悪魔の棲む家のあらすじをネタバレ!実話?キャストや感想・評価まとめ

『悪魔の棲む家』はアメリカの人気ホラー映画です。オリジナル版が1979年に公開され、それから21作品も続編が製作されています。また2005年にはリメイク版も放映されました。現在も人気の『悪魔の棲む家』はどんな作品なのか、この記事ではストーリーのあらすじのネタバレや映画の評価を紹介します。また、本当にアミティヴィルでの実話を元に製作されたのか、その真相もまとめています。

悪魔の棲む家のあらすじをネタバレ!実話?キャストや感想・評価まとめのイメージ

目次

  1. 悪魔の棲む家とは?
  2. 悪魔の棲む家のあらすじをネタバレ
  3. 悪魔の棲む家はアミティヴィルの実話?
  4. 悪魔の棲む家の主なキャスト
  5. 悪魔の棲む家に関する感想や評価は?
  6. 悪魔の棲む家のあらすじをネタバレまとめ

悪魔の棲む家とは?

悪魔の棲む家の作品情報

『悪魔の棲む家』は、アミティヴィルで起こった超常現象を元に作られた映画です。どんな映画なのかあらすじのネタバレや映画の評価を紹介する前に、ここでは『悪魔の棲む家』の作品概要や製作スタッフを紹介します。

悪魔の棲む家の概要

『悪魔の棲む家』は1979年にアメリカで公開されたホラー映画です。アミティヴィルで起こった事件の実話を元にした映画として話題を呼びましたが、実際には事実とは異なる要素がいくつかあります。ただ映画自体は評価が高く、続編は21本も製作されています。

悪魔の棲む家(1979年版)のスタッフ

1979年に公開された『悪魔の棲む家』の監督は、スチュアート・ローゼンバーグです。スチュアート・ローゼンバーグは『暴力脱獄』や『さすらいの航海』、『パッショネイト 悪の華』などを手掛けた映画監督です。

また、『悪魔の棲む家』の音楽を担当したのは、指揮者や作曲家として知られるラロ・シフリンです。ラロ・シフリンは『悪魔の棲む家』で第52回アカデミー賞作曲賞にノミネートされました。

2005年にリメイクされた映画

『悪魔の棲む家』は続編が21本製作されていますが、それとは別に2005年にはリメイクもされています。リメイク版の『悪魔の棲む家』は、2005年にアメリカで公開されて初登場1位になるほどの話題を呼びました。しかし、映画評論サイト「RottenTomatoes」の評価では支持率が23%と低い評価となっています。

またリメイク版では、オリジナル版とは登場人物や設定が若干違います。オリジナル版では悪霊を退治しようとする神父などが登場しますが、リメイク版ではそのような人物達が登場せずホラーテイストが濃く表現されています。

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悪魔の棲む家のあらすじをネタバレ

ネタバレあらすじ①惨殺事件

ここでは『悪魔の棲む家』のあらすじのネタバレを紹介します。1974年にアミティヴィルの家屋で、当時そこに住んでいた長男が両親や兄弟を惨殺するという事件が起こりました。長男は逮捕されると、「家が命じた」と不可解なことを言いました。

ネタバレあらすじ②異様な屋敷

その翌年、ジョージ・ラッツは家族のために広い家を買おうとしていました。ジョージはアミティヴィルの家屋が格安で売られていたのを見つけます。不動産屋になぜ安いのか事情を聞くと、一年前に惨殺事件があったというのです。しかしジョージは安さに惹かれて購入することにしました。

そして引っ越し当日、ラッツ一家は新しい家での生活を楽しみにしていました。しかし、ジョージは引っ越したその日から違和感を感じていました。引っ越してきた日の夜、ジョージは体調を崩すようになったのです。

ネタバレあらすじ③強すぎる魔力

デラニー神父がアミティヴィルの家屋を訪れると、「出ていけ」と恐ろしい声を聞きました。また、家の中では奇妙な出来事が起こるようになっており、特にジョージは様子がおかしくなってしまいます。デラニー神父の次に家を訪れたのはキャシーの叔母でした。叔母は何かを感じ取り、気分が悪くなってすぐに帰ってしまいます。

明らかにこの家は普通の家ではありません。デラニー神父はただごとではないと感じ、再びアミティヴィルの家屋に向かいます。しかし、運転していた車は家に近づくに連れてコントロールできなくなってしまいます。デラニー神父の車は家に到着する前に暴走して衝突事故を起こしてしまいました。強すぎる魔力を感じたデラニー神父は、教会に戻り上層部へ助力を求めました。

しかし司教達は取り合ってくれず、デラニー神父に休暇を取るように言いました。その間にも、家での状況は悪化していきました。

ネタバレあらすじ④犯人とジョージ

ジョージがある日部屋を開けると、おびただしい数のハエがいました。季節は冬で湿気もないはずなのに、なぜかハエが大量発生していました。さらに玄関のドアが何者かによって破壊されます。ジョージは恐ろしくなり警察を呼びました。

そして改めてハエを退治しようと部屋に戻ると、先程までいたはずのハエがいなくなっていました。アミティヴィルの家には警察が到着したので、ジョージは壊れたドアを見てもらいます。奇妙なことに、ドアは外からではなく内側から破壊されていました。

到着した警官の中には、1年前の事件を担当していた警部もいました。その警部は、ジョージが一年前の事件を引き起こした犯人に容姿がそっくりであることに気づきました。しかしジョージ本人には不審な点がなかったため、解放されます。

ネタバレあらすじ⑤屋敷から逃れた家族

いよいよジョージは完全におかしくなってしまいました。ジョージは斧を持って家の中を歩き回っていました。異変を感じた家族達は、ジョージに見つからないように身を隠します。すると今度は家中から血が溢れ出してきました。しばらく様子がおかしかったジョージでしたが、斧を床に落とすと正気に戻ることができました。ラッツ一家はなんとか家から脱出します。

しかし、愛犬のハリーがまだ家に残っていました。ジョージはハリーを救出し、車に乗り込んで家を離れました。こうしてラッツ一家はアミティヴィルの家屋を手放すことになりました。

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悪魔の棲む家はアミティヴィルの実話?

1974年の事件が元ネタ

『悪魔の棲む家』は、1974年から1975年にアミティヴィルで起こった事件の実話を元にして製作されました。アミティヴィルとは、ニューヨーク州アミティヴィルのオーシャン・アベニュー112番地にある家屋のことです。アミティヴィルは1924年に築造された3階建ての家屋です。

「アミティヴィルの恐怖」を元に制作

1965年に、デフェオ一家がアミティヴィルにあるオーシャン・アベニュー112番地を購入しました。アミティヴィルのオーシャン・アベニュー112番地には父のロナルド・シニア、母のルイーズ、長男のロナルド・ジュニア、長女のドーン、次女のアリソン、次男のマーク、三男のジョンが住んでいました。

事件が起こったのは1974年11月13日の18時30分ごろです。アミティヴィルの自宅で長男のロナルド・ジュニアが両親と兄弟姉妹全員を射殺しました。殺害に使われたのは35口径のレバー式マーリン・ライフルです。ドーンは3階の寝室で射殺され、その他の全員は2階の寝室で殺害されました。

家族を惨殺したロナルド・ジュニアは裁判で、「頭の中にいる何者かに『殺せ』と言われた」と主張しました。しかしその主張は受け入れられず、終身刑を言い渡されました。そしてその事件が起きた翌年1975年12月にラッツ一家がアミティヴィルの家を購入し、子供達と共に引っ越してきました。

ラッツ一家はアミティヴィルの家で暮らし始めると、得体のしれない怪奇現象に悩まされたと言います。そしてわずか28日で別の土地へと引っ越していきました。ラッツ一家の引っ越し騒動を受け、1977年にはジェイ・アンソンがこの実話を元に「AMITYVILLE HORROR」を執筆し、さらに1979年には映画『悪魔の棲む家』が製作されました。

しかし実話を元にしたといわれるこれらの小説と映画には、全く異なる部分があることが指摘されています。ラッツ家は、実際には怪奇現象があったわけではなく、経済的なトラブルがあって引っ越していきました。しかし、ラッツ一家が短期間で引っ越し騒動を起こしたことは事実です。

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悪魔の棲む家の主なキャスト

1979年版の主なキャスト

1979年版の『悪魔の棲む家』には、実力派俳優がキャスティングされています。どんな俳優が出演しているのか、ここでは1979年版の『悪魔の棲む家』のキャストを紹介します。

ジェームズ・ブローリン

ジョージ・ラッツ役を演じたのはジェームズ・ブローリンです。ジェームズ・ブローリンは1940年7月18日生まれのアメリカの俳優です。出演作品には、『ドクター・ウェルピー』のスティーヴン・カイリー役や『新しい人生のはじめかた』のブライアン役、『バーレスク』のアンダーソン役などがあります。

ロッド・スタイガー

デラニー神父役を演じたのはロッド・スタイガーです。ロッド・スタイガーは1925年4月14日生まれのアメリカの女優です。出演作品には、『オクラホマ!』のジャド役、『質屋』のソル・ナザーマン役、『夜の大捜査線』のビル・ギレスピー役、『波止場』のチャーリー役、『ワーテルロー』のナポレオン・ボナパルト役などがあります。

マーゴット・キダー

キャシー・ラッツ役を演じたのはマーゴット・キダーです。マーゴット・キダーは1948年10月17日生まれのカナダの女優です。声優としても活動しています。出演作品には、『スーパーマン』シリーズのロイス・レイン役、『ウィリーとフィル 危険な関係』のジャネット・サザーランド役、『暗闇にベルが鳴る』のバーブ役などがあります。

2005年版の主なキャスト

2005年に公開されたリメイク版『悪魔の棲む家』のキャストには、有名な俳優達が揃っています。ここでは2005年版『悪魔の棲む家』の出演キャストを紹介します。

ライアン・レイノルズ

ジョージ・ラッツ役を演じたのはライアン・レイノルズです。ライアン・レイノルズは、1976年10月23日生まれのカナダの俳優です。出演作品には、『デッドプール』のウェイド・ウィルソン役、『名探偵ピカチュウ』のピカチュウ役、『クリミナル 2人の記憶を持つ男』のビル・ポープ役などがあります。

メリッサ・ジョージ

キャシー・ラッツ役を演じたのはメリッサ・ジョージです。メリッサ・ジョージは、1976年8月6日生まれのオーストラリアの女優です。出演作品には、『イギリスから来た男』のジェニファー・"ジェニー"・ウィルソン役、『全てはその朝始まった』のディアナ役などがあります。

フィリップ・ベイカー・ホール

キャラウェイ神父役を演じたのはフィリップ・ベイカー・ホールです。フィリップ・ベイカー・ホールは、1931年9月10日生まれのアメリカの俳優です。出演作品には、『ラッシュアワー』のディール警部役、『マグノリア』のジミー役、『空飛ぶペンギン』のフランクリン役などがあります。

ジェシー・ジェームズ

ビリー・ラッツ役を演じたのはジェシー・ジェームズです。ジェシー・ジェームズは、1989年9月14日生まれのアメリカの俳優です。出演作品には、『バタフライ・エフェクト』のトミー・ミラー(13歳)役、『パール・ハーバー』のレイフ(少年時代役)、『メッセージ・イン・ア・ボトル』のジェイソン役などがあります。

ジミー・べネット

マイケル・ラッツ役を演じたのはジミー・ベネットです。ジミー・ベネットは、1996年2月9日生まれのアメリカの俳優です。出演作品には、『ショーツ 魔法の石大作戦』のトー・トンプソン役、『エスター』のダニエル・コールマン役、『エバン・オールマイティ』のライアン・バクスター役などがあります。

クロエ・グレース・モレッツ

チェルシー・ラッツ役を演じたのはクロエ・グレース・モレッツです。クロエ・グレース・モレッツは、1997年2月10日生まれのアメリカの女優です。出演作品には、『ヒューゴの不思議な発明』のイザベル役、『キャリー』のキャリー・ホワイト役、『キック・アス』のヒット・ガール役などがあります。

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悪魔の棲む家に関する感想や評価は?

『悪魔の棲む家』の評価には、実話を元にした映画だと知っているとより怖さが倍増したという感想がありました。しかし、逆に実話ということを知らずに鑑賞するとそこまで怖くはないとも評価されています。

多くの方が子供の頃に怖いと思った映画に『悪魔の棲む家』の名前を挙げていました。やはり実話を元にしているという点も恐怖を煽らせているようです。評価の中には、子供の頃に友達と一緒に観ても怖かったという評価もありました。

『悪魔の棲む家』は精神的な怖さというよりも、びっくり系の恐ろしさがあると評価されています。怖い映画を観たい方に『悪魔の棲む家』をおすすめしている方もいました。

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悪魔の棲む家のあらすじをネタバレまとめ

この記事では『悪魔の棲む家』のあらすじのネタバレを紹介しました。『悪魔の棲む家』は実話を元にした映画として、公開当時は話題になりました。しかしホラー演出は実話ではないということが現在では明らかになっています。ただ、映画自体の評価はとても高く、現在でも続編が公開され続けている人気のホラー映画です。

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