ワンピースのカポネ・ベッジはシロシロの実の能力者！強さ・活躍や過去まとめ

ワンピースは尾田栄一郎さんが1997年、週刊少年ジャンプ34号にて連載を開始した少年漫画です。ワンピースの主人公モンキー・D・ルフィはゴールド・ロジャーのような海賊王になるために仲間たちと大海原を冒険する内容となっています。ワンピースにはこれまで個性溢れるたくさんのキャラクターが登場してきており、中でもギャングとして一際輝く存在がカポネ・ベッジです。

カポネ・ベッジは麦わらのルフィと共に四皇のビッグ・マムと戦った事のある人物であり、彼には驚くべき正体がありました。初めカポネ・ベッジは存在感の薄さを感じさせるキャラクターでしたが、やがてただ者ではない雰囲気を感じさせるようになります。実際に存在した有名ギャングを元ネタとして作られたキャラクターであり、シロシロの実を食べたカポネ・ベッジの強さはどれ程なのか？

ここではワンピースに登場するカポネ・ベッジの強さ、正体からシロシロの実の能力まで徹底解説していきます。カポネ・ベッジやその正体に興味のある方はどうぞ最後までご覧になっていって下さい。

ワンピースに登場するカポネ・ベッジとは最悪の世代に該当するキャラクターで、シャボンディ諸島において11人の超新星とあだ名されたことのある人物です。カポネ・ベッジは見た目からも分かるように典型的なギャングであり、活動の拠点を地上ではなく海上に移したことから海賊となっています。

カポネ・ベッジの部下達も海賊というよりはギャング一味に似ており、子分たちからベッジは頭目(ファーザー)と呼ばれています。ワンピースのカポネ・ベッジの元ネタとなった人物はアメリカにかつて存在した伝説的なギャングのアル・カポネです。またイギリスで活躍した海賊のウィリアム・レ・ソーベッジもカポネ・ベッジのネタ元キャラクターだと言われています。

カポネ・ベッジは有名な映画「ゴッドファーザー」からの影響もありました。ベッジが初めてワンピースに登場した後、2年の時を経て再登場した時にはひげを生やしたダンディな外見になっていました。

ワンピースのカポネ・ベッジは見た目があまりにギャングっぽく見えることから、「ギャング・ベッジ」というあだ名で呼ばれることもあります。カポネ・ベッジに懸けられている懸賞金は初期登場時が1憶3800万ベリー、その後は3憶ベリーとなっています。カポネ・ベッジはファイアタンク海賊団に所属しており、ワンピースの世界で驚くべき正体をもつキャラクターでもあります。

1月17日生まれのカポネ・ベッジの好物は肉団子やトマトであり、嫌いなものがトマトジュースです。ちなみにカポネ・ベッジの誕生日は、彼のネタ元となったアル・カポネと同じ誕生日になっています。またカポネ・ベッジは絵画を見ることが趣味で、ボードゲームにも興味を示します。

カポネ・ベッジは清潔さやきれいさを愛する人物で、着る服が人を作るという信念を持っています。このためカポネ・ベッジがルフィ一行を自分たちの基地に呼び込んだとき、風呂に入るように勧めたことがあります。カポネ・ベッジは服装がだらしない人物とは関わりたくないという思いがあるのです。

ワンピースに登場するカポネ・ベッジはギャングの親玉だけあって冷酷極まる性格をしています。例えばカポネ・ベッジはシャボンディ諸島のレストランで食事をしていたことがあるのですが、ここで騒ぎを起こしています。態度の悪いボニーを黙らせるようにカポネ・ベッジは子分に指示を出したのですが、子分はボスの命令を素直に聞きませんでした。

そのためカポネ・ベッジは子分をフォークで痛めつけるという手段に出たのです。このようにカポネ・ベッジは自分に歯向かう者には手段を択ばず攻撃をするキャラクターです。冷酷さを持つカポネ・ベッジですが、結婚している妻シフォンを愛する一面もあり、自分の子供が大好きです。

カポネ・ベッジの子供はまだ幼いので、息子に対して赤ちゃん言葉で話すかわいい一面もあります。カポネ・ベッジは敵と対面している最中でも、幼い息子には赤ちゃん言葉で声をかけるような、子煩悩な要素を持っているのです。

ワンピースに登場するカポネ・ベッジは若かりし頃からイカれた性質を持っていました。カポネ・ベッジは生き物の頭部のみを切断して、苦しみ動く体を見て楽しむクセがあったのです。そんな特質を持つカポネ・ベッジはギャングをしていた若い頃から、裏社会の帝王になろうともくろんでいました。

カポネ・ベッジは敵と戦って勝利すると相手方のボスの頭を切り取って、持ち帰るクセがありました。敵ボスの首を奪うのが好きなカポネ・ベッジは、相手の領土を欲しいとは思いませんが金目のものは容赦なく奪っていきました。ボスが殺されたために組織内で争いを始める敵達を、高みの見物で楽しむクセもカポネ・ベッジは持っているのです。

カポネ・ベッジはやがてギャングから海賊に転向しますが、敵方のボスの頭を切断するクセは直りませんでした。ただしカポネ・ベッジが結婚した後は首取りのクセは落ちついたようです。それでも敵のスナイパーがスキを見せた時や、自らの海賊団が攻撃を仕掛ける際の態度は、かつてのカポネ・ベッジを彷彿とさせるものがあります。

カポネ・ベッジは自分の性格を悪人として見ており、安易な気持ちでありがたがられる事を嫌います。イカれた性質を持つカポネ・ベッジですが、いざという時は戦略だった行動の出来る人物です。例えばワンピースの新世界編でカポネ・ベッジは海軍大尉ともめ事を起こしそうになるのですが、自分が一歩引く事で無駄な争いを避ける冷静さを持ち合わせています。

また将来的に自分の海賊団を出世させるため、ビッグ・マム海賊団の傘下に入ったりもしています。用心深いカポネ・ベッジはビッグ・マム海賊団の傘下に入っても、周りに野心を気づかせない様に配慮しながら頭角を出していきました。このためビッグ・マム海賊団のタマゴ男爵やシャーロット・カタクリから信用されるキャラクターになっています。

ワンピースのカポネ・ベッジは部下を大切にするという性質があります。自分を大切にしてくれる部下を絶対に見捨てることはしません。このためカポネ・ベッジは子分達から頼りになる存在だと思われています。

カポネ・ベッジは妻や子供、部下など身近な人に対しては親身に接してくれるキャラクターなのです。このため仲間に親切な白ひげに対してカポネ・ベッジは「生きる伝説」という最大級の賛辞を送っています。

ワンピースのファイアタンク海賊団のメンバーには怪銃ヴィトがいます。怪銃ヴィトはファイアタンク海賊団の中で相談役をこなしています。またゴッティというメンバーもいます。ゴッティはガトリング銃を使って敵を倒す殺し屋です。ゴッティは外見だけ見ると怖そうですが、シフォンには弱いキャラクターです。またファイアタンク海賊団にはシフォンというメンバーもいます。シフォンはカポネ・ベッジの奥さんであり、ビッグ・マムの娘でもあります。

冷酷なギャングでもあるカポネ・ベッジは、柔軟な発想で物事に対処できるキャラクターでもあります。例えばインヴィジブル・シンフォニアという名前を耳栓につけることで、自分たちの作戦計画を悟られないようにする配慮を示したことがあります。

またルフィと暗殺作戦を実行しようとしたときは、ルフィを警戒しつつも計画を聞いてみたり、未来を見通せるカタクリの顔を見て作戦計画を思いついたりなど、柔軟に対応できる要素を持っています。

カポネ・ベッジは柔軟な考え方が出来ますが、真面目な一面を見せたエピソードもあります。プリンとサンジの結婚式で、プリンがサンジを殺そうとした時がありました。

この時サンジはプリンに対して鼻の下を伸ばすという反応をしたのですが、これを見たカポネ・ベッジはサンジの演技力だと言って驚いていました。本当はプリンに対するサンジのデレデレした態度が顔に現れただけだったのです。

ワンピースに登場するカポネ・ベッジは悪魔の実の能力者であり、彼が食べたのがシロシロの実でした。シロシロの実の能力とは、カポネ・ベッジの体の中が要塞のように変化して、体の中に人間や物などをしまい込むことが出来ます。シロシロの実は超人系(パラミシア)の実になります。

カポネ・ベッジのシロシロの実の能力とは一言で言うと、自分自身が城になってしまう能力なのです。城である体の中には兵隊でも兵器でもしまえるし、ベッジの体内から出た者は元の大きさに戻るようになっています。まさにカポネ・ベッジ自身が砲撃などの兵器を備えた城なので、敵に回したら脅威となる存在です。

カポネ・ベッジのシロシロの実の能力は体内に色々格納出来るだけでなく、装甲も固くなります。装甲が固いといってもスナイパーから射撃されればダメージは受けるので、鉄壁の防御とは言えません。カポネ・ベッジ自身も無敵の装甲ではない事を打ち明けています。またカポネ・ベッジのシロシロの実の能力では、体内にもう一人のベッジを生み出すことも可能です。

体内の自分と外側の自分とではやり取りができるので、内部のベッジが兵器で攻撃する事も出来ます。しかしカポネ・ベッジの体内で火を起こされると弱いという弱点があります。かつてサンジがタバコを誤って落としたことがあり、火が消せないので仕方なく足で踏んで対処していました。

またカポネ・ベッジは接近戦を行う事も可能で、海桜石の槍を使って戦います。シロシロの実の能力でも十分な強さを持つカポネ・ベッジですが、狙撃の腕も凄いです。カポネ・ベッジの狙撃の腕はウソップと肩をはれる程の能力があります。

ワンピースのカポネ・ベッジは四皇の一つビッグ・マム海賊団の傘下に入りましたが、これはなぜなのでしょうか？カポネ・ベッジは裏社会の帝王になろうとしていたことから、敵たちから命を狙われている存在です。カポネ・ベッジにしてもシロシロの実の能力があるので、そう簡単に敵にはやられません。

ギャングとしても海賊としても敵たちを苦しめたカポネ・ベッジですから復讐者からの追撃は避けられなくなります。そんな時にビッグ・マム海賊団の傘下に入れば、復讐者からの追撃を免れることが出来るでしょう。こんな理由もあってカポネ・ベッジはビッグ・マム海賊団の傘下に入ったのです。

ワンピースでカポネ・ベッジはビッグ・マム海賊団の傘下に入りますが、ビッグ・マムに対して裏切り行為を行い、麦わらのルフィと一緒に戦う事になりました。カポネ・ベッジは以前から敵組織と戦う時、ボスの首を狙いましたが、ついにビッグ・マムの首まで狙うようになってしまったのです。

カポネ・ベッジとしてはビッグ・マム海賊団のボスがやられて慌てふためく部下たちの姿も見たいので、一石二鳥でした。しかしビッグ・マムと言えば四皇の一人の強敵であり、そう簡単に倒せるものではありません。予想通りカポネ・ベッジのビッグ・マム打倒は失敗に終わり、ベッジの人生で初めて暗殺に失敗した経験となりました。

ワンピースのカポネ・ベッジはシロシロの実の能力を操りますが、これを用いた必殺技が存在します。カポネ・ベッジの1つ目の必殺技が自在空間です。カポネ・ベッジのシロシロの実の能力は体内部が要塞と化し自在空間になるので、好きなように空間を操る事が可能です。自在空間の弱点は火に弱いことで、内部に火を盛られると危険です。

ワンピースのカポネ・ベッジが使う2つ目の必殺技がキャッスル・タンクです。キャッスルタンクとはカポネ・ベッジの足が戦車のキャタピラーのように変化して移動できる技です。

ワンピースのカポネ・ベッジが使うシロシロの実の能力で、最強の強さを持つ必殺技が3つめのビッグ・ファーザーです。ビッグ・ファーザーとは体全体を大きくし、移動もできる城に変化する能力です。カポネ・ベッジがビッグ・ファーザーを使うと、城の体から砲台が突き出て、砲撃をくらわせることが出来ます。

城になったカポネ・ベッジの正面には玄関が備え付けられています。カポネ・ベッジがビッグ・ファーザーを使うと外壁の防御力は上がりますが鉄壁というわけではなく、強力な攻撃を受ければダメージは受けてしまいます。

ワンピースに登場するカポネ・ベッジはビッグ・マム海賊団の傘下に入りましたが、裏切り行為によって脱退します。この際カポネ・ベッジの正体が暴露されました。ここではカポネ・ベッジの正体について見ていきます。カポネ・ベッジは498話から登場しており、ゾウ編では懸賞金の価格が1憶3800万ベリーから3憶ベリーに跳ね上がっています。これによって正体が明かされる前のカポネ・ベッジはビッグ・マムの傘下に入ることが出来たのです。

カポネ・ベッジの正体は西の海の裏社会に君臨する5大ファミリーの一人でした。カポネ・ベッジは敵組織のボスや生き物の首を取るのが趣味という変わった一面を持っていますが、その正体はワンピースで西の海を牛耳る裏の人間だったのです。正体が判明するとカポネ・ベッジの異常な趣味の理由がうなずけます。カポネ・ベッジは見た目だけでなくその正体も正真正銘のギャングだったのです。

カポネ・ベッジはあだ名でギャング・ベッジと呼ばれることがありますが、この名前は鉄砲玉と呼ばれていた若い頃に由来します。若い頃からカポネ・ベッジは裏世界のトップを狙って活躍していたことから銃を使ったギャング活動をしており、それがこのキャラクターのあだ名に繋がっていました。何しろカポネ・ベッジは正体が西の海5大ファミリーの一人なので、ギャングとしての活動も普通ではなかったでしょう。

ワンピースのカポネ・ベッジの正体は裏世界を牛耳る5大ファミリーでしたが、彼のギャング的行為の代表にぺコムズを後ろから銃撃したエピソードがあります。ぺコムズとカポネ・ベッジはお茶会の招待状をサンジに渡そうとしてゾウにやってきました。しかしぺコムズはかつてサンジにミンク族を助けてもらった借りがあります。

ミンク族とはぺコムズの故郷の人たちであり、大切な存在だったのです。そのためぺコムズはサンジを見逃すという判断を下しました。しかしぺコムズの行動に不満を感じたカポネ・ベッジは後ろからぺコムズを銃撃してしまったのです。

ワンピースのカポネ・ベッジのギャング的行動で、ホールケーキアイランド編にて人質行為を行ったことがありました。カポネ・ベッジはシロシロの実の能力を用いて体を要塞化すると、ナミとチョッパー達を体内に押し込めてしまったのです。人質を取られたサンジはカポネ・ベッジ達に手出しが出来ず、ホールケーキアイランドまで連れていかれてしまいました。

ワンピースのカポネ・ベッジはぺコムズを2度まで銃撃したことがあります。ホールケーキアイランド入りしたぺコムズはカポネ・ベッジに取り押さえられます。ベッジはぺコムズに力を貸してくれるように頼むのですが、ぺコムズは断ってしまいました。これによりカポネ・ベッジはぺコムズを再度銃撃してしまったのです。

ワンピースに登場するカポネ・ベッジの真の目的とは四皇の一人、ビッグ・マムを抹殺する事です。カポネ・ベッジがビッグ・マム海賊団の傘下に入ったのはビッグ・マムの首を取るためという理由もあります。またビッグ・マムの娘であるシフォンと結婚をしたのも、ビッグ・マムの打倒が目的でした。

全てはカポネ・ベッジの作戦だったのです。カポネ・ベッジはビッグ・マムを倒したいですが、実力の上では相手の方が勝ります。カポネ・ベッジの懸賞金はたった3憶ベリーしかない所を見ても、とても勝てる相手だとは思えません。ここでカポネ・ベッジがどのようにビッグ・マムを倒そうとしているかの考察をしてみます。

一つ目はカポネ・ベッジがジェルマと手を組んで、彼にビッグ・マムと戦ってもらうというものです。またはカポネ・ベッジがシロシロの実の能力で体内の要塞にビッグ・マムを閉じ込めてしまうかもしれません。西の海の5大ファミリーと結託してビッグ・マムを倒すという事も考えられます。

ビッグ・マムと直接対決してカポネ・ベッジが勝てる可能性は低いので、頭を使って戦略を立てていきそうです。もしかしたらカポネ・ベッジを支える別の存在がいるかもしれないという説もあります。例えば世界政府や天竜人、世界貴族やカイドウがカポネ・ベッジを裏から操っているかもしれないという説です。

ワンピースの世界でカポネ・ベッジのバックに何がいるのかは分かりませんが、ひょっとしたら強大な存在と繋がっている可能性があるかもしれません。

ワンピースのカポネ・ベッジとプリンとの間に何らかの繋がりがあるのではないかという説があります。プリンの近くによくニトロというキャラクターがいますが、ニトロがカポネ・ベッジと顔が似ているのです。

このことからカポネ・ベッジとニトロには関係があり、ニトロがいつもそばにいるプリンにも疑惑が感じられます。ひょっとしたらプリンがカポネ・ベッジと手を組んでおり、今後ビッグ・マムを打倒する際に活躍するかもしれないという説があるのです。

カポネ・ベッジの実力だけではビッグ・マム打倒は難しそうなので、プリンが何らかの力を貸してくれるかもしれません。ただそうなった場合プリンはビッグ・マムと麦わらの一味の両方に対して裏切り者となってしまうでしょう。

ワンピースに登場するカポネ・ベッジはシロシロの実で自らを要塞と化す強さを持っていますが、敵とタイマンで戦ったエピソードはまだありません。このため1対1で敵と戦った時にどのくらいの強さを持つのかはまだ分からないのです。ここではカポネ・ベッジの客観的な強さについて見ていきます。カポネ・ベッジはぺコムズを銃撃しましたが、これは後ろから攻撃しているので強さのほどは分かりません。

しかしワンピースの中でカポネ・ベッジはネコマムシと戦ったことがありました。ネコマムシと戦ったカポネ・ベッジは相手の事を「バケモノ」と称しました。このことからネコマムシには敵わないという見方が出来ます。カポネ・ベッジが覇気に関する技を使用したことは現時点ではありません。カポネ・ベッジはギャングのように銃を使って攻撃をするタイプなので、肉弾戦よりは遠くからの攻撃を得意とする強さを持っています。

カポネ・ベッジが銃弾による攻撃を得意とするなら、ゴム人間のルフィには通用しないでしょう。しかしカポネ・ベッジが打ち倒したいのはルフィではなくビッグ・マムです。カポネ・ベッジが今後どのような強さを見せてくれるのか、注目どころです。

ワンピースのカポネ・ベッジは初めの頃と後になってでは懸賞金の額が上がっています。ワンピースに初めて現れた時のカポネ・ベッジの懸賞金は1憶3800万ベリーでしたが、その後3憶ベリーに値上がりしています。カポネ・ベッジはたった2年の間に懸賞金の額を2倍以上に上げたわけです。

ワンピースの世界で懸賞金が2倍以上に跳ね上がった最悪世代キャラは黒ひげを除いてロー・ゾロだけです。カポネ・ベッジは懸賞金の額を2年で2倍以上にする快挙を見せましたが、懸賞金自体の額はそれほどではありません。例えばルフィ・ローの懸賞金が5憶ベリー、バジル・ホーキンス・ゾロが3憶2000万ベリー、キッドが4憶7000万ベリー、スクラッチメン・アプーが3憶5000万ベリーとなっています。

これらキャラクターの中でも一番低いのがカポネ・ベッジなのです。懸賞金の額だけで見た時、カポネ・ベッジはランクが低いと言えそうです。

どうしてカポネ・ベッジの懸賞金はこんなに低いのでしょうか？その理由にカポネ・ベッジが敵と戦った際、ボスの首を取る事には興味を示すけど、懸賞金を上げる為の工夫はしていないであろう点が挙げられます。他にもカポネ・ベッジというキャラクターの危険性を政府が完全に把握できていない可能性も考えられます。

ワンピースの中でカポネベッジはシーザーが作った即興兵器を使った時以外に狙撃補助具を携帯している描写がありません。ルフィ一味や黒ひげ海賊団でスナイパーを担当する者は狙撃補助具を持っていますが、カポネ・ベッジはそれをほとんど持っていなかったのです。このことからワンピースの政府はカポネ・ベッジはそれほど危険そうでないと判断して、懸賞金の額も低いままなのではないかという考察が出来そうです。

ワンピースのカポネ・ベッジの人気について見ていきます。ワンピースの中でカポネ・ベッジはキッドやローにやや押され気味で、ウル―ジさんにネタ的にかぶっているので、漫画本編や商品化される際に後回しにされるケースの多いキャラクターです。

そんなカポネ・キッドに注目が集まったのがホールケーキアイランド編です。ここからカポネ・ベッジは人気が出るようになり、フィギュアも発売されるようになりました。ワンピースのカポネ・ベッジの人気はこれから始まるという見方が出来そうです。

ここまでワンピースのカポネ・ベッジについて見てきました。カポネ・ベッジはシロシロの実という悪魔の実を食べており、この能力は足をキャタピラーに、体を城に変化させてしまいます。シロシロの実で全身が城になったカポネ・ベッジの体内は広い空間になっており、人質をとることも可能です。

そんなカポネ・ベッジの正体は西の海を支配する5大ファミリーの一人でした。カポネ・ベッジが本気で戦った時どれほどの強さを持つのかは未知数ですが、ビッグ・マムにはかないそうもないことが分かりました。カポネ・ベッジのシロシロの実の能力や強さ、正体を知る事でこのキャラクターにより興味を感じた方もいるかもしれません。カポネ・ベッジの活躍に期待して今後もワンピースを楽しんでいきましょう！