2018年06月25日公開
2018年06月25日更新
ワンピースの藤虎(イッショウ)の正体は?強さ・能力や目的まとめ
週刊少年ジャンプで連載中のワンピース。ワンピースには様々なキャラクターが登場しますが、そのほとんどが海賊もしくは海軍に属するキャラクターとなっています。今回はそんなキャラクターの内、藤虎を紹介。藤虎は本名をイッショウと言い、海軍本部で大将を務めているキャラクターです。盲目でありながらもワンピースでもかなりの実力を誇っており、ファンの間で話題に。この記事では藤虎の強さや能力、そしてその正体や目的について説明していきます。
目次
- ワンピースに登場する藤虎
- 藤虎はワンピースでもトップクラスの強さをもつとされている海軍大将として登場
- ワンピース公式で明かされている藤虎の基本情報
- 藤虎の出身地は今後ワンピースで描かれると噂のワノ国?
- ワンピース海軍本部大将・藤虎のモデルはあの人!
- ワンピースで唯一の盲目キャラ?藤虎が視力を失った理由
- ワンピースに登場する海軍兵士としては珍しい?海賊相手にも仁義を通す藤虎の性格
- 藤虎が思い描くワンピース主人公ルフィの姿
- ワンピースドレスローザ編での藤虎の活躍
- 悪魔の実の能力者?ワンピースのドレスローザ編で明かされた藤虎の能力
- ワンピース本編で明かされた数少ない藤虎の技
- ワンピース本編では未だ不明!藤虎が食べた悪魔の実の名称と正体とは?
- 能力が無くても強い!ワンピース海軍本部大将・藤虎の実力
- ワンピースのドレスローザ編終盤で語られた藤虎の目的とは?
- ワンピース開発大将・藤虎が撤廃を目指す王下七武海とは?
- 海軍基地への出入りを禁じられている藤虎!今後ワンピースの世界でどう動くのか
- ワンピース最新シリーズ『世界会議編』で再登場した藤虎
- ワンピース海軍本部大将の藤虎と緑牛が話していたスゴイ物とは?
- ワンピースにまつわる噂!藤虎は麦わらの一味に仲間入りする?
- 藤虎は今後もワンピースで活躍する可能性大!
ワンピースに登場する藤虎
20年以上に渡り『週刊少年ジャンプ』で連載さてれている『ワンピース』。その物語に引き込まれたというファンはとても多く、海外でも絶大な支持を得ています。ワンピースとは海賊王になることを目標に、主人公ルフィが旅をする物語。物語の性質上、その物語には実に様々な人物が登場します。特に物語の中でも目立つキャラクターは海賊もしくは海軍の関係者です。
あくまで主人公は海賊である為、それに敵対する立場である海軍関係者は敵キャラクターとして登場することがほとんどです。しかし敵キャラクターとは言っても、憎たらしいキャラクターばかりではありません。時には主人公側の人間を手助けするキャラクターや、主人公達へ好意を抱くもいます。今回は、そんな海軍側のキャラクターの1人、藤虎について正体や強さ、モデルとなった人物について紹介していきます。
藤虎はワンピースでもトップクラスの強さをもつとされている海軍大将として登場
藤虎が初めて登場したのは、ワンピースのドレスローザ編になります。王下七武海の1人、トラファルガー・ローが麦わらの一味と同盟を組んだという話を聞いた海軍本部元帥のサカズキから命令されてドレスローザを訪れていました。海軍は、ワンピースの世界では大きな力持っている『世界政府』直属の組織であり、かなりの影響力をもっています。
ワンピースの世界では海軍本部・王下七武海・四皇が世界の均衡を保っていると言われています。そんな海軍本部の中でも「大将」という地位は海軍本部の最高戦力としてその任に就いている総督の事を指します。いわば、世界の均衡を守る組織のトップクラスの戦闘能力保持者。藤虎はその中の1人として登場しています。初登場時からかなりの迫力を持っていたので、その正体についてファンの間で話題となりました。
実際のところ藤虎の正体はというと、元々海軍に所属していた人間ではなく、ルフィ達が修行していた2年間で、海軍が行った「世界徴兵」の際に海軍大将に特任された人物のようです。ドレスローザ編ではドフラミンゴの口から藤虎に関する噂について語られているシーンがありましたが、その噂によれば「実力は折り紙付きの化け物」とのこと。
元々海軍の人間でないにも関わらず大将に特任されるだけでも十分驚異的な事ですが、そんな噂が流れるところから考えるに、規格外の強さを有していると考えて良いでしょう。
ワンピース公式で明かされている藤虎の基本情報
ここで藤虎の基本情報について紹介します。とはいえ、藤虎はまだまだ謎の多い人物で、ドレスローザ編では活躍したものの、細かい情報については不明な部分が非常に多い正体不明のキャラクターでもあります。身長・体重や生年月日については勿論、出身地や年齢についても未だ公式では情報が開示されていません。分かっているのは、本名が「イッショウ」であることと彼が盲目であること。
また、彼の部下として海軍本部中将・メイナードとバスティーユがいるということだけとなっています。しかしドレスローザでの活躍で、彼が何らかの悪魔の実の能力者である事が明らかとなりました。戦闘シーンなどから彼の能力がどんなものなのか多少は分かっていますが、詳細については未だ謎のまま。彼が何の悪魔の実を食べたのかは2018年6月時点ではまだ分かっていません。
本編描かれた戦闘描写から、「藤虎自身は悪魔の実の能力者ではない」と考えるファンもいるようです。謎の多い藤虎ですが、本編では賭博に参加している姿が描かれていることや、自分のこれからの行動についてサイコロで判断する様子が描かれているので、ファンの間では「博打が好きなのでは?」という声も上がっています。
また、ドレスローザ編ではルフィ達の捕縛に向けて動き出した際、ドフラミンゴに向かって「あんたは…その後でいい…」と発言しており、自身の力についてそれなりに自信を持っているように見えます。更に、大将であるとは言え、海軍の元帥であるサカズキに「サカさん」と親しげに話しかけていた描写から、「海軍に入る前からサカズキと知り合いだったのでは?」という推測もされています。
藤虎の出身地は今後ワンピースで描かれると噂のワノ国?
未だ不明な部分が多い藤虎。しかし彼について、ファンの間で囁かれている噂があります。その噂というのが「藤虎はワノ国の出身者である」というもの。ワノ国というのは、今後ワンピースに登場することがほぼ確定していると言われている国の1つ。ワンピースの世界では鎖国状態にある国で、世界政府には加盟していないようです。
現時点で、「侍」という剣士が存在し、その強さのあまり海軍が手を出せない国という事が分かっています。ワンピースには既にワノ国の出身者である錦えもんが登場していますが、藤虎と服装が良く似ています。また、藤虎は普段仕込み刀を持っており、剣の扱いに長けている描写もありました。更に藤虎の本名は「イッショウ」。言葉の響きもワノ国を連想させるものがあるとファンの間で話題となっています。
しかし、錦えもんがドレスローザで藤虎と直接顔を合わせた際、何のリアクションも見せていなかったことから、「藤虎はワノ国の出身者ではない」という意見も数多く見られます。「藤虎がワノ国の出身者である」というのはあくまでも噂の範囲なので、いつか公式で藤虎の出身地が公表されることを待つ方が良いのかもしれません。
ワンピース海軍本部大将・藤虎のモデルはあの人!
盲目の海軍本部大将・藤虎。ここでは藤虎のモデルになったとされる人物について紹介します。以前より、海軍本部大将にあたるキャラクターは日本の俳優がモデルとなっていると、ワンピースのファンの間で話題となっていました。以前海軍大将だった赤犬のモデルは菅原文太さん、青雉のモデルは松田優作さん、黄猿のモデルは田中邦衛さんといわれていおり、モデルとなったとされる人物との類似が指摘されています。
藤虎も海軍本部大将として登場していますが、彼のモデルについて現在のところ公式では発表されていません。しかしながら、ファンからは「そっくり過ぎる」「モデルは絶対この人だ」と噂されている人物がいます。それは俳優・勝慎太郎さんが演じる「座頭市」。容姿として勝慎太郎さんに似ているだけでなく、彼が演じた座頭市が藤虎の姿だけでなく設定のモデルにもなったと噂されています。
座頭市というのは、盲目の侠客である座頭の市というキャラクターが活躍する物語。座頭というのは盲人の階級の事を指しています。座頭の市は仕込み刀を持ち、旅をしながらその抜刀術で悪人と対峙するアクションドラマとして広く知られています。国内で大変人気を博した作品であり、勝慎太郎さんが演じるドラマの他にも、リメイクされたドラマや映画が発表されたこともありました。
出典: http://festy.jp
座頭市の中でも特に藤虎のモデルになったとされている勝慎太郎さんが演じる座頭市は藤虎との共通点が多く、その容姿は勿論の事、しぐさについても良く似ているとファンの間で話題となっています。勝慎太郎さんが演じる座頭市でも特に印象的なのは、仕込み刀を使う際には刀を顔の前に構え、柄の部分を上へスライドさせる形で抜刀する姿。一方、藤虎も盲目であり、仕込み刀を持ち歩く姿が印象的です。
また、抜刀する時のしぐさもそっくりで、異なるのは顔に傷がある点と海軍のコートを羽織っているという点だけだとおっしゃる方がファンの中に大勢いらっしゃいます。更に座頭市を熱演した勝慎太郎さんは、借金やプライベートでのトラブルが話題となった方でもあります。本編で藤虎が賭博や博打に興じる姿も描かれていますが、これは勝慎太郎さんのプライベートをモデルにしていると指摘する声も。
公式では藤虎のモデルが誰なのか公言されていませんが、他の海軍大将が日本の俳優をモデルとしている点から考えて、藤虎のモデルになったのは、勝慎太郎さんが演じる座頭市だと考えておそらく間違いないのではないでしょうか。
ワンピースで唯一の盲目キャラ?藤虎が視力を失った理由
ワンピースには実に様々なキャラクターが存在します。その中には、目元に傷のあるキャラクターや隻眼のキャラクターも。しかしながら、藤虎のように盲目のキャラクターは2018年6月現在の時点では、彼以外にはいません。勝慎太郎さん演じる座頭市が藤虎のモデルとなった可能性が高いという事は置いておくとして、何故藤虎は盲目となってしまったのでしょうか。登場当時では、藤虎の盲目は先天のものではと噂されていました。
盲目でありながら、異様な強さを誇る藤虎を見て「敵から傷つけられたというのは考えにくい」「あれだけ動けるのだから、事故も回避しそう」という意見がでていたのです。しかしながら、ドレスローザ編終盤において藤虎の盲目は先天的なものではなかったことが判明しています。
なんと藤虎は過去、自ら視力を失っていたのです。本編で藤虎本人が言うには、見たくないものを沢山見たことが原因だとのこと。藤虎の見たものとは一体何なのかはまだ語られていませんが、今後何らかの形でストーリーに関連してくるのではないかと、ファンの間で話題となっています。
ワンピースに登場する海軍兵士としては珍しい?海賊相手にも仁義を通す藤虎の性格
ワンピースには海軍に所属するキャラクターが数多く登場します。どの人物も、個性あふれるキャラクターとなっていますが、そのほどんどが「海賊=悪」と考えており、海賊と対峙した場合には容赦しません。しかし藤虎は海軍本部の大将であるにもかかわらず、一般人へは、勿論海賊相手にも仁義を通す性格をしています。
ドレスローザ編ではドンキホーテ・ドフラミンゴとルフィが衝突し、国内が混乱する中、あえて大きな動きを見せず、海賊であるルフィが事態を収拾するのを見守っていました。これは自分が動くことによって、世界政府が失態を隠すことを懸念した為でした。また、隠ぺいの懸念の他にも王下七武海という立場にあったドンキホーテ・ドフラミンゴを放置していた海軍に対しての抗議という意味もあったようです。
藤虎はドレスローザでドフラミンゴに対し、大きな動きを見せなかった一方で、国内の混乱をおさえることに尽力。その他には、ドフラミンゴが鳥かごを展開した際には、ゾロ達と一緒に鳥かごを押し返す為の行動をとっています。そして自体が全て収束した際には電伝虫で映像を全世界へ繋げた上で、独断により世界政府へと代わりドレスローザの国民の前で土下座で謝罪しました。
その後、全世界へ中継がつながる中土下座した藤虎の元へ、海軍本部大将の赤犬であるサカヅキから抗議がありましたが、それに対して藤虎は一喝。謝罪するどころか、赤犬に怒鳴り返していました。「人間は正しくなければ生きる価値なし」をモットーとする赤犬とは相性が悪いのかもしれません。
また、海賊を検挙する際には手始めに戦闘の場にいる民間人の数を把握し、できるだけ民間人への被害が出ないよう配慮している様子も描かれています。戦いが始まるよりも前に、戦闘後の負傷者を手当てを考慮し、救護班の手配を行っていたことから、常に周囲へ気を配ることも忘れない思慮深い面をもつ人間であることが伺い知れます。
藤虎が思い描くワンピース主人公ルフィの姿
海賊相手にも仁義を通すキャラクター、藤虎。その性格からか、真っすぐに生きるルフィを気に入っているようで、ドレスローザ編ではルフィとの交戦を引き延ばそうとする様子がえがかれていました。また、ルフィがドレスローザから出港した際には、ルフィの顔を見てみたいと願っている様子も描かれています。
因みに、コミックス第81巻のSBSでは藤虎が思い描くルフィの顔は一体どんなものなのかについて話題となりました。原作者である尾田先生はそれに対し、イメージ画を描いてそ答えています。その絵が下の画像となっているのですが、どうやら藤虎にとってルフィとは純朴な少年のようです。
実際のルフィの姿との違いにファンは驚いていたようですが、賭博場でルフィに助けられたり、ドレスローザの人々を助けようと必死に戦ったルフィの姿を知る藤虎にとって、ルフィとは穏やかで優しい顔つきの人間のように思えたのかもしれません。
ワンピースドレスローザ編での藤虎の活躍
ドレスローザ編で初めてワンピースに登場した藤虎。ここでは藤虎の活躍につて紹介します。藤虎が初めてルフィと知り合ったのは賭博場でした。目が見えない事を良い事に、藤虎に嘘をついてお金を巻き上げようとしていた人間がいたのですが、そこへルフィが登場。ルフィが藤虎を助ける形で2人は知り合いました。
この時藤虎の強さを見抜いていたルフィは、藤虎が何者かを聞こうとしますが、藤虎は「お互い知らない方が良い」と自分の正体を隠したまま立ち去っています。元々藤虎は、ルフィとトラファルガー・ローが同盟を組んだという話を知ったサカズキが、その真偽を確かめるべく派遣した海軍の大将としてドレスローザを訪れていたのです。
海軍からの命令により、七武海であるドフラミンゴを味方し、トラファルガー・ローやルフィ達を追うような素振りを見せていた藤虎でしたが、実はルフィとローを捕まえた後にはドフラミンゴを捕縛することを巻耐えていたようで、王宮ではドフラミンゴに対し、そういった計画を匂わせるような発言をしていました。 その後麦わらの一味がドフラミンゴファミリー幹部と戦ったことにより、住民のオモチャ化が解除。
ドフラミンゴの悪事が一気に表面化されました。しかしこの後も藤虎はルフィ達の捕縛を優先。ルフィを助けに来た革命軍参謀総長であり、ルフィの兄であるサボと交戦することになりました。しかしこれは、サボと戦うことにより、ルフィ達と対立することを避けるための行動だったのです。その後藤虎は混乱するドレスローザでドフラミンゴを捕らえるような動きは見せず、国内の混乱を治めるに留まりました。
その後混乱が収まり、ドフラミンゴの悪事が全て明らかになると、電伝虫で映像を全世界へ繋げた上で、独断により世界政府へと代わりドレスローザの国民の前で土下座で謝罪。あえてルフィ達にドフラミンゴを打ち取らせることによって、七武海制度の危険性を世に伝えました。ルフィ達が出向する際には、ルフィ達を捕まえようと動いているように見せかけながら、ルフィ達を追尾する海軍を邪魔する為、能力を行使しています。
悪魔の実の能力者?ワンピースのドレスローザ編で明かされた藤虎の能力
海軍本部大将でありながら、一般人・海賊にも仁義を貫く藤虎。ドレスローザで活躍し、かなりの実力者であることが判明しましたが、彼の能力の詳細については未だ不明です。ですが、ドレスローザでの活躍の中で対象物へ重力による圧を与えたり、対象者を地面に押し付ける様子が描かれていたことから、彼は悪魔の実の能力者であり、能力の正体は重力に関係しているということが判明しました。
ワンピースの本編で描かれた藤虎の攻撃方法は、「対象者かかる重力を増幅させる」「地面にかかる重力を増幅させ、地面を陥没させて敵をその穴へ落とす」等があります。しかし驚くべきはその能力の有効範囲。どうやら藤虎の能力は宇宙空間にも届くらしく、本編では適当な小惑星を重力で引き込み、隕石として対象者の元へ降らせて見せていました。
更に藤虎の悪魔の実の能力は「重力を増幅させる」ことだけでなく、反対に「対象物にかかる重力を軽減させる」こともできるようです。本編では悪魔の実の能力を駆使し、瓦礫を浮かせてそれに藤虎が乗ることで空中を移動する様子も描かれています。
先の項目でも触れましたが、ルフィ達が出向する際には、この悪魔の実の能力を行使。ルフィ達を捕まえようと動いているように見せかけながら、ルフィ達を追尾する海軍を妨害していました。詳細が不明とはいえ、藤虎の悪魔の実の能力は重力に関係しているということだけは確かなようです。
ワンピース本編で明かされた数少ない藤虎の技
現時点で、ワンピースファンからは重力を操ることが藤虎の能力であるとされています。では、藤虎はその能力を使い、どんな技を繰り出すのでしょうか。実はドレスローザ編で活躍した藤虎ですが、実際本編で見せた技は1つだけとなっています。隕石を落としたり、瓦礫を浮かせる等、多種多様な攻撃方法を見せる藤虎でしたが、それはあくまで「重力を増幅させる」「重力を軽減させる」といった基本技の結果によるものなのです。
ワンピース本編で見せたのは「重力刀・猛虎(ぐらびとう・もうこ)」という技のみ。この技は刀を振るって、刀の振るった方向へ重力帯を発生させるという技となっています。ワンピース本編で藤虎は、この技によって真横への重力による攻撃を行っていました。この技は斬撃と重力による攻撃を同時に放っており、斬撃による攻撃は防御できたとしても、重力は防げないというかなり強力な技となっています。
ワンピース本編では未だ不明!藤虎が食べた悪魔の実の名称と正体とは?
重力を操る能力を持つとされながら、その詳細については未だ不明な点が多い藤虎。彼の駆使する能力が何の悪魔の実によってもたらされているのかも、未だ不明となっています。悪魔の実の名称についてファンの間では、重力を操る事から「オモオモの実」「ズシズシの実」という名称が有力候補として挙がっています。
しかし、藤虎については悪魔の実の名称についてはもちろん、「そもそも藤虎は本当に悪魔の実を食べたのか?」という謎も残されたたままとなっています。たしかに藤虎には重力を操る悪魔の実の能力が宿っているようにも見えるのですが、ファンの間では「重力を直接操っているのは藤虎ではない」という声も。そういった疑問が生まれたのには、藤虎が能力を行使するシーンに理由があります。
ワンピースの本編で藤虎が能力による攻撃を行う際には、必ず刀を使用しているのです。そしてその刀の名前が「重力刀(くらびとう)」。このことから「重力を操る悪魔の実の能力は藤虎ではなく、刀に宿っている」という説が浮かび上がっているのです。実際ワンピースにはアラバスタの拳銃ラッスーの様に、武器に悪魔の実の能力を宿す技術があるので、重力を操る能力は藤虎ではなく刀に宿っているのかもしれません。
能力が無くても強い!ワンピース海軍本部大将・藤虎の実力
ファンの間で囁かれる「仕込み刀こそが藤虎が能力の正体なのでは?」という噂。この噂については審議は未だ不明ではありますが、仮にその噂が本当で藤虎自身に能力がなかった場合、彼の強さとはどれ程のものなのでしょうか。ドレスローザ編では藤虎が戦闘する場面が何度か描かれています。
その中で麦わらの一味であるゾロと切り結ぶシーンがありましたが、その際には互角の戦いを繰り広げていました。どうやら見聞色の覇気を修得しているようで、盲目ではあるものの、相手の位置や攻撃を正確に把握していました。確かに重力を操る能力は強力ではありますが、藤虎の強さは重力を操る能力によるものだけではないようです。
ワンピースのドレスローザ編終盤で語られた藤虎の目的とは?
ルフィ達がドレスローザから出港した後、ルフィ達に向かって礼をしていた藤虎。一般的な海軍兵の行動からは逸脱しているようにも思えますが、彼は何故海軍兵となったのでしょうか?藤虎の目的についてはドレスローザ編中盤で描かれていました。藤虎の目的というのは王下七武海制度の撤廃。どうやら藤虎は海兵としての責任感が非常に強く、海賊を基本的には信用していないようです。
その為、政府から公認されている七武海の存在を疑問視しており、「海軍大将の地位を与えられたからには、どうしてもやっておきたいこと」として王下七武海制度の撤廃を目的として動いているようです。
ワンピース開発大将・藤虎が撤廃を目指す王下七武海とは?
王下七武海制度の撤廃を目的として活動する海軍本部大将・藤虎。ではここで王下七武海について説明します。王下七武海とは、政府へ略奪品の一部を収める代わりに、指名手配と懸賞金の解除、そして世界政府未加入国への略奪行為が容認された、世界政府によって公認された海賊の事をいいます。
これは海賊の中でも最強とされる「四皇」に対抗する為の制度で、その為、他の海賊達への抑止力となる程の実力を持っていることが七武海加入への第一条件となっています。七武海に加入した海賊は政府が緊急事態に陥った際、かけつけなければならないという義務が発生。
政府に対して非協力的な態度をとり続けた海賊においては、七武海の称号を剥奪されることもあるようです。基本的には政府と協力関係にある事が前提の七武海ですが、犯罪の隠れ蓑として制度を悪用される場合もあり、藤虎はこれを嫌っているようです。
海軍基地への出入りを禁じられている藤虎!今後ワンピースの世界でどう動くのか
七武海制度の撤廃を目的として行動する藤虎ですが、ドレスローザの国民達に対して土下座したことにより、海軍の元帥・赤犬から猛抗議を受けることとなりました。その際藤虎は赤犬に対し怒鳴り返しており、自身が間違っていたとは考えていなかったようですが、サカズキから言い渡された「落とし前」については「望むところ」と返しています。
「落とし前」というのはルフィとトラファルガー・ローの首を持ってくるという事。これを達成するまで藤虎は全海軍基地への出入り禁止されてしまいました。ルフィを気に入っており、ドレスローザではルフィと戦う事を極力避けていた藤虎ですが、次回ルフィと対面した時には全力で敵対することになるかもしれません。
ワンピース最新シリーズ『世界会議編』で再登場した藤虎
ルフィとトラファルガー・ローの首を取るまでは海軍基地への出入りを禁じられた藤虎でしたが、再登場の機会はそれ程期間をおかずにやってきました。ルフィ達がビッグ・マム海賊団と戦いを繰り広げたホールケーキアイランド編の後に描かれた「世界会議編」で藤虎が再び登場したのです。
藤虎が現れたのは世界会議が行われる「マリージョア」。ワンピースの世界における巨大大陸「赤い土の大陸(レッドライン)」にある聖地と呼ばれる場所で、なんと世界政府の本拠地でもあります。海軍基地への出入りを禁止されている藤虎が足を踏み込んで良い場所ではないはずなのですが、藤虎は「マリージョアには海軍の敷居はない」という屁理屈を堂々と言い放ち、そこに立ち入ったようです。
藤虎がマリージョアに現れたと聞いた赤犬ことサカズキは部下に追い返さなかった理由について尋ねていましたが、部下たちは藤虎の屁理屈を「完璧なる理論武装」だとして放置。結果、藤虎はマリージョアに滞在している緑牛と歓談するに至ります。
ワンピース海軍本部大将の藤虎と緑牛が話していたスゴイ物とは?
屁理屈をこねる事によって聖地マリージョアへの入国に成功した藤虎。ワンピース本編では、そこで藤虎がもう1人の海軍大将・緑牛と歓談しながら食事をとっている姿が描かれていました。どうやら藤虎はドレスローザでの出来事の後、旅に出ていたようで、その旅の途中ベガパンクの研究所にも立ち寄っていたようです。
緑牛との会話の中でベガパンクのことについて訊かれた際には「すげェものが完成してやした」と話しており、更に「王下七武海はもういらねェ」と発言しています。藤虎がベガパンクの研究所でどんなものを見たのか詳細は不明ですが、ファンの間では「強力な兵器が完成したのでは?」と推測されています。
中には「パシフィスタが完成したのでは?」というファンもいるようですが、確かに元々七武海が四皇に対抗する為設立されたものだと考えると、藤虎の言う「すげェモン」というのは兵器の類であると考える方が自然なのかもしれません。
ワンピースにまつわる噂!藤虎は麦わらの一味に仲間入りする?
ルフィ達を捕らえるまで海軍基地へは出入りできなくなってしまった藤虎。マリージョアでは屁理屈をこねたようですが、これから先はどうなるのでしょうか。一部のファンの間では藤虎の今後について「ルフィの仲間になる」という噂が流れているようです。
その根拠として挙げられているのが、ルフィと藤虎はお互いに気に入っているという事。特に藤虎においてはドレスローザ編でルフィとの直接対決を回避しようとする様子が描かれています。そんな彼が果たしてルフィを捕まえ、海軍に突き出すのかどうか疑問に思うファンも。藤虎が海軍の失態を隠そうとする世界政府に愛想を尽かす可能性もないとは言えません。
同様に、ルフィを捕まえなければ海軍基地へ入れないというのなら、「ルフィを捕まえる」という名目上ルフィと行動を共にする可能性も。海軍本部大将という肩書に対して責任感を持っている藤虎の事を考えると、ルフィの仲間になるという可能性は低いのかもしれませんが、先が読めないというのがワンピースの物語です。これからの藤虎の行動から目を離せません。
藤虎は今後もワンピースで活躍する可能性大!
今回は藤虎の強さや能力、彼のモデルとなった人物や、正体、目的について説明してみました。藤虎はワンピースでもトップクラスの強さを誇る海軍本部大将として登場しましたが、まだま謎が多く、能力の正体についても不明な点があります。彼の能力はかなり強力なものですが、彼の刀こそが悪魔の実の能力者であり正体だという説等、興味深い話が尽きません。中にはルフィの仲間になるという噂もありますが、どうなるのでしょうか。
トップクラスの強さを持つ藤虎ですので、ルフィの仲間になるというのなら、この上なく心強いと感じるファンも多いことでしょう。しかし、その強さ故に現時点では最大の敵となる可能性が高いと言えるかもしれません。王下七武海制度の撤廃を目的としているところから、藤虎はまだまだワンピースで活躍すると推測するファンが大勢います。
出典: https://life.tw
世界会議編に突入後には再登場し、マリージョアで緑牛に「すげェモンが完成してやした」と語っていたところから考えると、藤虎の活躍する機会はこれからますます増えてくるのではないでしょうか。まだ藤虎の正体について不明な点が多い分、彼が活躍することによって見えてくるものも多いとされています。これから先、藤虎がどういった活躍を見せるのか、まだまだ目が離せません。