ローグワンのダースベイダーが強すぎる!ラストの登場シーンと感想ネタバレ

映画『ローグワン』はスターウォーズのシリーズのスピンオフ作品です。スターウォーズ・エピソード3とエピソード4の間をつなぐ作品として制作されました。予告編から登場するダースベイダーはスターウォーズファンには嬉しい演出で、公開前から期待されました。この映画『ローグワン』をネタバレのあらすじを紹介しつつラストシーンまで映画の内容に迫ります。またみんなの感想も紹介して、ダースベイダーの強さなど魅力を紹介します。

ローグワンのダースベイダーが強すぎる!ラストの登場シーンと感想ネタバレのイメージ

目次

  1. ローグワンとは?
  2. ローグワンのダースベイダーは強い?
  3. ローグワンのあらすじ・ラストシーンネタバレ
  4. ローグワンの見どころ解説
  5. ローグワンのダースベイダーの声優は誰?
  6. ローグワンに関する感想や評価は?
  7. ローグワンのダースベイダーや感想ネタバレまとめ

ローグワンとは?

スターウォーズシリーズの映画『ローグワン』はいったいどのような作品なのでしょうか?今回は映画『ローグワン』について紹介していきます。また『ローグワン』に登場するダースベイダーについても詳しく紹介します。ラストシーンを含めたネタバレのあらすじや、映画を鑑賞した人の感想を交えつつ映画『ローグワン』とダースベイダーに迫っていきます。

スターウォーズのスピンオフ作品

『スターウォーズ』シリーズは、1977年に初めて劇場公開された『スターウォーズ 新たなる希望』からすでに40年以上の時間が経過しても、なお進化し続けて新作の映画を公開している作品群です。シリーズは全9部作ですが、その途中の話を補完する意味合いをもって制作された作品が今回の『ローグワン』です。時間軸としてエピソード3とエピソード4の間に位置していて、エピソード4の10分前までを描いています。

スピンオフ作品としては以前に『イウォーク・アドベンチャー』を2作制作していますが、本編と関係のない話でした。そのため、本編のシリーズに密接にかかわる作品としてのスピンオフは『ローグワン』が初めてともいえます。デス・スターが帝国の手によって製作されていく最中に、それを阻止しようとする反乱軍の活躍を描いています。終盤のダースベイダーやレイヤ姫、ターキン提督の登場は初期の映像を彷彿とさせます。

ローグワンの予告動画

映画『ローグワン』の予告映像です。スターウォーズファンの心をくすぐる映像が予告の映像の中にもちりばめられています。スピンオフ作品の第1作目ですが、これにより30年以上前のスターウォーズ第1作である『スターウォーズ 新たなる希望』の伏線を回収しています。そしてスターウォーズの象徴ともいえるダースベイダーも『ローグワン』の予告の中に登場しています。

ダースベイダーの存在はスターウォーズの中では圧倒的で、劇場で『ローグワン』の予告が流れた時に、興奮を覚えたファンが多くいました。本編への興味を引く予告としてはとてもファン心理をつかんだ予告映像です。また、これをきっかけにスピンオフの2弾目として『ハン・ソロ』が作られています。すべてがスターウォーズの主軸を補填する話になっているので、スターウォーズを深く理解するには必見の作品です。

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ローグワンのダースベイダーは強い?

映画『ローグワン』でもダースベイダーは、圧倒的な存在感で暴力と恐怖の象徴のように描かれています。スターウォーズを語る上で最重要人物とも言っていいダースベイダーですが、どのようなキャラクターなのでしょうか?今回のストーリーでは露出の機会は多くありませんが、ダースベイダーをよく知ることで、スターウォーズを楽しむことができます。

ダースベイダーの基本情報

スターウォーズにおいて、正義の反乱軍と悪の帝国軍というはっきりとした色分けがされています。その悪の帝国軍に属しているフォースを操る元ジェダイ騎士がダースベイダーです。小さい頃に見いだされて、ジェダイになるべく修行を重ねましたが、帝国軍の皇帝によって怒りや憎しみに心を支配されて、シスの道へと堕ちていきました。

エピソード4で対峙するオビ・ワンはかつての師匠であり、その弟子のルークは実の息子です。且つ、『ローグワン』の最後に追い詰めるレイア姫は実の娘でもあります。独特なマスクは生命維持装置でもあり、このマスクなしでは生きることができないほどの大けがを過去に負いました。

ダースベイダーの強さ

帝国軍の中でも皇帝の右腕として働いているので、地位はかなり高いです。そのため上司の重圧感は持っていますが、それ以上にみんなが恐れる力を秘めています。フォースの使い手であり、そのフォースを操ることによって遠隔で物を移動させたり、人の心を操ることができます。ライトサーベルという剣の腕もたち、ライフル銃などでは太刀打ちできません。絶対的パワーの持ち主として映ります。

登場は2回のみ

ダースベイダーが『ローグワン』に出てくる回数は2回のみと少ないです。ダースベイダーのアジトとみられている惑星ムスタファーでの様子と、ラストシーンの反乱軍の戦艦に乗り込んでくる場面です。しかしこの2回ですがスターウォーズファンには内容の濃い演出となっています。

惑星ムスタファーは若きダースベイダーが師匠のオビ・ワンと戦い敗れた惑星でした。ここは元々シスの寺院があった場所で、シスの中核を担う惑星でもあります。しかし、エピソード3とのつながりが見えることが、ファン心理をくすぐります。象徴であるダースベイダーのマスクを外していたことがよりファンを賑わせているようです。頭部の激しい損傷は昔の登場シーンを彷彿させ、その面影が若きダースベイダーの頃を残しています。

また、最後のベイダーの立ち居振る舞いは初期のスターウォーズをトレースするように作られているので、昔の作品を知っていればいるほど、粋な演出に心が震えた人も多くいました。独特な呼吸音と赤いライトサーベルは30年以上の時をも見事に打ち砕いています。

ダースベイダーが与える絶望感

『ローグワン』は往年のスターウォーズファンが持つ、ダースベイダーのイメージや感想に対して真摯に向き合い、制作されています。ダースベイダーは悪の象徴であり、強く冷徹でとても巨大な存在です。この感想から外れないダースベイダー像が、素直にまた増幅して作られています。下の映像は『ローグワン』の最後の戦闘シーンです。

見る側にとっては圧倒的な力を見せつけられます。しかし、この映像の中に出てくる反乱軍兵士の顔はダースベイダーの登場と共に絶望感で満たされています。私たちが持つ感想以上に彼が感じたダースベイダーのインパクトは大きいでしょう。ブラスター銃が効かず、手を出すことができない状況で歩みを止めることなく向かってくる巨悪に絶望以外の何の感想もありません。

『ローグワン』におけるダースベイダーの役割

前述した通り『ローグワン』にはダースベイダーの登場は2回しかありません。ジンとキャシアンらの物語がメインです。しかし、この作品はエピソード4へつなげるための作品です。そのため多くの事柄が次の作品へブリッジをしていく必要があります。ダースベイダーもその一つです。過去の作品においてダースベイダーに対して作られたイメージは「恐怖・冷徹・強い」が多くを占めています。

そのイメージを最大限増幅してエピソード4へバトンを渡す必要がありました。そのため、過去の作品のとおり身内である帝国軍の将校など目下の存在への威圧感は強く、その状況も今作で描かれています。弱点など一つもなく絶対的な存在という感想を見る人に与えることが今回のダースベイダーの役目でもありました。そのため過去の作品よりも強さを強調して描かれています。

ローグワンのあらすじ・ラストシーンネタバレ

映画『ローグワン』のあらすじをラストシーンまで順を追って紹介します。『スターウォーズ』シリーズに密着に関係していて、この映画の続きがそのままエピソード4へと続いていきます。この『ローグワン』は他を知らなくても、楽しめる作品でもあります。しかし、あらすじを知っておくとさらに展開を楽しめます。ラストシーンまでネタバレありのあらすじを紹介します。

あらすじネタバレ:ジン・アーソ

惑星ラ・ムーの人里離れた場所で静かに暮らしていた科学者ゲイレン・アーソのもとに、ある日帝国軍のシャトルが飛来しました。それを見たゲイレンは妻のライラ・アーソと娘のジン・アーソを逃がしました。帝国軍は制作中の兵器の完成を急いでおり、ゲイレンを必要としていました。それを察していたゲイレンは愛する家族を守るために、家族を逃がし、自らが帝国軍と対峙をしようとしました。

しかし、妻のライラは夫を案じ、ジン・アーソを一人隠し帝国軍の追手であった、デス・スター計画責任者であった高級将校のオーソン・クレニックに銃を向けます。けれども、彼女は悲しくも返り討ちにあい、絶命してしまいます。ゲイレンも抵抗しますが、連行されてゆきます。残ったジンは反乱軍の過激派で知られるソウ・ゲレラに救出されます。

あらすじネタバレ:キャシアンとの出会い

数年後、成長したジンは、惑星ウォバニにある帝国軍の強制労働収容所に連行されていました。そこへ反乱軍が救出に訪れます。ジンも身近な兵士を倒し、帝国の手から逃げることができましたが、すぐに帝国軍のドロイドであるK-2SOに捕まってしまいます。しかし、K-2SOは反乱軍側の兵士であるキャシアン・アンド-によってプログラムが変更されており、捕まったジンは反乱軍の拠点であるセヴィン4へ連れていかれます。

キャシアン・アンドーは反乱軍の情報将校でしたが、彼は帝国軍のデス・スター建設計画の情報をつかんでいました。それを公の場で明るみに出そうとします。帝国軍スパイがジンの父ゲイレンのメッセージを持ってソウ・ゲレラに捕まっていました。ゲレラも反乱軍の一員ですが、アンドーが属する組織とは関係がうまくいっていませんでした。そこで、ゲレラと面識があるジンを仲間にして、ゲレラとの交渉に向かいます。

あらすじネタバレ:ジェダイの聖地

ソウ・ゲレラや反乱軍の過激一派がアジトを置いている惑星ジェダに向かうジン達一行ですが、この場所はジェダイの聖地のひとつでした。しかし今では星の上空にはスターデストロイヤーが浮かび、街にもストームトルーパーなど帝国軍の兵士が溢れていました。敵を避けて行動をしていましたが、帝国軍と交戦になります。ブラスター光線の飛び交う中で取り残された子供を助けようとしたジンは敵兵に囲まれてしまいます。

そのジンを救ったのが盲目の男であるチアルート・イムウェでした。彼はチアルートはフォース(理力)を信奉するウィルズの守護者であり、格闘技の達人でした。彼とその相棒ベルズ・マルバスの助力もあり持ちこたえられますが、最終的にゲレラの部隊がその場を制圧し、ジン達一行をゲレラのアジトへ連行します。一行はジンを除き牢屋に入れられ、ジンはゲレラと対峙することになります。

あらすじネタバレ:メッセージ

ゲレラとジンは、ジンが16歳の時に戦闘の最中に生き別れになって以来でした。もとはゲレラの元にいたジンに今回帝国軍の貨物船操舵手であるボーディが持っていたホログラムを見せます。それはジンの父ゲイレンのホログラムでした。彼はジンの事を「私のスターダスト」と呼び、身を常に案じている様子がうかがえました。そして、デス・スターの反応炉を攻撃すると大爆発を起こすように仕掛けを作ってあると証言しています。

デス・スターの弱点と共にその設計図が必要となりますが、デス・スターの設計図は惑星スカリフのシタデルタワーにあることもゲイレンは伝えていました。しかしその頃その上空ではターキン提督がデス・スターの完成を急がせると共に、情報の漏えいを恐れるために惑星ジェダをターゲットにしてデス・スターのレーザー砲のテストを行いました。

空から降りかかるデス・スターのレーザー砲は惑星ジェダの古都を正確に狙い撃ちしてきました。なすすべなく消えゆくジェダの人とそれを飲み込んでいく爆炎はゲレラのアジトにも迫ってきました。ゲレラは体も不自由で逃げるには時間がありません。星と共に運命を終えることを心に決めます。ジンら一行は間一髪のところでハイパースペースに突入することができて、命拾いをしました。

あらすじネタバレ:反乱軍の攻撃

ジンの父であるゲイレンの真意がわかりデス・スター計画阻止の為に父親との接触を図ろうと惑星イードゥの潜入任務を履行しました。激しく降る雨のなか、帝国軍の施設前ではクレニックがゲイレンを含めた研究者を並ばせていました。裏切り者のあぶり出しを行っていましたが、ゲイレンが名乗り出るもその他の研究者を殺害しました。その時ゲイレン殺害をもくろむ反乱軍の飛行艇が空爆を行いゲイレンは致命傷をおってしまいます。

クレニックは空爆の被害は免れその場を後にしていきます。目の前で父が息も絶え絶えの状態になってしまい戸惑いを隠せないジンに対して、ゲイレンはデス・スター設計図のありかを伝えます。遠のく意識のなか娘を「私のスターダスト」と愛を込めて呼びかけ、帰らぬ人となりました。反乱軍ないの連係ミスが起こした悲しい結末になりました。

ラストシーンネタバレ:傷心するジン

子供のころに生き別れになった父と再会を果たすも、それが今生の別れとなってしまったことで、ジンは心に大きな傷を負います。傷心するジンを連れて反乱軍の基地に戻るが、そこには圧倒的な戦力差に弱腰になってしまっている面々がいました。会議は降伏をも視野に入れた意見が出るほどで、そんな中核の人たちの態度に失望しその場を後にしました。

父であるゲイレンの意志を受け継ぐためにもジンは前へ進みます。そしてその気持ちはジンだけでなくキャシアンや他の同志も共有していました。帝国軍のシャトルに乗り込み惑星スカリフへ向かおうとする機体に管制室からコンタクトがありました。無許可の発進に所属の確認を求められると「ローグワン」と返答して飛び立ちました。

ラストシーンネタバレ:惑星スカリフ

帝国軍の輸送船に偽装してジン達は惑星スカリフに着陸します。ボーディが相手を引き付けいるあいだに他の人は機体から外へ忍び出ます。シタデル・タワーで設計図を盗み出す役をジンとキャシアン、K-2SOが担当し、外での援護をチアルートやベルズが受け持ちます。そして一緒に来た反乱軍の同志でX-ウィングは空中でのバトルへ突入していきます。

ラストシーンネタバレ:戦闘の始まり

敵の侵入に気づき惑星への侵入を防ぐべくシールドを閉じる帝国軍でしたが、いくつかの機体は侵入に成功して帝国軍を攪乱します。しかし、そのシールドが閉まってしまったことで通信の容量も狭まってしまい、設計図を手に入れても送ることが困難になってしまいました。シールドの解除と設計図の奪取と送信に奮迅するも一人、また一人と反乱軍兵士は命を落としていきました。

ラストシーンネタバレ:スターダスト

ジン達3人はタワー内に潜入して設計図を探します。設計図が保管されている書庫にたどり着くも迫る帝国軍兵士に押されていきます。K-2SOは2人を守るために敵兵を道ずれに自爆をしました。散り行く友のためにも必死で探す2人は「スターダスト」という名のデス・スター設計図を手に入れます。その後タワー上部のアンテナから送信を図るも、クレニックにいつかれて絶体絶命のピンチを迎えます。

クレニックに撃たれ、階下に落ちていったキャシアンを心配する時間もなく、ジンはクレニックに詰め寄られます。あわやこれまでという時に、落ちていったキャシアンがクレニックの背後から彼を襲撃します。これにより無事にデータを惑星の外へ送ることができ、目的を果たすことができました。しかしターキン提督の指示の下スカリフはデス・スターのレーザー砲によって宇宙のチリと化すのでした。

ラストシーンネタバレ:レイア姫

ジン達の送信したデータはスカリフ上空にいた反乱軍の戦艦で受信されます。しかし、データ漏えいを阻止するためにダースベイダーが艦内に侵入してきました。ダースベイダーの強さの前に反乱軍は歯が立たず、抵抗むなしく制圧されます。データを手にしたレイア姫はダースベイダーが来る前に別の戦艦で脱出を図り、オルデラーンへ向かうのでした。

ローグワンの見どころ解説

『ローグワン』にはいくつも見どころがあります。この作品のみの見どころやシリーズ化されているスターウォーズ作品との差異での見どころなどが点在しています。映画『ローグワン』を形作っているパーツでもありますので、鑑賞時のガイドにもなる見どころをいくつか紹介します。

オープニングロールがない

スターウォーズシリーズで象徴的なものとして、冒頭の宇宙空間に黄色い文字がスクロールしていくものがあります。これは初期のスターウォーズからあり、エピソード4の始めの文章で『ローグワン』の出来事が記されています。このオープニングロールはファンにとって必要なアイテムでしたが、それがありません。そのため助走なく本編に突入するような印象を与えます。

バランスのよい新キャラ

往年のキャラクターであるダースベイダーやターキン提督、レイア姫やモン・モスマなどは既出の為に彼らのイメージは大切にしてあります。そしてその上で今回のキャラクターの設定が行われましたが、性別や性格、体格や人種など多岐にわたって配慮されてキャスティングされているように思われます。女性の主役で悲しい境遇にさらされてきたジンは、設定がしっかりと作られています。

また、今回の作品でとくに注目すべきはチアルート・イムウェです。ジェダイにあこがれ修練を積むもジェダイになる事ができないという現実を人生で体現しています。そのため攻撃が銃ではなく武術という自らの体を使った物であり、今までのスターウォーズにはないキャラクターでした。アジア出身の役者がメインキャストで選ばれているのことも印象的です。

悪としての帝国軍

冷徹非道なダースベイダーをはじめ絶対悪としての帝国軍がしっかりと描かれています。『ローグワン』は続くエピソード4への布石であり、目的であるデス・スターの設計図奪取は成功しますが、結末はとても悲しいものです。これでもかと非情に追討ちをかけてくる帝国軍の行為は悪のイメージそのものです。この後に帝国軍が滅ぼされる結末を知っているからこそ、鑑賞者に帝国軍の強いイメージを植え付けています。

デス・スターの弱点

エピソード4を鑑賞したならば多くの人が持つ感想の一つに、デス・スターの弱点があまりにも情けないというのがあります。あれほどの規模で作り上げられている人工要塞がなぜ1発の爆弾で大打撃を受けなければならなかったのかがポイントでした。今回は始めから誘爆するように設計されていた事実が公になっています。過去作品を補う形ですが、なぜ弱点なのかを詳しく説明した作品です。

悲しく切ない死の描写

今回の映画は犠牲を描く必要がありました。デス・スターの弱点を得るための計り知れない代償として、名もなき戦士たちの死がありました。そこには一人一人にドラマがあり、死に際を丁寧に描くことで、本編中で語られるそれぞれの過去と思いが効果的に効いています。特にジンとキャシアンの浜辺での最後は切なく、クレニックの死は無残なイメージを発しています。

情景描写が美しい

『ローグワン』の見どころの一つに奇麗な情景が挙げられます。ロングの画で見せることで広い世界観を演出していますが、特に美しいのは惑星スカリフです。どこまでも続く透き通った青空と奇麗な海。白い砂の上で繰り広げられる壮絶な戦闘は醜美の対比が無情のコントラストを描いています。ジンとキャシアンの最後は、この映画を象徴するようなカットで、鑑賞後にもしっかりと脳裏に焼き付くほどの画です。

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ローグワンのダースベイダーの声優は誰?

外国映画を鑑賞する場合、字幕での鑑賞と日本語吹き替え版での鑑賞の仕方があります。字幕版と日本語吹き替え版では違った印象を与えてくれます。日本語吹き替え版では、日本人の感覚で抑揚をつけてくれたりと、なんとも親しみぶかい味のあるキャラクターへと変化します。字幕版と日本語吹き替え版、両方とも楽しんでみてはいかがでしょうか?

ダースベイダー役の声優・楠大典

映画『ローグワン』のダースベイダーを務めている声優は楠大典(くすのきたいてん)です。アミュレート所属の声優です。もともとスターウォーズのダースベイダーの声優は大平透が長年務めてきました。しかし大平透が体調を崩してからは楠大典がダースベイダーを担当しています。『スターウォーズ 反乱者たち』シーズン2から代打で参加し大平死去以降ダースベイダーを担当をしています。

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ローグワンに関する感想や評価は?

ここでは『ローグワン』を見た人の感想を紹介します。あらすじなどを説明しただけでは感じられない、見た人が持つことをできる感想はとてもインパクトを持っています。今作はやはり往年のファンはダースベイダーへの感想が多いです。また初めて見る人もダースベイダーがもつ恐怖にたいして感想を持つようです。この物語は感想からも推察できますが、やはりダースベイダーが大きなウェイトを占めています。

この感想はダースベイダーの絶対的な威圧感はとても効果的に演出されていることがわかります。初見で気圧される人が多かったです。真黒なスーツに身を包んだダースベイダーは非情で硬く、冷たくそして何よりも強く見えます。同様の感想を持つ人が多いようで、この赤いバックにダースベイダーが浮かび上がっている画像はネットで多用されています。

ダースベイダーの反乱軍艦船内での格闘は小学生の娘さんにはあまりにも強烈な印象を与えたようです。子供は素直な気持ちで作品をみます。邪念や知識が少ない分、映画本来の情報で鑑賞をします。その子供が言葉を失うほどのダースベイダーのくだりは、製作者サイドからしたら大成功でしょう。感想よりも言葉を失うという状態がダースベーダーのインパクトの強さをあらわしています。

この感想は素直な出演者の気持ちが汲める感想です。ライトセーバーと言えばダースベイダーとルークが対峙するときに用いられたものです。確かにルークは初心者だったこともあり剣さばきは上手ではありませんでした。ダースベイダーやドゥークー卿は達人です。しかし、ルーク役のマーク・ハミルがチアルートを指したのは面白いです。確かに演じたドニー・イェンは武道の達人で剣技も一流の役者です。

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ローグワンのダースベイダーや感想ネタバレまとめ

今回は、ダースベイダーやネタバレしているあらすじや鑑賞者の感想から『ローグワン』を紹介しました。シリーズ化しているスターウォーズの作品群の中で、狭間を埋めるように制作された『ローグワン』ですが、この作品の意味はとても重要な位置にいました。エピソード4冒頭の字幕ではたった一言で片づけられてしまっていた出来事でしたが、そこには大勢のドラマと死が存在していました。

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