【ポケモン】ロイが嫌い・いらないと言われる理由は?W主人公のリコとも比較

アニメ『ポケモン』のロイが「嫌い」と言われるのはなぜなのでしょうか?任天堂がゲームシリーズとして制作した『ポケモン』は、広く人気を博し、アニメ展開も大成功を収めます。アニメでリコと共に主人公を務めるロイには、好意的な声とともに「嫌い」「うざい」との批判もあり、挙句の果てには「いらない」というファンも現れました。この記事では、その理由に焦点を当て、なぜロイが一部のファンから敬遠されるのかを分析します。

【ポケモン】ロイが嫌い・いらないと言われる理由は?W主人公のリコとも比較のイメージ

目次

  1. ポケモンのロイとは?
  2. ポケモンのロイが嫌い・いらない・うざいと言われる理由
  3. ポケモンのロイとW主人公のリコと比較
  4. ポケモンのロイの声優
  5. ポケモンのロイに関する感想や評価
  6. ポケモンのロイが嫌い・いらないと言われる理由まとめ

ポケモンのロイとは?

ポケモンの作品情報

アニメ『ポケモン』には、ダブル主人公のリコとロイが登場します。しかし、女の子のリコに注目が集まるのに対し、ロイは蚊帳の外に置かれています。そのため、視聴者からは「ロイはいらない」、「ロイは嫌い」、「うざい」という声が日増しに強くなっています。

そこで、この記事では、ロイが嫌い・うざい・いらないと言われる理由について考察していきますが、まずはその前に『ポケモン』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ポケモン』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

ポケモンの概要

『ポケモン』は、株式会社ポケモン(初めは任天堂)によって制作されたゲームシリーズです。このシリーズはゲームの他にも、アニメ化やキャラクターグッズ、カードゲーム、アーケードゲームなど、さまざまなメディア展開が行われ、国外でもとても人気があります。

概要のイメージ

1996年2月27日にリリースされたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が『ポケモン』の原点です。この作品は株式会社ゲームフリークによって開発されましたが、同社の代表取締役である田尻智が作品のコンセプトを考案し、自らディレクターを務めました。

『ポケモン』は、まず口コミで広がります。特に小学生たちの間で爆発的なヒットを遂げ、その後も多くの続編が制作されました。ゲーム本編だけでなく、様々な派生作品や関連作品がリリースされています。

ポケモンのあらすじ

あらすじのイメージ

不思議なペンダントを持つ少女・リコと、謎のモンスターボールを持つ少年・ロイは、ポケモンの正体が光り輝くラプラスであるとの情報を得ます。そこで、大事な何かを見つけるため、うわさの海域に向かいます。ところが、飛行船「ブレイブアサギ号」が海に着水し、海上を進んでいくと、突然霧に包まれてしまうという事態に見舞われました。

ロイのプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『ポケモン』のロイの話題に移ります。ロイは、カントー地方の離島に祖父と一緒に住んでいる、2023年版のアニメ『ポケモン』の男性主人公です。伝説のポケモンとの出会いを夢見て、冒険に出発しました。

変わった形をした金色のモンスターボールを持っており、黒髪と黒い帽子から覗く赤く染められた前髪が外見上の特徴となっています。ちなみに背丈はもう一人の主人公リコよりも低いです。

ポケットモンスターオフィシャルサイト

ポケモンのロイが嫌い・いらない・うざいと言われる理由

アニメ『ポケモン』では、しばしば女性主人公のリコが注目を独占します。ロイも物語には積極的に関わりますが、リコが中心になることが多いのが実態です。そんなロイに対し、視聴者の一部からは「うざい」「嫌い」「いらない」との声が聞かれるようになりました。

実は、ロイはいらないキャラクターなどではなく、役割がちゃんとあり、多くのファンから支持されています。彼はサトシよりも常識を持っており、ポケモンアニメのこれまでのストーリーを見る限り、もう一人の主人公、リコよりも主人公らしい印象を与えることもあります。

ロイは、サトシの冒険に同行したゴウと共通点が多いのですが、ゴウとは違って年相応の少年であり、無理をせずごく自然に振舞っています。ホゲータを手持ちにするシーンでは、ポケモンの気持ちを考えて動揺するところが描かれていました。その後、心の交流ができたことで、無事ホゲータを手持ちにすることができました。こうしたロイの人間性やポケモンへの思いやりに惹かれるファンも多いようです。

一方で、ロイには一部のファンから「うざい」「嫌い」「いらない」との声もあります。では、なぜ彼がうざい・嫌い・いらないと思われるのでしょうか?次に、ロイがこの物語に必要な存在なのか、それともいらないのか、そしてその理由についても考えてみましょう。

理由①サトシに似ている言動

嫌い・いらない・うざいと言われる一因には、ロイが主人公サトシに似た言動を取ることがあります。カントー地方の離島で暮らす少年ロイは、考える前に行動するタイプであり、そこがサトシと似ているのです。特にポケモンの話題になると、夢中になってしまう傾向があります。また島で生活しているにも関わらず、ロトムが内蔵されたタブレットを使ってリモートで授業を受ける姿も見られます。

他にもタブレットやスマートフォンを駆使して、ポケモンに関する情報を熱心に集めています。ポケモンに対する好奇心は並大抵ではありません。離島にはトレーナーがいないため、基本的にはポケモンを捕獲するより共生関係を重んじているようです。一方では、サトシのようにポケモンに寄り添うタイプでもあります。このように、ロイは行動が先行するタイプであり、内省的なリコとは対照的な性格と言ってよいでしょう。

理由②ゴウに似ている

ロイが嫌い・いらない・うざいと言われる理由の二つ目は、ロイは外見や言動がゴウに似ていることが挙げられます。二人とも褐色の肌と黒髪をしており、イメージカラーは赤です。ゴウは以前、「ミュウにたどり着くために全てのポケモンをゲットする!」という夢を抱いていました。ところが、行動が伴わなかったため、視聴者に良い印象を残すことができませんでした。

二人は考える前に行動するタイプで、猪突猛進で周囲が見えなくなることもあります。また、手持ちポケモンについても、最初に炎タイプの御三家を相棒にするなど共通点があります。そのため、「ロイはゴウの子供」という説が一部のファンの間でまことしやかに囁かれています。現在、本編では彼の祖父しか登場していませんが、将来的にはロイの両親が登場するのではないかと期待されています。

理由③レックウザに固執している

『ポケモン』作中では、ロイが伝説のポケモン「レックウザ」に執着しているシーンが目につきます。このことも、ロイがうざい・嫌い・いらないと言われる理由になっているのです。初登場のロイは、特別なモンスターボールを持っていました。その中には黒いレックウザが封じられていたのですが、解放されると、レックウザはどこかへ姿を消してしまいました。

その後、ロイはレックウザを捕まえるためにライジングボルテッカーズと共に旅立つことになりました。しかし、そうした努力にも関わらず、レックウザとの出会いはなかなか実現しません。焦りを感じながらも情報を集め続けるロイなのでした。

理由④頼りにならない雰囲気がある

ロイには頼りにならない雰囲気があります。そのことも、ロイがうざい・嫌い・いらないと入れる理由の一つになっています。デリカシーが足りず、「信頼できそう」と思わせる描写もあまりないのです。また、周囲に個性の強いキャラクターが多いため、彼の存在が薄くなってしまうこともあります。

ただし、バトル中に突然歌い出したりと、真剣に戦っていないように見えることもありますが、これは相棒のホゲータの力を高めるための行動なので、大目に見てあげる必要があります。

『ポケモン』本編でリコと行動する際、リコを守るというよりリコと共に守られている印象を受けることがあります。手持ちポケモンもそこまで強力ではないため、強敵には苦戦することもあるでしょう。それでも自ら身を挺してリコを守るような描写がないことが、頼りにならない、嫌いと思われる理由の一つとなっているのです。

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ポケモンのロイとW主人公のリコと比較

リコの方がメインの主人公?

『ポケモン』では、ロイとリコは「ダブル主人公」という位置づけですが、現時点ではリコだけが注目されがちです。物語の鍵となるペンダントはリコが持っており、そのペンダントにつながる謎のモンスターボールはロイが保有していました。結局、重要アイテムであるペンダントを持っているリコが、どうしてもメインの主人公になってしまうのです。

ロイがメインになったエピソードでは、性格がサトシに似ていることから「劣化サトシ」と揶揄されることがありました。それを避けるため、リコと組ませてダブル主人公としたのですが、結果的にはリコが多くのスポットライトを独占することとなりました。繰り返しになりますが、ロイ自体は素晴らしいキャラクターだったものの、彼を取り巻く他のキャラの個性が強すぎたため、ロイの存在感が薄くなってしまったと言えます。

リコよりロイの方が主人公らしい?

主人公のイメージ

キャラクターデザインや性格といった観点で見ると、明らかにロイの方が主人公らしいと言えます。ロイは行動力に溢れ、前向きで明るい少年です。離島で育ったため野生っぽさを感じさせますが、同時に現代の子供らしさも持ち合わせています。

陽気な性格は、ポケモンなどの子供向け作品にぴったりではないでしょうか?無茶をする傾向のあるサトシとは異なり、ロイは常識的で優しい性格なので、まさに子供向け作品の主人公にふさわしいと言えるでしょう。

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ポケモンのロイの声優

寺崎裕香のプロフィール

ここで、アニメ『ポケモン』のロイ役の声優を紹介します。アニメでロイを演じたのは、1983年8月4日生まれ・熊本県出身の女性声優、寺崎裕香(てらさき・ゆか)です。寺崎は、現在、賢プロダクションに所属し、声優だけでなく女優、歌手としても活動しています。

寺崎裕香は、小学3年生の時から地元の演技学校で演技、歌、ダンスを学び、舞台やテレビCM、広告などの子役として芸能活動をスタートさせました。当初は歌手になりたいと思っており、地元の事務所に所属してユニット活動もしていました。しかし、NHK福岡のラジオドラマに出演した時に演技の楽しさに気づき、高校卒業後に女優を目指して上京しました。大学で幼児教育を学びながら、映像関連の仕事を中心に活動していました。

その後、あるミュージカルのオーディションで当時の事務所社長から声をかけられ、声優業も始めることになりました。そして、2006年にテレビアニメ『妖怪人間ベム(第2作)』で声優デビューを果たしました。2012年には『イナズマイレブン』シリーズで第6回声優アワードのシナジー賞を受賞しました。

寺崎裕香の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『ポケモン』でロイを演じた声優・寺崎裕香の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(クーデリアほか)
  • メイドインアビス 烈日の黄金郷(ヴエコ)
  • イナズマイレブンGO(松風天馬)
  • 魔法少女大戦(有明煉華)
  • ドキドキ!プリキュア(ラケル)
  • 遊☆戯☆王5D's(龍可)
  • ジャックジャンヌ(立花希佐)
  • 新幹線変形ロボ シンカリオンZ(大曲ハナビ)
  • スキップとローファー(江頭ミカ)

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ポケモンのロイに関する感想や評価

ここまで『ポケモン』のロイが嫌い・うざい・いらないと言われる理由を中心にお届けしてきましたが、最後に『ポケモン』のロイに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

アニメ『ポケモン』のキャラクターは、アンとリコとニャオハだけでいいという方のツイートです。ロイという新たなキャラに対して警戒心を持っているようです。嫌いになりそうなキャラでさえなければいいと、控えめな希望を述べていました。

「ロイが嫌い」というかなり強烈な感情を持っているようです。ただし、誰かにとって邪魔に感じるキャラクターであっても、他の人にとっては好きなキャラクターということもあるでしょう。同じキャラクターでも人によって異なる見方を持っていることはよくあることでしょう。。

最後に紹介するのは、ロイの姿勢(スタンス)が好きという方のツイートです。ポケモンだけでなく自ら働く姿が共感を呼んでいるのでしょう。ロイの率先して働く姿勢は、彼のキャラクターの一面を表しているのかもしれません。​​​​

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ポケモンのロイが嫌い・いらないと言われる理由まとめ

この記事では、アニメ『ポケモン』のダブル主人公の一人、ロイを特集し、嫌い・いらない・うざいと言われる理由を中心に考察してきました。

まとめのイメージ

ロイが嫌い・いらない・うざいと言われる理由は、以下の四つです。一つ目はサトシに似た言動をとることで、うざく、いらないと感じてしまうようです。また熱血漢で自我が強いゴウに似ていることもことも「うざさ」を倍増させています。

また、『ポケモン』作中ではレックウザに固執する姿が目につくのですが、結局捕まえることはできず、情報収集に明け暮れています。そんなところも、視聴者にうざいと感じさせてしまうようです。さらに、彼のキャラクターが頼りにならない雰囲気を醸し出しており、「主人公としてどうなの?」という評価につながってしまいました。

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