エイリアンの映画シリーズまとめ!各作品のあらすじや順番・時系列は?

エイリアンの映画シリーズをまとめて一挙紹介!SFホラー映画を代表する作品『エイリアン』の映画シリーズを各作品のあらすじや時系列の順番を含めて紹介します。『エイリアン』は2017年までに6作品公開されています。その他にも映画『プレデター』とのスピンオフ作品も登場するなど絶大な人気を誇る映画です。本記事を読めば映画『エイリアン』の歴史を知ることができ、より一層楽しめるようになりますので是非ご覧ください!

エイリアンの映画シリーズまとめ!各作品のあらすじや順番・時系列は?のイメージ

目次

  1. エイリアン映画シリーズのあらすじや時系列をご紹介!
  2. エイリアンとは?
  3. エイリアン映画シリーズ第1作『エイリアン』(1979年)
  4. エイリアン映画シリーズ第2作『エイリアン2』(1986年)
  5. エイリアン映画シリーズ第3作『エイリアン3』(1992年)
  6. エイリアン映画シリーズ第4作『エイリアン4』(1998年)
  7. エイリアン映画シリーズ第5作『プロメテウス』(2012年)
  8. エイリアン映画シリーズ第6作『エイリアン:コヴェナント』(2017年)
  9. エイリアン映画シリーズのスピンオフ作品『エイリアンVSプレデター』のあらすじも紹介!
  10. エイリアン映画シリーズの順番や時系列は?
  11. エイリアン映画シリーズはあらすじや時系列を知ると更に楽しめる作品!

エイリアン映画シリーズのあらすじや時系列をご紹介!

本記事では映画「エイリアン」シリーズのあらすじを各作品毎に紹介します。「エイリアン」は現在6作品公開されていますが、そのあらすじは全て順番通りに展開しているわけではありません。過去の物語を描いた作品があるため、時系列の順番と公開されている順番が前後しているのです。その順番も分かりやすく解説します。今後の新作も期待されている「エイリアン」をもっと知りたいという人は、是非参考にしてください!

映画『エイリアン:コヴェナント』オフィシャルサイト

エイリアンとは?

映画『エイリアン』は1979年に第1作目が公開されたSFホラー映画です。その後、シリーズ化され2017年までに6作品もの映画が公開されています。『エイリアン』は未来の宇宙で繰り広げられる物語です。宇宙船で惑星の物資を輸送するようになった時代、輸送船がとある惑星からの信号を受信して降り立ちます。そこには謎の生物がいました。その生物と接触したことにより乗組員たちは恐怖の底に突き落とされてしまいます。

乗組員たちが遭遇した生物こそエイリアンです。エイリアンは3メートルを越す巨体で、鋭い牙や爪、長い尻尾などで襲ってきます。飛び出してくるもう一つの口で人を襲うシーンは有名な恐怖シーンです。登場する乗組員たちはそんなエイリアンに殺されながらも必死に戦います。シリーズに出てくるエイリアンたちは色々な形態を持ち突然襲ってきます。エイリアンは映画を観た人たちに様々な恐怖を与えました。

エイリアン映画シリーズ第1作『エイリアン』(1979年)

映画『エイリアン』のあらすじ

乗組員7名、猫1匹を乗せた宇宙貨物船は地球に向けて鉱石を輸送していました。地球に到着するまでの間、乗組員たちはコールドスリープという技術により冬眠状態にありました。貨物船は航行中に謎の信号を受信します。乗組員たちは貨物船のマザーコンピューターによって起こされます。地球へ到着間近だと思われましたが、知的生命体からと思しき信号を調査するために起こされたと乗組員の一人「アッシュ」から知らされます。

貨物を宇宙に残し乗組員たちは信号の発信源である惑星に着陸します。乗組員のうち3名が惑星の調査を行うことになりました。調査をしていると大きな宇宙船を発見します。宇宙船内には乗組員と思われる知的生命体の死体がありました。さらに宇宙船の調査すると謎の卵のようなものを発見します。一人が転倒して卵に近づいてしまいます。すると卵が割れ中から謎の生物が飛び出し顔に張り付いてしまいます。

調査をしていた乗組員たちは急いで貨物船に戻りました。医務室で調べてみると張り付かれた乗組員は死んではいませんでした。しかし、無理に生物を剥がそうとすると死んでしまう可能性があるため放置されてしまいます。しばらくすると謎の生物は自然と剥がれ乗組員は意識を取り戻しました。剥がれ落ちた生物は息絶えていました。何事もなくなったかのように思った乗組員たちは食事をとることにしました。

食事の最中、生物に張り付かれていた乗組員が苦しみだし死んでしまいます。そして死体からはヘビのような謎の生物が胸を突き破って飛び出し逃走します。他の乗組員たちはその生物を捕らえようとします。二手に別れた乗組員たちは生物の捜索を始めます。一方の乗組員が、巨大化した生物に捕らわれダクトに連れ去られます。残された乗組員たちは生物を宇宙に放出する計画を立てます。

計画を進める中、船長までもが連れ去られてしまいます。また、乗組員の中に裏切り者がいることが判明します。裏切り者を排除した残りの乗組員は貨物船を爆破しシャトルで地球に帰る計画を立てました。爆破の準備をする途中、二人が殺されてしまいます。残された最後の一人はシャトルに逃げ込むことに成功しますが、生物はシャトルに潜んでいました。なんとか生物を宇宙に放出することに成功し事なきを得ます。

エイリアン映画シリーズ第2作『エイリアン2』(1986年)

映画『エイリアン2』のあらすじ

前作の「エイリアン」でただ一人生き残った女性「リプリー」は乗っていたシャトルのコールドスリープにより眠りにつきます。漂流していたシャトルは57年後に発見されリプリーは保護されます。57年の眠りから目を覚ましたリプリーは現在の状況を聞かされます。そして働いていた会社の査問会にかけられてしまいます。当時の状況を説明しますが、信じてもらえず輸送船を爆破した責任などにより航海士の資格をはく奪されます。

リプリーは毎日のようにエイリアンが自分の胸を食い破り飛び出してくる夢で悩まされていました。リプリーがエイリアンに襲われた惑星では植民地化する計画が進められていましたが、ある日連絡が途絶えてしまいます。調査に行くため海兵隊を送り込むことになりリプリーはアドバイザーとして同行を求められます。エイリアンを全滅させることを条件に、以前の戦いで一緒に助かった猫を残し海兵隊に同行します。

到着した海兵隊は惑星を探索します。そこで惑星の住民が何かと戦闘した痕跡を見つけます。しかし住民の姿は見つかりませんでした。さらに探索を続けると一人の少女を発見し保護します。少女は通気口を利用して生き延びたった一人の生存者でした。その後、住民には発信機がつけられていたことが分かります。発信機を利用して位置を探ると、多数の生命反応を発見しました。海兵隊は発見された場所の調査に向かいます。

調査に向かった海兵隊は住民たちが繭のようなものに捕らわれているのを発見します。そのうちの一人からエイリアンが胸を突き破り飛び出してきます。戦闘になった海兵隊の周りには多くのエイリアンが潜んでいました。順番に殺されていきます。助けるためリプリーは向かいますが逃げ延びたのは3人だけでした。宇宙船に戻るための船も襲われ宇宙船に戻ることができなくなります。残されたリプリーたちは居住区に避難します。

宇宙船に残されたもう一つの船を使い脱出する作戦を立てたリプリーたちはエイリアンに襲撃されます。激しい抵抗によりエイリアンは一時撤退します。医務室でひと時の眠りについたリプリーと少女は小さなエイリアンに襲われますがなんとか助かります。助かったのも束の間、停電に見舞われまたしてもエイリアンに襲撃されます。少女の案内で通気口から逃げている最中、少女が下水道に滑り落ちてしまいます。

リプリーと生き延びたもう一人の海兵隊員は船に逃げ延びます。リプリーは少女を救うためエイリアンの巣穴に向かう覚悟を決めます。救出に来たリプリーは少女を発見します。そこにはエイリアンの卵を産むクイーンもいました。船に逃げ延びたリプリーはパワーローダーというパワードスーツを操作し追ってきたクイーンと戦います。そしてリプリーは見事にクイーンを宇宙空間に投げ出し、またしても生き残ることに成功します。

エイリアン映画シリーズ第3作『エイリアン3』(1992年)

映画『エイリアン3』のあらすじ

惑星を脱出したリプリーたちはコールドスリープを施し地球を目指していました。しかし、宇宙船に乗っていたのはリプリーたちだけではありませんでした。エイリアンの卵も乗っていたのです。宇宙船では電気回路のトラブルにより火災が発生してしまいます。リプリーたち乗組員は自動で緊急脱出船に乗せられコールドスリープ状態のまま脱出させられます。脱出船は囚人を留置するための惑星に墜落します。

惑星にある刑務所から墜落した脱出船の調査のために人がやってきました。その際、同行した犬に生き残ったエイリアンが寄生します。リプリーは医務室に運ばれましたが他の乗組員は死亡してしまいました。墜落の真相を確かめるため、リプリーは乗組員の一人でアンドロイドのビショップの力を借ります。脱出船にあったフライトレコーダーを解析し、エイリアンのクイーンが卵を残していたことを知ります。

リプリーはエイリアンの存在を刑務所の所長に伝えますが取り合ってもらえません。所長はリプリーを医務室に監禁してしまいます。監禁されたリプリーと同行した男はそこでエイリアンに襲われます。男性は殺されますが、なぜかリプリーは襲われませんでした。リプリーは再度危険を伝えるため所長の元に向かいます。所長はなおもリプリーの話を信じませんでした。しかし、話の最中にエイリアンに襲われ囚人たちの前で殺されます。

危機に直面した囚人たちはリプリーのアドバイスに従いエイリアンを倒す作戦を立てます。囚人たちが作戦の準備をしている最中エイリアンに襲われてしまいます。意図しない襲撃により多くの囚人が順番に殺されていきます。リプリーはその頃、体の異常を感じていました。原因を調べるため検査を行うと自分もエイリアンに寄生していることが判明しました。そのエイリアンはなんと卵を産むクイーンでした。

寄生されていることを知ったリプリーは死を決意しますが、その前に残っているエイリアンを倒そうと新たな作戦を立てます。溶鉱炉の溶けた鉄をエイリアンにかけて倒す作戦です。被害を出しながらも作戦は進み、鉄をかけることに成功します。なおも死なないエイリアンに水をかけ急な温度変化を利用して爆発させました。最後にリプリーは自身にエイリアンを寄生させたまま溶鉱炉に飛び込みました。

エイリアン映画シリーズ第4作『エイリアン4』(1998年)

映画『エイリアン4』のあらすじ

リプリーの死から200年後、エイリアンを軍事利用するためにリプリーのクローンを誕生させそこからエイリアンのクイーンを取り出すという計画が実行されました。計画は成功しエイリアンの繁殖が進みました。エイリアンを抜き取られたリプリーは廃棄される予定でしたが、実験の対象として生かされていました。リプリーにはエイリアンの遺伝子が混ざり人間とは思えない程の、身体能力、知力、治癒力がありました。

リプリーが乗る宇宙船に新たな宇宙船がやってきます。宇宙船からは荷物が運び込まれました。運び込まれたのはエイリアン繁殖用の人間です。宇宙船の乗組員はバスケをしていたリプリーと揉め事を起こします。乗組員のひとりコールはリプリーがクローンとして生まれた理由を知っており、クイーンを殺すためリプリーにナイフを突きつけます。しかし、リプリーの体にはすでにクイーンがいないことを知り立ち去ります。

立ち去った直後にコールは拘束され、事情をしらない他の乗組員と共にスパイ容疑がかけられてしまいます。乗組員は捕らえられますが隠し持っていた武器で応戦します。その頃、繁殖したエイリアンたちは、一体のエイリアンを殺し、強い酸性の血液などを利用して捕らわれていた場所から逃走します。緊急事態の警報が鳴り響き、脱出船に逃げ込みますが乗組員たちは順番に殺されていきます。

後からやってきた乗組員たちは自分たちの船に向かいましたが、途中でエイリアンに襲われ船長が殺されます。そこにリプリーが登場し彼らを助けました。リプリーも彼らの船に同行しますが途中で自分のクローンの失敗作を発見します。ショックを受けたリプリーでしたがクローンから殺してほしいと頼まれクローンたちを焼き払います。その後、浸水した区画でエイリアンに襲われ犠牲を出しながら通り抜けます。

通り抜けた先で大量のエイリアンの卵を発見し焼き払いますがエイリアンからの反撃に合います。また犠牲を指しながらも逃げ延びましたが、同行していたひとりが裏切ります。裏切り者は扉にロックをかけ船に向かいますが、コールの活躍により妨害することに成功します。他の乗組員たちも船に急ぎます。しかし、途中でリプリーがエイリアンに連れ去られてしまいます。

リプリーは連れ去られた先でクイーンの出産に立ち会います。生まれてきた今までのエイリアンと異なる見た目を持つエイリアンはクイーンを殺してしまいます。エイリアンはリプリーを母親だと思い込んでいる様子でした。リプリーはその場を脱出し船に乗り込みます。追ってきた新種のエイリアンも乗り込んできてしまいますが、船の窓に穴を開け宇宙空間に放出します。そのエイリアンをリプリーは悲しく見送りました。

エイリアン映画シリーズ第5作『プロメテウス』(2012年)

映画『プロメテウス』のあらすじ

生物が生まれる前の地球に一体の白い人型生物が降り立ちます。その生物は黒い液体を飲みました。すると体が黒く変色し崩れ落ちてしまいます。崩れ落ちた体からはDNAが流れ出し、そのDNAを元に生物が誕生します。時が進み2089年、ある考古学者が古代遺跡を発見します。遺跡には、人間のような生物がある惑星を指さしている壁画がありました。これと似た壁画が世界各地で発見されていました。

壁画に描かれている惑星は実在して生物が存在し、人類の起源がある可能性を突き止めます。そこでウェイランドコーポレーションという会社が調査チームの派遣を決定しました。調査チームは宇宙船で惑星へと向かいました。約2年後、宇宙船は惑星に到着します。調査チームは地球で既に亡くなっているであろうウェイランド社長からのメッセージを見ます。メッセージをみたチームは惑星の調査に赴きます。

調査チームは建造物を発見し、内部で人型生物の遺体を発見します。遺体発見後、二手に別れたチームは嵐の発生により一時撤退をします。遺跡からは遺体の頭部を持ち帰り調査をすることになりました。チームのひとりが密かに黒い容器を持ち帰っていました。調査の結果、遺体のDNAが人類と同じことが判明します。人類の創造主である人型生物をエンジニアと呼ぶようになりました。

謎の容器を持ち帰ったメンバーは、その中身を仲間の男性に密かに飲ませてしまいます。翌日、二手に別れたチームの片方が戻らず連絡も取れないため調査に向かいます。戻らなかったチームは昨日、謎の生物に襲われ一人が殺されてしまいました。調査に向かったチームは冬眠状態のエンジニアを発見しますが、ひとりが体調を崩したため再度宇宙船に戻ります。体調を崩したのは謎の容器の中身を飲んだ男性でした。

体に異常が発生し危険だと判断した彼は死を選びます。残ったメンバーは血液検査を行いました。そこで死んだ男性の恋人が妊娠していると判明しました。また、お腹にいる生物が謎の生物であることも判明します。彼女は急いでイカのような謎の生物を摘出します。摘出後、彼女は密かに宇宙船に乗っていたウェイランド社長を発見し本来の目的が不老不死であることを知ります。社長に命じられ、再度調査に赴くことになりました。

調査にきた社長たちは眠っているエンジニアを起こしますが数人が殺されてしまいます。エンジニアは宇宙船に乗り地球に向かおうとしますが、調査チームが自らを犠牲にして宇宙船を止めます。なおも生きていたエンジニアは巨大なイカのような生物に襲われます。生き残った調査チームは、生物を摘出した女性とアンドロイドだけでした。最後、イカのような生物に襲われたエンジニアの体を突き破りエイリアンが生まれます。

エイリアン映画シリーズ第6作『エイリアン:コヴェナント』(2017年)

映画『エイリアン:コヴェナント』のあらすじ

人類は新しい惑星に移り住むため宇宙船でとある惑星に向かっていました。宇宙船には乗組員、2000人の入植者、1000人分の胎児を乗せていました。惑星に到着するまでの長い間、乗っている人々はコールドスリープにより冬眠状態でした。ある時、航行中の宇宙船にトラブルが発生してしまいます。それにより船長と数名の乗組員が死亡します。トラブルによって順番に目覚めた乗組員たちは宇宙船の修理に取り掛かります。

宇宙船の修理中に謎の信号を受信します。信号を解析すると人の歌声であることが判明し、発信源の惑星を調査することになりました。惑星は地球によく似た環境でした。宇宙船から小型船に乗り換え複数の乗組員とアンドロイドのウォルターが惑星に着陸します。2チームに別れ周囲を調査すると、10年前に消息不明となっていた宇宙船を発見します。一方、別の調査チームは体調不良となった乗組員を連れ小型船にもどりました。

体調を崩した乗組員は苦しんでいました。すると背中を突き破り白い謎の生物が飛び出します。その生物との戦闘中に小型船を爆発させてしまいます。別の調査チームでも体調を崩す者がいました。その乗組員からも生物が生まれます。調査チームは襲われますが、謎の男性に救われ彼の研究施設に避難することになりました。彼は消息不明となった宇宙船に搭乗していた、ウォルターによく似たアンドロイドのデヴィッドでした。

調査チームは研究施設で宇宙船に救助を頼みます。安全と思われた研究施設でしたが、これはデヴィッドの罠でした。またしても謎の生物に襲われます。その中の一人は、卵のようなものから飛び出した生物に襲われ巨大な黒い生物が誕生します。生き残った乗組員は救出に来た小型船に乗り込みます。巨大な黒い生物が小型船に掴みかかってきましたが、宇宙船に到着する前に撃退することができました。

宇宙船に戻った調査チームは安堵します。しかし、悲劇は終わっていませんでした。一人の乗組員が生物に寄生されていたのです。残された乗組員は生物を捕獲し宇宙に放り出す計画を立て、犠牲を出しながらも成功させます。全てが終わった乗組員は本来の目的である惑星に出発するためコールドスリープに入ります。そして最後の挨拶で気づきます。実はアンドロイドのウォルターは黒幕のデヴィッドと入れ替わっていたのです。

エイリアン映画シリーズのスピンオフ作品『エイリアンVSプレデター』のあらすじも紹介!

映画『エイリアンVS.プレデター』(2004年)

2004年に衛星が不可解な熱反応を南極で探知しました。ピラミッドがあることを発見し調査チームが南極に向かいます。ピラミッド内を調査中、突如動き出した壁によりチームは離れ離れになってしまいました。探索していると、宇宙人であるプレデターと遭遇します。プレデターは3体がピラミッドに潜入していました。また、ピラミッドの奥には謎の生物エイリアンの女王と無数の卵がありました。

ピラミッドはプレデターが儀式のためエイリアンと戦うための闘技場でした。それに巻き込まれた調査チームは次々と殺されてしまいます。ついに最後の一人となってしまった女性は、同じく一人生き残ったプレデターと協力して戦うことを決心します。そして、エイリアンの女王を倒すことに成功します。ピラミッドから脱出すると複数のプレデターに囲まれますが、戦士として認められ槍を渡されます。

映画『エイリアンズVS.プレデター』(2007年)

前回、エイリアンとの戦いを繰り広げたプレデターは宇宙船で移動していました。しかし、持ち帰ったプレデターの遺体にはエイリアンが寄生していました。生まれたエイリアンはプレデターを元に生まれたため、より協力なエイリアンとなりました。エイリアンに次々殺されていく宇宙船のプレデターは、最後に救助信号を発信して全滅します。操縦不能となった宇宙船はアメリカのコロラド州に墜落してしまいます。

突如あらわれたエイリアンから人々は逃げ惑います。そこに救助信号を受信したプレデターたちが訪れ、エイリアンとプレデターの戦いが始まりました。激しさを増す戦場で市民はヘリなどを使いなんとか逃げ延びます。そこに核弾頭が放たれます。エイリアンとプレデターと共に街は消滅してしまいます。

エイリアン映画シリーズの順番や時系列は?

エイリアン映画シリーズのあらすじを紹介しましたが、それぞれの映画は繋がっています。その中でも2つに分けられます。「エイリアン」から「エイリアン4」までの物語と、「プロメテウス」から「エイリアン:コヴェナント」の物語です。時系列の順番と、舞台となった年代も紹介します。

時系列の順番1:映画『プロメテウス』2089年~2093年

プロメテウスの時系列の順番はシリーズの最初です。この映画では人類の起源を調べて不老不死になるのが目的でした。そして人類の起源となるエンジニアと出会いますが、意図せずエイリアンとも遭遇してしまいます。この物語でエイリアンはエンジニアが作り出した生物兵器だということが判明します。エイリアンの物語はここから始まりました。

時系列の順番2:映画『エイリアン:コヴェナント』2104年

新たな惑星に移住するための旅でしたが、前作の生き残りであるアンドロイド、デヴィッドの思惑により宇宙船を乗っ取られてしまいました。数千の人間の体を手に入れたデヴィッドは、それを媒介に大量エイリアンを生み出そうとします。

時系列の順番3:映画『エイリアン』2122年

「プロメテウス」、「エイリアン:コヴェナント」は「エイリアン」の過去の話ですが、共通点があります。それは調査をした会社がウェイランド社であることです。正確には映画「エイリアン」では合併しウェイランド・ユタニ社ですが、同じ会社が関わりエイリアンを追い求めていました。ウェイランド・ユタニ社はエイリアンを生物兵器として利用しようと企んでいました。ここから主人公はリプリーという女性になります。

時系列の順番4:映画『エイリアン2』2159年~2179年

無事に生き残った前作の主人公リプリーはまたしてもエイリアンと遭遇し、エイリアンを持ち帰るための陰謀によって裏切られます。リプリーたちが生き残ろうと戦う中、前作に引き続きウェイランド社はエイリアンを手に入れようとします。

時系列の順番5:映画『エイリアン3』2270年

無事生き残ったかに思えた主人公のリプリーですが、エイリアンの女王に寄生されてしまいました。残っているエイリアンを倒したリプリーは、これ以上の被害を出さないために溶鉱炉に身を投げます。これによりエイリアンの被害は食い止められたかに思われました。

時系列の順番6:映画『エイリアン4』2470年

リプリーの死によりエイリアンの恐怖から解放されましたが、200年後にリプリーのクローンが生み出されます。リプリーと一緒にエイリアンの女王も生み出されていました。エイリアンの軍事利用計画は続いていたのです。エイリアンはまたしても人々を襲います。

エイリアン映画シリーズはあらすじや時系列を知ると更に楽しめる作品!

本記事ではエイリアン映画シリーズのあらすじや時系列を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?SFホラー映画の代表ともいえる映画『エイリアン』は次回作も期待されています。あらすじや時系列を確認した今もう一度映画を見直すとさらに楽しめるかもしれません。是非この機会にもう一度、エイリアン映画シリーズを見直してみてください。

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