ワンピースのジュエリー・ボニーの正体は？エースとの関係や伏線を考察

今や世界中で大人気となっている漫画ワンピース!その名前を知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?まずは、あまりワンピースを知らないという人のために簡単にワンピースがどんな物語なのかを説明していきます。

ワンピースは、主人公ルフィが海賊王になるという夢を叶えるために「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を求め仲間たちととともに冒険の海に出るという物語です。現在までで88巻が発売されており、その人気は日本だけに留まらず海外まで広がっています。ワンピースの人気の秘密はたくさんの魅力的なキャラクターと、笑いあり涙ありの読む人を惹きつけるストーリーにあるといわれています。

この記事では、そんな大人気漫画ワンピースの魅力的なキャラクターのひとりである「ジュエリー・ボニー」の正体や秘密について考察していきます。

ジュエリー・ボニーは、ワンピース51巻「11人の超新星」で初登場しました。登場回数は多くないものの2年後では登場回数が増え始め、不可解な行動と謎の素性のために物語の重要なカギを握る重要人物として注目されています。まずは、そんなジュエリー・ボニーがどんな人物なのかを紹介していきます。

ジュエリー・ボニーはボニー海賊団船長を務め、懸賞金額は以前の2年後の今も1億4000万ベリーです。また「大喰らい」という異名を持つほど、大食いのボニーは登場シーンではいつも何かを食べているようです。また明かされている基本情報としては、南の海出身であることや推定年齢は22歳であることなどが明かされています。

まずはジュエリー・ボニーの能力について紹介していきます。ジュエリー・ボニーは何らかの悪魔の実の能力者であることが知られていますが、何の実の能力者なのかは明らかになっていません。ですがいくつかの登場シーンから、ボニーの能力の秘密が推察できるようになっています。

というのも、ボニーは過去に子供の姿や老人の姿で登場しています。さらに、ボニーが海軍を能力によって子供や老人に変えてしまう場面も存在します。このことからボニーの能力は自分や他人の年齢を操る能力なのではないかといわれています。そのためボニーは能力で自分の年齢を変えている可能性があり、2年後の今のボニーの年齢は「推定」22歳とされているのだと考えられます。ここにも何か秘密がありそうです。

漫画ワンピースに登場する主要人物には、モデルが存在します。そしてなんとジュエリー・ボニーにもモデルが存在しているようです。それは、1700～1782年の間実際にカリブ海で活躍していた女海賊「アン・ボニー」といわれています。このモデルのアン・ボニーには、気になる逸話が存在します。

女海賊アン・ボニーは政府に捕まり死刑宣告を受けますが、死刑を逃れるために彼女は妊娠していると嘘をつきます。当時はお腹の子を殺すことは殺人とされていたため、アン・ボニーの死刑は出産するまで延期となりました。しかし、この後奇妙なことにアン・ボニーの死刑が執行された記録が残っていないのです。このような逸話を持つ女海賊がジュエリー・ボニーのモデルとされている意味とは何なのでしょうか?

さて、ここからはジュエリー・ボニーの不可解な行動や謎を考察していきます。まずは、このシーン。マリンフォード頂上決戦の行方を見守っている最悪の世代の面々の中で、唯一他の面子と違う反応を見せているボニー。下の画像のようにボニーはなぜかひとり泣いているのです。

頂上戦争で命を落とすのは白ひげとエースなので、ボニーは白ひげかエースの関係者なのではないかと噂されています。彼女が白ひげ(またはエース)が死ぬとわかりそれを助けられないでいるのが辛くて、涙を流していると考えるとぴったり辻褄が合います。つまり、ボニーは白ひげまたはエースと何かしら関係がある(しかも涙を流すほどの仲?)ということがわかります。

白ひげ(またはエース)の死を悟り、涙を流していたボニー。しかし、ボニーは海賊です。すぐに涙を拭いて「何もかもあいつのせいだ!」というセリフとともにあいつを探すために新世界に旅立つことを決意します。ここで彼女が言っていた「あいつ」とは一体誰のことを指すのでしょうか?それは、2年後の新世界編ワンピース61巻で明らかになります。

ワンピース61巻でジュエリー・ボニーが探していた人物が明らかになりました。それは、黒ひげ。マリンフォード頂上決戦の引き金となったのは、黒ひげがエースを海軍に売ったことが原因でした。だからこそボニーは「何もかもあいつ(黒ひげ)のせいだ!」と考え、報復するために黒ひげを探していたのです。しかし、ボニーは黒ひげに敗北してしまいます。あげくの果てにはボニーは黒ひげの愛人にまでされそうになっていました。

しかしながら、なぜボニーはそうまでして黒ひげに報復しようとしたのでしょうか?やはり白ひげ(またはエース)に深い思い入れがあったため、彼らを死に追い込んだ元凶である黒ひげを許せなかったのだと考えられます。ですがボニーは敗北し、黒ひげに「おめェみてェな小娘によく億って賞金がついたもんだ」と言われます。黒ひげの言う通り、なぜそこまで強くはないボニーに高い懸賞金額がつけられているのでしょうか?

2年後の新世界編で黒ひげに敗北し、愛人にまでされかけていたボニー。しかし、そんなところにやってきたのは海軍のサカズキでした。黒ひげはサカズキが来たことで退散しましたが、ボニーは今度は海軍に囲まれてしまいます。そのときのボニーとサカズキの会話には、気になる点が存在します。下の画像のサカズキのセリフに注目してください。

「お前が政府から逃げたと聞いた時ひやりとしたがのぅ」とサカズキは言っていますが、これはどういうことなのでしょうか?ボニーは以前政府に捕まっていたのでしょうか?そして続く「だがもう全て終わった」というサカズキのセリフも意味深です。全て終わったというのは、おそらくマリンフォード頂上決戦のことを指していると思われますが、なぜそのことをボニーに対して言う必要があるのかが謎です。

このふたりの会話は謎が多く、現段階でどういう意味や秘密があるのかは不明です。しかし、少なくともボニーは政府に因縁があり、以前政府から逃げ出したということがこの会話から伺えます。またボニーに高い懸賞金が懸けられていた理由も、そのような過去にあるのだと考えられます。ボニーと政府にどんな過去に隠された秘密がボニーの正体を探るうえでのカギとなるのではないでしょうか?

さて、いよいよここからは謎の多い女海賊ジュエリー・ボニーの正体や秘密を徹底考察していきます!前述したように、ジュエリー・ボニーは白ひげまたはエースの関係者ではないかと噂されています。白ひげの関係者説は判断材料が少なすぎるため置いておくとしても、エースの関係者説はある理由からかなり有力ではないかとされています。それでは、ジュエリー・ボニーの正体、そして秘密とは何なのか?順を追って考察していきます。

まず、ワンピースの物語の中でボニーと共通点がある人物を見ていきます。ボニーと共通点がある人物、それはエースとルフィです。ボニーはことあるごとに2年前も2年後の今も何かを食べているシーンが描写されていたり、「大喰らい」という二つ名を持っているほど大食いであることが強調されています。そして、エースとルフィも異常なほどの大食いであると知られています。

さらにエースに至っては他にもボニーとの共通点が存在します。二人とも初登場シーンはレストランだったことや、よく建物の上から話しかけるシーンがあることも共通しています。さらにボニーの口紅はハートの形をしています。「エース」と「ハート」はトランプ繋がりです。このように、エースとボニーには数々の共通点があることがわかります。さらにもう一人ボニーと共通点の多い人物がいますが、それは後程紹介します。

さてここでは、ジュエリー・ボニーと何かしらの関係があるのではと噂されているエースについて説明していきます。エースはマリンフォード頂上決戦で命を落としましたが、その時にエースの出生の秘密が明らかにされました。

エースの父親は海賊王ゴール・D・ロジャーであり、エースの母親はポートガス・D・ルージュという人物でした。ルージュはロジャーの子を妊娠していると政府にバレたら殺されてしまうと考え、ロジャーの子だとバレないように執念で20ヶ月もエースを胎内に宿し出産したとされています。その後ルージュは死んでしまい、エースはガープが保護しダダンという山賊の女のところに預けます。

ボニーとエースの関係については色々な説がありますが、根拠のある有力な説をいくつか紹介していきます。まずは、ボニーとエースが兄弟なのではないか?という説です。というのも前述したエースの出生シーンでの母ルージュのセリフが根拠になっているからです。「女の子ならアン、男の子ならエース」とルージュは言っています。ところで「アン」という名前はどこかで聞き覚えがありませんか?

そう、ジュエリー・ボニーのモデルとされている女海賊「アン・ボニー」です。これは単なる偶然とは思えません。このシーンには子供がひとりしか描かれていませんが、実はエースには双子の兄弟である「アン」がいたのではないかといわれています。そして、その「アン」がジュエリー・ボニーなのではないかといわれています。そう考えるとボニーが頂上決戦の時に泣いていたことや2年後に黒ひげと戦ったことと辻褄が合います。

しかし、この説には矛盾する点も存在します。なぜエースは双子の兄弟がいることを知らなかったのか?そして、エースは知らないのになぜジュエリー・ボニーの方はエースが双子の兄弟だと認識していたのか?そして一番の矛盾点は、双子であるにも関わらずエースとボニーの顏があまり似ていないということです。二人とも大食いである点は共通しますが、顏が似ていないというのはおかしいのではないでしょうか?

また二人は誕生日が違います。エースが1月1日で、ボニーが9月1日。このように数々の矛盾点を踏まえて考えると、やはりエースとボニーが双子の兄弟であったという説は信憑性のない説であると考えられます。しかし、「女の子ならアン」というルージュのセリフと「アン・ボニー」がモデルのジュエリー・ボニーがいるという点にはなにか秘密が隠されているようです。

ボニーとエースが双子である説は否定されましたが、次に浮上してきたのはボニーとルージュが同一人物である説です。つまり、ボニー=エースの母であると疑われています。なぜこんな説が浮上してきたのか?それは、ルージュが20ヶ月胎内にエースを宿していたという話とボニーの能力に関連しています。ルージュは執念で20ヶ月も身ごもっていたとされていますが、普通の人間なら執念だけでそんなことができるはずがありません。

つまり、ルージュは悪魔の実の能力者だったと推測されます。そして、ボニーの能力は先述したように「自分や他人の年齢を操る能力」でした。つまり、ボニーの能力を使えば20ヶ月もの間子を胎内に宿すことも可能なのではないかということです。そしてルージュはエースを産んだあと死んだとされていますが、本当に死んだのでしょうか?ルージュが死んだ描写はなく、ガープがルージュを死んだことにしているとも考えられます。

ルージュが生きていると仮定するなら、現在ルージュは40過ぎのおばさんになっているはずです。しかし、ルージュが自らに年齢を操る能力を使っていたとしたら、今でも若い姿のままでいるはずです。つまり、それがジュエリー・ボニーなのではないか?と噂されています。ボニーがエースの母だとするなら、頂上決戦で涙を流していた理由や政府と因縁があるという点も説明がつきます。さて、ここまでがルージュ=ボニー説の全容です。

一見信憑性が高そうなルージュ=ボニー説ですが、この説には矛盾する点も多くあります。ルージュが自らの年齢を操り若いままでいる姿がボニーだとすると、なぜルージュとボニーの容姿が異なるのでしょうか?同一人物が同じ年代でいるなら容姿は全く変わらないはずです。それなのに、そばかすの有無や髪質、声(アニメの声優が違う)などがルージュとボニーでは全く異なります。

そして実はルージュにも作者は明言していませんが、実在のモデルがいるとされています。それはアン・ボニーの親友であり、出産が原因で亡くなったメアリー・リードという女海賊です。このことからも、ボニーとルージュはまったくの別人であると考えられます。

さて、ここでなぜロジャーが自分の子にエースまたはアンという名前をつけたがっていたのか?という点について考察していきます。それは、ロジャーがダダンという女性に惚れていたからです。ダダンをローマ字に直し「DADAN」から「D」を抜くと「AAN」になります。「A」はエースのA、ANはアンを表していたのです。ロジャーは惚れていた女性の名前を子につけようとしていたわけで、なんとも罪な男です。

そしてこのダダンという女性。聞き覚えはありませんか?そう、ダダンはエースとルフィの育ての親である山賊の頭だったのです。ダダンは、若いころは今とは比べものにならないほど美しい女性でした。ロジャーはそんな美しいダダンにアプローチしますが、振られてしまったためルージュとの間に子供を作ったと考えられます。

しかしながら、なぜガープはエースやルフィを山賊であるダダンに預けたのでしょうか?ロジャーの息子であるエースを託すのは、信頼がおける相手でないといけません。ということは、ガープは山賊であるダダンにそれだけの信頼を寄せていたということになります。ロジャーの惚れていた相手でもあり、海軍であるガープの信頼が厚いダダン。彼女は一体何者なのでしょうか?

ボニーには、もうひとり共通点の多い登場人物が存在します。それがビックマムです。ピンク色の髪、口紅のハートマーク、名前がスイーツ系(ジュエリー=ゼリー)、大食い、言葉遣いが似ている、ケーキのような船などこんなにもビックマムとボニーには共通点が存在しています。ビックマムには多くの夫と娘たちがいますが、これだけ共通点があるとそのたくさんの娘の中のひとりがボニーであるという可能性が高いと考えられます。

また、もうひとりビックマムの娘ではないかと考えられる人物がいます。それがダダン。ダダンとビックマムにも共通点が存在します。大きな口、食べ方が汚い、スイーツ系の名前(「DADAN」からDを取ると「AAN」になりつまりあんこ)、ビックマムの娘ボニーと側近の男がそっくり、若いころが似ているなど共通点が多いことからダダンもビックマムの娘である可能性が高いと考えられます。

また、ダダンはガープの娘ではないかといわれています。というのも先述したガープがなぜ山賊であるダダンにエースを託したのか?という疑問に答えが隠されています。それはダダンがガープの娘だったからです。ダダンがガープの家族だとすると、ガープがダダンを信頼していたというのも納得がいきます。つまり、ダダンはガープとビックマムの娘であるという可能性が高いと考えられるのです。

そして、ここで一度考えていただきたいのが処刑される前にロジャーがガープに自分の子を託した理由です。下の画像のシーンではロジャーが長年の付き合いであるガープを信頼して託したという見方もできますが、本当にそれだけで海軍であるガープに自分の子を託すことができるのでしょうか?つまり、ロジャーとガープにはもっと深い関係性や秘密があったと考えるべきなのではないでしょうか?

それはロジャーが妊娠させたルージュがガープの娘であった可能性です。だからこそロジャーは「いやァ…やってくれるさ…!」と言うことができたのです。人情の厚いガープなら自分の娘であるルージュ、そして生まれてくる孫を見捨てることができないとロジャーは確信していたのです。そしてルージュがガープの娘である根拠は他にもあります。ロジャーはダダンに惚れていましたが、ダダンに振られてルージュと結ばれます。

なぜロジャーが次にルージュを選んだのか?それは、ルージュがダダンの妹だったからです。つまり、ロジャーは惚れた女の妹と結ばれていたのです。自分の子に惚れた女の名前をつけようとするロジャーですから、惚れた女の妹を選ぶというのもなんら不思議はありません。つまりガープとビックマムの娘であるダダンの妹がルージュということですから、ルージュもガープとビックマムの娘であるということになります。

さて、ここまででダダンとルージュがガープとビックマムの娘であるという可能性が高いという説が浮上しました。さらにボニーもビックマムの娘の可能性が高いとされています。ではボニーの母がビックマムだとして、ボニーの父親は誰なのでしょうか?ここでは仮にガープがボニーの父親だとします。そうするとダダン、ルージュ、ボニーの三姉妹ということになります。

ところでガープはロジャーに子供を託されたわけですが、ガープは自分の娘と孫を守るためにどのような行動をとったのでしょうか?ロジャーに子供がいることは海軍に既にバレており、ガープは海軍に見つからないように生まれた子供を隠す必要があります。しかし生まれた子供を隠して育てるだけでは、いずれはロジャーの子であることがバレてしまう可能性があります。そこでガープが考えたのは、「入れ替わり」です。

ガープは、ルージュが産んだ「ゴール・D・エース」と他の子供を入れ替えるということを考え付いたのです。そこで適任だったのはもう一人のガープの娘ボニーの子供。同時期にボニーが産んだ子供をロジャーの息子「エース」として育てることにしたのです。それを裏付ける証拠に、マリンフォード頂上決戦のエースが死ぬ回のタイトルが挙げられます。エースが死ぬ回のタイトルは「ポートガス・D・エース死す」でした。

つまり、ルージュとロジャーの本当の息子「ゴール・D・エース」はまだ生きているということになります。ではこの「ゴール・D・エース」とは一体誰のことなのでしょうか?それは、ワンピースの主人公「モンキー・D・ルフィ」であると考えられます。ルフィはガープの孫であり、ルフィもエースとともにダダンの元で育ちました。そしてルフィは、ガープに「お前はドラゴンの息子だ」と教えられて育ちます。

ルフィも読者もガープの言葉に騙されて、2年後の今となってもルフィはドラゴンの息子だと当たり前のように信じてしまいます。そして、エースがルージュとロジャーの息子であることをエースの死をもって作者は読者に信じさせました。こうして読者は作者の思惑通りルフィがドラゴンの息子で、エースがルージュとロジャーの息子であることを2年後になっても信じて疑わないようになったのです。

つまりガープがロジャーの息子を守るために子供を入れ替えたとするなら、ロジャーとルージュの本当の息子はルフィで、ドラゴンとボニーの息子がエースということになります。このように仮定するならボニーが頂上決戦を見て泣いていた理由は、自分の息子であるエースが「本当は違うのにロジャーの息子として処刑されるという理不尽さ」に対して泣いていたということになります。

ですが、この仮説にはひとつ矛盾する点があります。それは、ルフィとエースの年齢が違うことです。同じような時期に生まれて入れ替えたのなら、ルフィとエースは同じ年でなくてはいけません。なのに、なぜ二人の年齢が違うのでしょうか?その答えは、ボニーの能力にあります。ボニーの能力は、自分や他人の年齢を操作する能力です。その能力を使って3歳程度まで育てたルフィを赤ん坊の状態に戻したのではないでしょうか?

3歳までなら記憶もほとんど残っていませんし、赤ん坊になったルフィをまた3歳程度まで育ててからダダンの元に連れていけば本当は同い年であるルフィとエースに2歳の年齢の差が生まれるというわけです。こうすることで、ルフィが本当はロジャーの息子であるという真実が明るみにでる可能性が低くなります。さらに、ワンピースという物語的にも主人公が実は海賊王の息子だったという方が華やかになると思われます。

ジュエリー・ボニーは実はエースの母親であるという説を提唱しましたが、実はジュエリー・ボニーにはエースの他にもあと5人子供がいると噂されています。というのも、ボニーはビックマムの娘である可能性が高く(これはほぼ確定)ビックマムの娘はみんな政略結婚させられています。そして、ボニーもドラゴンと政略結婚させられていたと考えられますが、ワンピースの世界では結婚相手は一人とは限りません。

そのため、ボニーにはドラゴンの他にも政略結婚させられていた相手がいる可能性が高いのです。そして、ボニーにはよく大股開きのシーンがみられます。このシーンはボニーの出産経験を表していて、大股開きが癖になるほど何度も出産していたのではないかと考えられます。では、ボニーが産んだ他の子供たちとは一体誰なのでしょうか?次からは、ボニーの子供だと考えられる人物を紹介していきます。

ボニーの子供1人目に考えられるのは、ベラミーです。ベラミーは「バネバネの実」の能力者で体をバネに変えることができます。ボニーとはタンクトップであることや名前の語呂が似ています。またボニーの息子だとすると同時にガープの孫ということになりますが、ガープと全く同じ場所に傷があり、攻撃の仕方も拳という点で共通しています。さらにベラミーの父親は赤犬ではないかと噂されています。

その理由はベラミーの舌を出す仕草が犬を表現していることや、ベラミーが羽織っている服が海軍の服に似ていることなどが挙げられます。また赤犬とボニーの間に子供がいたと考えると、赤犬とボニーの意味深な会話や赤犬がボニーの息子であるエースを殺したことなどにも納得がいきます。

ボニーの子供2人目と考えられているのは、バルトロメオです。というのも実在する海賊にポートガス・バルトロメオという人物が存在しているのです。ワンピースでは実在の海賊をモデルにしていることが多く、バルトロメオとエースが無関係だとは考えられません。また、エースの母であるボニーとバルトロメオにも共通点があります。ボニーの帽子の色が緑色で、バルトロメオの髪も緑色。

またバルトロメオの服にはハートのような紋章があり、ボニーと同じような金の輪のピアスを鼻と耳にしています。さらにバルトロメオのズボンの模様はダイヤに見えますが、これもエースとハート、ダイヤとトランプ繋がりだと考えられます。またバルトロメオの二つ名は「人食い」です。ボニーの「大喰らい」という二つ名とも共通しています。

そしてボニーの3人目の子供だと考えられるのは、イゾウです。イゾウは白ひげ海賊団で16番隊隊長を務める男で、女形の姿をした二丁拳銃使いです。ボニーとの共通点は、ハート形の口紅です。また女と見間違えるほど美形で、目元がどことなくジュエリー・ボニーに似ています。

ボニーの子供4人目と考えられているのは、ポートガス・D・エースです。その理由は既に説明してあるのでここでは省略しますが、補足としてボニーにはそばかすがないのになぜエースにはそばかすがあるのか?という点について説明します。それは、ボニーの母であるビックマムの血をエースが受け継いでいるからです。

ビックマムの幼少期であるシャーロット・リンリンの姿を見てみると、シャーロット・リンリンにはそばかすがあります。つまり、エースには祖母であるビックマムのそばかすが遺伝したということなのだと考えられます。

ボニーの子供5人目だと考えられているのは、ケイミーです。ケイミーの髪色はバルトロメオと同じ緑色で、タンクトップを着ていることが多い点もボニーと共通しています。ケイミーの父親はジンベエだといわれています。

そして、ボニーの6人目の子供だと考えられているのはチムニーです。チムニーは母親が人間という設定であることやガープの孫であることが作者から明かされています。また、髪色はバルトロメオとケイミーと同じ緑色で、口紅はボニーやビックマムと同じハート形になっています。これらのことからチムニーもボニーの娘であると考えられます。

ここまで謎の多い女ジュエリー・ボニーの正体を長々と考察してきましたが、未だボニーの正体や秘密はワンピースでは明らかになっていません。そのため現段階でジュエリー・ボニーの正体や秘密を考察して一番可能性が高い説を最後にまとめていきます。

まずジュエリー・ボニーはビックマムとガープの娘であり、同じくビックマムとガープの娘であるルージュとダダンはボニーの姉妹。そしてルージュとロジャーの本当の息子はルフィで、ボニーとドラゴンの息子はエース。つまりジュエリー・ボニーはエースの実の母親で、ルフィは伯母にあたる人物だと考えられます。そして、ボニーにはエースの他に5人の子供がいると考えられています。

以上がジュエリー・ボニーの正体や秘密を考察して出た結論になります。ですが、まだまだジュエリー・ボニーには明かされていない秘密がありそうです。

さて、ジュエリー・ボニーの正体やエースとの関係について考察してきましたがいかがだったでしょうか?ジュエリー・ボニーにはまだまだ明かされていない秘密があると考えられます。そのためこれからワンピースがどうなっていくのかその展開から目を離さずに、ジュエリー・ボニーの活躍にも期待しながら2年後の新世界編に突入したワンピースも見守っていきましょう!