2018年06月14日公開
2022年11月15日更新
ワンピースのミホークは七武海最強?その強さ・刀の名前や能力者の可能性を考察
ワンピース序盤から登場する鷹の目のミホークは、麦わら海族団NO2三刀流剣士ゾロの目標であり師匠でもある人物です。そして、ワンピースの作中に始めて登場した王下七武海でもあります。今回の記事では、世界最強の剣士と言われる鷹の目のミホークにスポットを当て、ワンピースに描かれた鷹の目のミホークの戦闘シーンを中心に、鷹の目のミホークの強さや愛用している剣などを紹介していきます。
目次
- 人気作品ワンピースとは?
- 巨大帆船を一刀両断!鷹の目のミホークのワンピース初登場回とは?
- 鷹の目のミホークは50隻の海賊艦隊を1人で壊滅させていた!
- 銃が効かない?ワンピース最強の剣士ミホークは柔剣の使い手だった!
- ワンピース最強の剣士ミホークは小刀一つで三刀流剣士を凌駕する!
- 三刀流剣士ゾロとワンピース最強剣士ミホークが交わした約束とは?
- ワンピース最強の剣士ミホークと四皇シャンクスの関係とは?
- ルフィVSミホーク!ワンピース最強の剣士が語ったルフィの能力とは?
- ワンピース最強の剣士ミホークは何気ない一振りで氷壁をも斬り裂く!
- 白ひげ海賊団NO1剣士VSワンピース最強の剣士の勝敗は?
- 四皇シャンクスと王下七武海鷹の目のミホークは盟友だった?
- ミホークはロジャー海賊団だった?レイリーとミホークに纏わる説とは?
- ミホークが認める剣士ゾロ!ミホーク戦敗戦後のゾロの戦歴一覧
- 副船長として覚醒?ワンピース最強の剣士を目指すゾロの覚悟とは?
- ワンピース最強の剣士ミホークとゾロの最悪の再会とは?
- ワンピース最強の剣士へ弟子入り!ゾロを受け入れたミホーク
- ワンピース最強の剣士鷹の目のミホークが弟子ゾロに教えた事とは?
- 鷹の目のミホークは最強の敵を育ててしまった?2年後のゾロとは?
- ワンピース最強の刀?ミホークが愛用する「黒刀・夜」とは?
- 鷹の目のミホークVSゾロ再戦はいつ?ワンピース今後の展開が見逃せない!
人気作品ワンピースとは?
ワンピースは、1997年から現在も週刊少年ジャンプで連載が続いている大人気漫画です。20年以上連載が続いているワンピースは、アニメ化や映画化、ゲーム化もされている大人気作品です。最新のワンピースでは、四皇編が描かれ大きな盛り上がりを見せています。今回の記事では、四皇シャンクスとも親交が有り、世界最強の剣士とも言われている、鷹の目のミホークについて紹介していきます。ゾロとの関係性も詳しく紹介します。
巨大帆船を一刀両断!鷹の目のミホークのワンピース初登場回とは?
鷹の目のミホークの初登場回は、巨大なガレオン船を一刀両断すると言う衝撃的なもので、読者を大いに驚かせています。そして、鷹の目のミホークの初登場回は、世界一の剣豪になる事を野望とする三刀流剣士ゾロとの出会いの回でもあります。
鷹の目のミホークは50隻の海賊艦隊を1人で壊滅させていた!
巨大なガレオン船を一刀両断した鷹の目のミホークは、このガレオン船を本船とするクリーク海賊団の50隻の艦隊を、たった1人で壊滅している事が描かれています。この圧倒的な強さから、鷹の目のミホークは何らかの能力者なのではないか?と考えている読者も多いようです。
銃が効かない?ワンピース最強の剣士ミホークは柔剣の使い手だった!
出典: https://2ch.vet
巨大なガレオン船を斬り伏せるという圧倒的な強さを見せた鷹の目のミホークは、クリーク海賊団の船員から拳銃による発砲を受けますが、愛刀「夜」の剣先で銃弾の軌道を変えるという柔剣を披露し、顔色一つ変えずに拳銃の脅威を打ち払います。更に鷹の目のミホークは「柔なき剣に強さなどない」と言葉にしています。この事から、世界最強の剣士鷹の目のミホークは柔剣を極めた剣士だと考えられています。
ワンピース最強の剣士ミホークは小刀一つで三刀流剣士を凌駕する!
「ヒマつぶし」でクリーク海賊団の艦隊を壊滅させた世界最強の剣士鷹の目のミホークは、世界一の剣豪になる事を野望とする三刀流剣士ゾロの挑戦を受ける事になります。挑戦を受けた鷹の目のミホークは、首から下げていた手のひらサイズの小刀で三刀流剣士ゾロの相手をします。
三刀流剣士ゾロは、賞金首を次々と倒し海賊狩りのゾロという異名を持つほどの剣士でしたが、必殺技の一つ「鬼斬り」がいとも簡単に受けきられてしまい、鷹の目のミホークの強さに愕然とします。その後も、一心不乱にあらん限りの剛剣をぶつけていくゾロでしたが、鷹の目のミホークが小刀1本でみせる強さに凌駕されてしまいます。
絶対的な力の差を感じながらも剣を振り続けるゾロは、必殺技の一つ「虎狩り」を繰り出しますが、鷹の目のミホークはゾロの技を完全に見切り、小刀をゾロの心臓に突き立てます。しかし、ゾロが敗北よりも死を選ぶという確固たる覚悟を示した事に打たれた鷹の目のミホークは、黒刀「夜」を抜きゾロと対峙します。
三刀流剣士ゾロとワンピース最強剣士ミホークが交わした約束とは?
三刀流剣士ゾロの心力の強さに打たれた鷹の目のミホークは、世界最強の剣とも言われる黒刀「夜」をもってゾロを打ち負かしますが、ゾロの将来性を高く評価したミホークは「おれは先、幾年月でもこの最強の座にて貴様を待つ!このおれを越えてみよロロノア!」と、ゾロとの再戦を約束します。
ワンピース最強の剣士ミホークと四皇シャンクスの関係とは?
巨大なガレオン船を一刀両断し、三刀流剣士ゾロと約束を交わした初登場からしばらく登場が無かった世界最強の剣士鷹の目のミホークでしたが、主人公ルフィに懸賞金が掛かった事をキッカケに再登場します。海軍本部傘下の王下七武海に名を連ねる鷹の目のミホークは、主人公ルフィに懸賞金が掛かった事をいち早く知る事が出来た為、現在四皇となっている赤髪のシャンクスの元を訪れます。
鷹の目のミホークと赤髪のシャンクスはかつて剣を交えた事もあり、四皇白ひげ曰く「伝説と呼ばれる決闘」を繰り広げた関係です。鷹の目のミホークと赤髪のシャンクスが決闘を行った時期に、シャンクスがすでに四皇となっていたかは不明ですが、ワンピース最強クラスの海賊であるシャンクスと互角に戦える鷹の目のミホークは、単体であれば四皇にも匹敵する強さだと言うことが伺えます。
現在の鷹の目のミホークと四皇シャンクスの関係は、剣を交える関係ではなく、酒を酌み交わす関係として描かれています。海軍本部傘下の王下七武海に属しながら、四皇と酒を飲んでいる事から、鷹の目のミホークは三刀流剣士ゾロ以上に図太い心力を持った人物だと考えられています。
ルフィVSミホーク!ワンピース最強の剣士が語ったルフィの能力とは?
頂上戦争で実現!主人公ルフィVSワンピース最強の剣士
四皇シャンクスと酒を酌み交わした登場回以後しばらく登場がなかった鷹の目のミホークでしたが、四皇白ひげと海軍本部との間で起こった頂上戦争に、王下七武海の1人として登場します。王下七武海の1人として参戦した鷹の目のミホークは、エース救出を目指す主人公ルフィと戦闘になります。
頂上戦争での鷹の目のミホークは、最初から黒刀「夜」を持って参戦しており、対峙したルフィにも容赦なく黒刀「夜」をもちいて襲い掛かります。鷹の目のミホークが放った最初の一撃で力の差を肌で感じたルフィは、必死の防戦の後に鷹の目のミホークとの戦闘を避け、エースの元へと走り去ります。
ある説では、鷹の目のミホークがルフィを見逃したのは、四皇シャンクスとの関係性から来る温情だったのではないか?とファンの間では考えられていますが、ワンピースの作中に真相は、現在まで描かれていません。
ワンピース最強の剣士が見た主人公ルフィの恐るべき能力とは?
王下七武海の1人として参戦していた鷹の目のミホークでしたが、ルフィを深追いする事はせず、ルフィが戦場で見せる不思議な空気を観察します。そして、鷹の目のミホークは「能力や技じゃない、その場にいる者達を次々に自分の味方につける。この海においてあの男は最も恐るべき力を持っている!」とルフィの能力を評しています。
ワンピース最強の剣士ミホークは何気ない一振りで氷壁をも斬り裂く!
ルフィVSミホークでは、初登場回で描かれた巨大ガレオン船の一刀両断にも負けない衝撃的なシーンが描かれています。それが上の画像です。近距離で戦うルフィとミホークとの戦闘で、ミホークの何気ない一振りが遥か後方に聳える氷壁を真っ二つに切断しています。このシーンもまた、鷹の目のミホーク能力者説を後押しする材料となっています。
白ひげ海賊団NO1剣士VSワンピース最強の剣士の勝敗は?
王下七武海として頂上戦争に参戦した鷹の目のミホークは、四皇白ひげが率いる白ひげ海賊団の中で最強の剣士と言われるビスタとも剣を交えています。この戦闘では、双方が剣をおさめた為決着はついていません。
しかし、頂上戦争に登場した鷹の目のミホークは、王下七武海として参戦している為か本気を出していない様子がありありと描かれており、鷹の目のミホークが剣士として本気で戦いに臨んでいれば、ビスタは一瞬で倒されていたのではないか?とも言われています。
四皇シャンクスと王下七武海鷹の目のミホークは盟友だった?
王下七武海の1人として頂上戦争に参戦していた鷹の目のミホークは、四皇シャンクスが戦場に現れると「白ひげと戦う事は承諾したが、赤髪は協定の範囲外だ...」として、戦場から立ち去ります。シャンクスとミホークの関係については、すでに紹介している通り、以前は剣を交わしたライバルであり、現在は酒を酌み交わす関係性です。
しかし、このセリフは、ただの酒飲み友達ではなさそうな印象を与えています。四皇シャンクスは、かつて海賊王ロジャーの船に乗り、偉大なる航路グランドラインを航海した経験を持ち、「最果ての地ラフテル」「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」「Dの一族」「Dの意志」などの、ワンピース最大の謎の答えを知る人物と考えられています。
また、四皇シャンクスは、海賊王ロジャーから託された麦わら帽子をルフィに託し、ルフィの成長に期待しています。これらの事から、かつて海賊王ロジャーが白ひげに多くの謎の答えを伝え盟友となったように、四皇シャンクスもまた、世界最強の剣士鷹の目のミホークに多くを伝え、盟友になっているのではないか?と言われています。
この説の真偽は不明ですが、頂上戦争での鷹の目のミホークは、主人公ルフィの力を推し量ろうとしている様子が有り、シャンクスの参戦を見届けると戦場から姿を消している事から、盟友ではなくとも何か特別な関係が有るのでは?と考えられています。次の章ではシャンクスとミホークの関係性にも関わる、冥王レイリーと鷹の目のミホークにまつわる説を紹介します。
ミホークはロジャー海賊団だった?レイリーとミホークに纏わる説とは?
「鷹の目のミホーク、ロジャー海賊団の一員だった説」とは?
すでに紹介してきた通り、王下七武海の1人であり、世界最強の剣士でもある鷹の目のミホークと、最強クラスの海賊と考えられている四皇シャンクスの間には、特別な関係が有ると考えられており、ある説では海賊王ロジャーが率いていたロジャー海賊団に、2人が在籍していたのではないか?と考えているようです。
ロジャー海賊団にシャンクスが在籍していた事は、ワンピースの作中で確定しています。では王下七武海となった鷹の目のミホークはどうでしょうか?作中にミホークがロジャー海賊団に在籍していた描写はありません。しかし、在籍していた事実は無い、とも明確にはなっていません。
頂上戦争で王下七武海として参戦していた鷹の目のミホークは、ルフィの力を観察し、Dの意志やDの一族を連想させる言葉でその力を評しています。頂上戦争は、ロジャーの血統やDの意志にまつわる多くの事が語られた長編である事から、王下七武海として参戦していた鷹の目のミホークの言葉も、Dの意志などを理解した上で発したものだと考える事が出来ます。
では、王下七武海である鷹の目のミホークは、どこで、いつ、Dの意志にについての知識を得たのでしょうか?天竜人や世界政府は、Dを恐れている事から軽々にその知識を広める事は無いと考えられています。作中で頂上戦争までにDについて語っているのは、Drクレハ、白ひげ、ガンフォールなどの限られたキャラクターのみです。
もし、鷹の目のミホークがロジャー海賊団の一員だった過去が有り、シャンクスと共にロジャー海賊団の一員として多くの知識を得ているとすれば、シャンクスとの関係やルフィを評した言葉、そして世界最強の剣士と言われる強さについても、ある程度納得がいくのではないでしょうか?
この、鷹の目のミホークはロジャー海賊団の一員だった説についての真偽は現在も不明ですが、現在描かれているワンピース四皇編が進み、主人公ルフィと四皇シャンクスが再会を果たす時に、王下七武海であり世界最強の剣士でもある鷹の目のミホークも再登場すると噂されている事から、鷹の目のミホークとシャンクスの関係についても描かれるのではないか?と言われています。
「世界最強の剣士の称号はレイリーからミホークに引き継がれた説」とは?
「世界最強の剣士の称号はレイリーからミホークに引き継がれた説」とは、文字通りの説になります。レイリーとは、海賊王ロジャーが率いたロジャー海賊団の副船長を務め、冥王レイリーという異名を持つ凄腕の海賊として作中に描かれています。しかし、ロジャー海賊団副船長レイリーが世界最強の剣士だったと言う描写はありません。では、世界最強の剣士と言う称号が、レイリーからミホークへ引き継がれたとはどういう事でしょうか?
人気作品ワンピースの中で確定事項と考えられているのが、主人公ルフィは海賊王になる。そして、副船長ゾロは世界一の剣豪になる。という事です。人気作品ワンピースには、対比や継承が多く描かれている事から、ワンピースの最終形が、船長ルフィが海賊王となり副船長ゾロが世界一の剣豪になる事であるならば、その対比と継承として、モデルケースが描かれていると考えられます。
現在描かれているワンピースの中で、海賊王と呼ばれているのはロジャー海賊団船長のロジャーただ1人である事から、その副船長レイリーは世界最強の剣士だと考えられるわけです。そして、ワンピースの作中には、副船長レイリーと副船長ゾロに多くの共通点が描かれています。目元の傷や胸の傷がその代表的なものです。この他にも、1人目の仲間である事や、酒好きな点など多くの共通点が描かれています。
出典: http://festy.jp
この考察が正しい場合、王下七武海であり、現在世界最強の剣士の称号を持っている鷹の目のミホークは、レイリーを倒した事で称号を得た事になります。ここで思い出して頂きたいのが、鷹の目のミホークと赤髪のシャンクスとの間で起きた、伝説とも呼ばれる決闘です。この決闘こそが、世界最強の剣士を掛けたものだったとしたらどうでしょうか?
ロジャーは処刑される数年前から不治の病を患っており、処刑される数年前にロジャー海賊団を解散しています。冥王と呼ばれた副船長レイリーは、ロジャー海賊団解散後はシャボンディ諸島でコーティング職人として静かに暮らしています。副船長レイリーが世界最強の剣士のままだった場合、静かに暮らせるはずも無い事から、ロジャー海賊団解散と同時期に世界最強の剣士の称号を誰かに継承していると考えられます。
その継承者を決める戦いこそが、ミホークVSシャンクスの決闘だったとこの説では考えています。鷹の目のミホークと赤髪のシャンクスの会話から、この決闘には決着がついていない事が伺えますが、シャンクスが好戦的なキャラクターでは無い事から、世界最強の剣士の称号を辞退し、結果としてレイリーからミホークへ世界最強の剣士の称号が引き継がれたのだろうと、この説ではまとめています。
この「世界最強の剣士の称号はレイリーからミホークに引き継がれた説」と、先述した「鷹の目のミホークはロジャー海賊団の一員だった説」の互換性は不明ですが、鷹の目のミホークがロジャー海賊団の一員だったならば、レイリー、ミホーク、シャンクスの関係性はより深い関係性となり、世界最強の剣士の称号の継承も矛盾が少なくなると考えられているようです。
ミホークが認める剣士ゾロ!ミホーク戦敗戦後のゾロの戦歴一覧
三刀流剣士ゾロVSワンピース初の魚人剣士「六刀流のハチ」
鷹の目のミホークの強さの前になすすべなく敗れたゾロは、続くアーロンパーク編で重傷を負った中で、魚人剣士「六刀流のハチ」と対決します。鷹の目のミホークに受けた傷口が開くなど、若干の苦戦はしますが気迫で圧倒しこの戦いを制します。
三刀流剣士ゾロ初の能力者戦!VSスパスパの実の能力者ダズ・ポーネス
三刀流剣士ゾロが初めて悪魔の実の能力者との決闘に挑んだのが、スパスパの能力者ダズ・ポーネスとの戦いです。ゾロは全ての剣技を跳ね返され苦境に立たされますが、鉄を斬ると言う極意の一端を掴みこの決闘に勝利します。
三刀流剣士ゾロ初の六式使い戦!VSシーピーナイン(CP9)カク
エニエスロビー編では、世界政府諜報機関CP9の1人であり、六式と言う戦闘術をマスターしているカクと激しい死闘を繰り広げたゾロは、超必殺技「六刀流阿修羅」を発現させ大苦戦の末に勝利を納めています。
三刀流剣士ゾロ初のゾンビ戦!VSワノ国の侍リョーマ(ゾンビ)
スリラーバーク編では、王下七武海ゲッコーモリアによってゾンビにされていた、ワノ国の侍リョーマと死闘を演じたゾロでしたが、剣技「飛竜火焔」によってリョーマを退け、名刀「秋水」を手に入れています。
負けない事を誓いワンピースに登場する剣士に勝ち続けるゾロ!
世界最強の剣士鷹の目のミホークに敗れたゾロは、この時ルフィに「あいつ(ミホーク)に勝って世界一の剣豪になるまで、おれはもう絶対負けねぇ」と誓い、ミホーク戦敗戦後は多くの強敵を撃破し剣士としての強さを高めていきます。しかし、スリラーバーク編では王下七武海ゲッコーモリアを撃破した麦わらの一味に、新たな追撃の魔の手が迫ります。疲弊しきった麦わらの一味の前に現れてのは、王下七武海バーソロミューくまです。
王下七武海との連戦となった麦わらの一味は、絶体絶命の窮地に立たされます。この時、三刀流剣士ゾロは、幼馴染くいなと共に目指し、自身の確固たる野望となっている「世界一の剣豪になる」事を諦め、麦わらの一味の人柱になろうとします。ワンピース初期から登場するゾロの、この心境の変化とは?次の章からは、三刀流剣士ゾロが世界最強の剣士鷹の目のミホークへ弟子入りするまでを紹介していきます。
副船長として覚醒?ワンピース最強の剣士を目指すゾロの覚悟とは?
一味の総力で勝ち取った王下七武海ゲッコーモリア戦
ワンピーススリラーバーク編では、王下七武海ゲッコーモリアを含む四怪人と激闘を繰り広げた麦わらの一味は、激闘の末に王下七武海ゲッコーモリアを倒しますが、ルフィをはじめ一味の多くが甚大なダメージを受けます。そして、そんな苦痛に喘ぐ麦わらの一味に、王下七武海バーソロミューくまが襲い掛かります。
船長一人守れねぇでてめぇの野心もねぇだろう!ゾロ必死の交渉
王下七武海バーソロミューくまの襲撃にあい、麦わらの一味は全滅の危機を迎えます。この時、船長ルフィをはじめ麦わらの一味の面々は、意識すらないグッタリとした状況にあり、その状況を把握し唯一動く事が出来たゾロは、自身の命と引き換えに一味を見逃すよう、必死の交渉を行ないます。
幼馴染くいなとの約束であり、ゾロ自身の野望でもある「世界一の剣豪になる」事を捨てる決断をしてまで麦わらの一味を守ろうとしたゾロ。このシーンは、ワンピース初期から登場するゾロの考え方が、大きく変わり始めている事を伺わせる名シーンとして、多くの読者に感動を与えています。
ゾロの必死の交渉を受けた王下七武海バーソロミューくまは、ゴム人間であるルフィが蓄積した尋常ではないダメージをゾロに味あわせる事を条件に交渉を受け入れます。この時のゾロは、ワノ国の侍リョーマ(ゾンビ)や王下七武海ゲッコーモリアとの戦闘で、自身も重傷を負っています。
それでも尚、ルフィは命を掛けるに値する男だと信じるゾロは「ルフィは海賊王になる男だ」と、交渉条件を飲み、重症の身体をおして王下七武海バーソロミューくまの提示した条件に挑みます。
なにもながった...!ルフィや一味を思い多くは語らないゾロ
交渉が成立し、王下七武海バーソロミューくまの能力によってルフィの苦痛がゾロに移されると、ゴム人間であるルフィが蓄積した想像を絶する苦痛が、ゾロの全身に襲い掛かります。ゾロは身体を痙攣させ、苦痛に悶絶し、傷口からは更なる出血が起こり、大絶叫します。
ルフィの苦痛をゾロへ移した王下七武海バーソロミューくまは、約束を守り麦わらの一味を襲う事無くその場を離れます。王下七武海バーソロミューくまが去った後も、ゾロを襲う苦痛は続きますがゾロは心力の強さでこれを耐え続けます。そして、意識を取り戻した一味の面々には「なにもながった...」とし、ゾロが独断で行なった交渉とその代償については何も語っていません。
ワンピーススリラーバーク編は、本編よりもこのゾロが身を挺し麦わらの一味を守ったストーリーの方が、読者に強い印象を残しているようです。この三刀流剣士ゾロと王下七武海バーソロミューくまの出会いは、ゾロが世界最強の剣士鷹の目のミホークの弟子となる最初の伏線であり、2年後のゾロがおそろしい程に強くなった伏線だったと言われています。
ワンピース最強の剣士ミホークとゾロの最悪の再会とは?
「ワンピースシャボンディ諸島編」ゾロの旅行先はミホークの住処だった!
ワンピーススリラーバーク編ではゾロの決死の行動によって全滅の危機を乗り切った麦わらの一味でしたが、次に訪れたシャボンディ諸島では、海軍本部大将黄猿の攻撃の前に再び全滅の危機を迎えます。海軍本部大将黄猿に圧倒される麦わらの一味の前に、再び王下七武海バーソロミューくまが現れ、いよいよ全滅かと思われた時、王下七武海バーソロミューくまが一味の危機を救います。
王下七武海バーソロミューくまは、海軍本部大将黄猿に攻め立てられる麦わらの一味の面々を、ニキュニキュの能力で世界各地へと逃がします。この時、王下七武海バーソロミューくまは、ゾロに対して飛ばされたい場所の希望を聞いています。この問いに、計算なのか無意識なのか、ゾロはミホークの住処を答えているようです。こうして、ゾロは予期せぬ形で鷹の目のミホークの元へと飛ばされ、再会する事になります。
ワンピース最強の剣士と三刀流剣士の再会は望まぬ形で実現した?
出典: http://festy.jp
スリラーバークで船長ルフィの苦痛を引き受け重傷を負い、シャボンディ諸島でも海軍本部の攻撃で傷を負ったゾロは、王下七武海バーソロミューくまの能力によって、鷹の目のミホークの住処付近へと飛ばされ生き延びます。
しかし、傷が癒える間も無く、船長ルフィが頂上戦争で死んでもおかしく無い程のダメージを負った事を知ると、ゾロは自身の状態も省みずルフィの元へと向かおうとします。この時鷹の目のミホークは、ゾロを無理に止めようとはしていない事から、この時点ではゾロの考え方が以前とは違うものに変わってきている事に気づいていないと考えられています。
船長ルフィの身を案じ、ルフィの元に駆けつけようとするゾロでしたが、ヒューマンドリルの群れに大苦戦します。重傷を負った身体を奮い立たせヒューマンドリルを全て打ち倒したゾロでしたが、自身の今の強さではルフィの元に駆けつけたとしても麦わらの一味を守る事も、戦力になる事も叶わないと痛感します。自身の弱さを認め強さを欲したゾロは、プライドをかなぐり捨て世界最強の剣士鷹の目のミホークの元へ向かいます。
ワンピース最強の剣士へ弟子入り!ゾロを受け入れたミホーク
自身の弱さを認め強さを欲したゾロは、自信の目標であり、倒さなければならない強敵でもある王下七武海鷹の目のミホークに頭を下げ、剣の教えを請います。これに対してミホークは、呆れ、少々がっかりした様子で突き放します。
しかし、ゾロの決意と覚悟が込められた言葉を聞き、ゾロの思いを汲み取った鷹の目のミホークは、自身の最大の敵となりうるこの三刀流剣士を鍛える覚悟を決めます。鷹の目のミホークは世界最強の剣士となってから、ヒマつぶしでクリーク艦隊を壊滅させようとするなど、対戦相手に飢えている節が有る事から、ゾロを鍛えるのは望んでいた事なのではないか?と言う声も有るようです。
自身の野望の為、そして麦わらの一味の為に剣士として更なる強さを求めるゾロは、2年後から描かれるワンピース新世界編で、今までとは別次元の強さを見せるようになります。世界最強の剣士鷹の目のミホークは、2年後のゾロの強さを、どの様にして引き出したのでしょうか?ワンピースの作中には詳細は描かれていませんが、次の章では断片的に描かれたゾロの修行シーンを紹介していきます。
ワンピース最強の剣士鷹の目のミホークが弟子ゾロに教えた事とは?
2年後のゾロは覇気使いの剣士?
世界最強の剣士鷹の目のミホークは、強さを求める三刀流剣士ゾロに対し、覇気についての知識を与え、武装色の覇気を刀に纏わせる術を徹底的に叩き込んでいます。これにより2年後のゾロの強さは飛躍的に上がっています。さらに、刀に覇気を纏わせる事で、自然系(ロギア系)能力者にも刀でダメージを与える事が出来るようになり、2年後のゾロは海軍本部大将とも渡り合える強さを手に入れたと考えられています。
2年後のゾロは柔剣の使い手?
世界最強の剣士鷹の目のミホークは、「柔なき剣に強さなどない」という柔剣に剣の真髄を見る剣士である事から、基本剣技が剛剣に偏るゾロに柔剣の手解きをしていると考えられています。この事から、2年後のゾロには柔剣による強さも加わっていると考えられており、今までに登場していない新たな剣技が今後描かれるのではないか?と期待されているようです。
2年後のゾロは副船長としても成長している?
更に、鷹の目のミホークは覇気や剣技だけでなく、副船長としての自覚に目覚め始めているゾロに、多くの知識を与えたという考察があります。この考察は、これまでに紹介している「ミホークはロジャー海賊団の一員だった説」や四皇シャンクスとの盟友関係の噂にも繋がる考察で、「Dの意志」や「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」についての知識を持っているミホークが、ゾロに知識として教えているのではないか?というものです。
2年後のゾロは、方向音痴ぶりは健在なものの、ロジャー海賊団副船長レイリーや、赤髪海賊団副船長ベンベックマンのような、ある種の風格が少しずつ描かれています。ワンピースに登場する多くの海賊団は、船長には少し抜けた所があり、副船長が強さや知識で船長を支えると言う描き方が非常に多い事から、2年後のゾロにはある程度の知識を持たせる必要があり、この考察ではミホークがその役所だったと考えているようです。
鷹の目のミホークは最強の敵を育ててしまった?2年後のゾロとは?
すでに紹介しているように、2年後のゾロは武装色の覇気を習得し、刀剣へ覇気を纏わせる術も習得しています。また、説の域を出ていませんが、2年後のゾロは柔剣の使い手になっている可能性が高いと言われています。
そして、2年後に麦わらの一味が再集結した再には、世界最強の剣士鷹の目のミホークが初登場回で見せた、巨大ガレオン船を一刀両断する、という衝撃的なシーンをなぞるように、ゾロもまた巨大な帆船をぶった斬っています。
更に2年後のゾロは、超巨大な海王類を切り刻むなど、格段に上がった戦闘力を見せています。世界最強の剣士鷹の目のミホークに師事し、剣士として大きく成長した2年後のゾロは、間違いなく世界一の剣豪に近づいていると言われており、鷹の目のミホークとの再戦を多くの読者が待ちわびているようです。
ワンピース最強の刀?ミホークが愛用する「黒刀・夜」とは?
世界最強の剣士鷹の目のミホークは、初登場回から変更なく十字架を模した長刀を愛用しています。この長刀は、最上大業物12工に数えられる名刀で名前を「夜」と言います。世界最強の黒刀とも言われる「夜」ですが、ある説では「夜」は本来普通の刀剣と同じような刀身の色だが、ミホークが常に武装色の覇気を纏わせている為、黒刀と思われているのではないか?と考えているようです。
2年後の新世界編に突入後も三刀流剣士ゾロは、これまでと変わらず大業物に格付けされる刀までしか持っていない事から、現状の装備のまま鷹の目のミホークと再戦するとは考えられず、ワノ国編で大活躍しワノ国を出るころまでに、最上大業物に格付けされる刀を手に入れるのではないか?と考えられています。
鷹の目のミホークVSゾロ再戦はいつ?ワンピース今後の展開が見逃せない!
四皇シャンクスや三刀流剣士ゾロとの関係性などから、ワンピースで高い人気を誇る世界最強の剣士鷹の目のミホークですが、2年後の海「新世界」では未だ登場は無く、ゾロとの再戦と共にその動向に注目が集まっています。ミホークが弟子として鍛え上げたゾロは、2年後の海でも魚人島編やドレスローザ編で更に戦闘経験を積み、三刀流剣士として成長を続けています。果たして2人の再戦はいつになるのでしょうか?
出典: https://life.tw
ある説では、現在描かれている四皇編でシャンクスとルフィ、ミホークとゾロが共に再会し、力比べをするのではないか?と言われ、別の説では、ミホークが五老星の1人に負け、ゾロとの再戦は無いのではないか?とするなど、多くの説が生まれているようです。
最新のワンピースでは世界会議レヴェリーが開かれ、多くの謎に新展開が見られています。そして、四皇編もいよいよワノ国開国へ向けて本格的に物語が進み始めています。世界最強の剣士の称号をかけた2人の再戦と共に、最終章へ向けて大きく加速し始めたワンピースから益々目が離せなくなっています。