【ミスミソウ】映画キャスト一覧!押切蓮介のトラウマ漫画が山田杏奈主演で実写化

映像化不可能とまで言われた押切蓮介の人気トラウマ漫画を原作に制作された実写映画「ミスミソウ」。鬼才・内藤瑛亮監督とネクストブレイク女優として注目を集める主演・山田杏奈をはじめとする個性豊かなキャストたちが、2018年映画界の話題を独占したと言われています。この記事では、作品を彩るミスミソウのキャスト一覧紹介を中心に、登場人物の相関図や衝撃の漫画最終回のあらすじ解説など気になる情報をお届けしていきます。

【ミスミソウ】映画キャスト一覧!押切蓮介のトラウマ漫画が山田杏奈主演で実写化のイメージ

目次

  1. ミスミソウとは?
  2. ミスミソウの実写映画キャスト一覧
  3. ミスミソウの実写映画の監督
  4. ミスミソウの原作は押切蓮介のトラウマ漫画!最終回は?
  5. ミスミソウの実写キャストに関する感想や評価
  6. ミスミソウの実写キャストまとめ

ミスミソウとは?

ミスミソウの実写映画の概要

この記事で取り上げる「ミスミソウ」は、漫画家・押切蓮介の同名の人気サスペンス漫画を原作とした実写版映画で、2018年4月7日に公開されました。映像化不可能とまで言われた漫画「ミスミソウ」ですが、「パズル」や「ライチ☆光クラブ」などの作品で知られる鬼才・内藤瑛亮監督がメガホンを取っています。

そのほか、脚本は映画「渇き。」で評価の高い唯野未歩子が担当し、主題歌にはタテタカコの「道程」が使われています。また、「卒業まであと2ヵ月―。私ね、人を殺したの。」などの衝撃的なキャッチコピーも話題となりました。

ミスミソウの実写映画のあらすじ

父親の仕事の関係で東京から転校してきた中学生の野咲春花。彼女を待ち受けていたのは壮絶なイジメでした。懸命に耐える春花でしたが、遂に我慢の限界を超え不登校に。するといじめっ子たちが家に乗り込んで来て、両親と妹に乱暴を働いた上で家に放火。妹は大火傷を負いながらも命を取り留めますが、両親は死亡してしまいます。ここから春花によるいじめっ子たちへの凄惨な復讐が始まります。

このサイトはどの制作会社が作った?映画「ミスミソウ」公式サイト | URAGAWA掲載情報

ミスミソウの実写映画キャスト一覧

ミスミソウの実写映画の相関図

ここからは、ミスミソウの実写映画キャストを一覧で紹介していきます。一覧紹介の前に、まずはミスミソウの登場人物たちの相関図から見ていきましょう。

相関図の最初は、主人公の少女と彼女に好意を寄せる少年からになります。主人公の野咲春花は転校先の中学校で壮絶なイジメに遭います。そんな彼女の唯一の味方となるのがクラスメイトの温厚な少年・相場晄です。そして、2人を取り巻くようにして現れるのがイジメグループのメンバーになります。イジメグループの相関図の筆頭は、リーダー格の小黒妙子。ある出来事をきっかけに春花を目の敵にするようになります。

ミスミソウの相関図解説、続いては野咲家放火殺人事件に関与したイジメグループ・メンバーになります。最初に挙げる佐山流美は、春花が転校してくるまで、グループによりイジメられていた人物です。イジメグループの相関図の2人目は、橘吉絵です。彼女はリーダー・小黒妙子の一の子分で、極めて攻撃的な性格をしています。

そしてイジメグループ相関図の3人目は、吉絵とは対照的におっとりとした性格の加藤理佐子。相関図4人目はお調子者の久賀秀利。春花の母親に火をつけ殺害しています。イジメグループ相関図最後の5人目は、残虐な性格の真宮裕明。動物虐待を繰り返しています。

野咲春花役/山田杏奈

ミスミソウの実写映画の登場人物相関図に続いて、演じるキャストを一覧で紹介していきます。一覧紹介の最初は、主人公の野咲春花を演じる女優の山田杏奈からになります。

本作・ミスミソウが映画初主演となる山田杏奈。ネクストブレイク女優として注目される今をときめく女優の1人です。バッドエンドな作品やグロテスクな漫画が好きという彼女は、両親が殺害される前の優しい春花と機械的に復讐を遂げていく非情さのコントラストを表現したいと映画主演にかける思いを語っていました。

相場晄役/清水尋也

ミスミソウのキャスト一覧紹介、続いては主人公・春花の唯一の味方・相葉晄(みつる)を演じる清水尋也を紹介します。で定評のある清水尋也。映画「渇き。」ではミスミソウとは逆にイジメられっ子を、また「ソロモンの偽証」では不良少年役と幅広い役柄を演じ話題となりました。

映画「ミスミソウ」の魅力を暴力的なシーンの狭間に見え隠れする切なさや儚さとした上で、登場人物たちの愛情が歪んでいく瞬間を丁寧に演じることに主眼を置いたと述べています。

小黒妙子役/大谷凜香

春花の通う大津馬中学校3年1組のボス・小黒妙子。彼女を演じるキャストは、元「nicola」専属モデルで新進女優の大谷凛香です。本作ミスミソウが女優デビュー作となった大谷は、黒髪をブリーチし人生初の金髪姿になるなど並々ならぬ意欲で難しい役に挑戦しているようです。

南京子役/森田亜紀

続いてのキャスト一覧紹介ですが、春花や晄たちのクラス担任・南京子役の森田亜紀です。女優・映画監督の森田は、2012年にホラー映画「へんげ」で初主演に抜擢された後、2015年のコメディー映画「メイクルーム」でも主演を務めています。「メイクルーム」ではその演技力が評価され、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」にてグランプリに輝いています。

佐山流美役/大塚れな

実写映画「ミスミソウ」のキャスト一覧紹介ですが、ここからは3年1組のイジメグループのメンバーになります。春花が転校して来る前のいじめられっ子だった佐山流美役には大塚れながキャスティングされています。

大塚の主な出演作としては、2015年のTBSテレビ60周年特別企画の日曜劇場「天皇の料理番」秋山初江役や2017年のNHK-BSドラマ「文豪ファミリア 家族は見た!~夫・山本五郎へそ曲がり先行状記~」の康子役などがあります。

橘吉絵役/中田青渚

主人公・春花に執拗で凄惨なイジメを繰り返す橘吉絵。2014年「第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014」でグランプリを受賞し芸能界デビューした女優の中田青渚(なかた・せいな)が演じました。

2016年に「ラーメン大好き小泉さん2016新春SP」にてテレビドラマデビューを飾ります。2021年には、映画「あの頃。」や「街の上で」、そして「うみべの女の子」での演技が評価され、第43回ヨコハマ映画祭にて最優秀新人賞を受賞しています。

加藤理佐子役/紺野彩夏

こちらもイジメグループの1人加藤理佐子。映画のキャストは、「Seventeen」の元専属モデル、現在は「non-no」の専属モデルとしても活躍する女優の紺野彩夏です。

3歳で子役デビューしたという紺野は、ドラマ「黄金の豚」などへの出演を経て、2010年テレビ東京系のバラエティ番組「ピラメキーノ」で見せた透明感あふれる立ち居振る舞いが話題となります。その後は、Web配信ドラマ・仮面ライダーシリーズのオーラ役や映画「恋妻家宮本」などに出演しています。

久賀秀利役/遠藤健慎

イジメグループのメンバー、久賀秀利のキャストは、9歳で子役デビューをした俳優の遠藤健慎です。2010年10歳の時、「黄金風景」でテレビドラマデビューした遠藤は、2016年には映画「がらくた」で初主演を飾ります。その後も2010年のテレビドラマ「イノセント・デイズ」や「チア☆ダン」、そして2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」など話題作に出演しています。

真宮裕明役/大友一生

実写映画「ミスミソウ」のキャスト一覧紹介のラストを飾るのは、俳優の大友一生です。イジメグループの中でもひときわ残虐性の強いキャラ・真宮裕明を演じています。

大友一生は、2013年の短編映画「河童」にて主演を務めたほか、2014年の映画「オー!ファーザー」や翌2015年の映画「通学電車 通学途中」にも出演。さらに舞台俳優としても活躍し、歌劇「トスカ」や歌劇「カルメン」、そして「CLOCK ZERO~終焉の一秒~ WatchOver」などに出演しています。

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ミスミソウの実写映画の監督

ミスミソウの実写映画の監督は内藤瑛亮

ここからは、ミスミソウの実写映画の監督について解説していきます。実写映画「ミスミソウ」で演出(監督)を担当したのは、2012年公開の映画「先生を流産させる会」で映画界に衝撃を巻き起こしたと言われる内藤瑛亮です。2009年に愛知県半田市のある中学校で起きた事件を題材にしたこの作品。過激なタイトルも相まってSNSでは激しい論争が繰り広げられました。

内藤瑛亮監督が実写映画「ミスミソウ」の監督に決定したのは、本作クランクインのわずか1か月前の事だったと言います。ハードスケジュール必至のオファーを受諾した理由として、内藤監督は主演を務めた山田杏奈の演技力に魅せられたとインタビューで語っていました。

内藤瑛亮監督が手掛けた他の作品

それでは、内藤瑛亮監督が手掛けた他の作品にはどのようなものがあるのでしょうか?内藤瑛亮作品には、前項で紹介した「先生を流産させる会」を初めとしてショッキングな題材を扱った作品が多いようです。

2012年制作のホラー映画「高速ばぁば」。「アイドルだって呪い殺す」や「恐怖は寄生する」というキャッチコピーで話題となりました。また、2014年のサスペンス映画「パズル」では、女子高校生の焼身自殺未遂に端を発する凄惨な連続事件が描かれています。

こうした経歴から、内藤監督がミスミソウの演出を担うことに決まった時、SNSを中心に「適任」とか「歓迎」など好意的な声が数多く挙がったそうです。

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ミスミソウの原作は押切蓮介のトラウマ漫画!最終回は?

ミスミソウの原作漫画とは?

ここで、実写映画「ミスミソウ」の原作となっている漫画作品の概要や衝撃の最終回あらすじについて解説しておきましょう。映画の原作漫画は、「トラウマ漫画」作家として知られる押切蓮介の同名の漫画作品です。

原作漫画「ミスミソウ」は、ぶんか社のホラー漫画雑誌「ホラーM」にて2007年から2009年まで連載されました。単行本はぶんか社コミックスより全3巻刊行されています(完全版はアクションコミックスより全2巻)。

漫画「ミスミソウ」には押切作品では定番の妖怪など怪異は一切登場せず、作者の言を借りれば「初めて普通の人間が創り出す恐怖」を描いたとされています。心優しい少女が、凄惨ないじめと家族を殺害されたことで鬼と化し、壮絶な復讐劇を繰り広げます。人の心の醜さが嫌というほど克明に描かれている本作は、読み進めるにつれ、読者を精神的・肉体的疲労で追い詰めていくとも言われています。

ミスミソウの原作漫画の最終回はどうなった?

作品概要に続いて、ここからは原作漫画の最終回のあらすじ解説に移ります。春花の祖父が何者かに殴られ大けがを負ってしまいます。春花は、手に痣の付いた相場晄に疑いの目を向けますが晄はそれを否定。そんなところに佐山流美がやってきます。病院で未遂に終わった流美への復讐を果たすべく飛びかかる春花。ところが、流美はそんな春花のお腹に用意してきた包丁を突き刺します。春花はその場に倒れ込みました。

あらすじは次展開に進みます。晄が加勢し流美を殴り倒したのです。その時、晄のカバンから数枚の写真が散らばります。それは焼死した春花の父と妹の無惨な姿を捉えた写真でした。火の中に飛び込み父と妹を救出しようとしてくれた晄。しかし、彼はその前に写真を撮っていたのです。全てを理解した春花は、お腹に刺さっていた包丁を抜き取り彼に振り上げます。とっさに晄は流美の体で包丁を受け止め難を逃れました。

最終回のあらすじも佳境に入っていきます。意識を失っていた春花が目を覚ますと、そこにはカメラを向ける晄の姿がありました。近くには晄との思い出の花、ミスミソウが咲いています。春花の脳裏にミスミソウの花のようにかわいいと言ってくれた晄の笑顔が浮かびます。あらすじでは割愛しますが、過去の春花と晄のシーンが現れます。

次の瞬間、甘美な思い出を打ち破るように、春花はボウガンを放ちました。ボウガンの矢はカメラを射ぬき、ファインダーを覗く晄の目に突き刺さりました。倒れ込む晄を後にして、吹雪の中、春花はやっとのことで立ち上がると歩き始めます。春花の復讐は終わりを告げました。以上が漫画「ミスミソウ」最終回のあらすじとなります。

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ミスミソウの実写キャストに関する感想や評価

ここまで映画「ミスミソウ」の実写キャスト情報や最終回のあらすじを中心にお届けしてきましたが、最後に「ミスミソウの実写キャスト」に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する感想・評価は、実写映画「ミスミソウ」を大傑作と絶賛するツイートからです。映像化不可能とも言われた原作漫画の醍醐味を体験できたようです。さらに若手キャストの凄まじい熱量を称えていました。

続いては、主人公を演じた山田杏奈が気になる存在という方のツイートからです。山田に限らず他のキャストも役柄にはまっており、それが作品を盛り上げていたようです。

最後に紹介するのは、ミスミソウに出演したキャストはこれから売れっ子になると予想するツイートからです。とりわけ流美役の大塚れなに関してはピッタリのキャスティングであり、彼女の表現力を絶賛していました。

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ミスミソウの実写キャストまとめ

ここまで、押切蓮介のトラウマ漫画を実写化した映画「ミスミソウ」のキャスト一覧紹介を中心に、登場人物の相関図や最終回のあらすじなどを解説してきました。いかがでしたでしょうか?

映像化不可能とも言われた押切蓮介の漫画「ミスミソウ」。しかし、原作漫画を超えるほどの壮絶さに言葉を失ったという映画鑑賞者も多かったようです。そんな実写映画「ミスミソウ」成功の要因の1つに、この記事で紹介した各キャストの演技力が挙げられています。漫画ファンの方もこの機会に実写映画「ミスミソウ」を鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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