マザー・カルメルの正体をネタバレ!失踪はビッグマムに食べられたから?

週刊少年ジャンプで大好評連載中のワンピース。ホールケーキアイランド編では四皇の1人であるシャーロット・リンリン率いるビッグマム海賊団との闘いが描かれ、大きな盛り上がりを見せました。ホールケーキアイランド編でも注目されたのがシャーロット・リンリン暗殺計画。シャーロット・リンリンの恩人・マザー・カルメルの写真を破壊するというところから始まりましたが、そもそもマザー・カルメルとはいったい何者なのでしょうか?今回はマザー・カルメルの正体についてネタバレを含め説明します。

マザー・カルメルの正体をネタバレ!失踪はビッグマムに食べられたから?のイメージ

目次

  1. ワンピースに登場したマザー・カルメルとは?
  2. 四皇の1人『シャーロット・リンリン』の恩人として登場したマザー・カルメル
  3. マザー・カルメルが壊された時のシャーロット・リンリンの反応
  4. 聖母の異名を持つマザー・カルメルとは一体どんな人物なのか
  5. マザー・カルメルは悪魔の実の能力者だった
  6. マザー・カルメルが開設した『羊の家』
  7. マザー・カルメルの正体!彼女の裏の顔とは?
  8. シャーロット・リンリンを優しく迎え入れたマザー・カルメル
  9. マザー・カルメルでさえ手が付けられなかったシャーロット・リンリンの「食いわずらい」
  10. マザー・カルメルと巨人族の関係
  11. 裏の顔があっても凄い!マザー・カルメルの功績
  12. シャーロット・リンリンにとって最大の悲劇!マザー・カルメルが失踪!
  13. マザー・カルメルの失踪した日に何があったのか
  14. マザー・カルメルはシャーロット・リンリンに食べられた?
  15. マザー・カルメルが食べられたと考えるファンの根拠
  16. マザー・カルメルの能力をシャーロット・リンリンがいつの間にか継承していた
  17. マザー・カルメル始め失踪者の服だけが残されていた
  18. マザー・カルメル達の傍にシュトレイゼンが来ていた
  19. マザー・カルメルの失踪についての詳細は未だ不明
  20. マザー・カルメルの失踪について詳細が語られる日は来るのか?

ワンピースに登場したマザー・カルメルとは?

1997年から週刊少年ジャンプで連載が開始され、20年以上経った現在でも大好評の中連載が続いているワンピース。単なる冒険漫画ではなく、バトル要素やヒューマンドラマ要素等が組み込まれており、男女問わず幅広い年層から支持を受けています。2018年6月現在では世界会議編が開始され、ますます目が離せない展開となっているワンピース。

世界会議編の前にはホールケーキアイランド編が展開され、四皇の1人『シャーロット・リンリン』率いるビッグマム海賊団との闘いが描かれました。四皇と言えばワンピースに登場する海賊の中でもトップに立つといわれているキャラクターであり、ビッグマム海賊団との戦いはファンから大きな注目を集めることとなりました。

ホールケーキアイランド編でも話題となったのがビッグマムことシャーロット・リンリンの暗殺計画。シャーロット・リンリンは通常時、普通の攻撃を受けたところでなかなか傷つかないキャラクターとして描かれました。そんなビッグマムを倒す策として打ち出されたのが『マザー・カルメルの写真を壊す事』。このマザー・カルメルとは一体何者なのでしょうか?今回はマザー・カルメルの正体についてネタバレを含め説明します。

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四皇の1人『シャーロット・リンリン』の恩人として登場したマザー・カルメル

ワンピースのケーキホールアイランド編で名前が登場したマザー・カルメル。彼女の正体を説明する為に、まずシャーロット・リンリンとの関係について紹介します。ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。先程も触れましたが、ホールアイランド編では四皇の1人であるシャーロット・リンリンが率いるビッグマム海賊団との対立が描かれました。

その中で話題となったのがシャーロット・リンリンの暗殺計画。ビッグマムであるシャーロット・リンリンには普通に攻撃を行ったところで、ダメージを与えるのは不可能だということから、彼女の大切にしている写真を壊し、彼女が取り乱したところを攻撃するという計画でした。そしてその写真に写っている人物として登場したのがマザー・カルメルだったのです。

リンリンにとって、マザー・カルメルは恩人であり、その写真を傷つけられると、リンリンはパニックを起こすと説明されました。リンリン本人曰く、マザー・カルメルは「おれ達のマザー」らしく、その表情からもとても大切にしていた人物である事がわかります。しかしリンリンの恩人であるマザー・カルメルはある日突然失踪。

リンリンは、海賊団を立ち上げビッグマムとなった今でもマザー・カルメルの写真を大切にしているとのことでした。ビッグマム海賊団員のシャーロット・プリンとサンジとの結婚式を中断させるため、ルフィ達は写真を破壊。こうしてシャーロット・リンリン暗殺計画が始動し、ビッグマム海賊団との全面対決に挑むこととなりました。

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マザー・カルメルが壊された時のシャーロット・リンリンの反応

ビッグマムことシャーロット・リンリンの恩人であるマザー・カルメル。リンリンにとってはとても大切な恩人らしく、写真が壊れるとリンリンはパニックを起こしてしまいます。マザー・カルメルへの思い入れがとても深い為なのか、写真が破壊された時の反応はすさまじいものでした。

ビッグマム暗殺計画よりも昔、不注意からマザー・カルメルの写真を落としてしまった給仕がいたそうですが、その際シャーロット・リンリンは奇声と覇王色の覇気を放つという癇癪を起したとのことです。周囲の人間は覇気による影響とリンリンの奇声により気絶してしまったそうですが、その際、普段は傷つくようなことのないリンリンが、膝を擦り剥き血をながしたとのこと。

ネタバレになりますが、ルフィ達による暗殺計画で写真がマザー・カルメルの写真が割られた時も同様の反応でした。周辺の物を吹き飛ばす程の凄まじい大声を上げ、泣き始めたのです。普段はとても気が強く、ちょっとやそっとのことでは動じないビッグマムですが、マザー・カルメルに関することだけは例外なのでしょう。

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聖母の異名を持つマザー・カルメルとは一体どんな人物なのか

ビッグマムことシャーロット・リンリンから「恩人」として慕われているマザー・カルメルとは一体どんな人物だったのでしょうか。ここから、ネタバレを含めて説明していきます。マザー・カルメルの正体についてはシャーロット・リンリンの回想シーンで明らかにされました。

どうやらマザー・カルメルの正体は「聖母(マザー)」の異名を持つ有名な人物だったようです。聖母の異名を持つようになったのは、ビッグマム暗殺計画より100年前。海軍に捕らえられた巨兵海賊団の残党数名が処刑さそうになっているところへ「天が和解を求めている」と処刑の中止を呼び掛けたそうです。 

その際、まるでマザー・カルメルの言葉に応じたかのように天候が荒れ、「私が導きます!!この世のあらゆる種族が手を取り、笑いあえる世界へ!」とカルメルが叫ぶと同時に、稲妻の光が彼女を照らすという奇跡のような事態が発生。この奇跡のような出来事とカルメルの言葉によって、処刑は中止となったのです。

その後、マザー・カルメルは自身の言葉の通りに、巨人族の住むエルバフという島の「ウォーランド」で、行くあてをない子供たちを身分種族関係なく受け入れる施設を開設しました。この出来事から元々「シスター・カルメル」と呼ばれていた彼女は「マザー(聖母)・カルメル」として有名になったのです。

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マザー・カルメルは悪魔の実の能力者だった

聖母という異名で有名だったマザー・カルメル。しかし、彼女の正体はそれだけではありません。マザー・カルメルは単なる普通の人間ではありませんでした。マザー・カルメルの正体は悪魔の実の能力者でもあったのです。悪魔の実の名称は明らかにはされていませんが、どうやら炎等に「何か」を分け与え、人格を宿すことのできる能力を持っていたようです。

ワンピース本編では、マザー・カルメルが「聖母」として有名になった事件から30数年後のエピソードとしてこの悪魔の実の能力について描いていましたがファンの間では「ひょっとするとカルメルが「聖母」として有名になった、奇跡のようなシュチュエーションは、この能力によるものだったのでは?」という話も浮かび上がっているようです。

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マザー・カルメルが開設した『羊の家』

巨兵海賊団の残党を救い、聖母という異名を持つようになったマザー・カルメル。巨兵海賊団の残党を救った時に彼女は「私が導きます!!この世のあらゆる種族が手を取り、笑いあえる世界へ!」と宣言しましたが、その宣言通り、彼女はその後種族関係なく受け入れる孤児院を開設しています。その孤児院の名前は「羊の家」。マザー・カルメルはビッグマムの恩人である事は既にふれていますが、2人の出会いは「羊の家」でした。

ビッグマムことシャーロット・リンリンはかなり巨大な体の持ち主ではありますが、種族としては人間として描かれています。どうやら幼い頃から通常の人間より大きな体を持っていたらしく、その体と幼さ故に元々住んでいた国に大きな損害を与えてしまったようです。その詳細については不明ですが、本来は処刑でもおかしくなかったところを国外追放で許され、「羊の家」があるエルバフの地に置き去りにされたのです。

エルバフにあるウォーランドで羊の家を経営していたマザー・カルメルは、置き去りにされたシャーロット・リンリンを優しく迎え入れました。力加減が上手くいかず周囲の人間や生き物に対して害を与えてしまうこともあったようですが、その都度マザー・カルメルが上手くフォローし、シャーロット・リンリンは他の子供と同じようにのびのびと生活していたようです。

羊の家での生活は、無意識のうちに周囲を傷つけてしまうシャーロット・リンリンにとって、夢のような場所だったのかもしれません。

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マザー・カルメルの正体!彼女の裏の顔とは?

羊の家を運営し、「聖母」という異名に相応しく、子供達を優しく迎え入れて育てていたマザー・カルメル。しかし、彼女には「聖母」とは異なる裏の顔を持っていたのです。常に優しいカルメルですが、その正体は「身なし子売り」。羊の家で育ててきた子供を、2年に1度政府に売り払うという人身売買を生業としていたようです。

カルメルのもう1つの異名は「山姥」。常に優しい笑みを湛え「聖母」として振る舞っていましたが、内心ではそれを「楽ではない」と感じており、自身のことを「偽善者」と見なしていました。身元がはっきりしない身なし子は、正体がばれない諜報部員として重宝されていたようで、マザー・カルメルは子供を商品として扱っていたようです。

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シャーロット・リンリンを優しく迎え入れたマザー・カルメル

聖母の異名を持つマザー・カルメルの正体は身なし子売りの「山姥」でした。もちろん当時羊の家で暮らしていた、ビッグマムことシャーロット・リンリンもカルメルにとっては商品候補の1人。リンリンは当時から尋常ではない力の持ち主だった為、カルメルにとっては「歴代最高の商品」だったようです。

しかし今なおリンリンにとってマザー・カルメルは恩人であり大切な人物として記憶しています。その理由はいたって簡単で、子供と接している時のマザー・カルメルは「聖母」の異名に相応しく、とても優しかったようなのです。特に力を持て余していたリンリンにとって、理解を示してくれるカルメルは心の拠り所となっていたのでしょう。

リンリンの行動の根底にあるのは純粋な優しさなのですが、当時無知だったことと力加減を知らなかったことにより、リンリンは周囲を傷つけてしまうことがありました。ある時はオオカミを食べてしまった熊を叱るつもりで1度叩いたのですが、熊は即死。その事に対しカルメルは恐怖心を抱きましたが、その事はおくびにも出さず、リンリンの優しさを褒めるという行動をとっています。

その他にも異種族に対する無知から、羊の家に住む他の子供達を傷つけそうになった事が何度もあったようです。しかし、マザー・カルメルは決してリンリンを見放さず優しく窘め、見守ってきました。リンリンにとってはマザー・カルメルは生まれて初めての理解者だったようです。

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マザー・カルメルでさえ手が付けられなかったシャーロット・リンリンの「食いわずらい」

周囲と問題を起こしがちなシャーロット・リンリン。そんなリンリンにとって最大の理解者となったマザー・カルメルでしたが、そんな彼女でもリンリンのとある癇癪については手を焼くこととなりました。その漢癇癪というのが「食いわずらい」。リンリンは頭の中に食べ物を浮かべた時、その食べ物が食べられないとなると、理性を失ってしまうのです。

普段は基本的に優しいリンリンですが、こうなった時のリンリンはまるで別人。頭に思い浮かべた食べ物を口にしない限り、暴れ続けます。リンリンが国外追放となり、羊の家で暮らさなければならなくなった理由について詳細は不明ですが、ひょっとすると元々住んでいた国でも食いわずらいを発症して、大暴れしてしまったのかもしれません。

基本的にマザー・カルメルはリンリンがトラブルを巻き起こした時にも事を優しく諭し、上手く窘めていましたが、食いわずらいを起こしたリンリンには、カルメルの声すら聞こえなくなるようです。因みに、ビッグマムとなった現在でも、リンリンの食いわずらいは治っていません。ネタバレになりますが、ホールケーキアイランド編中盤辺りからは、食いわずらいを起こしたリンリンが大暴れしている様子が描かれています。

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マザー・カルメルと巨人族の関係

「身なし子を売る」という人身売買を行っていたマザー・カルメルですが、普段は「聖母」上手く演じ、どんな種族に対しても差別や偏見を持つことなく、心優しく接するよう振る舞っていました。特にリンリンの規格外の強さに目を付けており、いつか商品として政府に売りに出す予定だったことが明らかにされています。

リンリンは羊の家で平和に暮らしていましたが、エルバフで行われる「冬至祭」という断食期間に食いわずらいを発症してしまいます。事の発端は断食に入る前に口にした「セムラ」というお菓子。セムラの味の虜となったリンリンは、断食に耐えられず食いわずらいを発症してしまったのです。この時、保存していたセムラをリンリンに食べさせる事で食いわずらいは収まったのですが、村は壊滅。

しかも、村でも『巨人族の英雄』として知られていた滝ひげ・ヨルルが、食いわずらいを起こしたリンリンを止めようとした際に負った傷が原因で死去してしまいました。当然巨人達は激怒。リンリンを危険人物とみなし、殺そうとします。しかしながら、マザー・カルメルはそれを阻止。

過去巨兵海賊団の残党を救い、巨人族からも慕われていたマザー・カルメルでしたが、この事をきっかけにエルバフから去ることとなります。この後、マザー・カルメルはリンリンや他の子供達を連れて他の土地に新しく羊の家を築いています。

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裏の顔があっても凄い!マザー・カルメルの功績

聖母として有名だったマザー・カルメルの正体は身なし子売りでした。しかし、その正体を知った上でファンからは「マザー・カルメルって悪いことしてるようには思えない」という声が上がっています。その理由としては、身なし子を売った先が政府である事が挙げられれています。ワンピースの世界は親のない子供にとってはかなり厳しく、まっとうに生き残る事が難しいといえる環境となっています。

そんな子供を迎え入れ、育てた上で政府へ引き渡すと考えると「子供にとっては就職斡旋所のようなものであり、むしろ親切だ」と考えるファンも大勢いるようです。更に、カルメルは表向きには聖母として振る舞っており、裏の顔を周囲へ悟られるようなことはしていません。リンリンが食いわずらいを起こしてエルバフに居られなくなった後でも、子供達を不安にさせまいと一層笑顔に務めており、巨人族からも慕われ続けていました。

更にマザー・カルメルが人間と巨人族の間に交流するようになった影響もあり、巨人初の海兵も生まれています。因みに、巨人初の海兵の名前を「ジョン・ジャンアイント」と言いますが、ワンピースコミックス第11巻に登場。更に、マリンフォード頂上戦争編でも登場しており、白ひげ海賊団と戦っています。

ワンピース本編で確認できる限りでは、マザー・カルメルは派手に浪費している様子もなく、子供達と穏やかに暮らしていました。羊の家に住んでいた子供たちは親に見放されるような子供が多かったにもかかわらず、海兵というワンピースの世界でかなり重宝される職業の諜報部員となったことを考えると、マザー・カルメルの正体如何に変わらず、その功績は偉大なものだったと言えるのかもしれません。

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シャーロット・リンリンにとって最大の悲劇!マザー・カルメルが失踪!

正体は身なし子売りだったとは言え、周囲へは優しく振る舞い、いろんな人物から慕われていたマザー・カルメル。しかし彼女はある日突然謎の失踪を遂げます。マザー・カルメルは一体何故、どのような理由・状況で失踪してしまったのでしょう?ここからはマザー・カルメルの失踪についてネタバレを含みながら説明していきます。

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マザー・カルメルの失踪した日に何があったのか

マザー・カルメルの失踪については、リンリンが6歳の時だったことがワンピース本編で明らかにされています。エルバフで食いわずらいを起こし、大暴れしてしまったことがきっかけで巨人族とリンリンの間には大きな溝が出来てしまいましたが、羊の家ではマザー・カルメルのフォローがあったのか、他の子供達との関係は崩れることなく平穏に日々を送っていたようです。

リンリンの6歳の誕生日では、マザー・カルメル始め羊の家の子供達がリンリンの大好きなセムラで作った巨大なケーキ「クロカンブッシュ」を用意して祝うことになりました。セムラが大好きなリンリンは大喜びし、夢中でクロカンブッシュを頬張ります。その際、クロカンブッシュを食べる事に夢中になるあまり、前が見えなくなったという描写がされていました。

夢中になって食べ続けたリンリンはクロカンブッシュを食べ終わると、ようやく人心地ついたようでした。正気に戻ったリンリンは机までかじってしまったと周囲へ笑いかけます。しかし、その時には既にマザー・カルメルも、子供たちも姿を消してしまっていたのです。

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マザー・カルメルはシャーロット・リンリンに食べられた?

シャーロット・リンリンの誕生祝いの席で突然失踪したマザーカルメルと羊の家の子供達。このマザー・カルメルの失踪について、ファンの間では怖い推測がされています。それは「マザー・カルメルはリンリンに食べられてしまったのでは?」という推測です。マザー・カルメルが失踪したと思われる状況については不明な点が多く、詳細はワンピース本編には描かれていません。

マザー・カルメルが失踪した時、リンリンはクロカンブッシュに夢中で周りが見えなくなっていました。更に、その様子が描かれている次のコマでは、リンリンの声の他に、子供達の鳴き声や叫び声と思われる声が書き込まれています。そして、気が付いた時には壊れた椅子や机が散乱していました。この状況から考えて、マザー・カルメルと子供達はリンリンに食べられたのではないかと推測されているのです。

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マザー・カルメルが食べられたと考えるファンの根拠

マザー・カルメルの失踪について、カルメルや子供達はリンリンに食べらたのだと考えるファンは非常に多いです。その根拠となるのは、先程の項目に挙げられた事以外にも色々な要素があります。ネタバレとなりますが、下の画像はリンリンの初登場時部分です。この時リンリンは会話相手を食べてしまっています。

大半のワンピースファンは、この時食べられたのはリンリンが悪魔の実の能力で生み出した「人格を持つ無機物」であるホーミーズであると考えていました。しかしながら、この時食べられたキャラクターの姿は描かれていません。ひょっとすると、この時食べられたのはホーミーズではなく、人間の部下だった可能性もあるのです。

一部のファンからは「週刊少年ジャンプで食人を描くはずがない」という意見が上がっていますが、本編での描写がない以上、どちらが事実なのかは分かりません。しかしこのシーンで、リンリンが人間の部下を食べたのだと考えると、マザー・カルメルは失踪したのではなく、リンリンに食べられたと考える方が自然だと感じられるようになってきます。

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マザー・カルメルの能力をシャーロット・リンリンがいつの間にか継承していた

マザー・カルメルの失踪について、カルメルはリンリンに食べられたと考えるファンの方々が、その根拠として挙げる要因の1つに「リンリンがマザー・カルメルと同じ能力を使えるようになった」という事があります。リンリンがこの能力に目覚めたのは、カルメルが失踪した後。更に、リンリンが悪魔の実を食べた描写はなされていませんでした。

リンリン自体も何故自分がカルメルと同じ能力を持っているのか分かっていないらしく「なんで?」と疑問に思っていたようです。能力者が死ぬと、世界のどこかにその能力を宿した悪魔の実が復活するようになっていますが、同じものが2つ同時に存在することはありません。しかし、リンリンは失踪したカルメルと同じ能力をいつの間にか身につけていたのです。

マザー・カルメルが元々持っていた能力が、何の悪魔の実の能力なのかは明らかにされていませんが、本編を見る限りでは、リンリンと同じ能力のように見えます。この事を考えると、やはりマザー・カルメルは失踪したのではなく、リンリンに食べられたのだと考える方が自然なのかもしれません。

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マザー・カルメル始め失踪者の服だけが残されていた

マザー・カルメルは失踪したのではなく、リンリンに食べられたのだとファンの方々が考える根拠はまだあります。それは、失踪直後、リンリン達がいた場所にカルメルの服の一部が残されていたということです。もしカルメルが自分の意志で失踪したとだとすると、服の一部だけをその場に残していく必要はありません。にも拘わらず、服の一部が残っていたというのは、その他の部位はリンリンに食べられたのだと考えられるのです。

これについてはカルメルがリンリンに食べられた証拠と考えるには無理がある、と主張するファンもいます。残された衣服にも、リンリンの口周りにも血が付いていないからです。しかし、その主張にたいする反論もあります。それについては次の項目で説明していきます。

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マザー・カルメル達の傍にシュトレイゼンが来ていた

マザー・カルメルの失踪について、ファンの間ではルメルはリンリンに食べられたという説と、それはミスリードであり、カルメルはどこかへ非難したのだという説があるようです。カルメルが失踪した時、衣服の一部がその場に残されていたことが意見が分かれる理由の一つでもありますが、この衣服が残されていた理由について、「シュトレイゼンの能力によるものだ」と主張する方もいらっしゃるようです。

シュトレイゼンはビッグマム海賊団の船員の1人であり、悪魔の実「ククククの実」の能力者でもあります。シュトレイゼンの能力は、どんなものでも食材に変えることができるというもの。実はシュトレイゼンは、カルメルが失踪したあの日、リンリン達の傍で一部始終を目にしていました。その後、シュトレイゼンはリンリンに接触し、ビッグマム海賊団を立ち上げるに至ります。

カルメルは失踪したのではなく、リンリンに食べられたのだとするファンの中には、「カルメルと子供達はシュトレイゼンに食材に帰られたのだ」と考えるかたもいらっしゃいます。確かに、シュトレイゼンがあの時カルメルや子供達を食材に変えていたのであれば、服の一部が残されていた理由にもなりますし、カルメル達がリンリンに食べられたのだとしても不思議ではないのかもしれません。

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マザー・カルメルの失踪についての詳細は未だ不明

マザー・カルメルが失踪した当時の状況や、周囲の様子、そしてシュトレイゼンが近くに来ていたという事実。このことから考えるに、ファンの間で囁かれている「マザー・カルメルはリンリンに食べられた」という説はかなり有力なのかもしれません。

しかしながら、推測はあくまで推測であり、やはり詳細については本編では明かされていません。「マザー・カルメルがリンリンに食べられたという事が『少年ジャンプ』に乗せるには刺激が強すぎる為、ぼやかして描いたのだ」という意見もありますが、原作者である尾田先生はファンが予想できないストーリーを展開することも多々あります。本編に描かれていない以上、失踪は失踪として扱うのが妥当なのかもしれません。

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マザー・カルメルの失踪について詳細が語られる日は来るのか?

今回は今回はマザー・カルメルについて、その正体やリンリンに食べられたという噂について紹介しました。マザー・カルメルの失踪については不明な部分が多いのですが、本編に詳細が描かれていない為、本当にリンリンに食べられたのかどうかはわかりません。

これから先、カルメル失踪の事実について描かれることがあるのかどうかは分かりませんが、シャーロット・リンリンがルフィ達と再び対立する可能性は十分あります。ひょっとすると、その際再びリンリンの回想の中でカルメルが登場するかもしれませんし、もしかすると回想とは別の部分でも登場することがあるかもしれません。これからもワンピースを見守っていきましょう。

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