ミッキー・ロークの若い頃と現在の顔が変わった?ボクシングの猫パンチの噂も検証!

80年代後半の女性を虜にした映画「ナインハーフ」の主演ミッキー・ロークは、一時期ボクシングに転身しています。2000年代に俳優として復活したミッキー・ロークの現在の画像は、ファンが知っていた「ナインハーフ」期の面影がなくなっているようです。イケメンだった若い頃のミッキー・ロークの出演作品や、日本で行われた疑惑のボクシング試合での猫パンチについて迫りながら、過去から現在のミッキー・ロークについてまとめていきます。

ミッキー・ロークの若い頃と現在の顔が変わった?ボクシングの猫パンチの噂も検証!のイメージ

目次

  1. ミッキー・ロークとは?
  2. ミッキー・ロークの若い頃と現在の顔が変わった?
  3. ミッキー・ロークのボクシングの猫パンチの噂
  4. ミッキー・ロークの出演作品
  5. ミッキー・ロークに関する感想や評価
  6. ミッキー・ロークの若い頃と現在まとめ

ミッキー・ロークとは?

ミッキー・ロークのプロフィール

ミッキー・ロークは、1952年9月16日ニューヨーク州に生まれ、幼少期に両親が離婚しています。母の再婚相手となった警察官の義父は、ミッキー・ロークにとってあまり良い父親ではなかったようです。移住先のマイアミで義父により有名なボクシングジム「五番街ジム」に通うこととなったミッキー・ロークは、次第にボクシングに夢中になっていったようです。

ボクシングに打ち込んでいたミッキー・ロークは、19歳の頃にニューヨークにある有名俳優を輩出している演劇学校「アクターズ・スタジオ」で演劇を学びながら小さな舞台などでキャリアを積んでいったようです。1979年に「1941」映画デビューしたミッキー・ロークは、1981年の映画「白いドレスの女」の端役で注目されていきます。

大人になりきれない若者たちの日常を描いた1982年の映画「ダイナー」で、メインキャストの一人として出演した若い頃のミッキー・ロークは全米映画批評家協会賞助演男優賞を受賞しています。徐々に頭角を現し始めたミッキー・ロークは、1983年の映画「ランブルフィッシュ」や1985年の映画「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」など注目作品の出演が続きます。

1986年の映画「ナインハーフ」での危うい魅力でブレイクしたミッキー・ロークは、ハリウッドスターの仲間入りを果たしたものの、人気絶頂期に突如ボクサーへ転身した後は公私共に絶不調だったようです。低迷期を経たミッキー・ロークは、2008年の主演映画「レスラー」での演技が評価され俳優として見事に復帰しています。女優との2度の結婚・離婚歴があるミッキー・ロークには子供はいないようです。

ナインハーフの主演で話題に

ミッキー・ロークがブレイクした1986年の映画「ナインハーフ」は、エリザベス・マクニールの同名小説を下敷きに、離婚したての女の前に現れた謎めいた男との9週間半(ナイン・ハーフ)にわたる刺激的で濃密な愛の日々を綴っています。監督は、1983年の映画「フラッシュダンス」のエイドリアン・ラインがスタイリッシュに描いています。

作品の内容には賛否があるものの、女性の妄想を嫌味なく具現化した若い頃のミッキー・ロークは80年代後半の女性のハートを鷲掴みにしたようです。2008年アメリカの映画専門サイトで、「ナインハーフ」のミッキー・ロークとキム・ベイシンガーの演じたカップルが「歴代映画のセクシーなカップル」として第1位に輝いたそうです。

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ミッキー・ロークの若い頃と現在の顔が変わった?

ミッキー・ロークの若い頃の顔の画像

ミッキー・ロークの若い頃を知らない人たちは、「レスラー」でアカデミー賞を受賞した人とか、「アイアンマン2」のトニーの敵役を演じた人と認識している人が多いはずです。若い頃のミッキー・ロークは、上記の画像のようにイケメンだったのです。万人受けする正統派イケメンというより、危うく謎めいた雰囲気を漂わせたイケメンだったのです。

「ナインハーフ」でブレイクした若い頃のミッキー・ロークは、謎めいた雰囲気をそのまま生かし90年代前半の日本でサントリーのCMに出演しています。ミッキー・ロークとバーテンダーのおじさんとのセリフの無いやり取りが、映画のワン・シーンを彷彿させ好評だったようです。日本では映画だけでなくこのCMで、ミッキー・ロークの女性ファンが増えていったようです。

ミッキー・ロークの現在の顔の画像

ネットで現在のミッキー・ロークの画像を検索すると、様々な整形画像がヒットします。その中には、ミッキー・ロークの原型をとどめていないような画像もあります。ミッキー・ロークは整形してしまったものの、映画ではボクシングで鍛えたボディと渋さを醸し出す元イケメン俳優として異彩を放っています。

現在のミッキー・ロークはコワモテで近寄りがたい雰囲気ですが、意外にも愛犬家として知られています。整形画像以外にヒットする愛犬とのツーショット画像は、ミッキー・ロークの優しい人柄が何気に垣間見れるようです。

ミッキー・ロークは整形していた?

1991年にプロボクサーへと転身したミッキー・ロークは、試合での度重なる怪我が原因で1994年に引退しています。俳優に復帰しようとしたミッキー・ロークは、ボクシングで負った顔を治すために整形をしたものの、医者の腕が悪かったのか、俳優として追及し過ぎたのか、結局は整形を繰り返すことになったようです。

ミッキー・ロークが62歳でボクシングに復帰

一旦ボクシングを引退していたミッキー・ロークは、62歳とは見えない鍛え上げられたボディでボクシング復帰をします。ロシアで2014年11月28日で行われたエリオット・シーモアとの試合は、ミッキー・ロークのパンチの連打により、予定されていた5回戦が、2回戦で約4分という短時間で決着が付いてしまいミッキー・ロークが勝利します。

ボクサーとして崖っぷちの上、生活にも困窮していたエリオット・シーモアは、ミッキー・ロークから15,000ドルで負け試合を請け負ったと後にメディアに暴露しています。ミッキー・ロークから八百長試合の報酬として大半は支払われたものの、5000ドル(約59万円)の未払い金があるようです。

ミッキー・ロークのボクシングの猫パンチの噂

1992年のダリル・ミラーとの6回戦

飛ぶ鳥を落とす勢いのミッキー・ロークは1991年に突如プロボクサーに転身し、CMに多数出演している日本でボクシングの試合のために来日します。日本の女性ファンの熱い視線の中、ミッキー・ロークは1992年6月23日・両国国技館でダリル・ミラーとの6回戦に挑みます。そこで観客は、後世に語り継がれる伝説のKOシーンを目にすることになります。

ボクシングの猫パンチのシーン

威力がなさそうな手首のみのパンチでミッキー・ロークが、1回戦でダリル・ミラーをKO勝ちしてしまいます。予想外の試合を実況していたアナウンサーは、このパンチを「猫パンチ」と表現してしまいます。「猫パンチ」は、ミッキー・ロークの黒歴史となったようです。

ゲスト出演していた俳優でボクシングにも精通している片岡鶴太郎さんも、ミッキー・ロークの「猫パンチ」に皮肉めいたコメントしていたようです。八百長試合と捉えられても仕方のない「猫パンチ」について当事者のミッキー・ロークは、相手にダメージを与えることができるとパンチだと語っています。

ミッキー・ロークの出演作品

出演作品①白いドレスの女

1981年の映画「白いドレスの女」は、フィルム・ノアール(退廃的な犯罪映画)の傑作の一つと評価されている作品です。破滅に導かれるネッド役ウィリアム・ハート、魔性の女マティ役にキャスリーン・ターナーというブレイク前の実力派俳優が出演しています。犯罪に手を染めてしまうネッドに手を貸すテディ役で、若い頃のミッキー・ロークが出演しており端役ながらイイ雰囲気を出しています。

出演作品②死にゆく者への祈り

1987年のミッキー・ローク主演映画「死ぬゆく物への祈り」は、ジャック・ヒギンズの同名小説を原作にしています。アイルランド共和軍(IRA)の元テロリストだったファロンは、ギャングのボスから殺人を依頼されます。不運にも殺人現場をダ・コスタ神父に目撃されてしまったファロンは、神父とその孫娘を守るためにたった独りでギャングとの戦いに挑んでいくことになります。

出演作品③バッファロー'66

1998年の映画「バッファロー'66」は、主演のヴィンセント・ギャロが監督・脚本・音楽を手掛けています。刑務所にいたことを知られたくないため両親に嘘をついてしまったビリーと、彼に脅迫され妻の振りをすることとなったレイラとのラブストーリーです。ミッキー・ロークは、フットボール賭博のノミ屋ブッキー役で出演しています。

出演作品④アイアンマン2

「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの2010年の映画「アイアンマン2」でミッキー・ロークは、スターク家に恨みを持つロシアの物理学者アントン・ヴァンコの息子イワン・ヴァンコ役で出演しています。トニーと同様の理系スキルがあるイワンは、異彩を放った敵役として印象に残るキャラクターです。

出演作品⑤アイ アム ブルース・リー

2012年の映画「アイ アム ブルース・リー」は、世界中にカンフーブームを巻き起こし1973年に32歳で早世した伝説のカンフー・スターのブルース・リーの波乱に満ちた生涯を斬新な手法でまとめたドキュメンタリー映画です。格闘家や武道家、スポーツ選手が出演する中、俳優で元ボクサーのミッキー・ロークも本人役として出演しています。

ミッキー・ロークに関する感想や評価

1987年のミッキー・ローク主演映画「エンゼルハート」では、名優ロバート・デ・ニーロが主人公ハリーを破滅へ誘う役どころとして出演しています。紆余曲折を経て現在のミッキー・ロークは、ロバート・デ・ニーロのような名優の一人となったようです。

ミッキー・ロークのセクシーさが炸裂した「ナインハーフ」の後半で、暴漢との殴り合いのシーンがさまにまっていたのを記憶しています。ボクシングをやっていた経歴があったからなのでしょうか。

一時代を築いたスターが、低迷期に突入してしまうことはよくある話です。ミッキー・ロークもそのパターンに陥ってしまったようですが、フェードアウトすることなく「レスラー」で見事に現役復活します。当時を知っているファンは、外見の激変の驚きつつも嬉しかったことでしょう。

ミッキー・ロークの若い頃と現在まとめ

世の女性を虜にしたミッキー・ロークの現在の整形画像にガッカリしてしまったファンもいるようですが、低迷期間を糧にしたような演技力で勝負するミッキー・ロークを評価しているファンも多いようです。「レスラー」のような良質な作品で、再度アカデミー賞などの映画祭でミッキー・ロークにお目にかかれることを期待しています。

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