ハリーポッターのルーナ・ラブグットがかわいい！その魅力や演じた女優も紹介

大人気ファンタジー、ハリーポッターに登場するルーナ・ラブグットは、はたからみれば、いわゆる不思議ちゃんです。ハリーとルーナにしか見えないセストラルが見ていたりしたからです。そんな、彼女なので、ほかのハリーポッターに登場する生徒から見れば変わった人でした。レイブンクローの寮生ですが、インテリで理論的な生徒が多いため、友達もいなく、物を隠されたりしていました。

彼女は別名ルーニー（変人）などと呼ばれいじめられていましたが、芯があり、何をされてもかまわないという姿勢の少女でした。ハリーポッター映画シリーズでは、ナーグル（架空の生物）の仕業だと割り切っていました。彼女には心の強い少女ということだけではなく、優れた観察眼も持っています。

他にも隠れた魅力がたくさんあります。今回はハリーポッターのルーナ・ラブグットの魅力をお伝えします。気になる配役ですが、ハリーポッター映画シリーズでルーナ・ラブグットを演じていた女優は、イヴァナ・リンチです。

ハリーポッターとは、Ｊ．Ｋローリング作の児童文学書です。今や超大作ファンタジーシリーズになり、賢者の石から始まり死の秘宝で終わる全七巻にも及ぶ作品です。その中でも、映画シリーズがかなりの人気です。1990年のイギリスが舞台で魔法使いが存在する世界のファンタジー映画です。

魔法使いではない、普通の叔父叔母に冷遇されて育ったハリーポッターが11歳の誕生日にホグワーツ魔法魔術学校からの入学許可証が届き物語がスタートします。ハリーポッターがまだ赤ちゃんのころに、実は両親が闇の魔法使いヴォルデモート卿によって殺されます。

ハリーポッターだけがなぜか生き残り闇の魔法使いを倒した英雄として魔法界に知れ渡っています。ハリーポッターは、何も知らずにすごしていましたが、ホグワーツ魔法魔術学校に入学することによりいろいろな物語が始まっていきます。そんな魔法使いの少年ハリーポッターの恋や友情などの学校生活や両親の仇であるヴォルデモート卿との対決を描いた物語です。

ハリーポッターは、両親を亡くし、親戚の家で厄介者扱いをされていました。しかし、実は魔法使いの息子だったことが11才目前にして手紙が来てわかりました。それが「ホグワーツ魔法学校入学許可証」です。

そうして、11才の誕生日を迎えた後、ヴォルデモート卿が、両親の仇であることを知りました。ホグワーツ魔法魔術学校に通いながら不思議な因縁を知り、両親を殺したヴォルデモート卿と対決していくことになります。そのハリーポッターシリーズの中でルーナ・ラブグットが登場したのがシリーズ5作目「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」です。

五年生になったハリーの夏休みから物語は始まります。突如「吸血鬼」におそわれ、ダドリーを守るために魔法を使ってしまい魔法省から身を守る目的以外で魔法を使ったと疑いをかけられホグワーツ魔法魔術学校からの退学処分を受けてしまいます。それに対しダンブルドアが抗議をしてくれ尋問後に正当な処分を下すことになりました。

後日尋問を受けダンブルドアの弁護によりハリーは無罪放免となり、ホグワーツ退学処分を免れました。その後、また学校に通えるようになります。そこで、ルーナ・ラブグットが登場します。学校に登校するところで、セストラルが見えることがおかしくはないと言って不思議な雰囲気で登場します。

そこで、ルーナとの親近感をハリーが感じます。新学期が始まり、魔法省からお目付け役としてアンブリッヂが闇の魔術に対抗する防衛術の先生として転任されます。

しかし、アンブリッヂの授業は試験に対応する授業ばかりで、魔法を使わせない授業でした。ヴォルデモート卿は戻ってきていないから魔法は、使う必要はないという姿勢でした。

そのため、アンブリッヂの授業に不満を抱いたハーマイオニーたちが、「ダンブルドア軍団」をつくります。自分の身は自分で守れるようになりヴォルデモート卿に対抗していきます。この「ダンブルドア軍団」にもルーナは入団し、ハリーを助けていきます。

ルーナ・ラブグットは英国出身の魔法使いです。母親が実験に失敗し死別してしまってからは、雑誌ザ・クィブラーの編集長である父親にルーナは育てられました。父親の影響か少し変わった性格にルーナは育ちます。2人とも魔法使いなので、純血か半純血になります。マグル（人間）生まれのハーマイオニーとは異なります。

美しい印象のハーマイオニーとは異なりかわいい印象のルーナですが、原作ではあわりかわいい印象は、受けられない表現の仕方です。しかし、映画シリーズではとてもかわいい容姿の女優が演じたため、容姿のみの要因ではないですが、ルーナの人気が上昇しました。

ルーナ・ラブグットは登場シーンから独特の雰囲気です。本を逆さにしながら「あんたおかしくないよ」という台詞で登場し、死を見たことのある人しか見ることのできないセストラルを見れる少女として登場します。このときセストラルは、ハリーとルーナにしか見ることのできない生き物です。その為、ハーマイオニーが「ハリー何をいっているの？」とすごく驚きます。

そこで、ハリーを肯定しおかしくないと安心させてあげます。他の人から見れば、よくわからない状況なので、不思議ちゃんと思われてしまいます。普段から少し変わった言動の少女として知られています。その為、ハーマイオニーから不思議ちゃんとして紹介されます。

ルーナ・ラブグットは、空想好きの少女として知られてます。言動などは確かに空想的ですが、物を隠されていても、動じないなど意志の強さも兼ね合わせています。同時に優れた観察眼を持っているため、ズバリと確信のつく言葉を言います。更に、友情も大変大事にしており、ハリーのピンチには、ルーナが助けます。どんな時もマイペースですが、彼女は空想好きなだけではない、魅力的な少女です。

ルーナ・ラブグットはハリー・ポッターの一学年下でレイブンクローの寮生です。一見空想好きなため、当てはまらないと感じた方もいるでしょうが、ルーナ・ラブグットは、実はとても賢人です。ハリーが悩んでいる時など特にお分かりかと思いますが、確信をついた言葉でものを言います。他の人では言いにくいこともマイペースナ性格だらからこそ言えます。父親の影響で他とは少し性格が違いますが、物事の本質をよく見抜いています。

根拠がないと信じない現実的なハーマイオニーとは、違ってルーナは、思考に柔軟性があります。ものの見方も、外見や偏見で決めることはまずないです。その人をしっかり見て、まわりのことでは決めることもないです。知識のハーマイオニーに対し知恵のルーナとも言えます。また、ルーナはスキップをするという無邪気でかわいいところもあり、堅実的で美しいハーマイオニーとある意味正反対の2人と言えます。

ルーナは母親を9才の時になくしているという悲しい過去を持っています。ハリーと少し似た境遇です。しかしそこで悲しみに負けず父親がいるから大丈夫といいます。ルーナは、小さな子供のような無邪気さもありかわいいですが、母親をなくしたからこその儚さもあり、ミステリアスな存在です。その悲しい過去があるからこそ空想好きになりました。

不思議ちゃんだけどかわいいルーナ・ラブグットですが、彼女には、たくさんの魅力が隠されています。ハリーが落ち込んでいるときには、確信をつく言葉でハリーを救います。ハリーが皆、自分の言うことを信じてくれないと考え、一人でいようとするときには、「あんた一人だけだったら、そんなに強敵じゃない」と言います。

ハリーを一人にしないように友人の下へ行かせてくれます。その一言でハリーと友人のハーマイオニー、ロンと会話をするようになります。一人にならないことでヴォルデモート卿に対抗することができる事を悟らせました。このように他の登場人物にはない、縁の下の力持ち的存在で、ハリーを影から支えていました。

また、独特の服装も魅力的といえます。私たちからすれば、考えられない服装でも、彼女は自分が着たいと感じれば着ます。前述でも記したとおり、心の強い少女なのです。その為、誰に何を言われてもかまわないのです。その反面かわいい一面もあります。クィディッチの応援の際にはライオンの被り物をつけて応援するシーンもあります。

ダンブルドア軍団にも加入し、自分たちで戦える術をハリーから学びます。ハリーが「ヴォルデモート卿が帰ってきた」といっているのを父親が信じているため、自分の身は自分で守るようになりたいという事から入団を意識しました。そこで、戦う術をハリーから学びます。かわいいウサギの守護霊の術もすぐにできるようになっており、魔法能力の高さも魅力です。

ルーナは、友情に熱いところもあります。魔法省での戦いでは、呪文によってひどく錯乱したロンをかばいました。その戦いでは比較的無傷での状態で生き残れました。他にも、クリスマスのころ、変身術の時間にロンにからかわれて女子トイレで泣いているハーマイオニーを慰めています。命を懸けてまで友人をかばう事ができ、何気ない優しさで慰められるルーナは、友人思いの少女です。

ルーナ・ラブグットを演じた女優はイヴァナ・リンチです。彼女は、自他共に認めるハリーポッターシリーズの大ファンです。彼女はアイルランド生まれの女優です。また、イヴァナ・リンチは猫も大好きで飼っています。その飼い猫の名前が「ルーナ」「ダンブルドア」「クルックシャンクス」と名づけていました。ここでも彼女が、ハリポタファンだという事がよくわかります。

イヴァナ・リンチの身長は158cmと欧米にしては、小柄です。小柄でかわいいルーナの役にすごく合っています。家族構成は、姉2人に弟の6人家族です。出身ですが、アイルランドラウス州ターモフェキンです。アイルランドの中でも小さな村です。小さな村の出身のためハリーポッターのオーディションをあきらめかけたこともあります。

映画ルーナ・ラブグットを決める女優のオーディションは15,000人で行われました。その中で選ばれたのが、イヴァナ・リンチです。彼女は小さな村の出身の為諦めかけた事もあるそうですが、ローリングに励まされたことによって勇気がでました。どうしてもやりたいという意思があったので、そのままオーディションに参加し見事に当選しました。女優として映画に出演する事は、はじめてでしたが、見事ルーナ役を演じています。

オーディションですが、両親はあまり賛成ではありませんでした。その理由も、ハリーポッターファンだからこそ、当選しなかったときの悲しみが多いのではないかと心配で反対していました。しかし、家族の心配も他所にイヴァナは見事当選しました。当選したイヴァナは家族も応援してくれているので自分は本当に幸せ者だと語っています。

彼女が、当選された話をプロデューサーから聞いたところ、「他の応募者もルーナを演じられていたが、イヴァナ・リンチは、ルーナだった」と語っています。彼女のハリーポッターへの熱はそれほどでした。大ファンだからこそ、ルーナを演じるのではなくルーナになれたのです。この作品がイヴァナの女優としてのスタートでした。

イヴァナ・リンチと、作者JKローリングは文通を交わしていました。幼い頃からハリーポッターを読んでいたイヴァナは、何度も何度もJKローリングに手紙を出していました。彼女は、小さなころから繰り返しハリーポッターを呼んで育ちました。その手紙に救われたと語っています。

イヴァナは、ある日ハリーポッターシリーズに出演したいこと、でも彼女の生まれでは眠くなるほど何もない場所だから今回の自分の願いもかないそうにないこと手紙に書きました。ところが、彼女がローリングから励ましの言葉が手紙に記されていて、イヴァナは驚きました。このやり取りをしたため、オーディションに受かったという噂も流れましたが、2人とも否定します。

ローリングは、プロデューサーがイヴァナの名前を持ってくるまで彼女がオーディションに参加していたことは知らなかったのです。イヴァナは実力でルーナ役を演じる女優というポジションを勝ち取りました。

ここまで沢山の魅力を伝えてきましたが、いかがでしたか？ルーナ・ラブグットは、かわいいだけではなく、強さもあり、大変魅力的な少女です。この記事を読んでルーナまた、女優のイヴァナ・リンチの魅力が伝わっていれば幸いです。もう一度ハリーポッターシリーズを見るときは、もう一度ルーナ・ラブグットの魅力にも着目しながら見てください。