2019年03月07日公開
2019年03月07日更新
映画『サスペリア』のあらすじネタバレ・感想まとめ!リメイクとオリジナルの違いを比較
サスペリアのあらすじをネタバレで解説します!1977年に一世を風靡したホラー映画「サスペリア」は、2018年にリメイクされて蘇りました。リメイク版サスペリアではオリジナル版のあらすじを基本にしつつ、キャラクターやラストなど異なる展開も加わって視聴者を楽しませてくれます。ゴアやグロテスクな描写も強調されたリメイク版サスペリアは、キャストや音楽も新しくなっています。オリジナル版と2018年リメイク版サスペリアを比較して、あらすじをネタバレでラストまで詳しく解説していきます!
目次
サスペリアとは?
サスペリアは1977年にダリオ・アルジェント監督によって発表された名作ホラー映画です。「決して一人では見ないで下ください」というキャッチコピーとともに公開されたサスペリアは、イタリアンホラーの名作として瞬く間に知られていきました。そんな傑作ホラー映画サスペリアが2018年にリメイクされることになりました。
出典: https://ciatr.jp
リメイク版サスペリアは豪華な女優キャストが起用され、オリジナル版を基にした魅力あるキャラクターたちが活躍します。オリジナル版サスペリアはゴブリンの音楽が魅力の映画でしたが、リメイク版でも必聴の音楽が使われています。
この記事ではそんなサスペリアのオリジナル版とリメイク版を比較すると同時に、あらすじをネタバレで詳しく解説していきます。キャストも音楽も新しくなったサスペリアに興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
サスペリアの映画情報(オリジナル)
オリジナル版サスペリア(Suspire)はダリオ・アルジェント監督が1977年に発表したイタリアのホラー映画です。オリジナル版サスペリアの上映時間は99分間あります。日本でサスペリアが初公開されたのは1977年6月25日で、「決して一人では見ないでください」という言葉が話題になりました。
オリジナル版サスペリアを配給しているのは是空、ハピネットです。サスペリアの脚本はダリオ・アルジェントさんとダリア・ニコロディさんが共同で執筆しています。サスペリアは音楽をプログレッシブ・ロック・バンドのゴブリンが担当しました。
ゴブリンの奏でる音楽はサーカム・サウンド・システムと呼ばれ、音響立体移動装置が使われています。ゴブリンの音楽が映画に一層恐怖感を与えているのです。またサスペリアはダリオ・アルジェント監督の魔女三部作の一本目になります。サスペリアの出演キャストはジェシカ・ハーパーさん、ステファニー・カッシーニさん、ジョーン・ベネットさん、アリダ・バリさん、フラビオ・ブッチさんなどが務めました。
サスペリアの映画情報(2018リメイク)
リメイク版サスペリア(原題:Suspiria)は2018年にアメリカとイタリア合作で制作されたホラー映画です。リメイク版のサスペリアは上映時間が152分と長めです。映倫区分ではR15指定に当たる映画で、ギャガから配給されています。リメイク版サスペリアを監督したのは「君の名前で僕を呼んで」で有名なルカ・ガァダニーノさんです。
出典: https://eiga.com
リメイク版サスペリアのキャストは今を彩る豪華な女優陣が選ばれました。主人公のスージー役にダコタ・ジョンソンさんがキャストされています。マダム・ブラン役をティルダ・スウィントンさん、サラ役にミア・ゴスさんがキャストされました。またパトリシア役をクロエ・グレースさん、ジョセフ・クレンペラー役にルッツ・エバースドルフさんがキャストされました。
リメイク版サスペリアは男性役に女優がキャストされているのが特徴です。またリメイク版サスペリアは2018年に第75回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されました。
サスペリア(オリジナル)のあらすじネタバレ
ここではオリジナル版のサスペリアのあらすじをネタバレで解説していきます。リメイク版サスペリアと比較して、微妙に物語の違うオリジナル版サスペリアのネタバレをご覧ください。
あらすじネタバレ:欧州のバレエ学校
出典: https://ciatr.jp
オリジナル版サスペリアの主人公スージー・バニヨンはバレエをしている女性です。スージーはバレエを本格的に習うためにヨーロッパへ行くことになります。スージーが入学したのがドイツにあるフライブルクの名高い学校でした。スージーがドイツに来たとき凄まじい豪雨がきていたので、タクシーに乗ってエッシャー街に入っていきます。タクシーはやがて赤い壁が印象的なフライブルグ・バレエ学院に到着します。
あらすじネタバレ:雨の中叫ぶ女生徒
サスペリアのネタバレで、フライブルグの学校から女性が出てくると突然叫び始めました。女性は「扉の陰にアイリスが3つ、青を回して」という意味深なことを言うと、雨の中に消え去っていきました。その後スージーは学校の中に入ろうとするのですが、インターホンで冷たく断られてしまいます。仕方なくスージーは一夜を明かすため街へと戻っていきます。
あらすじネタバレ:何者かに殺害されるパット
サスペリアのネタバレで、叫んで失踪したパットは恐ろしい死を迎えます。友だちのアパートに駆け込んだパットは奇妙なうめき声を耳にしました。さらに窓からは緑色をした目がのぞきます。次の瞬間パットは何者かの腕でつかまれると、窓ガラスを貫いて外に放り出されます。そして体中をナイフで刺されてしまうのです。天窓から落ちてきたパットは首がつられた状態で亡くなりました。
あらすじネタバレ:学校へ再び訪問
スージーは次の日にまた学院へ訪問しました。厳しそうな主任のタナーに案内されてスージーは学校に入学することになります。タナーはスージーの実力を見るために、彼女に踊ってもらいます。しかしスージーはまもなく気を失って倒れてしまいました。
あらすじネタバレ:天井から湧く蛆虫
サスペリアのネタバレでスージーはサラと友達になります。しばらく経ったある日の夜、学院にある寄宿舎で奇怪な事件が起きました。寄宿舎の天井から蛆虫がたくさん湧いて出たのです。原因を探ると、寄宿舎の天井裏にくさったハムやソーセージがあることが分かりました。寄宿舎の天井は消毒することになり、生徒たちはみんな練習用バレエホールで寝起きするようになります。
あらすじネタバレ:怪しいタナー達
サスペリアのネタバレで、スージーたちはある夜不気味ないびき声を聞いて目を覚ましました。サラはいびきをする犯人は海外旅行をしている学院の校長先生ではないかと予想します。次の日、スージーはタナーにいびきの件で話をしましたが、冷たくあしらわれます。
あらすじネタバレ:ダニエルの不審死
サスペリアのネタバレで、ダニエルは盲導犬に噛まれて致命傷を負いました。この事件に怒ったタナーはダニエルを解雇します。ダニエルは文句を言いながら学院を去ることになりました。ビアホールから帰ろうとしたダニエルは、何かに追いかけられている感じがしました。まもなく謎の音と影がダニエルのほうへ向かってきました。このときダニエルは盲導犬にかみ殺されてしまうのです。
あらすじネタバレ:危険を察知したサラ
サラはパットが死ぬ前にある話をされて、メモを渡されていました。サラは怖くなってスージーに話をしに行きます。しかしスージーは眠りに入ってしまいました。まもなく恐怖に襲われたサラは学院から立ち去ろうとします。学院に危険を感じたサラは脱出しようとしたのです。
あらすじネタバレ:殺害されるサラ
サラは何者かに追われていることを感じて逃げ出しました。屋根裏部屋に逃げ込んだサラですが、敵は執拗に追ってきます。なんとか工具室に忍び込むサラですが、たくさん出ていた針金が原因で体の自由を奪われてしまいます。まもなくサラは謎の存在からナイフで串刺しにされてしまいました。
サスペリア(オリジナル)のラストネタバレ
ラストネタバレ:魔女の儀式
サスペリアのネタバレで、サラの姿が見当たらないスージーはタナーに聞きました。タナーはサラは退学したと言います。スージーは不思議に思い精神科医のフランクに話を聞くと、学院と魔女の歴史を話されました。学院の秘密を解こうとしたスージーは物語冒頭で女性が叫んだ言葉をヒントにアイリスの飾りを回すと、扉が開きました。
奥の部屋ではスージーを殺すための儀式が行われていました。バレエは魔女の儀式で使われる踊りから生まれたものだったのです。
ラストネタバレ:絶対絶命のスージー
サスペリアのネタバレで先生に見つかったスージーは、逃げ出します。逃げ込んだ場所は校長先生の部屋でした。校長先生の部屋には死んだサラの姿がありました。まもなく死んだサラの遺体が動き出します。このとき雷の光で、透明だった校長先生の体が浮き彫りになりました。すぐさまスージーはガラスでできた朱雀の羽を、校長先生ののどに刺して殺しました。マルコスという校長先生は、実は魔女だったのです。
ラストネタバレ:逃げ延びたスージー
まもなく学院は炎に取り囲まれて崩れ去ります。スージーはなんとか学院の外に逃げて、一命をとりとめました。
サスペリア(2018リメイク)のあらすじネタバレ
ここでは2018年リメイク版サスペリアのあらすじをネタバレで解説していきます。2018年版のサスペリアもオリジナル版と同じく1977年が舞台となっています。またリメイク版サスペリアはオリジナル版と比較してラストに大きな変化が見られます。
あらすじネタバレ:怯える少女
2018年リメイク版サスペリアは物語冒頭、ジョセフ・クレンペラーという心理療法士のもとに少女が現れます。少女の名前はパトリシアといい、恐怖におびえていました。彼女が属しているバレエカンパニーには魔女が関わっていると口にしたパトリシアは、証拠となる紙を残して去っていきます。
ここはオリジナル版と比較して異なる冒頭です。オリジナル版では突然女性がが叫びだして学院から失踪していますが、リメイク版では違う描かれ方をしています。
あらすじネタバレ:ダンス学校へ入学
2018年リメイク版サスペリアのネタバレで、マルコス・ダンス・アカデミーにスージーという新入生がやってきました。スージーはアメリカのオハイオ州から留学してきた女性です。スージーはさっそく四方を鏡で囲まれた部屋にて、オーディションを受けて合格すことになります。こうしてス-ジーはダンスアカデミーに入学できたのです。
あらすじネタバレ:スージーの踊り
2018年版サスペリアのネタバレで、ダンスアカデミーで学ぶキャラクターたちは振付師ブランク夫人から踊りを教わっていました。しかしエルガというキャラクターはブランク夫人の指導が気に入らないので、退場します。オルガのかわりにスージーが踊ることになりました。アカデミーの外は雷雨になるなか、スージーは情熱的な踊りを見せてくれます。
リメイク版サスペリアでは今をときめく女優陣がキャストされており、その踊りも妖艶な魅力があります。
あらすじネタバレ:痛々しいオルガの死
ブランク夫人の指導から退場したオルガはアカデミーから出ようとした途端、不思議な力で鏡のある部屋に幽閉されます。そしてスージーがダンスをしているなか、オルガの体は壁などにたたきつけられます。奇怪な力の前にオルガの身体はズタズタにされ、スージーのダンスが終わるとオルガは悲惨な姿で死亡していました。
あらすじネタバレ:魔女集会
2018年リメイク版サスペリアのネタバレで、死んだオルガを見たアカデミー監督たちは彼女の体にフックをかけて別の部屋に運んでいきました。オルガの死体を運んだ女性たちは晩餐会のときに、次代の魔女集会のリーダーについて討論を始めます。魔女集会のリーダーを決める投票は、マルコス夫人とブランク夫人が取り仕切っていました。
ここでマルコス夫人は魔女であり、アカデミーの名付け親であることが判明します。魔女集会のリーダーを決める話し合いのなか、グリフィス夫人はサイフでのどを切って自殺してしまいます。このころスージーはサラと仲良くなり、夜には悪夢を見るようになりました。
あらすじネタバレ:不気味な地下室
2018年リメイク版サスペリアのネタバレで、アカデミーで学ぶキャラクターたちはステージ「ヴォーク」に備えて練習をしていました。このころサラはアカデミーにまつわる謎を探ろうと動き出します。サラは丁度よくクレンペラーと会ったので、アカデミーの事を聞いてみました。オルガの謎の死や、行方不明になったパトリシアの事が気になるサラは、アカデミー内を探検するようになります。
そしてついに鏡張りの部屋の裏に階段があることが判明しました。階段を降りていくと、不思議な器具やブランク夫人が描かれた絵画が置かれていました。サラはここでオルガの体にかけられたフックを手にしてクレンペラーに見せることになります。
やがてヴォークの公演が開始されました。ヴォークに出演するサラは着替えていた時に、ふとしたことから地下室を発見します。
あらすじネタバレ:呪われたサラ
2018年リメイク版サスペリアのネタバレで、サラが地下室に降りると行方不明になっていたはずのパトリシアが幽閉されていました。かろうじて生きていたパトリシアは体が変色し、奇妙に肉体が変形していました。この時、サラは足を骨折します。
脱出しようとするサラは女性監督官に発見されてしまいました。サラがいないままヴォーク公演は開始され、ダンサーのキャラクター達は妖艶な踊りを披露します。このとき魔女によって強引に足を直されたサラが公演に登場します。しかし踊りの動きに耐えられないサラは、足の激痛で倒れてしまいました。こうしてヴォーク公演は終了します。
あらすじネタバレ:妻との再会
この頃クレンペラーは東ドイツの彼の家で妻のアンクと会います。クレンペラーの妻はすでに死んでいたはずなので、クレンペラーは驚きました。アンクはナチスから脱出した後に自分が死んだという、いつわりの情報を流していたのです。そしてアンクはイングランドでひっそりと生活をしていました。
クレンペラー夫妻は一緒に西ドイツ入りしてダンスアカデミーに到着しました。その時なぜかさっきまでいた、クレンペラーの妻の姿が隣から消えていました。まもなくクレンペラーは女性監督官たちに誘拐されてしまいます。クレンペラーは身ぐるみはがされて、地下室に閉じ込められてしまったのです。
サスペリア(2018リメイク)のラストネタバレ
ラストネタバレ:恐ろしい集団儀式
2018年リメイク版サスペリアのネタバレで、クレンペラーの前で裸の女性キャラクター達は儀式のようなダンスを始めます。この儀式を高みの見物しているのがマルコス夫人です。やがて儀式にスージーが現れます。異変に気がついたブランク夫人は、スージーの踊りを止めようとしました。この瞬間ブランク夫人の首は切れてしまい、血が吹き出ます。
ラストネタバレ:覚醒したスージー
2018年リメイク版サスペリアのネタバレで、スージーは嘆きの母である自分の立場を表明します。そしてマルコス夫人やアカデミーを滅ぼす決意を語りました。このとき黒く恐ろしい怪物が登場すると、マルコス夫人やその部下のキャラクター達に襲いかかります。サラやパトリシア、オルガは儀式の生贄にされており、彼女たちに安らぎを与えるためにスージーは死のキスをしました。
ラストネタバレ:記憶の消去
2018年リメイク版サスペリアのネタバレで恐ろしい儀式のあった翌日、アカデミーの生徒たちキャラクターの記憶は消されていました。この時かろうじて生きていたブランク夫人は、清掃されている途中でした。スージーはクレンペラーに会います。
クレンペラーはスージーに妻との関係と葛藤について話しました。スージーがクレンペラーに触ると場面は現代に移ります。一見普通の家に見える柱には、マルコス・ダンス・アカデミーの名前がほりこまれていました
サスペリアのリメイクとオリジナルを比較
ここではサスペリアのオリジナル版とリメイク版の比較を見ていきます。比較して分かったことはリメイク版サスペリアには独自な設定や魅力があるということです。
比較:キャラクター描写
出典: https://ciatr.jp
2018年リメイク版サスペリアではスージーやマダム・ブランのキャラクターに変化があります。オリジナル版でスージーと親密だったのはミス・タナーという主任教師です。しかし2018年版ではマダム・ブランがミス・タナーの代わりになっています。
スージーとブランはとても近い距離感で描かれており、信頼感で結ばれたキャラクター同士となっています。また2018年版サスぺリアではスージーのキャラクターにも変化があります。スージーは自信家で魅惑的雰囲気があり、物事に動じないキャラクターになっています。
比較:グロ描写がより鮮明に
2018年リメイク版サスペリアはオリジナル版と比較して、グロ描写がより強調されています。リメイク版ではとくに人体の破壊描写に定評があります。また色彩やガラスの反射などにより、芸術的に美しいグロ映像が楽しめるのも、2018年版サスペリアの特徴です。
比較:トム・ヨークの音楽
出典: https://ciatr.jp
リメイク版サスペリアではオリジナル版と比較して音楽にも新規性があります。オリジナル版サスペリアではゴブリンによる音楽が魅力的に使われていました。一方2018年版ではレディオ・ヘッドのトム・ヨークさんに音楽の依頼が届き、恐怖を演出する音楽が作成されました。初めグァダニーノ監督はゴブリンの音楽と比較されることを危惧して、オリジナルの音楽作成は敬遠していました。
しかし作品に現代性を入れたいと思い、トム・ヨークさんに音楽の依頼をしたということです。トム・ヨークさんが手がけた音楽はリメイク版サスペリアの恐怖を一層引き立たせることに成功しています。サスペリアはオリジナル版と比較してリメイク版も音楽が有効に活用されていたのです。
比較:男性キャラクターの排除
オリジナル版と比較してリメイク版サスペリアでは男性キャラクターが排除されています。オリジナル版では男性キャラクターは登場するのですが、リメイク版では一人も男性キャストが登場しません。クレンペラーという療法士の男性でさえ、ティルダさんという女優がキャストされています。ではなぜ男性キャラクターに女優がキャストされているのでしょうか?
1977年の西ドイツではウーマンリブが叫ばれていました。このため男性キャラクターが排除されたと考察できます。リメイク版で男性キャラクターに女優がキャストされたのは、時代背景にも関係があったのです。
比較:ラストが全く異なる
2018年版サスぺリアはオリジナル版とラストの展開も違います。オリジナル版のラストは隠された部屋に入ったスージーたちが魔女の真実を知り、魔女であるマルコス校長を殺すという展開でした。リメイク版ではスージーが黒い怪物を呼び出して、魔女たちを殺すというラストになっています。リメイク版のラストはゴアやグロ描写がふんだんに盛り込まれた、芸術的演出が特徴の展開になっています。
サスペリアのリメイクに絶賛の声
クエンティン・タランティーノが涙した?
出典: https://ciatr.jp
人気映画監督のクエンティン・タランティーノさんは2018年リメイク版サスペリアを観て涙を流したとされています。タランティーノさんはグァダニーノ監督に好意的な感想を述べて、ハグまでしてくれたようです。リメイク版サスペリアはタランティーノさんが涙するほど、感銘を与えてくれる作品だったのです。
絶賛するクロエ・グレース・モレッツ
出典: https://eiga.com
クロエ・グレース・モレッツさんは2018年リメイク版のサスペリアを絶賛しています。クロエさんの中では、リメイク版サスペリアは、これまで体験した映画の中で最もスタンリー・キューブリック監督の映画に近いとコメントしました。クロエさんにとってキューブリック作品はすごい位置づけにあるので、それと比較されたリメイク版サスペリアの魅力が伝わってくるコメントです。
サスペリアに関する感想や評価
ここでは2018年版サスペリアのツイッターでの評判、感想を見ていきます。リメイク版は1977年当時西ドイツの時代背景を知っておくと、作品の理解が深まるという感想がありました。リメイク版では時代背景と作品がより結びついているという感想です。またリメイク版サスペリアのラストシーンがグロくて、ハチャメチャだったという感想もあります。
『サスペリア』を鑑賞。
— つれづれ (@2B4f1v7E7Rv6dwe) March 1, 2019
昔やってたやつです。最近リメイク版観ましたが、話には聞いてたけど、結構ちゃうかった。
技術にモノ言わせた今のもリアルでええけど、昔のちゃっちい感じのもええよなぁ。
全体的に赤が多くて目が変になりそう。#映画#ホラー
リメイク版のラストはオリジナル版とは異なり激しいゴア描写もあるので、予想外のラストに驚いたという感想です。リメイク版サスペリアの洗練された映像もいいけど、オリジナル版の懐かしい映像も魅力があるという声もありました。
サスペリアでは色が効果的に使われていて、特に赤の使用が多いという特徴があります。このように色やトム・ヨークさんの音楽も含めて、感覚で訴えてくる恐怖表現がリメイク版サスペリアの魅力だとの感想もありました。またリメイク版にキャストされた女優陣の妖艶なダンスシーンが、恐怖演出と相まって迫力があったという感想もあります。
サスペリアの2018年リメイク比較まとめ
2018年リメイク版とオリジナル版サスペリアのあらすじをネタバレで見てきました。リメイク版では今をときめく女優陣がキャストされており、男性キャストを排除した設定が印象的でした。1977年に発表されたサスペリアはホラー映画の名作として現代の人々にも刺激を与える作品となっています。2018年版サスペリアはオリジナル版と比較してキャラクターや音楽、ラストにも変化があります。
タランティーノ監督が涙するほどの魅力を持つリメイク版サスペリアは強烈なグロ描写も特徴です。オリジナル版とリメイク版サスペリアのネタバレあらすじを知って、この傑作ホラー映画をより楽しんでいきましょう!