【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】ヨンドゥ上げの理由や俳優の経歴・感想ネタバレ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのヨンドゥの人気が急上昇している。本記事ではヨンドゥはなぜ人気があるのか徹底解説する。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズはマーベル・シネマティック・ユニバースの映画作品。ヨンドゥは主人公ピーター・クィルの育ての父親だ。ヨンドゥを演じる俳優のプロフィールや、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズのネタバレ、映画を観た人の感想も合わせてご紹介。本記事はマーベル・シネマティック・ユニバース作品のネタバレも含むので注意。

【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】ヨンドゥ上げの理由や俳優の経歴・感想ネタバレのイメージ

目次

  1. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとは
  2. ヨンドゥとは
  3. ヨンドゥ上げの理由
  4. ヨンドゥの俳優と経歴
  5. ヨンドゥは強い
  6. ヨンドゥに関する感想をネタバレあり紹介
  7. ヨンドゥ上げの理由まとめ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとは

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのあらすじ

初めに、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーについてネタバレを含めて解説する。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとは、マーベル・シネマティック・ユニバース(通称MCU)の映画作品。監督はジェームズ・ガンである。宇宙を舞台に正義のヒーロー「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が活躍するスペース・オペラである。全編を懐かしい80年代の音楽とユーモアが彩っていることが特徴だ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのあらすじネタバレ①

1988年、癌で母親を失くしたピーター・クイル少年を、ヨンドゥ・ウドンタが船長を務める宇宙海賊ラヴェジャーズが拉致する。ヨンドゥはクイルの育ての父親となった。26年後、クイルはラヴェジャーズの一員として宇宙を飛び回っていた。ある日、惑星モラグで神秘的な"オーブ"を発見。クイルはそれを横取りし、ヨンドゥはクイルに賞金を賭け指名手配する。オーブを狙う将軍ロナンは、暗殺者ガモーラを送り込む。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのあらすじネタバレ②

惑星ザンダーでオーブを売り払おうとしたクイルをガモーラが襲う。そこに、クイルの賞金目当てでやって来た遺伝子操作アライグマのロケットと、相棒グルートも参戦。4人は逮捕されキルン刑務所に入れられる。刑務所にはロナンに妻子を殺されたドラックスがいた。ドラックスはガモーラを殺そうとするが、彼女がロナンを裏切ろうとしていることを知り、5人は目的はバラバラのまま協力して脱獄する。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのあらすじネタバレ③

オーブには強大なパワーを持つインフィニティ・ストーンが隠されていた。ストーンはあらゆるものを破壊するという。ドラックスが仇討ちのためにロナンを呼び寄せたので、オーブをロナンに奪われてしまう。5人はザンダー星の破壊を企むロナンを阻止するため、一致団結する。

ラヴェジャーズの協力もあり、クイルたちはロナンの戦艦に乗り込む。激しい戦いの末、戦艦はザンダー星に墜落する。しかしグルートが命を犠牲にして守ったため、クイルたちは助かった。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのあらすじネタバレ④

ザンダー星での戦いの末、クイルはロナンからストーンを奪う。ガモーラ、ロケット、ドラックスが手をつなぎ、その破壊的な力を受け止めた。ロナンはストーンの力により滅びた。ヨンドゥはオーブを持ち去ったが、既にクイルが偽物とすり替えていた。4人は銀河の守護者「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」として宇宙の冒険に旅立つ。そこには苗木の姿になったグルートも一緒だった。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのあらすじネタバレ①

ロナンを倒したことで銀河に名が知れたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、惑星ベアハートに辿り着く。そこには、クイルの実の父親であるエゴと、彼に仕えるマンティスがいた。エゴは天人(セレスティアル)という神に近い種族で、彼自身が惑星本体だった。

エゴは様々な星に自分の後継者を残すことを望み、クイルの母もその相手の一人だった。かつてエゴはヨンドゥにクイルを拉致するよう頼んだが、ヨンドゥは彼をエゴの元に届けなかった。クイルは戸惑うが、次第に父親としてのエゴに惹かれ、心を通わせていく。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのあらすじネタバレ②

しかし、エゴの正体が判明する。彼はその名の通りエゴイズムの塊だった。エゴの真の目的は、自分の存在を全宇宙に拡張し、全てを飲み込むことだった。彼はそのために力が遺伝しなかった子どもたちを殺し、クイルの母を死に追いやっていた。目を覚ましたクイルはエゴを拒絶する。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのあらすじネタバレ③

エゴは宇宙にまいた種の拡張を始めた。惑星ベアハートにはヨンドゥたちも到着。協力してエゴに立ち向かう。クイルは天人の力に目覚め、ヨンドゥの助言もありエゴと善戦。グルートの仕掛けた爆弾によりエゴを倒す。惑星は崩壊。疲れ切ったクイルは宇宙に投げ出され、ヨンドゥに救い上げられる。

しかし、宇宙服は一つしかない。ヨンドゥはクイルに宇宙服を使い、息を引き取る。クイルはヨンドゥの遺体を葬り、彼こそが自分の父親だったと気付く。その後、ヨンドゥの副官だったクラグリンがクイルに形見を渡した。それは、ヨンドゥがクイルのために入手していた地球の音楽プレーヤーだった。

まっすぐに家族を描く

ガーディアンズのメンバーは一つの家族だと云える。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は、そんな彼らの家族愛をまっすぐに描く作品だ。ガーディアンズは、身寄りがなかったり実の家族を失っているキャラクターーばかりだ。父に捨てられ母を亡くしたクイル、故郷の家族を虐殺されたガモーラ、妻子を失ったドラックス、遺伝子改造され野生にも帰れないロケット…。

しかし、そんな身寄りのない彼らが、冒険を通して実の家族以上の固い絆で結ばれていく。今作で描かれたヨンドゥとクイルの親子愛も強いものだった。家族とは、血のつながり以上に愛情の強さが大切ということを教えてくれる作品だ。

濃いキャラクターが多い

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーには濃いキャラクターが多い。お調子者のクイル、厳しい姐さんのようなガモーラ、粗暴で口の悪いロケット、猪突猛進で天然なドラックス、「グルート」しか話せないグルート…。そして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス」では、ドラックスを超越する天然のマンティスと、ガモーラの仲が良いんだが悪いんだか分からない妹のネビュラも加わった。

これだけ大勢のキャラクターがいながら、一人ひとりが個性的で素晴らしいアンサンブルを奏でている。それもまたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの魅力だ。メンバーが凸凹だからこそ、一人では発揮できない力を持つのがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなのだ。

今後の展開は?

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のあと、ガーディアンズは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場した。『インフィニティ・ウォー』では宇宙船を破壊され漂っていたソーがガーディアンズに拾われる。ロケットはグルートを連れてソーと共に惑星ニダヴェリアへ。残されたクイルたちは、リアリティ・ストーンを手に入れるため惑星ノーウェアへ向かった。

しかしガモーラをサノスに拉致される。サノスはガモーラの故郷の人々を虐殺した者であり、ガモーラの育ての父親だった。サノスは愛する娘を失うことと引き換えにソウル・ストーンを手に入れることを選び、ガモーラを殺害。その後アベンジャーズの戦いも空しく、サノスはインフィニティ・ストーンを全て手に入れ、宇宙の半分の命が消滅した。ガーディアンズの中で生き残ったのはロケットだけだった。

現時点で、『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開が待っている。キャプテン・マーベルはタイムトラベルの能力を持つヒーロー。彼女の活躍により、ガーディアンズが再び揃う展開があるかも知れない。

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ヨンドゥとは

ヨンドゥのプロフィール

本名はヨンドゥ・ウドンタ。宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダー。青い肌を持つケンタウリ人のザトアン族。海賊らしく利己的で親分肌な性格。幼いピーター・クイルを連れてくるようクイルの父親・エゴに依頼され、彼を地球から拉致したがエゴの元に届けず、自らの手で育てた。クイルの育ての父親といえる。ダッシュボードにファンシーなグッズを集めて並べる趣味がある。クイルを助けるため自らの命を犠牲にした。

ヨンドゥの経歴

ヨンドゥは波乱万丈の人生を送ってきた。ヨンドゥの両親は彼を惑星クリーの皇帝に売り渡し、ヨンドゥは若き日の大半を檻の中で過ごした。 20年の奴隷状態のあと、当時ラベジャーズのリーダーだったスタカーが彼を救い、チームに迎え入れた。スタカーは父親のように彼を育て、ヨンドゥはラヴェジャーズのリーダーとなった。

ラヴェジャーズは一つのチームではなく、宇宙に100以上存在する海賊グループの総称だ。ヨンドゥが禁じ手である子どもの人身売買に手を染めたため、スタカーは彼を自身のチームから追放した。

ヨンドゥの武器

ヨンドゥの武器は、高音の口笛を吹くことで自在に操れる矢。通称・ヤカ。方向を変え、敵を攻撃することができる。強烈な速度で次々と敵を刺し貫くことができるため、とても強い。

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ヨンドゥ上げの理由

ヨンドゥは盗賊団の長であり息子想いの父親

ヨンドゥは宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダーであり、養子であるピーター・クイルを深く思いやる父親だ。クイルへの不器用な親子愛により、ヨンドゥの人気は高く上がっている。

ヨンドゥはピーターの育ての親

ヨンドゥはピーター・クイルの育ての父親である。ヨンドゥは当初エゴの依頼で、各地の惑星にいるエゴの子どもたちを誘拐していた。しかしある日、エゴは届けた子どもたちを虐殺していたことに気付く。そして、地球から誘拐してきた最後の子どもであるピーター・クイルを自らの養子にすることを決めた。そして、クイルをラヴェジャーズの一員として育て上げた。

ヨンドゥのリミックスでの親子愛

ヨンドゥはピーター・クイルとの強い親子愛を見せた。ヨンドゥは第一作でクイルに騙されて偽物のオーブを掴まされたにもかかわらず、ただ笑みを浮かべるだけだった。リミックスで、ヨンドゥはソヴリン人の女王にクイル捕獲を依頼される。しかし、息子を追跡することに弱腰だったため、ラヴェジャーズのメンバーたちに反旗を翻されてしまう。

忠実な部下のクラグリンと、ベイビー・グルートの活躍により、ヨンドゥは船を取り戻しクイルの元へ駆けつける。そして、エゴの惑星の崩壊により宇宙空間に投げ出されたクイルを保護し、自身は命を落とした。両親に売り飛ばされ、スタカーに救われたヨンドゥ。孤児だった自分とクイルを重ねていたのかも知れない。ヨンドゥは、最期までクイルへの血のつながりを超えた愛情を見せた。

ヨンドゥとクィルの絆

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスには、MCU史上に残る屈指の名台詞がある。それは以下の場面の台詞だ。

ヨンドゥが尋ねると、ピーターは「Hell yeah, he’s cool.(ああ、いい男だ)」と答える。それを聞いたヨンドゥは、「I’m Mary Poppins, y’all!(俺はメリー・ポピンズだ!)」と叫ぶのだった。

なぜヨンドゥは自分をメリー・ポピンズに例えたのか。それは、彼がポピンズのようにふわふわと宙に浮いていただけではない。メリー・ポピンズは、魔法が使えるナニー(乳母)のキャラクターだ。彼女は優しく美しく、子どもたちに素敵な魔法の世界を見せて笑顔にさせる。しかし、どんなに愛情があったも、必要以上に子どもとの距離は縮めない。それは実の親がいる子どもたちを想ってのことだ。

「本当の親ではないけれど、本当の親と同じか、それ以上に子どもを愛している」それがヨンドゥとメリー・ポピンズの共通点だろう。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスの終盤、クイルは利己心の塊であるエゴよりも、ヨンドゥとの絆こそが大切だったことに気付く。そして、ヨンドゥが遺した音楽プレイヤーを受け取る。姿は見えなくても、いつまでもクイルとともにいるヨンドゥを象徴するような贈り物だった。

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ヨンドゥの俳優と経歴

ヨンドゥの俳優はマイケル・ルーカー

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでヨンドゥを演じた俳優は、アメリカ人のマイケル・ルーカーである。主に悪役やサイコパス役でキャリアを積んできた俳優だが、ヨンドゥ役で見せた温かな人間像により近年人気が高まっている。

マイケル・ルーカーとは

マイケル・ルーカーはアメリカ合衆国アラバマ州出身の俳優。1955年4月6日生まれ。13歳の時に両親が離婚し、母親とシカゴに移り住む。デポール大学演劇学校で演技を学び、学生時代から地元の舞台に立ち始める。1986年、『ヘンリー』で映画俳優デビュー。実在する連続殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカス役で注目される。

2014年、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にヨンドゥ役で出演。続編である2017年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ではヨンドゥが物語で大きな役割を果たし、ヨンドゥ人気が高まる。俳優としての彼にも大きな注目が集まった。

マイケル・ルーカーの主な出演作品

前述の『ヘンリー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が代表作。その他に、1988年『ミシシッピー・バーニング』、1989年『シー・オブ・ラブ』、1993年『クリフハンガー』、2008年『ジャンパー』、2010年『スーパー!』、2017年の『サラリーマン・バトル・ロワイアル』等が主な出演作である。テレビシリーズにも多く出演している俳優である。

ヨンドゥは強い

ヨンドゥの強さを動画で紹介

ヨンドゥの矢が、赤い閃光を放ちながら、すさまじいスピードで敵の急所を刺し貫いている。この速さと縦横無尽さでは、避けることは非常に困難だろう。距離が離れても動き続け、弾丸のようにどこかで止まることもない。まさに無敵の武器といえる。

ヨンドゥの矢について

ヨンドゥの武器である「ヤカ」は、ケンタウリ星のヤカの木で作られている。ある意味でヤカは彼の体の一部といえる。クイルたちによって葬られたヨンドゥの遺灰は、ヤカの姿を形どった。最強の戦士であるヨンドゥにふさわしい旅立ちであった。

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ヨンドゥに関する感想をネタバレあり紹介

ここからはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのヨンドゥに対する人々の感想をご紹介する。ヨンドゥについて「かっこいい」という感想や、「男前過ぎる」という感想が多く見られた。

また、「ヨンドゥ強い」「武器強すぎワロタ」「強すぎて最高」という感想も多かった。特に口笛に反応して操ることができる矢の武器について好評の感想が多かった。

また、ヨンドゥの決断について「泣いた」「思い出すだけで涙腺が…」「男気と父性愛に泣きむせた」など、感動のあまり涙したという感想が多く見られた。特に公開直後は劇場を出て「ヨンドゥ…」と呟き呆然自失とするファンが多かったようだ。

ヨンドゥとクイルの絆は多くの観客の心を動かしたようで、ネット上には二人について言及する感想や、ヨンドゥとメリー・ポピンズを描いたファンアート等が並んでいた。

また、ヨンドゥを演じた俳優のマイケル・ルーカーについて「渋い」「かっこいい」「イケおじ」など、称賛する感想が後を絶たなかった。

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ヨンドゥ上げの理由まとめ

ここまで、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのヨンドゥの人気が急上昇した理由について、ネタバレをまじえて徹底解説した。宇宙海賊のヨンドゥはピーター・クィルの父親代わりであり、二人は実の親子を超えた深い絆で結ばれていた。また、ヨンドゥを演じた俳優はアメリカ合衆国アラバマ州出身のマイケル・ルーカーだった。

Twitterでは、ヨンドゥについて「かっこいい」「強い」「男気と父性愛に泣きむせた」などの感想が多く寄せられていた。皆さんも是非、ヨンドゥの命を懸けた親子愛を見届けて頂きたい。

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