シガニー・ウィーバーはエイリアンのリプリー役！現在や出演映画を紹介

シガニー・ウィーバーと言えば、押しも押されもせぬ大女優として有名ですが、シガニー・ウィーバーの代表作として人気SF映画の「エイリアン」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。そんなリプリー役のシガニー・ウィーバーについて、プロフィールなどは勿論のこと、彼女の現在のこと、結婚相手や子供についてもまとめてまいります。

その他にも、シガニー・ウィーバーの映画出演作品はエイリアンシリーズだけじゃない！ということで、そのイメージを払拭しにかかります。ゴーストバスターズやアバターといった有名作品にもシガニー・ウィーバーは出演しております。そのような、エイリアンシリーズ以外の映画出演についてもチェックいたします。

まずはシガニー・ウィーバーのプロフィールからになります。シガニー・ウィーバーは1949年生まれ、アメリカ合衆国の女優です。いきなりブラウン管の向こう側に出てきたわけではなく、最初は舞台デビューをしており、1975年に「Constant Wife」へ出演いたしました。その後、1977年に「アニー・ホール」という作品で映画にも出演を果たしております。ただし、この時点ではまだ端役でした。

ちなみに、シガニー・ウィーバーという名前は本名ではないのですが、自身の名前が気に入らず、10代の内からシガニー・ウィーバーと名乗るようになりました。また、父親がテレビ局の重役を務めており、母親は女優でした。シガニー・ウィーバーが女優への道を選んだのも納得の家族構成です。

両親の経歴だけではなく、シガニー・ウィーバー自身も素晴らしい経歴を持っています。世界有数の名門大学であるスタンフォード大学を卒業し、その後はイェール大学で演劇を学んでおります。スタンフォード大学へ通うというだけでかなり高いハードルですが、更に違う学びを得に行くという事で、勤勉でストイックなシガニー・ウィーバーの姿勢がうかがえます。

そして1979年、満を持して映画「エイリアン」でエレン・リプリー役として出演いたします。映画のヒットも相まって一気に注目を集めることになります。圧倒的な力を持つエイリアンに対して、人類は為す術もなく蹂躙される存在ですが、リプリーは勇敢にエイリアンへと立ち向かいます。SF映画における強いヒロイン像として、リプリーが代表的なキャラクターとなっていくのでした。

エイリアンの大ヒットを受け、ナンバリングタイトルとして「エイリアン4」までが現在（2019年8月時点）までに製作されております。初代エイリアンからエイリアン4まで、主役は全てリプリーです。勿論、リプリー役は常にシガニー・ウィーバーが演じておりました。シガニー・ウィーバーの演じるリプリーという存在が、エイリアンシリーズには欠かせないということが分かります。

そして、派生作品として、こちらも人気シリーズであるプレデターとのコラボレーションになる「VSプレデター」シリーズや、エイリアンの前日譚となる「プロメテウス」なども公開されました。しかしながら、時系列がエイリアンシリーズと大きく異なることもあり、シガニー・ウィーバーは出演を果たしておりません。

また、映画ではありませんが、2014年には「エイリアン アイソレーション」というゲームが発売されております。エイリアンの恐怖をこれでもかと体感できる作品であり、なんとシガニー・ウィーバーを含むオリジナルキャストが本人役で出演をしております。久々にシガニー・ウィーバーのリプリーを確認できるため、エイリアンファンにとっては堪らないゲームです。

シガニー・ウィーバーのプロフィールや、エイリアンシリーズとの関係をご説明したところで、続いてはシガニー・ウィーバーの現在に迫ってまいります。映画エイリアン4が公開されたのが1997年、そこからだいぶ年数が経過しております。そんなシガニー・ウィーバーは、現在どのような生活を送っているのでしょうか。

2019年時点で優に60歳を超えているシガニー・ウィーバーですが、現在では美魔女として話題になっております。セクシーさを兼ね備えつつ、リプリーを彷彿とさせるような力強さも失わず、現在でも凛とした存在感は驚愕せざるを得ません。

そして2016年には、第64回サンセバスチャン国際映画祭で功労賞という立ち位置にあたる、ドノスティア・アワードを受賞しております。映画界に対しての、長年の功績を称えられてのことになりますが、今なおシガニー・ウィーバーが特別な存在であることが分かる出来事になっております。

映画エイリアンで唯一無二の存在感を発揮したシガニー・ウィーバーですが、もちろん彼女が出演しているのはエイリアンシリーズだけではございません。ゴーストバスターズを始めとした、他の映画作品にも出演をしております。この項目では、シガニー・ウィーバーが出演した映画作品について幾つかご紹介をいたします。

ゴーストバスターズと言えば、幽霊退治をテーマにしたSFコメディの映画です。ゴーストバスターズ第1作が1984年に公開され、1989年に続編の「ゴーストバスターズ2」が公開されました。更にはリブート版のゴーストバスターズが2016年に公開されるなど、非常に息の長いシリーズとなっております。

ゴーストバスターズにおいて、シガニー・ウィーバーはディナという、ゴーストバスターズへ最初に依頼をする重要な役柄です。劇中では、幽霊騒動の被害者的ポジションでもあります。そして、続編のゴーストバスターズ2でも同役で出演をしております。更には、リブート版ゴーストバスターズにもカメオ出演を果たしています。

1998年に公開された映画「ワーキング・ガール」、ニューヨーク・ウォール街を舞台にした作品です。場所から察しがつくように、銀行やM&Aという要素が入った、少し変わったロマンティックコメディとなっております。シガニー・ウィーバーは、主人公テスの新しい上司として赴任してくる重役を演じております。

探検家コロンブスの生涯を描いた映画が「1492 コロンブス」です。コロンブスが、アメリカ大陸に到達してから500年を記念して製作された作品となっております。シガニー・ウィーバーは、コロンブスが新大陸進出を目指す際に援助をしていたとされる、イザベル女王を演じております。

「愛は霧のかなたに」は、「1492 コロンブス」同様、実在した動物学者のダイアン・フォッシーの生涯をテーマとして映画です。上記のDVDパッケージからも分かる通り、シガニー・ウィーバーは主人公のダイアン・フォッシー役です。1988年に公開された作品です。

リック・ムーディの小説を映画化した作品が「アイス・ストーム」です。1997年に映画化され、カーバー家とフッド家という、2つの家庭における夫婦模様を描いた人間ドラマとなっております。

作品のパッケージを見るに、これまでご紹介した作品とは少し毛色が異なるのが「ギャラクシー・クエスト」です。それもそのはずで、有名SFシリーズの「スタートレック」を思いっきりオマージュしたパロディ映画となっております。シガニー・ウィーバーが出演している映画の中では、ひと際変わった作品です。

「アバター」と言えば、2019年公開の「アベンジャーズ /エンドゲーム」が歴代興行収入1位を叩きだすまで、歴代1位の座についていた大ヒット映画です。デジタル3Dの映像美が話題になりました。地球から遠く離れた惑星を舞台とするあたり、エイリアンとも僅かながら共通点が見えてきます。

とある星の原住民であるナヴィとの接触を地球人が試みる、「アバター計画」がこの作品の根幹部分にあります。そのアバター計画の中心人物となるのが、シガニー・ウィーバーの演じるグレイス・オーガスティン博士となります。とても重要な役柄を担っています。

「チャッピー」は2015年公開のSFアクション映画です。主人公であるチャッピーはロボットですが、意志を持ち人間のように色々なことを学んでいきます。

シガニー・ウィーバーのプロフィールや、エイリアン以外の出演作品をご紹介してまいりましたが、彼女の人生を語る上で見逃せない領域がございます。結婚や子供に関することです。この項目では、結婚相手のことや、子供についてをご紹介いたします。

シガニー・ウィーバは1984年に、演出家であるジム・シンプソンと結婚をしております。ちなみに、ジム・シンプソンが手掛けた舞台に、シガニー・ウィーバーが出演した経験もあります。

シガニー・ウィーバーとジム・シンプソンと間には1人娘がいます。子供が誕生したのは1990年となっているので、今では立派な大人になっていることでしょう。

エイリアンやそれ以外に出演している映画作品、そして現在までのシガニー・ウィーバーの足跡を辿ってみました。それでは、Twitterではシガニー・ウィーバーについて、どのような感想や評価があるのでしょうか。幾つかの投稿から見てまいります。

やはり、シガニー・ウィーバーは美人だ！というご意見です。エイリアンと戦うリプリーとしてのシガニー・ウィーバーが強烈なインパクトになってしまいますが、美女だということを忘れてはいけません。

エイリアンで描かれた戦うヒロイン像は、世の女性たちにも大きな影響を与えます。強い理想の女性像としてのシガニー・ウィーバーです。エイリアンと戦えるくらいに、だと流石に難易度が高すぎますが、せめて心の持ちようだけでも強くなりたいものです。

エイリアンやゴーストバスターズではかっこいいシガニー・ウィーバーも、別の映画作品では方向性がかなり変わっていることもあります。「宇宙人ポール」「キャビン」は本記事の出演作品ではご紹介しておりませんが、それだけ幅広いジャンルで出演をしていることになります。仕事を選ばない女優、エイリアンの印象が強いと、少し意外なシガニー・ウィーバーの一面です。

アメリカの女優であるシガニー・ウィーバーについて、プロフィールや現在の彼女がどうなっているかに迫ってまいりました。その他、シガニー・ウィーバーが出演している映画作品や、結婚・子供といった家庭に関する情報にも触れてまいりました。シガニー・ウィーバーと言えばリプリー、というイメージが強い人にとっては、違った側面が色々と見られる記事だったのではないでしょうか。

女優としての容姿や高い身長だけでなく、高学歴という頭脳まで兼ね備えているシガニー・ウィーバーです。エイリアンのリプリー役が人生を大きく変えたことは間違いありませんが、仮にそのようなイベントがなかったとしても、持ち前の高スペックで活躍できていたはずです。

そして、ゴーストバスターズやアバターでは、エイリアンのように戦うポジションではありませんが、それぞれ重要な立ち位置の役柄に抜擢されています。また、愛は霧のかなたに、アイス・ストームのような、人間そのものを描くドラマでも存在感を発揮していることが分かりました。と思いきや、ギャラクシー・クエストのようなパロディ作品でも立ち回れるなど、非常に幅広い演技性がうかがいしれます。

エイリアンシリーズでシガニー・ウィーバーの活躍を追っていくのも勿論楽しいのですが、せっかくなので他の出演作品とのキャラクターの違いを見比べてみるのも面白いかもしれません。シガニー・ウィーバーってこんな役もやっているんだ！と、今まで知らなかった発見があるかもしれませんので、是非たくさんの作品をご覧になってみてください。