名探偵ピカチュウのあらすじ感想ネタバレ！黒幕やラストの結末を考察

映画「名探偵ピカチュウ」が公開されましたが、今回は本作をネタバレを含めたあらすじから結末までまとめてご紹介します。事件の黒幕は一体誰なのか、どの様な結末を迎えるのかといった、気になるネタバレ情報満載です。

名探偵ピカチュウは2019年5月3日に日本先行公開となった映画で、ティム・グッドマンという主人公の少年と、人間の言葉を喋るピカチュウを中心に描かれるアクション・ミステリー作品となっています。

名前：ロブ・レターマン
生年月日：1970年10月31日(現在48歳)
出身：アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル
職業：映画監督、脚本家
監督作品：「シャーク・テイル」「モンスターVSエイリアン」「ガリバー旅行記」

ネタバレ無しの名探偵ピカチュウの予告編動画では、ティムとピカチュウの出会いやあらすじが見られます。リアルな姿で動き回り表情豊かなピカチュウの可愛さに、ネタバレを知った後でも映画を観てみたくなった人も多い筈です。

少々ネタバレになりますが、劇中では見慣れた多くのポケモンが登場しています。代表的なのがピカチュウとバトルをするリザードン、ティム達を助けてくれるフシギダネや行動を共にするコダック、そして敵か味方か不明のミュウツーなどが挙げられます。

続いては早速、名探偵ピカチュウ本編のあらすじや結末についてをネタバレと共にご紹介します。更に黒幕は一体誰だったのか、何故ピカチュウと言葉を交わす事ができるのかといった疑問点についてもネタバレしています。まだ映画を観ていない、ネタバレを知りたくないという人は、ネタバレだらけなのであらすじの閲覧にはご注意ください。

幼い頃はポケモン好きだったティムは、父親がポケモン関係の事件で多忙だった事を理由に変わってしまいます。大人になったティムの元に、父親の訃報が届きます。複雑な心境のまま父親の家を訪れたティムは、そこで人間の言葉を話すピカチュウと出会います。記憶喪失のピカチュウは父の相棒で、父ハリーがまだ生きていると言います。

ハリーの事故は偶然ではなく画策されたもので、最強のポケモンを利用した計画に気付いたハリーを葬り去ろうとした事が原因でした。ピカチュウと共に力を合わせて陰謀を阻止したティムは、ハリーの魂がずっとピカチュウの中にいた事を知ります。全てが丸く収まり元に戻ったピカチュウ達は、今度は離れる事なく親子で共に暮らすという結末を迎えます。

ハッピーエンドの結末を迎えた名探偵ピカチュウですが、続いては黒幕やピカチュウに関する疑問についてもネタバレ込みでご紹介します。事件の黒幕は一体誰だったのか、事故で死亡したとされていた父親は本当に生きていたのかといった疑問をネタバレしていきます。

黒幕はロジャーであるとされていた名探偵ピカチュウですが、物語終盤で実はその父親であるハワードが黒幕であった事がネタバレされます。車椅子生活を送っていた黒幕のハワードは、ミュウツーに乗り移る事で自らが最強のポケモンになろうとしていたのです。

訃報が届けられた父親のハリーでしたが、実は事故の際にミュウツーがハリーの魂をピカチュウの中へ移し替えていたのです。ネタバレを知ると、ハリーが生きていると信じてピカチュウと行動を共にしていたティムの傍に、ずっとハリーがいてくれた事がわかります。

名探偵ピカチュウでは人間の言葉を喋るピカチュウが話題となりましたが、会話が可能なのはティムだけでした。これは冒頭に毒ガスのRをティムが吸い込んでしまった為と思われていましたが、実はピカチュウの中にハリーが入っていたからというネタバレがあります。

驚きもありつつ感動も与えてくれる名探偵ピカチュウという映画ですが、続いてはそんな名探偵ピカチュウに関するネタバレ感想についてもご紹介します。ネタバレを知る前は不安を感じた人もいたかもしれませんが、ネタバレを見ても全体的に評価は高い映画となっている様です。

名探偵ピカチュウはポケモンに対する愛が詰まった作品であるという感想もある一方で、ネタバレを知ると離れ離れだった親子の関係性が修復されるまでのお話がきちんと描かれているという感想も見られました。一方で敵となるハワードとロジャーの親子関係も対照的に描かれており、親子で鑑賞したい映画だという感想もありました。

純粋にピカチュウが可愛かったという感想も多い様です。リアルな造形のピカチュウですが、実際にピカチュウが存在していたらと思えるほどに可愛い見た目や動きをしていたという感想がありました。ネタバレを知った上でもその可愛さを観に行きたくなる作品です。

アメリカにおいて、最も人気のある日本映画が「ミュウツーの逆襲」です。名探偵ピカチュウでもこの影響を受けたと考えられており、人間だけでなくポケモンにも自己があるのだと訴えかける作品だとのネタバレ感想も見られました。

名探偵ピカチュウは、映画「ズートピア」に似た作品であるとの感想も見られます。ズートピアのネタバレも含まれてしまいますが、異なる種族が共存する世界の中で薬によってポケモンが狂暴化し、それをバディを組んだ二人が解決するという流れが似ている点として挙げられます。

あらすじだけでも魅力満載の映画名探偵ピカチュウですが、続いてはキャストと吹き替えの声優についてもネタバレしていきます。ネタバレや結末を知った後でも、登場しているキャスト陣を知ったらもう一度映画を観て確認したくなるかもしれません。

メインとなるピカチュウを演じていたのは、俳優のライアン・レイノルズです。デッドプールを演じている事でも有名なライアンですが、本作でもピカチュウの可愛いモーションが全てライアンによるものであると考えると意外性がありそうです。

そんなピカチュウの日本語吹き替えを務めたのは、俳優の西島秀俊さんです。「アンフェア」などでも有名な西島秀俊さんですが、ピカチュウの声を演じていたとは気付かず鑑賞していた人も多かったのではないでしょうか？

主人公であるティム役を演じていたのは、俳優のジャスティス・スミスです。俳優として活動を始めたのは2012年とまだ活動歴の浅い人物ですが、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」に出演するなど、今後の活躍が期待される俳優です。

そんなティムの日本語吹き替え声優を務めたのは、俳優の竹内涼真さんです。「下町ロケット」や「仮面ライダードライブ」などで有名な人物で、竹内涼真さんが洋画などの吹き替えを担当したのは実は本作が初となっています。

ライムシティでティムが出会った刑事のヒデ・ヨシダ役を演じていたのは、俳優の渡辺謙さんです。「ラストサムライ」や「GODZILLA ゴジラ」などでも有名な人物で、数多くの有名作に出演する日本の代表的な俳優の一人でもあります。

コダックを連れたテレビ局の新人記者・ルーシー役を演じていたのは、女優のキャスリン・ニュートンです。4歳の頃から雑誌の表紙を飾るなど芸能活動をしていた人物で、「パラノーマル・アクティビティ4」などにも出演しています。

ルーシーの日本語吹き替えを担当したのは、女優の飯豊まりえさんです。「獣電戦隊キョウリュウジャー」や「きょうのキラ君」などに出演している人物で、女優業だけでなくファッションモデルとしても幅広く活躍をしています。

CNMの社長であるロジャー役を演じていたのは、俳優のクリス・ギアです。「ザ・コントロール」「アフター・アース」「シアター・ナイトメア」といった作品に出演している俳優です。

ロジャーの日本語吹き替えを担当したのは、声優の三木眞一郎さんです。「フルメタル・パニック！」などに出演している人物で、テレビアニメのポケットモンスターではロケット団のコジロウの声を担当している声優です。

CNMの会長であり物語の黒幕であるハワード役を演じていたのは、俳優のビル・ナイです。「ラブ・アクチュアリー」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」「アンダーワールド」などに出演している人物です。

ハワードの日本語吹き替えを担当したのは、声優の中博史さんです。「アークザラッド」「グラップラー刃牙」などに出演している声優で、ナレーターとしても活躍をしている人物です。

ハワードの秘書をしていたミス・ノーマン役を演じていたのは、女優のスキ・ウォーターハウスです。「あと1センチの恋」「高慢と偏見とゾンビ」などに出演している人物で、女優業以外にもモデルとしても活躍しています。

ポケモンの研究をしていたアン・ローラン博士役を演じていたのは、女優のリタ・オラです。「ワイルド・スピード EURO MISSION」や「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」などに出演しているほか、歌手としても活躍している人物です。

アン・ローラン博士の日本語吹き替えを担当したのは、声優の林原めぐみさんです。「魔神英雄伝ワタル」などに出演しているほか、テレビアニメ版のポケットモンスターではロケット団のムサシの声を担当していた人物です。

ピカチュウと戦う事になったリザードンを連れていたセバスチャンを演じていたのは、俳優の オマール・チャパーロです。「リベンジ・ファイト　相棒は天才ハッカー!?」などに出演をしています。

セバスチャンの日本語吹き替えを担当したのは、声優の三宅健太さんです。「探偵少年カゲマン」「ゾイドジェネシス」「オーバーロード」「BACCANO!-バッカーノ！-」などに出演している人物です。

ティムの友人であるジャック役を演じていたのは、俳優のカラン・ソーニです。「ゴーストバスターズ」「ラフ・ナイト 史上最悪！？の独身さよならパーティー」「デッドプール」などに出演している人物です。

ジャックの日本語吹き替えを担当したのは、声優の梶裕貴さんです。「進撃の巨人」「七つの大罪」「僕のヒーローアカデミア」などに出演している人物で、「ポケットモンスター XY」ではシトロンの声を担当しています。

ティムの祖母役を演じていたのは、女優のジョゼット・サイモンです。ジョゼット・サイモンに関する名探偵ピカチュウ以外の出演作品や画像などについては、残念ながら情報を見つける事はできませんでした。

ティムの祖母の日本語吹き替えを担当したのは、声優の犬山イヌコさんです。「みどりのマキバオー」「シャーマンキング」などに出演しているほか、テレビアニメ版のポケットモンスターではニャースの声を担当している人物です。
 

名探偵ピカチュウでDJ役を演じていたのは、テクノミュージシャンのディプロです。精力的なDJ活動をしている人物で、世界的なダンス・ムーヴメントの重要なプロデューサーとしても知られており、数々のヒット作も生み出している人物です。

DJの日本語吹き替えを担当したのは、声優の石川界人さんです。「ゴールデンタイム」「アイドルマスター SideM」などに出演している人物で、「ポケットモンスター サン＆ムーン」ではカキの声を担当しています。

ティムの吹き替えを担当していた竹内涼真さんですが、実はポケモントレーナーとしてカメオ出演も果たしています。こちらの出演は短時間であるものの、ハリウッドの現場を経験したいという夢に近付けたと語っています。

ネタバレを見ても評価が高く一つの作品としてまとまりもあった名探偵ピカチュウですが、ポケモン達の可愛さをもっと堪能したい、あの世界観をもっと味わいたいという感想も多い様です。続いてはそんな名探偵ピカチュウの続編に関する情報もご紹介します。

実は公開前には既に続編が確定しており、公開まであまり期間が空く事はないと予想されています。現時点ではまだ公開時期などのネタバレは公表されていませんが、2020年の秋頃までには公開される可能性が高いと考えられます。

こちらも情報は出ていない為ネタバレではなく予想となりますが、続編では再び悪者が登場しその悪事を暴くのではないかと考えられています。更に人気の高いポケモンであるミュウツーが、メインとなるストーリーの可能性もあるのではないかとも言われています。

続編に関しても様々な予想が立てられている名探偵ピカチュウですが、実際に映画を観た人の率直なネタバレ感想が気になるという人も多いのではないでしょうか？続いてはTwitter上での本作へのネタバレ感想も少しだけご紹介します。

公開時期の関係もありそうですが、令和になって最初に観に行った映画が名探偵ピカチュウだったという人も多い様です。それだけ多くの人が気になったタイトルであったと言えそうですし、結末を知った上で内容に満足した人も多かった様です。

本作を観て、しわしわのピカチュウにハマってしまったという声も多く見られました。可愛らしい印象の強いピカチュウというキャラクターですが、絶妙にブサイクな可愛さがツボに入ったという人が多かったのかもしれません。

本作の結末を観て、感動に涙したという声もありました。面白さだけでなく、感動も与えてくれる名探偵ピカチュウは、ネタバレを知った上でも繰り返し観たくなる作品であると言えるのではないでしょうか？

名探偵ピカチュウについて、ネタバレ込みのあらすじから結末までをご紹介しましたが、まだ作品を観ていなかったという人も実際に観てみたくなったのではないでしょうか？ネタバレを知ったからと観ないままでは、もったいないかもしれません。

続編公開までにはまだ時間がありますし、ネタバレを知らない人も鑑賞してみる事をおすすめします。既にネタバレを知る人も、ストーリーだけでなく登場するポケモンなど細かな部分に注目してみると、ネタバレ以外にまた新たな発見もあるかもしれません。