2019年04月30日公開
2019年04月30日更新
007の敵役・ジョーズの登場作は?銀歯が特徴の不死身の殺し屋を徹底紹介
ジョーズは大人気映画007に登場する殺し屋の悪役です。殺し屋のジョーズは007シリーズの作品で過去に2作登場しており、巨大な肉体とどんなものでもかみ砕く歯を持った人物です。さらにジョーズは宇宙でも死なない不死身の肉体を持っており、007シリーズの中でも屈指の悪役といわれています。本記事ではそんな映画007に登場する不死身の殺し屋ジョーズについて俳優情報などを交えて徹底紹介していきます。
007とは?
映画「007」シリーズの作品情報
本記事では大人気映画007に登場する殺し屋ジョーズについて強靭な歯の強さや作中などの行動を映画で俳優を務めた人物などを交えてご紹介していきます。ジョーズは007シリーズの中でも非常に人気が高い悪役となっていますので、是非007ファンの方は最後まで本記事をご覧ください。ではまず初めに映画007についての作品情報をご紹介していきます。
映画「007」シリーズの概要
007はイギリスの作家であるイアン・フレミングが描いたスパイ小説を原作に制作された映画作品です。映画007はイギリス秘密情報部MI6に所属する主人公のジェームズボンドが優れたスパイ能力とハイテクアイテムを使って活躍する様子を描いた作品であり、1954年に初めて短編ドラマとして制作されました。その後007は今現在まで23作品もの作品が制作されており、スパイ映画の代名詞といわれています。
また映画007はボンドガールという美女が各作品に登場するのが特徴であり、美女とボンドの掛け合いは非常に楽しめます。そんな映画007は多くの人気を博したことからゲームや漫画などが制作されており、「アメリカ映画のヒーローベスト50」で3位に選ばれました。さらに映画007は映画や漫画に大きな影響を与えた作品であり、日本でも007に影響を受けた作品が多数制作されています。
主人公のジェームズ・ボンド
映画007シリーズの主人公はジェーム・ボンドであり、変わることがありません。ボンドは企業スパイの父とスイス人の母の間に生まれ、11歳で両親を失ってしまいます。その後オックスフォード大学を卒業したボンドは第2次世界大戦に従軍し、イギリス秘密情報部MI6の工作員を務めることになります。ボンドは各国の言葉を巧みに使うことが出来、優れたスパイとして悪に立ち向かいます。
しかしボンドはリウマチや高血圧など様々な病気を患っており、長生きすることが出来ません。そんな007の主人公を一貫として務めているボンドは007の作品によって誕生日などの設定が少し変わっています。また演じる俳優によってボンドの印象も大きく変わっています。しかしこれもまたボンドが愛されている理由であり、各作品ごとに違う顔を持つボンドが楽しめます。
007の意味とは?
映画007について映画の作品情報や主人公であるボンドの基本情報をまとめてご紹介しました。大人気映画007ですが、この「007」にはどういった意味が込められているのでしょうか。ここからは映画007のタイトルにある「007」について読み方や意味をご紹介していきます。
007の読み方
007の読み方ですが各国で読み方が変わっています。英語圏では007を「ダブルオーセブン」と読んでおり、日本では「ゼロゼロセブン」と読んでいます。またドイツでは「null null sieben」、フランスでは「zero zero sept」と読まれており、特に読み方について決まりはないようです。
007はコードネーム
007の主人公であるボンドは任務遂行中の殺人を許可される殺人許可証のライセンスをイギリス秘密情報部MI6に発行されています。このボンドに付けられた007というのMI6にある00セクションに所属する7番目のエージェントという意味があり、007はコードネームとなっています。またボンド以外にも00という頭文字が付いたコードネームを持つスパイがMI6に存在しています。
007のジョーズとは?
ジョーズの登場作品
これまで映画007についてどのような作品なのかという基本情報や007の意味などについてまとめてご紹介させて頂きました。ではここからは本記事での主役である不死身の悪役ジョーズについて登場した作品やジョーズの魅力などを一挙まとめてご紹介していきます。
007 私を愛したスパイ
ジョーズが初めて登場した007の作品は1977年に公開された「007私を愛したスパイ」です。007私を愛したスパイはライバルであるスペクターと戦ったボンドとソ連のスパイであるアニヤ・アマソワが協力し、ストロンバーグの核攻撃を阻止する姿を描いた物語となっています。ジョーズはこの作品に登場した際に強靭な銀歯や巨体が強い印象を与え、瞬く間に大人気悪役となりました。
007 ムーンレイカー
ジョーズが登場した2作目の007は1979年に公開された「007ムーンレイカー」です。007ムーンレイカーは初めて宇宙を舞台にした作品となっており、公開前から「遂にボンドが宇宙へ進出した作品」として注目を浴びました。またこの作品は非常にスピーディーで迫力ある物語となっており、007シリーズの中でも屈指の名作といわれています。この作品でもジョーズは不死身の肉体と強靭な歯の強さを見せつけました。
何があっても不死身
ボンドの命を狙うジョーズは列車から落ちても崖から落ちても死ぬことが無い不死身の肉体を持っています。またロープウェイでボンドを狙った際、ロープウェイが大破しても不死身なので死ぬことがありません。さらに高い上空から落下しても死ぬことが無い不死身の人物です。何度倒しても死なない不死身の殺し屋ジョーズはボンドを一番苦戦させました。
硬い銀歯の破壊力
不死身の肉体を持っている殺し屋ジョーズには強靭な破壊力を持つ銀歯を持っています。ジョーズはギザギザの銀歯を使って太いロープなどどのような物でも噛み切ってしまいます。さらにジョーズはその強靭な銀歯を使ってなんとサメを噛み殺します。不死身の肉体と強靭な銀歯を持つジョーズはまさに化物といえる存在です。
最終的には味方となる
敵役であるジョーズはムーンレイカーの作中でドリーという女性に恋をします。するとジョーズはドリーに恋をしたことで改心し、ボンドの味方になるのです。007シリーズにおいて最後まで死なずに味方となる悪役は極めて珍しく、ジョーズは異色の存在となっています。この最後に味方となってボンドを助ける姿もジョーズが人気を集める理由となっています。
ドリーとの恋愛関係が好評
殺し屋のジョーズはムーンレイカーの作中でドリーという女性に助けてもらい、恋に落ちます。そしてこの恋でジョーズは改心し、敵を裏切ってボンドと共に戦います。その後ジョーズとドリーは爆発する宇宙都市で心中することを決意し、シャンパンを乾杯します。そしてジョーズはグッドポーズを決めて永遠の愛を誓います。
もちろん宇宙都市が爆発しても不死身であるジョーズは死にません。またムーンレイカーの最後の台詞でドリーも生存していることが判明しました。恋の力でボンドの味方となったジョーズは多数の007ファンから愛されることになりました。
007のジョーズ役の俳優&画像
ジョーズ役の俳優はリチャード・キール
ここまで映画007に登場する不死身の悪役ジョーズについてその強さや作中での行動などをご紹介させて頂きました。ジョーズは最後ボンドの味方となり、最愛の彼女ドリーと共に永遠の愛を誓うのでした。ではここからは映画007でジョーズを演じた俳優のリチャード・キールについてご紹介していきます。
俳優・リチャード・キールの経歴
ジョーズを演じた俳優はアメリカの俳優であるリチャード・キールです。リチャード・キールは1939年9月13日にデトロイトで生まれた俳優であり、2m18cmという巨体の持ち主です。このことからリチャード・キールは世界一巨体な俳優と呼ばれています。そんなリチャード・キールは俳優を続ける中で1992年に事故で平衡感覚に支障をきたしてしまいます。その後2014年9月10日に74歳で死去し、多くのファンは涙しました。
俳優・リチャード・キールの出演作品
リチャード・キールは元々ドラマ界で活躍していた俳優であり、「風雲クロンダイク」や「事件記者コルチャック」などの作品に出演しています。1961年に「幻の惑星」で映画俳優デビューを果たし、「名犬ラッシーの大冒険」や「大陸横断超特急」など数々の映画作品に出演することになりました。また007で2作連続した俳優はリチャード・キールだけであり、007シリーズの中でも最も有名な俳優と呼ばれています。
007のジョーズが登場したゲームとは?
ゲーム「ゴールデンアイ 007」
007シリーズの一つである「ゴールデンアイ」は1997年にニンテンドウ64でゲーム化されています。ゴールデンアイのゲームは映画ゴールデンアイの物語を忠実に再現し、オリジナルストーリーを組み込んだゲームとなっています。また本記事の主役であるジョーズもゲスト登場しています。そんなゲームゴールデンアイは800万本売り上げるほど人気を博し、今現在人気を集めるFPSゲームの礎を築いたゲームとなりました。
007に関する感想や評価は?
#お前らが嫌いになれないと思った悪役の画像くれ
— ドライゼ (@Dryize_USP) February 3, 2018
007シリーズのジョーズ
殺し屋のクセに何だか抜けてて、嫌いになれないというか憎めない感じ(笑)。
2作品連続で出た上に、最後は恋人まで出来ちゃうというある意味特別な悪役w pic.twitter.com/XYIlMTadSH
ジョーズは当初悪役としてボンドと敵対していました。しかしドリーという少女に恋をしたことでジョーズは正義の味方へと変貌を遂げます。そして最後ジョーズはドリーと共に心中します。このシーンを観た視聴者からはジョーズは敵役でありながらどこか憎めないキャラクターだという感想が多く寄せられていました。
ジェームズボンド渋い
— 颯季 @凛ちゃん (@gDFy1NJaoiYKYuC) May 19, 2015
007シリーズすき pic.twitter.com/N06zDKMRAr
007の主人公であるボンドはシリーズごとに俳優を変更しています。しかしボンドを演じる俳優はどれもダンディでかっこいい容姿をした人物ばかりであり、非常に魅力的です。007に関する感想ではボンドが渋いという感想が多く見受けられました。
今日の映画は007は二度死ぬです。舞台が日本でボンドガールが日本人という唯一の作品です。この作品を見てて、毎回思うのは外国の人はスーツ姿がよく似合う!自分もいつかスーツが似合う中堅芸人になりたい! pic.twitter.com/SuMGboadu5
— シンカー JUMPまつけん (@ON141FWv2zaICVZ) May 8, 2018
映画007に関する感想には日本人のボンドガールに注目する感想も寄せられていました。実は映画007には「007は二度死ぬ」という日本を舞台にした作品があります。「007は二度死ぬ」では忍者も登場しており、非常に日本人受けが良い作品となっています。本記事をご覧の方は是非「007は二度死ぬ」をチェックしてみてください。
007の不死身の殺し屋ジョーズまとめ
本記事では映画007に登場するジョーズについて徹底紹介させて頂きました。ジョーズは最初悪役として登場し、ボンドを苦しめました。しかしジョーズは最後改心し、ボンドと共に戦います。007シリーズの中でも極めて珍しいキャラクターであるジョーズは恋の力で正義の味方となる姿から多数の007ファンから愛されています。