2018年06月18日公開
2022年11月14日更新
ワンピースのイワンコフとは?オカマ王の能力やクロコダイルとの関係は?
ワンピースに登場するエンポリオ・イワンコフをご存知ですか?イワンコフは、多くのキャラクターが登場するワンピースの中でも、最も個性的なキャラクターと言われる人物です。革命軍の幹部であり、カマバッカ王国の女王でもあるイワンコフはワンピース主人公ルフィを幾度となく助け、元王下七武海クロコダイルとも特別な関係が噂されている人物でもあります。今回の記事では、このイワンコフについて能力や強さ、再登場の可能性などを紹介していきます。
目次
- オカマ王が登場するワンピースとは?
- ワンピースで最も濃いキャラクター?イワンコフとは?
- 強烈な個性を持つオカマ王イワンコフには実在のモデルがいた?
- オカマ王の異名を持つイワンコフは女王だった?
- ワンピースに描かれたイワンコフのオネエ言葉とは?
- 強烈な印象に隠れがちなイワンコフの強さとは?
- ワンピースに描かれたオカマ王イワンコフの必殺技まとめ
- ワンピースに登場したどの能力よりも個性的!イワンコフの能力とは?
- ワンピース最大規模の戦争が描かれた「ワンピース頂上戦争編」とは?
- ワンピース最高の堅牢インペルダウンにイワンコフが築いたものとは?
- 何故イワンコフはインペルダウンに組織を作ったのか?
- 革命軍幹部がインペルダウンで入手した情報とは?
- ワンピース史上最悪の看守長!黒ひげ海賊団二番船船長シリュウ
- ワンピース史上最悪の女囚!カタリーナ・デボン
- ワンピース最大の巨漢!サンファン・ウルフ
- ワンピース随一の大酒飲み!バスコ・ショット
- イワンコフが唯一語らなかった囚人アバロ・ピサロ
- 元王下七武海クロコダイル再登場!イワンコフが握る弱みとは?
- ワンピース頂上戦争で見せたイワンコフの強さとは?
- ワンピース頂上戦争後のイワンコフはサンジの師匠?
- 最新ワンピースに描かれた革命軍の動向とは?
- イワンコフにも注目!ワンピースの今後の展開とは?
オカマ王が登場するワンピースとは?
ワンピースとは、20年以上週刊少年ジャンプで連載が続く、海洋冒険ロマンを描いた人気漫画です。ワンピースは、アニメ化や映画化もされており共に好成績を収めている人気作品でもあります。ワンピースには、多くの種族や様々な立場のキャラクターが登場しますが、そんな多くのキャラクターの中でもひときわ異彩を放っているのが、今回紹介するエンポリオ・イワンコフです。
今回の記事では、このイワンコフにスポットを当て、イワンコフの強さや能力を始め、元王下七武海クロコダイルとの噂やラスボスと噂される黒ひげ海賊団との関係、更には革命軍幹部としての再登場の可能性までを徹底紹介していきます。
ワンピースで最も濃いキャラクター?イワンコフとは?
ワンピース革命軍幹部イワンコフ
イワンコフは、ワンピース前期「超新星編」の最終長編「頂上戦争編」から登場し、ワンピース主人公ルフィの命を幾度となく助けている人物です。イワンコフが所属する革命軍の総司令ドラゴンがルフィの父親である事もあり、ワンピースに登場する多くのキャラクターの中でも注目度の戦いキャラクターです。
イワンコフの設定は、ワンピース主人公ルフィが海賊王を目指して海へ出るよりも以前からインペルダウンと呼ばれる監獄に収監されている革命軍幹部というもので、この設定には多くの伏線が有ると言われています。更に、イワンコフは一度見たら忘れられない程の強烈な個性が設定されています。それが、オカマ王と言う異名を持つほどの強烈なオカマであると言う点です。
イワンコフは、ワンピースの作中で独自のオネエ言葉を話すと共に、強烈な容姿からワンピースで最も異彩を放つキャラクターとして人気を博していますが、革命軍幹部と言う肩書きに負けない強さも持っています。悪魔の実の能力者であり、ニューカマー拳法の使い手でもあるイワンコフは、王下七武海等とも互角以上に戦う姿が描かれています。この強さと個性を持ち合わせるイワンコフには、モデルとなった人物がいます。
強烈な個性を持つオカマ王イワンコフには実在のモデルがいた?
イワンコフのモデルは英国人俳優ティムカリー氏
オカマ王の異名を持ちワンピースの中でも随一の個性を持つイワンコフには、そのモデルとなった実在の人物がいます。その人物とは、チャーリーズエンジェルやホームアローンなどの人気作品に出演している英国人俳優ティムカリー氏です。
イワンコフのモデルは、「ロッキー・ホラー・ショー」という作品で、このティムカリー氏が演じたフランク・フルター博士だとワンピース原作者尾田栄一郎氏が明言しており、上の画像にある通り読者の間でもイワンコフそのものと言われています。また、ワンピース原作者尾田栄一郎氏は、イワンコフのモデルとしてもう1人舞台俳優いまむらのりお氏の名前も挙げています。
次の章からは、実在の俳優をモデルにして生まれたオカマ王の異名を持つイワンコフの、経歴や能力、強さについて紹介していきます。更に、記事の後半では元王下七武海クロコダイルとイワンコフの関係など、イワンコフにまつわる様々な噂を紹介していきます。イワンコフとは一体どんなキャラクターなんでしょうか?
オカマ王の異名を持つイワンコフは女王だった?
今回紹介するエンポリオ・イワンコフは、様々な肩書きや異名と共に異彩を放つ容姿から強烈な印象を与えるキャラクターですが、実は多くの謎が秘められた人物です。イワンコフは、偉大なる航路グランドラインにあるモモイロ島カマバッカ王国の女王と言う肩書きを持っていますが、出自については明確になっていません。そして、カマバッカ王国の女王である事がオカマ王という異名に繋がっているとも明確にはなっていません。
ある説では、監獄インペルダウンで創りあげたニューカマーランド設立を契機に、イワンコフはオカマ王という異名で呼ばれるようになったのではないか?とも考えられており、オカマ王と言う異名の由来も不明なままとなっています。オカマ王やカマバッカ王国女王など様々な肩書きを持ち謎の多いイワンコフですが、次の章ではイワンコフが使う独特なオネエ言葉について紹介していきます。
ワンピースに描かれたイワンコフのオネエ言葉とは?
オカマ王の異名を持つイワンコフは、一人称を「ヴァターシ」二人称を「ヴァナータ」と言うなど独特のオネエ言葉を使います。更に、イワンコフが使うオネエ言葉には語尾に「ブル」を付けるという特徴があります。このふざけた調子に見えるイワンコフのオネエ言葉ですが、大事な局面で放たれるイワンコフのオネエ言葉には、読者の胸を熱くする言葉も多く描かれており、イワンコフの魅力の1つとなっています。
強烈な印象に隠れがちなイワンコフの強さとは?
オカマ王イワンコフはニューカマー拳法の使い手!
オカマ王という異名や個性的な容姿が与える強烈な印象に隠れがちですが、イワンコフは革命軍の幹部でありニューカマー拳法の使い手として、王下七武海等と互角以上に戦う姿が描かれ、その強さはワンピースに登場する多くのキャラクターの中でも高い水準にあります。王下七武海とも渡り合うオカマ王イワンコフが見せた強さとはどの様な物でしょうか?次の章では、ワンピースの作中に登場したイワンコフの必殺技を紹介していきます。
ワンピースに描かれたオカマ王イワンコフの必殺技まとめ
オカマ王イワンコフのまばたき!DEATH WINKデス・ウィンク
オカマ王の異名を持つイワンコフは、ただのまばたきすらも強烈な必殺技になります。オカマ王イワンコフのまばたきが生み出す必殺技「DEATH WINKデス・ウィンク」は、ただのまばたきにもかかわらず、発せられる爆風によって敵に大ダメージを与えるという強力なもので、砲弾すらも押し返す程の爆風を生み出します。
オカマ王イワンコフの「DEATH WINKデス・ウィンク」には、「HELL WINKヘル・ウィンク」や「銀河 WINKギンガ・ウィンク」などの派生技があり、そのどれもがオカマ王イワンコフのまばたきから生み出される強力な必殺技となっています。
オカマ王イワンコフの奥義「夢打撃処裏拳ムダゲショリケン」
オカマ王イワンコフは、ウィンク系の必殺技とは別にニューカマー拳法44のエステ奥義と呼ばれる必殺技を持っており、ワンピースの作中ではその内の1つである「夢打撃処裏拳ムダゲショリケン」が描かれています。この夢打撃処裏拳は、残像を生み出す程の超高速チョップで敵を打ち倒すオカマ王イワンコフの必殺技として描かれています。
まだ描かれていないニューカマー拳法エステ奥義についても、これと同様に高い攻撃力を持っていると考えられており、オカマ王イワンコフの奥義が多数描かれる事を望む読者が多いようです。次の章では、オカマ王イワンコフの強さの真髄、ホルホルの実の能力について紹介していきます。
ワンピースに登場したどの能力よりも個性的!イワンコフの能力とは?
オカマ王イワンコフが持つホルホルの能力
オカマ王の異名を持ち革命軍幹部でもあるイワンコフは、ニューカマー拳法以外にも悪魔の実の能力による強さを持っています。イワンコフが持つ悪魔の実の能力は、ホルホルの能力と言われ多種多様なホルモンを指先から対象者に注入する事が出来ます。
ワンピースの作中にこれまで描かれたホルホルの能力は、「エンポリオ・女ホルモン」と呼ばれる性別を変換させるホルモンや、「エンポリオ・治癒ホルモン」と呼ばれる傷や毒を癒すホルモン、「エンポリオ・テンションホルモン」と呼ばれるアドレナリンの分泌を活性化させるホルモン、更には「エンポリオ・顔面成長ホルモン」と呼ばれる顔を巨大化させるホルモンがあります。
イワンコフが持つこのホルホルの能力は、ワンピースと言う作品には珍しいサポート性の高い能力です。ワンピース頂上戦争で初登場するイワンコフは、このホルホルの能力が持つサポート性の高さからワンピース主人公ルフィの窮地を幾度となく救っています。次の章からは、ワンピース頂上戦争編でのイワンコフの活躍を中心に紹介していきます。
ワンピース最大規模の戦争が描かれた「ワンピース頂上戦争編」とは?
革命軍幹部であるイワンコフの初登場回は、ワンピース最大規模の戦争が描かれた「ワンピース頂上戦争編」に含まれるインペルダウン編になります。ワンピース頂上戦争編とは、ワンピース主人公ルフィら麦わらの一味がシャボンディ諸島に到着後から、海軍本部の有るマリンフォードで行なわれた頂上戦争の終戦までを描いた、ワンピース屈指の人気長編です。
頂上戦争とは、海軍本部に捕まった海賊王ロジャーの血を引くエースの処刑を巡り、白ひげ海賊団VS海軍本部・王下七武海という構図で描かれた、ワンピース史上最大規模の戦争です。ワンピース主人公ルフィは、海賊王の血を引くエースが頂上戦争編開始当初はインペルダウンに収監されているとされていた為、エース救出の為に単身インペルダウンへ潜入し、エースを救出しようと動き出します。
エース救出を目指し必死に行動するルフィでしたが、世界規模の犯罪者が収監されるインペルダウンの警備は非常に堅く苦戦を強いられます。そんな場面で初登場したのが、オカマ王の異名を持つ革命軍幹部のイワンコフです。インペルダウンという監獄で初登場したイワンコフは、ルフィの決意や、ルフィがイワンコフの所属する革命軍の総司令ドラゴンの息子だと知った事をキッカケに、エース救出に動くルフィに協力するようになります。
ワンピース最高の堅牢インペルダウンにイワンコフが築いたものとは?
イワンコフが築き上げたニューカマーランド
革命軍幹部であるイワンコフは、ワンピース主人公ルフィの船出よりも以前からインペルダウンに収監されていると言う設定を持っており、ワンピースの作中には「イワンコフは数年前から収監され...」とある事から、3年から9年程度インペルダウンに収監されていたと考えられています。この数年と言われる期間で、イワンコフはインペルダウンに「ニューカマーランド」を築き上げています。
ニューカマーランドとは、イワンコフがインペルダウンの中で「新人類(ニューカマー)」と呼ばれる同志を集め、インペルダウンを内側から切り崩そうと築き上げた組織の名称です。ニューカマーランドには、革命軍幹部イワンコフ以外にも革命軍幹部イナズマが加わっています。この事から、イワンコフの収監は革命軍の作戦であり、イワンコフやイナズマは捕らわれたのではなく、わざと捕まったのではないか?とも考えられています。
何故イワンコフはインペルダウンに組織を作ったのか?
わざとインペルダウンに収監されたとも噂されるイワンコフですが、何故インペルダウンと言う犯罪者にとっては地獄とも言える場所に潜入し、新たな組織ニューカマーランドを築き上げたのでしょうか?その理由として挙げられているのが、情報収集と革命軍の増員の2点です。インペルダウンとは、世界的犯罪者を収監する場所として描かれており、高額な懸賞金を掛けられていた者も多く収監されています。
世界的犯罪者とは、文字通り害悪極まりない者も多い反面、ワンピースの作中では世界政府(天竜人)の意にそぐわない者も犯罪者として扱われている為、革命軍幹部イワンコフは後者に該当する者達と人脈を作り、世界政府(天竜人)を脅かす情報を集めていたのではないかと考えられています。
そして、革命軍本部が革命を起こした時に、革命軍幹部イワンコフは築き上げたニューカマーランドの仲間達と共にインペルダウンを内部から切り崩し、革命の成功を後押しする作戦だったのではないか?と言われています。この考察の真偽は不明のままとなっていますが、イワンコフやイナズマといった革命軍幹部が単純に捕まって収監されていたとは考えにくい事などから、読者の間で幅広く支持されている説となっています。
しかし、ワンピース主人公ルフィのエース救出を手助けする事を優先した革命軍幹部イワンコフは、紹介してきた説とは異なりニューカマーランドの同士と共に決起し、インペルダウンの脱獄を成功させ、マリンフォード頂上戦争へと向かいます。
この時点でこの説は瓦解したように思われましたが、ワンピース頂上戦争編後も元バロックワークスMr2ボン・クレーがニューカマーランドのリーダーとなり、組織が存続している事から、ニューカマーランドの面々が革命軍と歩調を合わせて、ワンピース革命戦争に再登場するのではないかと考えられています。
革命軍幹部がインペルダウンで入手した情報とは?
イワンコフが入手した情報はワンピースラスボスに繋がる情報だった?
ここまで、革命軍幹部イワンコフがインペルダウンでニューカマーランドを組織した理由について紹介してきましたが、この章ではワンピースの作中に描かれたイワンコフが入手した情報について紹介していきます。インペルダウンに数年前から収監されているイワンコフは、自身の収監後以降にインペルダウンに収監された世界的な犯罪者の情報を多く持っており、ワンピースの作中でも重要な証言(伏線とも言われています)を残しています。
その中でも特に読者から注目されているのが、ワンピースのラスボス説もある黒ひげ海賊団の面々に関する情報です。頂上戦争でも暗躍した黒ひげ海賊団は、インペルダウンから凶悪な犯罪者を多く脱走させ、その多くを黒ひげ海賊団に取り込んでいます。その脱獄囚であり、黒ひげ海賊団に加わった人物の情報を、革命軍幹部イワンコフは多く持っています。革命軍幹部イワンコフが、ワンピースの作中で語った黒ひげ海賊団の情報とは?
ワンピース史上最悪の看守長!黒ひげ海賊団二番船船長シリュウ
出典: https://frequ.jp
インペルダウンから脱獄し黒ひげ海賊団へと加わるシリュウは、雨のシリュウと言う異名を持つ剣士であり、マゼランと共にインペルダウンを統治していた看守長でもあります。しかし、看守長であるシリュウは、気の向くままに囚人を虐殺するという残虐性を持った人物だった為、看守長マゼランの手によってインペルダウンLEVEL6に収監されてしまいます。
シリュウは、ルフィやイワンコフが起こしたインペルダウンの騒乱に乗じて脱獄し、その後黒ひげティーチの配下となり黒ひげ海賊団2番船船長を任される事になります。このシリュウについて革命軍幹部イワンコフは、インペルダウン看守長マゼラン以上の強さを持っていると作中で語っていますが、シリュウが能力者であるかどうかまでは語っていません。
ワンピース史上最悪の女囚!カタリーナ・デボン
インペルダウンから脱獄し黒ひげ海賊団へと加わるカタリーナ・デボンは、若月狩り(みかづきがり)と言う異名を持つ女海賊であり、革命軍幹部イワンコフはカタリーナ・デボンを史上最悪の女囚と表現しています。この史上最悪といわれる理由については、ワンピースの作中に詳細は描かれておらず、インペルダウン収監後に付いたものか、インペルダウン収監前に付いたものかも不明となっています。
また、カタリーナ・デボンが持つ若月狩り(みかづきがり)と言う異名についても、能力に由来した異名なのか、強さに関連した異名なのかも不明となっています。ちなみに、カタリーナ・デボンは悪魔の実の能力者かどうかは不明となっており、槍の使い手である事だけが判明しています。
ワンピース最大の巨漢!サンファン・ウルフ
インペルダウンから脱獄し黒ひげ海賊団へと加わるサンファン・ウルフは、巨大戦艦と言う異名を持つワンピースで最も巨漢な人物であり、古代兵器プルトンはサンファン・ウルフではないか?と一事噂された人物です。サンファン・ウルフは頂上戦争後に描かれた内容から、海に入ると力が抜けることが分かっており、何らかの能力者だと考えられています。
ワンピース随一の大酒飲み!バスコ・ショット
インペルダウンから脱獄し黒ひげ海賊団へと加わるバスコ・ショットは、大酒のバスコ・ショットと言う異名を持ち、巨大な瓢箪を背負っているのが特徴的な人物です。大酒という異名から、バスコ・ショットの強さは酒を飲んでから発揮されるものだと考えられているようです。
イワンコフが唯一語らなかった囚人アバロ・ピサロ
インペルダウンから脱獄し黒ひげ海賊団へと加わるアバロ・ピサロは、悪政王と言う異名を持ち、インペルダウン脱獄後に黒ひげ海賊団に加わったメンバーの中で、唯一囚人服を着ていなかった人物です。そして、アバロ・ピサロは、革命軍幹部イワンコフが唯一ワンピースの作中で情報を何も語っていない人物でもあります。
この事から、革命軍幹部イワンコフはアバロ・ピサロについて情報を持っていなかった?革命軍幹部イワンコフは意図的に語らなかった?などの憶測を呼び、アバロ・ピサロに関する多くの説が生まれています。アバロ・ピサロに関する代表的な説が、世界政府のスパイ説や革命軍の一員説などです。
革命軍幹部イワンコフが唯一何も語っていないアバロ・ピサロについては、強さや能力などほとんど全てが謎のままとなっており、インペルダウン脱走後に黒ひげ海賊団に加わった他の囚人と同様に、再登場に注目が集まっています。
革命軍幹部イワンコフは、インペルダウン編で看守長マゼランから致死性の攻撃を受けたワンピース主人公ルフィの命を救い、ここまでに紹介してきた通りワンピースラスボスとも噂される黒ひげ海賊団の面々についての情報を語るなど、初登場回以降も八面六臂の活躍を見せます。
大活躍を見せる革命軍幹部イワンコフは、更にインペルダウン脱走時に大きな伏線を生み出しています。イワンコフがもたらした伏線とは、元王下七武海クロコダイルに関する伏線であり、ワンピースの今後の展開にも大きく関わってくると考えられている伏線です。次の章では、イワンコフがもたらしたクロコダイルにまつわる伏線について紹介していきます。
元王下七武海クロコダイル再登場!イワンコフが握る弱みとは?
ワンピース元王下七武海クロコダイルは女性だった?
インペルダウン編で大活躍を見せる革命軍幹部イワンコフは、ワンピース主人公ルフィと共にインペルダウン脱獄へ動く中、収監されていた元王下七武海クロコダイルを発見しエース救出の協力を要請します。この時のイワンコフとクロコダイルの会話が、大きな話題となり多くの読者の注目を集めています。
ワンピースアラバスタ編からしばらくぶりの再登場を果たした元王下七武海クロコダイルは、革命軍幹部イワンコフの要請を一度は拒否したものの、イワンコフの「ヴァターシはコイツの弱みを一つ握っている」と言う発言を受けて、しぶしぶ協力要請を承諾します。
この時のイワンコフとクロコダイルの会話に含まれた「弱み」と言う部分が、様々な説を生み出しており、その中でも有力な説として支持されているのが「クロコダイル女性説」です。この「クロコダイル女性説」とは、クロコダイルがルーキー海賊だった頃にイワンコフのホルホルの能力によって性転換をしているのではないか?つまり、クロコダイルは元々は女性だったのではないか?という説です。この噂について解説していきます。
クロコダイル女性説の根拠?ワンピース作中に描かれたものとは?
ホルホルの能力によって性別の変更が出来るイワンコフが、クロコダイルの弱みを握っていると発言した事から生まれた「クロコダイル女性説」には、その根拠となる幾つかの描写が有ります。その1つが、クロコダイルの右耳だけに装着されているピアスです。
男性が右耳だけにピアスを装着している場合「ゲイである」と言うサインだと言われており、女性が右耳だけにピアスを装着している場合は「女性の象徴」という意味を持つと言われています。ワンピースアラバスタ編で描かれたクロコダイルの姿は、強さや権力に強い執着を持った男性であり、ゲイを疑わせるシーンは1つもありません。
この事から、クロコダイルの右耳ピアスに「ゲイである」と言うサインが含まれているとは考えられず、ホルホルの能力によって性別を変更出来るイワンコフの発言だった事もあり、クロコダイルは元々女性だったのではないか?と結論付けられているようです。
クロコダイル女性説の根拠は他にも!ワンピース原作者が示したものとは?
クロコダイルの右耳だけに装着されたピアス以外にも、ワンピース原作者尾田栄一郎氏は「クロコダイル女性説」の根拠を提示していると考えられています。その1つが上の画像です。これは、ワンピースに登場する王下七武海の設定画として、原作者尾田栄一郎氏が公開したものです。この設定画に描かれたクロコダイルは、見方によっては女性にも見える事から、「クロコダイル女性説」の根拠と考えられています。
更に、ワンピース0巻には、海賊王ロジャー処刑後の1シーンとして上の画像が描かれています。この上画像の左から2番目に描かれているのがクロコダイルですが、1人だけ後姿が描かれており、1人だけ髪の描き方が違っています。このシーンもまた、ワンピース原作者尾田栄一郎氏が「クロコダイル女性説」の根拠として提示した1つなのではないか?と考えられています。
再登場となったクロコダイルに生まれた「弱み」を巡る新たな謎は、更に「クロコダイルは白ひげの子供説」などの多くの説を生み出しており、ワンピース頂上戦争編後から本編登場が無いクロコダイルの再登場に多くの注目が集まっています。次の章からは、クロコダイルを引き連れインペルダウンを脱獄したイワンコフが、頂上戦争で見せた強さを紹介していきます。
ワンピース頂上戦争で見せたイワンコフの強さとは?
王下七武海バーソロミューくまVS革命軍幹部イワンコフ
インペルダウンを無事に脱獄した革命軍幹部イワンコフは、エース救出に動くワンピース主人公ルフィをサポートしながらも多くの雑兵を打ち倒していきます。そんなイワンコフの前に立ち塞がったのが、革命軍だった過去を持つバーソロミューくまです。頂上戦争でのバーソロミューくまは、海軍科学班に所属するDrベガパンクの手によって人間兵器PX-0へと改造されており、革命軍幹部イワンコフとの戦闘へと発展します。
革命軍幹部イワンコフは、PX-0との戦闘が始まっても元同僚だったバーソロミューくまを信じ受身に徹していましたが、PX-0がイワンコフの同士であるニューカマー達に危害を与えた事で一気に攻勢へと転じます。人間兵器PX-0へと改造されたバーソロミューくまは、現在も王下七武海に名を連ねている事から、PX-0と互角に渡り合った革命軍幹部イワンコフの強さは王下七武海と同等だと考えられています。
頂上戦争での革命軍幹部イワンコフとPX-0との戦闘は決着が着かないままに終わりますが、PX-0はワンピース頂上戦争編後も麦わらの一味に関わりを持って描かれている事から、現在描かれている「新世界編」での再登場が噂されています。
海軍本部大将赤犬VS革命軍幹部イワンコフ
革命軍幹部イワンコフは、人間兵器PX-0との戦闘後もルフィに二度目となるテンションホルモンを注入するなど、エース救出へ尽力します。しかし、海軍本部大将赤犬によってエースが死亡し、ルフィが動きが取れない状況に陥ると、海軍本部大将赤犬を牽制し、海軍本部大将赤犬の攻撃からルフィを救い出しています。
その後、革命軍幹部イワンコフは海軍大将赤犬との戦闘に突入しますが、この戦闘では敗れています。海軍本部大将赤犬との戦闘から逃げ延びたイワンコフは、その後も戦場からルフィを逃がす為に尽力し、ルフィの離脱を見届けるとカマバッカ王国へと帰還しています。この事から、革命軍幹部イワンコフの強さは、海軍本部大将クラスには及ばない事が伺えます。
ワンピース頂上戦争後のイワンコフはサンジの師匠?
ワンピース頂上戦争編で大活躍を見せた革命軍幹部イワンコフは、頂上戦争終戦後にカマバッカ王国へと帰還し、そこで麦わらの一味であるサンジに出会います。サンジは、頂上戦争直前に訪れたシャボンディ諸島で海軍本部大将黄猿などとの戦闘により絶体絶命となりますが、人間兵器PX-0の能力(バーソロミューくまのニキュニキュの能力)によってカマバッカ王国へ逃げ延び、その後革命軍幹部イワンコフと出会った形になります。
想定外な形でカマバッカ王国を訪れる事になったサンジでしたが、ルフィが送った「2年後に再集合」と言うメッセージに気づき、革命軍幹部イワンコフに師事する事を決意します。サンジの熱意を汲み取ったイワンコフは、サンジに「攻めの料理」を教え込んでいきます。
2年間サンジの特訓に付き合った革命軍幹部イワンコフは、サンジを送り出した後もカマバッカ王国に留まり革命の時へ向けて準備を進めています。これ以降のイワンコフの詳細な動向は描かれていませんが、次の章では最新ワンピースに描かれた革命軍の動向を紹介していきます。
最新ワンピースに描かれた革命軍の動向とは?
サンジを2年後の海「新世界」へ送り出して以降登場の無い革命軍幹部イワンコフですが、最新のワンピースが描く世界会議レヴェリーでは革命軍参謀総長サボをはじめとする革命軍の主力メンバーが、世界会議レヴェリーを舞台に暗躍する姿が描かれています。では、革命軍幹部イワンコフの再登場はいつになるのでしょうか?
革命軍幹部イワンコフの再登場については様々な噂があり、一番早い再登場として囁かれているのが今まさに描かれている世界会議レヴェリーでの再登場です。これ以外にも、革命軍が今回の世界会議レヴェリーで天竜人への宣戦布告を狙っている事から、革命軍幹部イワンコフの再登場は革命軍VS天竜人の場面だとも囁かれています。
革命軍幹部イワンコフがどういった形で再登場するかについては噂の域を出ない状況ですが、革命軍の動向が少しづつ描かれ始めている事から、革命軍幹部イワンコフの再登場もそう時間は掛からないのではないか?と考えられているようです。
イワンコフにも注目!ワンピースの今後の展開とは?
最新のワンピースでは、世界会議レヴェリーが描かれる中でワンピースの最終章へ向けた伏線が多く描かれています。ワンピースのラスボスの可能性を秘めた新たな海賊「ロックス」の登場や、五老星と面会するシャンクスの動向、そしてすでに紹介している通り革命軍も打倒世界政府(天竜人)へ動き出しています。
また、最新のワンピースで描かれている世界会議レヴェリーには、多くのキャラクターが再登場を果たしている事から、再登場した多くのキャラクター達がワンピースの今後の展開に大きな影響を与えるのではないか?と言われています。
今回の記事では、革命軍幹部でありオカマ王の異名を持つイワンコフの強さや能力、再登場の可能性などを紹介してきましたが、イワンコフの再登場はクロコダイルの弱みと言う伏線にも影響してくる事から、今後のワンピースの展開に一石を投じる事は間違いないと考えられています。現在のワンピースは、これまで以上に展開が速く大きくなっており、イワンコフの再登場を含めますます目が離せなくなっています。