ローグワンの意味とは？タイトルに隠された秘密やメンバーやキャストも紹介

スターウォーズと聞けば、知らない人はいない、言わずと知れた大ヒットシリーズです。「ローグワン」はそのスターウォーズのスピンオフ作品で、「デススター」という最大の破壊兵器の設計図を奪おうとする正義の反乱軍とそれを阻止する悪の帝国軍との壮絶な戦いを描いた物語になります。

本作が2016年に公開されると、たちまち大ヒットとなりました。監督は、ギャレス・ジェームズ・エドワーズ、主役のジンアーソはフェリシティジョーンズが演じています。今回は、映画ローグワンのタイトルの意味を明かしつつ、メンバーやキャストも紹介していきます！

ローグワンというタイトルの意味とは何でしょうか？また、ローグとは一体どんな意味が隠れているのでしょうか？ここではローグワンに出てくる様々なローグの意味を紹介していきます。物語のローグの意味を知ることで、本作をより一層楽しめること間違いなしです！

それではここから、ローグの意味について探っていきます。そもそも、ローグの意味とは何でしょうか？英語表記だと「rogue」と書きます。その意味は、ならず者、悪党、一匹オオカミ、などがあります。ですので、ローグワンというタイトルが意味することは、本作が、ならず者たちの集まりであることがです。それでは、ここからさらに詳しく物語の中のローグの意味を探っていきます。

まず第一のローグ。それは、コールサインです。スターウォーズシリーズの「スターウォーズエピソード５帝国の逆襲」で、主人公ルークスカイウォーカー率いる飛行部隊が「ローグ中隊」という名前でした。そして、本作ローグワンに出てくる、主人公が率いている、ならず者たちの分隊の名前が「ローグワン」なのです。

さらに、忘れてはならない重要なローグ、それは、ローグワンの主人公であるジンアーソです。彼女は幼い頃に親元から離れ、１５歳から窃盗や傷害、暴行などの事件を繰り返してきたアウトローの一匹オオカミです。誰もが手を焼く、超がつく問題児でした。そんな彼女自体が最強のローグと言えます。タイトルの意味は彼女の存在も示しています。

さらに、主人公ジンアーソをとりまく、その他のメンバーたちもローグなメンバーばかりです。気性が荒く、荒くれ者のボディールックや、過激な戦術ばかり得意とするソウゲレラなど、ローグワンは、決して真っ当には生きてこられなかったであろう、ならず者メンバーが集まった、彼らの物語なのです。そしてローグなメンバーだからこそできる満身創痍の戦いを見せてくれるのです！

ローグワンには、様々なローグの意味が潜んでいるということがわかりました。飛行部隊の名前や主人公ジンアーソの性格、ジンアーソの周りのならず者メンバーなど、数々のローグの意味が散りばめられていました。このように、ローグワンというタイトルの意味を探るだけでも、本作は非常に奥深い作品だということがわかります。

そして、このような意味の他にも重要なローグがあります。それは、ローグワンという映画自体がスターウォーズ本編のスピンオフ映画ということです。本作の時代背景はスターウォーズのエピソード3と4の間に当たります。この物語は、メインではない、ならず者のローグたちの視点から見たスターウォーズの世界なのです。そして、それはまさに、この物語自体がローグということを意味しているのです！

さて、ここからは、ローグワンのローグなメンバーたち、またそれらを演じているキャストについて紹介していきます。ローグワンは主人公ジンアーソを筆頭にまさにローグなメンバーばかりです。彼らがどのような人物なのかを知ることで、ローグワンの世界、ローグの意味をより一層楽しむことができます。

まず、主人公のジンアーソです。彼女は孤高の女戦士で、幼少期から何らかの理由で親元を離れ暮らしてきました。天才科学者ゲイレンアーソの娘ですが、窃盗や傷害などの様々な問題を起こし、まさにローグな生き方をしてきました。この孤高の女戦士ジンアーソがアウトロー軍団のローグワンを率いて、デススター設計図の強奪に挑んでいくのです。

主人公のジンアーソのキャストはフェリシティジョーンズです。 イギリス出身の女優で、出演作は「博士と彼女のセオリー」、「インフェルノ」などの人気作です。「博士と彼女のセオリー」ではでアカデミー賞とゴールデングローブ賞において主演女優賞にノミネートされた現在大注目の女優です。

続いては、キャシアンアンドーです。彼は反乱軍の情報将校で、アンドロイドの相棒K-2SOをひき連れて、ジンアーソのお目付け役に任命されてしまいます。彼は幼い頃から反乱軍のため、スパイや暗殺などの数ある悪行を行ってきました。冷静沈着で、戦闘能力が高く、いつも暴走気味のジンアーソを冷静にいさめています。

キャシアンアンドーのキャストはメキシコ出身の俳優、ディエゴルナです。メキシコのテレビ番組や映画に出演したのち、メキシコからハリウッドへ活躍の場を移し、その後、「フリーダ」や、「ミルク」、「エリジウム」など、数々のヒット作に出演し、一躍人気俳優の一員となりました。

続いては、ボーディールックです。彼は以前、帝国軍で働いていました。しかし数々の非道な虐殺に疑問を抱き、反乱軍へ寝返ります。その後、反乱軍ではパイロットとして認められ、その腕は超一流と一目置かれることとなります。彼は責任感が非常に強く、命がけの任務でも臆することなく遂行しようとします。

ボーディールックのキャストは、リズアーメッドです。イギリス出身で、「ナイトクローラー」や、「ジェイソンボーン」など数々のヒット作に出演している人気俳優です。また彼は、ラッパーとしての活動しており、多彩な才能の持ち主です。

続いては、チアルートイムウェです。彼は目が見えない盲目の戦士で、ジェダイ寺院の僧侶です。しかし、そこには強靭な体と強い精神力が宿っています。得意とするのは棒術で、接近戦に近く、弓の扱いも長けています。ローグワンの中で唯一今も、滅びたと言われるフォースを頑なに信じています。またベイズマルバスとは常に行動を共にする相棒のような間柄です。

チアルートイムウェのキャストは、中国人の俳優ドニーイェンです。彼は幼少期から武術を学び、本作ではそれを遺憾なく発揮しています。出演作は、 「ブレイド2」や、「シャンハイナイト」、「イップマン」シリーズなど、数々のアクション映画に出演しています。また、俳優業だけでなく、アクション監督もこなす多彩な才能の持ち主です。

続いては、ベイズマルバスです。彼は、とても用心深い性格で、危険に備えて、常に重装備をしています。相棒のチアルートイムウェとは違い、現実主義者で、武器を手放したことはありません。そのようなことから、武器の扱いは非常に長けており、右に出る者はいません。戦闘能力もかなり高いです。また、赤い装甲がトレードマークです。

ベイズマルバスのキャストは、チアンウェンです。彼もドニーイェンと同じく中国出身の俳優です。また、俳優のみならず、監督や脚本も手がける多才な一面も持っています。出演作は「宋家の三姉妹」や「ヘブン・アンド・アース」など、数々の人気作に出演しています。

続いては、ソウゲレラです。彼は、ジンアーソの育ての親であり、かつては反乱軍の戦士でしたが、あまりにも過激で周囲からも孤立しており、反乱軍から離れることになりました。その後は、帝国軍に相対する過激な抵抗勢力に所属し、中でも猛者として恐れられていました。足は改造されており病を患っているようです。

ソウゲレラのキャストは、数々の映画に出演している人気俳優のフォレストウィテカーです。出身はアメリカのテキサスで、「ラストキングオブスコットランド」では、アカデミー賞主演男優賞はじめ数々の映画賞を受賞しました。その他、メッセージやブラックパンサーなどの人気作品にも出演しています。

続いては、K-2SOです。彼は、アンドロイドです。以前は、帝国軍サイドのアンドロイドでしたが、キャシアンアンドーによって再プログラミングされました。戦闘能力はかなり高いです。また、人の気に触ることも、何も気にすることなく発言してしまいます。空気は全く読めませんが、戦闘機の操縦は凄腕の、何かと心強いアンドロイドです。キャシアンアンドーの良き相棒でもあります。

K-2SOの声を担当しているキャストはアランテュディックです。テキサス出身の彼は、ジュリアード音楽学校で演技を学びました。また声優としても定評があり、他の出演作としては、「シュガーラッシュ」、「アナと雪の女王」、「ベイマックス」などのディズニー作品には欠かせない声優となっています。

続いては、ゲイレンアーソです。彼は、天才的な科学者で、ジンアーソ の父親です。その優秀さゆえに、帝国軍にとらわれてしまい、デススターの開発を強制されていました。ジンアーソのことを深く愛しており、彼女のことを、愛を込めて「スターダスト」と呼んでいます。

ゲイレンアーソのキャストは、人気俳優のマッツ・ミケルセンです。デンマーク出身の彼は、「007カジノロワイヤル」、TVシリーズの「ハンニバル」、また「ドクターストレンジ」など、数多くの人気作品に出演しています。

続いては、モンモスマです。彼女は反乱軍のトップであり、政治家です。ソウゲレラの居場所を探しており、その際にジンアーソに反乱軍への協力を促しました。デススターの開発を阻止しようと奮闘しています。ジンアーソに今回の危険なミッションを課した張本人です。美しく、賢い女性です。

そんなモンモスマのキャストは、アイルランド出身の人気女優ジュヌヴィエーヴオライリーです。また、彼女の出演作は、マトリックスシリーズや、アバター、ターザンREBORNなどの数多くの人気作品です。

続いては、オーソンクレニックです。彼は、帝国軍では位の高い将校です。デススターの開発に携わっていました。また、デストルーパー部隊を率いて、ジンアーソ率いるローグワン部隊や、反乱軍の壊滅に奔走しています。非道で野心や欲望が強く、薄情者です。また、トレードカラーは白で、真っ白な軍服と、長いケープをいつも身にまとっています。

オーソンクレニックのキャストはベンメルデルソーンです。彼は、オーストラリア出身で、出演作はジャッキーコーガン、ダークナイトライジング、レディプレイヤーワンなど、人気作品に数多く出演しています。

続いては、ストームトルーパーです。彼らは、帝国軍の主力兵士として戦っている機動歩兵です。トレードマークはご存知の白いバケツ型のヘルメットや全身白づくめの鎧です。をかぶる帝国軍の機動歩兵。クローンと人間の混合部隊として複数人で行動するのが基本体型です。

続いては、デストルーパーです。彼らは、ストームトルーパーの強化版の兵士で、全身を黒い鎧で覆った帝国軍の機動歩兵です。最新の装備を蓄え、戦闘能力や状況判断力はストームトルーパーの比ではありません。無慈悲に殺戮を行うことのできる最強最悪の機動歩兵たちです。

続いては、ダースベイダーです。以前は、ジェダイでアナキンスカイウォーカーとして悪に対抗していましたが、いつしか暗黒面にとらわれ、悪に染まってしまいました。そして、その名を聞けば誰もが震え上がる、最強最悪の悪の支配者ダースベイダーとなってしまいました。現在は帝国軍の最高司令官の一人でもあります。戦闘能力は、まさに最強で、宇宙一強いとも言われています。

ダースベイダーの声を担当しているキャストは、ジェームズアールジョーンズです。アメリカ出身の俳優で、シリーズ通してダースベイダーの声を担当しています。声優として定評がありますが、舞台や映画などにも出演する俳優でもあり、大祭な才能を発揮しています。

今回は映画ローグワンのタイトルの意味を明かすことから本作を探っていきました。そして、主人公のジンアーソをはじめとする、個性豊かなアウトローのメンバーが一同に集まり、「ローグワン」の名の下に悪に対抗しているのだということがわかりました。また、この物語そのものがスターウォーズのスピンオフという意味で、「ローグ」そのものであるということがわかりました。

そして、ローグワンの見どころといえば、何と言っても、ならず者のメンバーが様々な境遇を背負いながらも満身創痍で戦う姿です！それはまさに圧巻の一言です！彼らが傷つきながらも必死に戦う姿に誰もが心打たれるはずです。さらに、個性的なメンバーたちのユーモアたっぷりのコミュニケーションもみどころのひとつです！ローグなメンバーのローグな戦いを是非ご覧ください！