2019年09月29日公開
2019年09月29日更新
ポーラ・パットンはM:I4のジェーン・カーター役!元夫・子供や出演作まとめ
トム・クルーズ主演のスパイアクション映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの4作目のヒロインに選ばれた、アメリカ人女優ポーラ・パットン。映画内で見せたアクションも話題になりましたが、有名ミュージシャンの夫との離婚も話題になりました。今回はポーラ・パットンが活躍した「ミッション:インポッシブル」に触れながら、彼女のプロフィールや主な出演作品、さらには結婚や子供の有無などのプライベートな部分や、作曲をしていたという噂についても紹介していきます。
目次
ポーラ・パットンはM:I4のジェーン・カーター役
ミッション:インポッシブルとは?
これから女優ポーラ・パットンについて紹介していきますが、アメリカ映画「ミッション:インポッシブル」の存在を切り離すことはできません。では「ミッション:インポッシブル」とはどのような映画なのでしょうか。ここからは「ミッション:インポッシブル」について説明していきます。
ミッション:インポッシブルの概要
「ミッション:インポッシブル」は1996年から公開が始まったスパイアクション映画シリーズです。1966年に放送されたテレビドラマシリーズ「スパイ大作戦(Mission:Impossible)」を原作に映画化したもので、俳優のトム・クルーズが主人公として活躍する人気作品です。2018年まで6作品が公開され、2022年までにさらに2作品が公開予定になっています。
秘密諜報組織のIMF(Impossible Mission Force)に所属する主人公のイーサン・ハントが、通常では達成することが不可能な作戦に挑むという物語です。地上すれすれのところでストップするワイヤーアクションは有名で、断崖絶壁でのロッククライミングやワイヤーをつけての空中ダイブなど、シリーズごとに手に汗握るアクションシーンが話題になる作品です。
ミッション:インポッシブルのあらすじ
「ミッション:インポッシブル」に興味を持たれた方のためにも、ここからは「ミッション:インポッシブル」のシリーズごとのあらすじを紹介していきます。1996年に公開したブライアン・デ・パルマ監督の「ミッション:インポッシブル」シリーズ1作目は、IMFに所属するベテラン工作員が次々に殺されるなか、生き残ったイーサン・ハントに裏切者としての目が向けられ、自身の潔白を証明するため奮闘します。
2000年に公開した「ミッション:インポッシブル2」は監督がジョン・ウーに代わりました。バイオサイト製薬会社で開発された殺人ウィルスのキメラウィルスとその治療薬であるベレロフォンが、輸送中何者かに強奪されてしまい、それを回収するためイーサンと仲間たちがミッションに挑みます。
2006年に公開した「ミッション:インポッシブル3」の監督はJ・J・エイブラムスでした。教官になり後進の指導していたイーサンは、諜報員であることを隠しながら恋人と結婚。しかしかつての教え子が捕えられたため救出するというミッションが入ります。救出作戦には成功するものの、頭に仕掛けられた爆弾が発動し教え子は死亡。しかしIMFの上官が裏切り行為を行っていると知り、真相究明のためイーサンたちが活躍します。
シリーズ5作目と6作目に当たる、2015年に公開した「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」と2018年に公開した「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は、クリストファー・マッカリーが監督を務めました。
5作目では、イーサンは自分を罠にかけた謎の犯罪組織を捜査します。しかし所属していたIMFはCIAに吸収されイーサンは反逆者扱いになり、謎の組織を捜査しながらCIAに追い回されるという事態になりました。6作目では、複数の都市の同時核爆発テロを未然に防ぐというミッションを受けます。前作で敵対した犯罪組織の生き残りが関与しており、イーサンは絶体絶命のピンチに陥ります。
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルは第4作
ポーラ・パットンが登場するのは、2011年公開のシリーズ4作目に当たる「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」です。ブラッド・バードが監督を務めました。この作品のあらすじは、IMFエージェントが殺される原因となった謎の人物を調べるため、クレムリンに侵入するというミッションをイーサンは受けます。この時イーサンはロシアの刑務所に収容中だったため、ジェーンとベンジーの力を借りて脱出。
しかし侵入したクレムリンで爆発が起き、イーサンたちはテロリストとして追われる立場になりました。IMFエージェントのハナウェイを殺したのはサビーヌという女殺し屋で、奪ったファイルには核兵器の制御コードが書かれていました。そのファイルを欲しがっていたのがコバルトという謎の人物でした。IMFの支援が無い中、コバルトの正体を突き止め核兵器の使用及び起爆を阻止するためイーサンたちが奮闘します。
ジェーン・カーターなど他キャスト
ポーラ・パットンが演じたのは、IMFエージェントのヒロイン役ジェーン・カーターで、主役のイーサン・ハントは全作トム・クルーズが演じています。女殺し屋に殺されたIMFのトレヴァー・ハナウェイを演じたのは、ジョシュ・ホロウェイ。同じIMFチームのベンジー・ダンを演じたのが、サイモン・ペッグ。分析官のウィリアム・ブラントを演じたのは、ジェレミー・レナーです。
IMFと敵対する核戦争論者のカート・ヘンドリクスを演じたのは、ミカエル・ニクヴィスト。フランス人の女殺し屋サビーヌ・モローを演じたのは、レア・セドゥです。その他にも、シリーズ全てに出演しているルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスや、イーサンの恋人ジュリア・ミード役のミシェル・モナハンも出演しています。
ポーラ・パットンのプロフィール
本名ポーラ・マキシン・パットン(Paula Maxine Patton)は、1975年12月5日アメリカ合衆国のカリフォルニア州ロサンゼルスで、アフリカ系アメリカ人の弁護士の父親とヨーロッパに祖先を持つ教師の母親の間に生まれました。2019年9月時点で44歳です。アメリカの映画会社20世紀フォックスの近くに住んでいたため、幼少期から映画に親しんでいました。
ポーラ・パットンの経歴
幼少期から映画に興味を抱いていたポーラ・パットンは、ハミルトンマグネットアーツ高校と南カリフォルニア大学で演技と映画を学びます。大学時代に作製したドキュメンタリー映像が高く評価され、TVドキュメンタリーの制作アシスタントとして働くことになりました。しかし役者への夢は諦めておらず、演技レッスンを受け始めます。映画デビューは、2005年に制作されたウィル・スミス主演の「最後の恋の始め方」(原題Hitch)。
ヒロインを初めて演じたのは、2006年公開のヒップホップミュージカル映画「アイドルワイルド」ですが、同年公開されたSFサスペンス映画「デジャヴ」のヒロイン役もオーディションで勝ち抜き大役を掴みました。
ポーラ・パットンの元夫や子供・結婚は?
元夫はロビン・シック
ここからはポーラ・パットンの結婚や子供に関するプライベートな部分を紹介していきます。ポーラ・パットンは映画デビューした2005年に、ミュージシャンのロビン・シックと結婚しました。夫のロビン・シックは1977年3月10日生まれで、ポーラ・パットンより2歳年下です。2人は同郷のロサンゼルスで出会い、ポーラ・パットンが18歳の時に交際が始まり、12年の交際を経て2005年に結婚します。
2003年にリリースしたアルバムのジャケットをポーラ・パットン飾ったり、ミュージックビデオで共演したりと、夫の音楽活動にも参加しおしどり夫婦と言われていましたが、2014年に「私たちは常にお互いを愛し親友になりますが、離婚する事を決定しました。」と共同声明を出し離婚することを発表。原因は夫のロビン・シックの浮気癖やアルコール薬物依存症が直らなかったからと言われています。
子供は息子が1人
2015年に離婚したポーラ・パットン夫婦ですが、2人の間には子供がいます。結婚から5年後の2010年4月に生まれた1人息子の名前は、ジュリアン・フエゴ・シック。離婚後、ポーラ・パットンはインタビューで、ジュリアンは自分の一番の宝物であり、子供のためには何でもするとインタビューに答えています。子供は今のところジュリアン1人だけです。
現在の交際相手
ポーラ・パットンの現在の交際相手を調べると、2018年にポーラ・パットンに新恋人が出来たというニュースが話題になっていました。ポーラ・パットンは、新作映画のプロモーション中に自分の子供の友人の父親と交際をしていることを明らかにしました。相手は既婚者で、名前はザッカリー・クイットマン。不動産業に勤める一般人です。既婚者ではありますがポーラ・パットンとの交際前に、結婚生活は破綻していたようです。
再婚の可能性は?
既に元夫のロビン・シックはモデルのエイプリル・ラブ・ギアリーと再婚し、2人の間には2人の子供が誕生しています。ポーラ・パットンには再婚の可能性はあるのでしょうか?交際相手のザッカリー・クイットマンが離婚調停中という話もあり、結婚をするには時間がかかりそうですが、しかし2人で一緒に公の場に出ることもあり順調に交際は進んでいるため、結婚の可能性は十分にあるといえます。
ポーラ・パットンの出演作
出演作①ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
ここからはポーラ・パットンの出演作について紹介していきます。まず最初は冒頭で紹介した「ミッション:インポッシブル」の4作目で、シリーズの中でも作品としての評価が高い「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」です。この作品でポーラ・パットンはヒロイン役のジェーン・カーター役を演じ、演技力が評価され、サターン賞の助演女優賞にノミネートされました。
ヒロインのジェーンは主人公のイーサンと同じIMF所属のメンバーで、映画の中では多くのアクションシーンがありました。ポーラ・パットンの切れのあるアクションは評判となり、アメリカのティーン・チョイス・アワードのアクション女優賞にもノミネートされました。
出演作②ウォークラフト
2016年公開のダンカン・ジョーンズ監督のファンタジー映画「ウォークラフト」にも出演しています。大人気CPUゲームを原作とし、人間、ドワーフ、エルフ、オークなどの種族が存在する剣と魔法の世界が舞台の作品です。この作品でポーラ・パットンは、対立するオークと人間の間の橋渡し役を行うガローナ役を演じています。
出演作③プレシャス
2009年公開のリー・ルイス・ダニエルズ監督の「プレシャス」にも出演しています。この作品は小説「プッシュ」を映画化したもので、ニューヨークのハーレムを舞台に、貧困層が抱える子供への虐待や教育問題を取り上げています。この作品でポーラ・パットンは、主人公の黒人少女プレシャスの人生に影響をもたらす女性教師レイン先生を演じています。
出演作④デジャヴ
2006年公開のトニー・スコット監督のSFサスペンス映画「デジャヴ」にも出演しています。この作品は「パイレーツ・オブ・カリビアン」など数多くのヒット作を生み出したジェリー・ブラッカイマーがプロヂューサーを務めたことでも話題になりました。この作品でポーラ・パットンは、フェリーの爆発現場近くで発見された女性の死体であり、物語の鍵を握る中心人物であるクレア・クチヴァーを演じています。
出演作⑤2ガンズ
2013年公開のバルタザル・コルマキュル監督のアクションコメディ映画「2ガンズ」にも出演しています。「デジャヴ」で共演したデンゼル・ワシントン主演の映画で、田舎で銀行強盗を企む2人組が実はある犯罪組織を捜査するため潜入捜査していた別組織の人間で、大きな陰謀に巻き込まれていくという物語です。ポーラ・パットンは、主人公の元恋人で、捜査の監督官でもあるデビーを演じました。
ポーラ・パットンは作曲家?
元夫に曲を提供していた
ポーラ・パットンは元夫のロビン・シックと離婚後、ニューヨークのラジオ番組に出演した際、過去にロビン・シックに名前を変えて曲を提供していたことを暴露しました。ロビン・シックは2013年に発売したシングル「ブラード・ラインズ〜今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」が大ヒッし、同年に発売されたアルバム「Blurred Lines」は全米・全英チャート1位を記録した人気ミュージシャンです。
ロビン・シックは数々のシングル、アルバムを発売してきましたが、2008年発売のシングル「Magic」や2008年発売のアルバム「Something Else」に収録されている「Dreamworld」、2009年発売のアルバム「Sex Therapy: The Session」に収録されている「DIAMONDS」、さらには人気アルバム「Blurred Lines」に収録されている「Get In My Way」は、ポーラ・パットンが作曲したようです。
作曲時の偽名
ポーラ・パットンはラジオ番組内で、15歳のころからロビン・シックと交際していたため、一緒に多くの曲を作ったと話しました。作曲時は彼女だと分からないように、マックス・ハディントンという偽名を使っていたようです。ロビン・シックのアルバムを見ると、確かにマックス・ハディントンという名前が書かれています。
ポーラ・パットンに関する感想や評価は?
#1日1スマイル
— yumi (@yummingbird) April 1, 2018
ポーラ・パットン
プレシャス の先生役で綺麗な人だなぁと思った。
ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル もステキだった。
長年連れ添ったミュージシャン ロビン・シックが、売れた途端に浮気したから別れちゃった。
こんな綺麗な奥さんいて浮気するなぞ贅沢者めー。 pic.twitter.com/Xm6u9c2KHh
2005年に公開された映画から女優として出演していたポーラ・パットンですが、数々の受賞者を生み出した映画「プレシャス」を見て、彼女を注目し始めた人が多いようです。しかしそれ以上に話題になったのは、ロビン・シックとの結婚生活破綻報道です。長年連れ添い夫婦で活動することも多かった分、結婚9年目で破局を迎えたことはファンにとって衝撃的なことでした。
「プレシャス」を観た。日本だと想像し難い過酷な運命に立ち向かう、皮肉な名前の主人公のインパクト以上に母親役のモニークの演技が良かった。それと、先生役のポーラパットン!名演でした。予想とは逆で観後感も悪くないのは、希望があるからか。プレシャスの様に自分をpush(原題)しないとね。
— Matsuken (@kenmore189) May 11, 2010
「プレシャス」はポーラ・パットンが女優として脚光を集めるきっかけとなった映画ですが、壮絶な人生を送る主人公に生きる希望を与えた女性教師役の演技に感動したという声も多くありました。この後、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のオーディションのオファーを受け、大抜擢されます。強くたくましく戦うヒロインを演じきったことで、アクション女優としても評価されました。
劇中では殺しあってたけど(超かっこいいよね)、プレミアでは超かわいいレアちゃんとポーラ・パットン♡ pic.twitter.com/NCoTu7xbuL
— 乙女座 (@virgootome) August 23, 2015
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」でキャットファイトを繰り広げた、ヒロイン役のポーラ・パットンと女殺し屋役のレア・セドゥ。作品を見た人からは、2人の迫力あるアクションシーンがかっこいいという感想が多くありました。作中では敵対した2人でしたが、プレミア試写会では仲の良い様子が映されています。
ポーラ・パットンはM:I4のジェーン・カーター役まとめ
出典: https://ciatr.jp
M:I4(ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル)のジェーン・カーター役を演じたポーラ・パットンについて、元夫のロビン・シックとの関係や子供の有無、女優として活躍した主な出演作を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。美しく、かっこいいと評判のポーラ・パットンに興味を持った方は、彼女の今後の活躍に注目するとともに、ぜひ今までに出演した作品を観てください!