきてはいけなかったと思い込んでしまいます。サボとはお互い5歳の頃に出会います。互いに鬱屈した生い立ちを背負っていることもあり、2人は意気投合。自分たちの夢を語り合い、共に叶えることを誓い合います。
出典: http://festy.jp
青年になったエースはルフィの仲間から、「ルフィの兄貴とは思えないほど大人だ」と言われるほど好青年です。ですが、幼少期は過酷な生い立ちゆえ、大人相手でも直ぐにキレて喧嘩をしてしまいます。そんなエースをフォローしているのがサボでした。ルフィと含めて義兄弟の契りを交わしましたが、サボとエースが長男で、ルフィが末っ子という関係です。
大人になったエースは自分の海賊団を率いていましたが、四皇の一人だった白ひげと出会い、器のでかさにほれ込み傘下に入ります。メラメラの実を食べたことで炎を出せるようになり、ルフィとアラバスタで再会した時には、ルフィの邪魔をさせたないために一撃で複数の軍艦を吹き飛ばします。
懸賞金の額は5億5000万ベリーです。最近登場する高額懸賞金と比べると低く感じるかもしれませんが、3億ベリーを超えると上がりにくくなります。もしかすると白ひげ海賊団の傘下に入ってからは、白ひげの面子や自分の立場を考えておとなしくしていたのかもしれません。
義兄弟ルフィの画像と強さと懸賞金
モンキー・D・ルフィはサボとエースの義兄弟です。父親は革命家ドラゴン、祖父は海軍中将ガープというとんでもない一家に生まれます。もっとも、本人は父親の存在を海に出るまで知りません。
見知らぬ場所に連れてこられたルフィは、年の近いサボとエースの仲間に加わりたがります。しかし、固い絆で結ばれた2人にとってルフィは部外者であり、邪魔者です。のけ者扱いをしますが、それでもルフィは諦めません。
出典: http://festy.jp
とうとう、2人が貯めこんでいた海賊貯金の在処をルフィに知られてしまいます。そのルフィが敵対する海賊団に捕まってしまいます。海賊貯金の在処を吐かせようと拷問を受けますが、ルフィは絶対に吐きません。その姿に心打たれた2人はルフィを助け義兄弟の杯を交わします。
二人に遅れる形で海に出たルフィは、仲間と出会い、戦いを繰り返していくうちに世界に名前を知らしめます。強さ以上に、毎度毎度騒動の中心に現れることから、懸賞金の額は15億ベリーを突破しました。懸賞金は3億ベリー以上はなかなか上がりにくいので、これは異常事態です。
仮親ダダンの画像
ダダンは画像でもわかるように強面の山賊です。ルフィの生まれ故郷近くにある山を根城にしており、星の数ほど犯罪を犯しています。見逃す対価としてガープから赤ん坊のエースを預かりました。そして今度はガープの孫のルフィに、2人の義兄弟であるサボまで転がり込んできます。
最初は悪態交じりで、世話もほとんど放任していましたが、情が湧いてきたのかルフィたちがピンチの時は率先して助けに来ます。後に、ルフィとエースが出発する際は、画像のように陰ながら見送っている良き親です。
ワンピースに登場するサボの正体
サボの正体はゴア王国の貴族
サボの正体は、ルフィの生まれ故郷であるゴア王国の貴族です。恵まれた立場ですが、毎日毎日親の都合の為だけにすべてを決められる人生に嫌気が差して家出をしました。自分の過去や正体を知られたくないことから、義兄弟であるルフィやエースにも正体のことは隠しています。
ルフィとサボの故郷のゴア王国とは
東の海で最も美しいといわれる国です。しかし、その実態は王族や貴族が不要だと判断したものをゴミ山に押し込めた、極端な隔離社会です。貧富の差が激しく、一握りの王族や貴族が全てを掌握しています。
ワンピースに登場するサボの家族の画像
サボの両親は貴族です。彼らの目的はサボが王族と結婚することで、自分たちの地位と名誉を上げようとすることだけです。サボに対して親としての愛情を与えず、虐待まがいの教育を押し付けていました。
その上、サボが目的を果たせなくなった時には養子として引き取ったステリーをサボの代わりにしようと計画していました。そんなステリーもまた、貴族としての自分が優秀だと考え、周りを見下す傲慢な性格をしています。
出典: http://festy.jp
ステリーは現在、義理の両親の期待通りに王族の娘と結婚して、ゴア王国の国王となりました。夫婦そろって最悪な性格をしており、近いうちに本格的に物語に関わってくることが予想されます。
ワンピースに登場するサボに起きた悲劇
ルフィとエースと義兄弟の契りを交わしたサボですが、ある日実の父親に見つかり連れ戻されます。そこでゴミ山が、そこに住む人ごと燃やされる計画を知ってしまいます。他の貴族に知らせて止めようとしますが、なんとゴア王国の貴族は全員がそれを知っていました。
エースとルフィに計画のことを知らせようとしますが、兵士たちに妨害され失敗してしまいます。ゴア王国のあり方に絶望したサボは通りかかった男に計画の事と自分の本心を語ります。
この出来事がきかっけで、ゴア王国に居ることが耐えられなくなったサボは王国を飛び出すことにします。手作りの船に海賊旗を掲げ、一足先に旅立つことを義兄弟に済まないと思いつつも海へと出ます。しかし、運悪く進路にはゴア王国を視察に来た天竜人の船がありました。
王族や貴族よりも傲慢な天竜人にとって、たとえ小舟であっても目の前を横切るだけで処刑する理由になってしまいます。サボを乗せた船は、ルフィとエースの前で砲撃され沈められてしまいます。こうして二人の義兄弟はこの世を去ったかのように思われました。
ワンピースに登場するサボとの驚きの再会
メラメラの実を巡る戦いに参加したルーシーの正体
王下七武海のドフラミンゴが支配する、ドレスローザの闘技場ではエースの食べたメラメラの実が賞品として出されました。これはドレスローザに侵入したルフィをつり出す餌でしたが、ルフィは謎の剣闘士ルーシーとして出場します。
破竹の勢いで勝ち上がるルーシーことルフィでしたが、コロシアムの外でドフラミンゴに撃たれたローを見てしまいます。王宮へと連れてかれたローを助けるべくコロシアムを脱出しようとしますが、メラメラの実も諦めきれません。
そこに現れた男の正体に気づいたとき、ルフィは心の底から驚いた表情をしました。なぜなら、男は死んだはずのサボだったのです。ルフィは死んだと思っていたサボが生きていたことに涙を流して喜ぶのと同時に、エースを守れなかったことを悔やみます。
しかし、サボはルフィが生きていたことを喜び、感謝をします。そしてエースの意思は自分が引き継ぐ、メラメラの実は自分が食べると宣言してルフィも了承しました。ローを救いに行ったルフィの代わりにサボはルーシーとして試合に出場します。
ワンピースに登場するサボの成長した画像
12年ぶりにルフィと再会したサボは、すっかりイケメンになっています。画像にもある大きな火傷跡も、サボのカッコよさを引き立たせています。オシャレなシルクハットに胸飾りや、鉄パイプをふるう姿は子供のころと変わっていません。そのためか、ルフィもすぐにサボだと気づきます。
アニメだとキャラクターボイスを、あの古谷徹さんが担当しています。ガンダムのアムロや、最近では名探偵コナンの降谷零で有名な大御所声優です。意外にも、古谷徹さんはこれが初めてのワンピースキャラクターになります。
実は、サボ役の声はオーディションを行ってもなかなか決まらなかったのです。そのオーディションをしていたスタジオで、別作品の収録をしていた古谷徹さんにも参加してもらい、名前を伏せた上で尾田先生に聞いてもらったところ決まったという経緯があります。
ワンピースに登場するサボの目的
ドレスローザに現れたサボには二つの目的があります。そのうちの一つが、義兄弟であるエースが食べたメラメラの実を手に入れることです。サボはエースが死んだ際に何もできなかった自分を悔やみ、エースの意思を引き継ぐことを誓います。そのためにサボはメラメラの実を手に入れようとします。
正体を隠したルフィの代役として、ルーシーの仮面を被ってコロシアムに登場します。観客はルーシーの正体がルフィだということも、入れ替わっていることにも気づきません。サボは、ドフラミンゴの腹心の部下や、黒ひげ海賊団幹部を蹴散らし、見事メラメラの実を手に入れます。
ワンピースに登場するサボの強さ
サボは鋼鉄も砕く竜爪術の使い手
サボの戦い方は、身長ほどの長さの鉄パイプを自在に操る棒術と、竜爪拳という格闘技を組み合わせています。新世界で活動するうえで必要な覇気を体得しており、能力者になる前でもディアマンテやバージェスといった実力者を追い詰めるほどの強さを発揮しています。
そしてコロシアムで行われたメラメラの実争奪戦において、義兄弟のエースと同じ、炎を操れるようになると強さがけた違いに上がっています。まだメラメラの実の能力を全開では扱えませんが、その強さは群を抜いており、海軍に三人しかいない大将の藤虎と互角に渡り合います。
サボの使う技の画像
竜の鉤爪は、指を竜の爪のように構えて、武装色の覇気をまとわせ相手に突き刺します。バージェスの着けていた防具を一撃で破壊するほどの威力です。
火炎竜王は、上記の竜の鉤爪に炎を追加して繰り出す技です。メラメラの実を手に入れたことから使えるようになります。
炎拳はエースの技です。自分の拳を巨大な炎の塊として、相手にぶつける技です。名実ともに、サボがエースの意思を引き継いだ印象的な技となっています。
サボの戦ったバージェスの強さと画像と懸賞金
バージェスは黒ひげ海賊団の幹部です。プロレスラーのような姿をしており、非常に好戦的です。家一軒を持ち上げて投げつけるような、とんでもない力を持っており、黒ひげ海賊団では一番船の船長を務めています。実力では間違いなく、黒ひげの部下では一番ということです。
コロシアムの優勝賞品にメラメラの実が出ることを知り、それを狙って出場します。ルーシーの正体がルフィだということに気づき、兄の敵討ちだと挑発を繰り返していましたが、途中で入れ替わったサボに圧倒されます。
懸賞金は発表されていませんが、同じ四皇のビッグマム海賊団ナンバー2のカタクリが10億5700万ベリーだったのを考えると、それぐらいの懸賞金の価値はあります。そんな男を圧倒したサボの強さはワンピースでも上位に入るはずです。
サボと戦ったディアマンテの強さと画像と懸賞金
ディアマンテはドンキホーテ海賊団の最高幹部の一人です。コロシアムの英雄と呼ばれ、ヒラヒラの実を食べた旗人間です。硬い物を旗のように柔らかくし、自分を旗にすることで相手の攻撃をかわします。また、剣術にも秀でており、地形を変えてしまう強さを持っています。
民衆からの人気は絶大ですが、本性は残虐非道であり、高い戦闘経験から入れ替わったルーシーの正体にも気づきます。コロシアム決勝では満を持して登場し、因縁のあるレベッカを精神的に追い詰めますが、ルーシーの振りをしたサボに負けてしまいメラメラの実を奪わます。
懸賞金額は不明となっており、船長のドフラミンゴが元3億4000万ベリーだったことを考えると、それ以下ということになります。しかし、その強さは本物で、麦わら海賊団でいえばゾロやサンジと互角な戦いをしたかもしれません。
サボの戦った藤虎の画像と強さと懸賞金
藤虎は新しく大将になった海兵です。本名はイッショウで、モデルとなったのは勝新太郎が演じた座頭市というキャラクターです。座頭市と同じで、仕込み杖を使う盲目の剣士です。
盲目の戦士ですが、その強さは前任の大将たちに劣っていません。剣術はゾロが目を見張るほどで、悪魔の実の能力者としては重力を操作できます。おびただしい瓦礫を持ち上げ、敵の頭上に落としたり、本物の隕石を落とすこともできます。
出典: http://festy.jp
ドフラミンゴですら、折り紙付きの化け物と呼んで警戒してしいる藤虎に対して、サボはルフィを守るために戦いを挑みます。藤虎本人が本気じゃなかったことを差し引いても、引き分けに終わったサボの強さも本物だと証明されています。
海兵のため懸賞金はありませんが、藤虎は生粋の海兵というわけではありません。世界徴兵という制度で、海兵じゃない実力者を集めた結果、大将になったのです。もしかすると、彼の首に懸賞金がかけられていてもおかしくはありません。
ワンピースに登場するサボの正体
サボは革命軍ナンバー2!
サボがドレスローザに現れたもう一つの理由は、全世界に流出している武器の流れを追うためです。実は、死んだと思われたサボはルフィの父親に拾われ、革命軍に所属しています。
若くして革命軍参謀総長の地位に居て、世界政府からかけられた懸賞金は6億200万ベリーです。実は、再会した時点での懸賞金はルフィよりも多いです。それだけ、世界政府から危険視されているということです。
ワンピースに登場するサボの所属する革命軍とは
革命軍とはワンピースに登場する様々な国が加盟する、世界政府を直接打倒する反世界政府の組織です。主に、世界政府が行う奴隷労働の開放や、海賊に襲われる市民の救助を行い、勢力を拡大しています。
革命軍に所属するドラゴンの画像と強さと懸賞金
革命軍総司令官のドラゴンはルフィの父親です。革命軍を創設して、世界政府を打倒しようとすることから「世界最悪の犯罪者」と呼ばれています。世界政府が血眼になって探している男です。瀕死のサボを拾い治療したのもドラゴンです。
その強さは未知数ですが、風に関係した能力を持っていると噂されています。初登場したローグタウンでスモーカーに捕まりそうになったルフィを助ける際に、謎の突風が起きました。また、風を浴びる際には故郷の方を向くなど風にまつわる印象的なシーンが多いです。
懸賞金も不明となっていますが、これは懸賞金を付けると天文学的な数字になってしまうことから、諦められています。懸賞金とは強さ以外にも世界の平和に対する危険度という目安にもなりますから、この特別扱いはドラゴンの凄さが伝わります。
革命軍に所属するバーソロミューくまの画像と強さと懸賞金
王下七武海の一人であり、戦闘兵器パシフィスタの実験台になったバーソロミューくまは、革命軍の幹部でした。ニキュニキュの実の能力者で、あらゆるものを弾き飛ばす肉球人間です。麦わら海賊団を一度は壊滅においやる強さを発揮しました。
海賊になった経緯や王下七武海になって世界政府に潜り込んだ真意などは不明です。しかし、ルフィがドラゴンの息子であることを知っていることから相当信頼されていたのは間違いありません。麦わら海賊団にも期待をかけているのか、窮地に陥った彼らを逃がすのも一役買っています。
海賊だったころの懸賞金は2億9600万ベリーで、現在は完全に戦闘兵器となってしまい自我は消えてしまったとされています。どうしてバーソロミューが戦闘兵器になったのか、謎は多いです。
革命軍に所属するイワンコフの画像と強さと懸賞金
イワンコフはグランドラインにあるカマバッカ王国女王にして、革命軍の幹部です。初登場時には悪党が収監されるインペルダウンで捕まっていましたが、ひそかに集めた同志たちを引き連れルフィと共に脱獄します。
ホルホルの実を食べた能力者で、人体のエンジニアと呼ばれています。猛毒を浴びたルフィの治療や、性別すら操れるとんでもない能力を持っています。ニューカマー拳法を身に着けており、サンジを一方的に倒したり、王下七武海のバーソロミューと互角に戦います。
懸賞金は不明です。革命軍ナンバー2のサボが6億、同じ革命軍幹部だったバーソロミューが約3億だったことから、イワンコフも3億前後ではないかと予想されます。その懸賞金は誰が手に入れたのかは謎です。
革命軍に所属するコアラの画像と強さと懸賞金
コアラは革命軍に所属する兵士です。14歳の頃に魚人空手の師範ハックに連れられて革命軍に入り、魚人空手の師範代にまで成長しました。面倒見の良い性格のため、サボとチームを組みますが、勝手に行動するサボに振り回されています。
革命軍ナンバー2という立場を忘れて、単独行動するサボに対して、「サボ君の身勝手で怒られるのは私とハックなんだよ!!」、と苦労を滲ませています。ですが、サボの気持ちを理解しており、ルフィがピンチになりそうだと判断したら、サポートに回るという気づかいを見せます。
実は彼女、ワンピースの別のエピソードで、重要な役割を持って登場していました。魚人島編に登場するフィッシャー・タイガーが解放した天竜人の奴隷だったのです。タイガーに解放された彼女はある縁から、彼の率いるタイヨウの海賊団に乗って故郷まで送り返されます。
しかし、それは天竜人の罠であり、タイガーは死んでしまいます。幼いコアラはその事実を知りませんでしたが、元奴隷だった彼女が天竜人、世界政府に反抗する革命軍に居るのはそのあたりが関係しているはずです。
成長したコアラは魚人空手の師範代となっています。雑魚相手に負けないぐらいの強さを手に入れています。懸賞金は不明ですが、おそらく懸賞金をかけられるだけの強さや騒動を行っていないと思われます。
麦わら海賊団に所属するニコ・ロビンの画像と強さと懸賞金
ニコ・ロビンは麦わら海賊団に所属する考古学者です。彼女の生まれ故郷オハラは世界政府が秘密にしている何かを掴んでしまい、この世から抹消されてしまいます。その秘密を解き明かすカギとなったロビンは世界政府から狙われる一方で、世界政府と敵対する革命軍も探しています。
バーソロミューによって麦わら一味がバラバラになったとき、ロビンは革命軍に助けられます。その後、一味が二年間の修行へと入る際に、ロビンは革命軍のメンバーと行動を共にしています。そのため、サボやコアラはロビンと顔見知りで、特にコアラはロビンになついています。
ロビンはハナハナの実を食べた能力者です。自分の腕や足を、どこにでも好きな場所に生やせるという能力を持っています。戦闘では相手の体に生やして関節技を決めたり、耳や目を遠くの場所に生やして情報収集したりと、直接的な強さ以外の強さを発揮しています。
懸賞金の額は1億3000万ベリーとなっています。これは直接的な強さ以外に、彼女が世界政府の秘密を解き明かす唯一のカギという意味で高額となっています。
ワンピースに登場するサボが義兄弟のピンチに助けに行けなかった理由
サボとエースは固い絆で結ばれた義兄弟です。そんな彼がなぜ頂上戦争の際に助けに行かなかったのか。それは助けに行かなかったのではなく、助けに行けなかったのです。
サボは幼い時に負った大けがで、記憶喪失になってしまったのです。ルフィやエースと過ごした過去はおろか、自分の正体や名前すら忘れてしまいました。持ち物から辛うじて名前だけが判明します。
ゴア王国の住人だろうから送り届けようといわれた際に、サボは必死になって拒否します。自分の正体すら思い出せないのに、故郷へのトラウマは体が覚えています。ドラゴンはそんなサボを革命軍へと迎え入れました。
出典: http://festy.jp
原作では、ここから一気に時間軸が飛びますが、アニメだとオリジナルのエピソードが加わります。ルフィやエースと過ごした幼年期もあってか、同年代の子供たちより頭一つも二つも抜けていたため、サボはバーソロミューやドラゴンから直接鍛えられています。
実力者二人に鍛えられた結果、サボは若くして革命軍ナンバー2へと上り詰めます。そして頂上戦争が終わり流されたエースの死を目の当たりにして、失われた記憶が一気に戻ります。思い出した義兄弟の死に号泣し、三日間も意識を失ってしまったのです。
ワンピースに登場するサボが義兄弟の活躍を知らなかった謎
エースの死をきっかけに記憶を取り戻したサボですが、ここで一つ謎が残ります。ルフィはともかく、エースは本編開始3年前に海に出て、大暴れしています。白ひげ海賊団に加わると、更に名前が知られるようになります。そんなエースを思い出すきっかけは以前にもあったはずです。
革命軍が海賊に対してよくない感情を抱いているから、新進気鋭の海賊に対して興味がなかったという可能性もありますが、ある仮説が注目を集めています。
サボは情報の届かない場所に潜入していた説
空島のように、グランドラインには海の情報が届かない場所があります。サボは、エースが活躍しだしたころは、そういった場所に潜入していたという可能性が挙げられます。そして、その可能性が高い場所こそ、ワノ国です。
ワノ国とは侍が守る閉鎖的な国です。世界政府に加盟しておらず、情報が滅多に流れてこない国でも有名です。逆に言うと、ワノ国にも外の情報は流れてこないのです。サボがワノ国に潜入していたとするなら、エースの事を知らなくても納得できます。
ワノ国は現在、将軍と呼ばれる男と、四皇の一人カイドウが支配しています。ルフィたちはカイドウの協力者だったドフラミンゴを倒し、彼の持つポーネグリフを狙っています。何よりワノ国の跡継ぎであるモモの助とも同盟を結んでいるため、いずれワノ国に行く事になります。
もしもサボがワノ国に潜入していたのなら、彼がワノ国編でルフィたちを助けに登場する可能性も十分にあります。
ワンピースに登場するサボの新たな誓い
エースが死んだことは辛く悲しいことだと受け止めますが、一方でルフィが生きていたことを大いに喜んでいます。自分の正体を明かしてルフィと再会した際には、「生きていてくれ、ありがとう」とまで言います。
ドレスローザ編終盤には、ルフィを追いかける海軍中将を瞬殺して、大将藤虎の前で正体を明かします。そして海軍に対してルフィと義兄弟だと宣言したうえで、「ルフィがもしおれに助けを求めたら、たとえ世界のどこにいてもおれは立場を押して駆けつける!!」と告げます。
その言葉通り、ルフィを付け狙う黒ひげ海賊団のバージェスの前に立ちふさがると、奇襲攻撃や挑発を軽やかに交わして、エースの技である炎拳で勝利します。
ワンピースに登場するサボの革命軍が壊滅?
ドレスローザでの激闘を終えて疲れ果てたルフィの前から、サボたちは黙って消えます。革命軍としては、捕まった仲間の開放とドフラミンゴの流出していた武器の情報などを手に入れたため任務完了だったのです。
ところが、サボに敗北して瀕死のバージェスが偶然革命軍の本拠地へとたどり着いてしまいます。隠し持っていた電電虫で仲間と連絡すると、黒ひげ海賊団が革命軍の本拠地を襲撃してしまいます。しばらくたったのち、革命軍壊滅というニュースが新聞に流れます。
実は革命軍壊滅のニュースは偽物です。黒ひげ海賊団の急襲を受けたのは事実ですが、ドラゴンをはじめとした主力メンバーや兵士たちに被害はほとんどないです。もっとも本拠地をカマバッカ王国に移すことになります。
いよいよ始まる世界会議編
世界会議とは世界政府に加盟している国の王たちが一堂に集まり、世界情勢について話し合う会議です。四年に一度行われ、世界中の王やその身内、そして警護のために有名な海兵たちが集まります。
これまでルフィが旅をしてきて出会った王族たちが、国を離れて聖地へと向かっています。その中にはワンピースでも人気のあるキャラクターたちが多数いることから、世界会議編への注目は高いです。
そんな世界会議に革命軍リーダーのドラゴンは動くことを宣言。世界に散らばる革命軍のリーダーたちを招集しろと命じます。そして、それに応じるように正体不明だったリーダーたちが次々と現れていきます。
これまで重要なキーパーソンとして登場してきた革命軍が、本格的に物語に関わってきます。そこにルフィたち麦わら海賊団がどうかかわってくるのか注目されます。
ワンピースの物語はこれからどんどん面白くなってくる!
世界会議編は、これまでの伏線の集大成です。各国の王や、有名な海兵たち、そして革命軍が動くとなれば何かが起きるのは間違いないです。サボはその中心でどんな活躍をするのか非常に気になります。
今回はサボを中心に紹介しましたが、ワンピースには他にも魅力的なキャラターが大勢います。もしも、今回の記事で興味を持ったのなら、ぜひ読んでください。今からでも楽しめること間違いなしです。