2018年05月27日公開
2018年05月27日更新
Mr.2ボン・クレーは生きてる?その後や名言を紹介【ワンピース】
国民的大人気コミック『ワンピース』には実に様々なキャラクターが登場します。今回紹介するのは、異彩を放つキャラ、『ボン・クレー』について。ボン・クレーは当初、主人公・ルフィと敵対するキャラクターとして登場しましたが、その後事ある毎にルフィを手助けしてくれています。最終的にはルフィの為にインペルダウンの署長・マゼランに単騎決戦を挑み、その後消息不明となっています。今回は友情に厚いキャラ、ボン・クレーが生きてるのかどうか、彼の活躍や名言、魅力等を画像と共に紹介します。
目次
- ワンピースに登場する『Mr.2』『ボン・クレー』こと『ベンサム』
- 異彩を放つ人気キャラボン・クレーとは?
- ボン・クレーの基本プロフィール
- ボン・クレー役を務める声優はあの人
- オカマだけど漢らしい!ボン・クレーの性格
- ボン・クレーの能力
- 能力と無関係?ボン・クレーの戦闘スタイル
- 実に多彩!ボン・クレーによるオカマ拳法の技一覧
- 友情に厚いキャラクター『ボン・クレー』はかつては敵だった
- かつてボン・クレーが所属していた 『バロック・ワークス』とは?
- ボン・クレーが初登場した『アラバスタ編』
- ボン・クレーと麦わらの一味との友情
- ボン・クレーが再登場!『インペルダウン編』
- インペルダウン署長と一騎打ち!ボン・クレーの友情
- ボン・クレーの名言集
- ボン・クレーの魅力とは?
- ボン・クレーVSマゼランのその後
- ボン・クレーは生きてる?
- 今後ボン・クレーの活躍は見られるのか
- ボン・クレー再登場に期待!
ワンピースに登場する『Mr.2』『ボン・クレー』こと『ベンサム』
海賊王を目指すルフィを主人公に、その冒険の様子を描いた人気コミック『ワンピース』。2018年5月現在の時点で連載開始から20年以上経過していますが、その人気は未だ健在。長きに渡る連載にも関わらず、緻密なストーリー展開をみせており、とても魅力的な物語となっています。まだ連載中の作品ということもあり、ファンも未だ増加中。海外にも多くのファンが存在しているようです。
また、ワンピースはその物語の特性上、登場人物がとても多いのも特徴。しかもそれぞれがとても個性的な為、主人公格でないにも関わらず、ファンがついているキャラクターも。今回紹介するのは、そんなキャラクターの内の1人『ボン・クレー』。本名は『ベンサム』といいますが、『Mr.2』もしくは『ボン・クレー』、『ボンちゃん』と呼ばれることの方が多いキャラクターです。
『ボン・クレー』の外見は上の画像の通り。とても個性的で、色物キャラという印象が強いのですが、ファンからの評価はすこぶる好評。とても情に厚いキャラクターであり、主人公・ルフィをはじめとする麦わらの一味を幾度となく救ってきました。しかしインペルダウン編で、ルフィを助けるために囮となり、その後現在に至るまで登場していません。『ボン・クレー』生きてるのでしょうか?生きてるなら今どうしているのでしょう。
異彩を放つ人気キャラボン・クレーとは?
まず、今回紹介するボン・クレーとは一体どんな人物なのを見ていきましょう。冒頭でもお伝えしましたが、ボン・クレーとは異名であり、本名ではありません。本名は『ベンサム』なのですが、本編では『ボン・クレー』もしくは『Mr.2』や『ボンちゃん』と呼ばれることの方が多いようです。ですので、今回の紹介では彼の事を『ボン・クレー』と表現しておきます。
ボン・クレーの外見は上の画像の様に非常に個性的です。独特のメイクに白鳥のコートを着用。更ににカボチャパンツのようなデザインのパンツに、トゥシューズのようなものを履いています。おまけに背中には「おかま道(ウェイ)」(アニメでは「盆暮れ」)の文字を背負っており、一度目にするとなかなか忘れられない姿。初登場の時点で、ファンの間ではかなりの話題となっていました。
ワンピースの物語に初めて登場したのはアラバスタ編。麦わらの一味とビビを中心としたアラバスタ編はワンピースファンの間でも特に人気の高い物語となっています。このアラバスタ編ではボン・クレーの他に多数のキャラクターが登場しましたが、その外見も手伝って、ボン・クレーはファンへ強烈な印象を与えたようです。
ボン・クレーの基本プロフィール
ここでボン・クレーの基本プロフィールについて見ていきましょう。ボン・クレーの本名は『ベンサム』。『ボン・クレー』はコードネームであり、同時に『Mr.2』というコードネームも持っています。身長・体重については明らかにされていませんが、アラバスタ編で登場したビビの情報によれば「大柄」であるとのこと。詳細は不明ですが、平均的な人間の男性に比べると、身長は高めなのかもしれません。
初めてワンピースの物語に登場したのはアラバスタ編。そこで何も知らないまま麦わらの一味と知り合い、意気投合。その際ボン・クレーが麦わらの一味と関わった時間は決して長いものではありませんでしたが、別れる時にはすっかり友情が芽生えていました。しかしその後強力な敵キャラクター『Mr.2』として登場。麦わらの一味である、サンジと壮絶な戦いを繰り広げることとなりました。
元々は『サー・クロコダイル』率いる『バロック・ワークス』に所属しており、3200万ベリーの賞金首でもあります。誕生日は8月15日。一般的にお盆と認識されている日となっています。ピエロのようなメイクと、奇抜な服装、豊かな表情に目を引かれますが、メイクなしの素顔は上の画像の通り、なかなか整っているようです。
ボン・クレー役を務める声優はあの人
ワンピースの数あるキャラクターの中でも、特に目立つボン・クレー。アニメでそんなボン・クレーの声を演じているのは大物声優矢尾一樹さん。『頭文字D』での池谷浩一郎の声や『GUNSLINGER GIRL』でのマルコー、2009年版『鋼の錬金術師』でのヨキ中尉等の声を務めた有名な声優さんです。
実は矢尾さんはワンピースにおいてボン・クレーだけでなく、『ジャンゴ』と『フランキー』の声も務めています。ワンピース原作者である尾田先生とはジャンゴの声を演じて以来友人となったらしく、なんとフランキーは矢尾さん本人をモデルにして生まれたキャラクターだというのですから驚きです。
しかしあまりにも有名な声優さんですので、外出した際に周囲に気付かれやすいようです。『ONE PIECE』の企画で作成されたレストランでは、アイスティーを飲んだ際、子供から「あぁ、コーラじゃないんだ…!」とがっかりされてしまったそうです。
オカマだけど漢らしい!ボン・クレーの性格
奇抜な格好をし、自分を「オカマ」だと堂々と宣言するボン・クレー。では彼は一体どのような性格をしているのでしょうか。ワンピースの本編を見る限りでは、基本的にテンションが高く、口数が多いように思えます。口調として1人称は「あちし」。「あやふや」や「ジョ~~ダンじゃなーいわよーーーう!」等が口癖となっているようです。
普段から自分を「オカマ」だと宣言していますが、同性愛者ではないようで、アラバスタ編でビビを見た時には「あーら超好み」と発言しています。また、怒ると口調が変わり、かなり荒っぽくなることも特徴。普段はおネエ口調で話すのですが、怒った時にはとても男性的な口調となり、海軍少将・ヒナと対立したときには「かかって来いや」と挑発していました。
外見はとても個性的かつ奇抜であるものの、情がとても深く、義理・人情を重んじるところもボン・クレーの特徴。本人は自身のことをオカマと言っていますが、実に漢気溢れる古風な性格をしており、何よりも友達・仲間を優先させる人物となっています。
ボン・クレーの能力
ここからはボン・クレーの能力について触れていきます。ボン・クレーはマネマネの実の能力者であり、誰の真似でもできる「マネ人間」となっています。右手で他人の顔に触れるだけでその人物の身体的特徴を完全にコピーすることが可能。コピーした姿を、自分の体に反映させる事ができる能力となっています。
また、コピーできるのは顔だけでなく、声や体格、傷跡にまで至るので、服装さえ揃えてしまえば親しい人物であっても見分けることはほとんど出来ません。直接攻撃に応用できる能力ではありませんが、ゲームの設定から考えるに、真似た相手が修得している体術等も再現ができるようです。
その際にはボン・クレー自身の使う「オカマ拳法」が使用不可能になりますが、潜入などには持って来いの能力なのではないでしょうか。また、1度真似た相手の姿はその後いつでも使用することが可能。顔の各パーツごとに変身することも出来るようで、サンジとの戦いの際には「世界一変な顔」を再現しようとしていました。
しかし残念な事に、出来上がった合成顔(モンタージュ)は画像のように、ボン・クレーの本来の顔とほとんど変わりがなく、ボン・クレー自身が落ち込んでしまう結果となりました。その際には、対立していたサンジにも「90%…自分の顔だったな」と同情されてしまっています。
能力と無関係?ボン・クレーの戦闘スタイル
マネマネの実の能力者であるボン・クレー。では、彼はマネマネの実の能力を活かして戦うのでしょうか。マネマネの実は確かに直接攻撃につながる能力ではありませんが、マネをした相手の技を奪うということも可能です。しかしながら、ボン・クレーの戦い方はマネマネの実の能力を利用するようなものではありませんでした。
ボン・クレーの戦闘スタイルは「オカマ拳法」(アニメ版では「バレエ拳法」)と呼ばれる体術を中心としたもの。マネマネの実の能力を利用して、他人の技で応戦するというわけではないようです。能力に頼らない体術となると、それ程強力なイメージがありませんが、そうではありません。徒手空拳でありながら、バロック・ワークスの『No.2』を務めるに相応しい実力者を備えていたのです。
基本的には「1(アン)2(ドゥ)3(オラァ)!」の掛け声に合わせた3連撃を基本とし、回避されたとしても相手を柔軟な動きで捉えます。次から次へと攻撃を繋いでいき、相手に隙をみせないことがその特徴のようです。また、コートの白鳥やマスカラ等、小道具を用いた技もあるようです。
実に多彩!ボン・クレーによるオカマ拳法の技一覧
オカマ拳法(バレエ拳法)の使い手であるボン・クレー。ボン・クレーの使用するオカマ拳法(バレエ拳法)には実に様々な技が存在します。ここではボン・クレーが使用したオカマ拳法の主な技について触れてみましょう。
まず最初に紹介する技は「どうぞオカマい拳(ナックル)」。オカマ拳法(バレエ拳法)としては珍しく拳を使った技です。見た目は画像の通り普通の正拳突きですが、作品内ではこの技を使いながらサンジと渡り合っていました。派手さこそない技ですが、一般人にとっては充分驚異的な攻撃なのでしょう。
オカマ拳法(バレエ拳法)には飛び道具を使った技もあるようです。その技は「マスカラブーメラン」。その名前の通り、刃のようなマスカラをブーメランのように投げつける技。もちろんブーメランなので途中で軌道を変え、自身の元へと戻って来ます。本編中に描かれたオカマ拳法の中で、唯一飛び道具を使った技でした。
続いて紹介する技は「白鳥アラベスク」。一見普通の連続蹴りのようにも見えますが、その精度は驚異的。連続蹴りを一点へと集中して叩き込む技となっています。勿論精度だけでなくその威力も本物。画像でもわかるように、この技でサンジの羊肉ショットを相殺していました。
4つ目に紹介する技は「爆撃白鳥(ボンバルディエ)」。ボン・クレー曰く、「オカマ拳法の”主役”(プリマ)」。主役というだけあって、本編ではボン・クレーの技の中で1番の破壊力を見せました。画像の通り、普段着用しているコートの付属品である白鳥の首を足先に装着し、その嘴を突き刺すように蹴りを放つ技となっています。 白鳥の嘴は鋼でできており、その威力は石の壁を貫通させ、煙を出す程となっています。
次の技はいまいち存在意義がわかりません。技の名前は「あの秋の夜の夢の二度見」。インペルダウン内で1度見せた技で、画像の様に勢いよく二度見する技ということは分かっていますが、それに何の意味と効果があるのかは分かりません。本編でも特に効果・意味の説明はされていなかったので、単に二度見するだけの技なのかもしれません。
最後に紹介する技は「お控え・ナ・鞭打(フェッテ)」。こちらもインペルダウン編で見せた技となっています。空中から足を振り下ろして相手を強打する技で、インペルダウンの獄卒であるミノタウロスからルフィを護る場面で見せた技となっています。他にもオカマ拳法(バレエ拳法)には『血と汗と涙のルルヴェ』や『うらぶれ白鳥(スワン)舞踏会 』等様々な技があるのですが、それは是非コミックスで確認してみてください。
友情に厚いキャラクター『ボン・クレー』はかつては敵だった
ワンピースのアラバスタ編終盤や、インペルダウン編でルフィがピンチに陥る度、手助けしてくれたボン・クレー。しかし、冒頭でも触れた通り、彼は登場当時敵キャラクターとして描かれていました。ボン・クレーは『サー・クロコダイル』率いる『バロック・ワークス』に所属しており、そこでMr.2として活動していたのです。
出典: https://frequ.jp
ワンピースのアラバスタ編開始直後に麦わらの一味と知り合い、お互い素性を知らないまま友情をはぐくみますが、その後再会した際にはMr.2として麦わらの一味の前に立ちはだかりました。ビビを追いかけるMr.2に対して、麦わらの一味からはサンジが応戦。激しい蹴り技の応酬となりました。
ほぼ互角の戦いでしたが、最終的にはサンジが勝利。戦い終わった後には戦った者同士のみにわかる友情が発生。サンジ自らMr.2に握手を求めており、Mr.2もそれに応えていました。その際には、感動からか、大粒の涙をこぼしています。
かつてボン・クレーが所属していた 『バロック・ワークス』とは?
ワンピースに登場した当初は敵であり、『Mr.2』として麦わらの一味と戦ったボン・クレー。では、彼がMr.2として所属していた『バロック・ワークス』とは一体どんな団体なのでしょう。簡単に説明すると、『サー・クロコダイル』が設立した犯罪会社で、当時クロコダイルが滞在していた『アラバスタ王国』の転覆を目論み、活動する団体でした。
盗みや暗殺、諜報といった活動を主体としており、その社員数は約2000人。中でも、クロコダイルを含む幹部11人は「オフィサーエージェント」と呼ばれる幹部。その11人の内9人が悪魔の実の能力者となっています。オフィサーエージェントの男性はMr.0(社長)~Mr.5の数字、女性は祝祭日や記念日等を使ったコードネームが割り当てられ、男女1組で活動するように組織されています。
そんな中でも、オカマであるベンサムには男性としてのコードネーム『Mr.2』と、女性としてのコードネーム『ボン・クレー』(=盆暮れ)の両方が与えられていました。オカマであるベンサムは性別があやふやな存在として認められていたのでしょう。
その証拠と言っては難ですが、バロックワークスの中ではボン・クレーのみパートナーがおらず、直属の部下を率いて行動していました。因みに、麦わらの一味である『ニコ・ロビン』も元々はバロック・ワークスの社員であり、『ミス・オールサンデー』として活動。この頃は『Mr.2』同様敵として麦わらの一味の敵として対立しています。
ボン・クレーが初登場した『アラバスタ編』
では、Mr.2としての登場とはどんなものだったのでしょうか。Mr.2が登場したのは、ルフィ達がMr.3ペアとMr.5ペアと死闘を繰り広げた後の巨人島リトルガーデン。ボン・クレーはクロコダイルからの命令で、嘘の報告をしたMr.3(=Mr.3のフリをしたサンジ)を始末しにきていました。しかし結局、本物のMr.3は既に別経路でアラバスタへ向かっていた為、会えないままリトルガーデンにたどり着いてしまったのです。
その後、食糧不足に陥った麦わらの海賊団がビビの相棒であるカルーを餌に釣りを行っていたのですが、そこで吊り上げられた形でMr.2ことボン・クレーが再登場。麦わら海賊団に吊り上げられる形で救出されたボン・クレーは、画像の通り麦わらの一味と意気投合。助けてもらったお礼にと、マネマネの実の能力を披露します。その際、サンジ以外の麦わら海賊団の顔をコピーしていました。
友情が芽生えた後ボン・クレーは立ち去りますが、マネマネの実の能力を披露したこととビビの情報により、Mr.2だということが発覚。麦わらの一味に対策を立てられてしまいます。その後はビビを追い詰めようとしますが、助けに入ったサンジと対決。激闘の末サンジに敗れてしまいました。ですが、そこには確かな友情が芽生えていたようです。
ボン・クレーと麦わらの一味との友情
その後Mr.2がワンピース本編に再登場したのは、バロック・ワークス解体後。クロコダイルとの戦いに勝利し、海へでた麦わら海賊団でしたが、その際海軍に取り囲まれてしまいます。そこで大立回りを見せたのがMr.2。麦わらの海賊団が仲間の為に戦う姿を見て感動し、助成しようと立ち上がったのです。
立ち上がったMr.2はマネマネの実の能力を使い、ルフィの姿へ変装。直属の部下を引き連れ、海軍に囮として特攻します。変身したMr.2はルフィの姿のまま海軍の船に乗り込み、その後変身を解いて海軍に部下と共に応戦。この姿にはサンジも涙していました。しかし結果的にはその後はヒナにそのまま捕まってしまい、そこからしばらくの間、生きてるのかも分からないまま、ワンピースの表舞台に立つことはありませんでした。
ボン・クレーはその後しばらくしてから、海軍に捕まったバロックワークス社員のその後を描いたワンピースの扉絵連載「ミスG・Wの作戦名”ミーツバロック”」で再登場。このシリーズではボン・クレーが一旦海軍の元から脱出し、その後処刑となる寸前のミス・バレンタインを救出。身代わりとなって再び捕らえられる場面が描かれています。
ボン・クレーが再登場!『インペルダウン編』
ワンピース扉絵連載後、ボン・クレーが登場したのは『インペルダウン編』でした。ルフィが兄・エースを救うためインペルダウンへと潜入した際、レベル3のエリアで登場。ルフィと再会を果たすと、「LEVEL5に会いたい人がいる」と、インペルダウンの奥へ同行申し出たのです。
ルフィと共にインペルダウンの奥を目指しますが、インペルダウンに駐在する獄卒は予想以上に手ごわく、更に、毒を操るドクドクの実の能力者である署長・マゼランと対決する状況へと陥ります。そのことからボン・クレーは一時的に逃げ出してしまいますが、LEVEL5の「極寒地獄」で再びルフィと合流。重傷を負いながらも、「極寒地獄」の中、下の画像のように半裸の状態でルフィの元へと駆けつけました。
その後は、マゼランの毒を受けて瀕死に陥ったルフィをソリに乗せ移動。途中でオオカミの群れにも遭遇しますが、たった1人で応戦します。結果的には無意識に動いたルフィに助けられることとなりますが、窮地に陥っても、決してルフィを見捨てようとはしませんでした。
その後はカマバッカ王国女王「エンポリオ・イワンコフ」に無事出会い、そこで治療を受けることとなります。毒を受け、重傷を負ったルフィは治療後も生死の境をさまよう事となりましたが、ルフィが苦痛の叫びを上げている時には、ボン・クレーが血を吐きながらルフィを応援し続けていました。
インペルダウン署長と一騎打ち!ボン・クレーの友情
マゼランの毒を受けたものの、イワンコフの治療を受けて無事復活したルフィ。その後インペルダウンから脱出を試みますが「正義の門」を開けるには内部から操作しなければならないことが判明します。その際ボン・クレーは自分が門を開けると宣言。その後自分は脱出できないことを理解しながらも、その事をルフィには内緒にしたまま一人インペルダウンに残りました。
マネマネの実の能力でマゼランに扮装したボン・クレーは、無事ルフィ達がインペルダウンから脱出する姿を見届けますが、その直後本物のマゼランが現れ、偽物だということが周囲にばれてしまいます。
一緒に脱出を試みた仲間には何1つ知らせず、1人インペルダウンに残ったボン・クレーの姿に、ルフィはもちろん、バギー、Mr.3でさえも号泣しました。ルフィの「ありがとう」の言葉にボン・クレーは画像のような泣き笑いの表情で「必ずアニキ救って来いやァ~!」と激励。1人マゼランとの対決に臨みました。
「残す言葉はあるか!」と問いかけるマゼランにボン・クレーは「本望」と一言だけ返答。その後は心中でルフィ達へと「また会おう!」と呼びかけ、マゼランに立ち向かいました。ボン・クレーがどうなったのかは、その後ワンピース本編では描かれていません。当時ファンの間ではボン・クレーが生きてるかどうか心配する声が多く上がっていました。
ボン・クレーの名言集
情に厚く、幾度となくルフィ達を救ってきたボン・クレー。彼はその役割から、数々の名言を残しています。ここからはワンピースの中に見られる、ボン・クレーの名言を画像と共に紹介していきます。
名言その1:命を賭けて友達を迎えに行く友達を…見捨てておめェら明日食うメシが美味ぇかよ!
1つ目の名言は「命を賭けて友達(ダチ)を迎えにいく友達(ダチ)を…見捨てておめェら明日食うメシが美味ぇかよ!」です。クロコダイルとの戦いに勝利し、海へでたものの、海軍に取り囲まれてしまった麦わら海賊団を見て放った名言です。
ボン・クレーは仲間の為に戦おうとする麦わらの一味の姿を見て感動。助成しようと立ち上がりました。情に厚いボン・クレーだからこそ口にできた、素晴らしい名言です。
名言その2:友情ってヤツァ…つき合った時間とは関係ナッシィング!
2つ目の名言は「友情ってヤツァ…つき合った時間とは関係ナッシィング!」。これはルフィ達に吊り上げられ、親しくなった後別れを告げた際に言った言葉です。ボン・クレーがゴーイングメリー号で過ごした時間はそれ程長い時間ではありませんでしたが、ルフィ達とはすっかり打ち解けていました。
実際ボン・クレーは戦いが終わった後、麦わらの一味を友達と認識しており、何度も何度も身を挺してルフィを救っています。友情を重んじるボン・クレーの特徴が端的に表現された名言です。
名言その3:友達だからようっ!理由なんざ他にゃいらねェ!
ボン・クレーの名言その3は「友達(ダチ)だからようっ!理由なんざ他にゃいらねェ!」。これはインペルダウンでMr.3とバギーを救い出した後、マゼランに捕まったルフィを助けに行こうとしたボン・クレーの名言です。
既に逃げ出せる状態にあったM.3とバギーはルフィを救出することに反対しました。それに反論した際飛び出したのがこの名言。どんな状況下にあっても決して友達を見捨てない、ボン・クレーらしさが表れている名言中の名言です。
ボン・クレーの魅力とは?
ここまででボン・クレーの登場シーンや活躍、名言等についてまとめてみました。では、ボン・クレーの魅力とは一体何なのでしょうか。それはやはりボン・クレーの情の深さなのではないでしょうか。一見するとボン・クレーの外見はかなり奇抜で、単なるギャグキャラのようにも見えます。しかしそうならなかったのは、やはり麦わらの一味との間に芽生えた友情を、誰よりも重んじているからでしょう。
もちろん普段からのテンションの高さや、面白い言動、奇抜な姿も魅力的ではありますが、『こんな友達がいたらいいのに』とファンに思わせるような心優しさがボン・クレーの持つ、何よりの魅力。実際、ファンの間にはボン・クレーの友情に涙したとおっしゃる方も沢山いるようです。
ボン・クレーVSマゼランのその後
とても魅力的なキャラクターであるボン・クレー。では、ルフィを逃がす為にマゼランと対決した後、彼は一体どうなったのでしょうか。ドクドクの実の能力を持ったマゼランに対して1人で挑んだことから、普通に考えるのであれば、ボン・クレーが生きてると考えるのは少し難しいと感じるかもしれません。
海軍の視線で考えるなら、ボン・クレーは大量の囚人を脱獄させた重罪人です。たった1人でインペルダウンから脱出することは不可能ですので、単純に考えるならマゼランとの戦いの後、捕らえられて処刑されてしまったと考える方が自然でしょう。しかし、ワンピースファンの中には、当時から「ボン・クレーは生きてる」と考えるファンが沢山いらっしゃいました。
そういった方々の意見としては「ボン・クレーがあのまま退場だと後味が悪い」「ボンちゃんは良いキャラだから生きてるって信じてる!」といったもの。ボン・クレーの魅力に心を掴まれ、『彼は生きてると信じたい』といった意見がほとんどのようです。
ボン・クレーは生きてる?
ワンピースファンの間では『生きてる』と信じられているボン・クレー。しばらくワンピースの物語には登場しませんでしたが、67巻の扉絵でついにその姿が描かれました。その姿がしたの画像です。画像を見る限り、どうやらボン・クレーはただ生きてるだけでなく、インペルダウン5.5番地のニューカマーランドの新女王となっているようです。
後ろ姿だけの登場ですが、コートには「梵」の文字もありますので、ボン・クレーが生きてるというのはほぼ間違いないでしょう。物語の展開によっては、ボン・クレーが再びルフィ達と再会する可能性もあるかもしれません。扉絵に描かれたボン・クレーの姿を見たファンからは「ボンちゃんは生きてるって信じてた!」と喜びの声が上がっていました。
今後ボン・クレーの活躍は見られるのか
67巻で生きてるとほぼ確定したボン・クレー。マゼランについても同じ67巻で無事生存が確認されています。どうやらマゼランについては署長から副所長へと降格してしまっているようです。責任感の強いマゼランですので、ひょっとすると自らの責任を取って、降格することを望んだのかもしれません。5.5番地のニューカマーランドの新女王となったボン・クレーとは対照的と言えます。
1人インペルダウンに残ったにも関わらず、活き活きとした毎日を送っていると思われるボン・クレー。では、今後ワンピースの中で活躍することはあるのでしょうか?今のところそれらしき伏線はありませんが、ファンには「生きてるんだから、きっと再登場する!」と考えている方もいらっしゃいます。ひょっとするいつか再登場し、麦わら海賊団の一員となる日がくるのかもしれません。
ボン・クレー再登場に期待!
今回はボン・クレーの強さや活躍、魅力、名言等を画像と共に説明しながら、現在彼が生きてるかどうかについて紹介しました。いかがだったでしょうか。ワンピースファンの中には、彼が奇抜な格好をしているにもかかわらずボン・クレーのファンだとおっしゃる方が大勢います。それはきっと、彼の内面から魅力が溢れ出していることが理由でしょう。
自己犠牲を苦とも思わず、常に明るく優しいボン・クレー。ファンが多い事は何ら不思議ではありません。扉絵連載で生きてる事が判明したことですし、これから先、再登場する可能性は十分にあります。いつの日ボン・クレーが麦わら一味と再会できることを祈りつつ、これからもワンピースを見守っていきましょう。