2018年06月16日公開
2018年06月16日更新
ワンピースのサー・クロコダイルは女性?2年後や白ひげとの関係・秘密を考察
王下七武海にも名を連ねたクロコダイルには、2つの大きな秘密が有ると言われています。その秘密とは、クロコダイルは元々は女性だったのではないか?という性別に関するものと、クロコダイルはワンピース最強の海賊とも言われた四皇白ひげの子供なのではないか?という血縁に関するものです。今回の記事では、クロコダイルのワンピース登場回から、この2つの秘密に関する考察を紹介すると共に、2年後のクロコダイルについても紹介していきます。
目次
- 人気作品ワンピースとは?
- 王下七武海クロコダイルとは?
- スナスナの実の能力者クロコダイルの強さとは?
- ワンピースアラバスタ編で見せたクロコダイルの野望とは?
- 王下七武海クロコダイルが結成!バロックワークスとは?
- バロックワークスは人気キャラクターの宝庫?主要人物一覧
- ルフィVSクロコダイル!激闘の末に見せたクロコダイルの変化とは?
- ワンピースインペルダウン編で描かれたイワンコフとの関係とは?
- クロコダイルの弱みを握るイワンコフとは?
- クロコダイルは女性だった?クロコダイルの性別に関する秘密とは?
- ワンピースに描かれたクロコダイル女性説を後押しする画像とは?
- ワンピース頂上戦争編で見えてくるクロコダイル性別変更の動機とは?
- クロコダイルはワンピース最強海賊白ひげの子供だった?
- クロコダイル性別の秘密は封印された?頂上戦争時の右耳には?
- ワンピース頂上戦争後のクロコダイルの動向とは?
- ワンピース最後の王下七武海?クロコダイルとウィーブルの関係とは?
- クロコダイルの再登場はワンピースワノ国編?
- 仇敵?黒ひげとの戦争にクロコダイルが参戦する可能性とは?
- ワンピース最終章?海賊VS世界政府でクロコダイルは再登場する?
- クロコダイルにも注目!ますます目が離せないワンピース!
人気作品ワンピースとは?
ワンピースとは、20年以上週刊少年ジャンプで連載が続く、海洋冒険ロマンを描いた大人気漫画です。ワンピースはアニメ化や映画化もされ、共に大ヒットしている人気作品でもあります。今回の記事では、クロコダイルの強さや能力を紹介すると共に、ワンピース読者の間で噂となっている「クロコダイル女性説」や「クロコダイル白ひげの子供説」についても紹介していきます。
王下七武海クロコダイルとは?
ワンピース主人公ルフィが初めて戦った王下七武海
クロコダイルは、ワンピース人気長編「アラバスタ編」で初登場します。クロコダイルは、海軍本部傘下の王下七武海に名を連ねる海賊であり、秘密結社バロックワークスの社長でもあります。そして、ワンピース主人公ルフィが、初めて戦った王下七武海がクロコダイルになります。
ワンピースアラバスタ編で描かれたクロコダイルの性格とは?
ワンピースアラバスタ編で描かれた王下七武海クロコダイルは、完全な実力主義者であり、自身以外の誰も信じず、役に立たない配下を切り捨てていく冷酷非道な性格が描かれています。一方で、アラバスタ王国の乗っ取りに向けて動くクロコダイルは、王下七武海として周辺の海賊を打ち倒し国民からの信頼を得るなど、したたかな面も見せています。
ワンピース78巻SBSで公表されたクロコダイルの略歴とは?
ワンピース12巻から23巻で描かれたアラバスタ編で、王下七武海として初登場するクロコダイルは、若い頃から海賊として破竹の勢いで名声を上げ、20代前半という若さで王下七武海に名を連ねています。その後、王下七武海として四皇白ひげに挑みますが敗北。強さを欲したクロコダイルは、王下七武海として正義の海賊を振舞う一方で、古代兵器の存在を知りアラバスタ王国へと野望の矛先を向けたとされています。
スナスナの実の能力者クロコダイルの強さとは?
ワンピースに描かれた最初の自然系(ロギア系)能力者クロコダイル
若くして王下七武海となったクロコダイルは、自然系(ロギア系)悪魔の実であるスナスナの実の能力者です。自然系(ロギア系)悪魔の実は、ワンピースの作中で希少性の高い物として描かれ、その多くが海軍本部大将などの主要キャラクターに大きな強さを与えています。
クロコダイルが習得しているスナスナの実の能力は、自身の身体を砂に変化させ、いかなる打撃や斬撃も無効にするという高い防御性を持っている他、砂嵐を自在に発生させる事が出来るなど、砂に特化した能力です。更にスナスナの実の能力には、「乾き」を敵に与えるという効果があり、スナスナの実の能力による攻撃には、敵の体内から水分を奪う効果があります。
クロコダイルが持つ攻防一体のスナスナの実の能力は、王下七武海と初めて戦うルフィを大いに苦しめ、ワンピース主人公を2度も瀕死にさせています。アラバスタ編では、弱点である水分(血液含む)を使ったルフィに敗れますが、砂漠という環境下においてのクロコダイルの強さは、ワンピース最強クラスの強さだと考えられています。では何故、これだけの強さを持つクロコダイルが、アラバスタ王国の乗っ取りを企てたのでしょうか?
ワンピースアラバスタ編で見せたクロコダイルの野望とは?
ワンピース1つ目の古代兵器がアラバスタ王国に?
若くして王下七武海となったクロコダイルは、すでに紹介した通り四皇白ひげに挑み返り討ちに合っています。この敗北を契機に更なる強さを欲するようになったと考えられているクロコダイルは、古代兵器プルトンがアラバスタ王国に有る事を知り、アラバスタ王国の乗っ取りを企てます。
その為、クロコダイルは後に麦わらの一味となる考古学者ニコロビンと協定を結び、行動を共にします。この時のクロコダイルは、アラバスタ王国を乗っ取り、古代兵器プルトンを有する強大な軍事国家を作り上げるという野望を抱いていますが、軍事国家を築いた後についての野望は作中に描かれていません。次の章では、王国の乗っ取りを企て、クロコダイルが組織したバロックワークスについて紹介します。
王下七武海クロコダイルが結成!バロックワークスとは?
バロックワークスは社員数2000人を超えるワンピース最大の大企業?
王国の乗っ取りを企てるクロコダイルは、諜報、暗殺、賞金稼ぎなどを主な業務とする秘密犯罪会社バロックワークスを設立します。バロックワークスの社員達は、社長が王下七武海に名を連ねるクロコダイルだという事は一切知らされておらず、社員同士であってもお互いの素性を詮索する事は禁じられています。秘密主義が徹底されるバロックワークスには、社長であるクロコダイルから直接の指示を受ける12人の幹部が存在します。
この12人の幹部は、オフィサーエージェントと呼ばれ、ナンバーや曜日名などのコードネームでお互いを呼び合っています。クロコダイルは、このバロックワークスを使いアラバスタ王国に様々な謀略を仕掛け、王国の乗っ取りに向けて動き出していきます。次の章では、アラバスタ編以降もワンピースに度々登場する、バロックワークスオフィサーエージェントの一部を紹介していきます。
バロックワークスは人気キャラクターの宝庫?主要人物一覧
ワンピース2年後の海「新世界」にも登場?Mr1ダズ・ボーネス
バロックワークスオフィサーエージェントMr1ダズ・ボーネスは、超人系(パラミシア系)悪魔の実の能力者で、スパスパの実の能力を持っています。スパスパの実の能力は、自身の身体を刃物へと変化させる事が出来、パンチや蹴り等の打撃技が剣撃に変わる恐ろしい能力です。アラバスタ編では、ゾロと対決し後一歩まで追い詰めたものの、鉄を斬る力に目覚めたゾロに敗れています。
アラバスタ編後はインペルダウンに投獄されていましたが、ワンピース頂上戦争編で再登場し、クロコダイルと共に一定の活躍を見せています。ダズ・ボーネスは、頂上戦争後もクロコダイルと共に行動しており、ワンピース2年後の海「新世界」に、再登場するのではないか?と言われています。
ニューカマーランドの新女王!Mr2ボン・クレー
バロックワークスオフィサーエージェントMr2ボン・クレーは、超人系(パラミシア系)悪魔の実の能力者で、マネマネの実の能力を持っています。マネマネの実の能力は、右手で触れた人物を記憶し、自由に変身出来る様になると言うものです。このマネマネの能力は、アラバスタ編では悪用されていましたが、ワンピース頂上戦争編で描かれたインペルダウン脱獄の際には、ワンピース主人公ルフィをおおいに助けています。
頂上戦争後もインペルダウンに投獄されたままとなっているボン・クレーですが、革命軍幹部イワンコフがインペルダウンに創りあげたニューカマーランドの新女王となっています。この事から、ワンピース2年後の海「新世界」でも、革命軍の増援としてや、打倒世界政府などの大規模な戦争に、なんらかの形で再登場するのではないか?と言われています。
王下七武海バギーの元に身を寄せるMr3ギャルディーノ
バロックワークスオフィサーエージェントMr3ギャルディーノは、超人系(パラミシア系)悪魔の実の能力者で、ドルドルの実の能力を持っています。ドルドルの実の能力は、蝋を体から放出し操る事が出来ます。更にドルドルの能力は、合鍵を作れる器用な面ももっており、ワンピース頂上戦争編ではエースの救出に一役買っています。
頂上戦争後のギャルディーノは、王下七武海バギーが率いるバギー海賊団に加入しています。この事から、ワンピース2年後の海「新世界」でも、いずれ再登場するだろうと言われています。この3名以外にも多くの能力者で構成されていたバロックワークスですが、アラバスタ編でクロコダイルが敗れ、事実上の倒産となっています。
このバロックワークスを率いて強大な強さを得ようとしていたクロコダイルは、ワンピース主人公ルフィとの戦いに敗れ、どのような変化があったのでしょうか?次の章では、アラバスタ編で描かれたクロコダイルの変化について紹介していきます。
ルフィVSクロコダイル!激闘の末に見せたクロコダイルの変化とは?
ワンピースアラバスタ編で描かれた王下七武海クロコダイルの性格は、すでに紹介している通り、バロックワークスオフィサーエージェントなどの社員ですら信用せず秘密主義を貫き、自身の強さよりも王国の権力や古代兵器プルトンの持つ強大な強さによって、何かを成そうとしている人物として描かれています。
しかし、主人公ルフィとの3度にわたる戦闘の中で、王下七武海クロコダイルは少しずつ変化していきます。信念を貫き執拗に戦闘を挑み続けるルフィの姿を見たクロコダイルは、自身以外に強さを求めている自分に気づき、最終戦闘となる3度目のルフィとの戦いで全身全霊ありったけの強さをもってルフィと対峙します。
奥の手である義手の毒まで使った王下七武海クロコダイルでしたが、信念を貫く本当の強さを持った主人公ルフィに敗れます。この敗戦からクロコダイルは王下七武海の地位を失い、創りあげてきた組織、バロックワークスも失います。しかし、身一つとなったクロコダイルは、若き日に抱いていた海賊王になると言う夢を取り戻し、自身の強さで再び世界に挑もうと考え始めます。
クロコダイルの心境の変化は、ワンピース頂上戦争編で顕著に現れますが、この点については後の章で紹介します。次の章からは、ワンピース頂上戦争編で描かれたクロコダイルの秘密について紹介していきます。
ワンピースインペルダウン編で描かれたイワンコフとの関係とは?
イワンコフが握るクロコダイルの弱みとは?
ワンピースインペルダウン編とは、海軍本部によって投獄されている白ひげ海賊団2番隊隊長エースの救出を目指し、主人公ルフィが監獄インペルダウンに乗り込むというストーリーが描かれています。このインペルダウンには、全世界の大悪党や凶悪な犯罪者が収監されており、ワンピースアラバスタ編で全てを失ったクロコダイルも、このインペルダウンに収監されています。
インペルダウンに単身で突入したルフィは、革命軍幹部イワンコフと出会います。ルフィの父親が革命軍総司令ドラゴンだと知ったイワンコフは、ルフィに協力しエース奪還を目指し行動を開始します。その道中で、収監されているクロコダイルを見つけたイワンコフは、クロコダイルと言葉を交わし、協力するよう要請します。
この時イワンコフが話した内容は「ちょっと昔、クロコダイルがまだルーキーと呼ばれた時代の知り合い。一切信用出来ないけどコイツの「弱み」を1つ握っている!」というものです。この会話に出てくるクロコダイルの「弱み」が、クロコダイルにまつわる女性説や白ひげの関係者説などの根拠だと言われています。次の章では、元王下七武海クロコダイルの弱みを握る、革命軍幹部イワンコフについて紹介していきます。
クロコダイルの弱みを握るイワンコフとは?
革命軍幹部イワンコフとは?
主人公ルフィがワンピースインペルダウン編で出会った革命軍幹部イワンコフは、カマバッカ王国の女王であり革命軍創設時のメンバーでもある古参の革命家です。そして、オカマです。イワンコフは、超人系(パラミシア系)悪魔の実の能力者で、ホルホルの実の能力を持っています。更に、イワンコフはニューカマー拳法の達人で、近接戦闘にも長けています。
ワンピースで一番特異な能力?ホルホルの能力とは?
イワンコフが持つホルホルの能力とは、イワンコフの指先から放出される様々なホルモンを対象者に注入する事で、対象者に様々な効果をもたらす能力です。例えば、成長速度を速めて対象者を急激に回復させたり、テンションに関連するホルモンを注入し対象者をポジティブにさせたりなど、用途は多岐に渡ります。
このホルホルの能力は、女性ホルモンや男性ホルモンも扱う事が出来、対象者の性別をも変更することが出来ます。つまり、クロコダイルは、ルーキーと呼ばれた若い時代に、イワンコフのホルホルの能力によって性別変更を行なっているのではないか?それこそが、イワンコフが口にしたクロコダイルの「弱み」なのではないか?と考えられています。次の章では、クロコダイルは元々女性だったとする説の根拠を紹介していきます。
クロコダイルは女性だった?クロコダイルの性別に関する秘密とは?
クロコダイルの右耳に付けられたピアスの意味とは?
クロコダイルの性別に関する考察は非常に多く、その考察のほとんどがクロコダイルの右耳だけに付けられたピアスを根拠としています。ピアスという装飾品は、装着の仕方で意味合いが変わると言う特性を持っています。上の画像のクロコダイルのように、男性が右耳だけにピアスを装着した場合、「私はゲイです」というサインとなります。しかし、女性が右耳だけにピアスを装着した場合、「女性(守られる人)」と言う意味を持ちます。
ワンピースアラバスタ編で描かれた王下七武海クロコダイルの姿は、権力や強さを欲する男の中の男といった印象と考えられていますが、この「右耳だけに付けられたピアス」と「イワンコフが持つホルホルの能力」、更にインペルダウンでイワンコフが口にした「弱み」と言う言葉から、クロコダイルは元々女性だったのではないか?という説が生まれたようです。
この説では、元々女性だったクロコダイルは、女性の象徴とされる右耳だけにピアスを付けていたが、海賊として生きる事を決意し、ルーキー海賊時代にイワンコフのホルホルの能力によって性別を変更した。しかし、ピアスをつける習慣は変わらず、今も右耳だけにピアスを付けている。と考え、元王下七武海クロコダイルは元々女性だったのではないか?と結論付けています。
クロコダイル女性説については、現在描かれている2年後の海「新世界」へ突入後も、真相は明らかにされていません。次の章では、このクロコダイル女性説を更に後押ししたと言われている、ワンピース設定画に描かれたクロコダイルの幼少時のデザインなどを紹介していきます。
ワンピースに描かれたクロコダイル女性説を後押しする画像とは?
ワンピース設定画に描かれた幼少時代のクロコダイルとは?
出典: https://prcm.jp
クロコダイル女性説を後押ししたと言われているのが、上の画像です。これは、ワンピース原作者尾田栄一郎氏が公開した、ワンピース設定画の一部です。ここに描かれている幼少時のクロコダイルは、男性?女性?どちらに見えるでしょうか?女性と言われれば女性に見えてくるこのクロコダイルの設定画は、クロコダイル女性説を唱える考察者からは女性として考えられています。
更に上の画像は、王下七武海に名を連ねたキャラクターの、性別を逆転させたイラストです。これも、ワンピース原作者尾田栄一郎氏が公開したものです。画像左上に描かれたのが、「もしも、クロコダイルが女性だったら」というイラストになります。果たして、クロコダイルは女性なのでしょうか?
海賊王ロジャーの死を見つめるクロコダイルの後姿が女性的?
クロコダイル女性説を後押しするシーンは他にも有ります。それが、上の画像です。これは、海賊王ロジャーが処刑された日の1コマです。上の画像の左から2人目がクロコダイルなのですが、1人だけ後姿です。そして、1人だけ髪の毛の描き方が違っています。これは一体どういう事なのでしょうか?
クロコダイル女性説を唱える考察者の多くが、クロコダイルの髪だけ艶っぽく描いている事から、女性的なキュウティクルを強調して描いたのではないか?と考えているようです。同じ黒髪であるミホークやゲッコーモリアが黒くベッタリと色付けされ、クロコダイルを挟んで描かれている事も、クロコダイルの髪に注目させたいからではないか?と考えているようです。
この「クロコダイルは元々女性だった説」については、すでに紹介している通り、ワンピース2年後の海「新世界」が描かれている現在もその真偽は不明のままとなっています。しかし、クロコダイルは、ワンピース頂上戦争編後にダズボーネスと共に新世界へ向かっている事から、いずれ真相は描かれるのではないか?と言われています。
ワンピース頂上戦争編で見えてくるクロコダイル性別変更の動機とは?
ワンピース頂上戦争編で白ひげを狙ったクロコダイル
ワンピース頂上戦争編で突如沸き起こったクロコダイル女性説ですが、この説が正しかった場合、何故クロコダイルは男性へと性別変更をしたのでしょうか?ワンピース頂上戦争編でのクロコダイルの行動や言動を紹介すると共に、その辺りについての考察を紹介していきます。
クロコダイルは、インペルダウンを脱獄後、頂上戦争の戦場となるマリンフォードへと辿り着くと、四皇白ひげ打倒に動き出します。このシーンは、若くして王下七武海となったクロコダイルが、1度四皇白ひげに負けている事に起因すると一般的には考えられています。しかし、このシーンは、クロコダイルにまつわる様々な説に影響するシーンと考えられている一面が有ります。
クロコダイル女性説にとってのこのシーンは、女海賊として四皇白ひげに挑み、敗れたクロコダイルが、男性へと性別変更してから初めての四皇白ひげとの邂逅であり、強さを増した自身の姿を四皇白ひげに知らしめる為にとった行動ではないか?と考えているようです。つまり、クロコダイルが性別変更をしたのは、海賊として更なる強さを欲した末に、男になる道を選んだのではないか?と考えているわけです。
ワンピース頂上戦争編で見せたクロコダイルの強さとは?
四皇白ひげを狙ったクロコダイルでしたが、主人公ルフィや王下七武海ドフラミンゴなどの妨害により、白ひげへの強襲は不発に終わってしまいます。白ひげへの攻撃を断念したクロコダイルは、海軍本部へその矛先を向け、ルフィや白ひげ海賊団を援護する行動をとります。この時、世界最強の剣士鷹の目のミホークや海軍本部大将赤犬らとも交戦したクロコダイルは、ワンピースアラバスタ編の比ではない強さを見せています。
ワンピース頂上戦争編では、四皇白ひげとクロコダイルの関係性が断片的に描かれており、クロコダイル女性説とは別に、クロコダイルは白ひげの子供だった説と言うものが生まれています。次の章では、このクロコダイルは白ひげの子供説について紹介していきます。
クロコダイルはワンピース最強海賊白ひげの子供だった?
クロコダイルの感情の発露は親子だから?
ワンピース頂上戦争編で四皇白ひげを強襲したクロコダイルでしたが、様々な妨害に合い白ひげ打倒を断念し、矛先を海軍本部へと変更します。そんな中、海軍本部の謀略によって仲間の裏切りに合った白ひげは、深い傷を負ってしまいます。これを見たクロコダイルは激情し「おれはそんな「弱ぇ男」に負けたつもりはねぇぞ!」と白ひげへ感情を露にしています。
この感情を露にしたクロコダイルの様子は、ワンピースアラバスタ編で描かれていたクロコダイルの人物像とはかけ離れたものだった事から、何か別の意味があるのではないか?と考えられています。そして、クロコダイルの叫びに対して「弱ェ男か、勝手な事言いやがって、ワニ小僧...」と白ひげの心の声が描かれている事から、「弱ェ男」とは「父親」を指すのではないか?と考えられ、クロコダイルは白ひげの子供説が生まれたようです。
白ひげ海賊団として描かれたクロコダイルが意味する事とは?
上の画像は、白ひげが死亡し頂上戦争から敗走を余儀なくされた白ひげ海賊団と、それを猛追する海軍本部大将赤犬が一触即発となっているシーンです。上の画像左にクロコダイルが描かれています。四皇白ひげは、白ひげ海賊団の面々を息子と呼んでいた事から、このシーンにクロコダイルが描かれているのは、クロコダイルが白ひげの子供である事を暗に示しているのではないか?と考えられています。
クロコダイルが見せた感情の昂ぶりと、この白ひげ海賊団として描かれたシーンを根拠として生まれた「クロコダイルは白ひげの子供だった説」ですが、この説の真偽もまた、クロコダイル女性説と同様に明らかにはなっていません。再登場が噂されているクロコダイルですので、これらの説の真相が描かれる可能性は十分に有るのではないか?と言われています。
クロコダイル性別の秘密は封印された?頂上戦争時の右耳には?
ここまで、ワンピース頂上戦争編で描かれたクロコダイルの性別に関する秘密や謎、血縁に関する秘密や謎を紹介してきましたが、インペルダウン脱獄時までは一貫して描かれていたクロコダイルの右耳のピアスが、頂上戦争の戦場に辿り着いたクロコダイルには描かれていないのです。これは一体どういう意味なのでしょうか?
クロコダイルの右耳のピアスは、性別に関する秘密に大きく影響する物だと考えられています。しかし、白ひげを急襲したクロコダイルの右耳にはピアスが描かれていません。そして、2年後の海「新世界」へ向かう際のクロコダイルにも描かれていません。唐突に描かれなくなったクロコダイルの右耳のピアス。これは原作者尾田栄一郎氏が性別変更という社会問題に抵触する恐れのある伏線を、封印したと言うことなのでしょうか?
この新たに生まれた、「ピアスが何故消えたのか」と言う謎にも多くの説が生まれています。ある説では、女性であった過去を完全に捨てて海賊として強くなる事を誓った意志の表れではないか?とし、別の説では、白ひげが海賊団の面々を息子と呼ぶ事に倣い、息子として生きる覚悟をしたのではないか?とするなど、様々な解釈がされています。
様々な説と憶測が飛び交うこの「唐突に消えたクロコダイル右耳のピアス」ですが、2年後の海「新世界」を舞台に四皇編が進む最新のワンピースでも、その真相は明らかにされていません。一部では、社会的、世界的に影響力が大きくなりすぎたワンピースに、性転換に関する描写は描きづらくなっているのでは?との声も有り、今後どのような形でこの謎が明かされるかに注目が集まっているようです。
ワンピース頂上戦争後のクロコダイルの動向とは?
ワンピース頂上戦争編で再登場したクロコダイルは、インペルダウンから脱獄し、頂上戦争でも多くの秘密や謎を振りまきながら一定の活躍を見せています。この頂上戦争では、元バロックワークスMr1ダズボーネスもクロコダイルと行動を共にしています。クロコダイルとダズボーネスは、多くの死傷者が出た頂上戦争からも無事に逃げ延びており、頂上戦争から3週間が経過した場面で近況が描かれています。
頂上戦争から3週間が経過したとある港町で、クロコダイルとダズボーネスは新世界へ向かうという趣旨の会話を交わしています。何故ダズボーネスが、バロックワークス倒産後もクロコダイルに付き従っているのかは謎とされていますが、ワンピース2年後の海「新世界」へこの2人が向かった事は間違い無いと考えられており、今後のワンピースに再登場するのは確実だろう言われています。
ワンピース最後の王下七武海?クロコダイルとウィーブルの関係とは?
ワンピース頂上戦争編で、性別や血縁に関する謎や秘密が描かれているクロコダイルには、すでに紹介している通り「四皇白ひげの子供」ではないか?という説があります。しかし、ワンピース2年後の海「新世界」では、自称白ひげの息子を名乗るエドワード・ウィーブルというキャラクターが登場しています。ウィーブルは、頂上戦争後に王下七武海に加わった海賊で、4億を越える懸賞金が掛けられていたほどの海賊でもあります。
ワンピース頂上戦争編で四皇白ひげの子供ではないか?という説が流れ始めたクロコダイルと、頂上戦争後に王下七武海へ加わり白ひげの息子を自称するウィーブル。本当の白ひげの子供は誰なのでしょうか?2人は兄弟なのでしょうか?或いは、白ひげに子供はいないのでしょうか?頂上戦争で死亡した白ひげがもたらすこれらの謎は、現在も真偽不明なままとなっています。
クロコダイルの再登場はワンピースワノ国編?
クロコダイルに付き従うこのカバ男?は一体何者なのか?
ワンピース頂上戦争編後、クロコダイルはダズボーネスと共にワンピース2年後の海「新世界」へ向かっています。この事から、クロコダイルの再登場は確定的と言われていますが、ではクロコダイルの再登場はいつ、どんな状況になるでしょうか?これには様々な説がありますが、今回の記事では3つの説を紹介していきます。
1つ目の説は、クロコダイルは2年後の海「新世界」で描かれるワノ国編で再登場すると言う説です。この説の根拠は、ワンピース584話の扉絵に描かれた正体不明のカバ男?に由来すると言われています。このカバ男?は、四皇カイドウが率いる百獣海賊団の下っ端だと考えられており、2年後の海でクロコダイルは四皇カイドウと何らかの繋がりを持っているのではないか?と考えられています。
最新のワンピースで本格的に描かれ始めたワノ国は、現在四皇カイドウの縄張りとなっている事から、クロコダイルは四皇カイドウとの繋がりをキッカケに再登場するのではないか?と、考えられているようです。更に、四皇白ひげが以前ワノ国を訪れている事から、クロコダイルの血縁に関する秘密や謎についても、ワノ国で判明する可能性があるのではないか?と言われています。
仇敵?黒ひげとの戦争にクロコダイルが参戦する可能性とは?
2つ目の説は、ワンピース頂上戦争編から生まれたクロコダイルと白ひげの血縁に関する秘密や謎にも繋がる説です。この説は、クロコダイルと白ひげに血縁関係があり、白ひげを絶命させ、白ひげが持つグラグラの実の能力を奪った黒ひげを、クロコダイルが仇敵と考えている、と言う前提の上で生まれた説です。
現在のワンピースは、頂上戦争から2年後の海「新世界」を舞台にしていますが、頂上戦争から1年後に白ひげ海賊団の残党は、黒ひげ海賊団との間で「落とし前戦争」を起こし白ひげの仇を獲ろうと奮戦しています。
この落とし前戦争で白ひげ海賊団の残党は敗れていますが、白ひげを親父と慕う白ひげ海賊団の面々が黒ひげを仇敵として動いている事から、クロコダイルが白ひげの実子だった場合、黒ひげ打倒に動いても不思議は無いと考えられており、そんな中から生まれたのが「クロコダイルの再登場はVS黒ひげ海賊団説」です。
ワンピース最終章?海賊VS世界政府でクロコダイルは再登場する?
現在のワンピースは、頂上戦争から2年後の海「新世界」を舞台に四皇編が描かれており、海賊同士が覇権を賭けて戦闘を繰り広げています。しかし、ワンピースの最終章は、海賊VS世界政府・天竜人の構図になるのではないか?と考えられており、この最終章でクロコダイルが再登場するのではないか?という説が生まれています。
この「クロコダイルの再登場はVS世界政府・天竜人説」は、クロコダイルと革命軍幹部イワンコフとの関係性や、頂上戦争でクロコダイルが放った「海軍本部の喜ぶ顔は見たくねぇんだよ!」という言葉を根拠としています。
また、クロコダイルの思想が、アラバスタ編から頂上戦争編を経て大きく変わってきている様子が描かれている事から、2年後の海「新世界」では更に強さを増した海賊として描かれるのではないかと考えられています。そして、強さを増したクロコダイルが再登場する舞台が、打倒世界政府・天竜人となってもおかしく無いと考え、この「クロコダイルの再登場はVS世界政府・天竜人説」が生まれたようです。
クロコダイルにも注目!ますます目が離せないワンピース!
ワンピース頂上戦争編で多くの秘密や謎が描かれたクロコダイルは、2年後の海「新世界」でどの様な活躍を見せるのでしょうか?そして、今回の記事で紹介してきたクロコダイルの性別に関する秘密や、血縁に関する秘密は、どのように真相が描かれていくのでしょうか?
ワンピース2年後の舞台「新世界」で描かれる四皇編も、ワノ国に舞台を移し大きく動き始めようとしており、四皇編の展開や最終章へ向けての伏線の回収など、クロコダイルの動向と共にワンピースからますます目が離せなくなっています。